JPH08235077A - メモリバックアップ回路 - Google Patents

メモリバックアップ回路

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JPH08235077A
JPH08235077A JP7038214A JP3821495A JPH08235077A JP H08235077 A JPH08235077 A JP H08235077A JP 7038214 A JP7038214 A JP 7038214A JP 3821495 A JP3821495 A JP 3821495A JP H08235077 A JPH08235077 A JP H08235077A
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JP
Japan
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memory
voltage
power supply
auxiliary power
circuit
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JP7038214A
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Akimasa Yamamoto
晃巨 山本
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Toshiba Corp
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 主電源の遮断時に、メモリのデータ内容保持
の可否及びバックアップ用の補助電源の消耗状態を報知
をするメモリバックアップ回路を提供する。 【構成】 主電源1からの電力供給が遮断されたとき
に、補助電源5からの出力電圧によりメモリ6のデータ
内容を保持するメモリバックアップ回路において、補助
電源5からの出力電圧が基準的な出力電圧以下となった
とき、第1の検出信号を出力する第1のメモリ電圧監視
回路7bと、補助電源5からの出力電圧がメモリデータ
内容の保持可能電圧以下となったとき、第2の検出信号
を出力する第2のメモリ電圧監視回路7aと、主電源1
が遮断されているときに、第1の検出信号が入力される
と、補助電源5の出力電圧が基準的な出力電圧以下に低
下した旨を報知し、第2の検出信号が入力されると、メ
モリデータ内容の保持が不可能になった旨を報知する報
知手段7c,8とを備えたメモリバックアップ回路。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、メモリバックアップ用
の補助電源を有する計算機におけるメモリのデータ内容
の有効性を判定するメモリバックアップ回路に関する。
【0002】
【従来の技術】各種計算機においては、主電源からの電
力供給停止に対応するため、コンデンサ,バッテリ等を
補助電源として使用して、短時間の主電源遮断ではSR
AM等のRAMメモリの内容が失われないようにしてい
る。
【0003】しかし、従来の計算機では、補助電源によ
るバックアップ電圧がメモリ内容を保持するのに必要な
電圧を担保しているかを判定する手段がなく、したがっ
て、RAM内容が正常に保持されているかを調べること
ができなかった。
【0004】これに対し、例えば”特開平6−1107
94号公報”において、コンデンサをバックアップ用補
助電源として使用したときに、メモリ内容が保持されて
いるかの判断を行うメモリバックアップ回路が提案され
ている。
【0005】図5は、”特開平6−110794号公
報”に開示されるメモリバックアップ回路を示す構成図
である。このメモリバックアップ回路において、主電源
VCCから電力供給がされているときは、半導体スイッ
チ21が接続されてSRAM22に電力が供給されてい
る。
【0006】次に、主電源VCCが遮断されると、半導
体スイッチ21は切り離され、コンデンサ23からSR
AM22に対するバックアップ電力BVCCの供給がな
される。
【0007】そして、主電源VCCが回復すると、制御
回路24によって、このときのバックアップ電力BVC
CがSRAM22のメモリ内容を保持可能な最低電圧以
上であるか否か判定され、その判定結果が、当該計算機
全体の動作を制御するマイクロプロセッサ25に通知さ
れる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述したよう
に、特開平6−110794号公報に開示されるメモリ
バックアップ回路においては、主電源VCCの回復によ
って制御回路24が動作し、バックアップ電力BVCC
の検査が行われる。したがって、この回路では、主電源
VCC回復後でなければ、メモリ内容が保持されている
かの判定ができない問題点を有する。
【0009】また、メモリバックアップ用の補助電源と
して、コンデンサでなく例えばバッテリを用いた場合、
計算機使用者はメモリ内容が無効になって初めてバッテ
リが消耗していることに気付くわけであり、メモリ内容
無効による計算機の状態保持不能という不都合を回避す
るのが困難である。
【0010】本発明は、このような実情を考慮してなさ
れたもので、主電源からの電力供給の遮断時に、メモリ
のデータ内容が保持されているか否かの旨を報知し、ま
た、メモリバックアップ用の補助電源の消耗状態につい
て報知することが可能なメモリバックアップ回路を提供
することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1に対応する発明は、少なくともメモリと補
助電源とを備え、主電源からの電力供給が遮断されたと
きに、補助電源からの電力供給に切換えてその出力電圧
によりメモリのデータ内容を保持する計算機のメモリバ
ックアップ回路において、主電源からの電力供給が遮断
されているときに、補助電源からの出力電圧が補助電源
について定められた基準的な出力電圧以下となったこと
を検出し、第1の検出信号を出力する第1の電圧監視回
路と、主電源からの電力供給が遮断されているときに、
補助電源からの出力電圧がメモリデータ内容の保持可能
電圧以下となったことを検出し、第2の検出信号を出力
する第2の電圧監視回路と、第1の電圧監視回路から第
1の検出信号が入力されると、補助電源からの出力電圧
が基準的な出力電圧以下に低下した旨を報知し、また第
2の電圧監視回路から第2の検出信号が入力されると、
メモリデータ内容の保持が不可能となった旨を報知する
報知手段とを備えたメモリバックアップ回路である。
【0012】また、請求項2に対応する発明は、請求項
1に対応する発明において、補助電源について定められ
た基準的な出力電圧は、補助電源の定格電圧に基づいて
算出し、メモリデータ内容の保持可能電圧は、メモリの
データ内容を保持するバッテリバックアップ回路の最低
動作電圧とするメモリバックアップ回路である。
【0013】さらに、請求項3に対応する発明は、請求
項1に対応する発明において、補助電源について定めら
れた基準的な出力電圧は、補助電源の定格電圧に基づい
て算出し、メモリデータ内容の保持可能電圧は、メモリ
の保持保証電圧とするメモリバックアップ回路である。
【0014】
【作用】したがって、まず、請求項1に対応する発明の
メモリバックアップ回路においては、主電源が遮断され
たとき、補助電源からの出力電圧によりメモリのデータ
内容が保持されるようになっている。
【0015】このとき、補助電源の出力電圧が低下し、
補助電源について定められた基準的な出力電圧以下にな
ると、第1の電圧監視回路によって、この基準的な出力
電圧以下になったことが検出され、第1の検出信号が出
力される。
【0016】さらに、上記出力電圧が低下し、メモリの
データ内容の保持可能電圧以下になると、第2の電圧監
視回路によって、この保持可能電圧以下になったことが
検出され、第2の検出信号が出力される。
【0017】そして、報知手段は、第1の検出信号が入
力されると、補助電源からの出力電圧が基準的な出力電
圧以下に低下したことを報知し、第2の検出信号が入力
されると、メモリデータ内容の保持が不可能となったこ
とを報知する。
【0018】したがって、当該計算機使用者は、これら
の報知内容によって補助電源の消耗状態及びメモリのデ
ータ内容保持状態について知ることができ、必要な処置
を施すことができる。
【0019】また、請求項2に対応する発明のメモリバ
ックアップ回路においては、請求項1に対応する発明と
同様に作用する他、補助電源について定められた基準的
な出力電圧を、補助電源の定格電源に基づいて算出し、
例えば定格電圧以下のマージン領域に設定する。
【0020】したがって、例えばバッテリなどの補助電
源が、消耗して電圧の著しい降下が始まったとき、これ
を検出することができ、計算機使用者は、補助電源の交
換あるいはチャージが必要であるのを知ることができ
る。
【0021】また、メモリデータ内容の保持可能電圧を
バッテリバックアップ回路の最低動作電圧とすること
で、メモリデータ内容の保持にバッテリバックアップ回
路を用いるメモリバックアップ回路において、メモリデ
ータ内容の保持がなされているか否かを把握することが
できる。
【0022】また、請求項3に対応する発明のメモリバ
ックアップ回路においては、請求項1に対応する発明と
同様に作用する他、補助電源について定められた基準的
な出力電圧を、請求項2に対応する発明と同様に設定
し、同様な作用・効果を生じる。また、メモリデータ内
容の保持可能電圧をメモリの保持保証電圧とすること
で、メモリデータ内容の保持がなされているか否かを把
握することができる。
【0023】
【実施例】以下、本発明の実施例について説明する。図
1は本発明に係るメモリバックアップ回路の一実施例を
示す全体構成図であり、図2は同実施例のメモリバック
アップ回路における制御回路の一例を示す詳細構成図あ
る。
【0024】このメモリバックアップ回路は、主電源1
に接続されるマイクロプロセッサ2及び電源低下検出回
路3及び半導体スイッチ4と、半導体スイッチ4に接続
される補助電源5及びSRAM6及び制御回路7と、制
御回路7に接続される表示部8とによって構成されてい
る。
【0025】主電源1は、本実施例を適用する計算機の
全回路が通常動作するのに十分な電圧・容量を持つ直流
電源である。この主電源1が遮断されると、主電源電圧
VCCは、0Vとなる。
【0026】マイクロプロセッサ2は、プログラムに基
づいて演算処理及びSRAM6等のメモリに読み書きを
行う当該計算機の制御主体である。主電源1有効時に
は、制御処理を実行するが、主電源電圧VCCが低下し、
電源低下検出回路3からのリセット信号が有効になると
不活性になる。
【0027】電源低下検出回路3は、主電源電圧VCCが
低下し、SRAM6に読み書きができなくなる前にマイ
クロプロセッサ2に対し、これを不活性にする信号を出
力すると共に、半導体スイッチ4に対し、SRAM6の
メモリ駆動電圧を主電源電圧VCCから補助電源5の補助
電源電圧VB に切り替える信号を出力するようになって
いる。また、主電源電圧VCCが回復したときには、逆
に、マイクロプロセッサ2を活性化し、メモリ駆動電圧
を主電源電圧VCCに切り替えるようになっている。
【0028】半導体スイッチ4は、電源低下検出回路3
からの切り替え信号に基づき、メモリ駆動電圧源を主電
源1から補助電源5へ、あるいは、補助電源5から主電
源1へと切り換えるようになっている。
【0029】補助電源5は、少なくとも補助電源につい
て定められた基準的な出力電圧としての補助電源定格電
圧以上のとき、SRAM6のデータ内容を保持するのに
十分な電圧・容量を有するバッテリによって構成されて
いる。また、補助電源定格電圧とは、バッテリの有する
一定の定格電圧より低い側に、多少のマージンを持たせ
た電圧値のことである。ここで、補助電源電圧VB は、
主電源電圧VCCよりも低い。
【0030】SRAM6は、マイクロプロセッサ1が制
御を実行するに必要なプログラム、データを記憶する。
これらのデータ等は主電源1有効時にはマイクロプロセ
ッサ2の動作により読み書き可能である。また、このS
RAM6内にはバッテリバックアップ回路が内蔵されて
おり、メモリ駆動電圧がバックアップ回路最低動作電圧
を越えていれば、バッテリバックアップ回路の動作によ
って上記データ等は保持されている。
【0031】制御回路7は、図示しない他の駆動電源あ
るいは内蔵されたバッテリあるいはメモリ駆動電圧その
もので動作し、メモリ駆動電圧を監視することにより、
主電源1遮断時の補助電源電圧VB を監視して、その結
果を表示部8に表示するようになっている。
【0032】図2に示すように、この制御回路7は、第
1の電圧監視回路としての第1メモリ電圧監視回路7a
と、第2の電圧監視回路としての第2メモリ電圧監視回
路7bと、メモリ電圧判定回路7cとによって構成され
ている。
【0033】第1メモリ電圧監視回路7aは、メモリ駆
動電圧がバックアップ回路最低動作電圧以下になるとバ
ッテリオーケー信号BATOK0を無効にする。つまり、この
とき、バッテリオーケー信号出力BATOK0は、”L”レベ
ルから”H”レベルに変更される。
【0034】第2メモリ電圧監視回路7bは、メモリ駆
動電圧が補助電源定格電圧以下になるとメモリアラーム
信号MEMALM0 を有効にする。つまり、このとき、メモリ
アラーム信号出力MEMALM0 は、”H”レベルから”L”
レベルに変更される。
【0035】メモリ電圧判定回路7cは、バッテリオー
ケー信号出力BATOK0とメモリアラーム信号出力MEMALM0
とを入力とし、これらの各信号に基づいて、メモリ内容
オーケー信号MMEMOK1 とバッテリオーケー信号MBATOK1
とを出力するようになっている。
【0036】ここで、図2に示されるように、メモリ内
容オーケー信号MMEMOK1 は、バッテリオーケー信号BATO
K0のNOTであり、バッテリオーケー信号MBATOK1 は、
バッテリオーケー信号BATOK0のNOTとメモリアラーム
信号MEMALM0 とのANDになっており、これらの関係は
図3に示す真理値表に従っている。
【0037】表示部8は、図示しない他の駆動電源ある
いは内蔵されたバッテリあるいはメモリ駆動電圧そのも
ので動作し、制御回路7のメモリ電圧判定回路7cから
の信号に基づいて、状態表示を行うようになっている。
【0038】このとき、表示部8は、メモリ内容オーケ
ー信号MMEMOK1 が”H”レベルであればメモリ内容オー
ケー表示を行い、”L”レベルであればメモリ内容アラ
ーム表示を行う。一方、バッテリオーケー信号MBATOK1
が”H”レベルであればバッテリオーケー表示を行
い、”L”レベルであればバッテリアラーム表示を行う
ようになっている。
【0039】なお、上記において、メモリ電圧判定回路
7cと表示部8とから、報知手段である警告出力手段が
構成されている。次に、以上のように構成された本実施
例のメモリバックアップ回路の動作について、図4を用
いて説明する。
【0040】図4は、メモリ駆動電圧低下時の様子を示
す図である。まず、何等かの理由で主電源1が遮断され
ると、メモリ駆動電圧は徐々に低下する。
【0041】次に、マイクロプロセッサ2がSRAM6
の内容を読み書きできなくなる前で、かつ、SRAM6
に対する必要な読み書きが終了した後に、電圧低下検出
回路3によって、マイクロプロセッサ2が不活性にされ
る。
【0042】さらに、電圧低下検出回路3によって、半
導体スイッチ4が切り替えられ、メモリ駆動電圧は補助
電源5の補助電源電圧VB により供給されることにな
る。ここで、図4に示すように、メモリ駆動電圧が補助
電源5の定格電圧以上であれば、補助電源電圧VB には
問題がなく、SRAM6内のデータも保持されているこ
とになり、表示部8上の表示はバッテリーオーケー及び
メモリ内容オーケーとなっている。この場合、バッテリ
オーケー信号出力BATOK0は”L”レベル、メモリアラー
ム信号MEMALM0 は”H”レベルであって、図3の真理値
表のケース1に対応する。
【0043】また、補助電源5の補助電源電圧VB は、
時間と共に低下する。図4に示すように、補助電源電圧
VB が補助電源定格電圧まで低下したとき、つまり、メ
モリ駆動電圧が補助電源定格電圧とバックアップ回路最
低動作電圧との間の値になったとき、第2メモリ電圧監
視回路7bにおけるメモリアラーム信号MEMALM0 が有効
となり、”L”レベルになる。
【0044】したがって、表示部8上の表示はバッテリ
ーアラーム及びメモリ内容オーケーとなる。これは、S
RAM6の内容が破壊されるまでには至っていないが、
補助電源5を交換あるいはチャージする必要のあること
を示している。
【0045】また、この場合、バッテリオーケー信号出
力BATOK0及びメモリアラーム信号MEMALM0 は、共に”
L”レベルであり、図3の真理値表のケース2にそれぞ
れ対応している。
【0046】さらに、図4に示すように、補助電源5の
補助電源電圧VB がバックアップ回路最低動作電圧以下
の値になったとき、第1メモリ電圧監視回路7aにおけ
るバッテリオーケー信号出力BATOK0が無効となり、”
H”レベルになる。
【0047】したがって、表示部8上の表示はバッテリ
ーアラーム及びメモリ内容アラームとなる。これは、補
助電源5を交換あるいはチャージが必要であるだけでな
く、SRAM6の内容をも破壊されていることを示して
いる。
【0048】この場合、バッテリオーケー信号出力BATO
K0は”H”レベル、メモリアラーム信号MEMALM0 は”
L”レベルであって、図3の真理値表のケース3に対応
する。なお、図3の真理値表のケース4は、仮に補助電
源定格電圧よりもバックアップ回路最低動作電圧の方が
大きい場合で、かつ、補助電源電圧VB が補助電源定格
電圧とバックアップ回路最低動作電圧との間にある場合
を示すが、本実施例においてはこのような状態はありえ
ない。
【0049】上述したように、本実施例によるメモリバ
ックアップ回路は、主電源1が遮断されているときに、
第2メモリ電圧監視回路7bによって、メモリ駆動電圧
が補助電源定格電圧以下になったことを検出し、第1メ
モリ電圧監視回路7aによって、メモリ駆動電圧が補助
電源定格電圧以下になったことを検出し、これらの検出
結果に基づいて、メモリ電圧判定回路7c及び表示部8
によってバッテリ警告表示及びメモリ内容警告表示を行
うようにしたので、計算機使用者は、主電源遮断があっ
たとき、メモリのデータ内容保持状態及び補助電源の消
耗状態を即時にかつ適格に把握することができ、これら
の状態に応じて、バッテリ交換、計算機の再立ち上げな
ど必要な処置を迅速に施すことができる。
【0050】したがって、計算機使用者は、例えばメモ
リ内容が無効になって初めてバッテリの消耗に気付くと
いうこともなく、メモリ内容無効による計算機の状態保
持不能という不都合を容易に回避することができる。
【0051】なお、本発明においては、SRAM6に相
当するメモリが、メモリ保持保証電圧以上の電圧を与え
られることによって、メモリ内容を保持する形式であっ
てもよい。このときは、上記実施例において図4のバッ
クアップ回路最低動作電圧は、メモリ保持保証電圧とな
る。
【0052】また、本発明においては、補助電源5に
は、バッテリの代わりにコンデンサを用いてもよい。こ
のときは、補助電源定格電圧は、主電源1の定格電圧以
下で、かつ、SRAM6のバッテリバックアップ回路の
正常動作が保証される電圧もしくはメモリ保持保証電圧
以上の電圧値に設定する。
【0053】さらに、本発明における実施例において
は、半導体スイッチ4等の電気的なスイッチの代わり
に、機械的な接点を備えたスイッチを用いてもよい。さ
らにまた、本発明における実施例においては、報知手段
の一要素として、視覚的なものである表示手段(表示部
8)を用いたが、これに限らず、聴覚的なものである例
えばスピーカ等による音声出力手段を用いるようにして
もよい。さらに、必要に応じて、これらを併用するよう
にしてもよい。なお、本発明は、上記各実施例に限定さ
れるものでなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々に変
形することが可能である。
【0054】
【発明の効果】以上詳記したように本発明によれば、メ
モリ電圧監視回路によりメモリ駆動電圧を監視するよう
にしたので、主電源からの電力供給の遮断時に、メモリ
のデータ内容が保持されているか否かの旨を報知し、ま
た、メモリバックアップ用の補助電源の消耗状態につい
て報知することが可能なメモリバックアップ回路を提供
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るメモリバックアップ回路の一実施
例を示す全体構成図。
【図2】同実施例のメモリバックアップ回路における制
御回路の一例を示す詳細構成図。
【図3】図2の制御回路における同実施例のメモリ電圧
判定回路の入出力関係についての真理値表を示す図。
【図4】同実施例のメモリバックアップ回路におけるメ
モリ駆動電圧低下時の様子を示す図。
【図5】従来のメモリバックアップ回路を示す構成図。
【符号の説明】
1…主電源、2…マイクロプロセッサ、3…電源低下検
出回路、4…半導体スイッチ、5…補助電源、6…SR
AM、7…制御回路、7a…第1メモリ電圧監視回路、
7b…第2メモリ電圧監視回路、7c…メモリ電圧判定
回路、8…表示部。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくともメモリと補助電源とを備え、
    主電源からの電力供給が遮断されたときに、前記補助電
    源からの電力供給に切換えてその出力電圧により前記メ
    モリのデータ内容を保持する計算機のメモリバックアッ
    プ回路において、 前記主電源からの電力供給が遮断されているときに、前
    記補助電源からの出力電圧が前記補助電源について定め
    られた基準的な出力電圧以下となったことを検出し、第
    1の検出信号を出力する第1の電圧監視回路と、 前記主電源からの電力供給が遮断されているときに、前
    記補助電源からの出力電圧が前記メモリデータ内容の保
    持可能電圧以下となったことを検出し、第2の検出信号
    を出力する第2の電圧監視回路と、 前記第1の電圧監視回路から前記第1の検出信号が入力
    されると、前記補助電源からの出力電圧が前記基準的な
    出力電圧以下に低下した旨を報知し、また前記第2の電
    圧監視回路から前記第2の検出信号が入力されると、前
    記メモリデータ内容の保持が不可能となった旨を報知す
    る報知手段とを備えたことを特徴とするメモリバックア
    ップ回路。
  2. 【請求項2】 前記補助電源について定められた基準的
    な出力電圧は、補助電源の定格電圧に基づいて算出し、 前記メモリデータ内容の保持可能電圧は、前記メモリの
    データ内容を保持するバッテリバックアップ回路の最低
    動作電圧とすることを特徴とする請求項1記載のメモリ
    バックアップ回路。
  3. 【請求項3】 前記補助電源について定められた基準的
    な出力電圧は、補助電源の定格電圧に基づいて算出し、 前記メモリデータ内容の保持可能電圧は、前記メモリの
    保持保証電圧とすることを特徴とする請求項1記載のメ
    モリバックアップ回路。
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Cited By (3)

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