JPH076046U - 電動チルトシリンダ装置 - Google Patents

電動チルトシリンダ装置

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Publication number
JPH076046U
JPH076046U JP3660293U JP3660293U JPH076046U JP H076046 U JPH076046 U JP H076046U JP 3660293 U JP3660293 U JP 3660293U JP 3660293 U JP3660293 U JP 3660293U JP H076046 U JPH076046 U JP H076046U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sub
lever
tilt cylinder
emboss
tilt
Prior art date
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Pending
Application number
JP3660293U
Other languages
English (en)
Inventor
雅元 井上
靖司 尾作
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
UD Trucks Corp
Original Assignee
UD Trucks Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by UD Trucks Corp filed Critical UD Trucks Corp
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Publication of JPH076046U publication Critical patent/JPH076046U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 誤ってサブレバーが予めチルトシリンダに反
対方向に取付けられている場合チルトシリンダの取付け
ができない電動チルトシリンダ装置を提供することを目
的としている。 【構成】 サブレバー２の外側にエンボス３を設け、そ
のエンボス３の位置はサブレバー２の所定取付方向では
前記フランジ部と干渉せず、反対方向に取付けた場合干
渉する位置に設けている。

Description

【考案の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】
本考案は、チルトシリンダのピストンに枢着したサブレバーを有し、そのサブ レバーをキャブ側のチルトブラケットのフランジ部に枢着した電動チルトシリン ダ装置に関する。
【０００２】
【従来の技術とその問題点】
従来は図１に示すエンボス３が無いサブレバー２をチルトシリンダ１にあらか じめ取付けていた。それで誤ってサブレバー２を、図４をも参照して、反対方向 に取付けてあっても、従来はチルトシリンダの取付けはできた。
【０００３】 また、キャブチルトシリンダとしては本出願人による実開昭６２−１００２８ ０号公報が知られているが、上記の問題を解決するものでない。
【０００４】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、誤ってサブレバーが予めチルトシリンダに反対方向に取付けられて いる場合チルトシリンダの取付けができない電動チルトシリンダ装置を提供する ことを目的としている。
【０００５】
【課題を解決するための手段】
本考案によれば、チルトシリンダのピストンに枢着したサブレバーを有し、そ のサブレバーをキャブ側のチルトブラケットのフランジ部に枢着した電動チルト シリンダ装置において、前記サブレバーの外側にエンボスを設け、そのエンボス の位置はサブレバーの所定取付方向では前記フランジ部と干渉せず、反対方向に 取付けた場合干渉する位置に設けている。
【０００６】
【作用】
上記のように構成された電動チルトシリンダ装置において、サブレバーがチル トシリンダに反対方向に取付けられていれば、エンボスが干渉してサブレバーが チルトブラケットに取付かないので誤組付けと分かる。
【０００７】
【実施例】
以下、図面を参照して、本考案の実施例を説明する。
【０００８】 図１において、キャブ１１をチルトアップまたはチルトダウンさせるためのチ ルトシリンダ１の下端はフレーム１０に固定されたヒンジブラケット９により枢 着されていて、上端はサブレバー２の前端のヒンジピン６により揺動自在に枢着 されている。
【０００９】 また、前記サブレバー２の後端は取付けボルト５によりキャブ１１側に固定さ れたチルトブラケット４のヒンジピン７により揺動自在に枢着されている。
【００１０】 なお、前記サブレバー２は左右２枚の同一形状の板金により構成され、前記２ 本のヒンジピン６、ヒンジピン７の間でこの２本のピンの中心線１２から距離が Ｌだけ隔たった位置に、図２に示すように、お互いに外側に対立する２か所のエ ンボス３が形成されている。
【００１１】 そして、このように所定方向にサブレバー２が取付けられた場合前記エンボス ３はチルトブラケット４のフランジ部Ｂとはチルトアップ、チルトダウンの全領 域で干渉することはない。
【００１２】 一方、仮にサブレバー２が、図４を参照して、チルトシリンダー１に反対方向 に取付けられた場合、サブレバー２のエンボス３がチルトブラケット４のフラン ジ部Ｂと干渉して、レバーの穴の中心ａとフランジ部の穴の中心Ａとは一致させ る事ができないので、取付け不能となり、誤組付け防止する。
【００１３】 図５は本考案の別の実施例を示し、サブレバー２の片側のみにエンボス３を設 けたもので作用については第１実施例と同様である。
【００１４】 図６は本考案の他の実施例を示し、サブレバー２の片側に円柱部材３１を固着 している。作用に付いては同様である。
【００１５】
【考案の効果】
本考案は、以上説明したように構成されているので、サブレバーがチルトシリ ンダに反対方向に取付けられていれば、チルトブラケットに取付かないので、誤 組付けが容易に発見でき、品質維持に寄与する。
【図面の簡単な説明】
【図１】本考案の一実施例を示すチルトシリンダの側面
図。
【図２】図１のＸ−Ｘ断面図。
【図３】サブレバーを所定方向に組付けた側面図。
【図４】サブレバーを反対方向にした場合組付けできな
い状態を示す図。
【図５】本考案のエンボスの別の実施例を示す図。
【図６】本考案の他の突起の例を示す図。
【符号の説明】
１…チルトシリンダ ２…サブレバー ３…エンボス ４…チルトブラケット ５…取付けボルト ６、７…ヒンジピン ９…ヒンジブラケット １０…フレーム １１…キャブ ３１…円柱部材 Ａ…チルトブラケット側ヒンジピン穴センタ ａ…サブレバー側ヒンジピン穴センタ Ｂ…フランジ部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項１】 チルトシリンダのピストンに枢着したサ
    ブレバーを有し、そのサブレバーをキャブ側のチルトブ
    ラケットのフランジ部に枢着した電動チルトシリンダ装
    置において、前記サブレバーの外側にエンボスを設け、
    そのエンボスの位置はサブレバーの所定取付方向では前
    記フランジ部と干渉せず、反対方向に取付けた場合干渉
    する位置に設けたことを特徴とする電動チルトシリンダ
    装置。
JP3660293U 1993-07-05 1993-07-05 電動チルトシリンダ装置 Pending JPH076046U (ja)

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JP3660293U JPH076046U (ja) 1993-07-05 1993-07-05 電動チルトシリンダ装置

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JP3660293U JPH076046U (ja) 1993-07-05 1993-07-05 電動チルトシリンダ装置

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JPH076046U true JPH076046U (ja) 1995-01-27

Family

ID=12474350

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JP (1) JPH076046U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20030035357A (ko) * 2001-10-31 2003-05-09 현대자동차주식회사 트럭의 프런트캡 틸팅장치
KR101027926B1 (ko) * 2008-09-16 2011-04-12 현대자동차주식회사 트럭 캡 유동으로 인한 진동 차단구조

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20030035357A (ko) * 2001-10-31 2003-05-09 현대자동차주식회사 트럭의 프런트캡 틸팅장치
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