JPH07287704A - 文書作成装置 - Google Patents
文書作成装置Info
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- JPH07287704A JPH07287704A JP6080145A JP8014594A JPH07287704A JP H07287704 A JPH07287704 A JP H07287704A JP 6080145 A JP6080145 A JP 6080145A JP 8014594 A JP8014594 A JP 8014594A JP H07287704 A JPH07287704 A JP H07287704A
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- built
- saving
- memory
- power
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Abstract
(57)【要約】
【目的】本発明の目的は、文書作成装置の電源切断後、
内蔵電池の寿命により電源切断後にメモリのバックアッ
プが不能の状態を検知後、内蔵電池によってバックアッ
プされるメモリ内容を磁気記憶装置など不揮発性の補助
記憶装置に退避すること、および退避された内容を自動
的に回復することによって、メモリ内容の破壊を防ぎデ
ータの保持性を向上させると同時に電池寿命の際の操作
性を向上させることにある。 【構成】内蔵電池の寿命を検知するための電池監視装置
54と、バックアップメモリ32の内容を補助記憶装置
4へ退避するための補助記憶装置制御部64を具備する
ことによって達成される。
内蔵電池の寿命により電源切断後にメモリのバックアッ
プが不能の状態を検知後、内蔵電池によってバックアッ
プされるメモリ内容を磁気記憶装置など不揮発性の補助
記憶装置に退避すること、および退避された内容を自動
的に回復することによって、メモリ内容の破壊を防ぎデ
ータの保持性を向上させると同時に電池寿命の際の操作
性を向上させることにある。 【構成】内蔵電池の寿命を検知するための電池監視装置
54と、バックアップメモリ32の内容を補助記憶装置
4へ退避するための補助記憶装置制御部64を具備する
ことによって達成される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、文書作成装置における
内蔵電池の寿命による劣化時の動作に関する。
内蔵電池の寿命による劣化時の動作に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の内蔵電池によりメモリのバック
アップを行う文書作成装置では、文書作成装置動作に必
要なシステム管理情報,使用者が作成したユーザ情報,
編集中文書などを内蔵電池によりバックアップするメモ
リ内に格納することにより文書作成装置の電源を切断し
たあとでも電源投入時に電源切断前の状態から文書作成
装置の使用を再開することができる。さらに、外部から
の電源供給により内蔵電池を充電している状態で内蔵電
池が劣化し充電不可となると内蔵電池寿命となったこと
をメッセージ表示により知らせることが可能である。こ
の場合使用者は文書作成装置動作に必要な情報をそれぞ
れ別々に補助記憶装置へ保存していた。
アップを行う文書作成装置では、文書作成装置動作に必
要なシステム管理情報,使用者が作成したユーザ情報,
編集中文書などを内蔵電池によりバックアップするメモ
リ内に格納することにより文書作成装置の電源を切断し
たあとでも電源投入時に電源切断前の状態から文書作成
装置の使用を再開することができる。さらに、外部から
の電源供給により内蔵電池を充電している状態で内蔵電
池が劣化し充電不可となると内蔵電池寿命となったこと
をメッセージ表示により知らせることが可能である。こ
の場合使用者は文書作成装置動作に必要な情報をそれぞ
れ別々に補助記憶装置へ保存していた。
【0003】内蔵電池寿命検知時の例としては、内蔵電
池の交換が必要となったことをメッセージによって通知
するものがあった。
池の交換が必要となったことをメッセージによって通知
するものがあった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前述した、この種の文
書作成装置では内蔵電池が寿命により劣化し充電不可と
なった後、バックアップメモリの内容の退避を忘れ電源
の切断を行うと、内蔵電池によってバックアップするメ
モリ内容が失われるため、電源を投入した際に初期状態
となる問題があった。また、メモリのバックアップ作業
も使用者の手作業のため操作性が損なわれるという問題
があった。
書作成装置では内蔵電池が寿命により劣化し充電不可と
なった後、バックアップメモリの内容の退避を忘れ電源
の切断を行うと、内蔵電池によってバックアップするメ
モリ内容が失われるため、電源を投入した際に初期状態
となる問題があった。また、メモリのバックアップ作業
も使用者の手作業のため操作性が損なわれるという問題
があった。
【0005】本発明の目的は、内蔵電池の寿命検知の際
に、内蔵電池によってバックアップするメモリ内容を自
動的に磁気記憶装置などの不揮発性記憶装置に退避する
ことにより内蔵電池によってバックアップされるメモリ
の内容を保存し電源投入時に文書作成装置が初期状態と
なっており、かつバックアップメモリの内容が不揮発性
補助記憶装置へ退避されている場合これらの内容を再び
メモリ上へ回復することにより内蔵電池によりバックア
ップされるメモリ内容を内蔵電池の寿命時にも使用者の
操作なしに自動的に使用できるようにすることにある。
に、内蔵電池によってバックアップするメモリ内容を自
動的に磁気記憶装置などの不揮発性記憶装置に退避する
ことにより内蔵電池によってバックアップされるメモリ
の内容を保存し電源投入時に文書作成装置が初期状態と
なっており、かつバックアップメモリの内容が不揮発性
補助記憶装置へ退避されている場合これらの内容を再び
メモリ上へ回復することにより内蔵電池によりバックア
ップされるメモリ内容を内蔵電池の寿命時にも使用者の
操作なしに自動的に使用できるようにすることにある。
【0006】また、内蔵電池の寿命による劣化を検知し
た際の処理モードを使用者の選択を可能とすることによ
り操作性を向上させることにある。
た際の処理モードを使用者の選択を可能とすることによ
り操作性を向上させることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的は内蔵電池の
寿命を検知する手段を備えた文書作成装置において内蔵
電池によりバックアップするメモリ内容を不揮発性記憶
装置に退避する手段,不揮発性記憶装置に退避された情
報を電源投入時にメモリ上へ回復する手段,内蔵電池寿
命時の処理モードを使用者が選択する処理モード選択手
段、および内蔵電池の寿命による劣化を使用者に通知す
るためのメッセージ表示手段により実現される。
寿命を検知する手段を備えた文書作成装置において内蔵
電池によりバックアップするメモリ内容を不揮発性記憶
装置に退避する手段,不揮発性記憶装置に退避された情
報を電源投入時にメモリ上へ回復する手段,内蔵電池寿
命時の処理モードを使用者が選択する処理モード選択手
段、および内蔵電池の寿命による劣化を使用者に通知す
るためのメッセージ表示手段により実現される。
【0008】
【作用】処理モード選択手段により内蔵電池の寿命時の
処理モードを使用者が選択する。内蔵電池の寿命を検知
時、メッセージ表示が指定されている場合、メッセージ
表示手段により内蔵電池が寿命となったことを使用者に
知らせる。また、退避が指定されていればバックアップ
メモリを退避手段によって不揮発性の補助記憶装置等へ
退避する。
処理モードを使用者が選択する。内蔵電池の寿命を検知
時、メッセージ表示が指定されている場合、メッセージ
表示手段により内蔵電池が寿命となったことを使用者に
知らせる。また、退避が指定されていればバックアップ
メモリを退避手段によって不揮発性の補助記憶装置等へ
退避する。
【0009】電源切断時内蔵電池の寿命が検知され、メ
ッセージ表示が指定されている場合、メッセージ表示手
段により内蔵電池が寿命となったことを使用者に知らせ
る。また、退避が指定されていればバックアップメモリ
を退避手段によって退避する。
ッセージ表示が指定されている場合、メッセージ表示手
段により内蔵電池が寿命となったことを使用者に知らせ
る。また、退避が指定されていればバックアップメモリ
を退避手段によって退避する。
【0010】また、回復手段によって電源投入時に補助
記憶装置へ退避された情報をバックアップメモリ上に回
復する。
記憶装置へ退避された情報をバックアップメモリ上に回
復する。
【0011】
【実施例】次に本発明の一実施例を詳細に説明する。
【0012】図1は本発明による文書作成装置の実施例
を示すブロック図である。
を示すブロック図である。
【0013】図2は、本実施例を実現するためのバック
アップメモリの構成図、図3は本実施例を実現するため
の補助記憶部の構成図、図4は編集時の管理情報及び編
集中情報退避処理のフローチャート、図5は電源投入時
の管理情報及び編集中情報回復のフローチャート、図6
は処理モード選択処理のフローチャート、図7は処理モ
ード選択画面である。
アップメモリの構成図、図3は本実施例を実現するため
の補助記憶部の構成図、図4は編集時の管理情報及び編
集中情報退避処理のフローチャート、図5は電源投入時
の管理情報及び編集中情報回復のフローチャート、図6
は処理モード選択処理のフローチャート、図7は処理モ
ード選択画面である。
【0014】図1において1は文字,コマンド等の入力
を行う入力部である、2は文字,図形等を表示するCR
T,LCD等の表示部、3は半導体メモリ等による記憶
部で、非バックアップメモリ31,バックアップメモリ
32等により構成される。
を行う入力部である、2は文字,図形等を表示するCR
T,LCD等の表示部、3は半導体メモリ等による記憶
部で、非バックアップメモリ31,バックアップメモリ
32等により構成される。
【0015】4は磁気記憶装置などの不揮発性記憶装置
による補助記憶装置である。
による補助記憶装置である。
【0016】5は外部電源、または内蔵電池による電力
の供給を行う電源部で、スイッチ51と安定化電源53
と充電可能な内蔵電池52,内蔵電池の寿命を検知する
電池監視装置54によって構成される。
の供給を行う電源部で、スイッチ51と安定化電源53
と充電可能な内蔵電池52,内蔵電池の寿命を検知する
電池監視装置54によって構成される。
【0017】スイッチ51は駆動電力の供給など通電処
理を行う。内蔵電池52は充電可能な電池である。安定
化電源53は文書作成装置へ外部より電力を供給するた
めの装置である。電池監視装置54は内蔵電池52の寿
命を検知するための装置である。
理を行う。内蔵電池52は充電可能な電池である。安定
化電源53は文書作成装置へ外部より電力を供給するた
めの装置である。電池監視装置54は内蔵電池52の寿
命を検知するための装置である。
【0018】文書作成装置停止中にスイッチ51が押下
されると外部電源接続中ならば安定化電源53により、
接続されていなければ内蔵電池52より文書作成装置へ
電力供給を開始する。文書作成装置駆動中にスイッチ5
1が押下されると電源切断処理を行う。内蔵電池52の
充電は外部電源接続中に安定化電源53より行われる。
されると外部電源接続中ならば安定化電源53により、
接続されていなければ内蔵電池52より文書作成装置へ
電力供給を開始する。文書作成装置駆動中にスイッチ5
1が押下されると電源切断処理を行う。内蔵電池52の
充電は外部電源接続中に安定化電源53より行われる。
【0019】電池監視装置54は内蔵電池52が寿命に
よる劣化により充電不可となった状態を検知し電源制御
部へ通知する。本実施例での電池寿命検知は一定時間充
電を行った後、電池の電圧が規定の電圧まで上昇しない
場合に電池寿命と判断する。6は前記各部の制御を行う
ためのマイクロプロセッサなどによる制御部であり、入
力制御部61,表示制御部62,文書編集部63,補助
記憶装置制御部64,電源制御部65で構成される。
よる劣化により充電不可となった状態を検知し電源制御
部へ通知する。本実施例での電池寿命検知は一定時間充
電を行った後、電池の電圧が規定の電圧まで上昇しない
場合に電池寿命と判断する。6は前記各部の制御を行う
ためのマイクロプロセッサなどによる制御部であり、入
力制御部61,表示制御部62,文書編集部63,補助
記憶装置制御部64,電源制御部65で構成される。
【0020】入力制御部61は入力部1からの入力を文
書編集部63へ渡す。
書編集部63へ渡す。
【0021】表示制御部62は文書編集部63の表示要
求に対し、表示部2に図形,文字を表示する。
求に対し、表示部2に図形,文字を表示する。
【0022】文書編集部63は各種文書作成等の処理を
行う。
行う。
【0023】補助記憶装置制御部64は補助記憶装置4
へのデータの読み書きを行う。
へのデータの読み書きを行う。
【0024】電源制御部65はスイッチ51が押下され
た際に電源切断処理を行う。また電池監視装置54から
内蔵電池の状態変化が通知された際に後述する電池状態
27の設定を行い、図4で示す処理を行う。
た際に電源切断処理を行う。また電池監視装置54から
内蔵電池の状態変化が通知された際に後述する電池状態
27の設定を行い、図4で示す処理を行う。
【0025】図2を用い本実施例でのバックアップメモ
リ32の構成について説明する。バックアップメモリ3
2は正否判定データ21,システム管理情報22,文書
領域25,ユーザ情報26,電池状態27より構成す
る。
リ32の構成について説明する。バックアップメモリ3
2は正否判定データ21,システム管理情報22,文書
領域25,ユーザ情報26,電池状態27より構成す
る。
【0026】正否判定データ21はバックアップメモリ
32内のデータの使用可否を判定するためのデータで、
初期化時に文書編集部63が決められた並びのデータを
格納し、電源立ち上げ時にこの並びが正しい場合にバッ
クアップメモリ正常、それ以外の場合を異常とする。本
実施例ではASCIIコードで‘SRAM’のデータが
格納される。
32内のデータの使用可否を判定するためのデータで、
初期化時に文書編集部63が決められた並びのデータを
格納し、電源立ち上げ時にこの並びが正しい場合にバッ
クアップメモリ正常、それ以外の場合を異常とする。本
実施例ではASCIIコードで‘SRAM’のデータが
格納される。
【0027】システム管理情報22は文書作成装置が動
作するために必要な管理情報が格納されており、内蔵電
池寿命検知時の処理モードを格納する検知時処理モード
23,電源切断時の処理モードを格納する電源切断時処
理モード24を含む。検知時処理モード23,電源切断
時処理モード24は、何もしない(0),メッセージ表
示のみ(1),退避のみ(2),確認後退避(3)の状
態がある。本実施例では電源切断時処理モードとしてメ
ッセージ表示のみ(1)の設定は行えないものとする。
また、検知時処理モード23はメッセージ表示のみ
(1),電源切断時処理モード24は、確認後退避
(3)が初期値として設定される。
作するために必要な管理情報が格納されており、内蔵電
池寿命検知時の処理モードを格納する検知時処理モード
23,電源切断時の処理モードを格納する電源切断時処
理モード24を含む。検知時処理モード23,電源切断
時処理モード24は、何もしない(0),メッセージ表
示のみ(1),退避のみ(2),確認後退避(3)の状
態がある。本実施例では電源切断時処理モードとしてメ
ッセージ表示のみ(1)の設定は行えないものとする。
また、検知時処理モード23はメッセージ表示のみ
(1),電源切断時処理モード24は、確認後退避
(3)が初期値として設定される。
【0028】文書領域25は編集中の文書が格納され
る。
る。
【0029】ユーザ情報26はユーザが定義,登録した
文字パターン,ユーザ辞書などが格納される。
文字パターン,ユーザ辞書などが格納される。
【0030】電池状態27は内蔵電池の状態を管理する
ためのもので、内蔵電池正常(0),内蔵電池寿命
(1)の状態を持つ。電池状態27は内蔵電池の状態変
化が通知された際、電源制御部65によって設定され
る。また、電源投入時に初期処理として電源制御部65
によって内蔵電池正常(0)が設定される。
ためのもので、内蔵電池正常(0),内蔵電池寿命
(1)の状態を持つ。電池状態27は内蔵電池の状態変
化が通知された際、電源制御部65によって設定され
る。また、電源投入時に初期処理として電源制御部65
によって内蔵電池正常(0)が設定される。
【0031】図3を用い補助記憶装置4の構成について
説明する。補助記憶装置4は退避フラグ301,退避領
域302などにより構成する。
説明する。補助記憶装置4は退避フラグ301,退避領
域302などにより構成する。
【0032】退避フラグ301はバックアップメモリ3
2の補助記憶装置への退避の有無を示すためのフラグで
退避中(1),退避なし(0)の状態を持つ。退避領域3
02はバックアップメモリ32の退避領域である。
2の補助記憶装置への退避の有無を示すためのフラグで
退避中(1),退避なし(0)の状態を持つ。退避領域3
02はバックアップメモリ32の退避領域である。
【0033】次に、非バックアップメモリ31の退避処
理について図4を用い詳細に説明する。この処理は内蔵
電池の寿命を検知した際と電源切断時に電源制御部65
より文書編集部63が呼び出され行われる処理であり、
処理の入力として処理モードが渡される。処理モードは
電源切断時は電源切断時処理モード23、それ以外では
検知時処理モード24が渡される。また、処理が呼び出
されたとき電池状態27は電源制御部65によって既に
設定されている。
理について図4を用い詳細に説明する。この処理は内蔵
電池の寿命を検知した際と電源切断時に電源制御部65
より文書編集部63が呼び出され行われる処理であり、
処理の入力として処理モードが渡される。処理モードは
電源切断時は電源切断時処理モード23、それ以外では
検知時処理モード24が渡される。また、処理が呼び出
されたとき電池状態27は電源制御部65によって既に
設定されている。
【0034】処理が呼び出されたとき電池状態27によ
り内蔵電池が正常かをチェックする(401)。(40
1)のチェックにおいて電池が異常の場合、処理モード
に従いそれぞれの処理へ分岐する(402)。(40
2)の分岐で処理モードが何もしない(0)ならば、そ
のまま処理を抜ける。メッセージ表示のみ(1)ならば
通知メッセージ表示(403)後、処理を抜ける。退避
のみ(2)ならばバックアップメモリ32の内容を退避
領域302へ退避し退避フラグ301を退避中(1)と
する退避処理(404)を行う。確認後退避(3)なら
ば確認メッセージ表示(405)後、選択入力待ち(4
06)とする。選択入力が行われた後、入力をチェック
し(407)、退避を行うならば(404)の退避処理
を行い、退避を行わないならば何もせず処理を抜ける。
(401)のチェックにおいて電池正常ならば、何もし
ないで処理を抜ける。
り内蔵電池が正常かをチェックする(401)。(40
1)のチェックにおいて電池が異常の場合、処理モード
に従いそれぞれの処理へ分岐する(402)。(40
2)の分岐で処理モードが何もしない(0)ならば、そ
のまま処理を抜ける。メッセージ表示のみ(1)ならば
通知メッセージ表示(403)後、処理を抜ける。退避
のみ(2)ならばバックアップメモリ32の内容を退避
領域302へ退避し退避フラグ301を退避中(1)と
する退避処理(404)を行う。確認後退避(3)なら
ば確認メッセージ表示(405)後、選択入力待ち(4
06)とする。選択入力が行われた後、入力をチェック
し(407)、退避を行うならば(404)の退避処理
を行い、退避を行わないならば何もせず処理を抜ける。
(401)のチェックにおいて電池正常ならば、何もし
ないで処理を抜ける。
【0035】次に図5を用い本実施例を実現するための
電源投入時の処理の一例を詳細に説明する。この処理は
電源投入時スイッチ51が押下された際の文書編集部6
3の処理である。文書編集部63は電源投入時にメモリ
正否判定データ21を用いバックアップメモリの正否を
判定する(501)。(501)のチェックにおいてメ
モリ正否判定データ21が‘SRAM’以外となってお
りバックアップメモリ内のデータが異常と判定できる場
合、退避フラグ301より退避領域302へ退避中のデ
ータの有無をチェックする(502)。(502)のチ
ェックにおいて退避なしならばユーザ情報などを初期状
態とし(504)処理を終了する。この際、メモリ正否
判定データ21を‘SRAM’と設定する。(502)
のチェックにおいて退避ありの場合、バックアップメモ
リ32の内容を退避領域302より回復し退避フラグ3
01を退避なし(0)に設定する(503)。(50
1)のチェックにおいてバックアップメモリ内のデータ
が正常の場合、何もしないで処理を終了する。
電源投入時の処理の一例を詳細に説明する。この処理は
電源投入時スイッチ51が押下された際の文書編集部6
3の処理である。文書編集部63は電源投入時にメモリ
正否判定データ21を用いバックアップメモリの正否を
判定する(501)。(501)のチェックにおいてメ
モリ正否判定データ21が‘SRAM’以外となってお
りバックアップメモリ内のデータが異常と判定できる場
合、退避フラグ301より退避領域302へ退避中のデ
ータの有無をチェックする(502)。(502)のチ
ェックにおいて退避なしならばユーザ情報などを初期状
態とし(504)処理を終了する。この際、メモリ正否
判定データ21を‘SRAM’と設定する。(502)
のチェックにおいて退避ありの場合、バックアップメモ
リ32の内容を退避領域302より回復し退避フラグ3
01を退避なし(0)に設定する(503)。(50
1)のチェックにおいてバックアップメモリ内のデータ
が正常の場合、何もしないで処理を終了する。
【0036】次に内蔵電池の寿命を検知した際の処理モ
ードの選択処理を図6,図7を用いて説明する。この処
理は入力部1より内蔵電池寿命時の処理モード選択を呼
び出した際に呼び出される。処理が呼び出された際に図
7の選択画面を表示する(601)、この状態で使用者
は入力部1より処理モードを選択入力する(602)。入力
終了後選択したモードに従い検知時処理モード23,電
源切断時処理モード24をそれぞれ選択し(603)処
理を終了する。
ードの選択処理を図6,図7を用いて説明する。この処
理は入力部1より内蔵電池寿命時の処理モード選択を呼
び出した際に呼び出される。処理が呼び出された際に図
7の選択画面を表示する(601)、この状態で使用者
は入力部1より処理モードを選択入力する(602)。入力
終了後選択したモードに従い検知時処理モード23,電
源切断時処理モード24をそれぞれ選択し(603)処
理を終了する。
【0037】以上述べてきたように本実施例によれば内
蔵電池寿命の際に内蔵電池によってバックアップされる
メモリ内容を磁気記憶装置などの不揮発性の補助記憶装
置に退避することによって内蔵電池の寿命による劣化に
よりデータが失われるのを防ぐ。この退避先となる記憶
装置は不揮発性である条件を満たすものであればよい。
このためICカードやフラッシュメモリ等の装置でもよ
く、この場合、本実施例に対して退避処理の応答性の向
上を図ることができる。
蔵電池寿命の際に内蔵電池によってバックアップされる
メモリ内容を磁気記憶装置などの不揮発性の補助記憶装
置に退避することによって内蔵電池の寿命による劣化に
よりデータが失われるのを防ぐ。この退避先となる記憶
装置は不揮発性である条件を満たすものであればよい。
このためICカードやフラッシュメモリ等の装置でもよ
く、この場合、本実施例に対して退避処理の応答性の向
上を図ることができる。
【0038】
【発明の効果】以上述べてきたように本発明の文書作成
装置では、電源切断後内蔵電池の寿命により電源切断後
にメモリのバックアップが不能の状態を検知後、内蔵電
池によってバックアップされるメモリ内容を磁気記憶装
置など不揮発性の補助記憶装置に退避すること、および
退避された内容を回復することを自動的に行うことによ
り内蔵電池の寿命の際のデータの保持性と操作性が向上
する。
装置では、電源切断後内蔵電池の寿命により電源切断後
にメモリのバックアップが不能の状態を検知後、内蔵電
池によってバックアップされるメモリ内容を磁気記憶装
置など不揮発性の補助記憶装置に退避すること、および
退避された内容を回復することを自動的に行うことによ
り内蔵電池の寿命の際のデータの保持性と操作性が向上
する。
【0039】また、内蔵電池の寿命による劣化を検知
後、メッセージの表示,検知直後の退避,電源切断時の
退避の有無等の処理モードを使用者が選択することによ
って内蔵電池の寿命の際の操作性が向上する。
後、メッセージの表示,検知直後の退避,電源切断時の
退避の有無等の処理モードを使用者が選択することによ
って内蔵電池の寿命の際の操作性が向上する。
【図1】本発明を実施するための文書作成装置の一例を
示すブロック図である。
示すブロック図である。
【図2】本発明におけるバックアップメモリ構成の一例
を示す図である。
を示す図である。
【図3】本発明における補助記憶部の構成図である。
【図4】本発明における退避処理のフローチャートであ
る。
る。
【図5】本発明における電源投入時の回復処理のフロー
チャートである。
チャートである。
【図6】本発明における処理モード選択のフローチャー
トである。
トである。
【図7】本発明における処理モード選択画面を示す図で
ある。
ある。
1…入力部、2…表示部、3…記憶部、4…補助記憶装
置、5…電源部、6…制御部、21…正否判定データ、
22…システム管理情報、23…検知時処理モード、2
4…電源切断時処理モード、25…文書領域、26…ユ
ーザ情報、27…電池状態、31…非バックアップメモ
リ、32…バックアップメモリ、51…スイッチ、52
…内蔵電池、53…安定化電源、54…電池監視装置、
61…入力制御部、62…表示制御部、63…文書編集
部、64…補助記憶装置制御部、65…電源制御部、3
01…退避フラグ、302…退避領域。
置、5…電源部、6…制御部、21…正否判定データ、
22…システム管理情報、23…検知時処理モード、2
4…電源切断時処理モード、25…文書領域、26…ユ
ーザ情報、27…電池状態、31…非バックアップメモ
リ、32…バックアップメモリ、51…スイッチ、52
…内蔵電池、53…安定化電源、54…電池監視装置、
61…入力制御部、62…表示制御部、63…文書編集
部、64…補助記憶装置制御部、65…電源制御部、3
01…退避フラグ、302…退避領域。
Claims (3)
- 【請求項1】外部からの電源供給、充電可能な内蔵電池
の両方式による駆動と、内蔵電池によるメモリのバック
アップ機能を持ち、内蔵電池の寿命による劣化により充
電不能となったことを検知する手段を備えた文書作成装
置において、電源切断後に内蔵電池によるメモリのバッ
クアップが不能となったことを検知した場合、内蔵電池
によってバックアップするメモリの内容を不揮発性の記
憶装置に退避する手段を持つことを特徴とする文書作成
装置。 - 【請求項2】請求項1記載の文書作成装置において、電
源切断前のバックアップメモリの内容が退避されている
場合電源投入時にその内容をメモリ上に回復する手段を
持つことを特徴とする文書作成装置。 - 【請求項3】請求項1又は請求項2の文書作成装置にお
いて、内蔵電池の寿命による劣化を検知した場合、検知
直後または電源切断前の通知メッセージの表示有無,検
知直後および電源切断時の退避処理の有無等を使用者が
選択することを特徴とする文書作成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6080145A JPH07287704A (ja) | 1994-04-19 | 1994-04-19 | 文書作成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6080145A JPH07287704A (ja) | 1994-04-19 | 1994-04-19 | 文書作成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07287704A true JPH07287704A (ja) | 1995-10-31 |
Family
ID=13710113
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6080145A Pending JPH07287704A (ja) | 1994-04-19 | 1994-04-19 | 文書作成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07287704A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH10169565A (ja) * | 1996-12-10 | 1998-06-23 | Ebara Corp | 給液装置 |
JP2007151188A (ja) * | 2007-03-06 | 2007-06-14 | Hitachi Kokusai Electric Inc | 携帯電話機 |
-
1994
- 1994-04-19 JP JP6080145A patent/JPH07287704A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH10169565A (ja) * | 1996-12-10 | 1998-06-23 | Ebara Corp | 給液装置 |
JP2007151188A (ja) * | 2007-03-06 | 2007-06-14 | Hitachi Kokusai Electric Inc | 携帯電話機 |
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