JP2002160710A - ラベル貼り付け方法 - Google Patents

ラベル貼り付け方法

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JP2002160710A
JP2002160710A JP2000360061A JP2000360061A JP2002160710A JP 2002160710 A JP2002160710 A JP 2002160710A JP 2000360061 A JP2000360061 A JP 2000360061A JP 2000360061 A JP2000360061 A JP 2000360061A JP 2002160710 A JP2002160710 A JP 2002160710A
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cutting
blade
rotary blade
band
film
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JP2000360061A
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Kiyoshi Hirotsuji
潔 廣辻
Akira Kawazoe
晃 川添
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Daiwa Can Co Ltd
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Daiwa Can Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 帯状材に加わる張力等のバランスを図り、帯
状材を安定して切断し、切断するとともに、缶体への貼
り付け精度を向上させるラベル貼り付け方法を提供す
る。 【解決手段】 加飾フィルム3が貼付ドラム1に吸着さ
れて引っ張られ、この状態でロータリーカッターのカッ
ターロール2が回転し、回転刃5が回転軸に平行に設置
された固定刃4と加飾フィルム3の内部で接触して加飾
フィルム3を切断し始め、カッターロール2の回転に伴
って生じる回転刃5と固定刃4との切断点fが加飾フィ
ルム3の内部から加飾フィルムの両端部3aへ移動して
切断が進み、切断点fが加飾フィルムの両端部3aに到
達したときに加飾フィルム3の切断が終了する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、紙、フィルムなど
の帯状材を切断してラベルとし、これを金属製の缶体
や、ガラス製ビンなど円筒状被貼着体の表面に貼り付け
るラベル貼り付け方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図16に帯状材の切断に用いられるロー
タリーカッターの一例が示されている。従来、回転刃1
05は回転可能な円筒状のカッターロール102に、直
線状の刃を回転軸に対して所定の微少な角度だけ傾けて
取り付けられている。固定刃104は回転軸に平行に帯
状材103を挟んで回転刃105に接触する位置に設置
されている。また特に、紙、フィルムなど薄い帯状材1
03を切断する際には、切断位置のずれを防止するため
に、張力をかけて平坦にした状態で切断することが多
い。帯状材103の切断は回転刃105と固定刃104
との接触により行われる。まずカッターロール102が
回転すると、回転刃105が帯状材103の一端より接
触しはじめ、その切断点fが順次移動して行くことで切
断が進行する(図16(A)、(B))。そして、帯状
材103の一端から切断を開始し他端まで切断が進んだ
ときに帯状材103は切断が完了する(図16
(C))。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のカッタ
ーにより切断したラベルを缶などの被貼着体の外周面に
張り付ける方法では、カッターの刃105,104同士
が接触もしくは交差することによる切断点fが他端に進
んでいる間、帯状材103の先端は貼り付ける工程の貼
付ドラム101に載り移っていく。そして、それまでに
切断された帯状材103の先端は、帯状材103の送り
速度に対して3〜20%増速された周速で回転する貼付
ドラムにより引っ張られ、未だ切断していない帯状材1
03に張力を与えることになる。
【0004】さらに、切断が未完の帯状材103はその
一部で後続の部分につながっているため、図示していな
いドライブロールの速度で動いており、切断完了直前で
は帯状材103は切断終了側に傾く。また帯状材103
の送り速度に対し貼付ドラム101側に引っ張られる速
度比は、送り速度が変化しても変わらないが、速度差は
送り速度が増加するにつれて大きくなり、それに伴って
貼付ドラム101上の帯状材103の傾き角度も変化す
る。貼付ドラム101上の帯状材103の傾きが変化す
ると、缶の外周面に貼り付けたとき缶エッジ側の帯状材
の重なりと缶ボトム側の帯状材の重なり部とに帯状材の
エッジがずれ、いわゆるフィルムラップの段差(フィル
ムラップ部の食い違い)が発生しやすく、また帯状材の
エッジのずれのばらつきが大きくなる。
【0005】本発明は上記の事情を鑑みてなされたもの
であり、帯状材を安定して切断し、切断して得られたラ
ベル(帯状材シート)の缶体などの被貼着体への貼り付
け精度を向上させるラベル貼り付け方法を提供すること
を目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段およびその作用】上記の目
的を達成するために、請求項1に記載した発明は、貼付
ドラムに向けて繰り出した帯状材の先端部を前記貼付ド
ラムで吸着した状態でその帯状材を所定長さのラベルに
切断し、さらにそのラベルを前記貼付ドラムによって被
貼着体に貼着するラベル貼り付け方法であって、帯状材
を所定長さに切断する切断手段が、回転可能な円筒状の
カッターロールの外周に取り付けられた回転刃と、その
カッターロールの回転に伴い前記回転刃に接するように
取り付けられた固定刃とを備え、前記回転刃と前記固定
刃との間に帯状材を挟み、前記固定刃と前記回転刃とが
接触することにより帯状材の幅方向の複数点で切断点が
生じるロータリーカッターであり、前記固定刃と前記回
転刃との接触により生じる複数の前記切断点のうち左右
両端側の切断点を帯状材の中央部から帯状材の両端部に
向けて移動させて該両端部で帯状材の切断を終了するこ
とを特徴とするラベル貼り付け方法である。
【0007】従って請求項1に記載の発明によれば、帯
状材が貼付ドラムに向かって繰り出されて吸着されて、
貼付ドラムの回転によって引っ張られる。この状態でロ
ータリーカッターのカッターロールが回転し、回転刃が
回転軸に平行に設置された固定刃と帯状材の内部で接触
して帯状材の切断を始め、カッターロールの回転に伴っ
て生じる回転刃と固定刃とによる切断点が、帯状材の進
行方向に向かって帯状材幅方向の中心より右及び左の領
域に、それぞれ一つ以上存在するように切断点が移動し
て切断が進行し、切断点が切断終了点に達したときに帯
状材が切り離される。ここで、切断終了点は、帯状材幅
方向の両端部に一致するものがあればよいのであって、
これと同時に切断の終了する点がそれ以外に複数存在し
てもよく、その位置も左右対称でなくてよい。又、切断
中における切断点の位置は左右対称でなくてもよい。
【0008】このように構成されるため、切断中の帯状
材に対して働く張力に伴うモーメントがつり合い、従っ
て帯状材は傾くことなく貼付ドラムに受け渡され、位置
が安定する。その結果、帯状材の被貼付体に対する貼付
精度が向上する。
【0009】また請求項2に記載された発明は、貼付ド
ラムに向けて繰り出した帯状材の先端部を前記貼付ドラ
ムで吸着した状態でその帯状材を所定長さのラベルに切
断し、さらにそのラベルを前記貼付ドラムによって被貼
着体に貼着するラベル貼り付け方法であって、帯状材を
所定長さに切断する切断手段が、回転可能な円筒状のカ
ッターロールの外周に取り付けられた回転刃と、前記カ
ッターロールの回転に伴い前記回転刃に接するように取
り付けられた固定刃とを備え、前記回転刃と前記固定刃
との間に帯状材を挟み、前記固定刃と前記回転刃とが接
触することにより帯状材の幅方向の複数点で切断点が生
じるロータリーカッターであり、前記固定刃と前記回転
刃との接触により生じる複数の前記切断点のうち帯状材
の中央部を挟んで左右両側の切断点を帯状材の両端部か
ら帯状材の中央部に向けて移動させて該中央部で切断を
終了することを特徴とするラベル貼り付け方法。
【0010】従って請求項2に記載された発明によれ
ば、切断点が、帯状材の進行方向に向かって帯状材幅方
向の中心より右及び左の領域に、それぞれ一つ以上存在
するように切断点が移動して切断が進行し、切断点が切
断終了点に達したときに帯状材が切り離される。ここ
で、切断終了点は、帯状材幅方向の両端部から内側によ
った中央部である。なお、切断中における切断点の位置
は左右対称でなくてよい。このように構成することによ
り、帯状材の切断部に作用する張力に起因してこれを回
転させるモーメントが生じず、もしくは抑制される。そ
して切断された帯状材が、貼付ドラムに受け渡された際
の位置および姿勢を安定させることができる。その結
果、帯状材の被貼付体に対する貼付精度が向上する。
【0011】さらに請求項3に記載された発明は、請求
項2の発明において、前記固定刃と前記回転刃との切断
点が、前記帯状材の幅方向での中心に対して左右対称な
位置を保って移動することを特徴とするラベル貼り付け
方法である。
【0012】従って請求項3に記載された発明によれ
ば、帯状材の中央部に対して対称な位置で切断をおこな
うため、帯状材の切断部に作用する張力が左右で等しく
なり、モーメントのつり合いがとれる。そのため、帯状
材の切断中に帯状材が傾くことを防止できる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体的に説明す
る。まずこの発明で使用する缶体は、金属製であり、そ
の素材としての金属板には、アルミニウム板、ティンフ
リースチールなどの表面処理鋼板、ブリキ、クロムメッ
キ鋼板、アルミメッキ鋼板、ニッケルメッキ鋼板、その
他の各種合金メッキ鋼板及び金属板の表面を熱硬化型や
紫外線硬化型の塗料で被覆するかまたは熱可塑性樹脂に
より被覆した樹脂被覆金属板を用いることができる。
【0014】また、この缶体は、絞り缶(絞り加工とス
トレッチ加工とを施した缶を含む)、絞りしごき缶、イ
ンパクト缶などの缶底と缶胴とが一体に成形された底付
き缶体、すなわちツーピース缶とすることができる。ま
た一般的にいわれるスリーピース缶であってもよい。
【0015】また、この缶体に貼り付けられる帯状材で
ある加飾フィルムは、熱可塑性樹脂フィルムが用いら
れ、具体的には、ポリエチレンテレフタレート樹脂、ポ
リブチレンテレフタレート樹脂などのホモのポリエステ
ル系樹脂、ポリエチレンテレフタレートとイソフタル酸
との共重合体などの共重合ポリエステル系樹脂、ポリプ
ロピレン樹脂、変性ポリプロピレン樹脂などのオレフイ
ン系樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリスチレン樹脂、
塩化ビニル樹脂及びポリ塩化ビニリデン共重合体などか
ら選ばれた透明の高分子樹脂単体、或いは、上記樹脂の
複合体からなる熱可塑性樹脂フィルムが用いられる。特
に耐熱性に優れ、熱に対して印刷画面の寸法安定性があ
るポリエチレンテレフタレート樹脂を使用することが望
ましい。その樹脂フィルムの厚さは適宜決定することが
でき、一般的には、10〜30μmの樹脂を使用するこ
とができる。
【0016】またこの樹脂フィルムの一方の面には、印
刷層と接着剤層が形成されている。すなわち樹脂フィル
ムの一方の面には装飾用の印刷が施され、その面の表面
に接着剤層が設けられている。なお、樹脂フィルムの他
方の面に保護塗膜層を設けてもよい。また、樹脂フィル
ムの一方の面に接着剤層、他方の面に印刷層と保護塗膜
層を設けたフィルムでもよい。
【0017】印刷には熱硬化性のウレタン樹脂からなる
インキが使用され、グラビア印刷、フレキソ印刷により
印刷が実施される。接着剤層に使用する接着剤はポリエ
ステル系、ポリウレタン系、エポキシ系などの熱硬化型
の樹脂が挙げられ、金属素地との密着性を考慮して2種
類以上の組合せで使用することが望ましい。その接着剤
層の厚みは、1〜8μm、特に外観上の意匠性を考慮す
ると、5〜7μmが好ましい。保護塗膜層としては、具
体的にポリエステル樹脂、エポキシ樹脂、エポキシ変性
ポリエステル樹脂、アクリル樹脂等にアミノ樹脂等の硬
化剤を添加し、これに周知の滑剤を含有させたものを用
いることができる。
【0018】次に、図1を用いて本実施の形態における
フィルム貼付装置の全体構成を説明する。フィルム貼付
ステーション10は、帯状材である加飾フィルム3を缶
胴部に圧着させる貼付ドラム1と、加飾フィルム3を缶
胴部の周方向の長さに対応して所定の長さに切断するカ
ッター部7と、所定の張力が付与された加飾フィルム3
を切断するカッター部7へ供給する図示しないドライブ
ロールから成り立っている。ドライブロールは大小の送
りロールから構成されており加飾フィルム3を挟み込む
ようにして回転するようになっている。そして、その回
転により加飾フィルム3をカッター部7に供給すること
になる。
【0019】さらに、フィルム貼付ステーション10は
加飾フィルム3が巻かれた図示しないフィルムロールを
巻き出す装置及び加飾フィルム3に所定の張力を付与す
る図示しないテンションロール群から成り立っている。
貼付ドラム1には、加飾フィルム3を中心側に吸引でき
るように負圧孔が設けられており、カッター部7から貼
付ドラム1に加飾フィルム3を受け渡すのに利用され
る。
【0020】缶体は、加熱された図示しないマンドレル
に挿入されフィルム貼付ステーション10に運ばれる。
フィルム貼付ステーション10では、カッター部7に供
給された加飾フィルム3は、カッターロール2が一回転
する毎に一定の長さに切断される。つまり、カッター部
7は、カッターロール2の外周面に突出して取り付けら
れた回転刃5と固定刃4とを刃合わせして接触させるこ
とによって生じた切断点の移動により、その間に挟んだ
加飾フィルム3を切断するようになっている。そして、
貼付ドラム1上に一缶分の所定の長さに切断された加飾
フィルム3が等間隔に、缶体に対して位置決めされてお
り、缶体と接触することにより一枚ずつ缶体に貼り付け
られる。
【0021】次に、本実施の形態で使用されるカッター
ロール2に取り付けられた回転刃の形状について説明す
る。この回転刃5は、図2および図4に示すように、カ
ッターロール2の軸線方向に沿ってカッターロール2に
取り付けられ、かつその長手方向での中央部が、カッタ
ーロール2の回転方向で後方側に突出していて、全体と
してほぼV字状をなしている。回転刃5の刃であるシャ
ープエッジ5dは回転刃の端面5bに設けられている。
そして、シャープエッジ5dは回転刃5の端部5aでは
端面5bの中央線上にあり、シャープエッジ5dの中央
部は回転刃(V字型シャー)5の一方の端辺5cに寄っ
ており、中央部で折り曲がる形状をなしている。
【0022】そして、カッターの回転軸に対するV字状
の刃の傾きは0.1゜から2゜の範囲で選択できるが、
0.1゜よりも小さくなると固定刃と回転刃との接触状
態が点で接している状態から、線で接触している状態に
近くなるため加飾フィルム3が切れ難くなる。また2゜
以上の角度では加飾フィルム3の切れ口がV字形に切れ
ていることが顕著になる。フィルムの切断を良好に行う
ことができ、見かけ上切り口がほぼ直線に切断されてい
るように見える好ましいV字状の刃の傾きの範囲は0.
1゜から0.5゜である。
【0023】本実施の形態ではシャープエッジ5dの厚
みは1mmであるが、特にこの厚みに限定されるもので
はない。この回転刃5は、図4に示すように、カッター
ロール2に取り付けられる。その状況が図3及び図4に
示されている。回転刃5の刃であるシャープエッジ5d
だけがカッターロール2から突出している。
【0024】次に、加飾フィルムの切断の状況を図5を
用いて説明する。図示しないドライブロールから所定の
張力が加わりながら矢印方向へ送られてきた加飾フィル
ム3がカッター部7に入る。カッター部7に入るとカッ
ターロール2に取り付けられた回転刃5と固定刃4に挟
まれる。カッターロール2が一回転するときにカッター
ロール2に取り付けられた回転刃5とカッターロールの
外側に設けられた固定刃4とが刃の両端から接触し始め
る。そして、図5(A)に示すように、回転刃5と固定
刃4との切断点fが加飾フィルムの両端部3aまで徐々
に移動する。
【0025】そして、加飾フィルム3の両端部3aまで
きた切断点fは同時に加飾フィルム3内を切断しながら
中央部へ向かって移動する。このとき切断点fは加飾フ
ィルムの中央3bに対して対称な位置にある。このよう
に加飾フィルム3の切断が両端部より同時に行われるた
め、加飾フィルム3の切断部に作用するモーメントのバ
ランスがとれる。そして加飾フィルムの中央3bに対し
て対称な位置を維持しつつ切断点fが移動し続ける(図
5(B)参照)。その結果、加飾フィルム3の切断中で
ある切断点fの移動中に加飾フィルム3が傾くことはな
い。
【0026】加飾フィルム3内で切断点fが移動してい
くと、図5(C)に示すように、回転刃5の形状である
V字の頂点に到達し、切断点fの移動が終了する。この
位置は加飾フィルム3の中央3bに一致する。つまりモ
ーメントのバランスをとりながら、切断点fが移動して
いたため、加飾フィルム3が傾くことはない。その結
果、回転刃5のV字の頂点と加飾フィルムの中央3bが
ずれることなく一致する。そして、加飾フィルム3の中
央3bにて切断が完了する。
【0027】加飾フィルム3の切断完了直前では加飾フ
ィルム3の先端は缶に貼り付けるための貼付ドラム1に
載っており、加飾フィルム3の切断された部位(フィル
ムの両側)は、フィルム供給速度の3〜20%増速され
た周速で回転する貼付ドラム1により引っ張られる。加
飾フィルム3の中央3bは未だつながっており、加飾フ
ィルム3は加飾フィルムの中央3bにて位置を固定され
るため、加飾フィルム3の傾きの発生は少なく、また傾
きのばらつきも少ない。
【0028】加飾フィルムの中央3bから切断を始める
場合も同様に切断完了する直前では、加飾フィルム3の
先端は貼付ドラム1上に載っており、加飾フィルム3の
両端部3aを保持された状態にて、フィルム供給速度の
3〜20%増速された周速で回転する貼付ドラム1によ
り引っ張られているため、切断完了時の加飾フィルム3
の傾きは殆ど発生せず、傾きのばらつきも減少する。
【0029】カッターロール2に取り付けられた回転刃
5の回転方向に対して開いたV字状の刃の場合はフィル
ムは両端部3aから中央3bへ向かって切断され、カッ
ターロール2に取り付けられた回転刃5の回転方向に対
して閉じたV字状の刃の場合はフィルムの中央3bから
両端部3aに向かって切断される。どちらの方法をとっ
てもよいが、フィルムの中央3bから両端部3aに向か
って切断していく方法は調整が難しく、実際にはフィル
ムの両端部3aから中央3bへ向かって切断する方法を
採ることが多い。
【0030】上述した本実施の形態で用いた回転刃5の
形状はカッターロール2の回転方向に対して開いたV字
状である。本発明の目的を達成するためには特にこの形
状の回転刃だけに限定されるものではなく種々の形状の
回転刃が適応できる。以下、回転刃の他の形状を例示す
る。
【0031】図6(A)は、回転刃5の形状として、カ
ッターロール2の回転方向に対して閉じたほぼV字状を
示している。V字の頂点は加飾フィルム3の中心部に一
致させられる。従って切断形状は、図6(B)に誇張し
て示す形状になる。
【0032】図7(A)は図6(A)と同じくV字状の
回転刃5であるが、カッターロール2の回転方向に対し
て開いたV字状をなしている。従って切断形状は、図7
(B)に誇張して示す形状になる。
【0033】このようにこれらいずれかの回転刃5の形
状であっても、回転刃5と固定刃4とによる切断点が加
飾フィルムの中央部に対して対称位置にあり、かつ加飾
フィルム3の両端部から同時に切断して行くか、或いは
加飾フィルム3の内部から同時に切断して行くため、従
来のように加飾フィルム3に加わる張力が偏ることがな
い。そのため、切断中に加飾フィルム3が傾くことがな
い。
【0034】図8(A)は回転方向に対して閉じたV字
形の刃をフィルムの幅方向に3つ連ねて形成した回転刃
である。従って切断形状は図8(B)に示す形状とな
る。そして、中央のV字の山が加飾フィルム3の中央部
に対応している。加飾フィルム3の中央部に対して左右
対称の形状をなしており加飾フィルム3は回転方向に対
して閉じたV字刃の山の部分から切断が始まり連なった
V字刃の谷の部分およびフィルム両端部で切断が完了す
る。加飾フィルム3の中央部に対して対称な位置で切断
を行うため、フィルムに働くモーメントがつり合う。そ
のため、切断中に加飾フィルム3が傾くことはない。
【0035】図9(A)は図8(A)と同様に、回転方
向に対して閉じたV字形の刃をフィルムの幅方向に2つ
連ねて形成した回転刃である。従って切断形状は図9
(B)に示す形状となる。図10(A)に示す回転刃5
は、図9(A)に示す形状とは回転方向に対して前後が
逆の形状をなしている。従って切断形状は図10(B)
に示す形状となる。
【0036】いずれの回転刃5も中央部の山、谷の部分
が加飾フィルム3の中心部に一致させられ、かつ左右対
称の形状をなしている。そして、加飾フィルム3の端
部、或いは内部の、加飾フィルム3中央部に対して対称
の位置から切断が始まるため、フィルムに働くモーメン
トがつり合い、切断中に加飾フィルム3が傾くことはな
い。
【0037】図11(A)および図12(A)のそれぞ
れは、半径R1の円弧状をなす回転刃5の形状を示して
おり、図11(A)に示す形状はカッターロール2の回
転方向に対して閉じた形状をなしており、図12(A)
はカッターロール2の回転方向に対して開いた形状をな
している。いずれも左右対称の形状であり、円弧の最上
部、最下部が加飾フィルム3の中心部にほぼ一致してお
り、切断に際して回転刃5が加飾フィルム3の対称な位
置から切断を始めることになる。その切断形状を図11
(B)および図12(B)にそれぞれ示してある。
【0038】また図13(A)および図14(A)のそ
れぞれは、半径R2の円弧二つを組み合わせた回転刃5
の形状を示しており、円弧のつなぎ合わせ部が加飾フィ
ルム3の中心部にほぼ一致している。そのため、上述し
た例と同様に、加飾フィルム3の中心部に対して対称の
位置から加飾フィルム3の切断を始めることになる。従
って、フィルムに働くモーメントがつり合い、切断中に
加飾フィルム3が傾くことはない。
【0039】上述したラベル貼り付け方法を用いて、本
発明の実施例と従来例との比較を行った。比較の内容
は、貼付ドラム上に載っている切断された加飾フィルム
シートについて、図15に示すように、貼付ドラム上の
基準線10からの加飾フィルムシート11の前端a、後
端bまでの距離の比較である。そして、その結果が表
1、表2に示されている。
【0040】
【表1】
【0041】
【表2】
【0042】距離の測定方法は、貼付ドラム1上にライ
ンセンサー6を設置し、加飾フィルムシート11の一端
側がラインセンサー6を横切るようにして、貼付ドラム
1上の基準線10から距離を測定する方法である。ライ
ンセンサー6はオシロスコープ(図示せず)に接続され
ており、ラインセンサー6からの測定データはオシロス
コープに送られオシロスコープ上に波形として出力され
る。そして所定の基準線10からフィルムの前端a、後
端bの距離を測定した。測定のための加飾フィルムシー
ト11の枚数は50枚とした。
【0043】実施例1では、カッターロールに取り付け
た回転刃の刃の材質として超硬を使用し、固定刃の刃の
材質としてSKD―11(工具鋼)を使用した。カッタ
ーロールに取り付けた回転刃の刃には中央部から両側に
向かって0.3゜の傾斜をつけ、フィルムの両端部から
フィルムの中央部に向けて切断される回転方向に開いた
V字状の刃とした。そして、毎分600枚の切断速度と
して貼付ドラム1上の基準線10から加飾フィルムシー
ト11の前端a、後端bまでの距離を測定した。
【0044】実施例2では、固定刃、回転刃それぞれに
実施例1と同様の材質の刃を使用し、カッターロールに
取り付けた回転刃については回転方向に開いたV字状の
刃とし、中央部から両端に向かって0.5゜の傾斜をつ
け、実施例3では、固定刃、回転刃それぞれに実施例1
と同様の材質の刃を使用し、カッターロールに取り付け
た回転刃については回転方向に開いたV字状の刃とし、
中央部から両端に向かって1.0゜の傾斜をつけ、実施
例4では、固定刃、回転刃それぞれに実施例1と同様の
材質の刃を使用し、カッターロールに取り付けた回転刃
については回転方向に閉じたV字状の刃とし、刃両端か
ら中央部に向かって0.3゜の傾斜をつけ、実施例5で
は、固定刃、回転刃それぞれに実施例1と同様の材質を
使用し、カッターロール側の回転刃については回転方向
に向かって閉じたV字状の刃とし、中央部に向かって
0.5゜の傾斜をつけた。そして実施例2ないし実施例
5においても、実施例1と同様に、毎分600枚の切断
速度に設定し、フィルム切断時の貼付ドラム1上の基準
線10から加飾フィルムシート11の前端a、後端bま
での距離を測定した。
【0045】つぎに実施例6では、実施例1と同様の材
質、形状の固定刃及び回転刃を使用し、実施例7では、
実施例2と同様の材質、形状の固定刃及び回転刃を使用
し、実施例8では、実施例3と同様の材質、形状の固定
刃及び回転刃を使用し、実施例9では、実施例4と同様
の材質、形状の固定刃及び回転刃を使用し、実施例10
では、実施例5と同様の材質、形状の固定刃及び回転刃
を使用した。そして実施例6ないし実施例10では、毎
分400枚の切断速度に設定し、フィルム切断時の貼付
ドラム1上の基準線10から加飾フィルムシート11の
前端a、後端bまでの距離を測定した。
【0046】そして、従来例1では、実施例と同様、カ
ッターロールに取り付けた回転刃の刃の材質は超硬を使
用し、カッターロールの外側に設けられた固定刃の刃の
材質としてSKD―11(工具鋼)を使用した。カッタ
ーロールに取り付けた回転刃の刃は直線状の刃で、固定
刃に対して0.3゜の傾斜をつけてある。そして、毎分
600枚の切断速度に設定し、フィルム切断時の貼付ド
ラム上の基準線からフィルムの前端、後端までの距離を
測定した。また従来例2では、従来例1と同様の材質、
形状の固定刃及び回転刃を使用し、毎分400枚の切断
速度でフィルム切断時の貼付ドラム1上の基準線10か
ら加飾フィルムシート11の前端a、後端bまでの距離
を測定した。
【0047】従来例1および従来例2と本発明の実施例
とを比較すると、実施例の方がフィルムシート11の前
端、後端の両方においてフィルムシート11の位置のば
らつきが減少している。従来例では、フィルムの切断速
度に対して、速度が速くなるにつれてばらつきは大きく
なっている。それに対して、実施例では表1および表2
に示すようにカッターロールに取り付けた回転刃の刃の
形状を変更した場合には、速度が高速になってもばらつ
きの変化は少なかった。
【0048】なお、この発明において、帯状材の両端部
が最終的に同時に切断されるように構成した場合には、
切断途中での切断点は、帯状材の中心部に対して左右対
称の位置でなくてもよい。また、帯状材の中央部に向け
て左右両方向から切断点を進行させて切断をおこなう場
合、切断終了点となる帯状材の中央部とは、要は、帯状
材の両端部より幅方向での中心に寄った位置であればよ
く、従って帯状材の幅方向での中心から右側もしくは左
側に偏倚した位置であってもよい。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
帯状材を所定の長さに連続で切断するとき、その切断さ
れた帯状材を位置決めするのに、帯状材の切断速度に関
係なく安定して位置決めが可能になる。その結果、帯状
材の被貼付体に対する貼付精度が向上する。また従来、
切断された帯状材の位置決めをするのに位置決め用ロー
ル等が設けられる場合があったが、そのような機構は不
要であり、薄いいわゆる腰のない帯状材を対象とする場
合であっても簡単で精度のよい位置決めが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の切断機構を示した側面図である。
【図2】 カッターロールに取り付ける回転刃の斜視図
である。
【図3】 本発明のカッターロールの断面図である。
【図4】 本発明のカッターロールの側面図である。
【図5】 本発明のロータリーカッターによる加飾フィ
ルムの切断の過程を示す平面図である。
【図6】 カッターロールに取り付ける回転刃の形状を
V字状に形成した例を示す説明図である。
【図7】 カッターロールに取り付ける回転刃の形状を
V字状に形成した他の例を示す説明図である。
【図8】 カッターロールに取り付ける回転刃の形状を
複数のV字形状を連続させた形状に形成した例を示す説
明図である。
【図9】 カッターロールに取り付ける回転刃の形状を
複数のV字形状を連続させた形状に形成した他の例を示
す説明図である。
【図10】 カッターロールに取り付ける回転刃の形状
を複数のV字形状を連続させた形状に形成した更に他の
例を示す説明図である。
【図11】 カッターロールに取り付ける回転刃の形状
を円弧に形成した例を示す説明図である。
【図12】 カッターロールに取り付ける回転刃の形状
を円弧に形成した他の例を示す説明図である。
【図13】 カッターロールに取り付ける回転刃の形状
を複数の円弧を連続させた形状に形成した例を示す説明
図である。
【図14】 カッターロールに取り付ける回転刃の形状
を複数の円弧を連続させた形状に形成した他の例を示す
説明図である。
【図15】 基準線からの加飾フィルムの前端、後端の
測定状況を示す平面図である。
【図16】 従来のロータリーカッターによるフィルム
の切断の過程を示す平面図である。
【符号の説明】
1…貼付ドラム、 2…カッターロール、 3…加飾フ
ィルム、 4…固定刃、5…回転刃、 6…ラインセン
サ、 10…基準線、 f…切断点。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3E075 AA10 BA83 CA02 DB02 DB14 GA02 3E095 AA08 BA02 CA01 DA03 DA24 DA34 DA42 DA86 FA13

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 貼付ドラムに向けて繰り出した帯状材の
    先端部を前記貼付ドラムで吸着した状態でその帯状材を
    所定長さのラベルに切断し、さらにそのラベルを前記貼
    付ドラムによって被貼着体に貼着するラベル貼り付け方
    法において、 帯状材を所定長さに切断する切断手段が、回転可能な円
    筒状のカッターロールの外周に取り付けられた回転刃
    と、そのカッターロールの回転に伴い前記回転刃に接す
    るように取り付けられた固定刃とを備え、前記回転刃と
    前記固定刃との間に帯状材を挟み、前記固定刃と前記回
    転刃とが接触することにより帯状材の幅方向の複数点で
    切断点が生じるロータリーカッターであり、前記固定刃
    と前記回転刃との接触により生じる複数の前記切断点の
    うち左右両端側の切断点を帯状材の中央部から帯状材の
    両端部に向けて移動させて該両端部で帯状材の切断を終
    了することを特徴とするラベル貼り付け方法。
  2. 【請求項2】 貼付ドラムに向けて繰り出した帯状材の
    先端部を前記貼付ドラムで吸着した状態でその帯状材を
    所定長さのラベルに切断し、さらにそのラベルを前記貼
    付ドラムによって被貼着体に貼着するラベル貼り付け方
    法において、 帯状材を所定長さに切断する切断手段が、回転可能な円
    筒状のカッターロールの外周に取り付けられた回転刃
    と、前記カッターロールの回転に伴い前記回転刃に接す
    るように取り付けられた固定刃とを備え、前記回転刃と
    前記固定刃との間に帯状材を挟み、前記固定刃と前記回
    転刃とが接触することにより帯状材の幅方向の複数点で
    切断点が生じるロータリーカッターであり、前記固定刃
    と前記回転刃との接触により生じる複数の前記切断点の
    うち帯状材の中央部を挟んで左右両側の切断点を帯状材
    の両端部から帯状材の中央部に向けて移動させて該中央
    部で切断を終了することを特徴とするラベル貼り付け方
    法。
  3. 【請求項3】 前記固定刃と前記回転刃との切断点は、
    前記帯状材の幅方向での中心に対して左右対称な位置を
    保って移動することを特徴とする請求項2に記載のラベ
    ル貼り付け方法。
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