JP2001222335A - ゲームプログラム - Google Patents

ゲームプログラム

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JP2001222335A
JP2001222335A JP2000375062A JP2000375062A JP2001222335A JP 2001222335 A JP2001222335 A JP 2001222335A JP 2000375062 A JP2000375062 A JP 2000375062A JP 2000375062 A JP2000375062 A JP 2000375062A JP 2001222335 A JP2001222335 A JP 2001222335A
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JP
Japan
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security code
peripheral device
security
program
information processing
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JP2000375062A
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Makoto Ohara
誠 大原
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Original Assignee
Sega Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】パーソナルコンピュータと周辺装置とを接続し
てプログラムを実行する情報処理システムにおいて、真
正でない記録媒体でプログラムが実行されるの防止す
る。 【解決手段】 操作信号入力用周辺装置からの操作信号
に従って情報処理装置上で実行されるゲームプログラム
を含むアプリケーションプログラムであって、アプリケ
ーションプログラムが情報処理装置に読み込まれるとき
アプリケーションプログラムとともに第1のセキュリテ
ィコードが読み込まれる段階、読み込まれた第1のセキ
ュリティコードを情報処理装置から操作信号入力用周辺
装置に送出する段階、操作信号入力用周辺装置には予め
第2のセキュリティコードが格納されており当該周辺装
置において第1のセキュリティコードを第2のセキュリ
ティコードと比較し、一致したとき当該周辺装置から送
出される一致したことを示す信号を受信する段階、及び
一致したことを示す信号を受信したときゲームプログラ
ムを実行可能にする段階を情報処理装置上で実行させる
ことを特徴とするアプリケーションプログラム。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パーソナルコンピ
ュータと周辺装置とを接続してプログラムを実行する情
報処理システムに関し、特に、周辺装置及びプログラム
を記録した記憶媒体が真正なものであるか否かを判断す
るセキュリティシステムを有する情報処理システムに関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、ディスプレイ装置としてテレビジ
ョン受像機を使用したビデオゲーム装置では、ゲームプ
ログラムを記録したカートリッジ等とビデオゲーム装置
本体とに同じセキュリティデータを格納し、そのセキュ
リティデータが一致した場合だけビデオゲーム装置本体
が動作するようにして、真正でないゲームプログラムを
記録したカートリッジ等が使用されることを防止してい
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、パーソ
ナルコンピュータと周辺装置とを接続し、パーソナルコ
ンピュータにCD−ROM等の記録媒体に記録されたプ
ログラムを読み込ませてゲーム等を実行する情報処理シ
ステムにおいては、セキュリティデータの書き換え等が
容易なため、真正でないCD−ROM等でゲーム等が実
行されるのを必ずしも有効に防止することはできなかっ
た。
【0004】また、プログラムを記録したCD−ROM
等の記録媒体に対する従来のセキュリティシステムは、
記録媒体をパーソナルコンピュータにセットしてプログ
ラムを実行する初期段階でセキュリティチェックを行う
ものである。このため、セキュリティデータの書き換え
等で初期段階のセキュリティチェックを回避してしまえ
ば、その後は自由にゲーム等を実行されてしまってい
た。
【0005】そこで、本発明は、パーソナルコンピュー
タと周辺装置とを接続し、パーソナルコンピュータにC
D−ROM等の記録媒体に記録されたプログラムを読み
込ませてゲーム等を実行する情報処理システムにおい
て、真正でないCD−ROM等でゲーム等が実行される
のを有効に防止するセキュリティシステムを有する情報
処理システム、及びその情報処理システムに使用される
周辺装置、記録媒体を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的は、パーソナ
ルコンピュータと周辺装置とを接続し、パーソナルコン
ピュータにCD−ROM等の記録媒体に記録されたプロ
グラムを読み込ませてゲーム等を実行する情報処理シス
テムにおいて、周辺装置の基本動作上必要なカスタムI
C(例えば、ROMを内蔵したマイクロコンピュータ)
にセキュリティコードを格納し、記録媒体に記録されて
いる同一のセキュリティコードがパーソナルコンピュー
タから送信されてこなければ、周辺装置の動作が停止す
る情報処理システムを提供することにより達成される。
【0007】本発明によれば、記録媒体に記録されてい
るセキュリティコードが、周辺装置に予め格納されてい
るセキュリティコードと一致しないと、プログラムを記
録した記録媒体が周辺装置を動作させることができな
い。このため、記録媒体側からはこのセキュリティ機能
を回避して周辺装置を動作させることは不可能となり、
更に、セキュリティコードが周辺装置の基本動作上必要
なカスタムICに内蔵されているため、このセキュリテ
ィ機能を削除するために周辺装置を改造することも事実
上不可能となる。
【0008】また、上記の目的は、プログラムを実行す
る情報処理装置と、前記情報処理装置に接続自在であり
前記プログラムと第1及び第4のセキュリティコードと
を記録した記録媒体と、前記情報処理装置に着脱自在で
あり第2及び第3のセキュリティコードを格納する周辺
装置とからなる情報処理システムのセキュリティチェッ
ク方法であって、前記情報処理装置が、前記記録媒体か
ら前記第1のセキュリティコードを読み出して前記周辺
装置に送信する第1の工程と、前記周辺装置が、前記情
報処理装置から送信される前記第1のセキュリティコー
ドと前記第2のセキュリティコードとを比較してその一
致、不一致を判定し、前記判定が一致する場合に前記第
3のセキュリティコードを前記情報処理装置に送信し、
前記判定が不一致の場合に信号処理を停止する第2の工
程と、前記情報処理装置が、前記周辺装置から送信され
る前記第3のセキュリティコードと前記第4のセキュリ
ティコードとを比較してその一致、不一致を判定し、前
記判定が不一致の場合に前記プログラムの実行を停止す
る第3の工程とを含むことを特徴とするセキュリティチ
ェック方法を提供することにより達成される。
【0009】本発明によれば、周辺装置は、情報処理装
置から送信される第1のセキュリティコードと周辺装置
に予め設定されている第2のセキュリティコードとを比
較し、その一致を判定することにより記録媒体が真正な
ものであることを確認することができる。
【0010】また、情報処理装置は、周辺装置から送信
される第3のセキュリティコードと記録媒体に記録され
ている第4のセキュリティコードとを比較し、その一致
を判定することにより周辺装置が真正なものであること
を確認することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態の情報処理シ
ステムは、パーソナルコンピュータに周辺装置を接続
し、パーソナルコンピュータのCD−ROMドライブ装
置にプログラムを記録したCD−ROMをセットし、更
に、周辺装置のタブレット上に例えばゲーム用の絵本を
載せてプログラムが実行される。
【0012】この場合、本実施の形態の周辺装置は、情
報処理システムにおけるペン入力装置として機能し、付
属のペンを例えばゲーム用の絵本の上で移動させること
により、パーソナルコンピュータのディスプレイ画面上
に絵や文字を書いたり、プログラム上の命令を実行させ
たりすることができる。
【0013】まず、本発明の実施の形態の情報処理シス
テムにおける周辺装置から図面に従って説明する。図1
は、本実施の形態の周辺装置の概略図である。図1
(1)に示すように、本実施の形態の周辺装置10は、
絵本を載せるタブレット部4、絵本の種類及びページを
検出するページセンサ2、タブレット部4の上で動かす
ことによりパーソナルコンピュータのディスプレイ画面
上のカーソルを移動させるペン1、ペン1を置くための
ペンホルダ5、パーソナルコンピュータのシリアル通信
ポートに接続するD−SUBケーブル3等を有する。
【0014】図1(2)は、本発明の実施の形態の情報
処理システムで使用される絵本20の概略図である。絵
本20は、ABS樹脂等で成形した絵本ガイド22と、
ゲームプログラムに沿った絵が描かれた絵本ページ21
等を有する。図1(2)は、絵本20が閉じられた状態
であり、この状態で絵本20を周辺装置10のタブレッ
ト部4の右側に置く。絵本20の表紙には絵本20の種
類を表すバーコードが印刷されており、ページセンサ2
が絵本20の種類を検出する。また、絵本20の各ペー
ジにはページ番号を表すバーコードが印刷されているの
で、ページセンサ2は絵本20のページを検出すること
もできる。
【0015】このように、本発明の実施の形態の情報処
理システムは、周辺装置10のD−SUBケーブル3を
パーソナルコンピュータのシリアル通信ポートに接続
し、パーソナルコンピュータのCD−ROMドライブ装
置にプログラムを記録したCD−ROMをセットし、更
に、絵本20を周辺装置10のタブレット部4の上に載
せてプログラムが実行される。そして、パーソナルコン
ピュータのディスプレイ装置の画面を見ながら、絵本ペ
ージ21に描かれた動物等をペン1で指定すると、その
動物がディスプレイ装置の画面上で踊ったり歌ったりし
てゲーム等を楽しむことができる。
【0016】図2は、本発明の実施の形態の情報処理シ
ステムのブロック図である。本発明の実施の形態の情報
処理システムは、パーソナルコンピュータ51、プログ
ラムを格納したCD−ROM53をセットするCD−R
OMドライブ装置52、ゲーム等の画面を表示するディ
スプレイ装置50、パーソナルコンピュータ51に接続
されてペン入力等を行う周辺装置10、パーソナルコン
ピュータ51と周辺装置10とを接続するD−SUBケ
ーブル3等で構成される。
【0017】周辺装置10は、マイクロコンピュータ3
5等を搭載したメイン基板30、ペン1、ページセンサ
2、タブレット部4等を有する。このタブレット部4上
に前述した絵本20を載せ、ペン1を操作することによ
りゲーム等が実行される。
【0018】メイン基板30は、CPU33、マスクR
OM及び一時記憶メモリであるRAM32等を内蔵した
マイクロコンピュータ35、ペン1に対する入出力イン
ターフェイス40、ページセンサ2に対する入出力イン
ターフェイス39、タブレット部4に対する入出力イン
ターフェイス38、パーソナルコンピュータ51のRS
−232Cポートに接続される入出力インターフェイス
37、電源制御部31、内部バス36等を有する。
【0019】電源制御部31には、図示のようにパーソ
ナルコンピュータ51から電源を供給してもよく、周辺
装置10に専用の外部電源を供給してもよい。電源制御
部31は、周辺装置10の各部に必要な電源を供給する
と共に、内部バス36を介して電源投入信号をCPU3
3に出力する。
【0020】タブレット部4には、微弱電波放出用のX
電極41とY電極42がマトリクス状に設けられてい
る。X電極41とY電極42は、インターフェイス38
を介して順に走査され微弱電波を放出する。一方、ペン
1は微弱電波を受信するアンテナとして動作し、受信信
号をインターフェイス40に出力する。従って、X電極
41とY電極42を走査するタイミングと、ペン1で電
波を受信するタイミングから、ペン1がタブレット部4
のどこに位置しているかを検出することができる。ま
た、ペン1の先端はスイッチとなっており、ペン1の先
端をタブレット部4に載せた絵本20に押しつけること
により、各種の命令を決定することができる。
【0021】次に、本発明の実施の形態の情報処理シス
テムで実行されるセキュリティチェックについて説明す
る。パーソナルコンピュータ51の電源が投入される
と、所定の電圧が周辺装置10の電源制御部31に供給
され、周辺装置10はパーソナルコンピュータ51から
送信されるセキュリティコードの受信待ちとなる。
【0022】パーソナルコンピュータ51は、電源投入
と共にオペレーティングシステムが起動し、CD−RO
Mドライブ装置52にプログラムを格納したCD−RO
M53がセットされるとセキュリティチェックが開始さ
れる。
【0023】CD−ROM53には、所定の文字からな
るセキュリティコードが格納されており、パーソナルコ
ンピュータ51は、そのセキュリティコードをRS−2
32Cポートから周辺装置10に送信する。
【0024】周辺装置10のインターフェイス37がセ
キュリティコードを受信すると、そのセキュリティコー
ドは、内部バス36を介してRAM32に一時格納され
る。そして、マイクロコンピュータ35のCPU33
が、マスクROM34に予め格納されているセキュリテ
ィコードと、RAM32に一時格納したセキュリティコ
ードが同一か否かをチェックする。
【0025】この場合セキュリティコードが同一であれ
ば、周辺装置10はCD−ROM53が真正なものであ
ることを確認し、CPU33はセキュリティコードをイ
ンターフェイス37を介してパーソナルコンピュータ5
1に送信する。また、パーソナルコンピュータ51は、
周辺装置10から送信されたセキュリティコードがCD
−ROM53に記録されているセキュリティコードと同
一であれば、周辺装置10が真正なものであることを確
認する。
【0026】一方、マスクROM34に予め格納されて
いるセキュリティコードと、RAM32に一時格納した
セキュリティコードが同一でない場合は、CPU33
は、以後の処理を行わず周辺装置10の動作を停止す
る。また、パーソナルコンピュータ51は、周辺装置1
0から送信されたセキュリティコードがCD−ROM5
3に記録されているセキュリティコードと同一でなけれ
ば、プログラムの実行を停止する。これにより、真正で
ないCD−ROM53又は周辺装置10でプログラムが
実行されるのを有効に防止することができる。
【0027】なお、本発明の実施の形態の情報処理シス
テムでは、セキュリティチェックの信頼性を更に向上さ
せるために、プログラムの起動時に限らず、プログラム
の進行中の所定時間毎にセキュリティチェックを行い、
プログラム実行の途中で真正でないCD−ROMに変更
されてプログラムが継続されることを防止している。
【0028】図3は、本発明の実施の形態の情報処理シ
ステムにおける、起動時のセキュリティ解除処理のフロ
ーチャートである。フローチャートに従って起動時のセ
キュリティチェックについて説明する。
【0029】パーソナルコンピュータの電源と周辺装置
の電源が投入されると(S11、S21)、起動時のセ
キュリティチェックが開始される。なお、周辺装置の電
源投入はパーソナルコンピュータと連動させてもよく、
また、周辺装置に専用の外部電源を供給してもよい。
【0030】パーソナルコンピュータは、電源が投入さ
れるとオペレーティングシステムが起動し(S12)、
アプリケーションソフトウェアが実行できる状態に移行
する。この状態で、本実施の形態のプログラムを記録し
たCD−ROMを、パーソナルコンピュータのCD−R
OMドライブ装置にセットすると、プログラムが起動さ
れる(S13)。一方、周辺装置は、電源が投入される
とパーソナルコンピュータから送信されるセキュリティ
コードの受信待ちとなる(S22)。
【0031】次に、パーソナルコンピュータは、CD−
ROMに格納されている第1のセキュリティコードを読
み出し、周辺装置に送信する(S14)。第1のセキュ
リティコードは、特定の文字又は記号、例えば、
「S」、「E」、「G」、「A」の各文字の1バイトの
ASCIIコード又はJISコードを「SEGA」の順
に4バイト連続させ、更に前後に所定の空白期間を設け
たものである。
【0032】第1のセキュリティコードは、パーソナル
コンピュータに設けられているシリアル通信ポート、例
えばRS−232Cポートから送信され、周辺装置のR
S−232Cインターフェース部において受信される
(S23)。周辺装置で受信された第1のセキュリティ
コードは、内部バスを介してメイン基板に設けられたR
AM等のメモリに一時格納される。
【0033】次に、周辺装置は、受信した第1のセキュ
リティコードがマイクロコンピュータ内蔵のマスクRO
Mに格納されている第2のセキュリティコードと同一か
否かを判断する(S24)。即ち、マイクロコンピュー
タのCPUは、RAMに一時格納した第1のセキュリテ
ィコードが、マスクROMに格納されている「S」、
「E」、「G」、「A」等の第2のセキュリティコード
と一致するか否かを判断する。
【0034】このとき、送信されてきた第1のセキュリ
ティコードが、マスクROMに格納されている第2のセ
キュリティコードと同一でない(No)場合は、周辺装
置は動作停止となり(S26)、その後の処理を一切行
わない。一方、送信されてきた第1のセキュリティコー
ドが、マスクROMに格納されている第2のセキュリテ
ィコードと同一(Yes)の場合は、周辺装置は、第1
のセキュリティコードを記録したCD−ROMが真正な
ものであることを確認し、マスクROMに格納されてい
る第3のセキュリティコードをパーソナルコンピュータ
に送信する(S25)。
【0035】パーソナルコンピュータは、ステップS1
4で第1のセキュリティコードを送信後、周辺装置から
送信される第3のセキュリティコードの受信待ちとなっ
ている(S15)。この状態において、周辺装置から送
信された第3のセキュリティコードを受信すると(S1
6)、受信した第3のセキュリティコードがCD−RO
Mに格納されている第4のセキュリティコードと同一か
否かを判断する(S17)。
【0036】このとき、送信されてきた第3のセキュリ
ティコードが、CD−ROMに格納されている第4のセ
キュリティコードと同一でない(No)場合は、プログ
ラムの実行を停止する(S19)。一方、送信されてき
た第3のセキュリティコードが、CD−ROMに格納さ
れている第4のセキュリティコードと同一(Yes)の
場合は、パーソナルコンピュータは、周辺装置が真正な
ものであることを確認し、プログラムの実行を継続する
(S18)。
【0037】これにより起動時のセキュリティ解除処理
が終了する。なお、周辺装置に格納される第3のセキュ
リティコードは、第2のセキュリティコードは同一とし
てもよく、記録媒体に記録される第4のセキュリティコ
ードは、第1のセキュリティコードは同一としてもよ
い。
【0038】このように、本実施の形態の情報処理シス
テムでは、周辺装置とパーソナルコンピュータの両方で
セキュリティチェックを行い、セキュリティコードが同
一でない場合は周辺装置の動作を停止させ、プログラム
の実行を停止させるので、セキュリティの信頼性を向上
させることができる。
【0039】以上で説明した起動時のセキュリティ解除
処理後は、プログラムに従って、パーソナルコンピュー
タから周辺装置に対するデータの要求と、周辺装置から
パーソナルコンピュータへのデータの返信が繰り返され
る。本実施の形態の情報処理システムでは、セキュリテ
ィの信頼性を向上させるために、プログラム実行中の所
定時間、例えば数秒から数十秒毎にセキュリティコード
の確認処理が割り込まれる。これにより、プログラム実
行の途中で他のプログラムを記録した真正でないCD−
ROMに変更されて、他のプログラムが実行されるのを
防止することができる。
【0040】図4は、本発明の実施の形態の情報処理シ
ステムにおいて、プログラム実行中のセキュリティコー
ド確認処理のフローチャートである。起動時のセキュリ
ティ解除処理後、パーソナルコンピュータは、まず機種
コード、バージョンコード、仕向け地コードの要求コー
ドを周辺装置に送信する(S31)。機種コードは、周
辺装置の機種を特定するコードで、パーソナルコンピュ
ータは、機種コードにより接続される周辺装置を判別
し、それに適したプログラムを実行させる。
【0041】バージョンコードは、改良等により周辺装
置の機能を変更させた場合に付加されるコードである。
仕向け地コードは、国内向け又は海外向け等を特定する
コードで、ゲーム等で使用される言語の選択や、電源電
圧が異なることによる基準電圧の変更等に使用される。
【0042】周辺装置は、パーソナルコンピュータから
要求コードを受信すると(S41)、自機に割り振られ
ている機種コード、バージョンコード、仕向け地コード
をパーソナルコンピュータに返信する(S42)。パー
ソナルコンピュータは、周辺装置からそれらのコードを
受信すると(S32)、各コードに対応したプログラム
を実行する。
【0043】また、パーソナルコンピュータは、周辺装
置にページセンサデータ、ペン座標データの要求コード
を送信する(S33)。ページセンサデータは、ゲーム
等で使用される絵本の種類及びページを示すデータであ
り、周辺装置に設けられたページセンサにより検出され
る。また、ペン座標データは、ペンがタブレット上のど
こに位置するかを示す座標データである。
【0044】周辺装置は、ページセンサデータ等の要求
コードを受信すると(S43)、その要求に対応したデ
ータを返信し(S44)、パーソナルコンピュータはそ
れらのデータを受信する(S34)。
【0045】このように、パーソナルコンピュータと周
辺装置の間では、プログラムを実行するためのデータの
通信が行われるが、本実施の形態の情報処理システムで
は、プログラムの実行中の所定の時間毎に、セキュリテ
ィコードの確認処理が割り込まれる(S35)。
【0046】プログラムの実行中のセキュリティコード
の確認処理は、図3に示した起動時のセキュリティ解除
処理におけるステップS14〜S19、S23〜S26
の処理と同様である。
【0047】このように、本発明の実施の形態の情報処
理システムでは、電源投入時のセキュリティ解除後も一
定時間毎にセキュリティコードの確認処理を行う。従っ
て、プログラムの途中で他のプログラムを格納した真正
でないCD−ROMに切り替えられると、周辺装置は動
作を停止するので、情報処理システムのセキュリティを
更に向上させることができる。
【0048】なお、本発明の実施の形態の情報処理シス
テムでは、セキュリティチェックのための通信方式とし
て、起動時には通信速度、データ長、パリティ種別等を
固定した通信方式を用いる。ただし、プログラム進行中
において実行されるセキュリティチェックは、その時点
で採用されている通信速度等で行うことができる。
【0049】以上、具体的な実施の形態について説明し
たが、かかる実施の形態例が本発明の技術的範囲を限定
するものではない。
【0050】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明によれば、パ
ーソナルコンピュータと周辺装置とを接続し、パーソナ
ルコンピュータにCD−ROM等の記録媒体に記録され
たプログラムを読み込ませてプログラムを実行する情報
処理システムにおいて、真正でないCD−ROM等でプ
ログラムが実行されるのを有効に防止し、セキュリティ
を向上させた情報処理システム、及びその情報処理シス
テムに使用される周辺装置、記録媒体を提供することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の周辺装置の概略図であ
る。
【図2】本発明の実施の形態の情報処理システムのブロ
ック図である。
【図3】本発明の実施の形態の情報処理システムにおけ
る起動時のセキュリティ解除処理フローチャートであ
る。
【図4】本発明の実施の形態の情報処理システムにおけ
る動作中のセキュリティコード確認処理フローチャート
である。
【符号の説明】
1 ペン 2 ページセンサ 3 D−SUBケーブル 4 タブレット部 5 ペンホルダ 10 周辺装置 20 絵本 21 絵本ページ 22 絵本ガイド 31 電源制御部 32 RAM 33 CPU 34 ROM 35 マイクロコンピュータ 37、38、39、40 インターフェイス 50 ディスプレイ装置 51 パーソナルコンピュータ 52 CD−ROMドライブ装置 53 CD−ROM

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】操作信号入力用周辺装置からの操作信号に
    従って情報処理装置上で実行されるゲームプログラムを
    含むアプリケーションプログラムであって、 アプリケーションプログラムが情報処理装置に読み込ま
    れるときアプリケーションプログラムとともに第1のセ
    キュリティコードが読み込まれる段階、 読み込まれた第1のセキュリティコードを情報処理装置
    から操作信号入力用周辺装置に送出する段階、 操作信号入力用周辺装置には予め第2のセキュリティコ
    ードが格納されており当該周辺装置において第1のセキ
    ュリティコードを第2のセキュリティコードと比較し、
    一致したとき当該周辺装置から送出される一致したこと
    を示す信号を受信する段階、及び一致したことを示す信
    号を受信したときゲームプログラムを実行可能にする段
    階を情報処理装置上で実行させることを特徴とするアプ
    リケーションプログラム。
  2. 【請求項2】アプリケーションプログラムが情報処理装
    置に読み込まれるとき第4のセキュリティコードがさら
    に読み込まれる段階、 前記第1のセキュリティコードが前記操作信号入力用周
    辺装置に送出されたとき前記情報処理装置を当該周辺装
    置から送信されるセキュリティコードの受信待ち状態に
    させる段階、 前記周辺装置にはさらに第3のセキュリティコードが予
    め格納されており、前記第1と第2のセキュリティコー
    ドとが一致したとき、周辺装置から送出される前記第3
    のセキュリティコードを受信する段階、及び受信した第
    3のセキュリティコードを前記第4のセキュリティコー
    ドと比較し、一致したときゲームプログラムを実行可能
    にする段階を情報処理装置上でさらに実行させることを
    特徴とする請求項1記載のアプリケーションプログラ
    ム。
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