JPH10268958A - コンピュータシステムおよびそのブートストラップ制御方法 - Google Patents
コンピュータシステムおよびそのブートストラップ制御方法Info
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- JPH10268958A JPH10268958A JP9077730A JP7773097A JPH10268958A JP H10268958 A JPH10268958 A JP H10268958A JP 9077730 A JP9077730 A JP 9077730A JP 7773097 A JP7773097 A JP 7773097A JP H10268958 A JPH10268958 A JP H10268958A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- disk drive
- removable disk
- storage medium
- drive device
- boot
- Prior art date
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- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06F—ELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
- G06F9/00—Arrangements for program control, e.g. control units
- G06F9/06—Arrangements for program control, e.g. control units using stored programs, i.e. using an internal store of processing equipment to receive or retain programs
- G06F9/44—Arrangements for executing specific programs
- G06F9/4401—Bootstrapping
- G06F9/4406—Loading of operating system
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Software Systems (AREA)
- Theoretical Computer Science (AREA)
- Computer Security & Cryptography (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Stored Programmes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】CD−ROMドライブにメディアが挿入されて
ない状態でコンピュータをパワーオンしたときでも、C
D−ROMドライブからのブートを実現する。 【解決手段】ブートデバイスがCD−ROMドライブ2
2であれば、そこにCD−ROMメディアが装着されて
いるか否かが調べられる。メディアが装着されて無い場
合には、HDD21などの他のデバイスからのブート処
理を開始する前に、まず、トレイオープンコマンドがC
D−ROMドライブ22に発行され、これによってトレ
ー221が自動的にオープンされる。ユーザがトレー2
21上にCD−ROMメディアをセットしてそのトレー
221を閉じると、CD−ROMメディアからのオペレ
ーティングシステムのブートストラップが実行される。
ない状態でコンピュータをパワーオンしたときでも、C
D−ROMドライブからのブートを実現する。 【解決手段】ブートデバイスがCD−ROMドライブ2
2であれば、そこにCD−ROMメディアが装着されて
いるか否かが調べられる。メディアが装着されて無い場
合には、HDD21などの他のデバイスからのブート処
理を開始する前に、まず、トレイオープンコマンドがC
D−ROMドライブ22に発行され、これによってトレ
ー221が自動的にオープンされる。ユーザがトレー2
21上にCD−ROMメディアをセットしてそのトレー
221を閉じると、CD−ROMメディアからのオペレ
ーティングシステムのブートストラップが実行される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はコンピュータシス
テムおよびそのブートストラップ制御方法に関し、特に
CD−ROMドライブのようなリムーバブルディスクド
ライブ装置をブートデバイスとして使用可能なコンピュ
ータシステムおよびそのブートストラップ制御方法に関
する。
テムおよびそのブートストラップ制御方法に関し、特に
CD−ROMドライブのようなリムーバブルディスクド
ライブ装置をブートデバイスとして使用可能なコンピュ
ータシステムおよびそのブートストラップ制御方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、パーソナルコンピュータにおいて
は、オペレーティングシステムをブートストラップする
ためのブートデバイスとして、フロッピーディスクドラ
イブやハードディスクドライブが用いられていた。
は、オペレーティングシステムをブートストラップする
ためのブートデバイスとして、フロッピーディスクドラ
イブやハードディスクドライブが用いられていた。
【0003】最近では、CD−ROMドライブからブー
トストラップを行えるようにするための仕様が策定さ
れ、これに対応したCD−ROMメディアが市販される
ようになってきた。この仕様では、オペレーティングシ
ステム、およびCD−ROMドライバソフトウェアが記
録されたCD−ROMメディアが用いられる。このよう
なCD−ROMメディアを用いれば、FDDやHDDか
らのブートと同様にして、パーソナルコンピュータのパ
ワーオン時に、CD−ROMドライブからオペレーティ
ングシステムをブートストラップする事が可能となる。
トストラップを行えるようにするための仕様が策定さ
れ、これに対応したCD−ROMメディアが市販される
ようになってきた。この仕様では、オペレーティングシ
ステム、およびCD−ROMドライバソフトウェアが記
録されたCD−ROMメディアが用いられる。このよう
なCD−ROMメディアを用いれば、FDDやHDDか
らのブートと同様にして、パーソナルコンピュータのパ
ワーオン時に、CD−ROMドライブからオペレーティ
ングシステムをブートストラップする事が可能となる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、パーソナル
コンピュータ本体に内蔵されるCD−ROMドライブの
ほとんどはIDEドライブであり、その電源はパーソナ
ルコンピュータ本体から供給される。この種のCD−R
OMドライブには、小型化およびメディア交換操作の簡
単化などの点で優れるトレー方式が採用されている。ト
レー式のCD−ROMドライブはトレーを引き出すため
のEJECTボタンを有しているが、最近は電磁ロック
方式となり、コンピュータ本体の電源が入ってないとE
JECTボタンを押してもトレーが引き出せない構造に
なっている。
コンピュータ本体に内蔵されるCD−ROMドライブの
ほとんどはIDEドライブであり、その電源はパーソナ
ルコンピュータ本体から供給される。この種のCD−R
OMドライブには、小型化およびメディア交換操作の簡
単化などの点で優れるトレー方式が採用されている。ト
レー式のCD−ROMドライブはトレーを引き出すため
のEJECTボタンを有しているが、最近は電磁ロック
方式となり、コンピュータ本体の電源が入ってないとE
JECTボタンを押してもトレーが引き出せない構造に
なっている。
【0005】このため、パーソナルコンピュータがパワ
ーオフの状態ではEJECTボタンを押してもトレーは
開かないので、パーソナルコンピュータをパワーオフし
たままCD−ROMメディアをCD−ROMドライブに
装着することはできない。よって、CD−ROMメディ
アからブートストラップを実行したくとも、ブート用の
CD−ROMメディアを挿入できないという事態が生ず
る。この状態でパーソナルコンピュータをパワーオンす
ると、たとえCD−ROMから優先的にブートを行う設
定になっていたとしても、CD−ROMメディアが入っ
ていない為、次のブート優先となるFDやHDからブー
トストラップが実行されてしまうことになる。
ーオフの状態ではEJECTボタンを押してもトレーは
開かないので、パーソナルコンピュータをパワーオフし
たままCD−ROMメディアをCD−ROMドライブに
装着することはできない。よって、CD−ROMメディ
アからブートストラップを実行したくとも、ブート用の
CD−ROMメディアを挿入できないという事態が生ず
る。この状態でパーソナルコンピュータをパワーオンす
ると、たとえCD−ROMから優先的にブートを行う設
定になっていたとしても、CD−ROMメディアが入っ
ていない為、次のブート優先となるFDやHDからブー
トストラップが実行されてしまうことになる。
【0006】この発明はこのような点に鑑みてなされた
もので、ブートデバイスに指定されているドライブ装置
にメディアが装着されて無い状態でコンピュータシステ
ムがパワーオンされても、そのブートデバイスからオペ
レーティングシステムをブートストラップし得る物理的
な環境をユーザに提供することが可能なコンピュータシ
ステムおよびそのブートストラップ制御方法を提供する
ことを目的とする。
もので、ブートデバイスに指定されているドライブ装置
にメディアが装着されて無い状態でコンピュータシステ
ムがパワーオンされても、そのブートデバイスからオペ
レーティングシステムをブートストラップし得る物理的
な環境をユーザに提供することが可能なコンピュータシ
ステムおよびそのブートストラップ制御方法を提供する
ことを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は、記憶媒体が
交換可能に構成されたリムーバブルディスクドライブ装
置を、オペレーティングシステムをブートストラップす
るためのブートデバイスとして使用可能なコンピュータ
システムにおいて、前記リムーバブルディスクドライブ
装置に記憶媒体が装着されているか否かを検出する記憶
媒体検出手段と、この記憶媒体検出手段によって前記リ
ムーバブルディスクドライブ装置に記憶媒体が装着され
ていないことが検出されたとき、前記リムーバブルディ
スクドライブ装置を制御して、ユーザによる記憶媒体の
装着または交換が可能な状態に移行させる手段とを具備
し、前記リムーバブルディスクドライブ装置に記憶媒体
を装着し得る物理的な環境をユーザに提供する手段とを
具備することを特徴とする。
交換可能に構成されたリムーバブルディスクドライブ装
置を、オペレーティングシステムをブートストラップす
るためのブートデバイスとして使用可能なコンピュータ
システムにおいて、前記リムーバブルディスクドライブ
装置に記憶媒体が装着されているか否かを検出する記憶
媒体検出手段と、この記憶媒体検出手段によって前記リ
ムーバブルディスクドライブ装置に記憶媒体が装着され
ていないことが検出されたとき、前記リムーバブルディ
スクドライブ装置を制御して、ユーザによる記憶媒体の
装着または交換が可能な状態に移行させる手段とを具備
し、前記リムーバブルディスクドライブ装置に記憶媒体
を装着し得る物理的な環境をユーザに提供する手段とを
具備することを特徴とする。
【0008】このコンピュータシステムにおいては、た
とえばCD−ROMなどのリムーバブルドライブ装置が
ブートデバイスとして使用可能に構成されている。この
コンピュータシステムがパワーオンされると、まず、ブ
ートデバイスとして指定されたリムーバブルドライブ装
置に記憶媒体が装着されているか否かが調べられる。記
憶媒体が装着されているならば通常通りその記憶媒体か
らのブートストラップ処理が開始されるが、装着されて
ない場合には、次に優先順位の高い他のブートデバイス
に直ちに移行するのではなく、たとえば、リムーバブル
ドライブ装置の電磁ロック式トレーを自動的にオープン
することにより、リムーバブルドライブ装置に記憶媒体
を装着できる物理的な環境がユーザに提供される。そし
て、リムーバブルドライブ装置に記憶媒体が装着される
と、そのリムーバブルドライブ装置からオペレーティン
グシステムがブートストラップされる。
とえばCD−ROMなどのリムーバブルドライブ装置が
ブートデバイスとして使用可能に構成されている。この
コンピュータシステムがパワーオンされると、まず、ブ
ートデバイスとして指定されたリムーバブルドライブ装
置に記憶媒体が装着されているか否かが調べられる。記
憶媒体が装着されているならば通常通りその記憶媒体か
らのブートストラップ処理が開始されるが、装着されて
ない場合には、次に優先順位の高い他のブートデバイス
に直ちに移行するのではなく、たとえば、リムーバブル
ドライブ装置の電磁ロック式トレーを自動的にオープン
することにより、リムーバブルドライブ装置に記憶媒体
を装着できる物理的な環境がユーザに提供される。そし
て、リムーバブルドライブ装置に記憶媒体が装着される
と、そのリムーバブルドライブ装置からオペレーティン
グシステムがブートストラップされる。
【0009】したがって、ブートデバイスとして指定さ
れた電磁ロック式トレーのCD−ROMドライブにCD
−ROMメディアを装着し忘れた状態でコンピュータシ
ステムをパワーオンしても、CD−ROMメディアから
のブートを容易に行うことが可能となる。
れた電磁ロック式トレーのCD−ROMドライブにCD
−ROMメディアを装着し忘れた状態でコンピュータシ
ステムをパワーオンしても、CD−ROMメディアから
のブートを容易に行うことが可能となる。
【0010】また、CD−ROMドライブなどのリムー
バブルディスクドライブ装置からオペレーティングシス
テムをブートストラップする処理は、通常、ハードディ
スク上にオペレーティングシステムを再インストールす
る目的で使用されることが多いため、CD−ROMドラ
イブなどのリムーバブルディスクドライブ装置からのブ
ートが行われたときは、ブート優先順位情報を自動的に
書き換えて次回からの最優先のブートデバイスを、ハー
ドディスク装置など、リムーバブルディスクドライブ装
置以外の他のディスクドライブ装置に自動的に変更する
ことが好ましい。
バブルディスクドライブ装置からオペレーティングシス
テムをブートストラップする処理は、通常、ハードディ
スク上にオペレーティングシステムを再インストールす
る目的で使用されることが多いため、CD−ROMドラ
イブなどのリムーバブルディスクドライブ装置からのブ
ートが行われたときは、ブート優先順位情報を自動的に
書き換えて次回からの最優先のブートデバイスを、ハー
ドディスク装置など、リムーバブルディスクドライブ装
置以外の他のディスクドライブ装置に自動的に変更する
ことが好ましい。
【0011】これにより、CD−ROMドライブが最優
先のデートデバイスとなるようにブート優先順位情報を
設定した後に一旦ブートストラップを実行すれば、以降
は、ブート優先順位情報を再設定することなく、フロッ
ピーディスクやハードディスクなどからブートストラッ
プを実行することができる。
先のデートデバイスとなるようにブート優先順位情報を
設定した後に一旦ブートストラップを実行すれば、以降
は、ブート優先順位情報を再設定することなく、フロッ
ピーディスクやハードディスクなどからブートストラッ
プを実行することができる。
【0012】また、キーボード上の所定のキーが押され
たときに、前述のブート優先順位情報の設定内容とは関
係なく、CD−ROMドライブなどのリムーバブルディ
スクドライブ装置からのブートを実行するするようにし
てもよい。これにより、ブート優先順位情報をデフォル
トの状態から一切変更すること無く、CD−ROMドラ
イブなどのリムーバブルディスクドライブ装置からのブ
ートを行うことが可能となる。
たときに、前述のブート優先順位情報の設定内容とは関
係なく、CD−ROMドライブなどのリムーバブルディ
スクドライブ装置からのブートを実行するするようにし
てもよい。これにより、ブート優先順位情報をデフォル
トの状態から一切変更すること無く、CD−ROMドラ
イブなどのリムーバブルディスクドライブ装置からのブ
ートを行うことが可能となる。
【0013】また、トレイをオーブンする代わりに、記
憶媒体の挿入を促すメッセージを画面表示するようにし
てもよい。メッセージ表示が行われる段階では、コンピ
ュータがパワーオン状態であるため、ユーザは、イジェ
クトボタン等によってトレーを引き出し、そこにブート
用のメディアを装着することができる。
憶媒体の挿入を促すメッセージを画面表示するようにし
てもよい。メッセージ表示が行われる段階では、コンピ
ュータがパワーオン状態であるため、ユーザは、イジェ
クトボタン等によってトレーを引き出し、そこにブート
用のメディアを装着することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照してこの発明の
実施形態を説明する。図1には、この発明の一実施形態
に係るコンピュータシステムの構成が示されている。こ
のコンピュータシステムはCD−ROMドライブ内蔵の
ノートブック型のパーソナルコンピュータであり、その
コンピュータ本体には、図示のように、プロセッサバス
1、PCIバス2、ISAバス3、CPU11、ホスト
/PCIブリッジ装置12、メインメモリ13、ディス
プレイコントローラ14、PCI−ISAブリッジ装置
16、BIOS−ROM17、リアルタイムクロック
(RTC)18、キーボードコントローラ19、フロッ
ピーディスクドライブ(FDD)20、ハードディスク
ドライブ(HDD)21、およびCD−ROMドライブ
22などが設けられている。
実施形態を説明する。図1には、この発明の一実施形態
に係るコンピュータシステムの構成が示されている。こ
のコンピュータシステムはCD−ROMドライブ内蔵の
ノートブック型のパーソナルコンピュータであり、その
コンピュータ本体には、図示のように、プロセッサバス
1、PCIバス2、ISAバス3、CPU11、ホスト
/PCIブリッジ装置12、メインメモリ13、ディス
プレイコントローラ14、PCI−ISAブリッジ装置
16、BIOS−ROM17、リアルタイムクロック
(RTC)18、キーボードコントローラ19、フロッ
ピーディスクドライブ(FDD)20、ハードディスク
ドライブ(HDD)21、およびCD−ROMドライブ
22などが設けられている。
【0015】CPU11は、メインメモリ13上のプロ
グラムを実行することにより、このコンピュータシステ
ム全体の動作を制御するものであり、例えば、米インテ
ル社によって製造販売されているマイクロプロセッサ
“Pentium”などによって実現されている。この
CPU11の入出力ピンはプロセッサバス1に直結され
ている。
グラムを実行することにより、このコンピュータシステ
ム全体の動作を制御するものであり、例えば、米インテ
ル社によって製造販売されているマイクロプロセッサ
“Pentium”などによって実現されている。この
CPU11の入出力ピンはプロセッサバス1に直結され
ている。
【0016】メインメモリ13は、オペレーティングシ
ステム、デバイスドライバ、実行対象のアプリケーショ
ンプログラム、および処理データなどを格納するメモリ
デバイスであり、複数のDRAMモジュールによって構
成されている。このメインメモリ13は、専用のメモリ
バスを介してホスト−PCIブリッジ装置12に接続さ
れている。
ステム、デバイスドライバ、実行対象のアプリケーショ
ンプログラム、および処理データなどを格納するメモリ
デバイスであり、複数のDRAMモジュールによって構
成されている。このメインメモリ13は、専用のメモリ
バスを介してホスト−PCIブリッジ装置12に接続さ
れている。
【0017】ホスト/PCIブリッジ装置12は、プロ
セッサバス1とPCIバス2との間を繋ぐブリッジLS
Iであり、PCIバス2のバスマスタの1つとして機能
する。このホスト/PCIブリッジ装置12は、プロセ
ッサバス1とPCIバス2との間で、データおよびアド
レスを含むバスサイクルを双方向で変換する機能、およ
びメモリバスを介してメインメモリ13をアクセス制御
する機能などを有している。
セッサバス1とPCIバス2との間を繋ぐブリッジLS
Iであり、PCIバス2のバスマスタの1つとして機能
する。このホスト/PCIブリッジ装置12は、プロセ
ッサバス1とPCIバス2との間で、データおよびアド
レスを含むバスサイクルを双方向で変換する機能、およ
びメモリバスを介してメインメモリ13をアクセス制御
する機能などを有している。
【0018】ディスプレイコントローラ14はPCIデ
バイスの1つであり、コンピュータ本体に取り付けられ
たLCD141や外部のCRTディスプレイ142を制
御し、そこにビデオメモリ(VRAM)143に書き込
まれた表示データを表示する。
バイスの1つであり、コンピュータ本体に取り付けられ
たLCD141や外部のCRTディスプレイ142を制
御し、そこにビデオメモリ(VRAM)143に書き込
まれた表示データを表示する。
【0019】PCI−ISAブリッジ装置16は、PC
Iバス2とISAバス3との間を繋ぐブリッジLSIで
あり、PCIデバイスの1つとして機能する。このPC
I−ISAブリッジ装置16には、ISAバス3上のI
DEデバイスを制御するためのIDEコントローラが内
蔵されている。図1のシステムにおいては、HDD21
とCD−ROMドライブ22がそれぞれIDEデバイス
であり、これらはコンピュータ本体に収容されており、
その動作電源はコンピュータ本体から与えられる。CD
−ROMドライブ22を内蔵したコンピュータ本体の外
観を図2に示す。
Iバス2とISAバス3との間を繋ぐブリッジLSIで
あり、PCIデバイスの1つとして機能する。このPC
I−ISAブリッジ装置16には、ISAバス3上のI
DEデバイスを制御するためのIDEコントローラが内
蔵されている。図1のシステムにおいては、HDD21
とCD−ROMドライブ22がそれぞれIDEデバイス
であり、これらはコンピュータ本体に収容されており、
その動作電源はコンピュータ本体から与えられる。CD
−ROMドライブ22を内蔵したコンピュータ本体の外
観を図2に示す。
【0020】図2に示されているように、CD−ROM
ドライブ22は、CD−ROMメディアを載置するため
の電磁ロック式CD−ROMトレー221と、この電磁
ロック式CD−ROMトレー221をオープンするため
のイジェクトボタンを備えている。コンピュータ本体が
パワーオンされているときにイジェクトボタンを押す
と、電磁ロック式のCD−ROMトレー221が図2
(b)のように外部にスライドして引き出される、これ
によってCD−ROMメディアの着脱が可能となる。し
かし、コンピュータ本体がパワーオフ状態のときはイジ
ェクトボタンを押しても電磁ロックは解除されず、CD
−ROMトレー221を引き出すことはできない。本実
施形態では、ブートデバイスがCD−ROMドライブ2
2である場合(最優先のブートドライブとしてCD−R
OMドライブ22が指定されている、あるいはそれより
も高い優先度のFDDやHDDからブートを行うことが
できずにCD−ROMドライブ22からブートを行うと
き)、CD−ROMメディアが装着されてないときに
は、CD−ROMドライブ22を制御して自動的にCD
−ROMトレー221をオープンさせるようにしてい
る。この仕組みは、システムBIOSを用いて実現され
ている。
ドライブ22は、CD−ROMメディアを載置するため
の電磁ロック式CD−ROMトレー221と、この電磁
ロック式CD−ROMトレー221をオープンするため
のイジェクトボタンを備えている。コンピュータ本体が
パワーオンされているときにイジェクトボタンを押す
と、電磁ロック式のCD−ROMトレー221が図2
(b)のように外部にスライドして引き出される、これ
によってCD−ROMメディアの着脱が可能となる。し
かし、コンピュータ本体がパワーオフ状態のときはイジ
ェクトボタンを押しても電磁ロックは解除されず、CD
−ROMトレー221を引き出すことはできない。本実
施形態では、ブートデバイスがCD−ROMドライブ2
2である場合(最優先のブートドライブとしてCD−R
OMドライブ22が指定されている、あるいはそれより
も高い優先度のFDDやHDDからブートを行うことが
できずにCD−ROMドライブ22からブートを行うと
き)、CD−ROMメディアが装着されてないときに
は、CD−ROMドライブ22を制御して自動的にCD
−ROMトレー221をオープンさせるようにしてい
る。この仕組みは、システムBIOSを用いて実現され
ている。
【0021】このシステムBIOSは、図1のBIOS
−ROM17に格納されている。システムBIOSは、
オペレーティングシステムやアプリケーションプログラ
ムとハードウェアとの間に位置するプログラムであり、
コンピュータシステムのパワーオン時に最初に実行され
るPOST(Power On Self Test)
プログラム、ハードウェアアクセスのための各種デバイ
スドライバプログラム、システム環境を設定するための
セットアッププログラムのほか、ブートストラップ制御
のためのブートアッププログラムを含んでいる。
−ROM17に格納されている。システムBIOSは、
オペレーティングシステムやアプリケーションプログラ
ムとハードウェアとの間に位置するプログラムであり、
コンピュータシステムのパワーオン時に最初に実行され
るPOST(Power On Self Test)
プログラム、ハードウェアアクセスのための各種デバイ
スドライバプログラム、システム環境を設定するための
セットアッププログラムのほか、ブートストラップ制御
のためのブートアッププログラムを含んでいる。
【0022】このブートアッププログラムは、CD−R
OMドライブ22からのブートストラップを実現するた
めに、CD−ROMドライブ22にCD−ROMメディ
アが装着されているか否かをチェックする機能、CD−
ROMドライブ22の電磁式トレーを自動的にオープン
してユーザにCD−ROMメディアの挿入を促す機能、
およびCD−ROMメディアからオペレーティングシス
テムをブートするために必要な最小限のプログラムをそ
のCD−ROMメディアの所定位置に設けられているブ
ートエリアから読み込む機能などなどを有している。こ
のブートアッププログラムによる手順については、図4
以降で説明する。
OMドライブ22からのブートストラップを実現するた
めに、CD−ROMドライブ22にCD−ROMメディ
アが装着されているか否かをチェックする機能、CD−
ROMドライブ22の電磁式トレーを自動的にオープン
してユーザにCD−ROMメディアの挿入を促す機能、
およびCD−ROMメディアからオペレーティングシス
テムをブートするために必要な最小限のプログラムをそ
のCD−ROMメディアの所定位置に設けられているブ
ートエリアから読み込む機能などなどを有している。こ
のブートアッププログラムによる手順については、図4
以降で説明する。
【0023】図1のRTC18は現在の時刻を管理する
時計モジュールであり、ここには独自の電池によりバッ
クアップされたCMOSメモリが内蔵されている。この
CMOSメモリは、システム動作環境を指定するセット
アップ情報の格納に利用される。セットアップ情報に
は、どのブートデバイスからブートストラップを優先的
に実行するかを示すブート優先順位情報(Boot P
riority)などが含まれている。ユーザは、シス
テムBIOSのセットアッププログラムを用いることに
より、セットアップ情報の各種設定内容を更新すること
ができる。システムBIOSのセットアッププログラム
によって提供されるセットアップ画面(SYSTEM
SETUP)の一例を図3に示す。図示のように、セッ
トアップ画面上にはメモリ、ディスプレイ、ハードディ
スク、パスワード、I/Oポートに関する各種環境設定
項目のほか、ブート優先順位情報(Boot Prio
rity)の設定項目が表示される。デフォルトのブー
ト優先順位情報では、ブートの優先順位は、FDD→H
DD→CD−ROMドライブの順であるが、ユーザがカ
ーソルをブート優先順位情報(Boot Priori
ty)の設定項目上に合わせてバックスペースキーを押
すと、その押下の度に、ブート優先順位は、HDD→F
DD→CD−ROM、CD−ROM→FDD→HDD、
FDD→HDD→CD−ROMといったようにトグルす
る。
時計モジュールであり、ここには独自の電池によりバッ
クアップされたCMOSメモリが内蔵されている。この
CMOSメモリは、システム動作環境を指定するセット
アップ情報の格納に利用される。セットアップ情報に
は、どのブートデバイスからブートストラップを優先的
に実行するかを示すブート優先順位情報(Boot P
riority)などが含まれている。ユーザは、シス
テムBIOSのセットアッププログラムを用いることに
より、セットアップ情報の各種設定内容を更新すること
ができる。システムBIOSのセットアッププログラム
によって提供されるセットアップ画面(SYSTEM
SETUP)の一例を図3に示す。図示のように、セッ
トアップ画面上にはメモリ、ディスプレイ、ハードディ
スク、パスワード、I/Oポートに関する各種環境設定
項目のほか、ブート優先順位情報(Boot Prio
rity)の設定項目が表示される。デフォルトのブー
ト優先順位情報では、ブートの優先順位は、FDD→H
DD→CD−ROMドライブの順であるが、ユーザがカ
ーソルをブート優先順位情報(Boot Priori
ty)の設定項目上に合わせてバックスペースキーを押
すと、その押下の度に、ブート優先順位は、HDD→F
DD→CD−ROM、CD−ROM→FDD→HDD、
FDD→HDD→CD−ROMといったようにトグルす
る。
【0024】次に、図4のフローチャートを参照して、
ブートアップ処理の手順について説明する。パーソナル
コンピュータがパワーオンされると、システムBIOS
のPOSTプログラムが最初に実行され、メモリチェッ
クおよび各種ハードウェアの初期化が実行される(ステ
ップS101)。次いで、ブートアッププログラムに制
御が渡される。ブートアッププログラムは、まず、CM
OSメモリに設定されているブート優先順位情報をリー
ドし、ブートデバイスがCD−ROMドライブ22であ
るか否かを調べる(ステップS102)。CD−ROM
ドライブ22がブートデバイスであれば(最優先のブー
トドライブとしてCD−ROMドライブ22が指定され
ているとき、あるいはそれよりも高い優先度のFDDや
HDDからブートを行うことができずにCD−ROMド
ライブ22からブートを行うとき)、ブートアッププロ
グラムは、CD−ROMドライブ22にCD−ROMメ
ディアが装着されているか否かを調べる(ステップS1
03)。
ブートアップ処理の手順について説明する。パーソナル
コンピュータがパワーオンされると、システムBIOS
のPOSTプログラムが最初に実行され、メモリチェッ
クおよび各種ハードウェアの初期化が実行される(ステ
ップS101)。次いで、ブートアッププログラムに制
御が渡される。ブートアッププログラムは、まず、CM
OSメモリに設定されているブート優先順位情報をリー
ドし、ブートデバイスがCD−ROMドライブ22であ
るか否かを調べる(ステップS102)。CD−ROM
ドライブ22がブートデバイスであれば(最優先のブー
トドライブとしてCD−ROMドライブ22が指定され
ているとき、あるいはそれよりも高い優先度のFDDや
HDDからブートを行うことができずにCD−ROMド
ライブ22からブートを行うとき)、ブートアッププロ
グラムは、CD−ROMドライブ22にCD−ROMメ
ディアが装着されているか否かを調べる(ステップS1
03)。
【0025】このCD−ROMメディアの装着の有無の
チェックは、CD−ROMドライブ22を制御する標準
的なコマンドセット内に存在するメディアセンスコマン
ドをCD−ROMドライブ22のコントローラに発行し
て、それに対する応答をチェックすることなどより行う
ことができる。
チェックは、CD−ROMドライブ22を制御する標準
的なコマンドセット内に存在するメディアセンスコマン
ドをCD−ROMドライブ22のコントローラに発行し
て、それに対する応答をチェックすることなどより行う
ことができる。
【0026】CD−ROMメディアが装着されて無いこ
とが検出されると、ブートアッププログラムは、今度
は、CD−ROMドライブ22にトレイオープンコマン
ドを発行して、CD−ROMドライブ22に電磁ロック
式トレイ221をオープンさせる(ステップS10
4)。これにより、ユーザがCD−ROMメディアを装
着し得る物理的環境が実現される。
とが検出されると、ブートアッププログラムは、今度
は、CD−ROMドライブ22にトレイオープンコマン
ドを発行して、CD−ROMドライブ22に電磁ロック
式トレイ221をオープンさせる(ステップS10
4)。これにより、ユーザがCD−ROMメディアを装
着し得る物理的環境が実現される。
【0027】この後、ブートアッププログラムは、ある
一定のタイムアウト期間中、電磁ロック式トレイ221
が閉じられたか否かをチェックするためのステータスチ
ェックコマンドを定期的に発行して、電磁ロック式トレ
イ221の状態変化を監視し続ける(ステップS10
5,S106,S107)。タイムアウト期間内に電磁
ロック式トレイ221が閉じられたことが検出されたと
き、あるいは電磁ロック式トレイ221が閉じられる前
にタイムアウトになると、ブートアッププログラムは、
再びメディアセンスコマンドを発行して、CD−ROM
メディアが挿入されているか否かを再度確認する(ステ
ップS108)。ユーザがCD−ROMメディアを挿入
してトレイ221を閉じた場合にはCD−ROMメディ
アが挿入されていると検出されることになり、一方、C
D−ROMメディアを挿入せずにユーザがトレイ221
を閉じた場合、あるいはステップS107でタイムアウ
トになった場合には、CD−ROMメディアが挿入され
て無いことになる。
一定のタイムアウト期間中、電磁ロック式トレイ221
が閉じられたか否かをチェックするためのステータスチ
ェックコマンドを定期的に発行して、電磁ロック式トレ
イ221の状態変化を監視し続ける(ステップS10
5,S106,S107)。タイムアウト期間内に電磁
ロック式トレイ221が閉じられたことが検出されたと
き、あるいは電磁ロック式トレイ221が閉じられる前
にタイムアウトになると、ブートアッププログラムは、
再びメディアセンスコマンドを発行して、CD−ROM
メディアが挿入されているか否かを再度確認する(ステ
ップS108)。ユーザがCD−ROMメディアを挿入
してトレイ221を閉じた場合にはCD−ROMメディ
アが挿入されていると検出されることになり、一方、C
D−ROMメディアを挿入せずにユーザがトレイ221
を閉じた場合、あるいはステップS107でタイムアウ
トになった場合には、CD−ROMメディアが挿入され
て無いことになる。
【0028】CD−ROMメディアが挿入されているこ
とが確認されると、ブートアッププログラムは、そのC
D−ROMメディアがブート可能なCD−ROMメディ
アであるか否かをチェックする(ステップS109)。
ブート可能なCD−ROMメディアであれば、ブートア
ッププログラムは、CD−ROMメディア上の所定位置
に存在するブートエリアをリードして、OS本体のブー
トを行うためにそこに格納されているブートストラップ
プログラムをメインメモリ13上にロードした後、その
プログラム、すなわちCD−ROMメディア上のOSに
制御を渡す(ステップS110)。
とが確認されると、ブートアッププログラムは、そのC
D−ROMメディアがブート可能なCD−ROMメディ
アであるか否かをチェックする(ステップS109)。
ブート可能なCD−ROMメディアであれば、ブートア
ッププログラムは、CD−ROMメディア上の所定位置
に存在するブートエリアをリードして、OS本体のブー
トを行うためにそこに格納されているブートストラップ
プログラムをメインメモリ13上にロードした後、その
プログラム、すなわちCD−ROMメディア上のOSに
制御を渡す(ステップS110)。
【0029】もしCD−ROMメディアがそのブートエ
リアにブートストラッププログラムが書き込まれてない
ようなブート可能なメディアではない場合には、CD−
ROMメディアの種類が異なる旨のメッセージが画面表
示されたり、あるいは次の優先順位のFDDまたはHD
Dからのブートが試行される(ステップS111)。
リアにブートストラッププログラムが書き込まれてない
ようなブート可能なメディアではない場合には、CD−
ROMメディアの種類が異なる旨のメッセージが画面表
示されたり、あるいは次の優先順位のFDDまたはHD
Dからのブートが試行される(ステップS111)。
【0030】ステップS108にてCD−ROMメディ
アが挿入されてないことが検出された場合も、CD−R
OMドライブ22の次にブート優先順位の高いFDD2
0またはHDD21からOSをブートするための処理が
開始される(ステップS110)。
アが挿入されてないことが検出された場合も、CD−R
OMドライブ22の次にブート優先順位の高いFDD2
0またはHDD21からOSをブートするための処理が
開始される(ステップS110)。
【0031】なお、ステップS103にて最初に行われ
るCD−ROMメディアの挿入の有無のチェックにてC
D−ROMメディアが挿入されていることが確認された
場合には、ステップS104〜S108の処理は実行さ
れず、直ちにステップS109に移行し、そこでCD−
ROMメディアがブート可能なメディアであるか否かの
チェックおよびCD−ROMドライブ22からOSをブ
ートするための処理が実行される。
るCD−ROMメディアの挿入の有無のチェックにてC
D−ROMメディアが挿入されていることが確認された
場合には、ステップS104〜S108の処理は実行さ
れず、直ちにステップS109に移行し、そこでCD−
ROMメディアがブート可能なメディアであるか否かの
チェックおよびCD−ROMドライブ22からOSをブ
ートするための処理が実行される。
【0032】以上のようにして、CD−ROMドライブ
がブート優先に設定されていて、且つCD−ROMメデ
ィアがトレー221に収容されて無い状態でパーソナル
コンピュータの電源を入れた時は、CD−ROMドライ
ブ22のコントローラに対してトレーオープンコマンド
を出力することによりトレー221が自動的に引き出さ
れる。これにより、ユーザはCD−ROMメディアを入
れてからトレー221を閉めるだけで、CD−ROMド
ライブ22からのOSのブートを開始させることができ
る。
がブート優先に設定されていて、且つCD−ROMメデ
ィアがトレー221に収容されて無い状態でパーソナル
コンピュータの電源を入れた時は、CD−ROMドライ
ブ22のコントローラに対してトレーオープンコマンド
を出力することによりトレー221が自動的に引き出さ
れる。これにより、ユーザはCD−ROMメディアを入
れてからトレー221を閉めるだけで、CD−ROMド
ライブ22からのOSのブートを開始させることができ
る。
【0033】これにより、CD−ROMメディアを入れ
忘れてコンピュータの電源を入れても、勝手にFDDや
HDDからブートする事なく、CD−ROMメディアを
入れれば、予定どおりにCD−ROMからブートする事
が出来る。
忘れてコンピュータの電源を入れても、勝手にFDDや
HDDからブートする事なく、CD−ROMメディアを
入れれば、予定どおりにCD−ROMからブートする事
が出来る。
【0034】図5には、ブートアップ処理の第2の手順
が示されている。ここでは、図4のステップS101と
S102との間に、CD−ROMドライブ22からOS
をブートすることを指示するためのキーとして割り当て
られたキーボード191上の所定キー(たとえば、アル
ファベット“C”のキー)が押されたか否かを検出する
ステップS201が追加されており、このステップS2
01にてキー“C”が押されたことが検出された場合に
は、S102のブート優先順位情報のチェックを実行せ
ずに、ステップS103に分岐される。
が示されている。ここでは、図4のステップS101と
S102との間に、CD−ROMドライブ22からOS
をブートすることを指示するためのキーとして割り当て
られたキーボード191上の所定キー(たとえば、アル
ファベット“C”のキー)が押されたか否かを検出する
ステップS201が追加されており、このステップS2
01にてキー“C”が押されたことが検出された場合に
は、S102のブート優先順位情報のチェックを実行せ
ずに、ステップS103に分岐される。
【0035】従って、たとえばユーザがキー“C”を押
しながらコンピュータの電源を入れた場合、あるいはコ
ンピュータの電源を入れた後、ステップS101の初期
化処理が終了するまでにキー“C”を押した場合には、
CMOSメモリのブート優先順位情報の内容とは無関係
に、CD−ROMドライブ22が最優先のブートデバイ
スとして認識され、前述したステップS103以降の処
理が実行される。これにより、CMOSメモリのブート
優先順位情報を設定し直すことなく、CD−ROMドラ
イブ22からのブートを容易に行うことが可能となる。
これは、たとえばハードディスクにインストールされた
OSの異常などによりCD−ROMメディアからOSを
再インストールする必要が生じた場合に、予めCD−R
OMメディアを挿入しておかなくとも、単にキー“C”
を押しながらコンピュータをパワーオンしな押すだけ
で、CD−ROMメディアからOSを再インストールで
きる環境を実現できることを意味する。
しながらコンピュータの電源を入れた場合、あるいはコ
ンピュータの電源を入れた後、ステップS101の初期
化処理が終了するまでにキー“C”を押した場合には、
CMOSメモリのブート優先順位情報の内容とは無関係
に、CD−ROMドライブ22が最優先のブートデバイ
スとして認識され、前述したステップS103以降の処
理が実行される。これにより、CMOSメモリのブート
優先順位情報を設定し直すことなく、CD−ROMドラ
イブ22からのブートを容易に行うことが可能となる。
これは、たとえばハードディスクにインストールされた
OSの異常などによりCD−ROMメディアからOSを
再インストールする必要が生じた場合に、予めCD−R
OMメディアを挿入しておかなくとも、単にキー“C”
を押しながらコンピュータをパワーオンしな押すだけ
で、CD−ROMメディアからOSを再インストールで
きる環境を実現できることを意味する。
【0036】図6には、ブートアップ処理の第3の手順
が示されている。ここでは、図4のステップS109の
処理の後に、CMOSのブート優先順位情報を自動更新
して、そのブート優先順位情報をデフォルト値、または
CD−ROMが最優先のブートデバイスに設定される1
つ前のブート優先順位情報の内容に戻す処理(ステップ
S301)が追加されており、この後にOSへ制御が渡
される。
が示されている。ここでは、図4のステップS109の
処理の後に、CMOSのブート優先順位情報を自動更新
して、そのブート優先順位情報をデフォルト値、または
CD−ROMが最優先のブートデバイスに設定される1
つ前のブート優先順位情報の内容に戻す処理(ステップ
S301)が追加されており、この後にOSへ制御が渡
される。
【0037】この仕組みにより、CD−ROMドライブ
22が最優先のデートデバイスとなるようにブート優先
順位情報を一旦設定した後にブートストラップを実行す
れば、以降は、ブート優先順位情報を再設定することな
く、通常通り、フロッピーディスクドライブ20やハー
ドディスクドライブ21からブートストラップを実行す
ることができる。
22が最優先のデートデバイスとなるようにブート優先
順位情報を一旦設定した後にブートストラップを実行す
れば、以降は、ブート優先順位情報を再設定することな
く、通常通り、フロッピーディスクドライブ20やハー
ドディスクドライブ21からブートストラップを実行す
ることができる。
【0038】図7には、ブートアップ処理の第4の手順
が示されている。ここでは、図4のステップS104〜
S108の処理の代わりに、ステップS401〜S40
3の処理が実行される。
が示されている。ここでは、図4のステップS104〜
S108の処理の代わりに、ステップS401〜S40
3の処理が実行される。
【0039】すなわち、ステップS103にて、最優先
のブートデバイスとして指定されたCD−ROMドライ
ブ22にメディアが挿入されてないことが検出されたと
きは、ブートアッププログラムは、トレイ221をオー
プンする代わりに、CD−ROMドライブ22にブート
用のCD−ROMメディアを挿入することを促すメッセ
ージを画面表示する(ステップS401)。この段階で
はコンピュータがパワーオン状態であるため、ユーザ
は、イジェクトボタンによってトレー221を引き出
し、そこにブート用のCD−ROMメディアを装着する
ことができる。この後、ブートアッププログラムは、メ
ディアセンスコマンドを定期的に発行することによって
ある一定のタイムアウト時間が経過するまでにCD−R
OMメディアが装着されたか否かを調べる(ステップS
402,S403)。タイムアウト時間が経過するまで
にCD−ROMメディアが装着されたならば、その時点
で、前述のステップS109の処理に移行され、そこで
CD−ROMメディアからのブートが実行される。一
方、CD−ROMメディアが装着される前にタイムアウ
トとなると、前述のステップS110に移行し、そこで
次の優先順位のブートデバイスであるFDDまたはHD
Dからのブート処理が実行される。
のブートデバイスとして指定されたCD−ROMドライ
ブ22にメディアが挿入されてないことが検出されたと
きは、ブートアッププログラムは、トレイ221をオー
プンする代わりに、CD−ROMドライブ22にブート
用のCD−ROMメディアを挿入することを促すメッセ
ージを画面表示する(ステップS401)。この段階で
はコンピュータがパワーオン状態であるため、ユーザ
は、イジェクトボタンによってトレー221を引き出
し、そこにブート用のCD−ROMメディアを装着する
ことができる。この後、ブートアッププログラムは、メ
ディアセンスコマンドを定期的に発行することによって
ある一定のタイムアウト時間が経過するまでにCD−R
OMメディアが装着されたか否かを調べる(ステップS
402,S403)。タイムアウト時間が経過するまで
にCD−ROMメディアが装着されたならば、その時点
で、前述のステップS109の処理に移行され、そこで
CD−ROMメディアからのブートが実行される。一
方、CD−ROMメディアが装着される前にタイムアウ
トとなると、前述のステップS110に移行し、そこで
次の優先順位のブートデバイスであるFDDまたはHD
Dからのブート処理が実行される。
【0040】なお、ステップS402においては、トレ
ー221の状態変化、つまりトレー221が一旦オーブ
ンされ、その後、トレー221が閉じられたこと、を検
出し、それが検出された時点で、CD−ROMメディア
が装着されているか否かの判別を行うようにしてもよ
い。
ー221の状態変化、つまりトレー221が一旦オーブ
ンされ、その後、トレー221が閉じられたこと、を検
出し、それが検出された時点で、CD−ROMメディア
が装着されているか否かの判別を行うようにしてもよ
い。
【0041】なお、以上の実施形態では、電磁ロック式
トレー221を有するCD−ROMドライブ22からの
ブートについて説明したが、電源投入しなければメディ
ア挿入/交換を行うことができないような機械的な仕組
みを持つものであれば、CD−ROMドライブのみなら
ず、MOドライブ、DVDドライブなどの他の各種リム
ーバブルドライブ装置に対しても適用することができ
る。また、トレー式のドライブ装置のみならず、たとえ
ば電磁ロック式の開閉カバーを持つようなキャディ方式
のドライブ装置であってもよい。
トレー221を有するCD−ROMドライブ22からの
ブートについて説明したが、電源投入しなければメディ
ア挿入/交換を行うことができないような機械的な仕組
みを持つものであれば、CD−ROMドライブのみなら
ず、MOドライブ、DVDドライブなどの他の各種リム
ーバブルドライブ装置に対しても適用することができ
る。また、トレー式のドライブ装置のみならず、たとえ
ば電磁ロック式の開閉カバーを持つようなキャディ方式
のドライブ装置であってもよい。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、ブートデバイスに指定されているドライブ装置にメ
ディアが装着されて無い状態でコンピュータシステムが
パワーオンされても、そのブートデバイスからオペレー
ティングシステムをブートストラップし得る物理的な環
境をユーザに提供することが可能となり、コンピュータ
本体の電源投入時のみしかメディア挿入・交換を行うこ
とができないリムーバブルドライブ装置からのブートス
トラップを効率よく実現できる。
ば、ブートデバイスに指定されているドライブ装置にメ
ディアが装着されて無い状態でコンピュータシステムが
パワーオンされても、そのブートデバイスからオペレー
ティングシステムをブートストラップし得る物理的な環
境をユーザに提供することが可能となり、コンピュータ
本体の電源投入時のみしかメディア挿入・交換を行うこ
とができないリムーバブルドライブ装置からのブートス
トラップを効率よく実現できる。
【図1】この発明の一実施形態に係るコンピュータシス
テム全体の構成を示すブロック図。
テム全体の構成を示すブロック図。
【図2】同実施形態のコンピュータシステムの外観を示
す斜視図。
す斜視図。
【図3】同実施形態のコンピュータシステムで使用され
るセットアップ画面の一例を示す図。
るセットアップ画面の一例を示す図。
【図4】同実施形態のコンピュータシステムに適用され
る第1のブートアップ処理手順を示すフローチャート。
る第1のブートアップ処理手順を示すフローチャート。
【図5】同実施形態のコンピュータシステムに適用され
る第2のブートアップ処理手順を示すフローチャート。
る第2のブートアップ処理手順を示すフローチャート。
【図6】同実施形態のコンピュータシステムに適用され
る第3のブートアップ処理手順を示すフローチャート。
る第3のブートアップ処理手順を示すフローチャート。
【図7】同実施形態のコンピュータシステムに適用され
る第4のブートアップ処理手順を示すフローチャート。
る第4のブートアップ処理手順を示すフローチャート。
1…プロセッサバス、2…PCIバス、11…CPU、
16…PCI−ISAブリッジ、17…BIOS−RO
M、22…CD−ROMドライブ、221…トレイ。
16…PCI−ISAブリッジ、17…BIOS−RO
M、22…CD−ROMドライブ、221…トレイ。
Claims (10)
- 【請求項1】 記憶媒体が交換可能に構成されたリムー
バブルディスクドライブ装置を、オペレーティングシス
テムをブートストラップするためのブートデバイスとし
て使用可能なコンピュータシステムにおいて、 前記リムーバブルディスクドライブ装置に記憶媒体が装
着されているか否かを検出する記憶媒体検出手段と、 この記憶媒体検出手段によって前記リムーバブルディス
クドライブ装置に記憶媒体が装着されていないことが検
出されたとき、前記リムーバブルディスクドライブ装置
を制御して、ユーザによる記憶媒体の装着または交換が
可能な状態に移行させる手段とを具備し、 前記リムーバブルディスクドライブ装置に記憶媒体を装
着し得る物理的な環境をユーザに提供する手段とを具備
することを特徴とするコンピュータシステム。 - 【請求項2】 前記リムーバブルディスクドライブ装置
は、ユーザによる記憶媒体の装着または交換が可能な第
1状態と、ユーザによる記憶媒体の装着または交換が不
能な第2状態とを有し、それら一方の状態に機械的に設
定される用に構成されており、 前記リムーバブルディスクドライブ装置を制御してユー
ザによる記憶媒体の装着または交換が可能な状態に移行
させる手段は、 前記リムーバブルディスクドライブ装置の状態を前記第
2状態から前記第1状態に移行させることを特徴とする
請求項1記載のコンピュータシステム。 - 【請求項3】 前記リムーバブルディスクドライブ装置
は、 ディスクを載置するためのトレーを有し、このトレー
は、前記ドライブ装置本体内に収容されるクローズ位置
と前記ドライブ装置本体から外部に引き出されたオープ
ン位置との間を滑動自在に設けられており、 前記リムーバブルディスクドライブ装置を制御してそれ
を前記第2状態から前記第1状態に設定する手段は、ユ
ーザがディスクを前記トレー上に載置できるように、前
記トレーを前記クローズ位置から前記オープン位置に移
動させることを特徴とする請求項2記載のコンピュータ
システム。 - 【請求項4】 記憶媒体が交換可能に構成されたリムー
バブルディスクドライブ装置であって、ユーザによる記
憶媒体の装着または交換が可能な第1状態と、ユーザに
よる記憶媒体の装着または交換が不能な第2状態とを有
し、それら一方の状態に機械的に設定されるリムーバブ
ルディスクドライブ装置を備え、 このリムーバブルディスクドライブ装置を、オペレーテ
ィングシステムをブートストラップするためのブートデ
バイスとして使用可能なコンピュータシステムにおい
て、 前記ブートデバイスとして使用可能な複数のディスクド
ライブ装置の中のどのディスクドライブ装置から優先し
て前記ブートストラップを行うかを示すブート優先順位
情報を格納する手段と、 前記ブート優先順位情報によって前記リムーバブルディ
スクドライブ装置が最優先のブートデバイスに指定され
ているとき、前記リムーバブルディスクドライブ装置に
記憶媒体が装着されているか否かを検出する記憶媒体検
出手段と、 この記憶媒体検出手段によって前記リムーバブルディス
クドライブ装置に記憶媒体が装着されていないことが検
出されたとき、前記リムーバブルディスクドライブ装置
を制御してその状態を前記第2状態から前記第1状態に
移行させることにより、前記リムーバブルディスクドラ
イブ装置に記憶媒体を装着し得る物理的な環境をユーザ
に提供する手段とを具備することを特徴とするコンピュ
ータシステム。 - 【請求項5】 前記リムーバブルディスクドライブ装置
からオペレーティングシステムをブートストラップする
ための処理が実行される度、最優先のブートデバイスが
前記リムーバブルディスクドライブ装置からそれ以外の
他のディスクドライブ装置に変更されるように前記ブー
ト優先順位情報を自動的に書き換える手段をさらに具備
することを特徴とする請求項4記載のコンピュータシス
テム。 - 【請求項6】 前記リムーバブルディスクドライブ装置
からオペレーティングシステムをブートストラップする
ことを指示する所定のキー入力の有無を検出するキー入
力検出手段と、 このキー入力検出手段によって前記所定キーの入力が検
出されたとき、前記ブート優先順位情報の内容に関わら
ず、前記リムーバブルディスクドライブ装置を最優先の
ブートデバイスとして認識する手段とをさらに具備する
ことを特徴とする請求項4記載のコンピュータシステ
ム。 - 【請求項7】 前記リムーバブルディスクドライブ装置
は、 記録媒体を載置するためのトレーを有し、このトレー
は、前記ドライブ装置本体内に収容されるクローズ位置
と前記ドライブ装置本体から外部に引き出されたオープ
ン位置との間を滑動自在に設けられており、 前記リムーバブルディスクドライブ装置を制御してその
状態を前記第2状態から前記第1状態に移行させる手段
は、ユーザが記録媒体を前記トレー上に載置できるよう
に、前記トレーを前記クローズ位置から前記オープン位
置に移動させることを特徴とする請求項4記載のコンピ
ュータシステム。 - 【請求項8】 コンピュータ本体から動作電源が供給さ
れ、その動作電源供給時のみ記憶媒体の挿入および交換
が可能に構成されたリムーバブルディスクドライブ装置
を備え、このリムーバブルディスクドライブ装置を、オ
ペレーティングシステムをブートストラップするための
ブートデバイスとして使用可能なコンピュータシステム
において、 前記ブートデバイスとして使用可能な複数のディスクド
ライブ装置の中のどのディスクドライブ装置から優先し
て前記ブートストラップを行うかを示すブート優先順位
情報を格納する手段と、 前記コンピュータシステムの電源投入時に、前記ブート
優先順位情報に従ってブートストラップ処理を実行する
ブートストラップ制御手段とを具備し、 このブートストラップ制御手段は、 前記ブート優先順位情報によって前記リムーバブルディ
スクドライブ装置が最優先のブートデバイスに指定され
ているとき、前記リムーバブルディスクドライブ装置に
記憶媒体が装着されているか否かを検出する記憶媒体検
出手段と、 この記憶媒体検出手段によって前記リムーバブルディス
クドライブ装置に記憶媒体が装着されていないことが検
出されたとき、次に優先度の高いディスクドライブ装置
からのブートストラップ処理に移行する前に、前記リム
ーバブルディスクドライブ装置に記憶媒体を装着するこ
とをユーザに促し、再度リムーバブルディスクドライブ
装置に記憶媒体が装着されたか否かを検出する第2の記
憶媒体検出手段と、 この第2の記憶媒体検出手段によって前記リムーバブル
ディスクドライブ装置に記憶媒体が装着されたことが検
出されたとき、前記リムーバブルディスクドライブ装置
からのブートストラップを実行し、検出されないとき、
次に優先度の高いディスクドライブ装置からのブートス
トラップ処理に移行する手段とを具備することを特徴と
するコンピュータシステム。 - 【請求項9】 記憶媒体を交換可能なリムーバブルディ
スクドライブ装置であって、ユーザによる記憶媒体の装
着または交換が可能な第1状態とユーザによる記憶媒体
の装着または交換が不能な第2状態のいずれか一方の状
態に機械的に設定されるリムーバブルディスクドライブ
装置を有するコンピュータシステムで使用され、前記リ
ムーバブルディスクドライブ装置からのオペレーティン
グシステムのブートストラップ処理を制御するブートス
トラップ制御方法であって、 前記リムーバブルディスクドライブ装置に記憶媒体が装
着されているか否かを検出し、 前記リムーバブルディスクドライブ装置に記憶媒体が装
着されていないことが検出されたとき、ユーザが前記リ
ムーバブルディスクドライブ装置に記憶媒体を装着し得
る物理的な環境を提供するために、前記リムーバブルデ
ィスクドライブ装置を制御してその状態を前記第2状態
から前記第1状態に移行させることを特徴とするブート
ストラップ制御方法。 - 【請求項10】 前記ブートデバイスとして使用可能な
複数のディスクドライブ装置の中のどのディスクドライ
ブ装置から優先して前記ブートストラップを行うかを示
すブート優先順位情報によって前記リムーバブルディス
クドライブ装置が最優先のブートデバイスに指定されて
いるとき、前記リムーバブルディスクドライブ装置に記
憶媒体が装着されているか否かを検出し、 前記リムーバブルディスクドライブ装置に記憶媒体が装
着されていないことが検出されたとき、次に優先度の高
いディスクドライブ装置からのブートストラップ処理に
移行する前に、前記リムーバブルディスクドライブ装置
に記憶媒体を装着することをユーザに促して、再度リム
ーバブルディスクドライブ装置に記憶媒体が装着された
か否かを検出し、 この再検出処理によって前記リムーバブルディスクドラ
イブ装置に記憶媒体が装着されたことが検出されたと
き、前記リムーバブルディスクドライブ装置からのブー
トストラップを実行し、検出されないとき、次に優先度
の高いディスクドライブ装置からのブートストラップ処
理に移行することを特徴とする請求項9記載のコンピュ
ータシステム。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9077730A JPH10268958A (ja) | 1997-03-28 | 1997-03-28 | コンピュータシステムおよびそのブートストラップ制御方法 |
US08/978,743 US6035395A (en) | 1997-03-28 | 1997-11-26 | Computer system capable of using removable disk drive as boot device and method of controlling bootstrap |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9077730A JPH10268958A (ja) | 1997-03-28 | 1997-03-28 | コンピュータシステムおよびそのブートストラップ制御方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10268958A true JPH10268958A (ja) | 1998-10-09 |
Family
ID=13642028
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9077730A Pending JPH10268958A (ja) | 1997-03-28 | 1997-03-28 | コンピュータシステムおよびそのブートストラップ制御方法 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6035395A (ja) |
JP (1) | JPH10268958A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100343191B1 (ko) * | 1999-09-30 | 2002-07-10 | 구자홍 | 컴퓨터 부팅방법 |
JP2009043100A (ja) * | 2007-08-09 | 2009-02-26 | Fujitsu Ltd | 媒体ドライブユニットおよび電子機器 |
Families Citing this family (22)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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