JPH0911012A - 工作機械 - Google Patents

工作機械

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Publication number
JPH0911012A
JPH0911012A JP18473795A JP18473795A JPH0911012A JP H0911012 A JPH0911012 A JP H0911012A JP 18473795 A JP18473795 A JP 18473795A JP 18473795 A JP18473795 A JP 18473795A JP H0911012 A JPH0911012 A JP H0911012A
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JP
Japan
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head
gang
pallet
gang head
guide
Prior art date
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Pending
Application number
JP18473795A
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English (en)
Inventor
Naoto Kurakane
直人 倉兼
Toshio Shimazu
登司雄 嶋津
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Howa Machinery Ltd
Original Assignee
Howa Machinery Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Howa Machinery Ltd filed Critical Howa Machinery Ltd
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Publication of JPH0911012A publication Critical patent/JPH0911012A/ja
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  • Drilling And Boring (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 上下方向の設置スペースが小さく、かつ、簡
易構成で低コストの工作機械を提供する。 【構成】 上方位置Aと引抜位置Bとの間でギャングヘ
ッド11を回動台26に設けた進退機構31の作用で前
後方向に移載し、引抜位置Bと割出位置Dとの間でギャ
ングヘッド11を回動台26に設けたヘッド移載機構2
1の作用で90度旋回させて移載を行うように構成し
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数のギャングヘッド
を水平軸回りに割出可能とし、下方位置に割り出された
ギャングヘッドでワークの加工を行うようにし、上方位
置に割り出されたギャングヘッドとマガジン装置に備え
られた交換用のギャングヘッドとを交換するようにした
工作機械に関する。
【0002】
【従来の技術】従来この種の工作機械として特開昭60
−224509号公報に開示されたものがあり、これ
は、インデックス装置本体に前後方向の水平軸まわりに
旋回体を旋回自在に支持し、この旋回体の外周には複数
のギャングヘッドを水平移動自在に支持し、旋回体の旋
回によりギャングヘッドを下方位置と上方位置とに割出
可能とし、下方位置に割り出されたギャングヘッドがス
ライド体に把持され、この把持状態でスライド体を前進
させてワークの加工を行うようにし、また、インデック
ス装置本体後方には、左右方向の水平軸まわりに旋回自
在に支持されたヘッド移載装置と、交換用の複数のギャ
ングヘッドを所定の割出位置に割出可能なマガジン装置
とを設け、ヘッド移載装置の90度旋回により上方位置
と割出位置との間でギャングヘッドの移載を行うように
したものであった。
【0003】このように構成された工作機械では、交換
用のギャングヘッドは、そのスピンドルが上方を向くよ
うにマガジン装置に収容されるため、スピンドルが水平
方向を向いた状態で収容されるものと比べて、マガジン
装置でギャングヘッドを割出旋回させるときのギャング
ヘッドの描く回転軌跡が小さいので、マガジン装置の設
置スペースを小さくすることができるといった効果があ
る。しかし、上記工作機械では、上方位置の後方上側に
割出位置が配設されているため、マガジン装置に収容さ
れるギャングヘッドのスピンドルに装着される工具の上
端高さ位置がかなり高くなってしまい、工作機械全体と
して上下方向の設置スペースが大きくなってしまう上
に、重心が高くて安定性に欠けるといった問題があっ
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そこで、この問題を解
決する工作機械として特開昭51−82464号公報に
開示されたものがあり、これは、フレームに対して旋回
自在で、かつ、昇降自在に回動台を支持し、この回動台
に、上方位置に割り出されたギャングヘッドを水平移動
自在に支持する案内部材を設け、この案内部材の案内方
向に沿ってギャングヘッドに係合する舌状片を移動自在
に設け、この舌状片を前後動させて、案内部材に支持さ
れる引抜位置と上方位置との間でギャングヘッドを進退
移動させる進退機構と、回動台を旋回して引抜位置のギ
ャングヘッドを90度旋回させる旋回機構と、旋回機構
によりそのスピンドルが上方を向いた状態のギャングヘ
ッドをトロリーまで下降させる昇降機構とを備えて構成
されたものであった。
【0005】上記構成の工作機械では、トロリーに載置
される交換用のギャングヘッドのスピンドルに装着され
る工具の上端高さは旋回体の上方位置のギャングヘッド
の高さ位置に比べて低い位置にあり、全体として上下方
向の設置スペースは小さくなるが、しかし、上方位置と
トロリーとの間でギャングヘッドを移載させるのに、進
退機構と旋回機構と昇降機構との3つの移動機構が必要
であり、構成が複雑となり、コスト高となってしまう問
題があった。
【0006】
【課題を解決するための手段】以上より本願の目的は、
上下方向の設置スペースが小さく、かつ、簡易構成で低
コストの工作機械を提供することにあり、この目的を達
成するために、請求項1では、交換用のギャングヘッド
を、そのスピンドルに装着される工具の上端の高さ位置
が上方位置のギャングヘッドの高さ位置より低くなるよ
うにマガジン装置に備え、ヘッド移載装置を、左右方向
の水平軸回りに回動台を旋回自在に支持し、この回動台
には、上方位置のギャングヘッドを水平移動自在に支持
する案内部材を設け、ギャングヘッドと係合する係止片
を案内部材の案内方向に沿って進退自在に設け、この係
止片を前後動させ上方位置と案内部材に支持される引抜
位置との間でギャングヘッドを進退させる進退機構を設
けると共に、回動台を90度旋回して引抜位置と割出位
置との間でギャングヘッドを旋回させる旋回機構を設け
て構成して成ることを特徴とし、請求項2では、機枠に
設けた案内レールに沿って、ギャングヘッドを載置する
複数のパレット装置を移動自在に支持し、各パレット装
置を無端状帯に連結し、この無端状帯を周回駆動する駆
動機構を設けてマガジン装置を構成したことを特徴とす
る。
【0007】さらに、請求項3では、旋回体の外周に
は、ギャングヘッドの摺動部を水平移動自在に案内する
複数の案内部を設け、前記ヘッド移載装置の案内部材
を、ギャングヘッドを支持する作用位置とギャングヘッ
ドの支持を止める退避位置とに移動させる移動機構を設
け、無端状帯に複数のパレット載置台を連結し、このパ
レット載置台には、ギャングヘッドを載置するパレット
を割出位置において前後動自在に設け、このパレット
を、ギャングヘッドを引抜位置に支持した回動台が90
度旋回するとき、そのギャングヘッドを載置する前進位
置と、載置されたギャングヘッドの摺動部と回動台の案
内部材との前後方向位置が外れる後退位置とに前後動さ
せる進退機構を設けて前記パレット装置を構成したこと
を特徴とする。
【0008】
【作用】スライド体が、下方位置に割り出されたギャン
グヘッドを把持してワークに向かって前進しワークの加
工を行う。また、上方位置と引抜位置との間のギャング
ヘッドの進退移動は進退機構によって行われ、引抜位置
と割出位置との間のギャングヘッドの90度旋回は旋回
機構によって行われる。
【0009】
【実施例】次に、図面において本願の工作機械の実施例
について説明する。先ず、図1〜3において、タレット
装置1について説明するが、このタレット装置1は本出
願人により特願平6−69952号で記載された装置と
略同構成であり詳細な説明は省略する。機台2に機枠3
を介してインデックス装置本体5が固定され、このイン
デックス装置5には、前後方向の水平軸6が図示しない
軸受を介して回転自在に支持されている。この水平軸6
には、正面六角形の旋回体8が固定され、この旋回体8
の外周には複数の案内部9が取付けられている。各案内
部9には、ギャングヘッド11の下面に設けたT字状の
摺動部12が水平移動自在に支持され、旋回体8には合
計6つのギャングヘッド11が備えられている。
【0010】各ギャングヘッド11は、その前面に工具
13を挿着したスピンドル15を有し、また、図5に示
すように、ギャングヘッド11の後面下部には、後述の
係止片と係合する引掛部16が形成されている。また、
前記水平軸6は図示しないクラッチ装置を介して駆動モ
ータ17の作用で旋回駆動され、複数のギャングヘッド
11を下方位置Bと上方位置Aとに割出可能となってい
る。また、機台上面には前後方向に伸びる案内レール1
8が設置され、この案内レール18には、下方位置Bに
割り出されたギャングヘッド11を把持,解放可能なス
ライド体19が前後動自在に支持され、スライド体19
はボールねじ機構20の作用で前後動する。そして、下
方位置Bに割り出されたギャングヘッド11をスライド
体19が把持して、この把持状態でスライド体19を前
進させ、駆動モータ17の作用でスピンドル15を回転
してワークの加工を行うようになっている。
【0011】次に、図4,5において、ヘッド移載装置
21について説明するが、先ず、後述の回動台に90度
旋回を行わせる旋回機構22について説明する。前記機
枠3には軸受23を介して左右方向の水平軸25が回転
自在に軸支され、この水平軸25には略L字状の回動台
26が固定されている。この回動台26の下端部には駆
動シリンダ27のピストンロッド27a先端が枢着さ
れ、この駆動シリンダ27のシリンダ本体27bの略中
間部は支持軸24を介して機枠3に回転自在に軸支され
ている。そして、この駆動シリンダ27のピストンロッ
ド27aの出没により、回動台26は図5で実線で示す
水平状態と、仮想線で示す垂直状態との間で90度の旋
回を行い、後述の作用で説明するように、引抜位置Cと
割出位置Dとの間でギャングヘッド11の移載を行うよ
うになっている。水平状態の回動台26上面には、前記
旋回体8の上方位置Aの案内部9と連続する左右一対の
固定案内部材28と、この固定案内部材28と連続する
左右一対の可動案内部材29とが順に設けられている。
また、回動台26には、固定,可動案内部材28,29
と対応する案内面に、複数の案内ローラ30が前後方向
に沿って複数回転自在に支持されている。これらの案内
ローラ30と固定,可動案内部材28,29によってギ
ャングヘッド11の摺動部12が水平移動自在に案内さ
れるようになっている。
【0012】次いで、後述の係止片を前後方向に進退さ
せる進退機構31について説明すると、水平状態の回動
台26上面には、前後方向に伸びるボールねじ32が回
転自在に支持され、このボールねじ32の後端はオイル
モータ33の駆動軸33aに連結されている。また、ボ
ールねじ32にはナット体35が螺合され、このナット
体35には、前記ギャングヘッド11の引掛部16に係
合する係止片36が取付けられている。また、回動台2
6には、ボールねじ32と平行してガイドレール37が
取付けられ、このガイドレール37には、ナット体35
に固定された案内子38が案内されるようになってい
る。そして、オイルモータ33の作用でナット体35と
共に係止片36は、図中実線で示す前進端と仮想線で示
す後退端との間を進退移動し、ナット体35が前進端に
位置するとき、旋回体8の旋回により上方位置Aに割り
出されるギャングヘッ11ドの引掛部16に係止片36
が係合し、この係合状態でナット体35を後退端に向か
って後退させると、ギャングヘッド11の摺動部12は
旋回体8の案内部9を抜け出し、固定案内部材28を介
して可動案内部材29に案内され、ナット体35が後退
端に達すると、ギャングヘッド11は、その摺動部12
が可動案内部29のみに支持される引抜位置Cに位置さ
れる。
【0013】次に、図6,7において、上記可動案内部
材29の移動機構41について説明する。左右一対の可
動案内部材29には、回動台26に形成したガイド溝4
2に嵌合する嵌合部43を備え、夫々の可動案内部材2
9は左右方向に近接離反移動するように支持されてい
る。この嵌合部43の底面には、係合溝45が形成され
た取付板46が取付けられている。また、回動台26に
は、左右の可動案内部材29と対応する位置に、前後方
向に伸びる長溝47が形成されている。各長溝47内に
は、上記取付板46の係合溝45に係合する第1係止ピ
ン48を設けた摺動ブロック50が前後摺動自在に支持
されている。この摺動ブロック50には第1係止ピン4
8の後方下面に第2係止ピン49が取付けられている。
また、回動台26には、第2係止ピン49と対応する位
置に、左右方向に貫通した摺動孔51が形成され、この
摺動孔51内にはカムロッド52が左右摺動自在に支持
されている。このカムロッド52には、摺動ブロック5
0の第2係止ピン49と係合するカム溝53が形成され
ている。また、カムロッド52の一端には、回動台26
の片側に取付けられたシリンダ55のピストンロッド5
5a先端に連結されている。そして、上記カム溝53及
び係合溝45は、シリンダ55の作用により左右の可動
案内部材29のガイド部29aが図中実線で示すように
ギャングヘッド11の摺動部12に嵌合してギャングヘ
ッド11を案内する作用位置Pと、ガイド部29aが摺
動部12から抜け出してギャングヘッド11の案内を止
める退避位置Qとに移動する形状に設定されている。
【0014】次に、マガジン装置61について説明す
る。図1,2に示すように、床面62には支柱63を介
して2階が作られている。この2階の床面64上には、
後述のパレット装置を案内する無端状の2本の案内レー
ル65,66が配設されている。これらの案内レール6
5,66上には8つのパレット装置81が案内され、後
述するように、各パレット装置81はエンドレスチェー
ン68(無端状帯として例示する)に当ピッチ間隔で連
結されている。また、図8,9において、床面64に固
定された支持軸69には軸受71を介して従動歯車72
と、この従動歯車72と同心で一体に取付けられたスプ
ロケット73とが回転自在に支持されている。この従動
歯車72は、床面64に固定された駆動モータ75の駆
動軸75aに形成した原動歯車76と噛み合っており、
また、スプロケット73はエンドレスチェーン68の一
部と係合している。従って、駆動モータ75の適宜の駆
動によりエンドレスチェーン68を周回移動させて所望
のパレット装置81を所定の割出位置Dに割り出すよう
になっている。尚、図1に示すように、本実施例では、
上記8つのパレット装置81のうち1つのパレット装置
81には交換用のギャングヘッド11が載置されず、そ
の他の7つのパレット装置81には交換用のギャングヘ
ッド11が載置収容されているものとする。
【0015】次に、図10,11において、パレット装
置81について説明する。パレット載置台83下面に
は、前記案内レール65に形成された案内溝65aに案
内される案内部84と、案内レール66の上面を転動す
る案内ローラ85とが設けられている。このパレット載
置台83上面にはギャングヘッド11を載置するパレッ
ト82が載せられている。パレット82には前後方向に
伸びる長孔87が形成され、この長孔87は、パレット
載置台83上面に取付けられたガイド部材88に係合し
ており、パレット82は、パレット載置台83に対して
図10に示す前進位置Rと図11に示す後退位置Sとの
間で前後動自在に支持されている。また、パレット82
上面には、ギャングヘッド11の背面を位置決めするた
めの複数の位置決め部材89が取付けられている。
【0016】次に、パレット82の進退機構91につい
て説明する。パレット82後端には切欠部92が形成さ
れ、この切欠部92には、左右方向の支持ピン93を介
して略V字状の揺動片95の中間部が揺動自在に支持さ
れている。パレット82の上面には揺動片95の前側
に、図示しないバネの作用で後方に付勢された付勢ピン
96が設けられている。そして、この付勢ピン96先端
が揺動片95の一端に当接し、揺動片95は下方に向か
って付勢されている。また、揺動片95の他端は、パレ
ット載置台83後端に固定した傾斜片98と係合する鉤
部97に形成されている。また、パレット82には切欠
部92に、後述の溝部と係合する舌状片99が取付けら
れている。また、割出位置Dと対応する床面64上には
進退シリンダ101が取付けられ、この進退シリンダ1
01のピストンロッド101a先端には前記パレット8
2の舌状片99と係合する溝部102と揺動片95一端
を押す押し部103とが形成されている。また、図11
に示すように、パレット82が後退位置Sに位置してい
るとき、没入しているピストンロッド101a先端の溝
部102内にパレット82の舌状片99が位置してお
り、この溝部102は左右方向両側が開口して形成され
ているので、前記マガジン装置61を作用させ所望のパ
レット装置81を割出位置Dに割り出すと、そのパレッ
ト82の舌状片99は進退シリンダ101のピストント
ンロッド101a先端の溝部102に係合する位置に位
置する。
【0017】そして、没入状態の進退シリンダ101を
突出作用させると、先ず、ピストンロッド101a先端
の押し部103が揺動片95の一端を付勢ピン96に抗
して押して揺動片95を上方に揺動させ、揺動片95の
鉤部97とパレット載置台83の傾斜片98との係合が
外れ、ついで、ピストンロッド101a先端の溝部10
2がパレット82の舌状片99と係合してパレット82
を前進位置Rまで前方に移動させる。パレット82が前
進位置Rに位置しているとき(図10に示す)、後述の
作用で説明するように、水平状態で引抜位置Cにギャン
グヘッド11を支持している回動台26が90度旋回す
るとき、回動台26と共に垂直状態となるギャングヘッ
ド11の背面をパレット82の位置決め部材89上に正
確に位置決めして載置されるようになっている。また、
突出状態の進退シリンダ101を没入作用させると、ピ
ストンロッド101a先端の溝部102とパレット82
の舌状片99との係合によりパレット82は後方に移動
され、付勢ピン96により下向きに付勢された揺動片9
5の鉤部97がパレット載置台83の傾斜片98に係合
して、パレット82は後退位置Sに位置決めされる。こ
の後退位置S(図11に示す)においてパレット82に
載置されるギャングヘッド11の摺動部12と回動台2
6の可動案内部材29とは前後方向に位置がずれてお
り、また、ギャングヘッド11の引掛部16と回動台2
6の係止片36との係合が前後方向に外れるようになっ
ている。
【0018】次に、パレット82の位置決め機構111
について説明する。前記パレット82には左右一対の位
置決め孔112が形成されている。また、パレット載置
台83には左右一対の嵌合孔113が形成され、この嵌
合孔113には大径部115aを有する筒部材115が
嵌合されている。この筒部材115の中心孔は前記位置
決め孔112と同径の位置決め孔116となっている。
また、割出位置Dにおける床面64には一対の筒部材1
15と対応する位置に、位置決めシリンダ118が固定
されている。この位置決めシリンダ118は、小径の第
1シリンダ室119と大径の第2シリンダ室120とを
備えている。第1シリンダ室119には第1ピストン1
21が摺動自在に嵌合され、この第1ピストン121
は、シリンダ載置台83の上下端より突出するピストン
ロッド118aと一体に形成されている。また、第2シ
リンダ室120には、第2ピストン122が摺動自在に
嵌合され、この第2ピストン122はピストンロッド1
18aに摺動自在に支持されている。また、シリンダ本
体118b上部には、パレット載置台83の筒部材11
5の大径部115aを摺動自在に案内する案内部124
が形成されている。そして、割出位置Dのパレット装置
81において、図10に示すように、パレット載置台8
3に対してパレット82が前進位置Rに位置したとき、
パレット82の位置決め孔112,パレット載置台83
の位置決め孔116及び位置決めシリンダ118のピス
トンロッド118aの夫々の軸心が一致するようになっ
ている。
【0019】また、第1シリンダ室119の上側シリン
ダ室には給排ポート126が、第2シリンダ室120の
下側シリンダ室には給排ポート127が、さらに、第1
シリンダ室119の下側シリンダ室及び第2シリンダ室
120の上側シリンダ室には給排ポート128が夫々開
口している。図10に示すように、パレット82が前進
位置Rに位置しているとき、給排ポート128より圧流
体を供給すると、位置決めシリンダ118のピストンロ
ッド118aはパレット載置台83の位置決め孔116
とパレット82の位置決め孔112とに挿入し、パレッ
ト82及びパレット載置台83は位置決めされる。ま
た、この状態より給排ポート126,127から圧流体
を供給すると、図12に示すように、ピストンロッド1
18aはパレット82の位置決め孔112より抜け出
し、パレット82はパレット載置台83に対して移動自
在となる。さらに、この状態より、給排ポート126の
みから圧流体を供給すると、図11に示すように、ピス
トンロッド118aはパレット載置台83の位置決め孔
116からも抜け出し、案内レール65,66に対して
パレット載置台83は割り出し周回自在となる。
【0020】次に、図13,14において、2階の床面
64に配設された使用頻度の少ない交換用のギャングヘ
ッド11の収納構成について説明する。図1に示すよう
に、床面64には、扇上に複数(図面上6つ)のヘッド
載置台131が固定されている。これらのヘッド載置台
131上面にはギャングヘッド11の背面を位置決めす
る複数の位置決め部材132が取り付けられている。ま
た、各ヘッド載置台131及び前記パレット載置台83
の下部には、後述の台車の連結位置決めを行う係合ブロ
ック133が固定されている。次に、台車135につい
て説明すると、この台車135は、走行可能な走行輪1
34と左右の腕部材136を有し、この腕部材136先
端には、台車135をヘッド載置台131あるいはパレ
ット載置台83に位置決めした状態で、ギャングヘッド
11の背面と僅かな隙間をもって対向する補助支持部1
37が形成されている。また、台車135には、ギャン
グヘッド11の摺動部12に係合する係合部材138が
設けられ、この係合部材138は操作ハンドル139を
操作することによって摺動部12と係合する係合状態
と,摺動部12との係合が外れる退避状態とに旋回自在
に支持されている。さらに、台車135には、前記ヘッ
ド載置台131及び前記パレット載置台83の係合ブロ
ック133と嵌合する嵌合部140が設けられ、作業者
が台車135を任意のヘッド載置台131あるいはヘッ
ド移載位置Tのパレット載置台83まで搬送して、台車
135の嵌合部140を各係合ブロック133に嵌合さ
せれば、台車135とギャングヘッド11との位置決め
が行われるようになっている。
【0021】また、図1,2に示すように、1階の床面
62には、周知構成のクレーン装置141が設けられて
いる。このクレーン装置141の支柱部材142の上部
には支持アーム143の一端が旋回自在に支持され、こ
の支持アーム143の他端にはワイヤロープ144が吊
下されている。このワイヤロープ144は図示しない巻
上機によって昇降可能とされ、また、ワイヤロープ14
4の下端には、ギャングヘッド11の正面に取り付けら
れた係合部材(図示しない)を引っ掛ける引掛部材14
7が設けられている。そして、作業者がクレーン装置1
41を操作して、ギャングヘッド11の係合部材に引掛
部材147を係合することにより、クレーン装置141
でギャングヘッド11を吊り上げれるようになってい
る。このように、クレーン装置141によってギャング
ヘッド11の重量を支えつつ、台車135にギャングヘ
ッド11を位置決めした状態で、各ヘッド載置台131
とヘッド移載位置Tとの間でギャングヘッド11の移載
を行うようになっている。尚、さらに使用頻度の極めて
少ない交換用のギャングヘ11ッドを用意する場合に
は、2階の床面64に図中仮想線で示す窓部149を設
けると共に、1階の床面62に2階と同様な複数のヘッ
ド載置台131を設け、クレーン装置141によって1
階部分のギャングヘッド11を2階まで吊り上げるよう
にしても良い。
【0022】次に、以上のように構成された工作機械の
作用について説明する。先ず、ワークの加工作用につい
て説明すると、駆動モータ17の駆動により旋回体8を
旋回させ、これから加工を行う工具13を備えたギャン
グヘッド11を下方位置Bに割り出す。そして、この下
方位置Bに割り出されたギャングヘッド11をスライド
体19が把持し、この把持状態のままボールねじ機構2
0の作用でスライド体19を前方に向かって移動させ、
ワークの加工が行われる。
【0023】次に、旋回体8とマガジン装置61との間
でのギャングヘッド11の移載作用について説明する。
先ず、マガジン装置61において、駆動モータ75を駆
動して交換用のギャングヘッド11が載置されていない
パレット装置81を割出位置Dに割り出すと共に、図1
0に示すように、進退シリンダ101の作用で割り出さ
れたパレット装置81のパレット82を前進位置Rに位
置決めしておく。さらに、給排ポート128に圧流体を
供給して位置決めシリンダ118のピストンロッド11
8aを各位置決め孔112,116に挿入し、パレット
載置台83に対してパレット82が位置決めされた状態
としておく。そして、タレット装置1において、旋回体
8を旋回させ今から交換しようとするギャングヘッド1
1を上方位置Aに割り出す。すると、図5に示すよう
に、このように上方位置Aに割り出されたギャングヘッ
ド11の引掛部16は係止片36に係止され、この係止
状態でオイルモータ33の駆動によりナット体35と共
に係止片36を後方移動させると、旋回体8の案内部9
に支持されていたギャングヘッド11の摺動部12は、
固定,可動案内部材28,29と案内ローラ30によっ
て案内され、ギャングヘッド11は引抜位置Cに到る。
次いで、駆動シリンダ27を駆動して水平状態の回動台
26を90度旋回させ、ギャングヘッド11を割出位置
Dに位置させる。この旋回中にギャングヘッド11は可
動案内部材29と係止片36によって回動台26と一体
に支持されている。また、割出位置Dにおいて、ギャン
グヘッド11の背面は前進位置Rのパレット82上に正
確に位置決め載置される。
【0024】それから、図6に示すように、シリンダ5
5の作用によって左右一対の可動案内部材29を、その
ガイド部29aがギャングヘッド11の摺動部12と干
渉しない退避位置Qに位置させ、その後、位置決めシリ
ンダ118の給排ポート127,126より順に圧流体
を供給してピストンロッド118a先端をパレット82
の位置決め孔112より抜き取り、パレット載置台83
に対してパレット82を移動自在の状態とする。そし
て、突出状態の進退シリンダ101を没入作用させる
と、ピストンロッド101a先端の溝部102とパレッ
ト82後端の舌状片99との係合によりパレット82が
後退移動される。この後退移動により、パレット82の
揺動片95の鉤部97がパレット載置台83の傾斜片9
8に係合して、パレット82は後退位置Sに位置決めさ
れ(図11に示す)、このとき、パレット82に載置さ
れたギャングヘッド11の摺動部12及び引掛部16は
回動台26の可動案内部材29及び係止片36から前後
方向の位置が離れている。次いで、位置決めシリンダ1
18の給排ポート127からの圧流体供給を止め、給排
ポート126のみから圧流体を供給してパレット載置台
83の位置決め孔116からピストンロッド118a先
端を抜き取り、案内レール65,66に対してパレット
載置台83を移動できる状態とする。そして、駆動モー
タ75の駆動によりエンドレスチェーン68を介して各
パレット装置81を各案内レール65,66に沿って周
回移動させ、交換予定のギャングヘッド11を載置した
パレット装置81を割出位置Dに割り出す。
【0025】割出位置Dに割り出されたパレット装置8
1のパレット載置台83の舌状片99は進退シリンダ1
01先端の溝部102内に位置している。そして、没入
状態の進退シリンダ101を突出作用させると、先ず、
ピストンロッド101a先端の押し部103により揺動
片95は、その一端が付勢ピン96の付勢力に抗して押
しもどされて上方に揺動され、揺動片95の鉤部97と
パレット載置台83の傾斜片98との係合が外れる。次
いで、ピストンロッド101a先端の溝部102との係
合によりパレット82は前進位置Rに到り(図10に示
す)、このとき、ギャングヘッド11の摺動部12は、
退避位置Qに位置する一対の可動案内部材29間に挟ま
れた状態となり、また、このギャングヘッド11の引掛
部16は回動台26の係止片36と係止した状態とな
る。それから、シリンダ55の作用で退避位置Qの可動
案内部材29を作用位置Pまで移動させ(図6の実線で
示す)、可動案内部材29をギャングヘッド11の摺動
部12に嵌合させる。次いで、駆動シリンダ27の作用
で垂直状態の回動台26と共にギャングヘッド11を水
平状態となるまで90度逆旋回させ、さらに、その後、
オイルモータ33の作用でナット体35と共に係止片3
6を前進移動させ、引抜位置Cのギャングヘッド11は
旋回体8の案内部9に支持される上方位置Aまで移送さ
れる。以後、交換する予定のあるギャングヘッド11が
あれば、上記作用と同様にして上方位置Aと割出位置D
との間でギャングヘッド11の移載作用が行われる。
【0026】次に、2階の床面64に設けられたヘッド
載置台131とマガジン装置61との間のギャングヘッ
ド11の移載作用について説明する。先ず、駆動モータ
75を駆動させ、ギャングヘッド11が載置されていな
い空のパレット装置81をヘッド移載位置T(図1に示
す)に割り出しておく。その後、作業者は、複数のヘッ
ド載置台131のうちこれから交換しようとするギャン
グヘッド11を載置したヘッド載置台131まで台車1
35を搬送し、そのヘッド載置台131の係合ブロック
133に台車135の嵌合部140を嵌合させる。する
と、台車135の腕部136先端の補助支持部137が
ギャングヘッド11の背面と僅かな間隔をもって対向
し、また、操作ハンドル139を操作して係合部材13
8をギャングヘッド11の摺動部12に嵌合させ、台車
135に対してギャングヘッド11の水平方向の位置決
めを行う。それから、作業者は、クレーン装置141を
操作して、ワイヤロープ144先端の引掛部材147を
ギャングヘッド11の係合部材に引っ掛けてギャングヘ
ッド11の重量をクレーン装置141で支えた状態と
し、この状態で台車135と共にギャングヘッド11を
マガジン装置61のヘッド移載位置Tまで搬送し、パレ
ット載置台83の係合部ブロック133に台車1135
の嵌合部140を嵌合する。
【0027】すると、台車135及びクレーン装置14
1に支持されたギャングヘッド11はパレット82の位
置決め部材89と対応する位置に正確に位置決めされ、
クレーン装置141を操作してギャングヘッド11を下
ろしパレット82上に載置し、その後、台車135の操
作ハンドル139を操作してギャングヘッド11の摺動
部12と台車135の係合部材138との係合を止め、
台車135をギャングヘッド11より抜き取る。それか
ら、駆動モータ75の作用で交換しようとするギャング
ヘッド11を載置したパレット装置81をヘッド移載位
置Tに割り出し、作業者は空となった台車135の嵌合
部140をパレット載置台83の係合ブロック133に
嵌合させ、上記作用と同様にして、クレーン装置141
によってギャングヘッド11を持ち上げつつ、今の移載
作業で空となったヘッド載置台83まで台車135を搬
送して、ギャングヘッド11をヘッド載置台83に移し
替える。以後、交換予定のギャングヘッド11がまだあ
れば、上記と同様な作用を繰り返し行う。
【0028】以上のように、本実施例のマガジン装置6
1では、交換用のギャングヘッド11は、そのスピンド
ル15が上を向くようにパレット装置81に載置されて
いるので、マガジン装置61を小型化することができ
る。また、本実施例の工作機械では、交換用のギャング
ヘッド11のスピンドル15に装着される工具13の上
端の高さは上方位置Aのギャングヘッド11上端位置よ
り低くなる位置に設定されているので、工作機械全体と
して上下方向の設置スペースを極力小さくすることがで
きる。また、本実施例の工作機械では、引抜位置Cと割
出位置Dとの間のギャングヘッド11の移載を、回動台
26によるギャングヘッド11の90度旋回のみで行う
ようにしてあるので、従来のように、ギャングヘッド1
1の旋回動作と上下方向の昇降動作とでこの移載を行う
ものに比べ、構成が簡易で、かつ、製作コストを押える
ことができる。また、本実施例のヘッド移載装置では、
回動台26の旋回時のギャングヘッド11の支持を、旋
回体8の案内部9に支持されるギャングヘッド11の摺
動部12を利用して行うようになっているので、旋回時
の支持のための専用部品を設ける必要がなく、製作コス
トを押えることができる。
【0029】また、従来のように床面に回動自在に支持
された円盤上の回動体の外周にパレット装置81を連結
したものでは、パレット装置81の個数を多く設定する
と、回動体の直径が大きくなり全体としてかなり大型と
なってしまうが、本実施例のマガジン装置61では、床
面64に設置した案内レール65,66にパレット装置
81を移動自在に案内し、これらのパレット装置81を
周回駆動するエンドレスチェーン68に連結して構成し
てあるので、備えられるパレット装置81の個数を多く
しても比較的大型とならない。さらに、本実施例の工作
機械では、交換用のギャングヘッド11のうち使用頻度
の極めて少ないものは、マガジン装置61に収容せず、
床面62に載置して台車135とクレーン装置141で
マガジン装置61に載せ替えるようにしたので、無駄に
マガジン装置61が大型化せず、ギャングヘッド11の
割出時間を可能な限り短くすることができる。
【0030】
【発明の効果】以上のように、本願の工作機械では、交
換用のギャングヘッドは、そのスピンドルが上向きで、
かつ、スピンドルに装着される工具の上端高さが上方位
置のギャングヘッド上端の高さ位置より低くなっている
ので、工作機械全体として上下方向の設置スペースを小
さくして重心を低くすることができ、さらに、引抜位置
と割出位置との間のギャングヘッドの移載は、ヘッド移
載装置の90度旋回のみによって行うようにしたので、
簡易構成で、かつ、製作コストを押えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】工作機械の全体平面図である。
【図2】図1の正面図である。
【図3】タレット装置の正面図である。
【図4】移載機構の平面図である。
【図5】図4の側断面縮小図である。
【図6】図4のVI−VI線断面図である。
【図7】図6のVII−VII線断面図である。
【図8】マガジン装置の平面図である。
【図9】図8のIX−IX線断面図である。
【図10】パレット装置の側断面図である。
【図11】パレット装置の側断面図である。
【図12】位置決めシリンダの説明図である。
【図13】ヘッド載置台及び台車の平面図である。
【図14】図13の側面図である。
【符号の説明】
3 機枠、 5 インデックス装置本体、 6 水平
軸、 8 旋回体、9 案内部、 11 ギャングヘッ
ド、 13 工具、 15 スピンドル、19 スライ
ド体、 21 ヘッド移載装置、 25 水平軸、29
可動案内部材、 36 係止片、 41 移動機構、
マガジン装置、65,66 案内レール、 68 エ
ンドレスチェーン、 パレット装置、82 パレット、
83 パレット載置台、 91 進退機構、A 上方
位置、 B 下方位置、 C 引抜位置、 D 割出位
置、P 作用位置、 Q 退避位置、 R 前進位置、
S 後退位置

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インデックス装置本体に前後方向の水平
    軸まわりに旋回体を旋回自在に支持し、この旋回体の外
    周には複数のギャングヘッドを水平移動自在に支持し、
    旋回体の旋回によりギャングヘッドを下方位置と上方位
    置に割出可能とし、インデックス装置本体下方には、下
    方位置に割り出されたギャングヘッドを把持,開放可能
    なスライド体を前後動可能に設け、インデックス装置本
    体後方には、左右方向の水平軸まわりに旋回自在に支持
    されたヘッド移載装置と、交換用の複数のギャングヘッ
    ドを所定の割出位置に割出可能なマガジン装置とを設
    け、ヘッド移載装置の90度旋回により上方位置と割出
    位置との間でギャングヘッドの移載を行うようにした工
    作機械において、前記交換用のギャングヘッドを、その
    スピンドルに装着される工具の上端の高さ位置が上方位
    置のギャングヘッドの高さ位置より低くなるようにマガ
    ジン装置に備え、前記ヘッド移載装置を、左右方向の水
    平軸回りに回動台を旋回自在に支持し、この回動台に
    は、上方位置のギャングヘッドを水平移動自在に支持す
    る案内部材を設け、ギャングヘッドと係合する係止片を
    案内部材の案内方向に沿って進退自在に設け、この係止
    片を前後動させ上方位置と案内部材に支持される引抜位
    置との間でギャングヘッドを進退させる進退機構を設け
    ると共に、回動台を90度旋回して引抜位置と割出位置
    との間でギャングヘッドを旋回させる旋回機構を設けて
    構成して成ることを特徴とする工作機械。
  2. 【請求項2】 機枠に設けた案内レールに沿って、ギャ
    ングヘッドを載置する複数のパレット装置を移動自在に
    支持し、各パレット装置を無端状帯に連結し、この無端
    状帯を周回駆動する駆動機構を設けて前記マガジン装置
    を構成したことを特徴とする請求項1記載の工作機械。
  3. 【請求項3】 旋回体の外周には、ギャングヘッドの摺
    動部を水平移動自在に案内する複数の案内部を設け、前
    記ヘッド移載装置の案内部材を、ギャングヘッドを支持
    する作用位置とギャングヘッドの支持を止める退避位置
    とに移動させる移動機構を設け、無端状帯に複数のパレ
    ット載置台を連結し、このパレット載置台には、ギャン
    グヘッドを載置するパレットを割出位置において前後動
    自在に設け、このパレットを、ギャングヘッドを引抜位
    置に支持した回動台が90度旋回するとき、そのギャン
    グヘッドを載置する前進位置と、載置されたギャングヘ
    ッドの摺動部と回動台の案内部材との前後方向位置が外
    れる後退位置とに前後動させる進退機構を設けて前記パ
    レット装置を構成したことを特徴とする請求項2記載の
    工作機械。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012115933A (ja) * 2010-11-30 2012-06-21 Honda Motor Co Ltd 工作機械
JP2012115935A (ja) * 2010-11-30 2012-06-21 Honda Motor Co Ltd 交換装置
JP2012115934A (ja) * 2010-11-30 2012-06-21 Honda Motor Co Ltd 加工ラインシステム及び加工方法
JP2012115936A (ja) * 2010-11-30 2012-06-21 Honda Motor Co Ltd 交換装置
CN107214552A (zh) * 2017-07-26 2017-09-29 四川射手科技有限公司 刀库及加工中心

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