JPH076329B2 - 窓ガラス昇降装置及びそれを自動車のドアに組付ける方法 - Google Patents

窓ガラス昇降装置及びそれを自動車のドアに組付ける方法

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JPH076329B2
JPH076329B2 JP63124993A JP12499388A JPH076329B2 JP H076329 B2 JPH076329 B2 JP H076329B2 JP 63124993 A JP63124993 A JP 63124993A JP 12499388 A JP12499388 A JP 12499388A JP H076329 B2 JPH076329 B2 JP H076329B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、自動車用の窓ガラス昇降装置、及びそれを自
動車のドアに組付ける方法に関する。
〔従来の技術〕
従来の自動車のドアにおける窓ガラス昇降装置は、例え
ば第6図に示すように、ドアのインナーパネル(図示
略)に上下の端部が固着されたガイドレール(a)に、
キャリヤプレート(b)を摺動自在に装着し、かつキャ
リヤプレート(b)に一方の端末が止着された上昇用の
ワイヤ(c)と下降用のワイヤ(d)との他方の端末
を、手動操作ハンドル(e)又はモータ(図示略)を回
転させることにより、巻取りドラム(f)に巻き取った
り、又は解き戻すことによって、キャリヤプレート
(b)をガイドレール(a)に沿って昇降させるように
し、さらにキャリヤプレート(b)の両側部に、窓ガラ
ス(g)の下端部中央に固着したほぼ水平のガラス支持
板(h)の両端部を、ボルト(i)をもって固着するこ
とにより、窓ガラス(g)がキャリヤプレート(b)と
一体となって昇降するようにしている。
また、このような従来の窓ガラス昇降装置をドアに組付
けるには、アウターパネルとインナーパネルとの周縁部
を互いに接合してなるドアフレーム(図示略)内のドア
内空間に、キャリヤプレート(b)を装着したガイドレ
ール(a)及び巻取ドラム(5)等を、インナーパネル
に穿設した作業孔(図示略)より挿入し、かつこの作業
孔を利用して、ガイドレール(a)等をそれぞれインナ
ーパネル側に固着し、次いでドアフレームの上端開口部
より、窓ガラス(g)を、ガラス支持板(h)が固着さ
れた状態でドア内空間に挿入し、その後上記作業孔を利
用して、ガラス支持板(h)をキャリヤプレート(b)
にボルト(i)締めしている。
〔発明が解決しようとする課題〕
上述のような従来の装置によると、キャリヤプレート
(b)に対する窓ガラス(g)のボルト(i)締め作業
が煩雑であるとともに、窓ガラス(g)とキャリヤプレ
ート(b)とが一体的に固着されるので、キャリヤプレ
ート(b)を案内するガイドレール(a)と、窓ガラス
(g)を案内するサッシュとの間にわずかの狂いが生じ
ると、窓ガラス(g)の昇降が不円滑となったり、又は
昇降不能となるおそれがあり、またわずかの寸法誤差等
により、ボルト(i)締め部分に、正常な昇降作動時に
は生じるはずのない過度の応力が集中するおそれがあ
る。
また、上述のような従来の組付け方法によると、ドアの
剛性の低下を防止するため、作業孔をあまり大きくする
ことができず、しかも、ガイドレール(a)はドア内空
間のインナーパネル側に、また窓ガラス(g)もインナ
ーパネル側にあるキャリヤプレート(b)にそれぞれ取
付けなければならないので、作業者にとって取付け部所
が死角となり、手さぐりで取付け作業を行なわなければ
ならず、甚だ作業性が悪く、またそれらの取付け作業の
自動化も困難である。
このような組付け作業性上の問題点を解決する手段とし
て、例えば本出願人による実開昭59−131312号公報に開
示されているように、ドアフレームのインナーパネルに
大寸の開口を穿設し、この開口を閉塞しうるサブパネル
に、ガイドレール等を予め装着しておき、サブパネルを
インナーパネルに固着することにより、ガイドレールを
ドア内空間に配設させることが知られている。
しかし、この手段によっても、窓ガラスをドアフレーム
の上端より挿入し、かつサブパネルに穿設した作業孔を
通して、窓ガラスをキャリヤプレートにボルト締めしな
ければならず、その作業が煩雑であるという問題があ
る。
本発明は、従来の技術の有するこのような問題点に鑑み
てなされたものであり、その目的とするところは、キャ
リヤプレートへの窓ガラスの取付け作業が簡単に行なえ
るとともに、取付け後に取付け部分に望ましくない応力
が生じることがなく、また、全体の組付作業性を向上し
うるとともに、作業の自動化を可能としうるようにした
窓ガラス昇降装置及びそれを自動車のドアに組付ける方
法を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するため、本発明の窓ガラス昇降装置
は、ドア内に設けたワイヤ駆動式の昇降手段により昇降
させられるようにしたキャリヤプレートにおける側面視
においてワイヤと一致する部分と、前記キャリヤプレー
トにより支持されて昇降させられる窓ガラスに固着され
たガラス支持材とのいずれか一方に、拡径頭部を有する
単一の突軸を穿設し、かつ他方に、中央に前記突軸が嵌
合しうる軸孔を有し、かつその外周が複数に分割されて
軸孔の内外方向に弾性撓曲可能な弾性突片を設け、前記
突軸を軸孔に嵌合することにより、窓ガラスをキャリヤ
プレートに着脱自在に枢支させている。
また、本発明によると、上記構成に、さらに前記窓ガラ
スの適所に突設した内側方を向くガイドピンを、ドアに
固着されたサッシュにおける外側方に向かって開口する
案内溝に摺動自在に嵌合した構成を付加することによ
り、窓ガラスの案内手段の組付け作業をも容易にしうる
ようにしている。
さらに、本発明は、請求項1記載の窓ガラス昇降装置
を、自動車のドアに組付ける方法であって、サブパネル
に昇降手段及びキャリヤプレートを取付けた後、突軸を
軸孔に嵌合することにより、窓ガラスをキャリヤプレー
トに枢着し、その後前記サブパネルを、前記昇降手段、
キャリヤプレート及び窓ガラスが装着された状態で、ド
アフレームに固着することを特徴とする窓ガラス昇降装
置を自動車のドアに組付ける方法を提供するものであ
る。
〔作用〕
本発明の装置によると、突軸を軸孔に嵌合するだけで、
窓ガラスはキャリヤプレートに簡単に結合されるととも
に、結合後は、窓ガラスはキャリヤプレートに対して、
突軸を中心に回動できるので、その回動方向の応力を吸
収し、窓ガラスの昇降を円滑にすることができる。
また、サッシュによって窓ガラスの昇降を案内させる場
合にも、ガイドピンをサッシュの案内溝に嵌合するだけ
でよいので、組付け作業は簡単である。
さらに、本発明の組付け方法によると、サブパネルへの
昇降手段やキャリヤプレートの取付け、及びそのキャリ
ヤプレートへの窓ガラスの取付け等を、すべてドアフレ
ーム外で行なうことができ、最終的にサブパネルをドア
フレームに固着するだけで、上述のすべての部品のドア
内への組付けが完了するので、従来のように、小さな作
業孔を通して、手さぐりで各部品をドア内に1個ずつ取
付けるといった不便を解消することができ、作業性を向
上することができる。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を、添付図面に基づいて説明す
る。
第1図は、窓ガラス昇降装置を備える自動車のドアの分
解斜視図である。
(1)はドアフレームで、アウターパネル(2)とイン
ナーパネル(3)との前後及び下方の縁部を互いに接合
するとともに、インナーパネル(3)の中央に、上端ま
で達する大寸の矩形の開口(4)を穿設することによ
り、内部に、上方と、車体への取付け後に車内側を向く
(以下この方向を内側方、それと反対の方向を外側方と
いう)内側方とに開口するドア内空間(5)が形成され
ている。
(6)は、前後の側端部をインナーパネル(3)に固着
することにより、開口(4)の大部分を閉塞し、ドアフ
レーム(1)の剛性を維持するようにしたサブパネル
で、このサブパネル(6)には、窓ガラス昇降装置
(7)全体、ドアロック装置(8)、このドアロック装
置(8)を操作するためのインサイドハンドル(9)及
び施解錠用ノブ(10)、並びにその他のドア内機能部品
の大部分が装着されている。
第1図乃至第5図に示すように、窓ガラス昇降装置
(7)は、上端部がサブパネル(6)におけるアウター
パネル側の面に固着されたほぼ上下方向を向くガイドレ
ール(11)と、このガイドレール(11)に摺動自在に装
着されたキャリヤプレート(12)と、サブパネル(6)
に固着されたケース(13)内に回転自在に設けられ、手
動操作ハンドル(14)により回転させられるようにした
巻取りドラム(15)と、この巻取りドラム(15)に一方
の端末が互いに逆向きに巻取られ、かつガイドチューブ
(16)等の適宜の案内手段により案内されて、一部がガ
イドレール(11)と平行に回走するとともに、他方の端
末がキャリヤプレート(12)にそれぞれ止着され、巻取
りドラム(15)の一方向又は他方向への回転により一方
が巻取られかつ他方が解き戻されて、キャリヤプレート
(12)をガイドレール(11)に沿って昇降させる上昇用
のワイヤ(17)及び下降用のワイヤ(18)と、窓ガラス
(19)と、側面形が概ね下向きコ字形をなし、かつ下半
部がサブパネル(6)におけるインナーパネル(3)側
の面に固着され、窓ガラス(19)の昇降を案内するサッ
シュ(20)とを備えている。
上記構成部品のうち、ガイドレール(11)、ケース(1
3)、手動操作ハンドル(14)、巻取りドラム(15)、
ワイヤ(17)(18)等により、キャリヤプレート(12)
を昇降させる昇降手段(21)が形成されている。
キャリヤプレート(12)は、ガイドレール(11)を摺動
自在に抱持するシュー(22)が設けられた基板(23)
と、この基板(23)の両側部より外側方に向かって隆起
する隆起部(23a)(23a)に両端部が固着された前後方
向を向く横板(24)とからなっている。
横板(24)の中央における側面視においてワイヤ(17)
と一致する部分には、外側方に向かって突出し、かつ先
端に拡径頭部(25a)を有する突軸(25)が突設されて
いる。(26)はワッシャである。
窓ガラス(19)の下縁部中央には、窓ガラス(19)の一
部をなすガラス支持材(27)が固着されており、このガ
ラス支持材(27)の中央より垂下する垂下部(27a)に
は、中央に軸孔(28)を有し、かつその外周が四ツ割状
となって軸孔(28)の内外方向に若干弾性撓曲可能な弾
性突片(29)が設けられている。
キャリヤプレート(12)側の突軸(25)を、その拡径頭
部(25a)が軸孔(28)を越えて弾性突片(29)の外側
方の縁部に係合するまで軸孔(28)に嵌合することによ
り、窓ガラス(19)はキャリヤプレート(12)に枢支さ
れ、キャリヤプレート(12)とともに昇降させられる。
窓ガラス(19)における後上部と前下部との角隅部に
は、内側方に向かって突出し、かつ先端部に拡径頭部
(30a)を有するガイドピン(30)が、それぞれ突設さ
れている。
第5図に示すように、サッシュ(20)には、外側方に向
かって開口し、かつ断面が概ね菱形をなす案内溝(31)
が設けられており、この案内溝(31)内には、前後2個
のローラ(32)が摺動自在に嵌合させている。
各ローラ(32)の中央には軸孔(33)が穿設されてお
り、この軸孔(33)の内側方寄りの端部周縁には、上記
弾性突片(29)と同様の四ツ割状の弾性突片(34)が設
けられている。
窓ガラス(19)側の各ガイドピン(30)を、その拡径頭
部(30a)が軸孔(33)を越えて弾性突片(34)の内側
方の縁部に係合するまで、各ローラ(32)の軸孔(33)
にそれぞれ嵌合することにより、窓ガラス(19)は、前
後のガイドピン(30)の部分と、上記キャリヤプレート
(12)の突軸(25)の部分との3点でドアに対して支持
され、キャリヤプレート(12)の昇降時に、各ガイドピ
ン(30)とローラ(32)とが一体となって、又は適宜に
ローラ(32)がガイドピン(30)に対して回転しつつ、
案内溝(31)内を摺動又は転動することにより、窓ガラ
ス(19)の前後部はサッシュ(20)により案内される。
(35)は、サッシュ(20)の外側面に止着され、かつサ
ッシュ(20)と窓ガラス(19)との気密及び液密を保つ
パッキングである。
次に、上述のような構成とした窓ガラス昇降装置(7)
を含むドアの要部の組付け方法の一実施要領につき説明
する。
まず、窓ガラス昇降装置(7)におけるガイドレール
(11)、キャリヤプレート(12)、ケース(13)、巻取
りドラム(15)、ガイドチューブ(16)、ワイヤ(17)
(18)を、第2図に示すように互いに組付けておき、キ
ャリヤプレート(12)をガイドレール(11)に沿う予め
定めた位置で停止させておく。
次に、第2図示の状態で、ガイドレール(11)の上部
と、ケース(13)とをそれぞれサブパネル(6)の外側
方の面に固着するとともに、サッシュ(20)を、その案
内溝(31)が外側方を向くようにして固着する。
次いで、サッシュ(20)の前後の下端より、2個のロー
ラ(32)をそれぞれ案内溝(31)内に挿入し、キャリヤ
プレート(12)の停止位置に対応する予め定めた位置ま
で上昇させ、その位置で適宜のストッパ(図示略)によ
り仮止めしておく。
その後、キャリヤプレート(12)の突軸(25)を、窓ガ
ラス(19)の軸孔(28)に、また各ガイドピン(30)を
各ローラ(32)の軸孔(33)のそれぞれ嵌合させること
により、窓ガラス(19)を、サブパネル(6)に装着す
る。
また、このサブパネル(6)への窓ガラス昇降装置
(7)の装着と相前後して、サブパネル(6)に、ドア
ロック装置(8)、インサイドパネル(9)、施解錠ノ
ブ(10)、その他のドア内機能部品を必要に応じて装着
する。
以上の作業は、ドアの組付け作業ラインのサブラインに
おいて行なう。
メインラインにおいては、第1図に示すように、アウタ
ーパネル(2)とインナーパネル(3)との前後及び下
方の縁部を互いに接合して、ドアフレーム(1)を形成
し、次いで、サブラインにおいて、窓ガラス昇降装置
(7)その他の機能部品が装着されたサブパネル(6)
の前後部をインナーパネル(3)に固着するとともに、
ガイドレール(11)の下端部をインナーパネル(3)に
固着する。
ついで、ドア内の下部の連結作業等を行なった後、サブ
パネル(6)の内側面に、ドアトリム(図示略)や手動
操作ハンドル(14)等を装着する。
このようにして組付け作業を行なうことにより、窓ガラ
ス昇降装置(7)その他の主要なドア内機能部品のドア
への取付け作業を著しく簡略化することができる。
〔変形例〕
本発明は、上述の実施例のみに限定されるものではな
く、例えば突軸(25)を、ガイドピン(30)と同様に窓
ガラス(19)側に設け、突軸(25)が嵌合される軸孔
を、キャリヤプレート(12)側に設けたり、昇降手段
(21)を別タイプのものとする等の幾多の変形が可能で
ある。
また、本発明の装置は、本発明の組付け方法によらない
で、例えば上掲の実開昭59−131312号公報に開示されて
いるように、キャリヤプレートをサブパネルととにドア
フレームに取付けた後、ドアフレームの上端より窓ガラ
スをドア内空間に挿入し、その後に作業孔を利用して窓
ガラスとキャリヤプレートとを互いに結合する方法によ
っても組付けることができ、この場合でも、その結合作
業が簡単に行なえるという利点がある。
〔発明の効果〕
(a)弾性突片を軸孔の外方に向かって弾性撓曲させつ
つ、突軸の拡径頭部を弾性突片の中央の軸孔に押し込む
だけで、キャリヤプレートへの窓ガラスの取付け作業を
ワンタッチで行なうことができる。
(b)窓ガラスをキャリヤプレートに取付けた後は、窓
ガラスはキャリヤプレートに対して突軸を中心として回
動できるので、キャリヤプレートの昇降軌跡と、窓ガラ
スの案内手段との間に多少の狂いが生じたとしても、窓
ガラスにおけるキャリヤプレートへの取付け部分に、突
軸を中心とする回転方向の応力が生じることはなく、窓
ガラスは円滑に昇降することができる。
(c)窓ガラスの回転中心である突軸と、キャリヤプレ
ートを昇降させるワイヤとを側面視において一致させた
ことにより、窓ガラスの昇降時に、キャリヤプレートに
回転偶力がかかることがなく、キャリヤプレートが傾く
ことによるワイヤの曲がりや実効長の変化を防止するこ
とができ、窓ガラスを円滑に昇降させることができる。
(d)請求項2のように、請求項1の構成に、さらに、
「窓ガラスの適所に突設した内側方を向くガイドピン
を、ドアに固着されたサッシュにおける外側方に向かっ
て開口する案内溝に摺動自在に嵌合する」という構成を
付加すると、キャリヤプレートにガラス支持材を取り付
けるのと同時に、同一側方より、ガイドピンをサッシュ
の案内溝に嵌合することができ、組付け作業性が向上す
る。
(e)請求項3のような組付け方法を採用すると、窓ガ
ラスとキャリヤプレートとの結合作業を、ドアフレーム
外で簡単に行なうことができるので、従来のように、イ
ンナーパネルに穿設された作業孔を通して手さぐりで行
なう等の不便を解消し、ドアへの窓ガラス昇降装置の組
付け作業性を向上することができるとともに、作業を自
動化することもできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の窓ガラス昇降装置の一実施例を備え
るドアの分解斜視図、 第2図は、同じく窓ガラス昇降装置のみの側面図、 第3図は、第2図のA−A線に沿う拡大断面図、 第4図は、第2図のB−B線に沿う拡大断面図、 第5図は、前方のガイドピンとサッシュとの嵌合部分の
拡大断面図、 第6図は、従来の窓ガラス昇降装置の一例を示す、第2
図と同様の側面図である。 (1)ドアフレーム、(2)アウターパネル (3)インナーパネル、(4)開口 (5)ドア内空間、(6)サブパネル (7)窓ガラス昇降装置、(11)ガイドレール (12)キャリヤプレート、(19)窓ガラス (20)サッシュ、(21)昇降手段 (25)突軸、(28)軸孔 (30)ガイドピン、(32)ローラ (33)軸孔

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ドア内に設けたワイヤ駆動式の昇降手段に
    より昇降させられるようにしたキャリヤプレートにおけ
    る側面視においてワイヤと一致する部分と、前記キャリ
    ヤプレートにより支持されて昇降させられる窓ガラスに
    固着されたガラス支持材とのいずれか一方に、拡径頭部
    を有する単一の突軸を突設し、かつ他方に、中央に前記
    突軸が嵌合しうる軸孔を有し、かつその外周が複数に分
    割されて軸孔の内外方向に弾性撓曲可能な弾性突片を設
    け、前記突軸を軸孔に嵌合することにより、窓ガラスを
    キャリヤプレートに着脱自在に枢支させたことを特徴と
    する窓ガラス昇降装置。
  2. 【請求項2】ドア内に設けたワイヤ駆動式の昇降手段に
    より昇降させられるようにしたキャリヤプレートにおけ
    る側面視においてワイヤと一致する部分と、前記キャリ
    ヤプレートにより支持されて昇降させられる窓ガラスに
    固着されたガラス支持材とのいずれか一方に、拡径頭部
    を有する単一の突軸を突設し、かつ他方に、中央に前記
    突軸が嵌合しうる軸孔を有し、かつその外周が複数に分
    割されて軸孔の内外方向に弾性撓曲可能な弾性突片を設
    け、前記突軸を軸孔に嵌合することにより、窓ガラスを
    キャリヤプレートに着脱自在に枢支し、かつ前記窓ガラ
    スの適所に突設した内側方を向くガイドピンを、ドアに
    固着されたサッシュにおける外側方に向かって開口する
    案内溝に摺動自在に嵌合したことを特徴とする窓ガラス
    昇降装置。
  3. 【請求項3】サブパネルに昇降手段及びキャリヤプレー
    トを取付けた後、突軸を軸孔に嵌合することにより、窓
    ガラスをキャリヤプレートに枢着し、その後前記サブパ
    ネルを、前記昇降手段、キャリヤプレート及び窓ガラス
    が装着された状態で、ドアフレームに固着することを特
    徴とする請求項(1)記載の窓ガラス昇降装置を自動車
    のドアに組付ける方法。
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