JPH076028A - 電子機器 - Google Patents
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- JPH076028A JPH076028A JP5147844A JP14784493A JPH076028A JP H076028 A JPH076028 A JP H076028A JP 5147844 A JP5147844 A JP 5147844A JP 14784493 A JP14784493 A JP 14784493A JP H076028 A JPH076028 A JP H076028A
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Abstract
カードが装着された場合、メモリカード内部のプログラ
ムに制御を自動的に移すことが可能であり、メモリカー
ド内部のプログラムが終了するかまたはメモリカードの
取り外し動作が開始された時にアプリケーションプログ
ラム側に制御を自動的に戻すことが可能になる。 【効果】 アプリケーションプログラムからカード
内プログラムに制御を渡す場合、その制御を渡すまでの
様々な処理プロセスをアプリケーション側で準備すると
いう負荷がなくなる。カード内部の実行プログラムが
複数存在する場合、操作者にそれを選択させる処理をア
プリケーション側で準備するという負荷がなくなる。
プロセスの実行や作業領域の取得によるネストの深さか
ら、カード内部のプログラムの実行に制御が与えられる
ことを解消する。
Description
とした電子機器に関するものである。
用のリーダライタを持つ携帯型端末装置などに適用可能
な、電子機器に関するものである。
メモリカードの脱着が容易な電子機器では、メモリカー
ド内部のデータをリードライトする場合と、メモリカー
ド内のプログラムを実行する場合がある。
行する場合については、カードを急に抜かれることによ
る対策を考慮した上で、電子機器本体側のプログラムか
らメモリカード内のプログラムへ制御を渡すような対策
がなされている。この対策とは具体的に述べれば、メモ
リカード取り外し動作開始の検出手段を設けることによ
りメモリカード内の実行プログラムを強制的に終了し、
制御をROM等に格納されている基本ソフトウェアに戻
すような機能を準備することである。
のプログラムへ制御を渡す際には、アプリケーションプ
ログラム内部でメモリカード装着の指示,メモリカード
内部の情報の検索,複数実行プログラムがある場合のプ
ログラムの選択等の処理プロセスを経た上で行われる。
来例によると、メモリカード用のリーダライタを有する
電子機器でメモリカード内のプログラムを実行させるシ
ステムを構築する場合、次に列挙するような問題点が生
ずる。
カード内プログラムに制御を渡す場合、制御を渡すまで
の様々な処理プロセスをアプリケーション側で準備しな
ければならない。具体的には、カードの装着操作の指
示,カードの内容の確認,カード内部のプログラムのプ
ロセス登録等がある。
数存在する場合、操作者にそれを選択させる処理をアプ
リケーション側で準備しなければならない。
ションプログラムの実行に対して付加的に可能とした場
合、プロセスからプロセスの実行というようなネストが
深くなり、実行が不可能になる場合がある。その理由
は、アプリケーションの設計においてその動作範囲内で
しかプロセスの深さが考慮されていないからである。ま
た、プログラムの使用する作業領域メモリのようなメモ
リの空き領域の利用についても同様であり、メモリに空
きが存在していても作業領域取得のネストが深くなるこ
とによりプログラムが実行不可能になる場合がある。
ラム実行時のメモリカードの取り外し動作開始はエラー
発生としている。そこで、エラー発生による例外処理
を、アプリケーションプログラムが準備しなければなら
ない。
ード内部のプログラムを実行したい場合、電子機器本体
の電源オンを行う必要がある。しかも、電子機器本体側
プログラムとメモリカード内部のプログラムのどちらを
実行するかの選択手段を本体側のプログラムで準備しな
ければならない。
グラムが複数存在する場合、操作者にそれを選択させる
処理を本体側プログラムで準備しなければならない。
ム実行時におけるカード取り外し動作開始時のエラー発
生による例外処理を、本体側プログラムで準備しなけれ
ばならない。
み、アプリケーションプログラム実行時にメモリカード
が装着された場合、メモリカード内部のプログラムに制
御を自動的に移すことが可能であり、メモリカード内部
のプログラムが終了するかまたはメモリカードの取り外
し動作が開始された時にアプリケーションプログラム側
に制御を自動的に戻すことを可能とした電子機器を提供
することにある。
態の電子機器本体に対してメモリカード装着により電源
をオンし、メモリカード内のプログラムに制御を自動的
に移すことが可能であり、メモリカード内部のプログラ
ムが終了するかまたはメモリカードの取り外し動作が開
始した時に自動的に電子機器本体の電源をオフすること
が可能な電子機器を提供することにある。
めに本発明は、メモリカードを着脱自在な形態にて装着
し、該メモリカードに対するリード/ライトを行う手段
を有する電子機器において、前記メモリカードの装着完
了を検出する検出手段と、所定のアプリケーションプロ
グラムが実行されているとき前記検出手段からの検出出
力に応答して前記メモリカード内部に格納されているプ
ログラムを自動的に実行する制御手段とを具備したもの
である。
リカード内部に複数の実行プログラムが存在する場合、
特定の実行プログラムを選択するための選択手段を具備
するのが好適である。
に制御を渡す前に、それまで実行していたアプリケーシ
ョンプログラムの実行環境を退避させ、前記メモリカー
ド内部の当該プログラムが終了した時、当該アプリケー
ションプログラムの実行環境を復旧させること:前記メ
モリカード内部のプログラムに制御が渡された後に前記
メモリカードが外された場合、当該メモリカードの取り
外し動作開始を検出することにより、アプリケーション
プログラムの実行環境を復旧させること:当該電子機器
本体の電源がオフ状態にあるとき、前記メモリカードの
装着によって当該電源をオン状態とし、前記メモリカー
ド内部に格納されているプログラムを自動的に実行する
ことも可能である。
/ライトを行うためのリーダライタを有する電子機器に
おいて、アプリケーションプログラムが実行されている
ときに、メモリカード装着完了を検出することにより、
メモリカード内部に格納されているプログラムを自動的
に実行する。
グラムが存在する場合、プログラムを選択するための手
段が自動的に実行されること:メモリカード内部のプロ
グラムに制御を渡す前に、それまで実行していたアプリ
ケーションプログラムの実行環境を退避すること:メモ
リカード内部のプログラムに制御が渡された後に、その
プログラムが終了した時のアプリケーション実行環境を
復旧させること:メモリカード内部のプログラムに制御
が渡された後メモリカードが外された場合、メモリカー
ド取り外し動作開始を検出することにより、アプリケー
ション実行環境の復旧を行うこと:が可能となる。
ときに、メモリカードの装着に同期して電子機器本体を
オン状態として、メモリカード内部に格納されているプ
ログラムを自動的に実行することも可能である。
ライタを有する電子機器の主要な構成のブロック図であ
る。本図において、1はCPU、2はROM、3はRA
M、4はメモリカードのリーダライタ、5はメモリカー
ドである。
モリカードの取り外し動作開始の検出手段であり、本実
施例では両者ともハードウェア割り込みとしてCPUに
告知する。具体的にはメモリカードリーダライタにカー
ドを装着するためのスロットの口にカバーを設けること
により、カード装着時のカバークローズ,カバーオープ
ンを割り込みソースとすることにより実現できる。
・システム)と称されるような基本ソフトウェア8が格
納されており、カード装着時割り込み処理9,カード取
り外し動作開始時割り込み処理10のような機能を持
つ。
用するシステム作業域11,ディレクトリ領域12があ
り、このディレクトリ領域12の内部にアプリケーショ
ンプログラム13がある。アプリケーションプログラム
13はディレクトリ領域12内部に複数格納することが
できる。
4が格納されており、複数存在する場合もある。
あり、電源回路16に接続されている。
として第一に、電子機器本体上のアプリケーションプロ
グラム13が実行されているときに操作者がメモリカー
ド5を装着した場合について説明する。
されるまでの処理手順(ROM2およびRAM3に記憶
されている)を説明したものである。まずステップS1
1(以下、“ステップ”なる文言は省略する)で電源が
オンされると、まず基本ソフトウェア8が起動しS12
のように電源オン時に必要なハードウェアのチェックや
割り込みベクタの設定などを行う。アプリケーションプ
ログラムの実行に当たっては、S13でディレクトリ領
域の中で実行すべきプログラムの存在を検索することか
ら開始する。実行すべきプログラムはシステムによって
ファイル名などで予め指定できる。
登録される。プロセス登録は実行できるアドレスにプロ
グラムを配置することであり、携帯型電子機器の場合は
拡張メモリ部に格納されているプログラムを実行可能な
アドレスに登録するような場合がある。登録されたプロ
セスは以後基本ソフトウェアによって管理される。次に
S15で実行プログラムにジャンプ(セグメント間ジャ
ンプ)またはコール(セグメント間コール)等のような
方法で制御が渡される。
ログラム(RAM3に記憶されている)を示している。
プログラムの内容はプログラム設計によって様々である
が、一例としてS16の初期処理、S17のメイン処
理、S18の終了処理のように内容を分けることができ
る。
域の確保,必要データ(ファイルやデータテーブルな
ど)の確認または初期化のような処理が行われる。メイ
ン処理は中心となる処理部であり、作業領域を利用しな
がらデータ(ファイルやデータテーブルなど)の参照や
更新が行われる。終了処理では作業領域の解放等が行わ
れる。
ーションプログラムを呼び出すことが可能であり、図2
では18で示されている。17のメイン処理から18の
プログラムを呼び出すときには、実際にはプログラムの
検索およびプロセスの登録が必要であり、基本ソフトウ
ェアの機能を利用しなければならない。通常、17を親
プロセスと呼ぶとき18は子プロセスと呼び、階層的に
プロセスを呼び出すことができる。子プロセスから親プ
ロセスに戻るときには子プロセスのプロセス削除が必要
であり、基本ソフトウェアの機能を利用しなければなら
ない。
すると、制御は基本ソフトウェア(ROM2に記憶され
ている)に戻り、S19でプログラム17のプロセス削
除が行われる。次に、S20で正常終了であることのス
テータスをセットするなど、電源オフのための処理が行
われ、S21で電源オフする。
グラムの実行中にメモリカード装着完了の検出がなされ
た場合について説明する。装着の検出は、スロット状の
装着口にカードを挿入する場合はスロットにカバーを設
けこのカバーを閉じたときにハードウェア割り込みを発
生させるなどの方法で容易に実現できる。
ム実行中に、このハードウェア割り込みが発生した場合
の割り込み処理内容を図3を使用して説明する。図3に
おいて、S41でカードの装着が完了すると割り込み処
理が起動する。まずS42で装着されたカードの状態を
検証する。具体的にはそのシステムで許しているカード
の構成であることの確認および実行可能なプログラムの
存在確認を行う。実行可能なプログラムとはプログラム
名の拡張子を例えば「P」と規定して識別する方法があ
る。
るのが確認された場合はその旨を記憶する。具体的には
ファイル名を記憶するような手段が取られる。複数のプ
ログラムが存在する場合は後のS45のステップで、図
4に示されるような選択メニューにより操作者が処理プ
ログラムを選択する。
行わない場合は、装着による割り込み処理を割り込みベ
クタを書き換えるような方法で、装着されても何もしな
いようにマスクしておく。この機能を基本ソフトウェア
内部に準備してアプリケーションプログラムが読み出せ
るようにしておくことにより、プログラム自動実行に対
する制御をアプリケーションが行うことが可能である。
場合は、プログラムの自動実行を伴わないカードの装着
と判断し、何もしないで割り込み処理から抜ける。
るための前処理としてアプリケーション実行環境の退避
処理を行う。通常アプリケーションプログラムの設計に
おいては、設計するアプリケーションプログラムの動作
環境のみ考慮されるので、設計範囲外のカード内のプロ
グラムの実行が不可能な場合が生ずる。例えば拡張メモ
リアドレスを利用する場合はページレジスタ(PGR)
への書き込みによってアクセス可能な拡張モードのアド
レスが設定できる。
セス管理テーブルによってこの状態を管理しているが、
アプリケーション実行の範囲内でプロセスの登録が多く
PGRを使いきっている場合は、さらにカード内のプロ
グラムを実行することが不可能になる。プログラムが取
得して使用する作業領域についても同様の管理がなされ
るため同様の問題が生ずる。
機能が必要になる。図6において、S61ではプロセス
管理テーブルの内容を一時別のメモリ(基本ソフトウェ
アの作業用メモリ)に退避する。次に、S62でプロセ
ス管理テーブルをクリアすることによって初期化しPG
Rをアプリケーションプログラムのスタート時と同様の
空き状態にする。
理テーブルに対しても同様の処理を行うことにより作業
域についてもPGRを空き状態にする。この退避機能に
よってプロセスの実行および作業域の取得についてアプ
リケーションの実行による制限がなくなる。
グラムが複数存在した場合、S45の実行プログラム選
択のためのメニュー表示に移る。図4はメニュー表示の
例であり、30はタッチパネル、31は選択メニューの
ウィンドウ表示、32は標題の表示、33はプログラム
の表示が全て行えない場合のプログラム名表示の切り替
えキー、34はプログラム名選択キー部、35は表示さ
れているプログラム名、36は実行プログラムであるこ
とを意味する拡張子である。
すなわちキー部34の内のどれかの入力を受け付けるこ
とにより、どのプログラムを実行するかが選択される。
S47では既に実行するプログラムが決定しているの
で、プロセス登録を行う。登録されたプロセスはプロセ
ス管理テーブルが初期化されているので、S48で問題
なく制御を渡すことができる。
あり、S49,S50,S51はその内容を3つのステ
ップに分けて示したものである。S50のメイン処理で
は必要であれば24のような他のプログラムを呼び出せ
る機能を要求されるが、プロセス管理テーブルが一度ク
リアされていることにより可能となっている。作業域の
取得についても作業域の管理テーブルが一度クリアされ
ているので自由に実行することができる。24を呼び出
すときのプロセスの登録や、作業領域の確保は基本ソフ
トウェアの機能呼び出しによって行われる。
と、プログラムの終了機能呼び出しによって基本ソフト
ウェアに制御が返る。S52でアプリケーション実行環
境の復旧が行われるが、詳しくは図7で説明する。
セス管理テーブルの内容を復旧する。S72でプロセス
管理テーブルに対応したPGRへの書き込みを行うこと
によりアクセス可能なアドレスの設定をアプリケーショ
ン実行時の状態に戻す。S73,S74では同様に作業
領域の使用状態をアプリケーション実行時の状態に戻
す。
み処理が終了することにより、図2のアプリケーション
プログラム実行のS17のステップに制御が戻る。
いるときに、メモリカードの取り外し動作が開始された
場合について説明する。
装着口にカードを挿入する場合はスロットにカバーを設
けこのカバーを開いたときにハードウェア割り込みを発
生させるなどの方法で容易に実現できる。ハードウェア
割り込みを利用する場合の割り込み処理の内容を図8を
使用して説明する。
動作が開始されると割り込み処理が起動する。まずS8
2でアプリケーションの実行環境を既に退避したかどう
かを検証する。S83で既に退避を行っている場合はS
84でアプリケーション実行環境の復旧を行う。復旧処
理内容は図7で説明した内容と同じである。
手順になるがS85のように、カード装着時の割り込み
処理の先頭にスタックポインタを合わせるような方法が
ある。この場合はS86で図3のAの位置にジャンプす
ることにより、結果的に図2のアプリケーションプログ
ラム実行のS17のステップに制御が戻る。
能,アプリケーション実行環境の退避機能,アプリケー
ション実行環境の復旧機能,カードの取り外し動作化し
の検出機能を有することにより、アプリケーション実行
中にカードが装着された場合、カード内部のプログラム
に制御を自動的に移すことが可能であり、カード内部の
プログラムが終了するかまたはカードの取り外し動作が
開始した時にアプリケーションに制御を自動的に戻すこ
とが可能になる。
実施例として、第二に、電子機器本体がパワーオフ状態
の時に操作者がメモリカードを装着した場合について図
9を参照して説明する。
り、電源オンスイッチの押下またはカードの装着完了に
よってオンするものとする。
がスロット形状の場合、図10を参照して説明する。図
10において、25は電子機器本体、26は装着されて
いる状態のメモリカード、27はカード装着スロットの
カバー、28はカバーに設けたツメ部である。ツメ部2
8を利用してカバーを上方向に開くことによりカードの
交換が可能な構造になっている。ここでスロットのカバ
ーを閉じることに連動したスイッチを構成し本体電源を
オンとする。
ッチによるものかカード装着によるものかを確認してい
る。この確認は電源オン時基本ソフトウェアが電源スイ
ッチをスキャンして押しているかどうか確認するなどの
手段で実現できる。メモリカードの装着による電源オン
の場合、S94でカード内容を検証する。実行プログラ
ムが複数存在した場合はS96,S97によってプログ
ラムを選択させる。S98,S99によって制御をカー
ドに移す。23はカード上のプログラムであり、24は
23から呼び出される可能性のあるプログラムである。
本ソフトウェアに制御が返り、電源オフ時の処理が行わ
れ、S104で電源オフする。
を準備すると、これを検出した後S103に制御を移す
ことにより電源オフする。
行わない場合は、カード装着による電源オンを識別せず
に通常の電源オンと同様にみなすようにする。この機能
を基本ソフトウェア内部に準備して予めアプリケーショ
ンプログラムによって指定しておくことにより、プログ
ラム自動実行に対する制御を行うことが可能である。
場合は、プログラムの自動実行を伴わないカードの装着
と判断し、何もしないで電源をオフにする。
源オン機能,メモリカードによる電源オンの検出機能,
カードの取り外し動作開始の検出機能を有することによ
り、オフ状態の本体機器に対してカード装着により自動
的にカード内のプログラムに制御を自動的に移すことが
可能であり、カード内部のプログラムが終了するかまた
はカードの取り外し動作が開始した時に自動的に本体電
源をオフすることが可能になる。
の他の実施例を示す。
ラム実行中の割り込み処理ルーチンの起動を、ハードウ
ェア割り込みではなく、外部ポートのソフトウェアによ
るセンスで行うものである。
ポートセンスで行う場合、キー入力主体の携帯型端末装
置の場合キー入力待ち時間の占める割合が大きいことか
ら、キー入力待ち部で行うのが効果的である。すなわ
ち、アプリケーションからキー入力の機能呼出がなされ
たとき、キー入力のソフトウェアループの中でポートを
センスする方法である。すると、キー待ち状態の時にカ
ードを装着するとカード内部のプログラムを自動的に実
行することが可能となる。
力を抑えるために、前記のようなソフトウェアループを
使わない基本ソフトウェアがある。キー待ちで有れば、
ストップまたはホルトのような省電力モードで待ちの状
態になり、キー入力のようなハードウェア割り込みで立
ち上がるような場合である。このような場合は、何らか
のハードウェア割り込みに連動してポートセンスを行え
ばよい。
ア割り込みに連動してセンスする場合のステップを示し
ている。図11のS110では、アプリケーションプロ
グラムがキー待ちの時、制御は基本ソフトウェアのキー
待ち部にあり、省電力のモードでストップしている。S
111でキー入力発生により割り込みでCPUが動き出
し、S112でメモリカードの装着を外部ポートのセン
スによって行う。S113でメモリカード装着であった
ならS111のキー入力を無効とし(このキー入力はメ
モリカードセンスのトリガとしての意味しかないので無
効とする)、以後は図3のB部からと同様の装着時ルー
チンの起動となる。メモリカード装着でなかったら、S
114のキー入力の受け付けに入る。
外部ポートセンスにより行うことにより、カード内部の
プログラムの実行が可能となる。
の実施例を示す。
9におけるS94のカード内部のプログラムの検証機能
に相当する他の実施例であるが、カード内部のプログラ
ムを自動実行するかどうかを制御する機能まで含まれ
る。
ファイルを設け、これを基本ソフトウェアが検索するも
のとする。図12はカード実行指示ファイルの内容例で
あり、40が管理用ID、41が実行ディレクトリ、4
2が実行プログラム名である。
が複数存在する場合、基本ソフトウェアは選択メニュー
を表示する代わりに、実行指示ファイルを検索する。実
行指示ファイルが存在した場合、まず40の内容を確認
し等システムで規定されたファイルかどうか確認する。
的に実行する。実行指示ファイルが存在しない場合は、
カード内部のプログラムの実行を伴わないカード装着と
判断され、カードに対する電源供給はされず、カードへ
のアクセスはアプリケーションプログラムに委ねられ
る。
のみのカードや内部のプログラムを自動実行しないカー
ドの場合は、カード実行指示ファイルをカード内に格納
しなければよい。
リカード内部のプログラムだけでなく本体側のディレク
トリも指定できるので、カード装着によって本体側のプ
ログラムも自動実行できるという効果がある。本体側の
プログラム実行の場合、基本ソフトウェアのカード実行
指示ファイルへのアクセスが終了すると、カードへの電
源供給は切られる。
部のプログラムを自動実行するかどうかを制御する他の
実施例を説明する。
ス可能である物理的なスイッチを設ける。
着について説明する。基本ソフトウェアが外部ポートの
センスによりオン/オフ状態を確認する。オンの場合カ
ード内部のプログラムを自動実行するための動作、具体
的には図3の割り込み処理を機能させるが、オフの場合
は実施例でも説明したように割り込みベクタの設定を書
き換えるような処理を行っておくことにより自動実行機
能を無視させる。
された場合について説明する。基本ソフトウェアが図9
のS92の電源オン時処理において、外部ポートのセン
スによりオン/オフ状態を確認する。オンの場合カード
内部のプログラムを自動実行させるための動作、具体的
にはS93の電源オンがカード装着によってされたかど
うかの確認に移行する。オフの場合はカード装着による
電源オンを区別せずに、図2のS13の実行アプリケー
ションプログラムの検索処理を行う。
トウェアでセンス可能である物理的なスイッチを設ける
ことにより、カード装着によるカード内部のプログラム
実行を自動的に行うかどうかの指定が、スイッチ操作に
より可能となる。
存在した場合のプログラム選択方法の他の実施例を示
す。
におけるS96のメニュー表示に相当する他の実施例で
ある。
面の表示例である。本図において、30はタッチパネル
画面、50はメニュー用ウィンドウ表示、51はメッセ
ージ表示、52はプログラム選択キー、53は表示プロ
グラム名切り替えキー、54はプログラム名、55は拡
張子である。基本ソフトウェアはメモリカード内で実行
可能なプログラム名を53が押されるたびに次々に表示
する。操作者は望むプログラム名が表示されたときに5
2を押すことによって実行プログラムを選択可能とな
る。
示容量の小さい電子機器においてもプログラムの選択が
可能となる。
作を説明しているが、表示画面と固定的なメカキーによ
る組み合わせでも同様の効果が得られる。また、実行プ
ログラム名の表示については、対応する説明のデータを
持つことにより、プログラム名の代わりに説明を表示す
ることも可能である。
動作化し時、その操作の確認手段を設けることによる誤
操作防止方法の実施例を示す。
プの説明図であり、S41,S42,S53等は図3と
同様である。S41でメモリカードの装着が完了する
と、S120で確認メッセージを表示する。この具体例
が図15であり、30はタッチパネル画面、60はメッ
セージ表示用のウィンドウ、61はメッセージ表示、6
2はOKの場合のキー、63はOKでない場合のキーで
ある。
62、実行せずにアプリケーションプログラムの処理を
続行する場合は63を押下する。図14のS121の判
断でYESであるのは62を押した場合であり、S42
のカード内部のプログラムの検証のステップに移行す
る。以下は図3と同様の処理フローとなる。S121の
判断でNOであるのは63を押した場合であり、S53
の割り込み終了となりアプリケーションプログラムの実
行状態に制御が返る。
確認メッセージの表示を行うことにより、カード内部の
プログラムを実行するかしないかを選択することができ
る。
理ステップの説明図であり、S81,S82等は図8と
同様である。S81でメモリカードの取り外し動作が開
始されると、S130で確認メッセージを表示する。こ
の具体例が図17であり、30はタッチパネル画面、7
0はメッセージ表示用のウィンドウ、71はメッセージ
表示、72はOKの場合のキー、73はOKでない場合
のキーである。
場合は72、終了せずにカード内部のプログラムの処理
を続行する場合は73を押下する。図16のS131の
判断でYESであるのは72を押した場合であり、S8
2のアプリ開発環境の退避状況の検証のステップに移行
する。
S131の判断でNOであるのは73を押した場合であ
り、S132のカード装着の判断に移行する。メモリカ
ード内部のプログラムの実行を終了しないのであるから
メモリカードが再度正しく装着されたかどうかを判断す
る必要があるからである。しかも実行プログラムの存在
していたカードであるから、他のカードに代わっていた
ら正しく制御を返せない。
な外部ポートのセンス等の方法で容易に実現できる。ま
た、カードが他のカードに代わっていないことの検査
は、基本ソフトウェアが読むことのできるIDをカード
側に準備することにより可能となる。このIDは図12
の40のようなIDを利用する方法がある。さらに、時
計機能によりカード装着時の年月日時分秒を基本ソフト
ウェアがカードの固定位置に書き込んでおき、これを読
むことによってカードを検査する方法も知られている。
わっていない場合は、S133で割り込みを終了しカー
ド内部のプログラムの実行状態に制御が返る。カードが
正しく装着されていなかったり他のカードに代わってい
る場合はS132の判断でNOであり、S130の確認
メッセージの表示に戻り再度入力を促す。
開始時、確認メッセージの表示を行うことおよびカード
装着の確認機能とカードが代わっていないことの検査機
能を持つことにより、カード内部のプログラムを終了す
るかしないかを選択することができる。
ケーションプログラム実行時にメモリカードが装着され
た場合、メモリカード内部のプログラムに制御を自動的
に移すことが可能であり、メモリカード内部のプログラ
ムが終了するかまたはメモリカードの取り外し動作が開
始された時にアプリケーションプログラム側に制御を自
動的に戻すことが可能になる構成としてあるので、以下
に列挙するような効果が生ずる。
内プログラムに制御を渡す場合、その制御を渡すまでの
様々な処理プロセスをアプリケーション側で準備すると
いう負荷がなくなる。
する場合、操作者にそれを選択させる処理をアプリケー
ション側で準備するという負荷がなくなる。
ネストの深さから、カード内部のプログラムの実行に制
御が与えられることを解消する。
の取り外し動作開始エラー発生による例外処理を、アプ
リケーションプログラムが準備するという負荷がなくな
る。
してメモリカード装着により電源をオンし、メモリカー
ド内のプログラムに制御を自動的に移すことが可能であ
り、メモリカード内部のプログラムが終了するかまたは
メモリカードの取り外し動作が開始した時に自動的に電
子機器本体の電源をオフすることが可能になる構成とし
てあるので、以下に列挙するような効果が生ずる。
部のプログラムを実行したい場合、本体の電源オンをメ
モリカード装着とは別途に行う手間がなくなる。さら
に、本体側メモリとメモリカード内部のプログラムとど
ちらを実行するかの選択手順を本体側のプログラムで準
備するという負荷がなくなる。
が複数存在する場合、操作者にそれを選択させる処理を
本体側プログラムで準備するという負荷がなくなる。
時のカード取り外し動作開始時のエラー発生による例外
処理を本体側プログラムで準備するという負荷がなくな
る。
ライタを有する電子機器の主要な構成のブロック図であ
る。
る。
る。
である。
である。
図である。
ある。
の説明図である。
る。
る。
る。
理説明図である。
を示す図である。
領域(プロセス管理テーブル) 22 ファイルトップアドレス(拡張モードアドレス)
記憶領域(プロセス管理テーブル) 23 カード内実行プログラム 24 カード内実行プログラム(23から呼び出される
プログラム) 25 電子機器本体 26 メモリカード 27 メモリカードリーダライタのカバー 28 カバーのツメ部分 30 タッチパネル画面 31 選択メニューのウィンドウ 32 表題の表示 33 プログラム名表示の切り替えキー 34 プログラム選択キー部 35 プログラム名表示 36 拡張子表示 40 管理用ID 41 実行ディレクトリの指定 42 実行プログラム名の指定 50 選択メニューのウィンドウ 51 メッセージの表示 52 プログラム選択キー部 53 プログラム名表示の切り替えキー 54 プログラム名表示 55 拡張子表示 60 メッセージ表示のウィンドウ 61 メッセージの表示 62 OKキー 63 非OKキー 70 メッセージ表示のウィンドウ 71 メッセージの表示 72 OKキー 73 非OKキー
Claims (5)
- 【請求項1】 メモリカードを着脱自在な形態にて装着
し、該メモリカードに対するリード/ライトを行う手段
を有する電子機器において、 前記メモリカードの装着完了を検出する検出手段と、 所定のアプリケーションプログラムが実行されていると
き前記検出手段からの検出出力に応答して前記メモリカ
ード内部に格納されているプログラムを自動的に実行す
る制御手段とを具備したことを特徴とする電子機器。 - 【請求項2】 請求項1において、さらに加えて、前記
メモリカード内部に複数の実行プログラムが存在する場
合、特定の実行プログラムを選択するための選択手段を
具備したことを特徴とする電子機器。 - 【請求項3】 請求項1において、前記メモリカード内
部のプログラムに制御を渡す前に、それまで実行してい
たアプリケーションプログラムの実行環境を退避させ、
前記メモリカード内部の当該プログラムが終了した時、
当該アプリケーションプログラムの実行環境を復旧させ
ることを特徴とする電子機器。 - 【請求項4】 請求項1において、前記メモリカード内
部のプログラムに制御が渡された後に前記メモリカード
が外された場合、当該メモリカードの取り外し動作開始
を検出することにより、アプリケーションプログラムの
実行環境を復旧させることを特徴とする電子機器。 - 【請求項5】 請求項1において、当該電子機器本体の
電源がオフ状態にあるとき、前記メモリカードの装着に
よって当該電源をオン状態とし、前記メモリカード内部
に格納されているプログラムを自動的に実行することを
特徴とする電子機器。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
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JP14784493A Expired - Fee Related JP3327628B2 (ja) | 1993-06-18 | 1993-06-18 | 電子機器およびその制御方法 |
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