JPH11237983A - ワンチップマイコンおよびこのワンチップマイコンにおけるブート領域アクセスのためのエントリー方法 - Google Patents
ワンチップマイコンおよびこのワンチップマイコンにおけるブート領域アクセスのためのエントリー方法Info
- Publication number
- JPH11237983A JPH11237983A JP10039293A JP3929398A JPH11237983A JP H11237983 A JPH11237983 A JP H11237983A JP 10039293 A JP10039293 A JP 10039293A JP 3929398 A JP3929398 A JP 3929398A JP H11237983 A JPH11237983 A JP H11237983A
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- Japan
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- area
- boot
- rom
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 電源投入毎にROM内のブート領域に対する
プロテクト解除を実行するか否かを決定する必要があ
り、誤ってプロテクト解除を実行した場合には、イレー
ズライトプログラムが読み出されて、ROM内の他の領
域が書き換えられるなどの課題があった。 【解決手段】 CPU21はブート領域22bに対する
アクセスを行うときに、ブート領域読み出しビット23
aを介してブート領域22bに対するアクセスが許可さ
れているか否かを判断する。
プロテクト解除を実行するか否かを決定する必要があ
り、誤ってプロテクト解除を実行した場合には、イレー
ズライトプログラムが読み出されて、ROM内の他の領
域が書き換えられるなどの課題があった。 【解決手段】 CPU21はブート領域22bに対する
アクセスを行うときに、ブート領域読み出しビット23
aを介してブート領域22bに対するアクセスが許可さ
れているか否かを判断する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、電源投入毎のR
OM内のブート領域に対するプロテクト解除を実行する
か否かの判断処理を不要とし、不必要なプロテクト解除
の可能性を少なくすることができるワンチップマイコン
およびこのワンチップマイコンにおけるブート領域アク
セスのためのエントリー方法に関するものである。
OM内のブート領域に対するプロテクト解除を実行する
か否かの判断処理を不要とし、不必要なプロテクト解除
の可能性を少なくすることができるワンチップマイコン
およびこのワンチップマイコンにおけるブート領域アク
セスのためのエントリー方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図4は従来のワンチップマイコンを示す
構成図であり、図において、1は主記憶装置2、外部記
憶装置3、ROM4、CMOS RAM5、およびRA
M6中に保持されているプログラムを実行するCPU、
4はブートプログラムやセットアッププログラムなどを
格納するROM、5はバックアップ電源7により無停電
化されたシステム構成情報を保存するCMOS RA
M、8は特定のキーを含めたキー入力を受け付けるキー
ボード、9は文字や図形を表示する表示装置である。
構成図であり、図において、1は主記憶装置2、外部記
憶装置3、ROM4、CMOS RAM5、およびRA
M6中に保持されているプログラムを実行するCPU、
4はブートプログラムやセットアッププログラムなどを
格納するROM、5はバックアップ電源7により無停電
化されたシステム構成情報を保存するCMOS RA
M、8は特定のキーを含めたキー入力を受け付けるキー
ボード、9は文字や図形を表示する表示装置である。
【0003】次に動作について説明する。まず、電源投
入、あるいはシステムリセットが行われた後、ROM4
内に格納されているブートプログラムが読み出されて実
行され、バックアップ電源7により無停電化されている
CMOS RAM5内部に保存されているシステム情報
が読み出され、この情報に応じて各ハードウェア機器等
の初期設定が行われる。その後、キーボード8上の特定
のキーが押されたか否かが判定され、特定のキーが押さ
れていれば、このキーが押されたことを記憶する図示し
ないフラグがオフにされた後、ROM4内に格納されて
いるセットアッププログラムが読み出され、これに制御
が移される。
入、あるいはシステムリセットが行われた後、ROM4
内に格納されているブートプログラムが読み出されて実
行され、バックアップ電源7により無停電化されている
CMOS RAM5内部に保存されているシステム情報
が読み出され、この情報に応じて各ハードウェア機器等
の初期設定が行われる。その後、キーボード8上の特定
のキーが押されたか否かが判定され、特定のキーが押さ
れていれば、このキーが押されたことを記憶する図示し
ないフラグがオフにされた後、ROM4内に格納されて
いるセットアッププログラムが読み出され、これに制御
が移される。
【0004】そして、セットアッププログラムが起動さ
れると、更新されたシステム情報は再びCMOS RA
M5に更新・格納される。その後、セットアッププログ
ラムによるシステム構成情報の再設定などが終了する
と、セットアッププログラムは再びブートプログラムに
制御を戻して停止する。そして、再設定されたシステム
構成情報にしたがって、ブートプログラムにより、再び
各ハードウェア機器の初期設定が実行される。このよう
に、ソフトウェア的なエントリー方法では、電源投入毎
に特定キーを押すことにより、ROM内のブート領域に
対してアクセスできるか否かを決定している。
れると、更新されたシステム情報は再びCMOS RA
M5に更新・格納される。その後、セットアッププログ
ラムによるシステム構成情報の再設定などが終了する
と、セットアッププログラムは再びブートプログラムに
制御を戻して停止する。そして、再設定されたシステム
構成情報にしたがって、ブートプログラムにより、再び
各ハードウェア機器の初期設定が実行される。このよう
に、ソフトウェア的なエントリー方法では、電源投入毎
に特定キーを押すことにより、ROM内のブート領域に
対してアクセスできるか否かを決定している。
【0005】図5は従来のその他のワンチップマイコン
を示す構成図である。このワンチップマイコンにおいて
は、ブートブロック機能を解除するための電源電圧を供
給する電源回路11および電圧印加スイッチ12を備え
ている。ここで、フラッシュROM13のブートブロッ
ク領域14の処理プログラム14aの一部に変更が必要
なときには、まず、電圧印加スイッチ12をオンにして
ブートブロック機能を解除してブートブロック領域14
を書き換え可能なハードウェア状態にする。次に、ブー
トブロック領域14に存在するフラッシュROM書き換
えプログラム14bをRAM17上で起動させ、変更後
の処理プログラムを外部入出力装置16により外部から
読み出す。読み出された変更後の処理プログラムはブー
トブロック領域14に書き込まれて変更作業が終了す
る。
を示す構成図である。このワンチップマイコンにおいて
は、ブートブロック機能を解除するための電源電圧を供
給する電源回路11および電圧印加スイッチ12を備え
ている。ここで、フラッシュROM13のブートブロッ
ク領域14の処理プログラム14aの一部に変更が必要
なときには、まず、電圧印加スイッチ12をオンにして
ブートブロック機能を解除してブートブロック領域14
を書き換え可能なハードウェア状態にする。次に、ブー
トブロック領域14に存在するフラッシュROM書き換
えプログラム14bをRAM17上で起動させ、変更後
の処理プログラムを外部入出力装置16により外部から
読み出す。読み出された変更後の処理プログラムはブー
トブロック領域14に書き込まれて変更作業が終了す
る。
【0006】次に、フラッシュROM13のブートブロ
ック外領域15の処理プログラム15aの一部に変更が
生じたときには、電圧印加スイッチ12をオンにするこ
となく、いつでもブートブロック領域14に存在するフ
ラッシュROM書き換えプログラム14bをRAM17
上で起動させ、変更後の処理プログラムを外部入力装置
16により外部から読み出す。このように、ハードウェ
ア的なエントリー方法では、電源投入毎に電圧印加スイ
ッチ12のON/OFFをすることにより、ROM内の
ブート領域に対してアクセスできるか否かを決定してい
る。
ック外領域15の処理プログラム15aの一部に変更が
生じたときには、電圧印加スイッチ12をオンにするこ
となく、いつでもブートブロック領域14に存在するフ
ラッシュROM書き換えプログラム14bをRAM17
上で起動させ、変更後の処理プログラムを外部入力装置
16により外部から読み出す。このように、ハードウェ
ア的なエントリー方法では、電源投入毎に電圧印加スイ
ッチ12のON/OFFをすることにより、ROM内の
ブート領域に対してアクセスできるか否かを決定してい
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来のワンチップマイ
コンおよびこのワンチップマイコンにおけるブート領域
アクセスのためのエントリー方法は以上のように構成さ
れているので、ソフトウェア的なエントリー方法および
ハードウェア的なエントリー方法において、電源投入毎
にROM内のブート領域に対するプロテクト解除を実行
するか否かを決定する必要があった。このため、例え
ば、ROM内のブート領域にイレーズライトプログラム
が格納されていて、誤ってプロテクト解除を実行した場
合には、イレーズライトプログラムが読み出されて、R
OM内の他の領域が書き換えられるなどの課題があっ
た。
コンおよびこのワンチップマイコンにおけるブート領域
アクセスのためのエントリー方法は以上のように構成さ
れているので、ソフトウェア的なエントリー方法および
ハードウェア的なエントリー方法において、電源投入毎
にROM内のブート領域に対するプロテクト解除を実行
するか否かを決定する必要があった。このため、例え
ば、ROM内のブート領域にイレーズライトプログラム
が格納されていて、誤ってプロテクト解除を実行した場
合には、イレーズライトプログラムが読み出されて、R
OM内の他の領域が書き換えられるなどの課題があっ
た。
【0008】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたもので、電源投入毎のROM内のブート領
域に対するプロテクト解除を実行するか否かの判断処理
を不要とし、不必要なプロテクト解除の可能性を少なく
することができるワンチップマイコンおよびこのワンチ
ップマイコンにおけるブート領域アクセスのためのエン
トリー方法を得ることを目的とする。
めになされたもので、電源投入毎のROM内のブート領
域に対するプロテクト解除を実行するか否かの判断処理
を不要とし、不必要なプロテクト解除の可能性を少なく
することができるワンチップマイコンおよびこのワンチ
ップマイコンにおけるブート領域アクセスのためのエン
トリー方法を得ることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明に係るワンチッ
プマイコンは、ブート領域に対するアクセスをCPUに
許可するか否かのデータをブート領域読み出しレジスタ
に設定するようにしたものである。
プマイコンは、ブート領域に対するアクセスをCPUに
許可するか否かのデータをブート領域読み出しレジスタ
に設定するようにしたものである。
【0010】この発明に係るワンチップマイコンにおけ
るブート領域アクセスのためのエントリー方法は、CP
UはROMのブート領域をアクセスするときに、ブート
領域読み出しレジスタを検知し、ブート領域に対するア
クセスが許可されているか否かを判断するようにしたも
のである。
るブート領域アクセスのためのエントリー方法は、CP
UはROMのブート領域をアクセスするときに、ブート
領域読み出しレジスタを検知し、ブート領域に対するア
クセスが許可されているか否かを判断するようにしたも
のである。
【0011】この発明に係るワンチップマイコンは、ブ
ート領域に対するアクセスをCPUに許可する場合に、
ROMのユーザ領域に格納されているブート領域読み出
しプログラムにより、ブート領域エントリー用の端子に
電圧を印加するようにしたものである。
ート領域に対するアクセスをCPUに許可する場合に、
ROMのユーザ領域に格納されているブート領域読み出
しプログラムにより、ブート領域エントリー用の端子に
電圧を印加するようにしたものである。
【0012】この発明に係るワンチップマイコンにおけ
るブート領域アクセスのためのエントリー方法は、CP
UはROMのブート領域をアクセスするときに、ブート
領域エントリー用の端子に電圧が印加されているか否か
を検知し、ブート領域に対するアクセスが許可されてい
るか否かを判断するようにしたものである。
るブート領域アクセスのためのエントリー方法は、CP
UはROMのブート領域をアクセスするときに、ブート
領域エントリー用の端子に電圧が印加されているか否か
を検知し、ブート領域に対するアクセスが許可されてい
るか否かを判断するようにしたものである。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の一形態を
説明する。 実施の形態1.図1はこの発明の実施の形態1によるワ
ンチップマイコンを示す構成図であり、図において、2
1はROM22に保持されているプログラムを実行する
CPU、22はセットアッププログラムなどを格納する
ユーザ領域22aとブートプログラムなどを格納するブ
ート領域22bとを有するROM、23はCPU21が
ROM22のブート領域22bをアクセスするときに、
ブート領域22bに対するアクセスを許可するか否かの
データが設定されたブート領域読み出しビット23aを
有するブート領域読み出しレジスタであり、このブート
領域読み出しビット23aが1の場合にはブート領域2
2bに対するアクセスを許可し、0の場合にはブート領
域22bに対するアクセスを禁止するものである。
説明する。 実施の形態1.図1はこの発明の実施の形態1によるワ
ンチップマイコンを示す構成図であり、図において、2
1はROM22に保持されているプログラムを実行する
CPU、22はセットアッププログラムなどを格納する
ユーザ領域22aとブートプログラムなどを格納するブ
ート領域22bとを有するROM、23はCPU21が
ROM22のブート領域22bをアクセスするときに、
ブート領域22bに対するアクセスを許可するか否かの
データが設定されたブート領域読み出しビット23aを
有するブート領域読み出しレジスタであり、このブート
領域読み出しビット23aが1の場合にはブート領域2
2bに対するアクセスを許可し、0の場合にはブート領
域22bに対するアクセスを禁止するものである。
【0014】次に動作について説明する。図2はこの発
明の実施の形態1によるワンチップマイコンの動作手順
を示すフローチャートである。まず、ユーザはブート領
域読み出しビット書き換えプログラムを介してブート領
域読み出しレジスタ23のブート領域読み出しビット2
3aを設定する。そして、CPU21はROM22のブ
ート領域22bをアクセスするときに、ブート領域読み
出しレジスタ23のブート領域読み出しビット23aを
確認し(ステップST1)、ブート領域読み出しビット
23aに0が設定されているか否かを判断する(ステッ
プST2)。そして、ステップST2の判断の結果、ブ
ート領域読み出しビット23aに0が設定されている場
合(YES)には、ブート領域22bに対するアクセス
を許可しているため、CPU21はROM22のブート
領域22bにアクセスをすることができる(ステップS
T3)。しかし、ステップST2の判断の結果、ブート
領域読み出しビット23aに1が設定されている場合
(NO)には、ブート領域22bに対するアクセスを禁
止しているため、CPU21はROM22のブート領域
22bにアクセスをすることができない。
明の実施の形態1によるワンチップマイコンの動作手順
を示すフローチャートである。まず、ユーザはブート領
域読み出しビット書き換えプログラムを介してブート領
域読み出しレジスタ23のブート領域読み出しビット2
3aを設定する。そして、CPU21はROM22のブ
ート領域22bをアクセスするときに、ブート領域読み
出しレジスタ23のブート領域読み出しビット23aを
確認し(ステップST1)、ブート領域読み出しビット
23aに0が設定されているか否かを判断する(ステッ
プST2)。そして、ステップST2の判断の結果、ブ
ート領域読み出しビット23aに0が設定されている場
合(YES)には、ブート領域22bに対するアクセス
を許可しているため、CPU21はROM22のブート
領域22bにアクセスをすることができる(ステップS
T3)。しかし、ステップST2の判断の結果、ブート
領域読み出しビット23aに1が設定されている場合
(NO)には、ブート領域22bに対するアクセスを禁
止しているため、CPU21はROM22のブート領域
22bにアクセスをすることができない。
【0015】以上のように、この実施の形態1によれ
ば、CPU21はブート領域22bに対するアクセスを
行うときに、ブート領域読み出しビット23aを介して
ブート領域22bに対するアクセスが許可されているか
否かを判断することができるため、ROM22内のブー
ト領域22bに対するプロテクト解除を実行するか否か
の判断処理を電源投入毎に行う必要がなく、不必要なプ
ロテクト解除の可能性を少なくすることができる効果が
得られる。
ば、CPU21はブート領域22bに対するアクセスを
行うときに、ブート領域読み出しビット23aを介して
ブート領域22bに対するアクセスが許可されているか
否かを判断することができるため、ROM22内のブー
ト領域22bに対するプロテクト解除を実行するか否か
の判断処理を電源投入毎に行う必要がなく、不必要なプ
ロテクト解除の可能性を少なくすることができる効果が
得られる。
【0016】実施の形態2.図3はこの発明の実施の形
態2によるワンチップマイコンを示す構成図であり、図
において、実施の形態1と同一符号については同一また
は相当部分を示すので説明を省略する。実施の形態1で
は、CPU21はブート領域読み出しビット23aを介
してブート領域22bに対するアクセスが許可されてい
るか否かを判断するものであったが、この実施の形態2
では、CPU33はブート領域エントリー用の端子31
に電圧が印加されているか否かを判断し、ブート領域2
2bに対するアクセスを実行するものである。
態2によるワンチップマイコンを示す構成図であり、図
において、実施の形態1と同一符号については同一また
は相当部分を示すので説明を省略する。実施の形態1で
は、CPU21はブート領域読み出しビット23aを介
してブート領域22bに対するアクセスが許可されてい
るか否かを判断するものであったが、この実施の形態2
では、CPU33はブート領域エントリー用の端子31
に電圧が印加されているか否かを判断し、ブート領域2
2bに対するアクセスを実行するものである。
【0017】31はROM22のユーザ領域22aに格
納されているブート領域読み出しプログラムに基づいて
電源32からの電圧が印加されるブート領域エントリー
用の端子であり、このブート領域エントリー用の端子3
1に電圧が印加されている場合にはブート領域22bに
対するアクセスをCPU33に許可し、ブート領域エン
トリー用の端子31に電圧が印加されていない場合には
ブート領域22bに対するアクセスをCPU33に禁止
するものである。33はブート領域エントリー用の端子
31に電圧が印加されているか否かを判断し、ブート領
域22bに対するアクセスを実行するCPUである。
納されているブート領域読み出しプログラムに基づいて
電源32からの電圧が印加されるブート領域エントリー
用の端子であり、このブート領域エントリー用の端子3
1に電圧が印加されている場合にはブート領域22bに
対するアクセスをCPU33に許可し、ブート領域エン
トリー用の端子31に電圧が印加されていない場合には
ブート領域22bに対するアクセスをCPU33に禁止
するものである。33はブート領域エントリー用の端子
31に電圧が印加されているか否かを判断し、ブート領
域22bに対するアクセスを実行するCPUである。
【0018】以上のように、この実施の形態2によれ
ば、CPU33はブート領域エントリー用の端子31に
電圧が印加されているか否かを判断し、ブート領域22
bに対するアクセスが許可されているか否かを判断する
ことができるため、ROM22内のブート領域22bに
対するプロテクト解除を実行するか否かの判断処理を、
電源投入毎に行う必要がなく、不必要なプロテクト解除
の可能性を少なくすることができる効果が得られる。
ば、CPU33はブート領域エントリー用の端子31に
電圧が印加されているか否かを判断し、ブート領域22
bに対するアクセスが許可されているか否かを判断する
ことができるため、ROM22内のブート領域22bに
対するプロテクト解除を実行するか否かの判断処理を、
電源投入毎に行う必要がなく、不必要なプロテクト解除
の可能性を少なくすることができる効果が得られる。
【0019】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、ブー
ト領域に対するアクセスをCPUに許可するか否かのデ
ータをブート領域読み出しレジスタに設定するように構
成したので、ブート領域に対するプロテクト解除を実行
するか否かの判断処理を電源投入毎に行う必要がなく、
不必要なプロテクト解除の可能性を少なくすることがで
きる効果がある。
ト領域に対するアクセスをCPUに許可するか否かのデ
ータをブート領域読み出しレジスタに設定するように構
成したので、ブート領域に対するプロテクト解除を実行
するか否かの判断処理を電源投入毎に行う必要がなく、
不必要なプロテクト解除の可能性を少なくすることがで
きる効果がある。
【0020】この発明によれば、CPUはROMのブー
ト領域をアクセスするときに、ブート領域読み出しレジ
スタを検知し、ブート領域に対するアクセスが許可され
ているか否かを判断するように構成したので、ブート領
域に対するプロテクト解除を実行するか否かの判断処理
を電源投入毎に行う必要がなく、不必要なプロテクト解
除の可能性を少なくすることができる効果がある。
ト領域をアクセスするときに、ブート領域読み出しレジ
スタを検知し、ブート領域に対するアクセスが許可され
ているか否かを判断するように構成したので、ブート領
域に対するプロテクト解除を実行するか否かの判断処理
を電源投入毎に行う必要がなく、不必要なプロテクト解
除の可能性を少なくすることができる効果がある。
【0021】この発明によれば、ブート領域に対するア
クセスをCPUに許可する場合に、ROMのユーザ領域
に格納されているブート領域読み出しプログラムによ
り、ブート領域エントリー用の端子に電圧を印加するよ
うに構成したので、ブート領域に対するプロテクト解除
を実行するか否かの判断処理を電源投入毎に行う必要が
なく、不必要なプロテクト解除の可能性を少なくするこ
とができる効果がある。
クセスをCPUに許可する場合に、ROMのユーザ領域
に格納されているブート領域読み出しプログラムによ
り、ブート領域エントリー用の端子に電圧を印加するよ
うに構成したので、ブート領域に対するプロテクト解除
を実行するか否かの判断処理を電源投入毎に行う必要が
なく、不必要なプロテクト解除の可能性を少なくするこ
とができる効果がある。
【0022】この発明によれば、CPUはROMのブー
ト領域をアクセスするときに、ブート領域エントリー用
の端子に電圧が印加されているか否かを検知し、ブート
領域に対するアクセスが許可されているか否かを判断す
るように構成したので、ブート領域に対するプロテクト
解除を実行するか否かの判断処理を電源投入毎に行う必
要がなく、不必要なプロテクト解除の可能性を少なくす
ることができる効果がある。
ト領域をアクセスするときに、ブート領域エントリー用
の端子に電圧が印加されているか否かを検知し、ブート
領域に対するアクセスが許可されているか否かを判断す
るように構成したので、ブート領域に対するプロテクト
解除を実行するか否かの判断処理を電源投入毎に行う必
要がなく、不必要なプロテクト解除の可能性を少なくす
ることができる効果がある。
【図1】 この発明の実施の形態1によるワンチップマ
イコンを示す構成図である。
イコンを示す構成図である。
【図2】 この発明の実施の形態1によるワンチップマ
イコンの動作手順を示すフローチャートである。
イコンの動作手順を示すフローチャートである。
【図3】 この発明の実施の形態2によるワンチップマ
イコンを示す構成図である。
イコンを示す構成図である。
【図4】 従来のワンチップマイコンを示す構成図であ
る。
る。
【図5】 従来のその他のワンチップマイコンを示す構
成図である。
成図である。
21,33 CPU、22 ROM、22a ユーザ領
域、22b ブート領域、23 ブート領域読み出しレ
ジスタ、31 ブート領域エントリー用の端子。
域、22b ブート領域、23 ブート領域読み出しレ
ジスタ、31 ブート領域エントリー用の端子。
Claims (4)
- 【請求項1】 ユーザ領域とブートプログラムを格納す
るブート領域とを有するROMと、 このROMに保持されているプログラムを実行するCP
Uとを備えたワンチップマイコンにおいて、 上記ブート領域に対するアクセスを上記CPUに許可す
るか否かのデータが設定されるブート領域読み出しレジ
スタを備えたことを特徴とするワンチップマイコン。 - 【請求項2】 CPUはROMのブート領域をアクセス
するときに、ブート領域読み出しレジスタを検知し、上
記ブート領域に対するアクセスが許可されているか否か
を判断するワンチップマイコンにおけるブート領域アク
セスのためのエントリー方法。 - 【請求項3】 ユーザ領域とブートプログラムを格納す
るブート領域とを有するROMと、 このROMに保持されているプログラムを実行するCP
Uとを備えたワンチップマイコンにおいて、 上記ブート領域に対するアクセスを上記CPUに許可す
る場合に、上記ROMのユーザ領域に格納されているブ
ート領域読み出しプログラムにより、電圧が印加される
ブート領域エントリー用の端子を備えたワンチップマイ
コン。 - 【請求項4】 CPUはROMのブート領域をアクセス
するときに、ブート領域エントリー用の端子に電圧が印
加されているか否かを検知し、上記ブート領域に対する
アクセスが許可されているか否かを判断するワンチップ
マイコンにおけるブート領域アクセスのためのエントリ
ー方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10039293A JPH11237983A (ja) | 1998-02-20 | 1998-02-20 | ワンチップマイコンおよびこのワンチップマイコンにおけるブート領域アクセスのためのエントリー方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10039293A JPH11237983A (ja) | 1998-02-20 | 1998-02-20 | ワンチップマイコンおよびこのワンチップマイコンにおけるブート領域アクセスのためのエントリー方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11237983A true JPH11237983A (ja) | 1999-08-31 |
Family
ID=12549110
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10039293A Pending JPH11237983A (ja) | 1998-02-20 | 1998-02-20 | ワンチップマイコンおよびこのワンチップマイコンにおけるブート領域アクセスのためのエントリー方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11237983A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2004001610A1 (ja) * | 2002-06-25 | 2003-12-31 | Sony Corporation | 情報記憶装置、およびメモリアクセス制御方法、並びにコンピュータ・プログラム |
WO2004001607A1 (ja) * | 2002-06-25 | 2003-12-31 | Sony Corporation | 情報記憶装置、およびメモリアクセス制御方法、並びにコンピュータ・プログラム |
WO2004001609A1 (ja) * | 2002-06-25 | 2003-12-31 | Sony Corporation | 情報記憶装置、メモリアクセス制御システム、および方法、並びにコンピュータ・プログラム |
WO2018229605A1 (ja) * | 2017-06-16 | 2018-12-20 | 株式会社半導体エネルギー研究所 | 半導体装置、電子部品、及び電子機器 |
-
1998
- 1998-02-20 JP JP10039293A patent/JPH11237983A/ja active Pending
Cited By (14)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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