JP2009148875A - シート材切断装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 小径化や軽量化さらには低コスト化がなされた回転刃を用いて、小型化や軽量化を行ったシート材切断装置を提供する。
【解決手段】 本発明は、直線状の刃先線を有する固定刃と、該固定刃の刃先線と剪断角をもって順次噛み合うことでシート材の切断を営む回転刃とを備えたシート材切断装置であって、前記回転刃は、長尺状のシャンク部と、該シャンク部の長手方向に設けられた刃先線を有する刃部とを有し、該刃部と前記シャンク部とが一体の金属焼結体でなる、シート材切断装置である。本発明において、回転刃には金属粉末射出成形体が焼結された金属焼結体でなる回転刃を用いることができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、複写機やプリンタなどの事務機器や券売機などの機器に搭載され、シート状やロール状の紙やフィルム、シールやラベルなど各種のシート材を任意の長さに切断するために用いられるシート材切断装置に関する。
従来、シート材の切断幅方向に配置した直線状の刃先線を有する固定刃と、該固定刃の刃先線と噛み合い可能に配置された回転刃との間にシート材を挿入し、前記回転刃を回転させてシート材の切断を営むシート材切断装置がある。このようなシート材切断装置に用いられる回転刃は、該回転刃の芯金となってその両端側で軸支されたシャンク部と、該シャンク部の長手方向となる回転軸方向に設けられた切断を営む刃先線を有する刃部とによって形成されるものが一般的である。
上述したシート材切断装置には、回転刃と固定刃との間に被切断シート材を挿入するための間隙が設けられる。例えば、円柱面に回転刃を形成する特許文献1、2に開示されるシート材切断装置では、中実円柱を半径方向断面において半円形状や扇形状あるいはこれらと類似の形状に形成し、加工前の原断面と加工後の回転刃断面との差分に対応して画成される空間を通紙のための間隙として使用している。このような回転刃は、例えば丸棒などの溶製材から芯金となるシャンク部を削り出し、該シャンク部に対し、簡易な平面加工の組み合わせによって、刃部を画成するためのすくい面や通紙のための間隙を画成する逃がし面が形成されている。
実開昭62−195490号公報 特開2006−167895号公報
上述した特許文献1、2に開示されるシート材切断装置では、回転刃の刃部の刃先線が簡易な平面の組み合わせによって形成できる。しかしながら、螺旋状などの複雑な形状を有する刃先線は形成できず、例えば、回転刃の刃先線のリード角を大きくしたり、回転刃の半径方向断面積を低減したりするなどの手段により、回転刃自体を小径化や軽量化してシート材切断装置の小型化や軽量化を図ることができなかった。また、このような回転刃は、粗加工から仕上げ加工までのすべてが機械加工に拠って形成されるため材料歩留や生産効率が悪く、回転刃の製造コストの低減を阻害していた。
本発明の目的は、上記課題を鑑み、小径化や軽量化さらには低コスト化がなされた回転刃を用いて、小型化や軽量化を行ったシート材切断装置を提供することである。
本発明者は、回転刃を金属焼結体でなる回転刃とすることによって回転刃自体の小型化や軽量化さらには低コスト化ができ、該回転刃を用いたシート材切断装置の小型化や軽量化さらには低コスト化ができることを見出して本発明に想到した。
すなわち本発明は、直線状の刃先線を有する固定刃と、該固定刃の刃先線と剪断角をもって順次噛み合うことでシート材の切断を営む回転刃とを備えたシート材切断装置であって、前記回転刃は、長尺状のシャンク部と、該シャンク部の長手方向に設けられた刃先線を有する刃部とを有し、該刃部と前記シャンク部とが一体の金属焼結体でなる、シート材切断装置である。
本発明においては、前記刃部は曲線状の刃先線を有することができる。
また、前記刃部は前記固定刃の両端側から噛み合い可能な刃先線を有することができる。
また、上記いずれの回転刃においても、前記刃部の刃先線に切り欠きを有することができる。
また、本発明のシート材切断装置は、前記回転刃と前記固定刃とが合体分離可能でなるものとすることができる。
上記いずれの回転刃についても、金属粉末射出成形体が焼結された金属焼結体でなるものとすることができる。
本発明のシート材切断装置は、金属焼結体でなる回転刃を用いることで回転刃の小径化や軽量化さらには低コスト化ができ、該回転刃を用いることによってシート材切断装置の小型化や軽量化さらには低コスト化をすることができる。そして、本発明のシート材切断装置を搭載することにより、例えばプリンタや券売機といった機械装置や事務機器の小型化や軽量化にも寄与できる。
本発明の重要な特徴は、回転刃と固定刃とが噛み合って切断を営むシート材切断装置において、シャンク部と刃部とが一体の金属焼結体でなる回転刃を用いたことである。金属焼結体は、例えば金属粉末射出成形法(MIM)などの金属焼結法を適用して形成される金属焼結体であって、所望形状に対して近似形状を有して形成できる。このように所望形状に対して近似形状を有して形成される金属焼結体を回転刃に適用することで、従来の平面加工の組み合わせによっては形成できなかった複雑な形状を有する回転刃であっても形成することができる。
そして、金属焼結体でなる回転刃は、例えば、固定刃との噛み合いにおける剪断角を画成する回転刃のリード角を従来よりも大きく形成する、刃先線の途中においてリード角を変化させて形成する、刃部の刃先線における刃先角を切断開始側から切断終了側まで一定の角度に形成する、回転刃の半径方向断面を必要に応じて変化させるなど、回転刃の各部の形状を所望形状に形成することができる。望ましくは金属粉末射出成形体が焼結された金属焼結体でなる回転刃である。
このような所望形状に形成可能な金属焼結体でなる回転刃を用いて、本発明のシート材切断装置、すなわち、直線状の刃先線を有する固定刃と、該固定刃の刃先線と剪断角をもって順次噛み合うことでシート材の切断を営む回転刃とを備えたシート材切断装置を構成することができる。
また、本発明のシート材切断装置は、回転刃と固定刃とが合体分離可能に構成することができる。回転刃または固定刃を相手刃に対して合体分離可能に構成することによって、例えば、被切断シート材が通紙時に引っ掛かるなどの不具合を生じた場合には、回転刃または固定刃を相手刃から分離させることで広いメンテナンス空間が確保されるので、正常状態への復帰が容易になるといった利点がある。
本発明において、刃部とシャンク部とが一体の金属焼結体でなる回転刃は、シャンク部の外観の略形状を、例えば金属板をプレス成形して形成したような屈曲板状の形状に形成できる。また、回転刃の刃先の軌跡円の形状において、例えば中央部が窪んだ鼓状の形状を画成する回転刃や、長手方向にテーパとなる円錐状の形状を画成する回転刃に形成できる。このような形状を有する回転刃は、上述の屈曲板状の形状を有する回転刃よりも切断機構部の占める空間を小さくできる利点がある。望ましくは、刃先の軌跡円の形状が円柱状の形状に画成されるように形成された回転刃であって、相手刃となる固定刃との噛み合い状態を構成するに際し、固定刃において簡易な直線状の刃先線を採用する場合でも固定刃の刃先線に対して回転刃の刃先の軌跡円の軸芯を平行に配設できるので、切断を営む切断機構部の占める空間をコンパクト化でき、シート材切断装置の小型化に寄与できる。
なお、本発明でいう平行とは、数学的に厳密な平行状態でなく、回転刃と固定刃との噛み合い状態を調整するためなど所要の微量な例えば0.5°程度の噛込角などの傾きを含んでおり、実質的に平行状態といえる程度の平行をいう。
本発明における回転刃は、通紙のための間隙を画成でき、切断負荷に耐える強度を有することができる最小限の半径方向断面積を確保した上で、シャンク部の長手方向の長さと外径との比率(以下、アスペクト比という)を大きく設定することによって、回転刃自体を小径化や軽量化することができる。回転刃の強度を確保するためには、回転刃のアスペクト比を30倍以下に設定することが望ましい。より望ましくは25倍(25:1)以下に設定することである。例えば、シャンク部が全長125mmで外径6mmの場合は、そのアスペクト比は21倍(21:1)である。
本発明における回転刃のシャンク部は、刃部を設ける芯金としての機能を有して刃部よりも回転軸方向に長尺に形成でき、シャンク部の両端側を用いて回転刃を軸支できる。また、シャンク部の半径方向断面つまり回転刃断面の形状は、刃部の刃先線の形状に対応する形状に、被切断シート材の挿入、切断、排出などを阻害することのない形状に形成でき、可能な限り大きな断面係数を確保できる形状が望ましい。このような回転刃断面の形状とすることによって、切断開始側から切断終了までの各々の回転刃断面に対し、切断負荷に耐えるために十分な強度を確保でき、通紙のための間隙やリード角を確保することで、切断終了側において大きな断面係数を確保し難かった従来の回転刃よりも小型化された回転刃を得ることができる。
本発明における回転刃の刃部は、刃先線が回転刃の回転によって固定刃の刃先線と順次噛み合うことで切断を営むことができる。刃部の刃先線は、シャンク部の長手方向に沿って被切断シート材の切断幅よりも長尺に形成でき、刃先線の両端側から中央側へ向かって順次噛み合い可能なV字状、U字状、ハ字状などに形成でき、従来のような簡易形状の刃先線に限らず、螺旋や円弧などの任意曲線の一部やこれらに近似の螺旋状や円弧状などの任意曲線の一部を適用して曲線状に形成できる。
また、刃部の刃先線は、相手刃となる固定刃の刃先線とで剪断角を画成するためのリード角をもって形成できる。また、刃先線の途中においてリード角が変化するように形成でき、例えば切断前半側よりも切断後半側が大きなリード角となるように形成できる。大きなリード角は切断時に回転刃に作用する切断負荷の低減に有効である。例えば、装置サイズの制約などの理由によりシート材切断装置内のスペースが限定され、切断終了側の回転刃断面において十分な断面係数が確保し難い場合などでは、切断開始側よりも切断終了側のリード角を大きく形成することで切断時に回転刃に作用する切断負荷を低減することが望ましい。
このような回転刃において、上述した剪断角に対応するリード角を大きく形成するほど切断反力が低減されて回転刃の駆動動力の低減に寄与することができる。しかしながら、従来の回転刃では機械加工によらざるをえず、このため形状の自由度が小さいことなどの制約があって、実用上は2.7°未満に形成されていることが多い。これに対して本発明では、所望形状に形成できる金属焼結体でなる回転刃であるので、リード角が例えば2.7°〜7°であっても形成することができる。
また、回転刃断面における刃部の刃先部において、刃先が角度の頂点となる刃先角を切断開始側から切断終了側まで同一角度に形成することができる。これにより、切断品位が安定化できるとともに、切断中の切断負荷を安定化させることができて回転刃の駆動効率を向上させることができる。また、刃先角だけでなく、すくい角や逃がし角、刃先形状なども同一に形成することができる。刃先角は、相手刃との噛み合いにおいて刃先同士が衝突してロックする不具合を防止するために45°以上とすることが望ましい。また、滑らかな切断を可能とするために刃先角を120°以下とすることが望ましい。より望ましくは刃先角を70°〜110°とすることであり、さらに刃先角を85°〜95°とすることで噛み合い状態のさらなる安定化が可能となる。
また、上述したいずれの刃部の刃先線においても、切断を営む刃先線の1箇所または複数箇所に切り欠きを形成することができる。これにより、切断後のシート材は1箇所または複数個所で繋がった状態となり、いわゆる切り残し切断(パーシャルカット)が可能となる。また、このような切り欠きは、切り残し個所で繋がることができる程度の間隔をもって形成することができ、望ましくは1〜2mmといった狭隘な幅の切り欠きを形成することである。なお、刃先線に設ける切り欠きは刃先線の中央だけではなく刃先線の途中に切り欠きを形成することもできる。
以下、上述した本発明におけるシャンク部と刃部とが一体の金属焼結体でなる回転刃の具体例について、適宜図面を用いて具体的に説明する。
本発明における回転刃であって、曲線状の刃先線を有する回転刃の一例を説明する。図9に模式図を、図10に断面図を示す。回転刃100は、長尺状のシャンク部101と、シャンク部101の長手方向の両端側に回転軸部104a、104bと、シャンク部101の長手方向に連なる刃部102を有する。そして、刃部102は、曲線状の刃先線103として形成されている。切断を営む回転刃断面の形状は切断開始側と切断終了側とではその形状が異なって形成され、これにより切断負荷に耐えるための強度を確保しつつ相手刃となる固定刃と回転刃との間にシート材を通紙するための間隙を画成している。また、刃部の刃先部の形状は、切断開始側から切断終了側まで刃先角などが同じ形状となるように形成されており、これにより切断の安定化を図ることができる。
このような曲線状の刃先線103は、従来の平面加工の組み合わせによってなる回転刃の刃先線に比べ、相手刃となる固定刃の刃先線とで剪断角を画成するリード角が大きく設定でき、比較的小さな切断力でシート材の切断が可能となって回転刃の駆動動力を低減することができる。図9に示す回転刃100は、刃先線103においてリード角がほぼ一定となるように形成されるが、例えば切断終了側に向かってリード角が大きくなるように形成するなど、刃先線においてリード角をいくつかの角度に変化させて形成できる。また、回転刃における曲線状の刃先線は、上述したように例えば螺旋や任意曲線の一部を適用して形成した刃先線とすることもできる。
また、曲線状の刃先線を有する回転刃の別の一例を説明する。図11に模式図を、図12に断面図を示す。図11において、回転刃110の刃先線113は左下方から右上方に傾斜する直線状に示しているが、回転刃110は略円柱状の外観形状を有することから、回転刃110の刃先線は実際には曲線状となっている。平面加工を組み合せて形成された従来の回転刃においても、正面から見れば直線状の刃先線を有するように見え、実際には曲線状の刃先線となっている点は同様である。
回転刃110は、長尺状のシャンク部111と、シャンク部111の長手方向の両端側に回転軸部114a、114bと、シャンク部111の長手方向に連なる刃部112を有する。そして、刃部112は、従来の回転刃と同様な簡易形状で緩やかに湾曲した滑らかな曲線状の刃先線113に形成されている。また、刃部の刃先部の形状は、切断開始側から切断終了側まで刃先角などが異なる形状に形成されている。また、切断を営む回転刃断面の形状は、切断開始側と切断終了側とではその形状が異なって形成され、これにより相手刃となる固定刃と回転刃との間においてシート材を通紙するための間隙を画成している。このような回転刃110は、上述した回転刃100よりも形状が簡易であるので低コストな回転刃にできる。
本発明における回転刃であって、相手刃となる固定刃の刃先線に対し、両端側から噛み合い可能な刃先線を有する回転刃の一例を説明する。図13に模式図を、図14に断面図を示す。回転刃120は、長尺状のシャンク部121と、シャンク部121の長手方向の両端側に回転軸部124a、124bと、シャンク部121の長手方向に連なる刃部122を有する。そして、刃部122は、シャンク部121の両端側から中央部に向かって傾斜した刃先線123a、123bとして形成されている。このような両端側から噛み合い可能な刃先線は、側面矢視において、例えば、V字状やU字状、途中で屈曲されて複数の直線が連なる多辺状、途中で曲率が変化する曲線状などに形成可能である。そして、シート材の一端側から他端側へ向かって切断を営む刃先線に比べ、切断に要する回転刃の回転角度を同じ設定にすることで2倍のリード角を有して形成できる。つまり、2倍のリード角を有することができるため、固定刃とでなす剪断角も2倍となって、これにより回転刃の刃先に加わる切断力も概ね半減し、刃先の磨耗量を抑えることが可能となって、刃先の耐久性を向上することができる。
また、上述の図13に示す回転刃120には、刃先線123a、123bの間に切り欠き125を設けている。このように刃先線に対して切り欠きを設けることは、本発明におけるすべての回転刃について可能である。例えば、刃先線に切り欠きを1箇所だけ設けた回転刃によれば被切断シート材の1箇所だけを切り残すパーシャルカットが可能となり、切り欠きを設けない回転刃によれば被切断シート材は完全切断(フルカット)ができる。また、切り欠きを2箇所に設ければ被切断シート材の2箇所を切り残すパーシャルカットにでき、切り欠きを複数箇所に設ければ複数箇所を切り残すことができる。また、回転刃の回転方向において切り欠きの形成を途中で止めた回転刃は、切断時に回転刃の回転角度を制御してパーシャルカットとフルカット切り替えることができ、切り欠きが形成された範囲内で回転角度を制御することでパーシャルカットにでき、前記範囲を超えて回転角度を制御することでフルカットにできる。また、刃先線に切り欠きを設けていても、切断時に切り欠きを通過するように回転刃を回転させることでフルカットすることができる形状を有する回転刃も形成可能である。
本発明において、シャンク部と刃部とが一体の金属焼結体でなる回転刃は、MIMなどの金属焼結法によって成形され、前記シャンク部と前記刃部とが一体の回転刃形状に対応する形状を有する金属焼結体を用いて形成することができる。また、刃部の刃先線や切断を営む回転刃断面などが複雑な形状で構成される回転刃であっても、回転刃の近似形状の金属焼結体を形成後に刃付けや外周研磨などの仕上げ加工を施すことで、所望の形状を有する回転刃を容易に得ることができる。また、さらに焼入れ焼戻しなどの熱処理やコーティングなどの後処理を施すこともできる。
このように、本発明における回転刃は、従来のように粗加工から仕上げ加工までのすべてを機械加工に拠らないので、回転刃の生産効率や製造コストが格段に改善される。
本発明において、回転刃となる金属焼結体を得る金属焼結法としては、上述した金属粉末射出成形法(MIM)に限らず、プレス焼結法やプラズマ焼結法等が適用可能である。一般にMIMは、複雑な形状を寸法精度よく形成可能な粉末焼結法と知られ、本発明におけるシャンク部と刃部とが一体の回転刃を形成するには好適である。
また、回転刃に好適な材料としては、上述したMIMなどの金属焼結法に適用できる金属粉末が使用でき、例えば、ステンレス系刃物鋼、ダイス鋼、高速度工具鋼等が刃物材料として好適である。
(実施例1)
本発明における回転刃である、図9に示す回転刃100の刃先線103と同様の形状を有し、曲線状の刃先線を有する図3に示す回転刃1を以下の製造手段によって得た。
まず、回転刃1の近似形状を有する金属焼結体を、金属射出成形法(以下、MIMという)を適用して製造した。具体的には、金属粉末として合金工具鋼であるSKD11を用い、これに対してバインダとなるパラフィンワックスやポリプロピレン、この他のゴム材(SBR)を混合し混練して射出成形素材を得た後、該射出用素材を回転刃1の形状に対応する空間形状のキャビティを有する加温された金型内に射出して成形し、常温(25℃)まで冷却した後に型開きし、回転刃1に近似する外観形状を有するグリーン体を得た。次いで、得られたグリーン体を炭化水素系溶剤に浸漬してパラフィンワックスを除去し、乾燥させた後に加熱することでポリプロピレンやゴム材を除去し、この後さらに加熱して金属粉末を焼結させることにより、回転刃1の近似形状を有する金属焼結体を得た。
次に、得られた金属焼結体の反りを矯正後、焼入れ温度1030℃および焼戻し温度170℃で熱処理し、さらに刃先研削等の加工や処理を施して仕上げることにより、硬度がHRC61の金属焼結体でなる回転刃1を得た。得られた回転刃1は、シャンク部1aの全長125mm、外径6mm、刃部1dの刃先線1cを含む回転刃断面における回転刃外径といってよい相当外径6mm、シャンク部1aの長手方向に沿う刃部1dの長さ85mmを有し、外観が円筒状に形成されている。また、アスペクト比は、シャンク部1aの全長と外径において21倍(21:1)、刃部1dの長さと外径において14倍(14:1)となる。また、切断を営む回転刃断面における刃部の形状は、切断開始側から切断終了側まで同形状に形成され、その刃先角は90°である。また、刃先線1cは、切断開始側から切断終了側に向かってリード角4.5°を有する曲線状に形成されている。
上述の製造手段によって得た、シャンク部1aと刃部1dとが一体の金属焼結体でなる回転刃1を使用し、本発明の回転刃と固定刃とが合体分離しないシート材切断装置を製造した。図1に模式図、図2に断面図、図3に構成図を示す。
シート材切断装置A(以下、切断装置Aという)は、切断を営む回転刃1と固定刃2、固定刃2を取り付けたホルダ5、回転刃1とホルダ5を支持するフレーム3と側板4、回転刃1と固定刃2との噛み合いを調整する調整板6などで構成されている。
回転刃1は、長尺状のシャンク部1aと、刃先線1cを有する刃部1dを有し、その刃先線1cはホルダ5に固着された固定刃2の直線状の刃先線2aに対して噛み合い可能に配置され、これにより回転刃1と固定刃2との間に、被切断シート材が挿入可能な通紙口1eが画成されている。また、回転刃1は、シャンク部1aの長手方向の両端側に回転軸部1bを設け、これを軸受7に嵌入させ、軸受7を介してフレーム3と側板4とで支持することによって軸支されている。
ホルダ5は、固定刃取付面5aに対して固定刃2が固着され、長手方向の両端側には支軸8を挿入する貫通孔5bと、圧接バネ9の他端9bを連通して係止する貫通孔5cを有している。また、支軸8はホルダ5および圧接バネ9を軸支し、圧接バネ9はその付勢力によって固定刃2の刃先線2aを回転刃1のシャンク部1aや刃先線1cに対して付勢している。
フレーム3は、回転刃1を軸支する軸受7を取り付ける貫通孔3aと、固定刃2を固着したホルダ5を軸支する支軸8を挿入して支持する貫通孔3bと、側板4を固定するタップ孔3cを有し、側板4とで回転刃1を支持し、調整板6とでホルダ5を支持している。
側板4は、回転刃1を軸支する軸受7を取り付ける貫通孔4bと、支軸8および圧接バネ9を逃がす逃げ孔4cを有し、フレーム3に対して貫通孔4aの個所でネジ10によって固定されている。また、側板4の外側には、支軸8を挿入する貫通孔6bと、圧接バネ9の一端9aを連通して係止する貫通孔6cを有する調整板6が、タップ孔4dの個所でネジ11によって取り付けられている。
調整板6は、貫通孔6aの穴径とネジ11との間に意図的にクリアランスを設けることで、フレーム3の貫通孔3bの軸心に対して貫通孔6bの軸心を被切断シート材の通紙方向に変位させ、これにより固定刃1の刃先線2aを回転刃1の刃先線1cに対して交差させて、回転刃1の刃先線1cと固定刃2の刃先線2aとを剪断角をもって噛み合う構成としている。
上述した構成を有する本発明の切断装置Aは、回転刃1と固定刃2との間の通紙口1eに被切断シート材を挿入後、回転刃1を回転させて回転刃1の刃先線1cと固定刃2の刃先線2aとを順次噛み合わせていくことで、切断開始から切断終了まで被切断シート材を安定して切断することが可能である。
上述した回転刃1を用いた本発明の切断装置Aを被試験装置とし、シート材の切断試験を行った。また、従来の機械加工によって製造したシャンク部と刃部とが一体でなる回転刃(以下、従来刃という)を別に得て、回転刃以外は本発明の切断装置Aと同じ構成とした従来のシート材切断装置(以下、従来装置という)を製造し、同様にシート材の切断試験を行って本発明の切断装置Aと比較した。なお、切断試験に用いた被切断シート材の幅すなわち切断幅は80mmである。
表1に回転刃1と従来刃、および固定刃の略仕様を示す。また、表2に被切断シート材を切断した際に測定した切断トルク(N・m)を示す。この切断トルク(N・m)は、切断時に回転刃1の刃先に作用する切断力を計測し、計測した測定値に対して回転刃1の刃先から回転軸心までの距離を乗じた算定値である。
金属焼結体でなる回転刃1は、シャンク部の外径を6mmに設定し、刃先線の形状を連続的な曲線状とし、そのリード角を4.5°に設定して形成した。一方、機械加工でなる従来刃は、切断を営む回転刃断面の形状を考慮し、機械加工において加工が容易で比較的安価に得られると思われるシャンク部の外径を回転刃1よりも約1.8倍大きい11mmに設定し、また、刃先線の形状を直線状とし、そのリード角を2.6°に設定して形成した。
表1に示す本発明における回転刃1と従来刃を用いた切断装置Aと従来装置を使用してシート材の切断試験を行った結果、回転刃1ではすべての厚さの被切断シート材を切断できたが、従来刃では250μm以上の厚いシート材は切断できなかった。また、シート材切断時の切断トルク(N・m)は、回転刃自体を回転されるための空転トルク分を差し引いて比べると、回転刃1の切断トルクは従来刃の0.06〜0.17倍であった。
以上のことから、小径であるにもかかわらず、回転刃の刃先線において、固定刃の刃先線とでなす剪断角に対応するリード角を大きく設定して形成できる本発明における回転刃1は、切断トルクが従来刃よりも十分に小さいことが確認でき、これによって回転刃の駆動動力を従来よりも低減できることが認められた。また、従来刃よりも小径化が可能となって軽量化でき、従来よりも小さい駆動動力でさらに厚いシート材が切断可能であることがわかった。
(実施例2)
実施例1で述べた切断装置Aに用いた回転刃1と固定刃2を使用し、回転刃1と固定刃2とが合体分離可能な本発明のシート材切断装置B(以下、切断装置Bという)を製造した。図4に合体時の模式図、図5に構成図、図6に合体時の断面図、図7に分離時の模式図、図8に分離時の断面図を示す。
切断装置Bは、切断を営む回転刃1と固定刃2、回転刃1を合体分離可能に支持する回転刃ホルダ32、合体時に回転刃1を係止する係止フレーム34、固定刃2を取り付けたホルダ25、回転刃ホルダ32と係止フレーム34とホルダ25を支持するフレーム23、回転刃1と固定刃2との噛み合いを調整する調整板26などで構成されている。
回転刃1は、切断装置Aと同様に、連続的に曲線状の刃先線1cを有し、刃先線1cがホルダ25の固定刃取付面25aに固着された固定刃2の直線状の刃先線2aに対して噛み合い可能に配置されている。そして、回転刃1は、シャンク部1aの両端側の回転軸部1bが軸受27に嵌入されて回転自在に軸支され、軸受27を介して回転刃ホルダ32によって支持されている。また、回転刃1と固定刃2との間には、被切断シート材が挿入可能な通紙口1eが画成されている。
回転刃ホルダ32は、長手方向の両端側に、軸受27を取り付ける貫通孔32aと、揺動シャフト33を連通させる貫通孔32bとを有している。揺動シャフト33は、回転刃ホルダ32の貫通孔32bに連通してフレーム23の両端側に設けた貫通孔23dに対して組み付けられ、回転刃ホルダ32を回転刃1が合体分離する方向に揺動可能に軸支している。
ホルダ25は、固定刃取付面25aに対して固定刃2が固着され、長手方向の両端側には支軸28を挿入する貫通孔25bと、圧接バネ29の他端29bを連通して係止する貫通孔25cを有している。また、支軸28はホルダ25および圧接バネ29を軸支し、圧接バネ29はその付勢力によって固定刃2の刃先線2aを回転刃1のシャンク部1aや刃先線1cに対して付勢している。
フレーム23は、長手方向の両端側で揺動シャフト33を貫通孔23dで支持するとともに、固定刃2を取り付けたホルダ5の貫通孔25bに連通してホルダ25を軸支する支軸28を取り付ける貫通孔23dと、支軸28に取り付けられた圧接29の一端29aを係止する貫通孔23cと、係止フレーム34を軸支するピン35を取り付ける貫通孔23eと、調整板26を取り付けるタップ孔23hを有している。
係止フレーム34は、両端側に設けた貫通孔34a、34dにピン35が連通して軸支され、回転刃1の合体時には回転刃1を軸支する軸受27の軸部を係止して回転刃1と固定刃2とを位置決めする受け部34bと、合体時に合体状態を保持するバネ36の一端36bを係止する貫通孔34cとを有している。また、バネ36の他端36aはフレーム23に設けた23gに係止されている。
調整板26は、切断装置Aと同様に、貫通孔26aの穴径とネジ31との間に意図的にクリアランスを設けることで、フレーム23の貫通孔23bの軸心に対して貫通孔26bの軸心を被切断シート材の通紙方向に変位させて、これにより固定刃1の刃先線2aを回転刃1の刃先線1cに対して交差させて、回転刃1の刃先線1cと固定刃2の刃先線2aとを剪断角をもって噛み合うことができる構成としている。
上述した構成を有する本発明の切断装置Bは、回転刃ホルダ32を揺動させて開くことによって回転刃1と固定刃2とが分離でき、回転刃ホルダ32を揺動させて閉めることによって回転刃1と固定刃2とが合体できる。そして、回転刃1と固定刃2との合体時には、回転刃1は係止フレーム34によって固定刃2に対して位置決めされて、安定した切断を営むことができる合体状態が保持されている。
上述した切断装置Bは、切断装置Aと同様に、回転刃1と固定刃2との間の通紙口1eに被切断シート材を挿入後、回転刃1を回転させて回転刃1の刃先線1cと固定刃2の刃先線2aとを順次噛み合わせていくことで、切断開始から切断終了まで被切断シート材を安定して切断することが可能である。
本発明における回転刃1と固定刃2とを合体分離可能とする構成は、切断装置Bの場合とは回転刃1と固定刃2の配置を入れ替え、回転刃1を固定側へ配置し、固定刃2を分離側へ配置する構成も可能である。
本発明におけるシート材切断装置の一実施例の模式図である。 図1に示すシート材切断装置の断面図である。 図1に示すシート材切断装置の構成図である。 本発明における回転刃と固定刃とが合体分離可能なシート材切断装置の一実施例の模式図である。 図4に示すシート材切断装置の合体時の構成図である。 図4に示すシート材切断装置の合体時の断面図である。 図4に示すシート材切断装置の分離時の模式図である。 図4に示すシート材切断装置の分離時の断面図である。 本発明における回転刃の一実施例の模式図である。 図9に示す回転刃の断面図である。 本発明における回転刃の一実施例の模式図である。 図11に示す回転刃の断面図である。 本発明における回転刃の一実施例の模式図である。 図13に示す回転刃の断面図である。
符号の説明
1.回転刃、1a.シャンク部、1b.回転軸部、1c.刃先線、1d.刃部、1e.通紙口、2.固定刃、2a.刃先線、3.フレーム、4.側板、5.ホルダ、6.調整板、7.軸受、8.支軸、9.圧接バネ、10.ネジ、11.ネジ、23.フレーム、25.ホルダ、26.調整板、27.軸受、28.支軸、29.圧接バネ、32.回転刃ホルダ、33.揺動シャフト、34.係止フレーム、35.ピン、圧接バネ、100.回転刃、101.シャンク部、102.刃部、103.刃先線、104a、104b.回転軸部、
110.回転刃、111.シャンク部、112.刃部、113.刃先線、114a、114b.回転軸部、120.回転刃、121.シャンク部、122.刃部、123.刃先線、124a、124b.回転軸部、125.切り欠き

Claims (6)

  1. 直線状の刃先線を有する固定刃と、該固定刃の刃先線と剪断角をもって順次噛み合うことでシート材の切断を営む回転刃とを備えたシート材切断装置であって、前記回転刃は、長尺状のシャンク部と、該シャンク部の長手方向に設けられた刃先線を有する刃部とを有し、該刃部と前記シャンク部とが一体の金属焼結体でなることを特徴とするシート材切断装置。
  2. 前記刃部は曲線状の刃先線を有することを特徴とする請求項1に記載のシート材切断装置。
  3. 前記刃部は前記固定刃の両端側から噛み合い可能な刃先線を有することを特徴とする請求項1または2に記載のシート材切断装置。
  4. 前記刃部の刃先線に切り欠きを有することを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載のシート材切断装置。
  5. 前記回転刃と前記固定刃とが合体分離可能でなることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載のシート材切断装置。
  6. 前記回転刃は、金属粉末射出成形体が焼結された金属焼結体でなることを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載のシート材切断装置。
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