JP2006260128A - 工作機械制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 データバックアップを作業者による簡単な操作により行え、また壊れたデータのバックアップが不測に行われないようにできる工作機械制御装置を提供する。
【解決手段】 演算制御部3およびデータ記憶手段4を装備した本体5に対して可搬の記憶媒体6が着脱自在に装着される記憶媒体ドライブ手段7を設ける。この記憶媒体ドライブ手段7に可搬の記憶媒体6が装着されたことを検出する装着検出手段10と、その装着検出信号に応答して可搬の記憶媒体6にアクセスし可搬の記憶媒体6が所定のバックアップ開始条件を充足することを判定するチェック手段11を設ける。このチェック手段11の条件充足判定により前記データ記憶手段4のデータを可搬の記憶媒体6にバックアップするデータバックアップ手段12を設ける。
【選択図】 図1

Description

この発明は、工作機械をNCプログラム等で制御する工作機械制御装置に関し、特にその制御に用いられるデータを半自動で保存するデータバックアップ機能、およびデータ入力機能に関する。
数値制御装置等の工作機械制御装置では、NCプログラムの他に、各種パラメータや、その他の各種のデータが制御情報として用いられる。このような制御装置内にある各種のデータは、不測のデータの損傷などに備えて、適宜バックアップをしておくことが望ましい。各種パラメータ等は、機械固有の情報の場合も多く、データが損傷すると、バックアップデータがなければ復旧が難しい。従来は、バックアップの処理は、手動により行うのがほとんどであった。
手動によるバックアップの操作は、煩わしい操作となる。また 一般的に、機械を使って生産する作業者のレベルでは、データのバックアップという処理は、自分の仕事の範疇にあるとの意識が低い。そのため、職長が運用ルールとして規定しても、煩わしい操作を求められるバックアップの行為は、必要であるとの認識があっても、行われないことが多かった。
他に、全自動的にバックアップを行うという手段も考えられるが、機械内部の記憶情報が壊れていても、タイマや機械による状態等の自動バックアップの条件か成立すると自動的にバックアップの動作に入ってしまう。そのため、壊れたデータがバックアップされてしまうという問題点があった。
この発明の目的は、データバックアップを作業者による簡単な操作により行え、また壊れたデータのバックアップが不測に行われないようにできる工作機械制御装置を提供することである。
この発明の他の目的は、バックアップ形式の選択の簡易化を図ることである。
この発明のさらに他の目的は、可搬の記憶媒体から制御装置内の記憶手段へのデータの入力が容易に行えるものとすることである。
この発明の工作機械制御装置(1)は、工作機械(2)をプログラム制御する演算制御部(3)と、前記演算制御部(3)による制御に用いられるデータを記憶するデータ記憶手段(4)と、これら演算制御部(3)およびデータ記憶手段(4)を装備した本体(5)に対して可搬の記憶媒体(6)が着脱自在に装着されてこの記憶媒体(6)の読み書きを行う記憶媒体ドライブ手段(7)と、この記憶媒体ドライブ手段(7)に可搬の記憶媒体(6)が装着されたことを検出する装着検出手段(10)と、この装着検出手段(10)の装着検出信号に応答して可搬の記憶媒体(6)にアクセスし可搬の記憶媒体(6)が所定のバックアップ開始条件を充足することを判定するチェック手段(11)と、このチェック手段(11)の条件充足判定により前記データ記憶手段(4)のデータを前記可搬の記憶媒体(6)にバックアップするデータバックアップ手段(12)とを備えたものである。
この構成によると、可搬の記憶媒体(6)を記憶媒体ドライブ手段(7)に装着することで、装着検出手段(10)が装着を検出する。その装着検出信号に応答して、前記チェック手段(11)は、可搬の記憶媒体(6)にアクセスし、可搬の記憶媒体(6)が所定のバックアップ開始条件を充足するか否かを判定する。条件充足の判定がなされると、データバックアップ手段(12)は、前記データ記憶手段(4)のデータを前記可搬の記憶媒体(6)にバックアップする。条件非充足の判定がなされた場合は、データバックアップ手段(12)は、バックアップの処理を行わない。
このように、作業者が可搬の記憶媒体(6)を記憶媒体ドライブ手段(7)に装着するだけの簡単な操作により、制御装置(1)内のデータ記憶手段(4)のデータを可搬の記憶媒体(6)にバックアップすることができる。そのため、バックアップ処置の励行が期待できる。また、可搬の記憶媒体(6)の装着は作業者が行うので、全自動の場合と異なり、壊れたデータのバックアップが行われないようにできる。例えば、工作機械(2)が正常に動作しているときは、データ記憶手段(4)のデータが正常な場合であり、このような正常な動作時に可搬の記憶媒体(6)の装着を行うことで、壊れたデータがバックアップされることを回避できる。このように、言わば、半自動のバックアップ機能を持つものとしたため、操作の簡易によるバックアップ処理の励行が期待でき、かつ壊れたデータを不測にバックアップすることが回避される。
前記所定のバックアップ開始条件は、例えば、前記可搬の記憶媒体(6)に特定ファイル(21)が存在することであっても良い。この場合に、前記特定ファイル(21)内にバックアップ形式の情報(23)が含まれており、前記データバックアップ手段(12)は、前記特定ファイル(21)のバックアップ形式情報(23)に従ってバックアップするものとしても良い。前記バックアップ形式は、例えば、一括出力であるか、分割出力であるかの選択や、圧縮か非圧縮かの選択等のことである。
この構成の場合、バックアップデータ(24)を記憶させる可搬の記憶媒体(6)に設けた特定ファイル(21)にバックアップ形式の情報(23)を含ませておくことで、バックアップ形式が選択できるので、バックアップ形式の選択が簡易に行える。
この発明の他の工作機械制御装置(1A)は、工作機械(2)をプログラム制御する演算制御部(3)と、前記演算制御部(3)による制御に用いられるデータを記憶するデータ記憶手段(4)と、これら演算制御部(3)およびデータ記憶手段(4)を装備した本体(5)に対して可搬の記憶媒体(6)が着脱自在に装着されてこの記憶媒体(6)の読み書きを行う記憶媒体ドライブ手段(7)と、この記憶媒体ドライブ手段(7)に可搬の記憶媒体(6)が装着されたことを検出する装着検出手段(10)と、この装着検出手段(10)の装着検出信号に応答して可搬の記憶媒体(6)にアクセスし可搬の記憶媒体(6)が所定の転送開始条件を充足することを判定するチェック手段(32)と、このチェック手段(32)の条件充足判定により前記可搬の記憶媒体(6)に記憶された転送用のデータ(31)を前記データ記憶手段(4)に書き込むデータ入力手段(33)とを備えたものである。
この構成の場合、可搬の記憶媒体(6)を記憶媒体ドライブ手段(7)に装着することで、装着検出手段(10)が装着を検出する。その装着検出信号に応答して、前記チェック手段(32)は、可搬の記憶媒体(6)にアクセスし可搬の記憶媒体(6)が所定の転送開始条件を充足するか否かを判定する。条件充足の判定がなされると、データ入力手段(33)は、前記可搬の記憶媒体(6)に記憶された転送用のデータ(31)を前記データ記憶手段(4)に書き込む。条件非充足の判定がなされた場合は、データ入力手段(33)は、入力の処理を行わない。
この発明の工作機械制御装置は、工作機械をプログラム制御する演算制御部と、前記演算制御部による制御に用いられるデータを記憶するデータ記憶手段と、これら演算制御部およびデータ記憶手段を装備した本体に対して可搬の記憶媒体が装着されたことを検出する装着検出手段と、この装着検出手段の装着検出信号に応答して可搬の記憶媒体にアクセスし可搬の記憶媒体が所定のバックアップ開始条件を充足することを判定するチェック手段と、このチェック手段の条件充足判定により前記データ記憶手段のデータを前記可搬の記憶媒体にバックアップするデータバックアップ手段とを備えたものであるため、データバックアップを作業者による簡単な操作により行え、また壊れたデータのバックアップが不測に行われないようにできる。
前記所定のバックアップ開始条件が、前記可搬の記憶媒体に特定ファイルが存在することであり、この特定ファイル内にバックアップ形式の情報が含まれており、前記データバックアップ手段は、前記特定ファイルのバックアップ形式に従ってバックアップするものとした場合は、簡易にバックアップ形式の選択を行ってその形式にバックアップすることができる。
この発明の他の工作機械制御装置は、工作機械をプログラム制御する演算制御部と、前記演算制御部による制御に用いられるデータを記憶するデータ記憶手段と、これら演算制御部およびデータ記憶手段を装備した本体に対して可搬の記憶媒体が着脱自在に装着されてこの記憶媒体の読み書きを行う記憶媒体ドライブ手段と、この記憶媒体ドライブ手段に可搬の記憶媒体が装着されたことを検出する装着検出手段と、この装着検出手段の装着検出信号に応答して可搬の記憶媒体にアクセスし可搬の記憶媒体が所定の転送開始条件を充足することを判定するチェック手段と、このチェック手段の条件充足判定により前記可搬の記憶媒体に記憶された転送用のデータを前記データ記憶手段に書き込むデータ入力手段とを備えたものであるため、可搬の記憶媒体から制御装置内の記憶手段へのデータの入力を容易に行うことができる。
この発明の第1の実施形態を図1および図2と共に説明する。この工作機械制御装置1は、コンピュータ式のものであって、工作機械2をプログラム制御する演算制御部3と、この演算制御部3による制御に用いられるデータを記憶するデータ記憶手段4とを本体5内に装備し、この本体5に、汎用の記憶媒体ドライブ手段7を備える。この工作機械制御装置1は、上記基本構成において、次の装着検出手段10,チェック手段11,およびデータバックアップ手段12を設けたものである。
本体5は、例えばボックス状の筐体からなり、図1(B)に示すように、キースイッチ等の配列された操作部19、および液晶表示装置等の表示部20を有する操作盤1aが設けられている。操作盤1aは、演算制御部3やデータ記憶手段4を設けた筐体とは別の筐体に設けられたものであっても良い。その場合、両筐体を合わせたものが、ここで言う本体5となる。
データ記憶手段4は、NCプログラム16を記憶するNCプログラム記憶部13、および制御パラメータ17を記憶するパラメータ記憶部14を有し、また任意のデータ18を記憶する諸データ記憶部15等の記憶エリアを有している。
演算制御部3は、中央処理装置(図示せず)およびこれに実行させるプログラム等で構成されるものであり、NCプログラム実行部8および汎用処理部9を有している。NCプログラム実行部8は、NCプログラム16を解読して実行し、工作機械2を制御する手段であり、その制御にパラメータ記憶部14の制御パラメータ17を用いる。
汎用処理部9は、NCプログラム実行部8の行う処理の他の各種の処理を行う手段である。なお、演算制御部3と汎用処理部9とは、物理的に別の中央処理装置で構成されるものであっても、同じ中央処理装置で構成されるものであっても良い。
記憶媒体ドライブ手段7は、本体5に対して可搬の記憶媒体6が着脱自在に装着され、この記憶媒体7の読み書きを行う手段である。可搬の記憶媒体6は、各種のものが用いられるが、ここではメモリチップ内蔵のメモリーカードとしている。記憶媒体ドライブ手段7は、メモリーカードスロット7aを有しており、例えば操作盤1aにそのメモリーカードスロット7aが露出するように設けられる。この記憶媒体ドライブ手段7は、NC装置に一般的に備えられているもので良い。
上記装着検出手段10は、記憶媒体ドライブ手段7に可搬の記憶媒体6が装着されたことを検出する手段である。
チェック手段11は、この装着検出手段10の装着検出信号に応答して可搬の記憶媒体6にアクセスし可搬の記憶媒体6が所定のバックアップ開始条件を充足することを判定する手段である。
データバックアップ手段12は、チェック手段11の条件充足判定により前記データ記憶手段4のデータを可搬の記憶媒体6に保存、つまりバックアップする手段である。
前記所定のバックアップ開始条件は、可搬の記憶媒体6に特定ファイル21が存在することとされる。チェック手段11において、上記特定ファイル21が存在するか否かは、その特定ファイル21に付される特有のファイル名の有無で判定される。可搬の記憶媒体6は、特定ファイル21を記憶したエリアと、バックアップデータ24を記憶するための空き状態の記憶エリア22とを有するものとされる。
特定ファイル21は、その内にバックアップの詳細情報が、バックアップ形式の情報23として含まれたものとされる。
データバックアップ手段12は、特定ファイル21のバックアップ形式の情報23を認識し、その情報23で指定されたバックアップ形式でバックアップするものとされる。
バックアップ対象は、データ記憶手段4の記憶領域の全体であり、バックアップ形式は個別のNCプログラム16となるプログラムファイルであっても、制御パラメータ17を設定したパラメータファイルであっても、任意のデータ18である使用目的毎のファイルであっても良く、またデータ記憶手段4の記憶領域全体をデータイメージとして捕らえたものであっても良い。いずれの形式を採用するかを、特定ファイル21のバックアップ形式の情報23として設定する。
換言すると、ここで言うバックアップ形式は、データ記憶手段4のうちの領域(例えば全体または一部)や、データ内容種類や、データをどのような形式(例えば圧縮形式)で記憶するか等の区別を言う。データ記憶手段4における領域は、例えばNCプログラム記憶部13,パラメータ記憶部14,諸データ記憶部15等によって区別しても良い。データ内容種類による区別は、データ記憶手段4のどの記憶領域にあるかによらず、NCプログラム16,制御パラメータ17,任意のデータ18等の区別などとされる。記憶の形式は、各種の圧縮形式や、非圧縮形式等である。
なお、バックアップ形式は、特定ファイル21によらずに、固定化しても良い。その場合は、特定ファイル21は、バックアップ機能を起動させるか否かのキーとなるだけであって、そのファイル内にバックアップ形式の情報23は必要ない。
上記データバックアップ手段12およびチェック手段11は、例えば、両者が合わさって一つのアプリケーションプログラムとして構成され、図2に流れ図で示す動作を行うものとされる。
上記構成のバックアップ動作を、図2と共に説明する。
図1のチェック手段11は、装着検出手段10の検出信号を監視することで、可搬の記憶媒体6であるメモリカードが記憶媒体ドライブ手段7に装着されたことを認識する(スップS1)。装着されると、可搬の記憶媒体6内の情報にアクセスし、特定ファイル21をファイル名等で検索する(S3)。特定ファイル21がなければ終了し、カード挿入の検出(可搬の記憶媒体6の装着検出)のステップ(S1)に戻る。
特定ファイル21があると、データバックアップ手段12は、バックアップの詳細な情報、つまりバックアップ形式の情報23を取得し(S4)、バックアップの出力モードをセットする(S5)。こののち、バックアップ動作を開始し(S6)、出力が終了するまでバックアップ動作を続行する(S7)。出力が終了すると、データバックアップ手段12は、所定の表示手段(例えば図1の操作盤1aの表示部20)に、バックアップ終了メッセージを表示し(S8)、一連のバックアップ処理が終了する。
この工作機械制御装置1によると、作業者は、最低限の動作として可搬の記憶媒体6を記憶媒体ドライブ手段7に装着するだけの動作を行えば良く、その後のバックアップ動作は自動的に行われる。したがって、運用のルールとして、可搬の記憶媒体6を差し込む事のみを定めておけば良く、バックアップ処理の励行が期待できる。
また、可搬の記憶媒体6の装着は作業者が行うので、全自動の場合と異なり、壊れたデータのバックアップが行われないようにできる。例えば、工作機械2が正常に動作しているときは、データ記憶手段4のデータが正常な場合であり、このような正常な動作時に可搬の記憶媒体6の装着を行うことで、壊れたデータがバックアップされることを回避できる。
このように、半自動、つまり人が行う動作を最低限とし、複雑な操作を機械側アプリケーションにより自動的に行うものとしたため、操作の簡易によるバックアップ処理の励行が期待でき、かつ壊れたデータを不測にバックアップすることが回避される。
ただし、記憶媒体ドライブ手段7は汎用ポートであり、他に色々な目的に使われるものであるため、可搬の記憶媒体6を差し込むと直ぐにバックアップ処理が行われるのは具合が悪い。これを解決する手段として、可搬の記憶媒体6内に、予めバックアップ用の動作を促す為の仕組みを設けている。
この実施形態では、予め決められたファイルである特定ファイル21を可搬の記憶媒体6に入れており、記憶媒体6の挿入を検出すれば、内部アプリケーションがファイル名の検索を行い、特定ファイル21があればバックアップ動作へ移行、無ければ何もしないようにしている。そのため、記憶媒体ドライブ手段7を汎用ポートとして利用可能なものとしながら、半自動のバックアップが行える。
さらに、上記特性ファイル21の内部に出力のための詳細情報としてバックアップ形式の情報22を入れ、内部アプリケーションのデータバックアップ手段12で対応した処理を行うものとしているため、種々のバックアップ形式の選択的な採用が可能で、その選択も容易に行える。
図3は、この発明の他の実施形態を示す。この実施形態は、請求項3の発明に対応するものであって、バックアップとは逆に、可搬の記憶媒体6に記憶されている転送用のデータ31を、工作機械制御装置1のデータ記憶手段4に入力させるものである。
この実施形態において、特に説明する事項の他は、図1,図2と共に説明した実施形態と同様である。
この工作機械制御装置1Aは、上記実施形態と同様に、工作機械2をプログラム制御する演算制御部3と、この演算制御部3による制御に用いられるデータを記憶するデータ記憶手段4と、これら演算制御部3およびデータ記憶手段4を装備した本体5に対して可搬の記憶媒体6が着脱自在に装着されてこの記憶媒体6の読み書きを行う記憶媒体ドライブ手段7と、この記憶媒体ドライブ手段7に可搬の記憶媒体6が装着されたことを検出する装着検出手段10とを備える。
この工作機械制御装置1Aの場合は、演算制御部3の汎用処理部9には、チェック手段32およびデータ入力手段33が設けられ、チェック手段32は、装着検出手段10の装着検出信号に応答して可搬の記憶媒体6にアクセスし可搬の記憶媒体6が所定の転送開始条件を充足することを判定するものとされる。
データ入力手段33は、チェック手段32の条件充足判定により、可搬の記憶媒体6に記憶された転送用のデータ31を装置内のデータ記憶手段4に書き込むものとされる。
所定の転送開始条件は、可搬の記憶媒体6に特定ファイル34が存在することとされる。チェック手段32において、上記特定ファイル34が存在するか否かは、その特定ファイル34に付される特有のファイル名の有無で判定される。可搬の記憶媒体6は、特定ファイル34を記憶したエリアと、転送用のデータ31を記憶する記憶エリア35とを有するものとされる。
特定ファイル34は、データ31の転送先の情報36を含むものとしても良い。また、特定ファイル34とは別に、転送用のデータ31の集まり毎に転送先の情報を付したものとしても良い。
この構成の場合、可搬の記憶媒体6を記憶媒体ドライブ手段7に装着することで、装着検出手段10が装着を検出する。その装着検出信号に応答して、チェック手段32は、可搬の記憶媒体6にアクセスし可搬の記憶媒体6が所定の転送開始条件を充足するか否かを判定する。この実施形態では、上記転送開始条件は、可搬の記憶媒体6に特定ファイル34が存在することである。条件充足の判定がなされると、データ入力手段33は、可搬の記憶媒体6に記憶された転送用のデータ31をデータ記憶手段4に書き込む。条件非充足の判定がなされた場合は、データ入力手段33は、入力の処理を行わない。
データ入力手段33による転送用データ31の記憶手段4への書き込み場所は、特定ファイル34に含まれる転送先の情報36に従って行われる。
このように、データ31の入力の場合にも、作業者が可搬の記憶媒体6を差し込むだけで、後は自動で行われる半自動の入力形態としたため、可搬の記憶媒体6から制御装置内のデータ記憶手段4へのデータ入力を容易に行うことができる。
(A)はこの発明の第1の実施形態にかかる工作機械制御装置の概念構成を示すブロック図、(B)はその外観の例を示す斜視図である。 そのバックアップ処理の過程を示す流れ図である。 この発明の他の実施形態にかかる工作機械制御装置の概念構成を示すブロック図である。
符号の説明
1,1A…工作機械制御装置
2…工作機械
3…演算制御部
4…データ記憶手段
5…本体
6…可搬の記憶媒体
7…記憶媒体ドライブ手段
10…装着検出手段
11…チェック手段
12…データバックアップ手段
16…NCプログラム
17…制御パラメータ
18…任意のデータ
21…特定ファイル
22…記憶エリア
23…バックアップ形式の情報
24…バックアップデータ
32…チェック手段
33…データ入力手段
34…特定ファイル
35…記憶エリア
36…転送先の情報

Claims (3)

  1. 工作機械をプログラム制御する演算制御部と、前記演算制御部による制御に用いられるデータを記憶するデータ記憶手段と、これら演算制御部およびデータ記憶手段を装備した本体に対して可搬の記憶媒体が着脱自在に装着されてこの記憶媒体の読み書きを行う記憶媒体ドライブ手段と、この記憶媒体ドライブ手段に可搬の記憶媒体が装着されたことを検出する装着検出手段と、この装着検出手段の装着検出信号に応答して可搬の記憶媒体にアクセスし可搬の記憶媒体が所定のバックアップ開始条件を充足することを判定するチェック手段と、このチェック手段の条件充足判定により前記データ記憶手段のデータを前記可搬の記憶媒体にバックアップするデータバックアップ手段とを備えた工作機械制御装置。
  2. 前記所定のバックアップ開始条件が、前記可搬の記憶媒体に特定ファイルが存在することであり、この特定ファイル内にバックアップ形式の情報が含まれており、前記データバックアップ手段は、前記特定ファイルのバックアップ形式に従ってバックアップするものとした請求項1記載の工作機械制御装置。
  3. 工作機械をプログラム制御する演算制御部と、前記演算制御部による制御に用いられるデータを記憶するデータ記憶手段と、これら演算制御部およびデータ記憶手段を装備した本体に対して可搬の記憶媒体が着脱自在に装着されてこの記憶媒体の読み書きを行う記憶媒体ドライブ手段と、この記憶媒体ドライブ手段に可搬の記憶媒体が装着されたことを検出する装着検出手段と、この装着検出手段の装着検出信号に応答して可搬の記憶媒体にアクセスし可搬の記憶媒体が所定の転送開始条件を充足することを判定するチェック手段と、このチェック手段の条件充足判定により前記可搬の記憶媒体に記憶された転送用のデータを前記データ記憶手段に書き込むデータ入力手段とを備えた工作機械制御装置。
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