JPH0780123A - 機器の動作起動、動作設定及び実装方法 - Google Patents

機器の動作起動、動作設定及び実装方法

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JPH0780123A
JPH0780123A JP5249991A JP24999193A JPH0780123A JP H0780123 A JPH0780123 A JP H0780123A JP 5249991 A JP5249991 A JP 5249991A JP 24999193 A JP24999193 A JP 24999193A JP H0780123 A JPH0780123 A JP H0780123A
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Hiroyuki Ishikawa
博行 石川
Kiyoshi Mizuuchi
清 水内
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 信頼性を損なうことなく、かつ機器の動作起
動、動作設定の手間を大幅に減らすことが可能な機器の
動作起動、動作設定及び実装方法を実現する。 【構成】 遊技機10は、LCDパネル11、キースイ
ッチ12、取り外しマイクロスイッチ17、ICカード
リーダ18、ICカードコントローラ19、CPU2
1、アプリケーションCPU22、アプリケーションR
OM23、RAM24、カード情報メモリ25、取り外
しフラグ26、機能設定データメモリ27、カードI/
O28及び電源装置29等を備え、LCDモジュール1
3の下に電子部品モジュール14を一体型に実装し、遊
技機10を正常に終了後に、遊技機10の電源を切った
後、再度電源をONさせた場合、専用のICカード20
が差し込まれた後でのみ遊技機10の動作を開始すると
ともに、遊技機10が異常終了した場合には専用のIC
カード20を差し込んだときのみ異常状態を解除し動作
を再開するようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、機器の動作起動、動作
設定及び実装方法に係り、詳しくは、スロットマシン等
の遊技機における機器の動作起動、動作設定及び実装方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、スロットマシン等の遊技機等で
は、機能の選択を行なう場合、設定が容易に変更できな
いように扉の開閉に機械的な鍵を用い、扉を開けて機器
の内部の釦等を操作して機能を変更していた。また、遊
技を開始させたり設定を容易に変更できないようにする
ため機器の扉を開け内部の釦等の特別な操作を行なって
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】したがって、扉の開閉
に機械的な鍵を用いているため、機器の台数が多い場合
には非常に手間がかかってしまうという欠点があった。
また、遊技を開始させたり設定を容易に変更できないよ
うにするため機器の扉を開け内部の釦等の特別な操作を
行なっているためさらに手間がかかってしまうという問
題点があった。
【0004】そこで本発明は、信頼性を損なうことな
く、かつ機器の動作起動、動作設定の手間を大幅に減ら
すことが可能な機器の動作起動、動作設定及び実装方法
を提供することを目的としている。
【0005】また本発明は、機器の改造等を防止可能な
機器の動作起動、動作設定及び実装方法を提供すること
を他の目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
上記目的達成のため、機器に対する動作の起動方法であ
って、動作起動指示時、あるいは機器の異常終了時に、
予め決められている特定のカード(例えば、ICカー
ド)が装着されているか否かを判別し、上記特定のカー
ドが挿着されている場合にのみ機器の動作を起動するよ
うにしている。
【0007】請求項2記載の発明は、機器に対する動作
設定方法であって、予め決められている特定のカードの
挿着を検出し、この検出により変更設定モードに移行
し、この変更設定モード中に入力されたデータを、機器
に対する新たな動作設定データとして記憶するようにし
ている。
【0008】請求項3記載の発明は、機器に対する動作
の起動方法であって、カードの差込みによりそのカード
からカード情報を読み込んで記録し、電子部品モジュー
ルの取り外しを検出してこの検出をデータとして記録
し、動作起動指令時に、上記電子部品モジュール取り外
しのデータがあれば、さらに上記記録されている情報を
検索し、この検索されたカード情報が、予め決められて
いる特定のカード情報でない場合には動作の起動を行な
わないようにしている。
【0009】請求項4記載の発明は、機器に対する各種
動作を制御する電子回路部を、この機器における表示パ
ネルと一体になるように結合し、この結合状態のままで
上記機器に取り付けるようにしている。
【0010】
【作用】請求項1の発明では、動作起動指示時、あるい
は機器の異常終了時に、機器に特定のカードが装着され
ているか否かが判別され、特定のカードが挿着されてい
る場合にのみ機器の動作を起動させる。
【0011】したがって、機器の動作に専用のカードを
使用することによって機器の運用の管理を厳密に保ちつ
つ、動作起動の手間を大幅に省くことができる。
【0012】請求項2の発明では、予め決められている
特定のカードの挿着が検出されると、変更設定モードに
移行し、この変更設定モード中に入力されたデータが機
器に対する新たな動作設定データとして記憶される。
【0013】したがって、機器の動作に専用のカードを
使用することによって機器の運用の管理を厳密に保ちつ
つ、動作起動の手間を大幅に省くことができる。
【0014】請求項3の発明では、まず、カードの差込
みによりそのカードからカード情報を読み込んで記録さ
れるとともに、電子部品モジュールの取り外しデータが
記録される。
【0015】そして、動作起動指令時に、モジュール取
り外しのデータがあれば、さらに記録されている情報が
検索され、この検索されたカード情報が、予め決められ
ている特定のカード情報でない場合には動作の起動を行
なわないように制御される。したがって、電子部品モジ
ュールの取り外されたときには、特定のカード情報が確
認されることになり、機器の不正改造を防止することが
できる。
【0016】請求項4の発明では、機器に対する各種動
作を制御する電子回路部が機器における表示パネルと一
体になるように結合して構成される。
【0017】したがって、外部から電子部品に手を触れ
ることができなくなり、機器の改造等を防止することが
できる。
【0018】
【実施例】以下、図1〜図6を参照して実施例を説明す
る。
【0019】第1実施例 図1〜図4は機器の動作起動、動作設定及び実装方法の
第1実施例を示す図であり、本実施例は機器の動作起
動、動作設定及び実装方法を遊技機に適用した例であ
る。
【0020】先ず、構成を説明する。図1は遊技機の外
観図、図2は電子部品モジュールの外観図、図3は遊技
機のブロック図である。
【0021】図1において、遊技機(機器)10の本体
10aには、LCDパネル11、キースイッチ12、I
Cカード20を挿入するICカード挿入口10bが設け
られている。
【0022】LCDパネル11は、設定データ及びゲー
ム情報を表示するLCDパネルであり、図2で後述する
ようにLCDパネル11を有するLCDモジュール13
の下部には電子部品モジュール14が一体型に実装され
ている。
【0023】キースイッチ12は、遊技を行なうための
キー釦であり、例えばスタートキー、セレクトキー、ス
トップキーからなる。
【0024】ICカード20は、特定の記憶媒体として
ISO規格に準拠したICカードが用いられる。上記I
Cカード挿入口10bは、ICカードリーダ18(図
3)に連通しており、挿入されたICカード20のデー
タはICカードリーダ18によって読み取られる。ま
た、ICカード挿入口10bには、ICカード20がI
Cカード挿入口10bに適切に差し込まれたことを検出
するセンサ(図示略)が設けられており、ICカード2
0差し込み情報はCPU21(図3)に出力される。
【0025】図2において、13はLCDパネル11が
設置されたLCDモジュール、14はCPU、電源、L
CD制御回路を含む各種電子部品15が一体型に設置さ
れた電子部品モジュールである。LCDモジュール13
と電子部品モジュール14は特殊ネジ16,16によっ
て螺着され、螺着後は外部から内部の電子部品に手を触
れることができないようになっている。特に、LCDモ
ジュール13の形状と電子部品モジュール14の形状を
合わせ、LCDモジュール13の下に電子部品モジュー
ル14を一体型に実装した構成となっている。
【0026】また、電子部品モジュール14の側面に
は、電子部品モジュール14の取り外しを検出する取り
外しマイクロスイッチ17が取り付けられている。取り
外しマイクロスイッチ17による電子部品モジュール1
4の取り外し検出データはCPU21に出力される。
【0027】図3において、遊技機10は、LCDパネ
ル(表示部)11、キースイッチ12、取り外しマイク
ロスイッチ17、ICカードリーダ18、ICカードコ
ントローラ19、CPU(Central Processing Unit)2
1、アプリケーションCPU22、アプリケーションR
OM(Read Only Memory)23、RAM(Random Acces
s Memory)24、カード情報メモリ25、取り外しフラ
グ26、機能設定データメモリ27、カードI/O28
及び電源装置29等により構成される。
【0028】キースイッチ12は、各種アプリケーショ
ンプログラムに必要なデータやコマンドあるいは設定情
報等をキー入力し、その設定入力をCPU21に、キー
データをアプリケーションCPU22に出力する。
【0029】ICカードリーダ18は、カードを所定位
置まで搬送する搬送機構、カードに記憶されたデータを
読取り又は所定のデータを書込む磁気ヘッド等を備えて
おり、ICカードコントローラ19によって制御され
る。
【0030】CPU21は、マイクロプロセッサ、RO
M及びRAM24等で構成され、CPU21は図示しな
いROMに格納されているマイクロプログラムに従って
装置全体の制御、並びに後述する動作起動処理、動作設
定処理及び起動制御処理を含む各種のデータ処理を行な
う。RAM24は、ワークメモリとして利用され、マイ
クロプロセッサが、ROM内のプログラムに従って遊技
機10の各部を制御して、アプリケーションCPU22
を起動させて遊技機10として機能させる。
【0031】アプリケーションCPU22は、キースイ
ッチ12から入力されるデータやコマンドに応じてアプ
リケーションROM23に格納されているアプリケーシ
ョンプログラムを実行するとともに、そのキー入力デー
タ及びアプリケーションプログラム処理による表示情報
をLCDモジュール13に出力してLCDパネル(表示
部)11に表示させる。
【0032】アプリケーションROM23には、ゲーム
等の種々のアプリケーションプログラムが格納される。
【0033】また、CPU21に接続されるRAM24
は、書込みと読出しが可能な揮発性メモリであり、演算
に使用するいわゆるワーキングメモリである。具体的に
は、所定の記憶領域にカード情報メモリ25、取り外し
フラグ26、機能設定データメモリ27が形成され、各
データが格納される。
【0034】カード情報メモリ25は、RAM等から構
成され、ICカード20のから読み込んだカード情報を
記憶するメモリである。
【0035】取り外しフラグ26は、電子部品モジュー
ル14の取り外しの検出データを格納する。
【0036】機能設定データメモリ27は、RAM等か
ら構成され、機器に対する動作を設定する機能設定デー
タを記憶するメモリである。機能設定データメモリ27
には、CPU21によって変更設定モード中に入力され
たデータが機器に対する新たな動作設定データとして記
憶され、機能設定データメモリ27に記憶されたデータ
はアプリケーションCPU22に出力される。
【0037】電源装置29は、外部電源あるいは電池2
9aからの電源を所定の電圧に変換し、遊技機10の各
部に供給する。
【0038】なお、上記取り外しマイクロスイッチ1
7、CPU21、アプリケーションCPU22、アプリ
ケーションROM23、RAM24、カード情報メモリ
25、取り外しフラグ26、機能設定データメモリ2
7、カードI/O28及び電源装置29は、電子部品モ
ジュール14に一体型で組み込まれている。
【0039】次に、本実施例の動作を説明する。
【0040】図4は遊技機10の動作起動処理のフロー
チャートであり、起動スイッチのONによって本フロー
の処理がスタートする。
【0041】まず、ステップS11でICカード20の
ICカードリーダ18への差込みがあるか否かを判別
し、ICカード20の差込みがなければステップS11
に戻ってICカード20の差込まれるまで待つ。ICカ
ード20の差込みがあると、ステップS12で差し込ま
れたICカード20のカード情報の読み出しを行ない、
ステップS13で特定のカードの情報であるか否かを判
別する。
【0042】特定のカードの情報でなければステップS
11に戻ってICカード20の差込まれるまで待つ。特
定のカード情報のときはステップS14でアプリケーシ
ョンCPU22への起動指令を出力し、ステップS15
で終了信号があるか否かを判別する。終了信号があれば
ステップS16で異常終了か否かを判別し、異常終了で
なければステップS17に進む。また、上記ステップS
15で終了信号がないとき、あるいはステップS16で
異常終了でないときは正常状態であると判断してステッ
プS11に戻ってICカード20のカード情報の読み出
しを続ける。
【0043】ステップS17では、ICカード20のI
Cカードリーダ18への差込みがあるか否かを判別し、
ICカード20の差込みがなければステップS17に戻
ってICカード20の差込まれるまで待つ。ICカード
20の差込みがあると、ステップS18で差し込まれた
ICカード20のカード情報の読み出しを行ない、ステ
ップS19で特定のカードの情報であるか否かを判別す
る。特定のカードの情報でなければステップS17に戻
ってICカード20の差込まれるまで待つ。特定のカー
ド情報のときはステップS20で各種リセット処理を行
なってステップS14に戻りアプリケーションCPU2
2への起動指令を出力する。
【0044】このように、遊技機10を正常に終了後
に、遊技機10の電源を切った後、再度電源をONさせ
た場合、専用のICカード20が差し込まれた後でのみ
遊技機10の動作を開始するとともに、遊技機10が異
常終了した場合には専用のICカード20を差し込んだ
ときのみ異常状態を解除し動作を再開するようにしてい
るので、遊技機10の動作に専用のICカード20を使
用することによって遊技機10の運用の管理を厳密に保
ちつつ、動作起動の手間を大幅に省くことができる。
【0045】第2実施例 図5は遊技機10の動作設定処理のフローチャートであ
り、起動スイッチのONによって本フローの処理がスタ
ートする。
【0046】まず、ステップS21でICカード20の
ICカードリーダ18への差込みがあるか否かを判別
し、ICカード20の差込みがなければステップS21
に戻ってICカード20の差込まれるまで待つ。ICカ
ード20の差込みがあると、ステップS22で差し込ま
れたICカード20のカード情報の読み出しを行ない、
ステップS23で特定のカードの情報であるか否かを判
別する。
【0047】特定のカードの情報でなければステップS
21に戻ってICカード20の差込まれるまで待つ。特
定のカード情報のときはステップS24でアプリケーシ
ョンの動作チェックを行ない、ステップS25でアプリ
ケーションCPU21が動作中であるか否かを判別す
る。アプリケーションCPU21が動作中のときはステ
ップS26でアプリケーションCPU22へ動作中断指
令を出力してアプリケーションCPU21の動作を中断
させてステップS27以降の変更設定モードに進み、ア
プリケーションCPU21が動作中でないときはそのま
まステップS27に進む。
【0048】ステップS27では、キースイッチ12等
により機能変更設定を行ない、ステップS28で機能変
更設定が終了したか否かを判別する。機能変更設定が終
了していなければステップS27に戻って機能変更設定
を続け、機能変更設定が終了するとステップS29でア
プリケーションCPU22へ起動指令を出力してアプリ
ケーションCPU21を再起動し、ステップS21に戻
る。
【0049】このように、第2実施例では専用のICカ
ード20の差込みを検出し、この検出によりアプリケー
ションCPU21の動作を中断させて変更設定モードに
移行し、この変更設定モード中に入力されたデータを、
遊技機10に対する新たな動作設定データとして記憶す
るようにしているので、遊技機10の動作に専用のIC
カード20を使用することによって遊技機10の運用の
管理を厳密に保ちつつ、扉を開けずに動作設定ができ手
間を大幅に省くことができる。
【0050】第3実施例 図6は遊技機10の動作起動処理のフローチャートであ
り、起動スイッチのONによって本フローの処理がスタ
ートする。
【0051】まず、ステップS31で取り外しフラグ2
6がONか否かを判別し、取り外しフラグ26がONの
ときは電子部品モジュール14の取り外しがあったと判
断してステップS32でカード情報メモリ25に記憶さ
れているカード情報を検索し、ステップS33で予め決
められている特定のカード情報を検索したか否かを判別
する。予め決められている特定のカード情報でないとき
は電子部品モジュール14が正規に取り外されていなか
ったと判断して異常終了として動作を停止する。
【0052】一方、予め決められている特定のカード情
報のときは正規の電子部品モジュール14の取り外しと
判断してステップS34で取り外しフラグ26をOFF
し、ステップS35でカード情報メモリ25に記憶され
ているカード情報の記録を消去する。次いで、ステップ
S36でアプリケーションCPU22への起動指令を出
力し、ステップS37でICカード20のICカードリ
ーダ18への差込みがあるか否かを判別する。
【0053】ICカード20のICカードリーダ18へ
の差込みがあるときはステップS38で記録されている
前回カード情報を消去し、ステップS39で差し込まれ
たICカード20のカード情報の読み込みを行ない、ス
テップS40でカード情報をカード情報メモリ25に記
憶してステップS37に戻ってICカード20の差込を
チェックする。
【0054】ステップS37でICカード20の差込み
がなければステップS41でICカード20の取り外し
があるか否かを判別し、ICカード20の取り外しがな
ければステップS37に戻ってICカード20の差込ま
れるまで待つ。ICカード20の取り外しがあればステ
ップS42で取り外しフラグ26がONにして本フロー
を終了する。
【0055】このように、第3実施例ではICカード2
0の差込みによりカード情報を読み込んでカード記憶メ
モリ25に記録するとともに、電子部品モジュール14
の取り外しを取り外しフラグ26に記録し、動作起動指
令時に電子部品モジュール14の取り外しのデータがあ
ればカード記憶メモリ25に記録されている情報を確認
し、カード情報が、予め決められている特定のカード情
報でない場合には電子部品モジュール14が不正に取り
外されたと判断して動作の起動を行なわないようにして
いるので、遊技機10の不正改造を防止することができ
る。また、LCDパネル11を有するLCDモジュール
13の下に、CPU21やアプリケーションCPU22
を含む電子部品モジュール14を一体型に実装している
ので、外部から電子部品に手を触れることができなくな
り、機器の改造等を防止することができる。
【0056】以上説明したように、本実施例の遊技機1
0は、LCDパネル11、キースイッチ12、取り外し
マイクロスイッチ17、ICカードリーダ18、ICカ
ードコントローラ19、CPU21、アプリケーション
CPU22、アプリケーションROM23、RAM2
4、カード情報メモリ25、取り外しフラグ26、機能
設定データメモリ27、カードI/O28及び電源装置
29等を備え、LCDモジュール13の下に電子部品モ
ジュール14を一体型に実装し、遊技機10を正常に終
了後に、遊技機10の電源を切った後、再度電源をON
させた場合、専用のICカード20が差し込まれた後で
のみ遊技機10の動作を開始するとともに、遊技機10
が異常終了した場合には専用のICカード20を差し込
んだときのみ異常状態を解除し動作を再開するようにし
ているので、機器の台数が多い場合であっても遊技機1
0の動作に専用のICカード20を使用することによっ
て遊技機10の運用の管理を厳密に保ちつつ、動作起動
の手間を大幅に省くことができる。
【0057】なお、本実施例では、機器の動作起動、動
作設定及び実装方法を遊技機に適用した例であるが、機
器の動作起動を行なう装置には全て適用可能であり、ど
のような機器の動作起動、動作設定及び実装方法にも適
用できることは言うまでもない。
【0058】また、本実施例では、記憶媒体としてIC
カードを用いているが、これに限らず、例えば磁気カー
ドでもよい。
【0059】また、遊技機を構成する回路や素子、その
種類などは前述した実施例に限られないことは言うまで
もない。
【0060】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、動作起動指示
時、あるいは機器の異常終了時に、予め決められている
特定のカードが装着されているか否かを判別し、特定の
カードが挿着されている場合にのみ機器の動作を起動す
るようにしているので、機器の動作に専用のカードを使
用することによって機器の運用の管理を厳密に保ちつ
つ、動作起動の手間を大幅に省くことができる。
【0061】請求項2の発明によれば、予め決められて
いる特定のカードの挿着を検出し、この検出により変更
設定モードに移行し、この変更設定モード中に入力され
たデータを、機器に対する新たな動作設定データとして
記憶するようにしているので、機器の動作に専用のカー
ドを使用することによって機器の運用の管理を厳密に保
ちつつ、動作起動の手間を大幅に省くことができる。
【0062】請求項3の発明によれば、カードの差込み
によりそのカードからカード情報を読み込んで記録し、
電子部品モジュールの取り外しを検出してこの検出をデ
ータとして記録し、動作起動指令時に、上記電子部品モ
ジュール取り外しのデータがあれば、さらに上記記録さ
れている情報を検索し、この検索されたカード情報が、
予め決められている特定のカード情報でない場合には動
作の起動を行なわないようにしているので、電子部品モ
ジュールの取り外されたときには、特定のカード情報が
確認されることになり、機器の不正改造を防止すること
ができる。
【0063】請求項4の発明によれば、機器に対する各
種動作を制御する電子回路部を、この機器における表示
パネルと一体になるように結合し、この結合状態のまま
で上記機器に取り付けるようにしているので、外部から
電子部品に手を触れることができなくなり、機器の改造
等を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る機器の動作起動、動作設定及び実
装方法の第1実施例の遊技機の外観図である。
【図2】同実施例の電子部品モジュールの外観図であ
る。
【図3】同実施例の遊技機のブロック図である。
【図4】同実施例の遊技機の動作起動処理のフローチャ
ートである。
【図5】本発明に係る機器の動作起動、動作設定及び実
装方法の第2実施例の遊技機の動作設定処理のフローチ
ャートである。
【図6】本発明に係る機器の動作起動、動作設定及び実
装方法の第3実施例の遊技機の動作起動処理のフローチ
ャートである。
【符号の説明】
10 遊技機 11 LCDパネル(表示部) 12 キースイッチ 13 LCDモジュール 14 電子部品モジュール 16 特殊ネジ 17 取り外しマイクロスイッチ 18 ICカードリーダ 19 ICカードコントローラ 20 ICカード 21 CPU 22 アプリケーションCPU 23 アプリケーションROM 24 RAM 25 カード情報メモリ 26 取り外しフラグ 27 機能設定データメモリ 28 カードI/O

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機器に対する動作の起動方法であって、 動作起動指示時、あるいは機器の異常終了時に、予め決
    められている特定のカードが装着されているか否かを判
    別し、 上記特定のカードが挿着されている場合にのみ機器の動
    作を起動するようにしたことを特徴とする機器の動作起
    動方法。
  2. 【請求項2】 機器に対する動作設定方法であって、 予め決められている特定のカードの挿着を検出し、 この検出により変更設定モードに移行し、 この変更設定モード中に入力されたデータを、機器に対
    する新たな動作設定データとして記憶するようにしたこ
    とを特徴とする機器の動作設定方法。
  3. 【請求項3】 機器に対する動作の起動方法であって、 カードの差込みによりそのカードからカード情報を読み
    込んで記録し、 電子部品モジュールの取り外しを検出してこの検出をデ
    ータとして記録し、 動作起動指令時に、上記電子部品モジュール取り外しの
    データがあれば、さらに上記記録されている情報を検索
    し、 この検索されたカード情報が、予め決められている特定
    のカード情報でない場合には動作の起動を行なわないよ
    うにしたことを特徴とする機器の動作起動方法。
  4. 【請求項4】 機器に対する各種動作を制御する電子回
    路部を、この機器における表示パネルと一体になるよう
    に結合し、 この結合状態のままで上記機器に取り付けるようにした
    ことを特徴とする機器の実装方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005080669A (ja) * 2003-09-04 2005-03-31 Olympia:Kk 遊技機及び遊技機における不正行為防止方法並びにプログラム
JP2005349037A (ja) * 2004-06-11 2005-12-22 Glory Ltd 異常情報報知システムおよび異常情報報知方法
JP2008154898A (ja) * 2006-12-26 2008-07-10 Samii Kk 遊技機の不正行為防止装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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