JPH0763238B2 - 電磁駆動手段の駆動回路 - Google Patents

電磁駆動手段の駆動回路

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JPH0763238B2
JPH0763238B2 JP22221388A JP22221388A JPH0763238B2 JP H0763238 B2 JPH0763238 B2 JP H0763238B2 JP 22221388 A JP22221388 A JP 22221388A JP 22221388 A JP22221388 A JP 22221388A JP H0763238 B2 JPH0763238 B2 JP H0763238B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は2電源駆動方式による電磁駆動手段の駆動回
路に関するものである。
[従来の技術] 電磁駆動手段(パルスモータ)の駆動法としては、従来
から2電源駆動法が採用されている。この2電源駆動法
は電磁駆動手段の巻線に電流が流れ始めるとき、すなわ
ち励磁相に変化があった瞬間に電磁駆動手段に定格電圧
以上の電圧を与えて電流を早く立ち上がらせる。そして
電磁駆動手段の励磁が立ち上がった後は電磁駆動手段に
定格電圧を与えて効率の向上をはかっている。
第3図は2電源駆動法による従来の電磁駆動手段の駆動
回路を示す回路図である。第3図において1はA相、B
相、相及び相を有する4相電磁駆動手段、2は4相
電磁駆動手段1に定格電圧以上の高い電圧+Vpを与える
高電圧電源、3は4相電磁駆動手段1に定格電圧である
保持電圧+VLを与える保持電源である。4は高電圧電源
2と電磁駆動手段1との間にエミッタ、コレクタ間を接
続されたコモン駆動トランジスタ、5〜8は電磁駆動手
段1の各相と0V間にコレクタ、エミッタ間を接続された
相駆動トランジスタである。
9はコモン駆動トランジスタ4のベースにコレクタが接
続され、エミッタが0Vに接続されたトランジスタ、10は
無反転オープンコレクタ素子、11は電圧切換信号を出力
する電圧切換手段である。12は電磁駆動手段1の相切換
信号PMφ1〜PMφ4を出力する相切換手段、13〜16は相
駆動トランジスタ5〜8にそれぞれ駆動信号を送る無反
転オープンコレクタ素子である。
17は保持電源3と電磁駆動手段1との間に接続されたダ
イオード、18は抵抗であり、保持電源3と抵抗18及びダ
イオード17で電磁駆動手段1の保持回路を構成してい
る。19は電磁駆動手段1の各相と並列に接続された逆起
電圧吸収用ダイオード、20は保持電源3から出力される
電圧+VLを論理回路用電圧+5Vにするレギュレータであ
る。
上記のように構成された電磁駆動手段の駆動回路の動作
を第4図に示した波形図を参照して説明する。
相切換手段12から相切換信号PMφ1が出力されると無反
転オープンコレクタ素子13の出力はオープン状態となり
トランジスタ5がオンとなる。同時に電圧切換手段11か
ら電圧切換信号VODが出力される。この電圧切換信号VOD
が第4図に示すようにオンとなると、無反転オープンコ
レクタ素子10の出力はオープン状態となり、トランジス
タ9を導通させて、コモン駆動トランジスタ4を導通さ
せる。コモン駆動トランジスタ4が導通すると、高電圧
電源2からの電流Ipが電磁駆動手段1のA相に大きな励
磁電流Iφ1として流れる。このときダイオード17のカ
ソード側が保持電源3の電圧+VLより高くなり、保持電
源3が逆バイアスされているため、保持電源3からの電
流IHは流れない。
次に、電圧切換信号VODがオフとなると、コモン駆動ト
ランジスタ4がオフとなり、高電圧電源2から流れてい
る電流Ipは遮断される。
この電流Ipの遮断時に電磁駆動手段1のA相のインダク
タンスにより、そのとき流れていたIp(Max)を流し続
けようとする逆起電エネルギが発生する。このため保持
電源3から抵抗18とダイオード17を通して流れる電流IH
はピーク値IHPとなって、電磁駆動手段1のA相に励磁
電流Iφ1として送られる。この電流IHはピーク値IHP
から徐々に降下して定格電流IHNとなる。
すなわち、ダイオード19は逆起電圧吸収回路を構成して
いるが、ダイオード19の順電圧をVFとすると、ダイオー
ド19のカソード側が−VF以下に下らないうちは、保持回
路のダイオード17を通して逆起電電流が流れ、ダイオー
ド19の順電流ID19は流れない。これは、ダイオード19の
アノード側が0Vに接続されているのに対して、ダイオー
ド17のアノード側は抵抗18を介してではあるが、+VL
保持電源3に接続されており、ダイオード17のカソード
側が+VLより低くければ電流IHが流れるためである。
したがって、電磁駆動手段1のA相に流れる励磁電流I
φ1は高電圧電源2から流れる電流Ipと保持電源3から
流れるIHを重ねたものとなる。そして、相切換信号PMφ
1がオフとなり相駆動トランジスタ5がオフとなるとA
相の励磁電流Iφ1が遮断される。
電磁駆動手段1のB相、相、相の相励磁も上記A相
の場合と全く同様に行なわれる。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、上記のように構成された電磁駆動手段の
駆動回路においては、保持電源3の容量にピーク値IHP
を流すに充分な余裕がないときには、保持電源3から出
力する電圧+VLは第4図に示すように著しく下がる。こ
のため例えば+5Vの論理回路用電圧を作成するレギュレ
ータ20が保持電源3に接続されている場合、レギュレー
タ20の必要入出力電圧差をVREGとすると、保持電源3の
電圧+VLが(VREG+5)V以下に垂下すると、論理回路
用電圧も一時的に+5Vから下がる。この論理回路用電圧
+5Vの電圧降下が生じると電磁駆動手段1の駆動回路を
制御する論理回路に誤動作を引き起こしてしまうという
短所があった。
この短所を解決するためには、保持電源3の容量を大き
くすれば良いが、瞬時的に流れるピーク値IHPに対処す
るために単に保持電流3の容量を大きくすると駆動回路
の価格が大幅に高くなってしまい、現実的ではないとい
う短所が生じる。
この発明はかかる短所を解決するためになされたもので
あり、保持電源の容量を大きくしなくても高電圧電源と
保持電源を切換えることができる電磁駆動手段の駆動回
路を得ることを目的とするものである。
[課題を解決するための手段] この発明は前記課題を解決するために、高電圧電源と保
持電源とを有する2電源駆動方式の電磁駆動手段の駆動
回路において、保持電源の保持電圧出力端子と電磁駆動
手段との間にエミッタ、コレクタ間を接続されたトラン
ジスタと、このトランジスタのベースと0V間にコレク
タ、エミッタ間を接続された制御用トランジスタと、制
御用トランジスタのベースと保持電源の出力端子との間
に接続されたツエナダイオードとを有する電流制限回路
を備えたことを特徴とする。
[作用] この発明においては、電磁駆動手段の励磁相に流れる励
磁電流が高電圧電源から流れる電流から保持電源から流
れる電流に切換ったときに生じる保持電源の電圧降下量
をツエナダイオードの逆電圧で制限することにより、保
持回路に流れる電流を制限する。従って、前記課題を解
決することができる。
[実施例] 第1図はこの発明の一実施例を示す回路図であり、図に
おいて1〜20は第3図に示した従来例と全く同じもので
ある。
21は保持回路の保持電源3と抵抗18との間にエミッタ、
コレクタ間が接続されたトランジスタであり、トランジ
スタ21は保持電源3から流れる保持電流IHを制限する。
22はトランジスタ21のベース電流を制御する制御用トラ
ンジスタであり、制御用トランジスタ22のコレクタは抵
抗23を介してトランジスタ21のベースに接続され、制御
用トランジスタ22のエミッタは0Vに接続されている。24
は抵抗25を介して保持電源3と制御用トランジスタ22の
ベースとの間に接続されたツエナダイオードである。こ
の制御用トランジスタ22とツエナダイオード24及び抵抗
25で保持電源3の垂下を制限する垂下制限回路を構成し
ている。なお、26、27はそれぞれトランジスタ21と制御
用トランジスタ22のベース,エミッタ間抵抗である。
上記のように構成された電磁駆動手段1の駆動回路の動
作を第2図に示した波形図を参照して説明する。
いま、相切換手段12から相切換信号PMφ1が出力され、
かつ電圧切換手段11から電圧切換信号VODが出力され
て、電磁駆動手段1のA相に励磁電流Iφ1として高電
圧電源2からの電流Ipが流れているものとする。この状
態で電圧切換信号VODがオンからオフとなると、コモン
駆動用トランジスタ4がオフとなって高電圧電源2から
流れている電流Ipが零となる。このときA相のインダク
タンスによって生じる大きな逆起電電流はすべて保持電
源3から流れようとし、保持電源3の電圧+VLも低下し
ようとする。
しかし、ツエナダイオード24の逆電圧をVZDとし、制御
用トランジスタ22のベース,エミッタ間電圧をVBE22
ツエナダイオード24に流れる電流をIZD、抵抗25の抵抗
値をR25とすると次式が成立する。
VL=VZD+VBE22+IZD・R25 …(1) 従って、保持電源3の電圧+VLが低下しようとしても、
(1)式において電流IZD≒0とした値までしか低下し
ない。この保持電源3の最大垂下電圧を+VL(MIN)と
すると、+VL(MIN)は次式で示すことができる。
+VL(MIN)≒VZO+VBE22 …(2) このように、保持電源3の電圧+VLが+VL(MIN)まで
下ろうとするとツエナダイオード24に流れる電流IZD
減少する。この電流IZDが減少すると、制御用トランジ
スタ22のコレクタ電流が減少し、電流制御用のトランジ
スタ21のベース電流が減少する。
このため、トランジスタ21のコレクタ電流、すなわち保
持電源3から流れる保持電流IHを減少させようとする。
したがって第2図に示すように、保持電流IHのピーク値
IHPは高電圧電源1から流れる電流Ipを遮断したときの
ピーク値Ip(MAX)に達しなくなり保持電源3の容量を
大きくする必要がなくなる。
そして、この差[Ip(MAX)−IHP]の電流は本来の逆起
電圧吸収用のダイオード19の順電流ID19となって流れ
る。
そこで、論理回路用電圧+5Vを作成するレギュレータ20
が保持電源3に接続されている場合に、レギュレータ20
の必要入出力電圧差をVREGとすると、レギュレータ20に
必要な入力電圧は(VREG+5)Vとなる。従って、
(2)式に示した保持電源3の最大垂下電圧+VL(MI
N)を(VREG+5)より高い電圧とすることにより、論
理回路用電圧+5Vは高電圧電源2と保持電源3が切り換
ったときに生じる保持電源3の垂下特性の影響を受けず
に安定した電圧となる。すなわち、ツエナダイオードの
逆電圧VZDが次式 VZD>(VREG+5)−VBE22 …(3) を満足するツエナダイオード24を選択することにより、
保持電源3の容量を大きくせずに論理回路用電圧も安定
させることができる。
なお、上記実施例は電磁駆動手段の駆動回路について説
明したが、保持回路を有するインダクタンス負荷用駆動
回路、例えばマグネットの駆動回路にも上記実施例と同
様に適用することができる。
[発明の効果] この発明は以上説明したように電磁駆動手段の励磁相に
流れる励磁電流が高電圧電源から流れる電流から保持電
流から流れる電流に切換ったときに生じる保持電源の電
圧降下量をツエナダイオードの逆電圧で制限することに
より、保持電流から流れる電流を制限するようにしたの
で、保持電源の容量を大きくしないで安定した電源を得
ることができる。
また、保持電源から出力される電源電圧の垂下特性をツ
エナダイオードの逆電圧で定まる一定値以内に制限する
ことができるため、保持電源から制御用の論理回路電圧
を得る場合であっても、論理回路電圧の低下が発生しな
くなり、論理回路の誤動作を防止することもできる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の実施例を示す回路図、第2図は上記
実施例の動作を示す波形図、第3図は従来例を示す回路
図、第4図は従来例の動作を示す波形図である。 1…電磁駆動手段、2…高電圧電源、3…保持電源、11
…電圧切換手段、12…相切換手段、21…トランジスタ、
22…制御用トランジスタ、24…ツエナダイオード、25…
抵抗。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電磁駆動手段の励磁相に変化があったとき
    に定格電圧以上の電圧を与える高電圧電源と、 励磁が立ち上がった後に定格電圧を与える保持電源と、 を有する電磁駆動手段の駆動回路において、 保持電源の保持電圧出力端子と電磁駆動手段との間にエ
    ミッタ、コレクタ間を接続されたトランジスタと、該ト
    ランジスタのベースと0V間にコレクタ、エミッタ間を接
    続された制御用トランジスタと、該制御用トランジスタ
    のベースと保持電源の出力端子との間に抵抗を介して接
    続されたツエナダイオードとを有する電流制限回路 を備えたことを特徴とする電磁駆動手段の駆動回路。
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