JP6586668B2 - チョッパー - Google Patents

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Description

本発明は、チョッパー(肉挽機)に関し、詳しくはチョッパーにおけるフィードスクリューとフィードスクリューの先端部に連結されるロータリーナイフを支持する先ピンの支持手段に関する。
本発明に係る先行技術には、例えば特開2012−24747号公報(特許文献1)がある。
この文献には、シリンダー内に回転可能に横架されたラセン翼を有するフィードスクリューと、シリンダーの出口部に着脱可能に装着された押出プレートと、フィードスクリューの先端部に連結され押出プレートへ圧接されるロータリーカッターと、ロータリーカッターを支持し回り止め手段として先ピンに打ち込まれたノックピンとノックピンが係合するガイド溝を有してフィードスクリューの先端部における軸心に開けられた孔に挿入され、軸方向に摺動可能とされるとともに先端部が押出プレートの中心部の支持孔に軸支された先ピンとを具備したチョッパーが開示されている。
このようなチョッパーにおいては、フィードスクリューが回転しラセン翼によって送り込まれる材料がラセン翼の終端部に近づくと定位置にある押出プレートとの間隙が漸次狭くなるので、これに合わせてラセン翼に対する材料の送り込み抵抗が増大する。そのために、ラセン翼を介してフィードスクリューが受ける反力も材料がラセン翼の終端部を通過するときをピークとして増大する。
このように、フィードスクリューの回転に伴って周期的に増大する送込み抵抗による反力を受けて、フィードスクリューの先端においてロータリーカッターを含むフィードスクリューを支持する先ピンにおける押出プレートの支持孔に軸支される部分であって、ラセン翼の終端部に対向する側における周面が受ける軸受荷重も増大する。
通常、比較的原価の安い先ピン側を磨滅させるように材質の選定や表面硬度の設定がされるので、長時間使用するうちに、先ピンの軸支部における前記ラセン翼の終端部に対向する側の周面が偏って磨滅する。
特開2012−24747号公報
先ピンの軸支部の周面が偏って磨滅が進行するとロータリーカッターが先ピンの回転軸に対して傾きロータリーカッターの刃先と押出プレートとの当接面が均一とならず切断性能を低下させることと、併せて先ピンに支持されるフィードスクリューに形成されたラセン翼の外周が、先ピンの磨滅に伴いシリンダーの内壁に干渉して削り屑を発生されるおそれがあった。
本発明においては、シリンダーの出口部に着脱可能に装着された押出プレートと、シリンダー内に回転可能に横架され出口部近くまで延設されたラセン翼を有するフィードスクリューと、フィードスクリューの先端部に連結され押出プレートへ圧接されるロータリーカッターと、ロータリーカッターを支持し先端部が押出プレートの支持孔に軸支されるとともに回り止め手段を有してフィードスクリューの先端部に着脱可能に装着され且つ軸支部における周面が支持孔よりも磨滅容易とされた先ピンと、を具備したチョッパーにおいて、先ピンが円周方向の異なる位置に付け替え可能とされる。
又、先ピンがフィードスクリューの先端部における軸心部に開けられたガイド孔に回り止め手段を有して軸方向に摺動可能に挿入される構成であって、軸支部における先ピンのラセン翼の終端部と対向する側の周面が円周方向における反対側に位置するよう先ピンが付け替え可能とされる。
更に、回り止め手段が、ガイド孔/先ピンに形成されたキー溝と、キー溝に緩く嵌合する先ピン/ガイド孔に埋込まれたキーとからなり、先ピンが付け替えられたときにおいてもキー/キー溝と嵌合可能な個別のキー溝/キーが形成される。
先ピンが、軸支される部分におけるラセン翼の終端部に対向する側の周面が偏って磨滅しても、円周方向の異なる位置に付け替え可能とされたので、磨滅具合を見ながら適宜付け替えることで均一な磨滅状態となりロータリーカッターが一方に傾き切断性能が低下することを防止できる。又、先ピンの寿命が延びる。
更には、先ピンの偏った磨滅に伴いラセン翼の外周がシリンダーの内壁に干渉して削り屑を発生させることも防止できる。
本発明装置の1実施例であるチョッパーの要部のみを示す縦断面図である。 図1におけるA―A断面図である。 先ピンの磨滅状態を示す説明図であって、特にラセン翼の終端部との位置関係を示す。
シリンダー1の内部にはフィードスクリュー2が図示しない駆動装置に連結されて回転可能に横架されている。
このフィードスクリュー2には、ラセン翼3が一体的に形成されており、ラセン翼3の終端部3aは、フィードスクリュー2のシリンダー1の出口部近く(図1の右側)の軸端面まで延設されている。
この軸端面における軸心には軸方向に所定の深さのガイド孔4が開けられており、このガイド孔4にはコイルスプリング5が挿入されていて、このコイルスプリング5に後端面を接して、原料である食肉が押出される方向に付勢された段付きの先ピン6が軸方向に摺動可能に挿入されている。
この先ピン6は、回り止め手段として先ピン6に埋め込まれたキー7が、ガイド孔4に形成されたキー溝8と緩く嵌合して回転方向に対して回り止めされている。
先ピン6には、ボス部が嵌め込まれ先ピン6に形成された段部に当接して保持されるロータリーカッター9が装着されている。
ロータリーカッター9は、ボス部から外周に向けて伸びる複数個(本実施例においては4個)の刃先支持アーム9aを有して羽根車状に形成される。この刃先支持アーム9a間に入り込んで咬み合い、ロータリーカッター9を回転させる爪部2aがフィードスクリューの前端部に突設されている。
ロータリーカッター9の刃先支持アームに取着されている直線状の刃先9bに圧接されるように押出プレート10が装着される。
押出プレート10は、多数の押出し孔を有してシリンダー1のフィードスクリュー2による圧送部における内径より大きい外径寸法を有しており、外周にはフィードスクリュー2の回転に伴い締まり勝手となる方向の雄ねじが形成され、シリンダー1の出口側の内周に形成されたた雌ねじと螺合される。
又、押出プレート10は、シリンダー1に形成された段部の当面に当接して位置決めされ、この押出プレート10のロータリーカッター9の刃先との圧接面に、常に適正な圧力がかかるようにコイルスプリング5によって先ピン6を介してロータリーカッター9が付勢されている。
この状態でフィードスクリュー2が駆動されるとフィードスクリュー2の先端部に形成された爪部とロータリーカッター9の刃先支持アームとが咬み合って回転させられ、圧送される食肉は回転するロータリーカッター9と定位置の押出プレート10とによる切断部で細断されて押出プレート10の多数の押出孔から押出されミンチとされる。
このようなチョッパーの作業において、原料の食肉は図示しないホッパーに供給されてフィードスクリュー2に形成されたラセン翼3の回転によって切断部まで送り込まれるが、食肉がラセン翼3の終端部に近づくほど押出プレート10との間隙が漸次狭くなるので、これに合わせてラセン翼3に対する食肉の送り込み抵抗が増大する。従って、ラセン翼3を介してフィードスクリュー2が受ける反力も食肉がラセン翼3の終端部を通過するときをピークとして増大する。
このように、フィードスクリュー2の回転に伴って周期的に増大する送込み抵抗による反力を受けて、フィードスクリュー2の先端においてロータリーカッター9を含むフィードスクリュー2を支持する先ピン6における押出プレート10の支持孔に軸支される部分であって、ラセン翼3の終端部に対向する側における周面が受ける軸受荷重も増大する。
通常は、比較的原価の安い先ピン6側を磨滅させるように材質の選定や表面硬度の設定がなされる。一例を挙げれば、先ピン6は材質にJIS規格SCM材を使用し表面硬度をHRC55程度に、一方の押出プレート10はSKD材とし硬度も先ピンより若干高めに設定して、押出プレート10の支持孔より先ピン6を磨滅しやすくする。
このように設定された先ピン6と押出プレート10を使用して、長時間作業を続けると、先ピン6の押出プレート10の支持孔に軸支される周面におけるラセン翼3の終端部3aと対向する側が、図3に細かな斜線で示されるようにラセン翼終端部3aとの対向位置をピークに円周方向の前後に漸次広がって断面形状が3カ月状に磨滅する。
そこで、本発明に於いては磨滅量の多い周面を磨滅が少ない反対側(図3における下側)に入れ替わるように先ピン6を抜き取り向きを変えて付け替える。
本実施例に於いては、先ピン6の回り止め手段として図2に示すラセン翼終端部3aに対向する位置近くのガイド孔4の内周壁に、先ピン6に埋め込まれたキー7が緩く嵌合されるキー溝8が反対側の対称位置の両方に形成されている。
先ピン6の片側の周面が磨滅すれば反対側に入れ替わるように向きを変えて先ピン6を付け替えるが、そのときにはキー7は反ラセン翼終端部側(図2における下側)に形成されたキー溝8に緩く嵌合される。
このキー7とキー溝8は、先ピン6とガイド孔4のいずれに形成されてもよい。
又、キー7は通常の角材からなるものに限ることなく、例えば先ピンに開けられた孔にロールピンなど棒材を打ち込み、頭部をキー溝8に係合させるようにしてもよい。
先ピン6の軸径が比較的大きい場合などにおいては、例えば、周面を均等割りにした複数個所に付け替われるように夫々の先ピン6の付け替え箇所に回り止め手段を設けるようにすれば、より均等に磨滅させることができる。
又、回り止め手段も本実施例のようなキーとキー溝によるものでなく例えばガイド孔4と先ピン6との摺動部分を四角形などの多角形にして付け替え可能としてもよい。
作業終了後には、押出プレート6のねじを緩め押出プレート10を取り外して、ロータリーカッター9、先ピン6およびフィードスクリュー2等を外して洗浄するが、このときに先ピン6の磨滅具合を確認して磨滅量が少ない側の周面をラセン翼3の終端部3aに対向させるよう適宜付け替えると良い。
1 シリンダー
2 フィードスクリュー
2a 爪部
3 ラセン翼
3a ラセン翼終端部
4 ガイド孔
6 先ピン
9 ロータリーカッター
9a 刃先支持アーム
10 押出プレート

Claims (3)

  1. シリンダーの出口部に着脱可能に装着された押出プレートと、
    シリンダー内に回転可能に横架され出口部近くまで延設されたラセン翼を有するフィードスクリューと、
    フィードスクリューの先端部に連結され押出プレートへ圧接されるロータリーカッターと、
    ロータリーカッターを支持し先端部が押出プレートの支持孔に軸支されるとともに回り止め手段を有してフィードスクリューの先端部に着脱可能に装着され且つ軸支部における周面が支持孔よりも磨滅容易とされた先ピンと、
    を具備したチョッパーにおいて、
    先ピンが円周方向の異なる位置に付け替え可能とされたことを特徴とするチョッパー。
  2. 先ピンがフィードスクリューの先端部における軸心部に開けられたガイド孔に回り止め手段を有して軸方向に摺動可能に挿入される構成であって、
    軸支部における先ピンのラセン翼の終端部と対向する側の周面が円周方向における反対側に位置するよう先ピンが付け替え可能とされたことを特徴とする請求項1に記載のチョッパー。
  3. 回り止め手段が、ガイド孔/先ピンに形成されたキー溝と、キー溝に緩く嵌合する先ピン/ガイド孔に埋込まれたキーとからなり、先ピンが付け替えられたときにおいてもキー/キー溝と嵌合可能な個別のキー溝/キーが形成されていることを特徴とする請求項2に記載のチョッパ−。
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