JPH10180707A - 鉛筆の芯の溝を作る為のカッターに関する発明 - Google Patents

鉛筆の芯の溝を作る為のカッターに関する発明

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JPH10180707A
JPH10180707A JP35990596A JP35990596A JPH10180707A JP H10180707 A JPH10180707 A JP H10180707A JP 35990596 A JP35990596 A JP 35990596A JP 35990596 A JP35990596 A JP 35990596A JP H10180707 A JPH10180707 A JP H10180707A
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cutter
groove
slat
blades
grooved
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JP35990596A
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Tamotsu Ueno
保 上野
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Abstract

(57)【要約】 【構成】溝付け機に取り付ける、鉛筆の芯が入る溝を付
ける為に使用するカッターに関するものである。ハイス
素材を使用した1枚で平カッターと溝カッター両方の仕
事をこなすカッターである。 【効果】1枚のカッターであるため研磨及び調節の時間
が大幅に短縮できる。未熟者でも容易に溝付け機に取り
付けられる。材料のむだ、不良品がなくなり、大幅な生
産ラインの向上につながるカッターが提供される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】 本発明は、鉛筆の芯の溝を付け
る機械、溝付機に取り付けるカッターに関するもので、
平カッターと溝カッターを1枚の溝平カッターにするこ
とにより、研磨、取り付けが未熟者でも容易にできるカ
ッターの提供。
【0002】
【従来技術とその問題点】 従来鉛筆の芯の溝を付ける
機械、溝付機には、タングステン素材を使用した平カッ
ターと溝カッターの2枚のカッターの取り付けが不可欠
であった。このタングステン素材の刃では、減りが早く
狂いが生ずる為1日に必ず1回は2枚の刃を外しそれぞ
れを研磨しなければならなかった。研ぎで、1枚に対し
5分、2枚では10分かかる。次に研いだカッターを溝
付機に取り付ける。其の際に2枚の刃の微妙な調節が必
要になってくる。芯の溝の幅0・02〜0・03mmの
許容範囲しかない調節が必要である。溝が深すぎると芯
が抜け、逆に浅すぎると板が張り合わされなくてはがれ
が出てきてしまう。また其の調節でよいかどうか試すた
めの材料もむだになっていた。熟練工でも其の調節に1
5分はかかり、まして未熟者では半日ないし、1日かか
っても合わせることが難しく手間のかかる作業であっ
た。しかも溝付機が止まっている間はその他のラインも
止めなくてはならず、1日の生産数も上がらなくなって
しまっていた。
【0003】
【技術的課題】 研磨の時間及び、調節の時間のロスを
無くす事。未熟者でも容易に取り付けられる事。材料の
むだを無くす事。不良を無くす事。以上のことを主眼に
おき1枚で2枚分の仕事をこなすカッターを技術的課題
とした。
【0004】
【技術的手段】 この課題を解決するため、まず素材を
タングステンからハイスに変えた。ハイスは減りが少な
く刃の質がよい。言い換えると、長く使用していても狂
いが生じにくいのである。しかもハイスを使うことによ
り平カッターと溝カッター両方の役目をこなすカッター
の発明が可能となった。タングステンでは直線に加工で
きない部分ができていた為、平カッターで加工されてい
ないスラットを平らに削りながら、溝カッターでスラッ
トに溝を付けるという工程が必用であった。ところがハ
イスでは、溝を付ける部分と部分の間が、曲がりが無く
カッターの端から端まで直線にすることが可能になり、
加工されていないスラットを平らに削り溝を付けると言
う工程を同時に進められる事が出来るようになった。
【0005】
【本発明の効果】刃の減りが少ないので研磨の回数が減
った。狂いも少ないので研磨にかかる1枚当たりの時間
が短くなった。2枚研がなければならなかったものが1
枚でよくその分、時間もかからない。平カッターと溝カ
ッター2枚の、未熟者では半日もかかっていた、ほんの
微妙な調節が不必要になり、溝付機に取り付けるだけで
よく、誰でも容易に取り付けられ時間がかからなくなっ
た。試しのスラットの無駄が無くなった。芯抜け、剥が
れが無くなり製品の不良が出にくくなった。
【0006】
【実施例】 以下従来のカッター、と本発明、溝平カッ
ターの比較箇所、及び溝付機取り付け図、実施例を説明
する。
【0007】(イ) 従来、図2平カッター(5)、図
3溝カッター(7)2枚のカッターを図5溝付機(1
4)に取り付ける。回転軸外側に1枚ずつ相対して取り
付けるため、平カッターの刃(6)と溝カッターの刃
(8)の微妙な調節が必用であった。 (ロ) 本考案、図1溝平カッター(1)では溝付機に
取り付けるだけでよく、調節が要らない。ただし溝付機
のバランスをとるため使用しないカッターを反対側に1
枚刃を出さずに取り付けておく。 (ハ) 従来、図3溝付部分の刃(9)と(9)の間が
タングステンでは直線に加工出来なかった。 (ニ) 本考案、図1溝付部分の刃(3)と(3)の間
(4)がハイスを使用した事により刃の端から端まで直
線に加工出来た。よって(4)でスラットを平らに削り
(3)でスラットに溝を付けることができる。 (ホ) 溝付け機台(13)に送られてきた平らなスラ
ット(10)はスラット押さえ送り(15)−aによっ
て(ロ)の状態に取り付けられた溝付け機に送り込まれ
る。本考案、溝平カッター(1)を取り付けた溝付け機
は高速回転で(10)を削り、溝を付けながら送り出し
ていく。送り出された溝付スラット(11)は、スラッ
ト押さえ送り(15)−bによって次の工程へと送られ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案溝平カッター斜視図
【図2】平カッター斜視図
【図3】溝カッター斜視図
【図4】スラット斜視図
【図5】従来の平カッターと溝カッターの取り付け斜視
【図6】本考案溝平カッター取り付け断面図
【図7】本考案溝干カッター取り付け斜視図
【符号の説明】
1 溝平カッター表 1′溝平カッター裏 2 溝平カ
ッター刃 3 スラットに溝を付ける刃、 4 スラットを平らに
する刃、5 平カッター 6 平カッター刃 7 溝カ
ッター 8、9 溝カッター刃 10 平らなスラット 11 溝付スラット 12 芯が入る溝 13
溝付機台 14 溝付機 15−a・b スラット押さえ送り

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鉛筆製造工程における溝付機に取り付け
    る、ハイス素材を使用した1枚で平カッターと溝カッタ
    ー両方の仕事をこなすカッター。
JP35990596A 1996-12-26 1996-12-26 鉛筆の芯の溝を作る為のカッターに関する発明 Pending JPH10180707A (ja)

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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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