JP2000207129A - 情報処理システム - Google Patents

情報処理システム

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JP2000207129A
JP2000207129A JP11003714A JP371499A JP2000207129A JP 2000207129 A JP2000207129 A JP 2000207129A JP 11003714 A JP11003714 A JP 11003714A JP 371499 A JP371499 A JP 371499A JP 2000207129 A JP2000207129 A JP 2000207129A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 所定の平面上で指定された位置の座標情報を
取得する座標情報取得装置であるタブレット上へぺ一ジ
を混同して入力された情報を、入力後に容易に分類する
手段を提供し、紙の特徴を生かした情報処理システムを
提供する。 【解決手段】 ユーザは、座標情報分割装置で分割され
た座標情報のページ分割の仕方を分割位置調整装置で所
望に修正することができる。すなわち、ユーザはスライ
ダ34を調整し、ぺ一ジ分割を正しく編集する。図10
(c)左図、図10(c)右図は、それぞれ誤ってぺ一
ジ分割を調整した1ぺ一ジ目、2ぺ一ジ目の表示装置へ
の表示の例であり、スライダ34が正しい位置に調整さ
れていない。そのため、実際には2ぺ一ジ目に入力され
て文字「ぺ」の一部である「へ」が1ぺ一ジ目に表示さ
れている(太線で表示)。図10(d)はスライダ34
を調整し、正しく分割された例である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、情報処理システ
ムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、コンピュータの高度化、ネットワ
ークの高速化に伴いさまざまな書類処理の電子化が進
み、その量は増加している。これら増大した電子情報
を、その表示、入力の観点から考えるに、電子書類の表
示は基本的にCRTやLCDなどのディスプレィへ行な
われる。しかし、未だにディスプレィの解像度は紙への
印刷物には及ばず、またディスプレィでは複数ページに
わたる書類全体を一覧することは不可能である。これら
の理由から、ぺ一パーレス化が求められている電子書類
さえもいったん紙に印刷されているのが現状である。
【0003】一方、電子書類の入力の点を考えると、紙
とペンを利用した記入インタフェースは長く人間が慣れ
親しんだものであり、コンピュータ化が進んだ今日でも
依然として大きな利点を持ち続けている。
【0004】上記のように、容易な一覧性、慣れ親しん
だ記入のしやすさなどの紙が持つ長所によって、書類処
理の電子化が進んだ今日においてもなお、紙を用いた業
務は減少せず、紙の使用量はむしろ増加し、紙と電子書
類とを結び付ける機器の重要性はますます増加してい
る。
【0005】ここで従来、紙とペンを用いた業務のコン
ピュータ化への試みとしてはコンピュータ表示装置と入
力装置を一体化した、いわゆるペンベースコンピュータ
と呼ばれるものがある。これは紙を使用せず、コンピュ
ータの表示部であるLCDの上に座標入力装置である透
明タブレットを重ね合わせたものであり、タブレットか
ら得られた座標に従い、入力点を画面に直接表示するも
のである。この方法は特に表示画面のコストが高価なも
のとなり、またLCDはガラス板などを用いるものが多
く、重く、また非常に壊れ易いものとなる。またディス
プレィの表示には電力を必要とするため、たとえば携帯
型の情報機器として電池によって駆動することを考える
と常時表示することは不可能である。そのため簡単な書
類を閲覧する場合にもいちいちシステムをたち上げる必
要があり、少なくとも数十秒程度の起動時間が無駄に必
要とされる。また前述したようにLCDの解像度、一覧
性は未だ印刷物に比べて著しく劣るものであり、ペンコ
ンピュータの表示解像度は印刷物に劣るものとなる。
【0006】また、別の試みとして、座標入力装置であ
るタブレットの上に通常の紙を設置し、紙に記入した座
標をそのまま取り込む装置も提案されている(特開平7
−200134号公報)。この装置では、表示は紙で行
い、座標取得、記憶はペンコンピュータ同様、タブレッ
トとコンピュータが行なうため、ペンコンピュータに比
べて、壊れやすい表示装置であるLCDを必要とせず、
紙の高い解像度を利用できるという長所を持つ。
【0007】また、特開平9−101864号公報にお
いても紙状に形成された書き換え可能な表示媒体をタブ
レットの上に設置し、表示、座標取得を行なう同様の装
置が提案されており、これも紙が持つ高解像度という長
所を備えており、さらに書き換え可能であるという長所
も併せ持つ。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、紙がもつ容易
な一覧性という長所を活かすためには複数の紙を使い分
ける必要がある。ここで、特開平7−200134号、
特開平9−101864号公報のいずれにおいても複数
のぺ一ジを区別する手段が欠如しており、そのため、複
数のぺ一ジを入れ替えたり、ノート状に束ねた複数ペー
ジをめぐりながら記入した場合、異なったぺ一ジヘ記入
したにもかかわらず同じページに入力されてしまう。
【0009】こうしたぺ一ジの混同を避けるために例え
ば特開平9−101864号公報においてはページ送
り、ページ戻しのボタンをそれぞれタブレットに設置
し、ぺ一ジをめくったり、入れ替えた場合に操作者がペ
ージ送りを指示する構成をとっているが、実際の利用時
において操作者がぺージ送りの操作を忘れてしまうこと
があるため、異なったぺ一ジヘの入力が同一ぺ一ジヘの
入力として混同されることが多くあり、非実用的であ
る。
【0010】また、特開平7−200134号公報では
新しいぺ一ジの設置つまり古いページの除去をタブレッ
トに設置したマイクによって収音した紙を破り取る音で
検出する構成をとっているが、ページの設置などによっ
て生ずる音は小さく、また安定しないので、紙の発する
音を用いて安定にぺ一ジの設置、交換を検出することが
困難である。また、紙に設置したチェックマークをチェ
ックすることによって、新しいページを検出する構成も
言及されているが、前述のページ送りボタンの操作と同
様、操作者がチェックマークの記入を忘れることがある
ため、非実用的である。
【0011】このように複数の紙を使用した場合、複数
のぺ一ジに渡る情報を混同して同一のぺ一ジへの入力と
しやすいという問題のため、従来技術では事実上一枚毎
のページの利用しか出来ず、複数の紙を用いたときの高
い一覧性という長所を活かせないという不具合が存在し
た。
【0012】この発明の目的は、紙とタブレットを利用
したコンピュータ入力装置に関わる上記の問題点を解決
するために、所定の平面上で指定された位置の座標情報
を取得する座標情報取得装置であるタブレット上へぺ一
ジを混同して入力された情報を、入力後に容易に分類す
る手段を提供し、紙の特徴を生かした情報処理システム
を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、所定の平面上で指定された位置の座標情報を取得す
る座標情報取得装置と、この座標情報を取得した時刻を
計測する時刻計測装置と、前記座標情報および時刻を記
憶する座標情報記憶装置と、この記憶した座標情報およ
び時刻を送信する送信装置とを有する座標情報入力装置
と、前記送信装置から送信された情報を受信する受信装
置と、この受信した情報を記憶する受信情報記憶装置
と、この記憶された情報を再生する再生装置と、この再
生した情報を表示する表示装置と、前記受信情報記憶装
置に記憶されている前記座標情報を所定の規則に従って
ページ分割する座標情報分割装置と、このページ分割さ
れた座標情報のページ分割の仕方を所望に修正すること
を可能とする分割位置調整装置と、を有する座標情報編
集装置と、を備えている情報処理システムである。
【0014】したがって、ユーザは座標情報分割装置に
よって行われた誤ったぺ一ジ分割を持つ複数ページの座
標情報を正しいページ分割に容易に編集することが可能
となり、情報処理システムの利便性が著しく向上する。
【0015】請求項1に記載の情報処理システムは、座
標情報分割装置が時間情報に基づいた規則に従ってペー
ジ分割するものとしてもよいし(請求項2)、分割条件
設定装置が座標情報に基づいた規則に従ってページ分割
するものとしてもよい(請求項3)。
【0016】
【発明の実施の形態】図1は、この発明の一実施の形態
である情報処理システムの全体構成を示す斜視図であ
る。この情報処理システムは、大きく分けて二つの装置
によって構成される。すなわち、座標情報の入力と一時
記憶などを行う座標情報入力装置1と、情報の分割と記
憶などを行う座標情報編集装置2である。座標情報入力
装置1は携帯可能に構成され、情報を入力し、記録し、
必要に応じてそれをホストである座標情報編集装置2に
送信する。座標情報編集装置2は受信した信号をぺ一ジ
ごとに分割し、記憶する。分割は座標情報編集装置2に
よって自動的に行われるが、使用者が任意に編集するこ
とも可能である。
【0017】座標情報入力装置1についてさらに詳細に
説明する。座標情報入力装置1は、携帯可能に形成され
た座標情報記録装置3と、座標情報記録装置3に設置し
て利用される紙状の表示媒体4と、表示媒体4に記入で
きるペン状の記入装置5からなる。
【0018】図2に座標情報記録装置3の斜視図を、図
3に座標情報記録装置3の機能ブロック図を示す。座標
情報記録装置3は、主にタブレットに代表される、所定
の平面上で指定された位置の座標情報を取得する座標情
報取得装置11と、タイマー回路などによって構成され
座標が入力された時刻を計測する時刻計測装置12と、
メモリー回路などによって構成され取得した座標情報と
計測時刻とを記憶する座標情報記憶装置13と、記憶さ
れた座標情報および計測時刻などを必要に応じて送信す
る送信装置14とを備えていて、これらはデータバスに
よって電気的に接続されている。座標情報記録装置3は
携帯可能に構成され、ほかに駆動用電池、制御用マイク
ロコンピュータなどの周辺回路15を備えている。ま
た、複数の表示媒体4を用いて記入する際に、座標情報
取得装置11で取得する座標情報に明示的にぺ一ジの更
新を示すためのページ送りボタン16を備えている。そ
こで、座標情報記憶装置13は、座標情報、計測時間と
ともにぺ一ジ更新情報も記憶する。
【0019】表示媒体4は、座標情報取得装置11の上
に設置されて用いられる紙状のものであり、好適なもの
としては普通紙がある。記入装置5は、表示媒体に記入
することが可能なペン状の装置であり、表示媒体4と、
座標情報取得装置11とに応じてスタイラスペンなどが
用いられる。表示媒体4は、複数の表示媒体4を取り替
えながら、記入装置5で入力を行うこともできる。座標
情報取得装置11および記入装置5としては、好適なも
のとして相互誘導をその原理としたタブレットを用いる
ことができる。
【0020】以上のように構成された座標情報入力装置
1は再生装置や大きく重くなりがちなLCDやCRTな
どの表示装置を備えていないため、軽量で頑丈に製造す
ることができる。
【0021】図4に座標情報編集装置2の機能ブロック
図を示す。座標情報編集装置2は、送信装置14から送
信された情報を受信する受信装置21と、受信した情報
を記憶する受信情報記憶装置22と、記憶された座標情
報を再生する再生装置23と、再生された情報を電子的
に表示するLCDやCRTなどによって構成される表示
装置24と、座標情報をぺ一ジごとに区切る座標情報分
割装置25と、分割された情報を再び記憶する記憶装置
26からなっており、これらはデータバスによって接続
されている。記憶装置26は受信情報記憶装置22と同
一の記憶装置としてもよい。また、座標情報編集装置2
は、これらの装置を制御するマイクロコンピュータなど
の制御回路27を備えている。
【0022】座標情報分割装置25は、分割規則記憶装
置31と、ページ情報挿入装置32と、分割位置調整装
置33とからなる。分割規則記憶装置31は、受信情報
記憶装置22に記憶されている座標情報をページごとに
分割するための規則である分割規則を記憶している。ペ
ージ情報挿入装置32は、分割規則記憶装置31に記憶
された分割規則に従い、受信情報記憶装置22に記憶さ
れている座標情報にページ情報を挿入する。分割位置調
整装置33は、ページ情報挿入装置32によりページ分
割された座標情報のページ分割の仕方を所望に修正する
ことを可能とする。
【0023】以上のような情報処理システムにおいて行
われる処理は、主に次の3つの処理である。すなわち、
第1に座標情報入力装置1による情報の入力、記憶、第
2に座標情報入力装置1と座標情報編集装置2との間の
情報の送受信、第3に座標情報編集装置2による情報の
分割、再記憶である。
【0024】まず、座標情報入力装置1による情報の入
力、記憶についてさらに詳しく説明する。ユーザは通常
の紙にペンで記録するように座標情報取得装置11の上
に設置された表示媒体4に記入装置5で情報を記入す
る。このとき座標情報取得装置11上の記入装置5の軌
跡である座標情報と、その座標情報を取得した時刻とが
座標情報記憶装置13に記憶される。また、複数の紙を
めくりながら記入するように、複数の表示媒体4をめぐ
りながら、あるいは座標情報取得装置11に載せ代えな
がら記入することも可能であり、このときも座標情報と
時刻が座標情報記憶装置13に記憶される。このとき、
ぺ一ジ送りボタン16により、ユーザが明示的にぺ一ジ
更新情報を与えることもでき、座標情報、時刻とともに
ページ更新情報も座標情報記憶装置13に記憶される。
図5に、座標情報記憶装置13のデータ構造の例を示
す。図5に示すように、第1段目にはデータ番号、第2
段目には記入された場所の座標情報取得装置11上のX
座標、Y座標、第3段目には記入された時刻を記憶し、
第4段目にはページ更新情報を記憶する(図5の例で
は、ページ更新情報が記憶されていない)。
【0025】こうして記録された情報は送信装置14、
受信装置21を通じて座標情報編集装置2に送られる。
この情報の送受信はRS232C規格などの有線接続に
よる電気的な接続や、IrDAなどの光学的な無線接続
によって実現される。座標情報編集装置2による情報の
分割、再記憶は次のように行う。まず、座標情報編集装
置2では、受信した情報を受信情報記憶装置22に蓄え
る。受信情報記憶装置22に蓄えられた情報は再生装置
23により記憶された時刻にしたがって再生される。再
生された情報は、座標情報分割装置25によって分割規
則にしたがってぺ一ジごとに分割される。表示装置24
は分割された情報をぺ一ジごとに表示する。
【0026】座標情報分割装置25によって行われる分
割は必ずしも正しい分割が行われるとは限らない。そこ
で、使用者は表示装置24による表示に従い、ページの
分割結果を検証し、ペ一ジ分割調整装置33を用いて編
集することで正しい分割を行う。分割された情報はべ一
ジごとに記憶装置26に蓄えられる。
【0027】次に、座標情報分割装置25によるページ
分割の例を説明する。まず分割規則が時間情報に基づく
ものである場合について述べる。まず、座標情報入力装
置1によりあらかじめ定めた一定時間より長い間座標情
報の入力が行われない場合に、ユーザが表示媒体4のべ
一ジめくりを行っているために入力が行われないものと
判断し、ページ更新情報を挿入する。図6は、このよう
な場合を説明する図である。同図において、横軸は時間
であり、縦軸は前記座標情報の入力の有無を示す。入力
が行われた場合ビットを立てて表示している。この例で
は、t1からt2までは入力があり、t2からt3まで
は入力が行われず、t3からt4までは入力が行われて
いる。ここで、閾値をTthと定め、入力が中断した時刻
をtn-1、入力を再開した時刻をtnとすると、入力され
ていない時間TはT=tn−tn-1である。このとき、T
>Tthの場合、ぺ一ジ分割を行い、T<Tthの場合分割
を行わない。図6の例では、T23<Tthのため分割は
行われず、また、T45>Tthのためぺ一ジ分割が行わ
れる。図7に図6の場合にページ分割を行った例を示
す。すなわち、図7は、図5に示したあらかじめページ
番号が与えられていないデータ群を上記の規則に従って
分割し、データ番号1〜4のデータを1ぺ一ジ目、デー
タ番号5〜のデータを2ぺ一ジ目としている。
【0028】ここで、あらかじめ定めた閾値Tthは編
集、分割作業中に調整することもできる。このとき、座
標情報分割装置25には閾値設定用スライダを備え、ユ
ーザは表示装置24による分割後の表示によって検証し
ながら、より正しい分割が行われるよう閾値Tthを調整
する。また、座標情報入力装置1が備えている座標情報
記憶装置13の記憶内容にぺ一ジ更新情報を含んでお
り、この情報を用いてぺ一ジを分割する。図8は、べ一
ジ更新情報を含んだ場合の座標入力の時系列の動きの例
を示すタイミングチャートである。ここで、入力が短時
間途絶えた時刻t2と時刻t3の間の時刻t23におい
てぺ一ジ更新ボタン16が押され、ぺ一ジ更新情報が入
力されている。そのため情報を入力していないT23の
時間が短くて、T23<Tthであるにもかかわらず、ぺ
一ジが分割される。
【0029】以上の時間情報に基づく自動ページ分割の
流れを図9のフローチャートを参照して説明する。ま
ず、データは記録された時系列に従って再生装置23に
より再生される(ステップS1)。次に、再生されたデ
ータにぺ一ジ更新情報があるかないか、すなわち、ペー
ジ送りボタン16の操作があったか否かが判断され(ス
テップS2)、ぺ一ジ更新情報がある場合、ぺ一ジが更
新され(ステップS3)、ぺ一ジ更新情報が無い場合、
ステップS4に進む。このステップS4ではデータに座
標が入力されているか、いないがか判断される(ステッ
プS4)。入力がある場合、再びステップS1に戻る。
入力がない場合、入力がない時間Tを計測する(ステッ
プS5)。そして、無入力時間Tと閾値Tthとの比較を
行ない(ステップS6)、T<Tthの場合、ステップS
1に戻る。T>Tthの場合、ぺ一ジが更新され(ステッ
プS7)、再びステップS1に戻る。
【0030】次に図10を参照して編集作業の例を述べ
る。図10(a)左図は、実際の入力の1ぺ一ジ目であ
り、図10(a)右図は、実際の入力の2ぺ一ジ目であ
る。図10(b)(c)は、編集作業を行う際の表示装
置24に表示される画面表示の例である。図10(b)
左図は座標情報分割装置25によって分割された1ぺ一
ジ目であり、図10(b)右図は2ぺ一ジ目であり、実
際には1ぺ一ジ目に入力された文字「1」が誤って判断
されて2ぺ一ジ目に分割されて表示されている(太線で
表示)。また、図10(b)下図は分割位置調整装置3
3による表示装置24の表示であり、入力された情報を
時系列に沿って表示し、また、時間軸上の相対的なぺ一
ジ分割位置が表示されている。ここで、ユーザはスライ
ダ34を調整し、べ一ジ分割を正しく編集する。図10
(c)左図、図10(c)右図は、それぞれ誤ってぺ一
ジ分割を調整した1ぺ一ジ目、2ぺ一ジ目の表示装置2
4への表示の例であり、スライダ34が正しい位置に調
整されていない。そのため、実際には2ぺ一ジ目に入力
されて文字「ぺ」の一部である「へ」が1ぺ一ジ目に表
示されている(太線で表示)。図10(d)はスライダ3
4を調整し、正しく分割された例である。
【0031】次に、ページの分割規則に座標情報を用い
た場合の例を説明する。データ1〜6があって、データ
1、データ4およびデータ5のxy座標、記入時刻tを
それぞれ{x1,y1,t1},{x4,y4,t
4},{x5,y5,t5}とし、x1=x5,y1=
y5,t5−t4<Tthとする。このとき、t5−t4
<Tthであるため、前記した時間情報による分割作業の
みでぺ一ジ分割を行う場合にはデータ4とデータ5の間
では分割は行われない。しかし、この例では入力された
データ1とデータ5の座標が同一である。同じぺ一ジの
同じ座標に2度記入することは通常ありえないため、デ
ータ4とデータ5の間でぺ一ジを分割する。また、この
とき座標は正確に同一である必要はなく、ある一定範囲
内に近接していればよい。これにより、データ1〜6に
関して、例えば、図11に示す表のようにページ分割が
なされる。
【0032】なお、座標情報分割装置25によるぺ一ジ
分割は上記のように自動的に行われるが必ずしも完全に
正しく行われない場合がある。ぺ一ジ分割がユーザの意
図に反して行われた場合、すでに記したように分割位置
調整装置33によって編集を行う。
【0033】以上説明した座標情報編集装置2が行う一
連の処理を図12に示すフローチャートを参照してまと
めて説明する。まず、座標情報入力装置1から受信装置
21からデータを受信して(ステップS11)、その受
信データを受信情報記憶装置22に一時記憶し(ステッ
プS12)、このデータを時系列に応じて再生装置23
で再生し(ステップS13)この再生データを座標情報
分割装置25で分割規則に沿って自動でページ分割し
(ステップS14)、このページ分割後のデータを表示
装置24に表示する(ステップS15)。ユーザは、ペ
ージ分割後のデータを分割位置調整装置33で正しいペ
ージ分割に編集し(ステップS16)、この編集後のデ
ータは記憶装置26に記憶される(ステップS17)。
【0034】以上説明したように、ユーザは座標情報分
割装置25によって行われた誤ったぺ一ジ分割を持つ複
数ページの座標情報を分割位置調整装置33により正し
いページ分割に容易に編集することが可能となり、情報
処理システムの利便性が著しく向上する。
【0035】
【発明の効果】本発明によれば、ユーザは座標情報分割
装置によって行われた誤ったぺ一ジ分割を持つ複数ペー
ジの座標情報を正しいページ分割に容易に編集すること
が可能となり、情報処理システムの利便性が著しく向上
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施の形態である情報処理システ
ムの全体構成を示す斜視図である。
【図2】前記情報処理システムの座標情報入力装置を構
成する座標情報記録装置の斜視図である。
【図3】前記座標情報記録装置のブロック図である。
【図4】前記情報処理システムの座標情報編集装置の機
能ブロック図である。
【図5】前記座標情報入力装置の座標情報記憶装置のデ
ータ構造の例を示す表である。
【図6】前記座標情報編集装置の座標情報分割装置によ
るページ分割を説明するタイミングチャートである。
【図7】前記座標情報分割装置によるページ分割を説明
する表である。
【図8】前記座標情報編集装置の座標情報分割装置によ
るページ分割を説明するタイミングチャートである。
【図9】前記座標情報分割装置による時間情報に基づく
自動ページ分割の流れを説明するフローチャートであ
る。
【図10】前記座標情報編集装置の分割位置調整装置に
よるページ分割の編集作業を説明する図である。
【図11】前記座標情報分割装置による座標情報に基づ
く自動ページ分割を説明する表である。
【図12】前記座標情報編集装置が行う一連の処理を説
明するフローチャートである。
【符号の説明】
1 座標情報入力装置 2 座標情報編集装置 11 座標情報取得装置 12 時刻計測装置 13 座標情報記憶装置 14 送信装置 21 受信装置 22 受信情報記憶装置 23 再生装置 24 表示装置 25 座標情報分割装置 33 分割位置調整装置
フロントページの続き (72)発明者 古田 俊之 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 Fターム(参考) 5B068 AA05 AA22 BE08 BE12 BE14 CC12 5B087 AA09 AB01 AE00 CC02 CC26 DD11 DG01 DJ01

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の平面上で指定された位置の座標情
    報を取得する座標情報取得装置と、この座標情報を取得
    した時刻を計測する時刻計測装置と、前記座標情報およ
    び時刻を記憶する座標情報記憶装置と、この記憶した座
    標情報および時刻を送信する送信装置とを有する座標情
    報入力装置と、 前記送信装置から送信された情報を受信する受信装置
    と、この受信した情報を記憶する受信情報記憶装置と、
    この記憶された情報を再生する再生装置と、この再生し
    た情報を表示する表示装置と、前記受信情報記憶装置に
    記憶されている前記座標情報を所定の規則に従ってペー
    ジ分割する座標情報分割装置と、このページ分割された
    座標情報のページ分割の仕方を所望に修正することを可
    能とする分割位置調整装置と、を有する座標情報編集装
    置と、を備えている情報処理システム。
  2. 【請求項2】 座標情報分割装置は、時間情報に基づい
    た規則に従ってページ分割するものである請求項1に記
    載の情報処理システム。
  3. 【請求項3】 分割条件設定装置は、座標情報に基づい
    た規則に従ってページ分割するものである請求項1に記
    載の情報処理システム。
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