JPH0744427Y2 - 工作機の工具交換装置 - Google Patents

工作機の工具交換装置

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JPH0744427Y2
JPH0744427Y2 JP2990293U JP2990293U JPH0744427Y2 JP H0744427 Y2 JPH0744427 Y2 JP H0744427Y2 JP 2990293 U JP2990293 U JP 2990293U JP 2990293 U JP2990293 U JP 2990293U JP H0744427 Y2 JPH0744427 Y2 JP H0744427Y2
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功 庄田
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功 庄田
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、主軸ヘッドに多種類の
工具が適宜交換できるようにした工作機の工具交換装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の技術として、図5に示すものがあ
った。図5において、1はエルボー型のコラムであり、
上方に延びる支柱部2と該支柱部2の上端から前方(左
方)に延びるアーム部3とを一体に有する。上記アーム
部3の前部にZ軸モータ5によって上下方向に移動され
る昇降シレー4を取付け、該昇降シレー4の下部に主軸
ヘッド6を垂下支持する。この主軸ヘッド6は下端に工
具13を着脱可能に支持するソケット7を有する。
【0003】上記支柱部2の下部に可動台8を配置し、
この可動台8をシリンダ9によって前方、つまり主軸ヘ
ッド6の下方に向けて進退させる。上記可動台8にモー
タ11によって鉛直軸心を中心として回転される回転板
10を取付け、該回転板10の周縁部に多数の工具ホル
ダー12を周方向に所定ピッチで取付け、該各工具ホル
ダー12によりそれぞれ形式の異なる替え工具14,1
5・・・を着脱可能に挾持する。そして、主軸ヘッド6
の工具13を交換する際には、シリンダ9を伸長作動さ
せて可動台8を前進(左方に移動)させ、モータ11に
より回転板10を回転させて左部に位置する所定の替え
工具14と交換する。
【0004】なお、16はアーム部3の下方に配置した
ベッドであり、このベッド16の上部にX軸モータ17
によって前後(図5において左右)方向に移動されるX
軸シレー18、該X軸シレー18の上部にY軸モータ1
9によって左右(図5において前後)方向に移動される
テーブル20を取付け、該テーブル20上に被加工物
(図示省略)を載置する。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】上記従来のものは、替
え工具14,15・・・を支持する可動台8がコラム1
の支柱部2の下部から前方、つまり主軸ヘッド6の下方
に向けて進退されるようになっいてたので、テーブル2
0のX軸(前後方向)の移動量を大きくしたものにあっ
ては、可動台8の移動量が増大し、シリンダ9等の移動
装置が大型になったり、これの移動時間が増大して工具
の交換時間が延引する欠点があった。また、工具の交換
時にテーブル20を手元側(側方)に移動させて可動台
8との干渉を防止する等の対策を要し、制御手段が煩雑
になる欠点があった。本考案は上記欠点を解消した新規
な工作機の工具交換装置に関するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本考案は、上記目的を達
成するために、以下の如く構成したものである。即ち、
上方に延びる支柱部と該支柱部の上端から前方に延びる
アーム部とを一体に有するエルボー型のコラムを設け、
前記アーム部の前部に上下方向に移動する昇降シレーを
設け、該昇降シレーに主軸ヘッドを垂下支持し、該主軸
ヘッドの下端に工具を着脱可能に支持するソケットを設
け、前記アーム部の前後方向中間部に主軸ヘッドの下方
に向かって進退可能の可動台を設け、該可動台に、モー
タによって鉛直軸心を中心として回転可能の回転板を設
け、該回転板の周縁部に工具を着脱可能に挾持する工具
ホルダーを周方向に所定ピッチで設け、主軸ヘッドのソ
ケット部に対面した工具ホルダを開閉作動させる作動装
置を設ける構成にしたものである。
【0007】
【実施例】以下本考案の実施例を図面に基いて説明す
る。図面において、図1は本考案の実施例を示す側面
図、図2はその工具交換装置部の部分断面側面図、図3
は図2の要部拡大側面図、図4は工具ホルダー部の平面
図である。図1において、25はエルボー型のコラムで
あり、上方に延びる支柱部26と該支柱部26の上端か
ら前方(左方)に延びるアーム部27とを一体に有す
る。上記アーム部27の前部に上下方向に延びるZ軸レ
ール28を形成し、該Z軸レール28にZ軸モータ29
によって上下動される昇降シレー30を取付け、該昇降
シレー30の下部に主軸ヘッド31を垂下支持する。こ
の主軸ヘッド31は下端に工具46を着脱可能に支持す
るソケット32を有する。
【0008】上記アーム部27に工具交換装置(AT
C)35を設ける。この工具交換装置35は以下の如く
なっている。即ち、アーム部27の前後方向中間部に前
方かつ下方に向かって下り傾斜する支持台37を取付
け、該支持台37に可動台(レール)36を摺動可能に
係止し、この可動台36をエア式のシリンダ38によっ
て前方、つまり主軸ヘッド31の下方に向けて進退さ
せ、可動台36の前端にツールヘッド39を垂下固定す
る。このツールヘッド39は、図2に示すように、内部
にモータ40を有し、該モータ40に鉛直軸心を中心と
して回転される回転板41を取付ける。
【0009】上記回転板41の周縁部に多数の工具ホル
ダー42を周方向に所定ピッチで取付ける。この工具ホ
ルダー42は、図4に示すように、一対のペンチ形の挾
持アーム43,43をピン44,44で回動可能に支持
し、前部(左部)に円弧状の爪43a,43aを、後部
(右部)に作動片43b,43bを形成し、バネ45に
より爪43a,43aを挾持方向に回動付勢する。上記
各工具ホルダー42に多種類の替え工具46を着脱可能
に係止する。
【0010】各替え工具46は、図3に示すように、そ
の上部に共に同構造の係合部47を一体に形成する。即
ち、工具46の上部に工具ホルダー42の爪43a,4
3aに挾持される括れ部47a、主軸ヘッド31のソケ
ット32にテーパー嵌合するテーパー軸47bを順次上
方に向けて形成する。また、ツールヘッド39の下部の
前部に主軸ヘッド31の下方に到来した工具ホルダー4
2を開作動させる作動装置50を取り付ける。この作動
装置50は、上下方向に往復動するシリンダの下端にテ
ーパー突起51を一体に取付け、このテーパー突起51
により工具ホルダー42の作動片43b,43bを上方
から押し開き、爪43a,43aを拡開させる。なお、
図3において、52は工具ホルダー42の工具46の有
無を確認する光電スイッチ、53は原点確認用の近接ス
イッチである。
【0011】図1において、55はアーム部27の下方
に配置したベッドであり、このベッド55の上部にX軸
モータ56によって前後方向(図1において左右方向)
に移動されるX軸シレーを載置し、該X軸シレー57の
上部にY軸モータ58によって左右方向に移動されるテ
ーブル59を取付け、該テーブル59上に被加工物(図
示省略)を載置する。
【0012】主軸ヘッド31に装着された工具46aを
他の替え工具46bと交換する際には、シリンダ38を
伸長作動させて可動台36、従ってツールヘッド39を
図1の仮想線で示すように前進(左方に移動)させると
ともに、モータ40により回転板41を回転させて空き
の工具ホルダー42aを主軸ヘッド31の直下まで移動
させる。ここで光電スイッチ52により工具ホルダー4
2の工具の存在を確認した後、作動装置50つまりシリ
ンダを伸長させてテーパー突起51を下方に移動させて
作動片43b,43bを上方から押し開き、爪43a,
43aを拡開させる。次いで主軸ヘッド31を降下させ
て該主軸ヘッド31の工具46aの括れ部47aを爪4
3a,43aに位置させた後、上記作動装置50のシリ
ンダを短縮させてテーパー突起51を上方に移動させ、
バネ45により爪43a,43aを接近させて上記工具
46aを挾持する。次いで図3に示すように、主軸ヘッ
ド31内の工具係止装置(図示省略)を解除した後、主
軸ヘッド31を上方に移動させて上記工具46aをソケ
ット32から離脱させる。
【0013】次いでモータ40により回転板41を回転
させて所定の替え工具46bを上記主軸ヘッド31の直
下まで移動させ、光電スイッチ52により工具ホルダー
42の工具の未着を確認した後、該主軸ヘッド31を降
下させてそのソケット32を上記替え工具46bのテー
パー軸47bにテーパー嵌合させるとともに、主軸ヘッ
ド31内の工具係止装置(図示省略)を作動させた後、
作動装置50つまりシリンダを伸長させてテーパー突起
51により作動片43b,43bを上方から押し開き、
爪43a,43aを拡開させる。次いで主軸ヘッド31
を上昇させて上記替え工具46bを工具ホルダー42か
ら離脱させる。その後上記作動装置50のシリンダを短
縮させてテーパー突起51を上方に移動させて上記工具
ホルダー42を復帰させた後、シリンダ38を短縮作動
させて可動台36を後方に退避させる。なお、上記工具
46(46a,46b)の交換に伴うシリンダ38、モ
ータ40、作動装置50の駆動および主軸ヘッド31の
昇降等は、制御装置(図示省略)からの指令により行
う。
【0014】
【考案の効果】以上の説明から明らかな如く、本考案
は、多数の替え工具を支持する工具ホルダーをコラムの
アーム部の前後方向中間部から主軸ヘッドの下方に向け
て進退させて工具を交換するようにしたので、テーブル
のX軸(左右方向)の移動量が大きくても、工具交換装
置を小型にすることができるとともに、工具の交換が迅
速にできる効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例を示す側面図である。
【図2】本考案による工具交換装置部の部分断面側面図
である。
【図3】図2の要部拡大側面図である。
【図4】本考案による工具ホルダー部の平面図である。
【図5】従来例を示す側面図である。
【符号の説明】
25 コラム 26 支柱部 27 アーム部 28 Z軸レール 29 Z軸モータ 30 昇降シレー 31 主軸ヘッド 32 ソケット 35 工具交換装置 36 レール 37 可動台 38 シリンダ 39 ツールヘッド 40 モータ 41 回転板 42 工具ホルダー 43 挾持アーム 43a 爪 43b 作動片 44 ピン 45 バネ 46 替え工具 47 係合部 47a 括れ部 47b テーパー軸 50 作動装置 51 テーパー突起 52 光電スイッチ 53 近接スイッチ 55 ベッド 56 X軸モータ 57 X軸シレー 58 Y軸モータ 59 テーブル

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上方に延びる支柱部と該支柱部の上端か
    ら前方に延びるアーム部とを一体に有するエルボー型の
    コラムを設け、前記アーム部の前部に上下方向に移動す
    る昇降シレーを設け、該昇降シレーに主軸ヘッドを垂下
    支持し、該主軸ヘッドの下端に工具を着脱可能に支持す
    るソケットを設け、前記アーム部の前後方向中間部に主
    軸ヘッドの下方に向かって進退可能の可動台を設け、該
    可動台に、モータによって鉛直軸心を中心として回転可
    能の回転板を設け、該回転板の周縁部に工具を着脱可能
    に挾持する工具ホルダーを周方向に所定ピッチで設け、
    主軸ヘッドのソケット部に対面した工具ホルダを開閉作
    動させる作動装置を設けたことを特徴とする工作機の工
    具交換装置。
JP2990293U 1993-05-11 1993-05-11 工作機の工具交換装置 Expired - Fee Related JPH0744427Y2 (ja)

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