JP3321099B2 - 情報処理システム及び周辺装置 - Google Patents

情報処理システム及び周辺装置

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JP3321099B2
JP3321099B2 JP22383498A JP22383498A JP3321099B2 JP 3321099 B2 JP3321099 B2 JP 3321099B2 JP 22383498 A JP22383498 A JP 22383498A JP 22383498 A JP22383498 A JP 22383498A JP 3321099 B2 JP3321099 B2 JP 3321099B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パーソナルコンピ
ュータと周辺装置とを接続してプログラムを実行する情
報処理システムに関し、特に、周辺装置及びプログラム
を記録した記憶媒体が真正なものであるか否かを判断す
るセキュリティシステムを有する情報処理システムに関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、ディスプレイ装置としてテレビジ
ョン受像機を使用したビデオゲーム装置では、ゲームプ
ログラムを記録したカートリッジ等とビデオゲーム装置
本体とに同じセキュリティデータを格納し、そのセキュ
リティデータが一致した場合だけビデオゲーム装置本体
が動作するようにして、真正でないゲームプログラムを
記録したカートリッジ等が使用されることを防止してい
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、パーソ
ナルコンピュータと周辺装置とを接続し、パーソナルコ
ンピュータにCD−ROM等の記録媒体に記録されたプ
ログラムを読み込ませてゲーム等を実行する情報処理シ
ステムにおいては、セキュリティデータの書き換え等が
容易なため、真正でないCD−ROM等でゲーム等が実
行されるのを必ずしも有効に防止することはできなかっ
た。
【0004】また、プログラムを記録したCD−ROM
等の記録媒体に対する従来のセキュリティシステムは、
記録媒体をパーソナルコンピュータにセットしてプログ
ラムを実行する初期段階でセキュリティチェックを行う
ものである。このため、セキュリティデータの書き換え
等で初期段階のセキュリティチェックを回避してしまえ
ば、その後は自由にゲーム等を実行されてしまってい
た。
【0005】そこで、本発明は、パーソナルコンピュー
タと周辺装置とを接続し、パーソナルコンピュータにC
D−ROM等の記録媒体に記録されたプログラムを読み
込ませてゲーム等を実行する情報処理システムにおい
て、真正でないCD−ROM等でゲーム等が実行される
のを有効に防止するセキュリティシステムを有する情報
処理システム、及びその情報処理システムに使用される
周辺装置、記録媒体を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的は、パーソナ
ルコンピュータと周辺装置とを接続し、パーソナルコン
ピュータにCD−ROM等の記録媒体に記録されたプロ
グラムを読み込ませてゲーム等を実行する情報処理シス
テムにおいて、周辺装置の基本動作上必要なカスタムI
C(例えば、ROMを内蔵したマイクロコンピュータ)
にセキュリティコードを格納し、記録媒体に記録されて
いる同一のセキュリティコードがパーソナルコンピュー
タから送信されてこなければ、周辺装置の動作が停止す
る情報処理システムを提供することにより達成される。
【0007】本発明によれば、記録媒体に記録されてい
るセキュリティコードが、周辺装置に予め格納されてい
るセキュリティコードと一致しないと、プログラムを記
録した記録媒体が周辺装置を動作させることができな
い。このため、記録媒体側からはこのセキュリティ機能
を回避して周辺装置を動作させることは不可能となり、
更に、セキュリティコードが周辺装置の基本動作上必要
なカスタムICに内蔵されているため、このセキュリテ
ィ機能を削除するために周辺装置を改造することも事実
上不可能となる。
【0008】また、上記の目的は、プログラムを実行す
る情報処理装置と、前記情報処理装置に接続自在であり
前記プログラムと第1及び第4のセキュリティコードと
を記録した記録媒体と、前記情報処理装置に着脱自在で
あり第2及び第3のセキュリティコードを格納する周辺
装置とからなる情報処理システムのセキュリティチェッ
ク方法であって、前記情報処理装置が、前記記録媒体か
ら前記第1のセキュリティコードを読み出して前記周辺
装置に送信する第1の工程と、前記周辺装置が、前記情
報処理装置から送信される前記第1のセキュリティコー
ドと前記第2のセキュリティコードとを比較してその一
致、不一致を判定し、前記判定が一致する場合に前記第
3のセキュリティコードを前記情報処理装置に送信し、
前記判定が不一致の場合に信号処理を停止する第2の工
程と、前記情報処理装置が、前記周辺装置から送信され
る前記第3のセキュリティコードと前記第4のセキュリ
ティコードとを比較してその一致、不一致を判定し、前
記判定が不一致の場合に前記プログラムの実行を停止す
る第3の工程とを含むことを特徴とするセキュリティチ
ェック方法を提供することにより達成される。
【0009】本発明によれば、周辺装置は、情報処理装
置から送信される第1のセキュリティコードと周辺装置
に予め設定されている第2のセキュリティコードとを比
較し、その一致を判定することにより記録媒体が真正な
ものであることを確認することができる。
【0010】また、情報処理装置は、周辺装置から送信
される第3のセキュリティコードと記録媒体に記録され
ている第4のセキュリティコードとを比較し、その一致
を判定することにより周辺装置が真正なものであること
を確認することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態の情報処理シ
ステムは、パーソナルコンピュータに周辺装置を接続
し、パーソナルコンピュータのCD−ROMドライブ装
置にプログラムを記録したCD−ROMをセットし、更
に、周辺装置のタブレット上に例えばゲーム用の絵本を
載せてプログラムが実行される。
【0012】この場合、本実施の形態の周辺装置は、情
報処理システムにおけるペン入力装置として機能し、付
属のペンを例えばゲーム用の絵本の上で移動させること
により、パーソナルコンピュータのディスプレイ画面上
に絵や文字を書いたり、プログラム上の命令を実行させ
たりすることができる。
【0013】まず、本発明の実施の形態の情報処理シス
テムにおける周辺装置から図面に従って説明する。図1
は、本実施の形態の周辺装置の概略図である。図1
(1)に示すように、本実施の形態の周辺装置10は、
絵本を載せるタブレット部4、絵本の種類及びページを
検出するページセンサ2、タブレット部4の上で動かす
ことによりパーソナルコンピュータのディスプレイ画面
上のカーソルを移動させるペン1、ペン1を置くための
ペンホルダ5、パーソナルコンピュータのシリアル通信
ポートに接続するD−SUBケーブル3等を有する。
【0014】図1(2)は、本発明の実施の形態の情報
処理システムで使用される絵本20の概略図である。絵
本20は、ABS樹脂等で成形した絵本ガイド22と、
ゲームプログラムに沿った絵が描かれた絵本ページ21
等を有する。図1(2)は、絵本20が閉じられた状態
であり、この状態で絵本20を周辺装置10のタブレッ
ト部4の右側に置く。絵本20の表紙には絵本20の種
類を表すバーコードが印刷されており、ページセンサ2
が絵本20の種類を検出する。また、絵本20の各ペー
ジにはページ番号を表すバーコードが印刷されているの
で、ページセンサ2は絵本20のページを検出すること
もできる。
【0015】このように、本発明の実施の形態の情報処
理システムは、周辺装置10のD−SUBケーブル3を
パーソナルコンピュータのシリアル通信ポートに接続
し、パーソナルコンピュータのCD−ROMドライブ装
置にプログラムを記録したCD−ROMをセットし、更
に、絵本20を周辺装置10のタブレット部4の上に載
せてプログラムが実行される。そして、パーソナルコン
ピュータのディスプレイ装置の画面を見ながら、絵本ペ
ージ21に描かれた動物等をペン1で指定すると、その
動物がディスプレイ装置の画面上で踊ったり歌ったりし
てゲーム等を楽しむことができる。
【0016】図2は、本発明の実施の形態の情報処理シ
ステムのブロック図である。本発明の実施の形態の情報
処理システムは、パーソナルコンピュータ51、プログ
ラムを格納したCD−ROM53をセットするCD−R
OMドライブ装置52、ゲーム等の画面を表示するディ
スプレイ装置50、パーソナルコンピュータ51に接続
されてペン入力等を行う周辺装置10、パーソナルコン
ピュータ51と周辺装置10とを接続するD−SUBケ
ーブル3等で構成される。
【0017】周辺装置10は、マイクロコンピュータ3
5等を搭載したメイン基板30、ペン1、ページセンサ
2、タブレット部4等を有する。このタブレット部4上
に前述した絵本20を載せ、ペン1を操作することによ
りゲーム等が実行される。
【0018】メイン基板30は、CPU33、マスクR
OM及び一時記憶メモリであるRAM32等を内蔵した
マイクロコンピュータ35、ペン1に対する入出力イン
ターフェイス40、ページセンサ2に対する入出力イン
ターフェイス39、タブレット部4に対する入出力イン
ターフェイス38、パーソナルコンピュータ51のRS
−232Cポートに接続される入出力インターフェイス
37、電源制御部31、内部バス36等を有する。
【0019】電源制御部31には、図示のようにパーソ
ナルコンピュータ51から電源を供給してもよく、周辺
装置10に専用の外部電源を供給してもよい。電源制御
部31は、周辺装置10の各部に必要な電源を供給する
と共に、内部バス36を介して電源投入信号をCPU3
3に出力する。
【0020】タブレット部4には、微弱電波放出用のX
電極41とY電極42がマトリクス状に設けられてい
る。X電極41とY電極42は、インターフェイス38
を介して順に走査され微弱電波を放出する。一方、ペン
1は微弱電波を受信するアンテナとして動作し、受信信
号をインターフェイス40に出力する。従って、X電極
41とY電極42を走査するタイミングと、ペン1で電
波を受信するタイミングから、ペン1がタブレット部4
のどこに位置しているかを検出することができる。ま
た、ペン1の先端はスイッチとなっており、ペン1の先
端をタブレット部4に載せた絵本20に押しつけること
により、各種の命令を決定することができる。
【0021】次に、本発明の実施の形態の情報処理シス
テムで実行されるセキュリティチェックについて説明す
る。パーソナルコンピュータ51の電源が投入される
と、所定の電圧が周辺装置10の電源制御部31に供給
され、周辺装置10はパーソナルコンピュータ51から
送信されるセキュリティコードの受信待ちとなる。
【0022】パーソナルコンピュータ51は、電源投入
と共にオペレーティングシステムが起動し、CD−RO
Mドライブ装置52にプログラムを格納したCD−RO
M53がセットされるとセキュリティチェックが開始さ
れる。
【0023】CD−ROM53には、所定の文字からな
るセキュリティコードが格納されており、パーソナルコ
ンピュータ51は、そのセキュリティコードをRS−2
32Cポートから周辺装置10に送信する。
【0024】周辺装置10のインターフェイス37がセ
キュリティコードを受信すると、そのセキュリティコー
ドは、内部バス36を介してRAM32に一時格納され
る。そして、マイクロコンピュータ35のCPU33
が、マスクROM34に予め格納されているセキュリテ
ィコードと、RAM32に一時格納したセキュリティコ
ードが同一か否かをチェックする。
【0025】この場合セキュリティコードが同一であれ
ば、周辺装置10はCD−ROM53が真正なものであ
ることを確認し、CPU33はセキュリティコードをイ
ンターフェイス37を介してパーソナルコンピュータ5
1に送信する。また、パーソナルコンピュータ51は、
周辺装置10から送信されたセキュリティコードがCD
−ROM53に記録されているセキュリティコードと同
一であれば、周辺装置10が真正なものであることを確
認する。
【0026】一方、マスクROM34に予め格納されて
いるセキュリティコードと、RAM32に一時格納した
セキュリティコードが同一でない場合は、CPU33
は、以後の処理を行わず周辺装置10の動作を停止す
る。また、パーソナルコンピュータ51は、周辺装置1
0から送信されたセキュリティコードがCD−ROM5
3に記録されているセキュリティコードと同一でなけれ
ば、プログラムの実行を停止する。これにより、真正で
ないCD−ROM53又は周辺装置10でプログラムが
実行されるのを有効に防止することができる。
【0027】なお、本発明の実施の形態の情報処理シス
テムでは、セキュリティチェックの信頼性を更に向上さ
せるために、プログラムの起動時に限らず、プログラム
の進行中の所定時間毎にセキュリティチェックを行い、
プログラム実行の途中で真正でないCD−ROMに変更
されてプログラムが継続されることを防止している。
【0028】図3は、本発明の実施の形態の情報処理シ
ステムにおける、起動時のセキュリティ解除処理のフロ
ーチャートである。フローチャートに従って起動時のセ
キュリティチェックについて説明する。
【0029】パーソナルコンピュータの電源と周辺装置
の電源が投入されると(S11、S21)、起動時のセ
キュリティチェックが開始される。なお、周辺装置の電
源投入はパーソナルコンピュータと連動させてもよく、
また、周辺装置に専用の外部電源を供給してもよい。
【0030】パーソナルコンピュータは、電源が投入さ
れるとオペレーティングシステムが起動し(S12)、
アプリケーションソフトウェアが実行できる状態に移行
する。この状態で、本実施の形態のプログラムを記録し
たCD−ROMを、パーソナルコンピュータのCD−R
OMドライブ装置にセットすると、プログラムが起動さ
れる(S13)。一方、周辺装置は、電源が投入される
とパーソナルコンピュータから送信されるセキュリティ
コードの受信待ちとなる(S22)。
【0031】次に、パーソナルコンピュータは、CD−
ROMに格納されている第1のセキュリティコードを読
み出し、周辺装置に送信する(S14)。第1のセキュ
リティコードは、特定の文字又は記号、例えば、
「S」、「E」、「G」、「A」の各文字の1バイトの
ASCIIコード又はJISコードを「SEGA」の順
に4バイト連続させ、更に前後に所定の空白期間を設け
たものである。
【0032】第1のセキュリティコードは、パーソナル
コンピュータに設けられているシリアル通信ポート、例
えばRS−232Cポートから送信され、周辺装置のR
S−232Cインターフェース部において受信される
(S23)。周辺装置で受信された第1のセキュリティ
コードは、内部バスを介してメイン基板に設けられたR
AM等のメモリに一時格納される。
【0033】次に、周辺装置は、受信した第1のセキュ
リティコードがマイクロコンピュータ内蔵のマスクRO
Mに格納されている第2のセキュリティコードと同一か
否かを判断する(S24)。即ち、マイクロコンピュー
タのCPUは、RAMに一時格納した第1のセキュリテ
ィコードが、マスクROMに格納されている「S」、
「E」、「G」、「A」等の第2のセキュリティコード
と一致するか否かを判断する。
【0034】このとき、送信されてきた第1のセキュリ
ティコードが、マスクROMに格納されている第2のセ
キュリティコードと同一でない(No)場合は、周辺装
置は動作停止となり(S26)、その後の処理を一切行
わない。一方、送信されてきた第1のセキュリティコー
ドが、マスクROMに格納されている第2のセキュリテ
ィコードと同一(Yes)の場合は、周辺装置は、第1
のセキュリティコードを記録したCD−ROMが真正な
ものであることを確認し、マスクROMに格納されてい
る第3のセキュリティコードをパーソナルコンピュータ
に送信する(S25)。
【0035】パーソナルコンピュータは、ステップS1
4で第1のセキュリティコードを送信後、周辺装置から
送信される第3のセキュリティコードの受信待ちとなっ
ている(S15)。この状態において、周辺装置から送
信された第3のセキュリティコードを受信すると(S1
6)、受信した第3のセキュリティコードがCD−RO
Mに格納されている第4のセキュリティコードと同一か
否かを判断する(S17)。
【0036】このとき、送信されてきた第3のセキュリ
ティコードが、CD−ROMに格納されている第4のセ
キュリティコードと同一でない(No)場合は、プログ
ラムの実行を停止する(S19)。一方、送信されてき
た第3のセキュリティコードが、CD−ROMに格納さ
れている第4のセキュリティコードと同一(Yes)の
場合は、パーソナルコンピュータは、周辺装置が真正な
ものであることを確認し、プログラムの実行を継続する
(S18)。
【0037】これにより起動時のセキュリティ解除処理
が終了する。なお、周辺装置に格納される第3のセキュ
リティコードは、第2のセキュリティコードは同一とし
てもよく、記録媒体に記録される第4のセキュリティコ
ードは、第1のセキュリティコードは同一としてもよ
い。
【0038】このように、本実施の形態の情報処理シス
テムでは、周辺装置とパーソナルコンピュータの両方で
セキュリティチェックを行い、セキュリティコードが同
一でない場合は周辺装置の動作を停止させ、プログラム
の実行を停止させるので、セキュリティの信頼性を向上
させることができる。
【0039】以上で説明した起動時のセキュリティ解除
処理後は、プログラムに従って、パーソナルコンピュー
タから周辺装置に対するデータの要求と、周辺装置から
パーソナルコンピュータへのデータの返信が繰り返され
る。本実施の形態の情報処理システムでは、セキュリテ
ィの信頼性を向上させるために、プログラム実行中の所
定時間、例えば数秒から数十秒毎にセキュリティコード
の確認処理が割り込まれる。これにより、プログラム実
行の途中で他のプログラムを記録した真正でないCD−
ROMに変更されて、他のプログラムが実行されるのを
防止することができる。
【0040】図4は、本発明の実施の形態の情報処理シ
ステムにおいて、プログラム実行中のセキュリティコー
ド確認処理のフローチャートである。起動時のセキュリ
ティ解除処理後、パーソナルコンピュータは、まず機種
コード、バージョンコード、仕向け地コードの要求コー
ドを周辺装置に送信する(S31)。機種コードは、周
辺装置の機種を特定するコードで、パーソナルコンピュ
ータは、機種コードにより接続される周辺装置を判別
し、それに適したプログラムを実行させる。
【0041】バージョンコードは、改良等により周辺装
置の機能を変更させた場合に付加されるコードである。
仕向け地コードは、国内向け又は海外向け等を特定する
コードで、ゲーム等で使用される言語の選択や、電源電
圧が異なることによる基準電圧の変更等に使用される。
【0042】周辺装置は、パーソナルコンピュータから
要求コードを受信すると(S41)、自機に割り振られ
ている機種コード、バージョンコード、仕向け地コード
をパーソナルコンピュータに返信する(S42)。パー
ソナルコンピュータは、周辺装置からそれらのコードを
受信すると(S32)、各コードに対応したプログラム
を実行する。
【0043】また、パーソナルコンピュータは、周辺装
置にページセンサデータ、ペン座標データの要求コード
を送信する(S33)。ページセンサデータは、ゲーム
等で使用される絵本の種類及びページを示すデータであ
り、周辺装置に設けられたページセンサにより検出され
る。また、ペン座標データは、ペンがタブレット上のど
こに位置するかを示す座標データである。
【0044】周辺装置は、ページセンサデータ等の要求
コードを受信すると(S43)、その要求に対応したデ
ータを返信し(S44)、パーソナルコンピュータはそ
れらのデータを受信する(S34)。
【0045】このように、パーソナルコンピュータと周
辺装置の間では、プログラムを実行するためのデータの
通信が行われるが、本実施の形態の情報処理システムで
は、プログラムの実行中の所定の時間毎に、セキュリテ
ィコードの確認処理が割り込まれる(S35)。
【0046】プログラムの実行中のセキュリティコード
の確認処理は、図3に示した起動時のセキュリティ解除
処理におけるステップS14〜S19、S23〜S26
の処理と同様である。
【0047】このように、本発明の実施の形態の情報処
理システムでは、電源投入時のセキュリティ解除後も一
定時間毎にセキュリティコードの確認処理を行う。従っ
て、プログラムの途中で他のプログラムを格納した真正
でないCD−ROMに切り替えられると、周辺装置は動
作を停止するので、情報処理システムのセキュリティを
更に向上させることができる。
【0048】なお、本発明の実施の形態の情報処理シス
テムでは、セキュリティチェックのための通信方式とし
て、起動時には通信速度、データ長、パリティ種別等を
固定した通信方式を用いる。ただし、プログラム進行中
において実行されるセキュリティチェックは、その時点
で採用されている通信速度等で行うことができる。
【0049】以上、具体的な実施の形態について説明し
たが、かかる実施の形態例が本発明の技術的範囲を限定
するものではない。
【0050】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明によれば、パ
ーソナルコンピュータと周辺装置とを接続し、パーソナ
ルコンピュータにCD−ROM等の記録媒体に記録され
たプログラムを読み込ませてプログラムを実行する情報
処理システムにおいて、真正でないCD−ROM等でプ
ログラムが実行されるのを有効に防止し、セキュリティ
を向上させた情報処理システム、及びその情報処理シス
テムに使用される周辺装置、記録媒体を提供することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の周辺装置の概略図であ
る。
【図2】本発明の実施の形態の情報処理システムのブロ
ック図である。
【図3】本発明の実施の形態の情報処理システムにおけ
る起動時のセキュリティ解除処理フローチャートであ
る。
【図4】本発明の実施の形態の情報処理システムにおけ
る動作中のセキュリティコード確認処理フローチャート
である。
【符号の説明】
1 ペン 2 ページセンサ 3 D−SUBケーブル 4 タブレット部 5 ペンホルダ 10 周辺装置 20 絵本 21 絵本ページ 22 絵本ガイド 31 電源制御部 32 RAM 33 CPU 34 ROM 35 マイクロコンピュータ 37、38、39、40 インターフェイス 50 ディスプレイ装置 51 パーソナルコンピュータ 52 CD−ROMドライブ装置 53 CD−ROM

Claims (20)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1のセキュリティコードが格納された記
    録媒体と、着脱自在にセットされた前記記録媒体から読
    み込んだプログラムを実行するように構成された情報処
    理装置と、周辺装置における入力操作に応じてプログラ
    ムを実行するためのデータを情報処理装置に送信するよ
    うに構成された周辺装置とを含む情報処理システムに使
    用される周辺装置であって 前記周辺装置には予め設定された第2のセキュリティコ
    ードが格納されており、 前記記録媒体から前記情報処理装置に読み込まれ、前記
    情報処理装置から当該周辺装置に供給された前記第1の
    セキュリティコードを前記第2のセキュリティコード
    と比較してその一致、不一致を判定することにより、前
    記読み込まれたプログラムが周辺装置に対応した真正な
    ものであるかどうかを判定するように構成されてなる周
    辺装置。
  2. 【請求項2】読み込まれたアプリケーションプログラム
    を実行するように構成された情報処理装置に接続して使
    用され、周辺装置における入力操作に応じてプログラム
    を実行するためのデータを情報処理装置に送信するよう
    に構成された周辺装置であって 前記周辺装置には予め設定された第2のセキュリティコ
    ードが格納されており 前記周辺装置は前記情報処理装置が読み込んだ第1のセ
    キュリティコードを前記情報処理装置から受信し、受信
    した第1のセキュリティコードを前記第2のセキュリテ
    ィコードと比較してその一致、不一致を判定することに
    より、前記アプリケーションプログラムが前記周辺装置
    に対応した真正なものであるかどうかを判定するように
    構成されてなる周辺装置。
  3. 【請求項3】前記第1のセキュリティコードが前記第2
    のセキュリティコードに一致しない場合に前記情報処理
    装置に対する信号処理を停止するように構成されてなる
    請求項1または2に記載の周辺装置。
  4. 【請求項4】前記第1のセキュリティコードが前記第2
    のセキュリティコードに一致した場合に前記情報処理装
    置に対する信号処理を継続するように構成されてなる請
    求項1または2に記載の周辺装置。
  5. 【請求項5】らに予め設定された第3のセキュリティ
    コードが保持されており、 前記第1のセキュリティコードが前記第2のセキュリテ
    ィコードに一致したとき、前記情報処理装置において前
    記第3のセキュリティコードと、前記記録媒体にさらに
    格納されており、当該情報処理装置が読み込んだ第4の
    セキュリティコードとを比較するよう前記第3のセキュ
    リティコードを前記情報処理装置に送出するように構成
    されてなる請求項1または4に記載の周辺装置。
  6. 【請求項6】請求項1乃至5のいずれかの周辺装置にお
    いて、 更に、電波放出用のマトリクス電極を有するタブレット
    部と、 前記マトリクス電極から放出される電波を受信するアン
    テナとスイッチとを有するペン状体と、 前記タブレット部に載置する絵本の種類及びページを検
    出するページセンサとを有し、 前記ペン状体を前記タブレット部に載置した前記絵本の
    所定箇所に位置させ、前記プログラムにおける命令を決
    定することを特徴とする周辺装置。
  7. 【請求項7】着脱自在にセットされた記録媒体と、当該
    記録媒体から読み込んだプログラムを実行するように構
    成された情報処理装置と、前記情報処理装置に接続さ
    れ、周辺装置での入力操作に応じてプログラムを実行す
    るためのデータを情報処理装置に送信する周辺装置とか
    らなる情報処理システムであって、 前記記録媒体には第1のセキュリティコードが、前記周
    辺装置には第2のセキュリティコードがそれぞれ予め格
    納されており、前記情報処理装置は、 前記記録媒体から読み込んだ前記
    第1のセキュリティコードを前記周辺装置に送信し、 前記周辺装置は、前記記録媒体から読み込まれた第1の
    セキュリティコードと、前記周辺装置に予め格納されて
    いる第2のセキュリティコードとを比較して、前記記録
    媒体から読み込まれたプログラム前記周辺装置に対応
    した真正なものであるかどうかを、その一致、不一致に
    より判定し、前記判定が不一致の場合に前記情報処理装
    置に対する信号処理を停止するように構成されてなるこ
    とを特徴とする情報処理システム。
  8. 【請求項8】請求項7に記載の情報処理システムであっ
    て、 前記周辺装置には更に第3のセキュリティコードが格納
    され、前記記録媒体には更に第4のセキュリティコード
    が記録されており、 前記周辺装置は、前記判定が一致する場合に前記第3の
    セキュリティコードを前記情報処理装置に送信し、 前記情報処理装置は、前記周辺装置から送信された前記
    第3のセキュリティコードと、前記第4のセキュリティ
    コードとを比較して、前記記録媒体から読み込まれたプ
    ログラムと前記周辺装置が互いに真正なものであるかど
    うかを、その一致、不一致により判定し、前記判定が不
    一致の場合に前記プログラムの実行を停止することを特
    徴とする情報処理システム。
  9. 【請求項9】請求項8に記載の情報処理システムにおい
    て、 前記第3のセキュリティコードは、前記第2のセキュリ
    ティコードと同一であり、前記第4のセキュリティコー
    ドは、前記第1のセキュリティコードと同一であること
    を特徴とする情報処理システム。
  10. 【請求項10】情報処理装置にプログラムが記録された
    記録媒体を着脱自在にセットし、当該記録媒体から情報
    処理装置に読み込まれたプログラムを周辺装置での入力
    操作に従って実行することを含む情報処理方法であっ
    て、 前記記録媒体にはアプリケーションプログラムとともに
    第1のセキュリティコードが格納されており、情報処理
    装置は、記録媒体がセットされたとき、前記第1のセキ
    ュリティコードを前記記録媒体から読み込んで前記周辺
    装置に供給し、 前記周辺装置には第2のセキュリティコードが予め格納
    されており、記録媒体から読み込まれた前記第1のセキ
    ュリティコードを前記周辺装置に予め格納されている第
    2のセキュリティコードと比較してその一致、不一致を
    判定することにより、前記読み込まれたプログラム
    記周辺装置に対応した真正なものであるかどうかを判定
    することを含む情報処理方法。
  11. 【請求項11】前記第1のセキュリティコードが前記第
    2のセキュリティコードに一致しない場合に前記情報処
    理装置に対する信号処理が停止することを含む請求項1
    0に記載の情報処理方法。
  12. 【請求項12】前記第1のセキュリティコードが前記第
    2のセキュリティコードに一致したとき前記周辺装置が
    前記情報処理装置に対する信号処理を継続することを含
    む請求項10に記載の情報処理方法。
  13. 【請求項13】前記周辺装置にはさらに第3のセキュリ
    ティコードが、前記記録媒体にはさらに第4の記録媒体
    が、それぞれ予め格納されており、 前記周辺装置は、前記第1のセキュリティコードが前記
    第2のセキュリティコードに一致したとき前記周辺装置
    から第3のセキュリティコードを前記情報処理装置に送
    出し、 前記情報処理装置は、前記第3のセキュリティコードを
    記録媒体から読み込んだ第4のセキュリティコードと比
    較することを含む請求項10または12に記載の情報処
    理方法。
  14. 【請求項14】前記第3のセキュリティコードが前記第
    4のセキュリティコードに一致したとき前記情報処理装
    置において前記プログラムの実行を継続することを含む
    請求項13に記載の情報処理方法。
  15. 【請求項15】前記第3のセキュリティコードは、前記
    第2のセキュリティコードと同一であり、前記第4のセ
    キュリティコードは、前記第1のセキュリティコードと
    同一である請求項13または14に記載の情報処理方
    法。
  16. 【請求項16】前記セキュリティコードの比較判定は、
    前記プログラムの実行中の所定時間ごとに実行されるこ
    とを特徴とする請求項10乃至15のいずれかに記載の
    情報処理方法。
  17. 【請求項17】周辺装置と、当該周辺装置での入力操作
    に応じてプログラムを実行するように構成された情報処
    理装置と、当該情報処理装置に着脱自在にセットされて
    アプリケーションプログラムを供給する記録媒体とを含
    む情報処理システムに使用される記録媒体であって 前記記録媒体には第2のセキュリティコードが格納され
    ており、 前記第2のセキュリティコードは、前記記録媒体が情報
    処理装置にセットされたとき、情報処理装置によって読
    み込まれて前記周辺装置に供給され、前記周辺装置によ
    って、前記周辺装置に予め格納された第1のセキュリテ
    ィコードと比較され、一致、不一致が判定されることに
    よって、読み込まれたアプリケーションプログラム
    辺装置に対応した真正なものであるかどうかが判定され
    るように構成されてなることを特徴とする記録媒体。
  18. 【請求項18】前記周辺装置には第3のセキュリティコ
    ードが、前記記録媒体には第4のセキュリティコードが
    それぞれさらに格納されており、 前記第4のセキュリティコードは、情報処理装置におい
    て、前記第1のセキュリティコードと第2のセキュリテ
    ィコードとが一致したとき周辺装置から情報処理装置に
    供給される第3のセキュリティコードと比較されるよう
    に構成されてなることを特徴とする請求項17に記載の
    記録媒体。
  19. 【請求項19】前記第3のセキュリティコードは、前記
    第1のセキュリティコードと同一であり、前記第4のセ
    キュリティコードは、前記第2のセキュリティコードと
    同一である請求項18に記載の記録媒体。
  20. 【請求項20】前記第2のセキュリティコードおよび/
    または前記第4のセキュリティコードは、前記アプリケ
    ーションプログラム実行中の所定時間毎に前記情報処理
    装置によって読み込まれるように構成されていることを
    特徴とする請求項17乃至19のいずれかに記載の記録
    媒体。
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