JP2594443Y2 - 自動車用空気調和装置のインテークユニット - Google Patents

自動車用空気調和装置のインテークユニット

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JP2594443Y2 JP1993036232U JP3623293U JP2594443Y2 JP 2594443 Y2 JP2594443 Y2 JP 2594443Y2 JP 1993036232 U JP1993036232 U JP 1993036232U JP 3623293 U JP3623293 U JP 3623293U JP 2594443 Y2 JP2594443 Y2 JP 2594443Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、自動車用空気調和装置
のインテークユニットに関し、特に、モータの冷却手段
を有するインテークユニットの本体枠としてのケースの
構造の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車用空気調和装置は、車室内外の空
気を取入れるインテークユニットと、この取入空気をエ
バポレータにより冷却するクーラユニットと、冷却され
た空気をヒータコアで再度加熱するヒータユニットとを
有している。前記インテークユニットには、図7に示す
ように、モータ(図示せず)により駆動され、取り込ん
だ空気を送風するファンfが内設されたファンスクロー
ル11が形成されている。このファンスクロール11に
は、前記ファンfに対して偏心する渦巻形状のスクロー
ル部12と、このスクロール部12からそのほぼ接線方
向に拡開して伸延する送風ダクト部13とが形成されて
いる。ファンfにより導入された空気は、スクロール部
12の形状に沿って流通した後に、送風ダクト部13を
通過して、この送風ダクト部13の先端に開設された吐
出口15からクーラユニット19へ送風されるようにな
っている。前記ファンfを駆動するモータは、通常コン
ミュテータとブラシとの接触および導体の電気抵抗等に
より熱が発生することになるので、モータを冷却するた
めにファンを利用して強制的に冷却風を供給している。
ところが、車室外空気を取り入れる場合、万一、雨水、
雪あるいは車両洗車時における洗浄水もしくは塵埃等が
侵入すると、強制冷却のための風の流れに乗った水滴や
塵埃等がモータに入り込み、モータ性能上種々の不具合
を発生させる虞れがあった。このような不具合を回避す
るため様々な対策がなされてきており、たとえば、図7
に示したように、ファンスクロール11の送風ダクト部
13に、冷却風導入室16が形成され、この冷却風導入
室16に設けた冷却風取入口17から図示しない冷却パ
イプを介して前記ファンfにより送風される空気の一部
を前記モータに導くようにしたものがある。この場合、
取り入れられた空気は、ファンfにより加圧されファン
スクロール11内を通って吐出口15から吐出され、大
部分の空気は外壁20に沿って流れる。このため、内壁
側に沿って流れる空気中には水滴や塵埃等が殆んど含ま
れず、しかも冷却風導入室16は側壁18に囲まれ比較
的高い静圧を有する清浄なものとなるので、ここに設け
られた冷却風取入口17から送り込まれる空気には、水
分や塵埃等が混入せず、この空気が冷却パイプによりモ
ータに送られると、モータの冷却は、清浄な冷却風だけ
で行われるようになっている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】前記ファンスクロール
11は、図8に示すように、樹脂製の上部ケース21と
下部ケース22とを有しており、図9に示すように、下
部ケース22の接合部に設けられた係合突起23が上部
ケース21の接合部に設けられた係合溝24に嵌挿され
て係合することにより、両者が接合されるようになって
いる。(なお、図9においては、係合の様子の理解の容
易のため上部ケース21と下部ケース22とは上下を逆
にして図示している。)ところが、前記ファンスクロー
ル11の送風ダクト部13に形成された冷却風導入室1
6付近は、型構造が密集することになり、冷却水通路を
設けることが困難なため、樹脂成形後の冷却がしづらく
熱変形が生じやすいものとなる傾向があった。この場
合、成形後の冷却時間を十分に取って熱変形を抑えるこ
とは、生産性の低下をきたしてしまうため、好ましいも
のではない。したがって、熱変形が比較的小さいとき
は、図9に示したように、ガイドピン25が先端部に形
成された円錐テーパ面に案内されながら係合穴26に嵌
挿されることにより、多少の熱変形は吸収することがで
きるが、ガイドピン25の半径以上ゆがみが発生する
と、ガイドピン25だけでは上部ケース21と下部ケー
ス22とを合わせることができないことになる。この場
合、作業者が熱変形した部分を手で合わせざるを得ず、
しかも冷却風導入室16の側壁18のようにファンスク
ロール11の吐出口15から若干内部に入り込んだとこ
ろの壁が熱変形していると、これを手で合わせることは
難しく、ファンスクロール11の上部ケース21と下部
ケース22とを接合して組み立てる作業は、非常に作業
性の悪いものとなっていた。
【0004】本考案は、このような従来技術の問題点に
鑑みてなされたものであり、本考案の目的は、組立作業
性に優れ、しかも生産性を向上させた自動車用空気調和
装置のインテークユニットを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本考案は、分割された2つのケースの一方のケースの
接合部に係合突起が設けられるとともに他方のケースの
接合部に係合溝が設けられ、これらの2つのケースを接
合することにより、空気を取り入れるスクロール部、お
よびこのスクロール部から拡開して伸延する送風ダクト
部を形成するファンスクロールと、前記スクロール部に
設けられ車室内に空気を送り出すファンと、このファン
を駆動するモータとを有し、前記送風ダクト部に冷却風
導入室が形成され、この冷却風導入室に設けた冷却風取
入口から冷却パイプを介して前記ファンにより送風され
る空気の一部を前記モータに導くことにより、前記モー
タを強制的に冷却するようにした自動車用空気調和装置
のインテークユニットにおいて、前記2つのケースを接
合させる際に前記係合突起を案内して前記係合溝に係合
させるように導く案内面を有し、前記冷却風導入室の側
壁から前記冷却風取入口の近傍まで伸延するリブを前記
冷却風導入室内に設けたことを特徴とする自動車用空気
調和装置のインテークユニットである。
【0006】
【作用】このように構成した本考案にあっては、ファン
スクロールを接合し組み立てる場合、一方のケースに対
し他方のケースを垂直方向から移動させて押し込む。そ
うすると、一方のケースの接合部に設けられた係合突起
はリブの案内面に当接し、さらに垂直方向から力を付加
することにより、前記案内面に案内されるようにしてこ
の案内面上を摺動する。こうして、前記係合突起は他方
のケースの接合部に設けられた係合溝に導かれ、この係
合溝に嵌挿せられて係合する。これによれば、従来のよ
うに、型構造が密集しているため冷却がしづらい冷却風
導入室付近の熱変形した部分を、作業者が手で合わせな
がら接合させる必要がなく、ファンスクロールの組立作
業性は、きわめて向上する。したがって、この作業は、
自動組立ラインにも対応が可能となり生産性も大幅に向
上させることができる。また、インテークユニットが作
動される場合にあっては、冷却風導入室に流入した空気
は、リブに沿って滑らかに移動させられ、冷却風導入室
に設けられた冷却風取入口に導かれて、モータをきわめ
て効率的に冷却することになる。
【0007】
【実施例】以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は、本考案の一実施例に係る自動車用空気調
和装置のインテークユニットの吐出側からの側面図、図
2は、図1に示されるファンスクロールの概略斜視図、
図3は、図1のA−A線に沿う断面図、図4は、図1に
示される上部ケースと下部ケースとを接合して組み立て
る状態を表す図、図5は、図4に示される上部ケースの
係合溝と下部ケースの係合突起との係合状態を表す図で
あり、図7ないし図9に示される部材と共通する部材に
は同一の符号を付し、その説明は一部省略する。
【0008】図1に示すように、インテークユニット3
0の本体枠としてのケース31は、車室外空気を導入す
るための外気取入口34と、車室内空気を導入するため
の内気取入口35とを備えた内外気切替ボックス32を
有している。この内外気切替ボックス32内には、イン
テークドア38が取り付けられており、外気取入口34
と内気取入口35とを選択的に開閉して切替えるように
なっている。
【0009】前記内外気切替ボックス32の下部には、
ファンスクロール33が取り付けられている。このファ
ンスクロール33は、図1および図2に示したように、
樹脂製の上部ケース36および下部ケース37(2つの
ケースに相当する)から構成される。図4に示すよう
に、下部ケース37の上部ケース36との接合部には係
合突起23が設けられ、一方上部ケース36の下部ケー
ス37との接合部には係合溝24が設けられている。
(なお、図9と同様に図4においても、上部ケース21
と下部ケース37とは、上下逆に示している。)そし
て、前記係合突起23が前記係合溝24に嵌挿されて係
合することにより、前記2つのケースが接合され組み立
てられるようになっている。これらの2つのケースを接
合することにより、図3に示したように、空気を取り入
れるスクロール部12、およびこのスクロール部12か
ら拡開して伸延する送風ダクト部13が形成される。ま
た、前記ファンスクロール33には、ファンfとこれを
駆動するためのモータ39とが取り付けられている。こ
のモータ39は、ほぼ鉛直方向の軸を中心として回転す
るようになっている。ファンfの回転により空気がベル
マウス部40を通ってファンスクロール33内に流入す
る。この空気は、図3に示したように、ファンfにより
加圧されて渦巻形状の通路であるスクロール部12に押
し出され、これに沿って流通した後に、送風ダクト部1
3を通過して、この送風ダクト部13の吐出口15から
クーラユニット19へ送風されるようになっている。
【0010】図1および図3に示したように、前記ファ
ンスクロール33の送風ダクト部13に冷却風導入室1
6が形成されており、この冷却風導入室16に設けた冷
却風取入口17から冷却パイプ42を介して前記ファン
fにより送風される空気の一部をモータ39のハウジン
グ39aに導くことによりモータ39を強制的に冷却す
るようになっている。この場合、内外気切替ボックス3
2の外気取入口34から取り入れられた空気の大部分
は、ファンスクロール33の外壁20に沿って流れるた
め、内壁側に沿って流れる空気中には水滴や塵埃等が殆
んど含まれず、しかも冷却風導入室16は側壁18に囲
まれ比較的高い静圧を有する清浄なものとなるので、モ
ータの冷却は、清浄な冷却風だけで行われることにな
る。
【0011】本実施例にあっては、特に、前記冷却風導
入室16の上部ケース側の側壁18に、図示のようにガ
イドリブ41(リブに相当する)が設けられている。図
4に示したように、このガイドリブ41には、傾斜面4
1a(案内面に相当する)が形成されており、前述した
上部ケース36と下部ケース37とを接合して組み立て
る際に、前記係合突起23を案内して前記係合溝24に
係合するように導く。すなわち、上部ケース36側の側
壁18付近は型構造が密集しているため冷却がしづらく
図4のB方向に熱変形する傾向があるが、上部ケース3
6を下にして上方から下部ケース37を矢印Cの方向に
移動させた場合、係合突起23は、前記ガイドリブ41
の傾斜面41aに当接し、この傾斜面41aに案内され
るようにしてC方向と反対方向に変形を受けながら前記
係合溝24に導かれるようになっている。また、前記ガ
イドリブ41は、図3に示したように、冷却風導入室1
6の開口部43の内側に設けられ、前記開口部43から
導入された清浄な冷却風を冷却風取入口17に導くよう
に、この冷却風取入口17の近傍まで伸延している。
【0012】空調用ユニットであるクーラユニット19
には、冷房サイクルの冷媒が循環する図示しないエバポ
レータが設けられ、インテークユニット30の吐出口1
5から送られてきた空気を冷却する。なお、この冷却さ
れた空気は、クーラユニット19の他端に接続された図
示しないヒータユニットから車室内に調和空気として送
風されることになる。
【0013】次に、実施例の作用を説明する。上記構成
の本考案の一実施例に係るインテークユニット30にお
いて、ファンスクロール33を接合し組み立てる場合に
あっては、図4に示したように、上部ケース36を下に
して上方から下部ケース37を矢印Cの方向に移動させ
る。そうすると、図5に示したように、下部ケース37
の上部ケース36との接合部に設けられた係合突起23
は、ガイドリブ41の傾斜面41aに当接し、さらに上
方から力を付加することにより、傾斜面41aに案内さ
れるようにしてこの傾斜面41a上を摺動する。こうし
て、係合突起23は、図4のB方向と反対方向に力を受
けながら上部ケース36の下部ケース37との接合部に
設けられた係合溝24に導かれ、この係合溝24に嵌挿
せられて係合する。
【0014】このようにして、ファンスクロール33は
上部ケース36を下にして上方から下部ケース37を押
し込むだけで接合し組み立てられるので、従来のよう
に、作業者が熱変形した部分を手で合わせながら上部ケ
ース36と下部ケース37との接合を行う必要がなく、
ファンスクロール33の組立作業性は、きわめて向上す
る。したがって、この作業は、自動組立ラインにも対応
が可能となり生産性も大幅に向上させることができる。
しかも、本実施例によれば、型構造が密集しているため
冷却がしづらい冷却風導入室16付近のケースの接合部
に若干の熱変形を含んでいても、これを許容し吸収でき
るものであるため、成形後の冷却時間をこの部分の冷却
が十分行われる時間にまで延ばして設定する必要がなく
なり、全体としての前記冷却時間を短縮することが可能
となる。これにより、前述の自動組立の効果と相俟って
一層の生産性向上を図ることができる。さらに、従来
は、冷却風導入室16付近の熱変形を防止するためこの
部分に対応する型に複雑な冷却水通路を設けて対処して
いたが、これを簡素化することが可能となりコストダウ
ンが図られる。
【0015】また、インテークユニット30が作動され
る場合にあっては、インテークドア38により外気取入
口34を開いた状態で、モータ39を駆動し、ファンf
を回転すると、空気が外気取入口34からベルマウス部
40を通ってファンスクロール33内に流入する。この
流入空気はファンfにより加圧され、スクロール部12
を通って、送風ダクト部13の吐出口15から吐出され
る。この場合、空気は、ファンスクロール33の外壁2
0に沿って流れ、その遠心力により空気中に含まれてい
る水滴や塵埃等は、ファンスクロール33の外壁20側
に押しやられる。したがって、ファンスクロール33の
内壁側に沿って流れる空気中には水滴や塵埃等は殆んど
含まれず、その一部が、開口部43から側壁18に囲ま
れ比較的高い静圧を有する清浄な冷却風導入室16に流
入する。この冷却風導入室16に流入した空気はガイド
リブ41に沿って移動させられ冷却風導入室16に設け
られた冷却風取入口17に導かれることになる。このよ
うに、モータ39を、きわめて効率的に、水分や塵埃等
が混入しない清浄な空気により冷却することができる。
また、冷却風導入室16に流入した空気はガイドリブ4
1に沿う滑らかな流れとなるため、空気の流れにより発
生する騒音も著しく低減される。
【0016】図6は、本実施例のガイドリブ41の他の
実施例を示す斜視図であり、(a)は、凹状の曲面を呈
する傾斜面41bを有するガイドリブの斜視図、(b)
は、凸状の曲面を有する傾斜面41cが形成されたガイ
ドリブの斜視図、(c)は、複数の傾斜面41dを有し
一体的に形成されたガイドリブの斜視図である。このよ
うに構成しても、上記実施例と同じ作用効果を得ること
ができる。尚、上述したものは本考案の実施例であり、
本考案は実用新案登録請求の範囲に記載の要旨を逸脱す
ることなく、種々変更することができる。たとえば、ガ
イドリブ41は、上記実施例では上部ケース36に設け
るようにしたが、下部ケース37に設けるようにしても
よく、さらに上部ケース36および下部ケース37の両
方にガイドリブを設けて、接合時に両者の傾斜面が相互
に当接し合うように反対の傾斜角を持つように構成して
もよい。
【0017】
【考案の効果】以上説明したように、本考案の自動車用
空気調和装置のインテークユニットにあっては、一方の
ケースの接合部に設けられた係合突起を案内して他方の
ケースの接合部に設けられた係合溝に係合させるように
導く案内面を有し、前記冷却風導入室の側壁から前記冷
却風取入口の近傍まで伸延するリブを前記冷却風導入室
内に設けたので、ファンスクロールは一方のケースに他
方のケースを押し込むだけで接合し組み立てることがで
きる。これによれば、従来のように、型構造が密集して
いるため冷却がしづらい冷却風導入室付近の熱変形した
部分を、作業者が手で合わせながら接合させる必要がな
く、ファンスクロールの組立作業性は、きわめて向上す
る。したがって、この作業は、自動組立ラインにも対応
が可能となり生産性も大幅に向上させることができる。
しかも、本実施例によれば、冷却風導入室付近のケース
の接合部に若干の熱変形が含まれていても、これを許容
し吸収できるものであるため、成形後の冷却時間をこの
部分の冷却が十分行われる時間にまで延ばして設定する
必要がなくなり、全体としての前記冷却時間を短縮する
ことが可能となる。これにより、前述の自動組立の効果
と相俟って一層の生産性向上を図ることができる。さら
に、従来は、冷却風導入室付近の熱変形を防止するため
この部分に対応する型に複雑な冷却水通路を設けて対処
していたが、これを簡素化することが可能となりコスト
ダウンが図られる。
【0018】また、インテークユニットが作動される場
合にあっては、冷却風導入室に流入した空気はリブに沿
って移動させられ冷却風導入室に設けられた冷却風取入
口に導かれるので、モータを、きわめて効率的に、冷却
することができる。さらに、冷却風導入室に流入した空
気はリブに沿う滑らかな流れとなるため、空気の流れに
より発生する騒音も著しく低減される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案の一実施例に係る自動車用空気調和装
置のインテークユニットの吐出側からの側面図である。
【図2】 図1に示されるファンスクロールの概略斜視
図である。
【図3】 図1のA−A線に沿う断面図である。
【図4】 図1に示される上部ケースと下部ケースとを
接合して組み立てる状態を表す図である。
【図5】 図4に示される上部ケースの係合溝と下部ケ
ースの係合突起との係合状態を表す図であり、(a)
は、係合前を示す図、(b)は、係合後を示す図であ
る。
【図6】 図6は、本実施例のガイドリブの他の実施例
を示す斜視図であり、(a)は、凹状の曲面を呈する傾
斜面を有するガイドリブの斜視図、(b)は、凸状の曲
面を有する傾斜面が形成されたガイドリブの斜視図、
(c)は、複数の傾斜面を有し一体的に形成されたガイ
ドリブの斜視図である。
【図7】 従来の自動車用空気調和装置のインテークユ
ニットの上方から見た断面図である。
【図8】 図7に示されるファンスクロールの概略斜視
図である。
【図9】 図7に示される上部ケースと下部ケースとを
接合して組み立てる状態を表す図である。
【符号の説明】
12…スクロール部、 13…送風ダクト
部、16…冷却風導入室、 17…冷却風
取入口、18…側壁、 23…係
合突起、24…係合溝、 33…フ
ァンスクロール、36…上部ケース(ケース)、
37…下部ケース(ケース)、39…モータ、
41…リブ(ガイドリブ) 41a…傾斜面(案内面)、 42…冷却パイ
プ、f…ファン。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】分割された2つのケース(36,37) の一方の
    ケース(37)の接合部に係合突起(23)が設けられるととも
    に他方のケース(36)の接合部に係合溝(24)が設けられ、
    これらの2つのケース(36,37) を接合することにより、
    空気を取り入れるスクロール部(12)、およびこのスクロ
    ール部(12)から拡開して伸延する送風ダクト部(13)を形
    成するファンスクロール(33)と、 前記スクロール部(12)に設けられ車室内に空気を送り出
    すファン(f) と、 このファン(f) を駆動するモータ(39)とを有し、 前記送風ダクト部(13)に冷却風導入室(16)が形成され、
    この冷却風導入室(16)に設けた冷却風取入口(17)から冷
    却パイプ(42)を介して前記ファン(f) により送風される
    空気の一部を前記モータ(39)に導くことにより、前記モ
    ータ(39)を強制的に冷却するようにした自動車用空気調
    和装置のインテークユニットにおいて、 前記2つのケース(36,37) を接合させる際に前記係合突
    起(23)を案内して前記係合溝(24)に係合させるように導
    く案内面(41a) を有し、前記冷却風導入室(16)の側壁(1
    8)から前記冷却風取入口(17)の近傍まで伸延するリブ(4
    1)を前記冷却風導入室(16)内に設けたことを特徴とする
    自動車用空気調和装置のインテークユニット。
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