JP2001154839A - 読込み情報を管理する記録媒体および情報処理装置 - Google Patents

読込み情報を管理する記録媒体および情報処理装置

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JP2001154839A
JP2001154839A JP34189699A JP34189699A JP2001154839A JP 2001154839 A JP2001154839 A JP 2001154839A JP 34189699 A JP34189699 A JP 34189699A JP 34189699 A JP34189699 A JP 34189699A JP 2001154839 A JP2001154839 A JP 2001154839A
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Japan
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memory
program
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recording medium
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JP34189699A
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English (en)
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Eiji Kawai
英次 川井
Takeshi Kutaragi
健 久夛良木
Kazuo Miura
和夫 三浦
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Sony Interactive Entertainment Inc
Original Assignee
Sony Computer Entertainment Inc
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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C7/00Arrangements for writing information into, or reading information out from, a digital store
    • G11C7/16Storage of analogue signals in digital stores using an arrangement comprising analogue/digital [A/D] converters, digital memories and digital/analogue [D/A] converters 

Abstract

(57)【要約】 【課題】記録媒体と特定の情報処理装置との関係付けを
強化する。 【解決手段】記録媒体10に、プログラムを記録した読
出専用メモリ12の他、未使用状態ではバージンコード
が書き込まれた不揮発性メモリ14を設ける。情報処理
装置50がバージンコードを検出した場合、自己のID
コードを書き込む。情報処理装置50は、自己のIDコ
ードが記録された記録媒体10ではない記録媒体からは
プログラムを読み出さない。このため、登録を行った情
報処理装置でのみプログラムを実行することができるよ
うになる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プログラムを記録
した記録媒体と、その記録媒体からプログラムを読み込
んで実行する情報処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】携帯用の情報処理装置において実行され
るゲーム等のプログラムは、半導体デバイスを使用した
小型の記録媒体、例えば、メモリカートリッジによる販
売形態が増えている。メモリカートリッジ内部には読み
出し専用メモリが設けられていて、このメモリに、ゲー
ム等のプログラムが記録された状態で販売される。
【0003】メモリカートリッジが情報処理装置に装着
されると、メモリカートリッジの接続装置と情報処理装
置の接続装置が接続され、読み出し専用メモリに記録さ
れたプログラムが情報処理装置内部のダイナミックメモ
リに自動的に読み出される。情報処理装置は、この読み
出したプログラム内容に応じた情報処理を行って、ゲー
ム等の実行環境をユーザに提供する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のような記録媒体
は、携帯が容易で1個のメモリカートリッジを複数の情
報処理装置で使用することができる。このため、一人が
購入した1本のメモリカートリッジを使いまわして、多
数の人が利用するという状況が生じる可能性がある。
【0005】しかし、メモリカートリッジは、基本的に
は1本につき1台の情報処理装置において使用されると
いう前提で販売されており、このような状況は、かかる
前提が崩れていることになる。
【0006】そこで、メモリカートリッジと、それを使
用する特定の情報処理装置との関係付けの強化が望まれ
ている。
【0007】本発明の目的は、記録媒体と,その記録媒
体からプログラムを取り込んで実行する情報処理装置と
の関係付けを行うための技術を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、本発明は、プログラムが記録される読み出し専用の
メモリに加え、不揮発性のメモリ領域を設けた記録媒体
を提供する。本記録媒体の不揮発性メモリ領域には、プ
ログラム読み出しを行った情報処理装置の固有データが
記録される。
【0009】不揮発メモリには、一度もプログラムが読
み出されていない新品であることを示すコードをあらか
じめ設定しておくことも可能であり、情報を記録できる
回数や記録する情報の数を設定する可能である。
【0010】前記課題を解決するための、本発明は、記
録媒体が情報処理装置に装着されるたびに、記録媒体の
不揮発メモリ領域上に記録された情報と情報処理装置の
固有データを照合し、プログラムの読み込みの可否を判
断する情報処理装置を提供する。この情報処理装置は、
自己の固有データを記録媒体の不揮発メモリに書き込む
手段を有することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について図を
用いて説明する。以下の実施形態は、本発明を携帯型ゲ
ーム装置、および、それに用いる記録媒体に適用した例
である。
【0012】図1は、本発明の一例の携帯型ゲーム機
(以下「PDA」)50と記録媒体(以下「メモリカー
トリッジ」)10の外観を示したものである。
【0013】PDA50は、持ち運びに便利なように小
型化されており、使用時には両手で保持し、指で操作で
きるような形状およびレイアウトとなっている。PDA
50から利用者に対しての情報は、画像と音声で伝えら
れる。実行プログラムは、メモリカートリッジ10から
供給されるため、1台のPDA50は、メモリカートリ
ッジ10を交換することにより、いろいろなゲーム等を
楽しむことができる。
【0014】メモリカートリッジ10は、半導体デバイ
スを内蔵し、通常、一本に一つのゲームプログラムが記
録されている。PDA50の所有者は、PDA50で実
行したいゲームがあれば、そのプログラムが記録された
メモリカートリッジ10を購入する。
【0015】PDA50は、筐体の前面に、液晶表示パ
ネル63と操作ボタン61が設けられている。操作ボタ
ン61が押下されることにより、PDA50は、利用者
からの指示を示す情報を受け取る。液晶表示パネル63
を介して視覚的な情報を表示する。また、音響装置(ス
ピーカ)から音声情報を提供する。
【0016】メモリカートリッジ10は、PDA50本
体の上部に設けられた装着口に、矢印の方向に装着して
使用される。メモリカートリッジ10がPDA50に装
着されると、メモリカートリッジ10に記録されたゲー
ムプログラムがPDA50に読み出される。PDA50
は、読み込んだプログラムにしたがってゲームを実行す
る。
【0017】図2に、PDA本体50とメモリカートリ
ッジ10の内部回路構成の一例を示すブロック図を示
す。
【0018】メモリカートリッジ10は、バス11を有
している。該バス11には、マスクROMからなる読出
専用メモリ12と、書き込み可能なEEPROMからな
る不揮発性メモリ13およびデータ送受信を行う接続装
置(SIF)19とが装続されている。ここで、接続装
置19に制御機能を持たせ、通信制御装置としてもよ
い。このときはPDAの演算装置52の負担が減ること
になる。接続装置19には計数値を保持できるカウンタ
14が接続されている。なお、カウンタ14は、バスに
直接接続してもよい。また、カウンタ14は、不揮発メ
モリ上に設けることも可能である。
【0019】読み出し専用メモリ12には、あらかじめ
ゲームプログラムが記録されており、その状態で販売さ
れる。
【0020】不揮発性メモリ13は、PDA50の固有
データを少なくとも1以上記録することができる領域が
設けられており、出荷時には、バージンコードとして、
すべてのビットが“1”の初期状態になっている。
【0021】読出専用メモリ12と不揮発性メモリ13
とは、バス11と接続装置19とを介して、PDA本体
とのデータの入出力ができるように構成されている。
【0022】カウンタ14は、不揮発性メモリ13へ書
き込みがあった場合に、内部の計数値を歩進させるよう
になっている。歩進はPDAの演算装置により制御され
る。
【0023】PDA50は、メモリカートリッジ10か
らゲームプログラムを読み込んで実行する携帯用のゲー
ム機で、内部のバス51に、演算装置(CPU)52
と、割込制御装置(INTC)53と、画像制御装置
(GPU)54と、接続装置(SIF)55と、フレー
ムメモリ(FRAM)56と、ダイナミックメモリ(D
RAM)57と、音響制御装置(SPU)58および内
部情報格納メモリ59が接続されている。接続装置55
は通信制御装置としてもよい。
【0024】PDA本体50の外部に設けられた操作ボ
タン61は、割込制御装置53に接続されている。操作
ボタン61が押下されると、割込制御装置53とバス1
1とを介して演算装置52に伝達される。この情報によ
りプログラムの進行等が制御される。
【0025】画像制御装置54には、液晶制御装置(L
CDC)62を介して液晶パネル63が接続されてい
る。演算装置52は、フレームメモリ56およびダイナ
ミックメモリ57の情報を基にゲーム上のキャラクタ等
を展開する。
【0026】演算装置52は、画像制御装置54および
液晶制御装置62を介して、液晶パネル63にキャラク
タ等を表示できるようになっている。また、音響制御装
置58を介して、音響装置(スピーカ)64から効果音
や音声等を出力できるようになっている。
【0027】PDA本体50内には、充電回路71と二
次電池72とが設けられており、図示しない電源装置か
ら充電回路71に直流電流が供給されると、二次電池7
2を介して、演算装置52等の内蔵装置に電力が供給さ
れるように構成されている。
【0028】メモリカートリッジ10がPDA本体50
に装着されると、読み込み専用メモリ12と不揮発性メ
モリ13とは、メモリカートリッジ10およびPDA本
体50内の接続装置19、55を介して、演算装置52
からアクセス可能になる。
【0029】PDA本体50内の内部情報格納メモリ5
9には、あらかじめ、PDA本体50の固有データであ
るIDコードが書き込まれている。IDコードは、所定
ビット数の2進数で、“0”の桁を少なくとも1以上有
するものとする。内部情報格納メモリ59には、機器を
識別するIDコード以外にも、製造場所、製造ロット、
製造日等の情報をコード化して記録しておくこともでき
る。
【0030】内部情報格納メモリ59内には、装着され
たメモリカートリッジの不揮発メモリに記録された内容
を検査するプログラムもあらかじめ書き込まれている。
【0031】PDA本体50は、メモリカートリッジ1
0が装着されたことを電気的あるいは物理的に検出する
手段を有している。この手段により、電源スイッチON
の状態でメモリカートリッジ10が装着されたことを検
出すると、PDA50の演算装置52は、検査プログラ
ムを実行し、メモリカートリッジ10を検査する。
【0032】検査プログラムの処理手順を、図3のフロ
ーチャートを用いて説明する。ここでは、メモリカート
リッジ10内の不揮発性メモリ13にはIDコードを一
つだけ記録する領域が設けられており、その領域には1
回だけ書き込みができるものとする。
【0033】演算装置52は、不揮発性メモリ13の、
固有データを記録する領域からデータを読み込む(ステ
ップS1)。
【0034】演算装置52は、読み込んだデータがバー
ジンコード、すなわちすべてのビットが“1”であれ
ば、メモリカートリッジ10が未使用状態であると判断
する。バージンコードでなければ既に使用されたものと
判断する(ステップS2)。
【0035】バージンコードであった場合は、演算装置
52は、液晶パネル63に新規登録処理を行う場合のボ
タン操作方法と、新規登録処理を行わない場合のボタン
操作方法を表示する。PDA50は、使用者の操作ボタ
ン61による入力を待つ(ステップ3)。
【0036】使用者からの新規登録処理を行わない旨の
指示を受け付けたとき、演算装置52は、メモリカート
リッジ10中に記録されているゲームプログラムをPD
A50本体内に読み込まずに処理を終了させる。この場
合はPDA50の使用者は、他のメモリカートリッジと
交換し、別のゲームプログラムを実行するか、一旦メモ
リカートリッジを抜き取り、再度装着して登録作業から
処理を再開する必要がある。
【0037】使用者からの新規登録処理を行う旨の指示
を受け付けたとき、演算装置52は、登録処理に移行す
る(ステップS4)。演算装置52は、PDA50本体
の内部情報格納メモリ59に記録されているIDコード
を読み込み、メモリカートリッジ10の不揮発性メモリ
13の、バージンコードが記録されていた場所にそのI
Dコードを書き込む。IDコードは“0”の桁を少なく
とも1以上有しているから、この処理により、バージン
コードは消去される。
【0038】演算装置52は、メモリカートリッジ10
内に設けられたカウンタ14の計数値を歩進させ、書き
込みが1回行われたことを記録する。ただし、本例のよ
うに、不揮発メモリ13への書き込みが1IDコードの
1回に限られているときは、カウンタ14は使用しなく
てもよい。
【0039】書き込み作業および計数処理が終了する
と、演算装置52は、メモリカートリッジ10からゲー
ムプログラムを読み出し、ゲームプログラムの実行を開
始する(ステップS5)。この動作は通常の動作モード
である。
【0040】次に、バージンコードではなかった場合の
処理について説明する。このときメモリカートリッジ1
0の不揮発メモリ13から読み出したデータは、既に登
録を行ったPDA50のIDコードを示している。
【0041】演算装置52は、不揮発性メモリ13から
読み出したIDコードと、当該PDA50の内部情報格
納メモリ59に記録されているIDコードとを照合する
(ステップS11)。照合結果が不一致であった場合に
は、そのメモリカートリッジ10は、当該PDA50以
外のPDA50によってIDコードの登録処理がなされ
たものと判断する。PDA50は、装着されたメモリカ
ートリッジが本PDAでは使用できない旨を液晶パネル
63に表示し、ゲームプログラムを読み込まずに処理を
終了する(不一致処理:ステップS13)。
【0042】照合結果が一致していた場合には、このメ
モリカートリッジ10は当該PDA50によって登録処
理がなされたものと判断する。通常の動作モード(ステ
ップS5)に移行し、ゲームプログラムを読み込み、ゲ
ームを実行する。
【0043】上記不一致処理(ステップS13)は、メ
モリカートリッジ10内の不揮発性メモリ13への書き
込みが1IDコードの1回だけ許容された場合の処理で
あった。このとき、不揮発メモリ13として、ワンタイ
ムROM等の1回しか書込めないワンタイムメモリを用
いることが考えられる。
【0044】次に、不揮発性メモリ13には、IDコー
ドを一つだけ記録する領域が設けられており、その領域
に複数回の書き込みを許容する場合について説明する。
最大書き換え回数はあらかじめ設定され、メモリカート
リッジ10あるいはPDA50内部のメモリに設定され
ているものとする。
【0045】この場合、図3の不一致処理(ステップS
13)に代え、図4に記載した処理(ステップS14)
を行う。
【0046】PDA50は、照合結果が不一致であった
場合は、液晶パネル63に登録内容の書き換えをするか
どうかの表示を行い(ステップS21)、使用者の入力
を待つ。
【0047】使用者からの登録書き換えの指示を受け付
けたときは、カウンタ14の計数値と、最大書き換え回
数とを比較する(ステップS22)。
【0048】計数値が最大書き換え回数に達していない
場合には、既に登録されているIDコードに自IDコー
ドを上書きする書き換え処理(ステップS23)を行
う。PDA50の演算装置52は、カウンタ14の計数
値を歩進させた後、ゲームプログラムを読み込んで実行
する(通常動作モード:ステップS5)。
【0049】一方、カウンタ14の計数値が最大書き換
え回数に達していた場合には、演算装置52は、書き換
えができない旨を液晶パネル63に表示し、ゲームプロ
グラムを読み込まずに処理を終了する。
【0050】なお、照合結果が不一致の時点でカウンタ
14の計数値を参照し、最大書き換え回数に達していた
場合は、ステップS21の表示を行うことなく、書き換
えができない旨を液晶パネル63に表示し、ゲームプロ
グラムを読み込まずに処理を終了するようにしてもよ
い。
【0051】また、メモリカートリッジ10内に専用回
路を設け、カウンタ14の計数値が最大書き換え回数に
達したときは、不揮発性メモリ13の再書き込みが行え
ないようにすると、不正な書き換えを強固に防止するこ
とができる。
【0052】以上の例では、メモリカートリッジ10の
不揮発メモリ13がIDコードを1個だけしか記録しな
い場合について説明した。しかし、本発明は、これに限
られない。例えばIDコードを複数個を同時に記録させ
るようにしてもよい。これにより、同一使用者が複数の
PDA10を有する場合や、家族等の限られた範囲での
交換使用が可能になる。このときは、IDコードを記録
する領域を複数設けるようにする。出荷時には、この領
域にはバージンコードを記録して、すべてのビットが
“1”の初期状態としておく。また、この領域は1回だ
け書き込みができるものとする。この場合の処理につい
て図5を参照して説明する。
【0053】PDA50は、メモリカートリッジ10が
装着されると、不揮発メモリ13に記録されている情報
を読み込む(ステップS51)。
【0054】PDA50の演算装置52は、読み込んだ
情報をIDコードの記録単位ごとに検索し、当該PDA
50のIDコードが含まれているか否かを判断する(ス
テップS52)。含まれている場合には、メモリカート
リッジ10からゲームプログラムを読み込み、ゲームプ
ログラムの実行を開始する(通常動作モード:ステップ
S56)。
【0055】当該PDA50のIDコードが含まれてい
なかった場合には、読み込んだ情報にバージンコードが
含まれているかを調べ、追加登録できるか否か判断を行
う(ステップS53)。
【0056】バージンコードが存在しなかった場合に
は、IDコードを記録する領域はすべて登録済みで、追
加登録することができないため、動作禁止処理(ステッ
プS57)に移行し、ゲームプログラムを読み込まずに
処理は終了する。
【0057】バージンコードが存在していれば、それに
対応する領域にはIDコードを書き込むことができるた
め、演算装置は、液晶パネルに登録処理を行うか否かの
表示を行い、PDAの使用者の入力を待つ(ステップ5
4)。
【0058】使用者からの登録処理の指示を受け付けた
ときは、当該PDA50のIDコードを不揮発性メモリ
13内のバージンコードが記録されている記録領域に記
録する(ステップS55)。これにより、バージンコー
ドが消去され、登録できる領域が1つ減ることとなる。
【0059】その後、メモリカートリッジ10からゲー
ムプログラムを読み込み、ゲームを開始する(ステップ
S56)。
【0060】使用者からの登録処理を行わない旨の指示
を受け付けたときは、登録処理は行わず、ゲームプログ
ラムを読み込むことなく処理を終了する。
【0061】以上説明した実施の形態では、自己のID
コードが検出されない場合は、演算装置52の制御によ
りプログラムの読み込みを行わなかったが、メモリカー
トリッジ10側の制御により、メモリカートリッジ10
内の読出専用メモリ12へのアクセスを許可しないよう
に構成してもよい。この場合はメモリカートリッジ13
内にメモリアクセスを制御する装置を設ける必要があ
る。
【0062】メモリカートリッジ10の不揮発性メモリ
13は、EEPROMを使用したが、フラッシュメモリ
等の書き込みが可能なメモリを使用できる。
【0063】上記実施例では、メモリカートリッジ10
の不揮発性メモリ13にはIDコードだけを登録してい
たが、登録処理時に個人情報を入力させる等して、ID
コードに加え、その情報を一緒に記録するようにしても
よい。この場合、PDA50がメモリカートリッジ10
からプログラムを読み出す際に、液晶パネル63に個人
情報を表示させることにより、メモリカートリッジ10
の所有者を明らかにすることができる。
【0064】メモリカートリッジ10内の不揮発性メモ
リ13は独立して設けて、バス11に接続するようにし
てもよいが、接続装置19や読出専用メモリ12等の、
少なくともいずれかと同じパッケージに封入してマルチ
チップとしてもよい。また、不揮発性メモリ13や読出
専用メモリ12を、チップ状態のままダイレクトボンデ
ィングによって基板上に搭載したり、チップサイズパッ
ケージを使用して搭載するようにしてもよい。これらに
より、ハード的な複製が困難になるという効果が得られ
る。また、メモリカートリッジ10の記録内容をコピー
すると、プログラムだけではなく不揮発性メモリ13内
に記録されたIDコードも一緒にコピーされるから、こ
の場合でも特定のPDA50でのみの実行が可能とな
る。
【0065】以上は携帯用ゲーム機およびゲームプログ
ラムを記録したメモリカートリッジの実施例で説明した
が、本発明はこれらに限定されるものではなく、エンタ
テイメント装置等を含む情報処理装置、および、それに
用いられる記憶媒体にも適用できるものである。なお、
エンタテイメント装置は、ゲーム機より広い概念の家庭
用情報機器である。
【0066】
【発明の効果】以上に述べた実施の形態によれば、携帯
型記憶媒体に情報処理装置の固有データを登録すること
により、携帯型記憶媒体と情報処理装置とが関係付けら
れ、1本の携帯型記憶媒体は特定の情報処理装置でのみ
実行することができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のゲーム機本体(PDA本体)と記録媒
体(メモリカートリッジ)の概略の外観図
【図2】本発明のゲーム機本体と記録媒体の内部の回路
ブロック図
【図3】本発明のゲーム機本体と記録媒体の動作の一例
を説明するためのフローチャート
【図4】そのフローチヤートの一部を変更した例
【図5】動作の他の例を説明するためのフローチャート
【符号の説明】
10……記録媒体(メモリカートリッジ) 12……読出専用メモリ 13……不揮発性メモリ 50……ゲーム機本体(PDA本体) 52……演算装置
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成12年11月14日(2000.11.
14)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0016
【補正方法】変更
【補正内容】
【0016】メモリカートリッジ10は、PDA50本
体の上部に設けられた装着口65に、矢印の方向に装着
して使用される。メモリカートリッジ10がPDA50
に装着されると、メモリカートリッジ10に記録された
ゲームプログラムがPDA50に読み出される。PDA
50は、読み込んだプログラムにしたがってゲームを実
行する。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0065
【補正方法】変更
【補正内容】
【0065】以上は携帯用ゲーム機およびゲームプログ
ラムを記録したメモリカートリッジの実施例で説明した
が、本発明はこれらに限定されるものではなく、エンタ
テイメント装置等を含む情報処理装置、および、それ
に用いられる記憶媒体にも適用できるものである。な
お、エンタテイメント装置は、ゲーム機より広い概念
の家庭用情報機器である。
【手続補正4】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図1
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 久夛良木 健 東京都港区赤坂7丁目1番1号 株式会社 ソニー・コンピュータエンタテインメント 内 (72)発明者 三浦 和夫 東京都港区赤坂7丁目1番1号 株式会社 ソニー・コンピュータエンタテインメント 内 Fターム(参考) 2C001 AA00 AA17 BB00 BB03 BD00 BD04 CB00 CB01 CB02 CB05 CC03 CC08 5B035 AA13 BB09 CA29 CA38 5B076 FB09

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】プログラムを記録できるメモリ領域を有
    し、情報処理装置に装着されると、前記メモリ領域に記
    録されたプログラムが前記情報処理装置によって読み出
    される手段を有する記録媒体であって、 前記情報処理装置の固有データを書き込める不揮発性メ
    モリが設けられたことを特徴とする記録媒体。
  2. 【請求項2】前記不揮発性メモリは、前記固有データの
    書き込み回数が制限されていることを特徴とする請求項
    1記載の記録媒体。
  3. 【請求項3】前記不揮発性メモリは、前記固有データを
    複数個記録できること特徴とする請求項1記載の記録媒
    体。
  4. 【請求項4】前記プログラムが1回も読み出されていな
    い状態では、前記不揮発性メモリには、新品であること
    を示すバージンコードが記録されていることを特徴とす
    る請求項1、請求項2および請求項3のいずれか1項記
    載の記録媒体。
  5. 【請求項5】書き込み可能な不揮発性メモリと、プログ
    ラムが記録されたメモリ領域とを有する記録媒体が装着
    されると、前記プログラムを読み込み、実行できる手段
    を有する情報処理装置であって、 前記プログラムを読み込む前に、前記不揮発性メモリに
    記録された情報を読み込み、その情報により、前記プロ
    グラムを読み込むか否かを決定する手段を有することを
    特徴とする情報処理装置。
  6. 【請求項6】装置内に固有データが記録されており、 装着された記録媒体の不揮発性メモリから読み込んだ情
    報中に、読み込みを行った情報処理装置の前記固有デー
    タが含まれていた場合に、前記プログラムの読み込みを
    実行する手段を有することを特徴とする請求項5記載の
    情報処理装置。
  7. 【請求項7】装着された記録媒体から読み込んだ情報
    が、当該記録媒体の不揮発性メモリが書き込み可能であ
    ることを示している場合であって、前記情報処理装置の
    固有データが前記不揮発性メモリに書き込まれていない
    場合に、前記不揮発性メモリに前記情報処理装置の固有
    データを記録する手段を有することを特徴とする請求項
    6記載の情報処理装置。
  8. 【請求項8】前記不揮発性メモリに、前記情報処理装置
    の固有データに加え、他の情報も記録する手段を有する
    ことを特徴とする請求項7記載の情報処理装置。
  9. 【請求項9】プログラムはゲームを実行するためのもの
    であり、情報処理装置は、前記ゲームの実行が可能なエ
    ンタテイメント装置である、請求項5〜請求項8のいず
    れか1項記載の情報処理装置。
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