JPH075821U - 自動車用空気調和装置のインテークユニット - Google Patents

自動車用空気調和装置のインテークユニット

Info

Publication number
JPH075821U
JPH075821U JP3623293U JP3623293U JPH075821U JP H075821 U JPH075821 U JP H075821U JP 3623293 U JP3623293 U JP 3623293U JP 3623293 U JP3623293 U JP 3623293U JP H075821 U JPH075821 U JP H075821U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air
fan
cooling air
cooling
case
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP3623293U
Other languages
English (en)
Other versions
JP2594443Y2 (ja
Inventor
正宏 佐野
健 長谷部
Original Assignee
カルソニック株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by カルソニック株式会社 filed Critical カルソニック株式会社
Priority to JP1993036232U priority Critical patent/JP2594443Y2/ja
Publication of JPH075821U publication Critical patent/JPH075821U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2594443Y2 publication Critical patent/JP2594443Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Air-Conditioning For Vehicles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 組立作業性に優れ、しかも生産性を向上させ
た「自動車用空気調和装置のインテークユニット」を提
供すること。 【構成】 ファンスクロール33を構成する上部ケース
36と下部ケース37とを接合して組み立てる際に下部
ケース37の接合面に設けられた係合突起23を案内し
て上部ケース36の接合面に設けられた係合溝24に係
合させるように導く傾斜面41aを有し、冷却風導入室
16の側壁18から冷却風取入口17の近傍まで伸延す
るリブ41を前記冷却風導入室16内に設けたことを特
徴とする自動車用空気調和装置のインテークユニットで
ある。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、自動車用空気調和装置のインテークユニットに関し、特に、モータ の冷却手段を有するインテークユニットの本体枠としてのケースの構造の改良に 関する。
【0002】
【従来の技術】
自動車用空気調和装置は、車室内外の空気を取入れるインテークユニットと、 この取入空気をエバポレータにより冷却するクーラユニットと、冷却された空気 をヒータコアで再度加熱するヒータユニットとを有している。 前記インテークユニットには、図7に示すように、モータ(図示せず)により 駆動され、取り込んだ空気を送風するファンfが内設されたファンスクロール1 1が形成されている。このファンスクロール11には、前記ファンfに対して偏 心する渦巻形状のスクロール部12と、このスクロール部12からそのほぼ接線 方向に拡開して伸延する送風ダクト部13とが形成されている。ファンfにより 導入された空気は、スクロール部12の形状に沿って流通した後に、送風ダクト 部13を通過して、この送風ダクト部13の先端に開設された吐出口15からク ーラユニット19へ送風されるようになっている。 前記ファンfを駆動するモータは、通常コンミュテータとブラシとの接触およ び導体の電気抵抗等により熱が発生することになるので、モータを冷却するため にファンを利用して強制的に冷却風を供給している。ところが、車室外空気を取 り入れる場合、万一、雨水、雪あるいは車両洗車時における洗浄水もしくは塵埃 等が侵入すると、強制冷却のための風の流れに乗った水滴や塵埃等がモータに入 り込み、モータ性能上種々の不具合を発生させる虞れがあった。 このような不具合を回避するため様々な対策がなされてきており、たとえば、 図7に示したように、ファンスクロール11の送風ダクト部13に、冷却風導入 室16が形成され、この冷却風導入室16に設けた冷却風取入口17から図示し ない冷却パイプを介して前記ファンfにより送風される空気の一部を前記モータ に導くようにしたものがある。 この場合、取り入れられた空気は、ファンfにより加圧されファンスクロール 11内を通って吐出口15から吐出され、大部分の空気は外壁20に沿って流れ る。このため、内壁側に沿って流れる空気中には水滴や塵埃等が殆んど含まれず 、しかも冷却風導入室16は側壁18に囲まれ比較的高い静圧を有する清浄なも のとなるので、ここに設けられた冷却風取入口17から送り込まれる空気には、 水分や塵埃等が混入せず、この空気が冷却パイプによりモータに送られると、モ ータの冷却は、清浄な冷却風だけで行われるようになっている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
前記ファンスクロール11は、図8に示すように、樹脂製の上部ケース21と 下部ケース22とを有しており、図9に示すように、下部ケース22の接合部に 設けられた係合突起23が上部ケース21の接合部に設けられた係合溝24に嵌 挿されて係合することにより、両者が接合されるようになっている。(なお、図 9においては、係合の様子の理解の容易のため上部ケース21と下部ケース22 とは上下を逆にして図示している。) ところが、前記ファンスクロール11の送風ダクト部13に形成された冷却風 導入室16付近は、型構造が密集することになり、冷却水通路を設けることが困 難なため、樹脂成形後の冷却がしづらく熱変形が生じやすいものとなる傾向があ った。この場合、成形後の冷却時間を十分に取って熱変形を抑えることは、生産 性の低下をきたしてしまうため、好ましいものではない。 したがって、熱変形が比較的小さいときは、図9に示したように、ガイドピン 25が先端部に形成された円錐テーパ面に案内されながら係合穴26に嵌挿され ることにより、多少の熱変形は吸収することができるが、ガイドピン25の半径 以上ゆがみが発生すると、ガイドピン25だけでは上部ケース21と下部ケース 22とを合わせることができないことになる。 この場合、作業者が熱変形した部分を手で合わせざるを得ず、しかも冷却風導 入室16の側壁18のようにファンスクロール11の吐出口15から若干内部に 入り込んだところの壁が熱変形していると、これを手で合わせることは難しく、 ファンスクロール11の上部ケース21と下部ケース22とを接合して組み立て る作業は、非常に作業性の悪いものとなっていた。
【0004】 本考案は、このような従来技術の問題点に鑑みてなされたものであり、本考案 の目的は、組立作業性に優れ、しかも生産性を向上させた自動車用空気調和装置 のインテークユニットを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するための本考案は、分割された2つのケースの一方のケース の接合部に係合突起が設けられるとともに他方のケースの接合部に係合溝が設け られ、これらの2つのケースを接合することにより、空気を取り入れるスクロー ル部、およびこのスクロール部から拡開して伸延する送風ダクト部を形成するフ ァンスクロールと、前記スクロール部に設けられ車室内に空気を送り出すファン と、このファンを駆動するモータとを有し、前記送風ダクト部に冷却風導入室が 形成され、この冷却風導入室に設けた冷却風取入口から冷却パイプを介して前記 ファンにより送風される空気の一部を前記モータに導くことにより、前記モータ を強制的に冷却するようにした自動車用空気調和装置のインテークユニットにお いて、前記2つのケースを接合させる際に前記係合突起を案内して前記係合溝に 係合させるように導く案内面を有し、前記冷却風導入室の側壁から前記冷却風取 入口の近傍まで伸延するリブを前記冷却風導入室内に設けたことを特徴とする自 動車用空気調和装置のインテークユニットである。
【0006】
【作用】
このように構成した本考案にあっては、ファンスクロールを接合し組み立てる 場合、一方のケースに対し他方のケースを垂直方向から移動させて押し込む。そ うすると、一方のケースの接合部に設けられた係合突起はリブの案内面に当接し 、さらに垂直方向から力を付加することにより、前記案内面に案内されるように してこの案内面上を摺動する。こうして、前記係合突起は他方のケースの接合部 に設けられた係合溝に導かれ、この係合溝に嵌挿せられて係合する。これによれ ば、従来のように、型構造が密集しているため冷却がしづらい冷却風導入室付近 の熱変形した部分を、作業者が手で合わせながら接合させる必要がなく、ファン スクロールの組立作業性は、きわめて向上する。したがって、この作業は、自動 組立ラインにも対応が可能となり生産性も大幅に向上させることができる。 また、インテークユニットが作動される場合にあっては、冷却風導入室に流入 した空気は、リブに沿って滑らかに移動させられ、冷却風導入室に設けられた冷 却風取入口に導かれて、モータをきわめて効率的に冷却することになる。
【0007】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。 図1は、本考案の一実施例に係る自動車用空気調和装置のインテークユニット の吐出側からの側面図、図2は、図1に示されるファンスクロールの概略斜視図 、図3は、図1のA−A線に沿う断面図、図4は、図1に示される上部ケースと 下部ケースとを接合して組み立てる状態を表す図、図5は、図4に示される上部 ケースの係合溝と下部ケースの係合突起との係合状態を表す図であり、図7ない し図9に示される部材と共通する部材には同一の符号を付し、その説明は一部省 略する。
【0008】 図1に示すように、インテークユニット30の本体枠としてのケース31は、 車室外空気を導入するための外気取入口34と、車室内空気を導入するための内 気取入口35とを備えた内外気切替ボックス32を有している。この内外気切替 ボックス32内には、インテークドア38が取り付けられており、外気取入口3 4と内気取入口35とを選択的に開閉して切替えるようになっている。
【0009】 前記内外気切替ボックス32の下部には、ファンスクロール33が取り付けら れている。このファンスクロール33は、図1および図2に示したように、樹脂 製の上部ケース36および下部ケース37(2つのケースに相当する)から構成 される。図4に示すように、下部ケース37の上部ケース36との接合部には係 合突起23が設けられ、一方上部ケース36の下部ケース37との接合部には係 合溝24が設けられている。(なお、図9と同様に図4においても、上部ケース 21と下部ケース37とは、上下逆に示している。)そして、前記係合突起23 が前記係合溝24に嵌挿されて係合することにより、前記2つのケースが接合さ れ組み立てられるようになっている。これらの2つのケースを接合することによ り、図3に示したように、空気を取り入れるスクロール部12、およびこのスク ロール部12から拡開して伸延する送風ダクト部13が形成される。 また、前記ファンスクロール33には、ファンfとこれを駆動するためのモー タ39とが取り付けられている。このモータ39は、ほぼ鉛直方向の軸を中心と して回転するようになっている。ファンfの回転により空気がベルマウス部40 を通ってファンスクロール33内に流入する。この空気は、図3に示したように 、ファンfにより加圧されて渦巻形状の通路であるスクロール部12に押し出さ れ、これに沿って流通した後に、送風ダクト部13を通過して、この送風ダクト 部13の吐出口15からクーラユニット19へ送風されるようになっている。
【0010】 図1および図3に示したように、前記ファンスクロール33の送風ダクト部1 3に冷却風導入室16が形成されており、この冷却風導入室16に設けた冷却風 取入口17から冷却パイプ42を介して前記ファンfにより送風される空気の一 部をモータ39のハウジング39aに導くことによりモータ39を強制的に冷却 するようになっている。この場合、内外気切替ボックス32の外気取入口34か ら取り入れられた空気の大部分は、ファンスクロール33の外壁20に沿って流 れるため、内壁側に沿って流れる空気中には水滴や塵埃等が殆んど含まれず、し かも冷却風導入室16は側壁18に囲まれ比較的高い静圧を有する清浄なものと なるので、モータの冷却は、清浄な冷却風だけで行われることになる。
【0011】 本実施例にあっては、特に、前記冷却風導入室16の上部ケース側の側壁18 に、図示のようにガイドリブ41(リブに相当する)が設けられている。図4に 示したように、このガイドリブ41には、傾斜面41a(案内面に相当する)が 形成されており、前述した上部ケース36と下部ケース37とを接合して組み立 てる際に、前記係合突起23を案内して前記係合溝24に係合するように導く。 すなわち、上部ケース36側の側壁18付近は型構造が密集しているため冷却が しづらく図4のB方向に熱変形する傾向があるが、上部ケース36を下にして上 方から下部ケース37を矢印Cの方向に移動させた場合、係合突起23は、前記 ガイドリブ41の傾斜面41aに当接し、この傾斜面41aに案内されるように してC方向と反対方向に変形を受けながら前記係合溝24に導かれるようになっ ている。 また、前記ガイドリブ41は、図3に示したように、冷却風導入室16の開口 部43の内側に設けられ、前記開口部43から導入された清浄な冷却風を冷却風 取入口17に導くように、この冷却風取入口17の近傍まで伸延している。
【0012】 空調用ユニットであるクーラユニット19には、冷房サイクルの冷媒が循環す る図示しないエバポレータが設けられ、インテークユニット30の吐出口15か ら送られてきた空気を冷却する。なお、この冷却された空気は、クーラユニット 19の他端に接続された図示しないヒータユニットから車室内に調和空気として 送風されることになる。
【0013】 次に、実施例の作用を説明する。 上記構成の本考案の一実施例に係るインテークユニット30において、ファン スクロール33を接合し組み立てる場合にあっては、図4に示したように、上部 ケース36を下にして上方から下部ケース37を矢印Cの方向に移動させる。そ うすると、図5に示したように、下部ケース37の上部ケース36との接合部に 設けられた係合突起23は、ガイドリブ41の傾斜面41aに当接し、さらに上 方から力を付加することにより、傾斜面41aに案内されるようにしてこの傾斜 面41a上を摺動する。こうして、係合突起23は、図4のB方向と反対方向に 力を受けながら上部ケース36の下部ケース37との接合部に設けられた係合溝 24に導かれ、この係合溝24に嵌挿せられて係合する。
【0014】 このようにして、ファンスクロール33は上部ケース36を下にして上方から 下部ケース37を押し込むだけで接合し組み立てられるので、従来のように、作 業者が熱変形した部分を手で合わせながら上部ケース36と下部ケース37との 接合を行う必要がなく、ファンスクロール33の組立作業性は、きわめて向上す る。したがって、この作業は、自動組立ラインにも対応が可能となり生産性も大 幅に向上させることができる。 しかも、本実施例によれば、型構造が密集しているため冷却がしづらい冷却風 導入室16付近のケースの接合部に若干の熱変形を含んでいても、これを許容し 吸収できるものであるため、成形後の冷却時間をこの部分の冷却が十分行われる 時間にまで延ばして設定する必要がなくなり、全体としての前記冷却時間を短縮 することが可能となる。これにより、前述の自動組立の効果と相俟って一層の生 産性向上を図ることができる。さらに、従来は、冷却風導入室16付近の熱変形 を防止するためこの部分に対応する型に複雑な冷却水通路を設けて対処していた が、これを簡素化することが可能となりコストダウンが図られる。
【0015】 また、インテークユニット30が作動される場合にあっては、インテークドア 38により外気取入口34を開いた状態で、モータ39を駆動し、ファンfを回 転すると、空気が外気取入口34からベルマウス部40を通ってファンスクロー ル33内に流入する。この流入空気はファンfにより加圧され、スクロール部1 2を通って、送風ダクト部13の吐出口15から吐出される。この場合、空気は 、ファンスクロール33の外壁20に沿って流れ、その遠心力により空気中に含 まれている水滴や塵埃等は、ファンスクロール33の外壁20側に押しやられる 。したがって、ファンスクロール33の内壁側に沿って流れる空気中には水滴や 塵埃等は殆んど含まれず、その一部が、開口部43から側壁18に囲まれ比較的 高い静圧を有する清浄な冷却風導入室16に流入する。この冷却風導入室16に 流入した空気はガイドリブ41に沿って移動させられ冷却風導入室16に設けら れた冷却風取入口17に導かれることになる。 このように、モータ39を、きわめて効率的に、水分や塵埃等が混入しない清 浄な空気により冷却することができる。 また、冷却風導入室16に流入した空気はガイドリブ41に沿う滑らかな流れ となるため、空気の流れにより発生する騒音も著しく低減される。
【0016】 図6は、本実施例のガイドリブ41の他の実施例を示す斜視図であり、(a) は、凹状の曲面を呈する傾斜面41bを有するガイドリブの斜視図、(b)は、 凸状の曲面を有する傾斜面41cが形成されたガイドリブの斜視図、(c)は、 複数の傾斜面41dを有し一体的に形成されたガイドリブの斜視図である。この ように構成しても、上記実施例と同じ作用効果を得ることができる。 尚、上述したものは本考案の実施例であり、本考案は実用新案登録請求の範囲 に記載の要旨を逸脱することなく、種々変更することができる。たとえば、ガイ ドリブ41は、上記実施例では上部ケース36に設けるようにしたが、下部ケー ス37に設けるようにしてもよく、さらに上部ケース36および下部ケース37 の両方にガイドリブを設けて、接合時に両者の傾斜面が相互に当接し合うように 反対の傾斜角を持つように構成してもよい。
【0017】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案の自動車用空気調和装置のインテークユニットに あっては、一方のケースの接合部に設けられた係合突起を案内して他方のケース の接合部に設けられた係合溝に係合させるように導く案内面を有し、前記冷却風 導入室の側壁から前記冷却風取入口の近傍まで伸延するリブを前記冷却風導入室 内に設けたので、ファンスクロールは一方のケースに他方のケースを押し込むだ けで接合し組み立てることができる。これによれば、従来のように、型構造が密 集しているため冷却がしづらい冷却風導入室付近の熱変形した部分を、作業者が 手で合わせながら接合させる必要がなく、ファンスクロールの組立作業性は、き わめて向上する。したがって、この作業は、自動組立ラインにも対応が可能とな り生産性も大幅に向上させることができる。 しかも、本実施例によれば、冷却風導入室付近のケースの接合部に若干の熱変 形が含まれていても、これを許容し吸収できるものであるため、成形後の冷却時 間をこの部分の冷却が十分行われる時間にまで延ばして設定する必要がなくなり 、全体としての前記冷却時間を短縮することが可能となる。これにより、前述の 自動組立の効果と相俟って一層の生産性向上を図ることができる。さらに、従来 は、冷却風導入室付近の熱変形を防止するためこの部分に対応する型に複雑な冷 却水通路を設けて対処していたが、これを簡素化することが可能となりコストダ ウンが図られる。
【0018】 また、インテークユニットが作動される場合にあっては、冷却風導入室に流入 した空気はリブに沿って移動させられ冷却風導入室に設けられた冷却風取入口に 導かれるので、モータを、きわめて効率的に、冷却することができる。 さらに、冷却風導入室に流入した空気はリブに沿う滑らかな流れとなるため、 空気の流れにより発生する騒音も著しく低減される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案の一実施例に係る自動車用空気調和装
置のインテークユニットの吐出側からの側面図である。
【図2】 図1に示されるファンスクロールの概略斜視
図である。
【図3】 図1のA−A線に沿う断面図である。
【図4】 図1に示される上部ケースと下部ケースとを
接合して組み立てる状態を表す図である。
【図5】 図4に示される上部ケースの係合溝と下部ケ
ースの係合突起との係合状態を表す図であり、(a)
は、係合前を示す図、(b)は、係合後を示す図であ
る。
【図6】 図6は、本実施例のガイドリブの他の実施例
を示す斜視図であり、(a)は、凹状の曲面を呈する傾
斜面を有するガイドリブの斜視図、(b)は、凸状の曲
面を有する傾斜面が形成されたガイドリブの斜視図、
(c)は、複数の傾斜面を有し一体的に形成されたガイ
ドリブの斜視図である。
【図7】 従来の自動車用空気調和装置のインテークユ
ニットの上方から見た断面図である。
【図8】 図7に示されるファンスクロールの概略斜視
図である。
【図9】 図7に示される上部ケースと下部ケースとを
接合して組み立てる状態を表す図である。
【符号の説明】
12…スクロール部、 13…送風ダクト
部、16…冷却風導入室、 17…冷却風
取入口、18…側壁、 23…係
合突起、24…係合溝、 33…フ
ァンスクロール、36…上部ケース(ケース)、
37…下部ケース(ケース)、39…モータ、
41…リブ(ガイドリブ) 41a…傾斜面(案内面)、 42…冷却パイ
プ、f…ファン。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】分割された2つのケース(36,37) の一方の
    ケース(37)の接合部に係合突起(23)が設けられるととも
    に他方のケース(36)の接合部に係合溝(24)が設けられ、
    これらの2つのケース(36,37) を接合することにより、
    空気を取り入れるスクロール部(12)、およびこのスクロ
    ール部(12)から拡開して伸延する送風ダクト部(13)を形
    成するファンスクロール(33)と、 前記スクロール部(12)に設けられ車室内に空気を送り出
    すファン(f) と、 このファン(f) を駆動するモータ(39)とを有し、 前記送風ダクト部(13)に冷却風導入室(16)が形成され、
    この冷却風導入室(16)に設けた冷却風取入口(17)から冷
    却パイプ(42)を介して前記ファン(f) により送風される
    空気の一部を前記モータ(39)に導くことにより、前記モ
    ータ(39)を強制的に冷却するようにした自動車用空気調
    和装置のインテークユニットにおいて、 前記2つのケース(36,37) を接合させる際に前記係合突
    起(23)を案内して前記係合溝(24)に係合させるように導
    く案内面(41a) を有し、前記冷却風導入室(16)の側壁(1
    8)から前記冷却風取入口(17)の近傍まで伸延するリブ(4
    1)を前記冷却風導入室(16)内に設けたことを特徴とする
    自動車用空気調和装置のインテークユニット。
JP1993036232U 1993-07-01 1993-07-01 自動車用空気調和装置のインテークユニット Expired - Fee Related JP2594443Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1993036232U JP2594443Y2 (ja) 1993-07-01 1993-07-01 自動車用空気調和装置のインテークユニット

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1993036232U JP2594443Y2 (ja) 1993-07-01 1993-07-01 自動車用空気調和装置のインテークユニット

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH075821U true JPH075821U (ja) 1995-01-27
JP2594443Y2 JP2594443Y2 (ja) 1999-04-26

Family

ID=12464035

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1993036232U Expired - Fee Related JP2594443Y2 (ja) 1993-07-01 1993-07-01 自動車用空気調和装置のインテークユニット

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2594443Y2 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003021355A (ja) * 2001-07-06 2003-01-24 Fujitsu General Ltd 空気調和機
KR20120062387A (ko) * 2010-12-06 2012-06-14 주식회사 두원공조 차량용 공조장치의 송풍기 유닛
JP2017159685A (ja) * 2016-03-07 2017-09-14 株式会社デンソー 冷風ユニット
JP2017187224A (ja) * 2016-04-06 2017-10-12 株式会社富士通ゼネラル 空気調和機
US10302095B2 (en) 2015-08-20 2019-05-28 Hanon Systems Edge-free blower cooling interface

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003021355A (ja) * 2001-07-06 2003-01-24 Fujitsu General Ltd 空気調和機
KR20120062387A (ko) * 2010-12-06 2012-06-14 주식회사 두원공조 차량용 공조장치의 송풍기 유닛
US10302095B2 (en) 2015-08-20 2019-05-28 Hanon Systems Edge-free blower cooling interface
JP2017159685A (ja) * 2016-03-07 2017-09-14 株式会社デンソー 冷風ユニット
JP2017187224A (ja) * 2016-04-06 2017-10-12 株式会社富士通ゼネラル 空気調和機

Also Published As

Publication number Publication date
JP2594443Y2 (ja) 1999-04-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5007331B2 (ja) 車両用空調装置
JPH075821U (ja) 自動車用空気調和装置のインテークユニット
KR100623010B1 (ko) 자동차 쿨링 박스의 열전소자 냉각장치
JP2006248351A (ja) 空調装置のダクト接続構造
US6716100B2 (en) Air conditioning unit for vehicle
JP2008296712A (ja) 車両用空調装置
KR102556807B1 (ko) 차량용 공조장치
KR100909551B1 (ko) Hvac 모듈용 블로워유닛
JP2001150941A (ja) 車両用空調装置
JP4539525B2 (ja) 車両用空調装置の製造方法
KR200159479Y1 (ko) 일체형 공기조화기의 냉매파이프 및 전선 인출장치
US20040011502A1 (en) Structure for fixing heat exchanger in air-conditioner casing
JP2000094946A (ja) 車両用空調装置
KR102299409B1 (ko) 에어 플랩 도어의 조립 구조가 개선된 차량용 냉각팬 슈라우드 장치
KR101292356B1 (ko) 자동차 공기조화용 송풍유니트
KR20100029881A (ko) 차량용 송풍장치
JPS637527Y2 (ja)
KR100694614B1 (ko) 차량용 공기조화기의 송풍장치
JP2000301930A (ja) 車両用空調装置
JPH0452095Y2 (ja)
JP2002321517A (ja) 車両用空調ダクト
KR200239957Y1 (ko) 공기조화장치
JPH10193957A (ja) 車両用天井置きクーラユニット
KR200364965Y1 (ko) 공기 조화 장치의 공조 케이스
JP2006273275A (ja) 筒状体組付構造

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees