JPH0638071Y2 - フォークリフトのホースガイド - Google Patents

フォークリフトのホースガイド

Info

Publication number
JPH0638071Y2
JPH0638071Y2 JP5193789U JP5193789U JPH0638071Y2 JP H0638071 Y2 JPH0638071 Y2 JP H0638071Y2 JP 5193789 U JP5193789 U JP 5193789U JP 5193789 U JP5193789 U JP 5193789U JP H0638071 Y2 JPH0638071 Y2 JP H0638071Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hose
pulley
guide
forklift
bracket
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP5193789U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH02142788U (ja
Inventor
裕人 林
一志 中山
Original Assignee
株式会社豊田自動織機製作所
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社豊田自動織機製作所 filed Critical 株式会社豊田自動織機製作所
Priority to JP5193789U priority Critical patent/JPH0638071Y2/ja
Publication of JPH02142788U publication Critical patent/JPH02142788U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0638071Y2 publication Critical patent/JPH0638071Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、フォークリフトのホースガイド、詳しくはフ
ォークリフトのダンピングフォーク、ロールクランプ等
のアタッチメント用配管ホースのホースプーリからのホ
ース外れを防止するためのホースガイドに関するもので
ある。
[従来の技術] 各種アタッチメントを備えるフォークリフトにあって
は、車体側油圧回路とアタッチメント側アクチュエータ
とを連通するアタッチメント用配管ホース(以下、単に
ホースという。)を案内するためのホースプーリが備え
られている。
例えば第7,8図に示されるように、ホースプーリ50は、
プーリブラケット51に突出されたプーリ軸52に回転可能
に支持されている。プーリブラケット51は、フォークリ
フトのマスト側部材、例えばトップビーム53にスペーサ
54を介してボルト等により固定されている。なお前記プ
ーリ軸52の先端には、プーリ抜け止め用ワッシャ55を介
して止めナット56が締着されている。
ホースプーリ50に掛装されたホース57のホース外れを防
止するために、前記プーリブラケット51にホースガイド
58が設けられている。
第7,8図に示されている従来のホースガイド58は、金属
棒材をL字状に折曲し、その一端部をプーリブラケット
51の前側(運転席から見て後側)に溶接等によって固着
したものである。なおホースプーリ50とホースガイド58
との間隔1はホース57の外径よりも小さく設定され
る。このホースガイド58を、説明の都合上第1従来例と
いう。
また前記第1従来例の他、例えば実開昭59-11897号公報
に開示されたホースガイド(これを第2従来例とい
う。)もある。
このホースガイドは、マスト上端部に固着されたプーリ
軸にホースプーリ及びチェーンホイールを回転可能に支
持し、前記プーリ軸の軸端にホースガイドをボルトによ
って締着した構成となっている。
[考案が解決しようとする課題] 前記した第1従来例では、ホースガイド58がプーリブラ
ケット51に溶接されている。このため、ホースプーリ50
に対するホース57の掛け外しに際し、ホース接続金具等
がホースガイド58に当たって抜け外れないことや嵌め通
せない。従って、一々止めナット56を外してプーリブラ
ケット51のプーリ軸52からホースプーリ50を外さなくて
はならず、その作業工数が多大となる。さらにホースガ
イド58がホースプーリの周囲に1か所配置されるにすぎ
ないため、例えば、マストの後傾状態でリフトブラケッ
トが接地面に下降された場合には、ホースプーリ50の後
側(第8図の左側)にてホース57が弛み(浮き上が
り)、ホース外れを生じることがある。
また前記した第2従来例では、ホースプーリのプーリ軸
の軸端にホースガイドがボルトによって取付けられてい
る。このため、そのボルトの取外し及び取付けによりホ
ースガイドを脱着することで、ホースプーリを外すこと
なく、ホースの掛け外しが行なえる。しかし、各種振動
に起因してボルトが緩んでホースガイドがボルト軸回り
に回動してしまい、そのガイドのホース外れ防止機能が
損われるおそれがある。さらに、このホースガイドも前
記第1従来例と同様に、ホースプーリの周囲に1か所配
置されるにすぎないため、マストの傾斜状態、リフトブ
ラケットの昇降動作等の諸条件によってはホース外れを
生じることがある。
本考案の目的は、上記した従来技術における種々の問題
点を解決し、プーリブラケットに対しガイド本体をねじ
手段の取外し及び取付けによって脱着することができ、
ホースプーリを取外すことなく、容易にホースの掛け外
しが行なえ、またホース外れをホースプーリ周囲の複数
箇所において防止することができるとともに、ホース外
れ防止機能を長期に亘って維持することのできるフォー
クリフトのホースガイドを提供することにある。
[課題を解決するための手段] 前記課題を解決する本考案のフォークリフトのホースガ
イドは、フォークリフトのマスト側部材にプーリブラケ
ットが設けられ、プーリブラケットにホースプーリがプ
ーリ軸を介して回転可能に支持され、このホースプーリ
にアタッチメント用配管ホースが掛装されるフォークリ
フトにおいて、ガイド本体に前記ホースプーリからのホ
ース外れを防止するための複数の規制部を設け、前記プ
ーリブラケットにガイド本体をねじ手段により取付ける
とともに少なくとも1つの規制部を係合してなるもので
ある。
[作用] 前記手段によれば、複数の規制部を有するガイド本体が
プーリブラケットにねじ手段によって取付けられている
ので、前記ねじ手段の取外し及び取付けによって前記ガ
イド本体の脱着がなされ、ホースプールを外すことな
く、ホースの掛け外しが行なえる。
また、ガイド本体に複数の規制部を設けたことにより、
ホースプーリの周囲の複数箇所においてホースの弛みに
よるホース外れが防止される。
また、少なくとも1の規制部をプーリブラケットに係合
させたことにより、ガイド本体の回り止めを果たすこと
ができ、仮にねじ手段に緩みが生じた場合でもガイド本
体の回動が阻止される。
[実施例] 以下、本考案の一実施例を第1〜5図にしたがって説明
する。
まずフォークリフトのマスト上部の構造について述べ
る。フォークリフトのインナマスト上部を運転席側から
見た第5図において、左右のインナマスト1はトップビ
ーム2にて結合されている。
インナマスト1の後方には、それぞれリフトシリンダ3
が配設されている。リフトシリンダ3のピストンロッド
4は前記トップビーム2にホイールブラケット5を介し
て連結されている。ホイールブラケット5の内側には、
チェーンホイール6がホイール軸7を介して回転可能に
支持されている。
チェーンホイール6にはリフトチェーン9が掛装されて
いる。リフトチェーン9は、その一端がマスト側、例え
ばリフトシリンダ本体に連結され、またその他端がリフ
トブラケット(図示しない)に連結されている。
前記トップビーム2の中央部下面には、プーリブラケッ
ト10がスペーサ11を介してボルト12等により固定されて
いる。
プーリブラケット10の周辺部を一部破断した正面図で示
した第1図、その右側面図を示した第2図、その左側面
図を示した第3図において、前記プーリブラケット10の
一側(右側)にプーリ軸14が突出されている。
プーリ軸14に左右のホースプーリ15がベアリング16を介
して回転可能に支持されている。なおプーリ軸14の先端
にはワッシャ17を介して止めボルト18が締着されてい
る。
前記ホースプーリ15にアタッチメント用配管ホース20が
掛装されている。
前記プーリブラケット10には、ホースプーリ15からのホ
ース外れを防止するためのホースガイドが設けられてい
る。
ホースガイドを斜視図で示した第4図において、ガイド
本体22は、略V字状をしたプレートからなる。ガイド本
体22の中央部には軸孔24が開けられている。
ガイド本体22の片面の前後両端部には、丸棒状をしたホ
ース外れ防止用規制バー23の一端部がそれぞれ溶接等に
よって突出されている。なおこの規制バー23が本考案で
いう規制部に該当する。
また第1〜3図に示すように、プーリブラケット10の前
縁(車両から見て後縁)には、前記前側の規制バー23を
係合可能な係合溝26が形成されている。
そして、プーリブラケット10の他側、すなわち反プーリ
軸側には前記プーリ軸14とほぼ同一軸線をなすボルト孔
27が形成されている。
前記ホースガイドはプーリブラケット10に次のようにし
て取付けられる。すなわち第1〜3図に示すように、プ
ーリブラケット10の係合溝26にガイド本体22の一方の規
制バー23が係合されると共に軸孔24がボルト孔27に対応
される。取付ボルト28がワッシャ29及び前記軸孔24を通
してボルト孔27に締着される。これにより、前後の規制
バー23は前記ホースプーリ15の前上方及び後上方にそれ
ぞれ位置される。なおホースプーリ15と各規制バー23と
の各隙間lはホース外れを防止すべく、ホース20の外径
よりも小さく設定、例えばその外径の半分程度に設定さ
れている。
前記したホースガイドによると、規制バー23を有するガ
イド本体22がプーリブラケット10に取付ボルト28によっ
て取付けられているので、取付ボルト28の取外し及び取
付けによって前記ガイド本体22の脱着が行なえる。これ
により、ホースプーリ15を外すことなく、ホースプーリ
15に対しホース20を掛け外すことができる。
また、ガイド本体22に2本の規制バー23を設けたことに
より、ホースプーリ15の周囲の2か所においてホース20
の弛みによるホース外れが防止される。従って、従来マ
ストの傾斜状態、リフトブラケットの昇降動作等の諸条
件によっては生じることのあったホース外れが良好に防
止される。
さらに、一方の規制バー23をプーリブラケット10の係合
溝26に係合させたことにより、ガイド本体22の回り止め
を果たすことができる。従って、仮に各種振動に起因し
て取付ボルト28に緩みを生じた場合でも、ガイド本体22
がそのボルト28回りに回動することがなく、長期に亘っ
てホース外れ防止機能を維持するとができる。
また規制バー23に回り止め機能を兼備させたことによ
り、専用の回り止め部材を別設する場合に比し、構造の
簡素化及びコスト低減化が図れる。
なお前記プーリブラケット10は、フォークリフトのマス
ト形式によって適宜配置されるものである。例えば第6
図に示すようなフリーリフト形式のマストにあっては、
チェーンビーム30に取付けられる。第6図において前記
実施例と同一該当部位には同一符号を付すことによりそ
の説明を省略する。この場合、チェーンビーム30は、リ
フトシリンダ3のピストンロッド4に架設されている。
またチェーンホイール6は、チェーンビーム30にホイー
ルブラケット5を介して回転可能に支持されている。
また上記実施例のホースガイドは前後対称状に形成され
ているため、その前後を逆配置にすることにより、プー
リブラケット10の左側にホースプーリ15が配置される場
合にも適用することが可能である。また実施例では取付
ボルト28からなるねじ手段を例示したが、プーリブラケ
ット10側に突出したねじ軸に締着される取付ナットをね
じ手段とすることも考えられる。また規制バー23に代え
て、ガイド本体22の両端部をL字状に折曲し、その折曲
部分を規制部とすることも考えられる。
[考案の効果] 本考案のフォークリフトのホースガイドによれば、ねじ
手段の取外し及び取付けによってプーリブラケットに対
するガイド本体の脱着が行なえることにより、ホースプ
ーリを外すことなく、ホースの掛け外しができ、その作
業工数の削減が図れる。
またガイド本体に複数の規制部を設けたことにより、ホ
ースプーリの周囲の複数箇所においてホース外れを良好
に防止することができる。
また、少なくとも1つの規制部をプーリブラケットに係
合させたことにより、ガイド本体の回り止めを果たすこ
とができ、仮にねじ手段に緩みが生じた場合でもガイド
本体の回動が阻止されることにより、ホース外れ防止機
能を長期に亘って維持することができる。
さらに、少なくとも1つの規制部に回り止め部材の機能
が兼備されることにより、専用の回り止め部材を別設す
る場合に比し構造の簡素化及びコスト低減化が図れると
いう効果も認められる。
【図面の簡単な説明】
第1〜5図は本考案の一実施例を示すもので、第1図は
要部の一部破断正面図、第2図はその右側面図、第3図
はその左側面図、第4図はホースガイドの斜視図、第5
図はフォークリフトのマスト上部の正面図である。第6
図はフォークリフトのマストの別例を示す正面図であ
る。第7,8図は第1従来例を示す一部破断正面図、第8
図はその側面図である。 2…トップビーム(マスト側部材) 10…プーリブラケット 14…プーリ軸 15…ホースプーリ 20…ホース 22…ガイド本体 23…規制バー(規制部) 28…取付ボルト(ねじ手段)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】フォークリフトのマスト側部材にプーリブ
    ラケットが設けられ、プーリブラケットにホースプーリ
    がプーリ軸を介して回転可能に支持され、このホースプ
    ーリにアタッチメント用配管ホースが掛装されるフォー
    クリフトにおいて、ガイド本体に前記ホースプーリから
    のホース外れを防止するための複数の規制部を設け、前
    記プーリブラケットにガイド本体をねじ手段により取付
    けるとともに少なくとも1つの規制部を係合してなるフ
    ォークリフトのホースガイド。
JP5193789U 1989-05-01 1989-05-01 フォークリフトのホースガイド Expired - Lifetime JPH0638071Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5193789U JPH0638071Y2 (ja) 1989-05-01 1989-05-01 フォークリフトのホースガイド

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5193789U JPH0638071Y2 (ja) 1989-05-01 1989-05-01 フォークリフトのホースガイド

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02142788U JPH02142788U (ja) 1990-12-04
JPH0638071Y2 true JPH0638071Y2 (ja) 1994-10-05

Family

ID=31571814

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5193789U Expired - Lifetime JPH0638071Y2 (ja) 1989-05-01 1989-05-01 フォークリフトのホースガイド

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0638071Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4803011B2 (ja) * 2006-12-08 2011-10-26 株式会社豊田自動織機 ホース外れ防止装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH02142788U (ja) 1990-12-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5377776A (en) Frame structure for a motorcycle
JPH0231514Y2 (ja)
JPH0638071Y2 (ja) フォークリフトのホースガイド
JP2720708B2 (ja) フォークリフトにおけるチェーンプロテクタ
CA1141711A (en) Load lifting unit for lift truck
EP0913320B1 (en) Supporting device for the mudguard of an agricultural machine in particular the front mudguard of a tractor
JPH0330397Y2 (ja)
JP3216375B2 (ja) フォークリフトの油圧配管用パイプ支持装置
JP3419435B2 (ja) 車両のフレーム構造
JP2638387B2 (ja) フォークリフトのチェーンホイール取付構造
JP3218373U (ja) フック装置及びクレーン車
JP2599973Y2 (ja) トレーリングアーム
JPS6211912Y2 (ja)
JP2000085615A (ja) トラクタの安全フレーム支持部の構造
JP2853498B2 (ja) フォークリフトの油圧配管構造
JP2546397Y2 (ja) トラクターのアクスルケース取付構造
JP2624025B2 (ja) リーチ型リフトトラックにおける後輪懸架装置
JPS5845922Y2 (ja) フオ−クリフトの駆動軸管取付け装置
JPH0710014A (ja) 作業車のステアリングコントローラ取付け構造
JPH068153Y2 (ja) フォークリフトのマスト装置
JPS6010190Y2 (ja) 農用トラクタ−におけるエンジン搭載装置
JPH0699848A (ja) 産業車両のフレーム構造
JP4144109B2 (ja) トラクタ
JPH07228496A (ja) フォークリフトのチェーン止め装置
JP2003040591A (ja) マストサポート装置