JP2536046Y2 - プログラマブルコントローラの電源回路 - Google Patents

プログラマブルコントローラの電源回路

Info

Publication number
JP2536046Y2
JP2536046Y2 JP1988157499U JP15749988U JP2536046Y2 JP 2536046 Y2 JP2536046 Y2 JP 2536046Y2 JP 1988157499 U JP1988157499 U JP 1988157499U JP 15749988 U JP15749988 U JP 15749988U JP 2536046 Y2 JP2536046 Y2 JP 2536046Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
power supply
voltage
load
circuit
programmable controller
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1988157499U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0277734U (ja
Inventor
健五 植木
昌彦 福田
利彦 浅井
泰治 九鬼
重明 谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Keyence Corp
Original Assignee
Keyence Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Keyence Corp filed Critical Keyence Corp
Priority to JP1988157499U priority Critical patent/JP2536046Y2/ja
Publication of JPH0277734U publication Critical patent/JPH0277734U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2536046Y2 publication Critical patent/JP2536046Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Power Sources (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、プログラマブルコントローラ(以下PCと
いう)の電源回路に関し、特にPCに供給される電源の電
圧が低下した場合に長時間PCの内部回路作動用に供給さ
れる電源の電源電圧を保持し得るPCの電源回路に関す
る。
〔従来の技術〕 PCにおいては、商用電源系の異常等によって電源電圧
が落ちたときには、電源電圧の低下を検知して、保持す
べきデータやプログラムのコピーをとっている。そし
て、再度電源が投入された際に、PCの内部回路内のメモ
リに記憶されていたデータやプログラム等に変化が生じ
ていないかどうかをチェックしている。
従来のPCの電源回路は、第3図に示すようにPCに供給
される商用電源11から所定の直流電圧(例えば、24V)
を作成して内部リレーのコイル等の負荷に供給する第一
の直流電源22と、この第一の直流電源22と直列に接続さ
れ、この第一の直流電源22よりも低い直流電圧(例え
ば、5V)を作成してモメリ等を含んだPCの内部回路44に
供給する第二の直流電源33と、前記商用電源11の電圧低
下を検出する交流電源監視回路55とから構成されてい
た。そしてこの交流電源監視回路55において商用電源11
の電圧低下が検知されるとその検知出力がPCの内部回路
44内に含まれる中央演算処理装置(以下CPUという)66
に割り込み入力として伝えられ、該CPU66において所定
の割り込み処理を行って、CPU66の出力ポート(図示省
略)と出力回路77間の信号経路を切り、シーケンスプロ
グラムの実行の中止即ち負荷99が駆動されないように
し、第二の直流電源33をPCの内部回路44に長時間電源供
給できるようにして、保持すべきデータやプログラム等
をメモリ(図示省略)にコピーしていた。
〔考案が解決しようとする課題〕
ところで上記構成によれば、PCに供給される商用電源
の電圧が低下したことを検出して、負荷が駆動されない
ようにCPUに割り込みをかけているので、PCの内部回路
に電源供給する第二の直流電源の電圧を長時間保持する
ためには、このようなCPUへの割り込み入力及びCPUにお
ける割り込み処理プログラムの実行に要する時間分電圧
保持時間が延びるように大容量の電圧保持用のコンデン
サが必要となってコストアップにつながる。特に負荷容
量が大きい場合やPCの内部リレーが多数ONしている場合
等の消費電力が大きい場合には、第一の直流電源の電圧
が急峻に落ち、それに応じて第二の直流電源の電圧も急
峻に落ちるので、最大負荷の場合にも電圧保持できるよ
うに大容量のコンデンサが必要となる。
〔課題を解決するための手段〕
上記課題を解決し、この目的を達成するための手段
は、 PCに供給される商用電源からの所定の直流電圧を作成
して負荷に供給する第一の直流電源と、この第一の直流
電源と直列に接続され、この第一の直流電源よりも低い
直流電圧を作成してPCの内部回路作動用に供給する第二
の直流電源を有するPCの電源回路において、前記第一の
直流電源の電圧を検知する直流電源電圧検知手段と、こ
の直流電源電圧検知手段による電圧低下の検知結果に基
づいて前記第一の直流電源と負荷との接続を遮断する遮
断手段とを設けるようにしたこと。
の構成のPCの電源回路において、PCに供給される
商用電源の電圧を検知する商用電源電圧検知手段と、前
記商用電源電圧検知手段又は直流電源電圧検知手段のい
づれかが電圧低下を検知したときに、前記第一の直流電
源と負荷との接続を遮断する遮断手段とを設けるように
したことである。
〔作用〕
この考案は前述のような手段を採ったので、次のよう
な作用がもたらされる。
まずの構成の場合、直流電源電圧検知手段が第一の
直流電源の電圧低下を検知すると、それに基づいて遮断
手段が第一の直流電源から負荷への電源供給を遮断す
る。このため、第一の直流電源から供給される電圧は、
負荷には供給されないで、PCの内部回路作動用の第二の
直流電源に対してのみ供給されることになる。
また構成の場合、商用電源電圧検知手段又は直流電
源電圧検知手段のうちのいづれか一方で電圧の低下が検
知されると、遮断手段が第一の直流電源から負荷への電
源供給を遮断する。このため、第一の直流電源から供給
される電圧は、負荷には供給されないで、PCの内部回路
作動用の第二の直流電源に対してのみ供給されることと
なる。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例について図面を参照して説明す
る。
第1図は、請求項(2)に係る実施例である。
第1図において、PCの電源回路は、商用電源1からPC
本体Aに供給される交流電圧を所定の直流電圧(本例で
は24V)に変換してPCの内部リレーのコイル等よりなる
負荷9に電源供給する第一の直流電源2と、この第一の
直流電源2と直列に接続され、この第一の直流電源2よ
りも低い直流電圧を作成して、PCの内部回路4に電源供
給する第二の電流電源3と、PC本体Aに供給される商用
電源1の電圧低下を検知する交流電源監視回路5と前記
第一の直流電源2の電圧低下を検知する直流電源監視回
路6と、前記交流電源監視回路5及び直流電源監視回路
6からの出力を受け、交流電源監視回路5又は直流電源
監視回路6のいづれか一方で電圧の低下を検知したとき
に“H"レベルの信号を出力するOR回路7と、第一の直流
電源2と負荷9間に直列接続されたスイッチ素子(本例
の場合は、トランジスタ8)で構成されている。
尚、直流電源監視回路6及び交流電源監視回路5にお
ける電圧異状の検出レベル(しきい値)は、任意に設定
可能である。
また、トランジスタ8は、商用電源1又は/及び第一
の直流電源2に異状のない通常の場合には、第一の直流
電源2から負荷に電源供給されるように導通状態にあ
り、商用電源1又は/及び第一の直流電源2が異状のと
きに遮断状態となって第一の直流電源から負荷9への電
源供給を断つものである。
このような構成の下、PC本体Aに供給される商用電源
1の電圧が低下した場合の動作について負荷9の消費電
力が小さい場合と大きい場合とに分けそれぞれ説明す
る。
まず、負荷9の消費電力が小さい場合には、第一の直
流電源2の電圧は比較的長時間保持されるので、直流電
圧監視回路6で第一の直流電源2の電圧低下が検出され
る以前に交流電源監視回路5において商用電源1の電圧
低下が検知され、この交流電源監視回路5からの出力状
態は、LOW(以下“L"という)から“H"に立ち上がる。
このため、OR回路7の出力は、“H"となってトランジス
タ8のベース電位をあげるので、トランジスタ8は、遮
断状態となる。従って、第一の直流電源2から負荷9へ
は電源が供給されなくなり、第二の直流電源3に対して
のみ電源供給が行われることになる。
一方、例えばPCの内部リレーが多数ONしている場合
等、負荷の消費電力が大きい場合には、交流電源監視回
路5で商用電源1の電圧が低下したことが検知される以
前に第一の直流電源2の電圧が低下しはじめるので、直
流電源監視回路6において第一の直流電源2の電圧低下
が検地され、直流電源監視回路6の出力状態は“L"から
“H"に立ち上がる。このため、OR回路7の出力は“H"と
なってトランジスタ8を遮断状態にする。従って、第一
の直流電源2から負荷9へは、電源が供給されなくな
り、第二の直流電源3に対してのみ電源供給されること
になる。
第2図は、請求項(1)係る実施例である。
同図は、第1図の構成から交流電源監視回路5及びOR
回路7を取り除き、直流電源監視回路6からの出力のみ
を直接トランジスタ8のベース端子に入力するようにし
た構成であり、第一の直流電源2の電圧低下を直流電源
監視回路6で検知してトランジスタ8を遮断状態とし、
第一の直流電源2から負荷9への電源供給を断つように
したものである。尚、電圧低下後の動作は、第1図にお
いて説明したのと同じである。
〔考案の効果〕
上述したように、本考案によれば大容量の電圧保持用
のコンデンサを備えなくても比較的小容量のコンデンサ
でPCの内部回路作動用に電源供給する電源の長時間電圧
保持ができ、コストダウンを図ることができる。
また、負荷を駆動しないようにするための割り込みや
処理が必要ないので、電源異状に対する応答性がはやく
なる。
さらにまた、特に負荷に電源供給している直流電源の
電圧低下を検知する手段を設けた構成においては、負荷
の消費電力が大きい場合にも負荷に供給している電源の
電圧低下を検知して、瞬時に負荷への電源供給を断つこ
とができるので、負荷の変動による影響をあまり受けず
にPCの内部回路作動用に電源供給する電源の電圧保持が
可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第2図は、本考案に係るプログラマブルコント
ローラの電源回路の実施例を示したブロック図であり、
第3図は、従来例の電源回路を示したブロック図であ
る。 2……第一の直流電源、3……第二の直流電源、5……
交流電源監視回路、6……直流電源監視回路、7……OR
回路、8……トランジスタ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 谷 重明 大阪府高槻市明田町2番13号 株式会社 キーエンス内 審査官 嶋野 邦彦

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】プログラマブルコントローラに供給される
    商用電源から所定の直流電圧を生成して負荷に供給する
    第一の直流電源と、この第一の直流電源と直列に接続さ
    れ、第一の直流電源よりも低い直流電圧を生成してプロ
    グラマブルコントローラの内部回路に供給する第二の直
    流電源を有するプログラマブルコントローラの電源回路
    において、 前記第一の直流電源から供給される電圧を検知する直流
    電源電圧検知手段と、この直流電源電圧検知手段による
    電圧低下を示す検知結果に基づいて、前記第一の直流電
    源と前記負荷との接続を遮断する遮断手段とを備えたこ
    とを特徴とするプログラマブルコントローラの電源回
    路。
  2. 【請求項2】請求項第1項に記載のプログラマブルコン
    トローラの電源回路において、 プログラマブルコントローラに供給される商用電源の電
    圧を検知する商用電源電圧検知手段と、前記商用電源電
    圧検知手段または前記直流電源電圧検知手段のいずれか
    が電圧低下を検知したときに、前記第一の直流電源と負
    荷との接続を遮断する遮断手段とを備えたことを特徴と
    するプログラマブルコントローラの電源回路。
JP1988157499U 1988-12-01 1988-12-01 プログラマブルコントローラの電源回路 Expired - Lifetime JP2536046Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988157499U JP2536046Y2 (ja) 1988-12-01 1988-12-01 プログラマブルコントローラの電源回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988157499U JP2536046Y2 (ja) 1988-12-01 1988-12-01 プログラマブルコントローラの電源回路

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0277734U JPH0277734U (ja) 1990-06-14
JP2536046Y2 true JP2536046Y2 (ja) 1997-05-21

Family

ID=31436998

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1988157499U Expired - Lifetime JP2536046Y2 (ja) 1988-12-01 1988-12-01 プログラマブルコントローラの電源回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2536046Y2 (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5884326A (ja) * 1981-11-13 1983-05-20 Fuji Electric Co Ltd 自動販売機における停電処理方式
JPS60148328A (ja) * 1984-01-13 1985-08-05 株式会社日立製作所 電源制御回路

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5884326A (ja) * 1981-11-13 1983-05-20 Fuji Electric Co Ltd 自動販売機における停電処理方式
JPS60148328A (ja) * 1984-01-13 1985-08-05 株式会社日立製作所 電源制御回路

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0277734U (ja) 1990-06-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH07319590A (ja) 携帯用情報処理機器の電源供給装置およびその駆動方法
JPH0630541B2 (ja) 動作停止及び復帰回路装置
US5170109A (en) Method of controlling robot in event of a power failure
JP2536046Y2 (ja) プログラマブルコントローラの電源回路
JPH10207586A (ja) コンピュータの電源オフ制御方式
JPH0670769B2 (ja) 電源制御方式
JPH1124800A (ja) 電源バックアップシステム及び電源バックアップ方法並びに電源バックアップ制御プログラムを記憶した記憶媒体
JPH0736458Y2 (ja) 無停電電源装置
JP2529707B2 (ja) 停電検知方式
JPS5818725A (ja) 半導体記憶装置
JPH07253833A (ja) バッテリー起動装置の電源管理機構
JPH01287722A (ja) 無停電電源装置
JPS61278785A (ja) 電子式タイマ
JPH0338711A (ja) メモリバックアップ方式
JPH0715318Y2 (ja) 無停電電源装置
JP2727940B2 (ja) 二重化処理装置
JPS59213098A (ja) メモリ保護方式
JPH0635635Y2 (ja) 無停電電源装置
JPH04181303A (ja) プログラマブルコントローラの瞬時停電時間検出方法
JP2927002B2 (ja) Dramのバックアップ装置
JP2002210095A (ja) 電源断処理装置および電源断処理方法
JPS5816481B2 (ja) コンピユ−タシステムの電源装置
JPH0277919A (ja) 半導体ディスク装置
JPH02193540A (ja) 順次駆動装置
JP2001175367A (ja) シャットダウン制御方法とシャットダウン制御システム