JP2000099249A - カ―ド処理機能を備えたキ―ボ―ド及びその制御方法 - Google Patents

カ―ド処理機能を備えたキ―ボ―ド及びその制御方法

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JP2000099249A
JP2000099249A JP11108509A JP10850999A JP2000099249A JP 2000099249 A JP2000099249 A JP 2000099249A JP 11108509 A JP11108509 A JP 11108509A JP 10850999 A JP10850999 A JP 10850999A JP 2000099249 A JP2000099249 A JP 2000099249A
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    • G06F3/00Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
    • G06F3/01Input arrangements or combined input and output arrangements for interaction between user and computer
    • G06F3/02Input arrangements using manually operated switches, e.g. using keyboards or dials
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    • G06F3/0202Constructional details or processes of manufacture of the input device
    • G06F3/021Arrangements integrating additional peripherals in a keyboard, e.g. card or barcode reader, optical scanner

Abstract

(57)【要約】 【課題】 一つのPS/2ラインを通じてキーボードデ
ータの伝送と、例えばスマートカード等のカードの読取
データの伝送を行なうことができるカード処理機能を備
えたキーボード及びその制御方法を提供する。 【解決手段】 キーボードの各キーに対応するコードを
発生させるキーマトリックスと、カード挿入の有無を感
知し、カードデータを読み取るカードホルダーと、カー
ドホルダーの同期用クロック信号を提供するクロック発
生部と、キーマトリックスから発生されたキーコードを
出力し、カード処理命令が出力された際にカードホルダ
ーにて読み取ったカードデータを制御装置に伝送する制
御器で構成され、一定周期毎にPCからの命令をチェッ
クし、カード処理命令があればキーコード伝送前にカー
ドホルダーを動作させて読み込まれるカード読取データ
を先に伝送し、カードホルダー内のカードの存在の有無
をチェックし、カードが存在する時にはカード読取デー
タや該当のキーコードを伝送する方法とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はパーソナルコンピュ
ーターにおいて、データを入力するキーボードに関し、
より詳細には、キーボード処理データと、例えばスマー
トカード読取データを一つのPS/2ラインを通じて伝
送することができるカード処理機能を備えたキーボード
及びその制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】パーソナルコンピューター(以下、“P
C”と略称する)のデータ入力手段として最も一般的に
用いられているのがキーボードであり、多様な形態のキ
ーボードが開発されている。このようなキーボードは、
実行すべき命令を直接入力するのに便利であり、基本的
には、アルファベット及びハングルその他の文字で設定
される多数の文字キーと、空欄を入力するスペースキ
ー、0〜9までの数字キー、その他、特殊の機能をする
特殊キー、各プログラムで指定した機能を遂行する機能
キー(F1,F2…F12)、特殊制御キー(例,Sh
iftキー,Ctrlキー,Altキー,…)、カーソ
ル移動用キーを備えており、このようなキーが押される
と、その押されたキーを示すキーコードをPS/2ライ
ンを通じてPCに伝送される。
【0003】ところで、コンピューター通信及びこれを
通じて電子商取引が徐々に普及してきている昨今におい
ては、使用者情報及び使用者資格のいわゆる本人認証手
段が必要とされてきており、これにより、識別カードと
しての例えばスマートカードのデータを読み取ることが
できるカード読取器の設置が求められている。このよう
なカード読取器を備える場合、従来においては、図1に
示すように、それぞれの入出力ボード(図示省略)を備
えたパーソナルコンピューターの本体3に、キーボード
2及びカード読取器4をそれぞれの連結ケーブルを通じ
て接続される。
【0004】この場合、コンピューター装置1は、キー
ボード2からの入力データを読み込むためのインターフ
ェース手段とこの入出力ポートの外に、前記カード読取
器4と、データを読込み、読出すためのインターフェー
ス手段とこの入出力ポートを備える必要がある。このよ
うなシステムの場合、機器設置空間が余分に必要になる
という問題及びカード読取器とカード読取器用インター
フェース装置の費用が余分に必要となる問題がある。ま
た、PCは、キーボードとカード読取器に接続された各
ポートに該当する二つのプロトコルが使用されることか
ら、PCの制御負担が増えるという問題点がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は前述した従来
の問題点を解決するために創案されたものであり、その
目的は、一つのPS/2ラインを通じてキーボードデー
タの伝送と、例えばスマートカードの読取データの伝送
も行なうことができるカード処理機能を備えたキーボー
ド及びその制御方法を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】前述した本発明の目的を
達成するための構成手段は、本発明によるカード処理機
能を備えたキーボードは、文字キー、数字キー及び多数
の機能キーを備え、それぞれのキーに対応するキーコー
ドを発生するキーマトリックスと、カード挿入の有無を
感知し、挿入されたカードデータを読み取るカードホル
ダーと、前記カードホルダーの同期用クロック信号を提
供するクロック発生部と、前記キーマトリックスから発
生されたキーコードを読み出しながら、外部からのカー
ド処理命令要求時に前記カードホルダーを動作させて読
み取ったカードデータを装置に伝送する制御器とからな
る。
【0007】そして、前記のように構成されたキーボー
ドの制御方法は、キーマトリックスのキーが押されたか
否かをチェックし、押された時にはキーマトリックスか
ら読み出される押されたキーのキーコードを貯蔵するキ
ー検査段階と、前記キー検査段階後にキーボードと連結
されたPCから所定の命令があるか否かをチェックする
命令チェック段階と、前記命令チェック段階でPCから
送信された命令があるときにはその命令を受信して読み
取り、読み取った命令に従ってキーマトリックス及びカ
ードホルダーを制御し、キーボード又はカード処理を実
行する命令処理段階と、前記命令チェック段階でPCか
ら命令がないと判断されたり、前記命令処理段階が完了
した後、前記キー検査段階で貯蔵されたキーコードをP
Cに伝送するキーコード伝送段階が繰り返し実行される
ことを特徴とする。
【0008】別な実施の形態として前記カード処理機能
を備えたキーボードの制御方法は、カードホルダー内に
カードが存在するか否かをチェックするカードチェック
段階と、前記カードチェック段階でカードが存在する時
には、PCからのカードデータ要求命令があるか否かを
チェックし、命令がない時にはキーマトリックスをチェ
ックしてキーコードをPCに伝送し、カードデータ要求
命令がある時にはカードデータを読み取ってPCに伝送
する第1データ伝送段階と、前記チェック段階でカード
が存在しない時にはPCにこれを知らせて待期し、挿入
されたカードのデータを読み取ってPCに伝送する第2
データ伝送段階が繰り返し実行されることを特徴とす
る。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、添付した図面を参照して本
発明による構成及び作用を詳細に説明する。図2は本発
明に係るキーボード20の外観を示す斜視図であり、多
数の字板が設けられたキーボード本体の側面に、スマー
トカード30を挿入可能なカード挿入口22が設けられ
ている。ここで、使用者が操作した字板のコードデータ
と前記カード挿入口22に挿入されたカードから読み取
ったカード読取データ等は、全て一つのPS/2ライン
23を通じてPCに伝送される。
【0010】図3は本発明によるカード読取機能を内蔵
したキーボードの内部回路構成を概略的に示すブロック
構成図である。この回路構成においては、設定された制
御手順に従って動作し、キーボードの入力データをPC
に送信し、また、スマートカードのデータを読み取って
処理するとともに、読み取ったデータをPCに送信する
ように制御する制御器31と、前記制御器31に連結さ
れてキーボードに備えられた多数の字板のうち、押され
たキーのキーコードを前記制御器31に出力するキーマ
トリックス32と、前記制御器31の制御命令に従って
動作し、挿入されたカードに記録されたデータを読み取
り、また、挿入されたカードにデータを書き込むカード
ホールダー33と、前記制御器31からの制御信号に従
って動作し、前記カードホルダー33に同期用クロック
信号を印加するクロック発生器34と、前記制御器31
の制御信号に従って動作し、このカード読取機能を備え
たキーボードの動作状態を表示するランプ部35からな
る。
【0011】図4は本発明の一実施の形態によるキーボ
ードの回路構成を詳細に示したもので、制御器31はマ
イクロプロセッサー311と、前記マイクロプロセッサ
ー311に基準クロック信号を印加する発振部312
と、電源初期印加時に前記マイクロプロセッサー311
にリセット信号を印加するリセット回路部313と、キ
ーマトリックス32に連結されてこのキーマトリックス
32から発生されたキーコードを前記マイクロプロセッ
サー311に伝達するキー字板接続部314,315
と、PCとの信号読み込み,読み出しができるようにP
Cに接続されるPC接続部316からなる。
【0012】また、前記クロック発生部34は、一定周
波数で発振するように回路構成されたキャパシターC
2,C3と、抵抗R2及びクリスタル発振子X2と、こ
の発振回路から発振された信号をデジタルクロック信号
に変換する論理回路NAG1,NAG2で構成される。
前記ランプ部35は、それぞれキーボードの作動状態、
例えば、NUMLOCK,CAPSLOCK等及びカー
ドホルダーの動作等を示する多数のランプLED1〜L
ED3からなる。
【0013】前記構成の通り、本発明によるカード処理
機能を備えたキーボード装置は、カード読取り処理とキ
ー読込み処理が一つの制御器に一体となっており、その
キー読込みデータとカード読取りデータが一つの伝送ラ
インを通じてPCに伝送されるように構成される。従っ
て、PCでは、一つの接続ポートと一つの通信プロトコ
ルのみでキー読込みデータとカード読取りデータの伝送
を受けることが可能となる。
【0014】このように構成されたキーボードは、汎用
システムに利用されるか、あるいは保安システムに利用
されるかによってその制御手順が異なり、以下、本発明
に係るキーボードの動作を、汎用システムに利用される
場合と保安システムに利用される場合に分けて説明す
る。
【0015】図5は汎用システムに用いられる場合のカ
ード読取機能を内蔵したキーボードにおける制御手順の
一実施の形態を示すフローチャートである。この図5の
フローチャートによれば、本発明によるキーボードは、
接続されたPCからスマートカードに対する命令要請が
ない場合には、一般的なキーボード制御手順と同様にキ
ーボードデータを送信するが、PCからスマートカード
に対する処理命令が印加されるとキーボード送信を中断
し、スマートカード処理命令を先に処理し、その後一般
的なキーボード処理に戻る。このような装置は、スマー
トカードを利用した電子商取引システムで利用すること
ができ、特に電子商取引時に支払手段としてストカード
を利用する場合に有用である。
【0016】その動作を次に詳細に説明する。先ず、リ
セット部313からマイクロプロセッサー311にリセ
ット信号が印加され、制御部31が初期化される(50
1)。その後、502以下の手順が繰り返し実行される
が、その繰り返しループでは次のような動作を行なう。
【0017】最初に、キー検査(KEY SCAN)を
行い、キーが押されたか否かをチエックし(502)、
キーが押されたならば、当該押されたキーのコードをバ
ッファーに貯蔵する(503)。次いで、PCから送ら
れた命令があるか否かをチェックする(504)。前記
チェック段階(502)でキーが押された場合には、直
ちにPCからの命令語受信があるかをチェックする(5
04)。
【0018】このPCからの命令語チェック時に、送信
された命令語がない場合には(504)、処理が不要で
あるため、直ちにキーボードデータ貯蔵バッファーに一
時貯蔵されているデータ(即ち、押されたキーのキーコ
ード)をPCに送信した後(510)、スマートカード
が挿入されたり、挿入されたカードが引き出されたか否
かをチェックし、このような事実がある場合には所定コ
ードをPCに送信してスマートカードが挿入又は引き出
されたことを知らせる(511)。
【0019】前記PCからの命令語チェック時に、送信
された命令語があれば(504)、PCからの命令語を
受信した後(505)、受信された命令語がキーボード
処理に関する命令語であるか、スマートカード処理に関
する命令語であるかを判断する(506)。ここで、キ
ーボード処理を指示する命令語であれば、キーボードに
関する命令を処理し、それによる適切な応答メッセージ
をPCに送信し(507)、スマートカードに関する所
定処理の命令であれば、該命令語に従ってスマートカー
ド処理をした後、PCに適切な対答を送出する(50
8)。
【0020】スマートカード処理命令の例を挙げると、
カードホルダーの電源オン命令、カード有/無の確認命
令、カードホルダーオプションセッティング命令、読み
/書き命令等を挙げることができるが、この際に、スマ
ートカード処理命令は、キーボード処理用命令外のコー
ドを使用すれば良い。ところで、受信された命令語がキ
ーボード命令語でなく、スマートカード命令語でもない
ならば、受信エラーや誤った命令語であると判断して、
前記PCに命令再伝送を要請する(509)。
【0021】このように、命令語に関する処理が完了す
れば、次に、バッファーに貯蔵されているキーボード読
み込みデータをPCに送信し(510)、カード挿入/
引出事件の発生有無を確認チェックして、事件発生時に
はこれを知らせるコードをPCに伝送する(511)。
前記キーが押されたか否かを検査するキースキャン段階
(502)からスマートカードが挿入されたか、挿入さ
れたスマートカードが引き出されたか否かをチェックし
てそれに伴う処理をする段階(511)は、電源オフ時
まで繰り返して行われるループである。
【0022】本発明によるカード処理機能を備えたキー
ボードは、前述した通りに動作することにより、PCは
何時でも必要な時にキーボードにカードデータを要求し
て、当該キーボードからカード読取データの伝送を受け
ることができる。
【0023】別な実施の形態として、本発明によるカー
ド読取機能を内蔵したキーボードがPC保安システムに
利用される場合、その動作は図6に示す手順による。こ
こで、スマートカードを利用したPC保安システムと
は、登録されているカードが認識された場合にのみPC
を使用できるようにしたり、データをアクセスすること
ができるようにすることをいう。このような場合におけ
るキーボード操作は、操作を行なう前に、先ずカードホ
ルダー33にカードが存在するか、言い換えればカード
が挿入されたか否かのチェックを行なう(601)。
【0024】ところで、カード挿入の事実がないなら
ば、カードホルダー33内にカードがないことを示す所
定の設定されたコード(データ)をPCに送信し(60
5)、カードが挿入されるまで待機する(606)。こ
の際、キーボードからカードが挿入されなかったとのメ
ッセージを受けたPCは、モニター上にカード挿入を要
求するメッセージを出力し、カード挿入前まで他のプロ
グラムの進行を中止させるようにすることができる。
【0025】そして、制御器31は、前記のような待機
状態でカードが挿入されると(607)、カードに記録
されたデータを読み出し(608)、この読み出したデ
ータをPCに送信する(609)。しかし、カードが挿
入された状態にある場合〔カード存在チェック段階(6
01)で‘YES’である時〕に、制御器31はPCか
らカードデータ要求コマンド(card data request comm
and)が伝送されたか否かを判断する(602)。
【0026】ここで、カードデータ要求コマンドが読み
込まれていないならば、キーが押されたか否かをチェッ
クするキースキャンと、押されたキーのキーコードをP
Cに送信する処理(603)をした後に、カードリーデ
ィングを要請するように設定されたホットキーが押され
たかをチェックする(604)。この際に、ホットキー
が押されていないならば、カードの存在をチェックする
段階(601)に戻って再度実行し、ホットキーが押さ
れたならば、カードを読み取って記録されたデータを読
み込む(608)。
【0027】そして、前記段階(602)で、カードリ
ーディングを要請するカードデータ要求コマンドが入力
されたならば、直ちにカードデータを読み込む(60
8)。次に、読み込んだカードデータをPCに送信した
後(609)、カードの存在の有無をチェックする段階
(601)にリターンする。
【0028】即ち、本発明によるキーボードは、保安シ
ステムに利用される場合、最初の動作が始まる時、最初
にスマートカードが挿入されたか否かをチェックし、挿
入された時にはそのスマートカードのデータを読み取っ
てPCに送信する。その後に通常のキーボード操作を行
なう。そして、キーボード操作の途中にも、PCからカ
ード処理命令語が伝送されたか否かをチェックして、受
信された命令語がある時にはキースキャン及びキーコー
ド伝送に先んじてカード処理命令を実行する。
【0029】従って、スマートカードが挿入されていな
ければ、キーボードは、正常なキーボード操作、即ち、
キー入力を行なうことができ、更に初期動作時及びカー
ドデータ要求コマンドがある毎にカードデータを読み取
ってそのデータを伝送することにより、登録されたカー
ド所持者だけがPCの操作を行なうことができるように
なる。
【0030】前記二つの実施の形態において、PCから
本発明によるカード処理機能を備えたキーボードに伝達
される命令語は、キーボード処理用とカード処理用に区
分される。この場合、カード処理用命令語は、キーボー
ド用に利用されないコードを利用し、その命令語の構成
は、例えば、図7(A)に示す通り、命令部分lbyt
eと、任意のバイトのデータ部分からなる。更に、これ
に対するPCからの応答信号の構成は、応答タイプを知
らせる部分とデータ部分から成る。このデータ部分に
は、オプション命令に従って、記述されていることもあ
り、記述されていないこともある。
【0031】前記図5に示した本発明の一実施の形態に
よる処理フローにおいて、PCからのスマートカード処
理命令語を受信してその命令を遂行する処理をより詳細
に示したのが図7(B)であり、PCから命令語が受信
されると(505)、その受信された命令語がスマート
カード処理命令であるか、キーボード処理命令であるか
を判断する(506)。キーボード処理命令の場合は、
当該キーボード命令を処理する(507)。スマートカ
ード処理命令である場合には、先ず、受信された命令の
カード処理命令語を読み取った後(508a)、デー
タ,オプションを受信する(508b)。
【0032】次に、読み取った命令に従って実際にスマ
ートカードに対する処理、言い換えれば制御器31が指
定された命令に従ってカードホルダー33に制御信号を
印加し、その制御信号に従ってカードホルダー33が動
作して所定データ又は応答信号が印加されたかをチェッ
クする等の処理を行い(508c)、その処理結果をP
Cに送信する。これにより、スマートカード処理命令に
対する実行が完了する(508d)。
【0033】そして、PCからのカード処理命令は、キ
ーボードで使用しないコードを利用するが、別の例とし
て、キーボードに備えられたLEDのセット/リセット
状態表示コマンド〔LED set/reset status indicat
e command(Oxed)〕を利用することができる。即
ち、PCからセット/リセット状態表示命令(Oxe
d)が連続的に二度印加されながら、その後に続くそれ
ぞれのデータがOx07、Ox00であれば(801,
802)、先ず、カード処理命令が印加されるものと認
識してカード制御を準備し、次いで、更にセット/リセ
ット状態表示命令(Oxed)が印加され、次のデータ
でOxa5が受信されると(803)、その次から印加
される命令及びデータでカード命令実行を始める。
【0034】このようなPCからのカード処理のための
データを制御器31で処理した後、その応答はスキャン
コードを利用してPCに伝達するが、この際、カード処
理データを‘
【‘と’】’との間に置くようにする。前記カード制御
データのうち基本的な制御データとしては、カードの挿
入の有無確認、カードデータ読み取り、カードにデータ
の書き込み及びIDデータ要求等があり、例えば、PC
からカードのIDを要求するとすれば、制御器31のマ
イクロプロセッサー311がカードホルダー33にID
リード信号を印加し、これにカードホルダー33に挿入
されたカードからIDを読み取ってマイクロプロセッサ
ー311に提供する。前記マイクロプセッサー311
は、カードホルダー33から読み出したIDデータをP
Cに伝送する。この際、PCでは、登録されたIDと、
読み出したカードIDを照合して、同一である場合にの
みPCの使用を許し、同一でない場合にはPCの使用を
許さないようにしたり、電子商取引の決裁者であると認
識する等、所望の制御を行なうことができる。
【0035】
【発明の効果】前述の通り、本発明によるカード読取機
能を内蔵したキーボードは、一つの伝送ライン(PS/
2ライン)を利用してキーボードデータ及びカードデー
タを伝送することから、データ伝送制御におけるPCの
制御負担を減少させることができる。また、単一コント
ローラーと単一通信ラインを使用することにより装置費
用の低廉化を図ることができる。また、機器設置スペー
スの効率化を図ることができる。更に、本発明によるカ
ード読取機能を内蔵したキーボードをPCの保安システ
ムに適用することにより、PC操作担当者の認証を確実
に行なうことができることから、PCシステムの安全性
をより一層高めることができる等々の優れた効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のカード読取器の設置例を示す外観図であ
る。
【図2】本発明により具現されたキーボードの一例を示
す斜視図である。
【図3】本発明によるキーボードの内部構成を概略的に
示すブロッ ク構成図である。
【図4】図3に示すキーボードを詳細に示す回路構成図
である。
【図5】本発明によるキーボードにおいて、制御手順の
一実施の形態を示すフローチャートである。
【図6】本発明によるキーボードにおいて、制御手順の
別な実施の形態を示すフローチャートである。
【図7】(A)は、本発明によるキーボードで利用され
るカード処理用命令語及び応答語の構成を示すブロック
図であり、(B)はキーボードにおけるカード命令語受
信による実行過程を示すフローチャートである。
【図8】本発明によるカード読取機能を備えたキーボー
ドとコンピューターとの間のカードデータ処理のための
通信方法の一実施の形態を示すフローチャートである。
【符号の説明】
31:制御器 32:キーマトリックス 33:カードホルダー 34:クロック発生器 35:表示部

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 文字キー、数字キー及び多数の機能キー
    を備え、それぞれのキーに対応するキーコードを発生さ
    せるキーマトリックスと、 カード挿入の有無を感知し、挿入されたカードに記録さ
    れたデータを読み取るカードホルダーと、 前記カードホルダーの同期用クロック信号を提供するク
    ロック発生部と、 前記キーマトリックスから発生されたキーコードを読み
    出しながら、外部からカード処理命令の要求時に、前記
    カードホルダーを動作させて読み取ったカードデータを
    装置に伝送する制御器からなることを特徴とするカード
    処理機能を備えたキーボード。
  2. 【請求項2】 前記制御器は、 カードホルダー及びキーマトリックスの動作を制御し、
    読み取った順序又は外部装置からの要求に従ってキーコ
    ード又はカード読取データを読み出すマイクロプロセッ
    サーと、 前記マイクロプロセッサーのクロック信号を発生する発
    振器と、 電源初期印加時に前記マイクロプロセッサーを初期化さ
    せるリセット部と、 キーマトリックスに連結されてキーコードを読み込んで
    前記マイクロプロセッサーに伝達するキー板接続部と、 外部装置であるPCに接続されて、当該PCと前記マイ
    クロプロセッサー間にデータ交換ができるようにするP
    C接続部からなることを特徴とする請求項1記載のカー
    ド処理機能を備えたキーボード。
  3. 【請求項3】 前記制御器は、 一定周期毎にキーマトリックスからキーコードが読み込
    まれたか否かをチェックし、読み込まれたキーコードを
    PCに伝送しながら、PCからカード処理命令が印加さ
    れたか否かをチェックし、カード処理命令がある時には
    キーコード伝送前にカードホルダーを動作させて読み込
    まれるカード読取データを先に伝送した後にキーコード
    を伝送することを特徴とする請求項1又は請求項2記載
    のカード処理機能を備えたキーボード。
  4. 【請求項4】 前記制御器は、 カードホルダー内のカードの存在の有無をチェックし、
    カードが存在する時にPCからの要求に従ってカード読
    取データを伝送し、キーマトリックスをチェックして発
    生されたキーコードを伝送し、カードホールダー内にカ
    ードが存在しない時にはカードが挿入されるまで待期
    し、カードが挿入された後にそのカードを読み取ってカ
    ードデータを伝送した後、PCからの要求に従ってカー
    ド読取データの伝送やキーマトリックスから読み出され
    たキーコードの伝送を行なうように制御することを特徴
    とする請求項1又は請求項2記載のカード処理機能を備
    えたキーボード。
  5. 【請求項5】 キーマトリックスのキーが押されたか否
    かをチェックし、押されたときにはキーマトリックスか
    ら読み出される押されたキーのキーコードを貯蔵するキ
    ー検査段階と、 前記キー検査段階後、キーボードと連結されたPCから
    所定の命令があるか否かをチェックする命令チェック段
    階と、 前記命令チェック段階でPCから送信された命令があれ
    ば、その命令を受信して読み取り、この読み取られた命
    令に従ってキーマトリックス及びカードホルダーを制御
    してキーコード又はカード処理を実行する命令処理段階
    と、 前記命令チェック段階でPCから命令がないと判断され
    たり、前記命令処理段階が完了した後、前記キー検査段
    階で貯蔵されたキーコードをPCに伝送するキーコード
    伝送段階が繰り返し実行されることを特徴とするカード
    処理機能を備えたキーボードの制御方法。
  6. 【請求項6】 前記カード処理機能を備えたキーボード
    の制御方法は、 前記キーコード伝送段階後に、カードホルダー内にカー
    ドが挿入され、また、挿入されたカードが引き出された
    か否かをチェックし、当該カードの着脱をPCに知らせ
    ることを特徴とする請求項5記載のカード処理機能を備
    えたキーボードの制御方法。
  7. 【請求項7】 キーボードに読み込まれる命令語は、キ
    ーボード処理命令語とカード処理命令語に分けられ、前
    記カード処理命令は、キーボード用命令語コードで用い
    られないコードを用いることを特徴とする請求項5記載
    のカード処理機能を備えたキーボードの制御方法。
  8. 【請求項8】 キーボードに読み込まれる命令語は、キ
    ーボード処理命令語とカード処理命令語に分けられ、キ
    ーボード命令語のうちLEDセット/リセット状態表示
    コマンドが連続的に2回以上になる時には、以後から印
    加されるデータをカード処理用命令データで認識するこ
    とを特徴とする請求項5記載のカード処理機能を備えた
    キーボードの制御方法。
  9. 【請求項9】 カードホルダー内にカードが存在するか
    否かをチェックするカードチェック段階と、 前記カードチェック段階でカードが存在する時、PCか
    らのカードデータ要求命令があるか否かをチェックし
    て、命令がない時にはキーマトリックスをチェックして
    キーコードをPCに伝送し、カードデータ要求命令があ
    る時にはカードデータを読み取ってPCに伝送する第1
    データ伝送段階と、 前記カードチェック段階でカードが存在しない時にはP
    Cにこれを知らせて待機するようにし、カードが挿入さ
    れた時には当該挿入されたカードのデータを読み取って
    PCに伝送する第2データ伝送段階が繰り返し実行され
    ることを特徴とするカード処理機能を備えたキーボード
    の制御方法。
  10. 【請求項10】 前記カード処理機能を備えたキーボー
    ドの制御方法は、 第1データ伝送段階でキーコード伝送後にカード読取用
    ホットキーが押されたか否かをチェックし、ホットキー
    が押されたときにはカードデータを読み取ってPCに伝
    送する第2データ伝送段階を更に備えることを特徴とす
    る請求項9記載のカード処理機能を備えたキーボードの
    制御方法。
  11. 【請求項11】 前記カード要求データ命令があるか否
    かの判断は、キーボード命令語のうちLEDセット/リ
    セット状態表示コマンドが連続的に2回以上になる時に
    は、これをカード要求データ命令と認識することを特徴
    とする請求項9又は請求項10記載のカード処理機能を
    備えたキーボードの制御方法。
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