JP2002274153A - 車両用空調装置 - Google Patents

車両用空調装置

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JP2002274153A
JP2002274153A JP2001076952A JP2001076952A JP2002274153A JP 2002274153 A JP2002274153 A JP 2002274153A JP 2001076952 A JP2001076952 A JP 2001076952A JP 2001076952 A JP2001076952 A JP 2001076952A JP 2002274153 A JP2002274153 A JP 2002274153A
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Japan
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air
vehicle
air conditioner
connection duct
blower
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JP2001076952A
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English (en)
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Kazufumi Yomo
四方  一史
Tomohiro Kamiya
知宏 神谷
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Denso Corp
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Denso Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 空調装置全体としての種類を多くさせること
なく、多種の仕様のバリエーションを生じさせることを
可能にする。 【解決手段】 空調ユニット1を、複数の共通機能部品
が1つの組付体としてモジュール化された標準共通部1
aと、複数のオプション機能部品が1つの組付体として
モジュール化されたバリエーション対応部1bとに分け
て構成する。これにより、バリエーション対応部1b
で、各オプション機能部品の有無によるバリエーション
を生じさせることができるので、空調ユニット1全体を
バリエーション毎に変更させることを廃止して、標準共
通部1aを仕様のバリエーションに関わらず1種類とす
ることができる。よって、空調装置のうち標準共通部1
aの量産性を向上でき、コストダウンを図ることができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、空気浄化用のフィ
ルタや寒冷地対応用の電気ヒータ等の複数のオプション
機能部品を有する車両用空調装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、車両用空調装置は、空気浄化用
のフィルタ、オートエアコン用の送風機の作動を制御す
るパワートランジスタ、寒冷地仕様等の空調装置に適用
されて空気を補助的に加熱する電気ヒータ、送風機の騒
音を吸音する吸音材等のオプション機能部品の有無によ
り多種の仕様のバリエーションを生じさせている。
【0003】そして、図9は、これらのオプション機能
部品の空調装置への取り付け位置を示す正面図であり、
フィルタ90は送風機ユニット2に取り付けられ、パワ
ートランジスタ110および吸音材82は送風機ユニッ
ト2と空調ユニット3とを接続する接続ダクト4に取り
付けられ、電気ヒータ100は空調ユニット3内のヒー
タコア40に取り付けられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように、上記従来
の空調装置では、各オプション機能部品82、90、1
00、110の取り付け位置が空調装置の様々な部分に
分散しているので、空調装置のうちオプション機能部品
82、90、100、110が取り付けられた部分のみ
を変更することで多種の仕様のバリエーションを生じさ
せることが困難であり、空調装置の全体をバリエーショ
ン毎に変更させなければならない。よって、空調装置全
体としての種類が多くなってしまうため、多品番の在庫
管理にともなう物流管理コストの増大および量産性の悪
化によるコストの増大を招いていた。
【0005】本発明は、上記点に鑑み、空調装置全体と
しての種類を多くさせることなく、多種の仕様のバリエ
ーションを生じさせることを可能にすることを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に記載の発明では、仕様のバリエーション
に関わらず共通の機能を発揮する複数の共通機能部品
(20〜70)と、仕様のバリエーションを生じさせる
オプションの機能を発揮する複数のオプション機能部品
(82、90〜110)とを備え、複数の共通機能部品
(20〜70)が1つの組付体としてモジュール化され
た標準共通部(1a)と、複数のオプション機能部品
(82、90〜110)が1つの組付体としてモジュー
ル化されたバリエーション対応部(1b)とに分けて構
成されていることを特徴とする。
【0007】これにより、バリエーション対応部(1
b)で、各オプション機能部品(82、90〜110)
の有無によるバリエーションを生じさせることができる
ので、空調装置の全体をバリエーション毎に変更させる
ことを廃止して、標準共通部(1a)を仕様のバリエー
ションに関わらず1種類とすることができる。よって、
空調装置のうち標準共通部(1a)の量産性を向上で
き、コストダウンを図ることができる。
【0008】また、市場においても、バリエーション対
応部(1b)のみを変更することにより空調装置の仕様
を変更することができるので、市場における仕様変更を
容易にでき、好適である。
【0009】また、標準共通部(1a)およびバリエー
ション対応部(1b)はそれぞれモジュール化されてい
るので、空調装置を組み立てる作業において、標準共通
部(1a)の組立作業を先行して行い、バリエーション
対応部(1b)の組立作業の時期を遅らせることができ
る。よって、各オプション機能部品(82、90〜11
0)の在庫量を減少させることができ、多品番の在庫管
理にともなう物流管理コストの増大を抑制できる。
【0010】また、車室内に空調風を送風する送風機
(20)と、送風機(20)による送風空気を冷却する
冷房用熱交換器(30)と、冷房用熱交換器(30)を
通過した空気を加熱する暖房用熱交換器(40)とは仕
様のバリエーションに関わらず共通の機能を発揮するも
のであるため、請求項2に記載の発明のように、送風機
(20)、冷房用熱交換器(30)および暖房用熱交換
器(40)を共通機能部品(20〜70)として好適で
ある。
【0011】また、請求項3に記載の発明のように、送
風機(20)の吸込口(23a)と内外気切換箱(7
0)とを接続する接続ダクト(80)に複数のオプショ
ン機能部品(82、90〜110)を組み付けて、バリ
エーション対応部(1b)をモジュール化すれば、標準
共通部(1a)とバリエーション対応部(1b)とに分
けて構成することを容易に実現でき、好適である。
【0012】また、空気浄化用のフィルタ(90)は、
その有無により仕様のバリエーションを生じさせるもの
であるため、請求項4に記載の発明のように、フィルタ
(90)をオプション機能部品(82、90〜110)
の1つとして好適である。
【0013】また、請求項5に記載の発明では、フィル
タ(90)は接続ダクト(80)内部に挿入配置されて
おり、接続ダクト(80)の内面には、フィルタ(9
0)の挿入を案内する樹脂製の挿入ガイド(84)が一
体に成形されていることを特徴とするので、挿入ガイド
(84)を別体に成形する場合に比べて部品点数を少な
くできる。
【0014】また、請求項6に記載の発明では、接続ダ
クト(80)には、フィルタ(90)を内部に挿入する
ための挿入口(82a)を開閉する樹脂製のフィルタカ
バー(83)がヒンジ状に一体成形されていることを特
徴とするので、フィルタカバー(83)を別体に成形す
る場合に比べて部品点数を少なくできる。
【0015】また、吸音部材(82)は、その有無によ
り仕様のバリエーションを生じさせるものであるため、
請求項7に記載の発明のように、吸音部材(82)をオ
プション機能部品(82、90〜110)の1つとして
好適である。
【0016】また、請求項8に記載の発明では、接続ダ
クト(80)を、複数のオプション機能部品(82、9
0〜110)を保持可能な強度を有する樹脂で成形し、
吸音部材(82)を発泡性の樹脂で成形し、吸音部材
(82)を接続ダクト(80)と一体に成形したことを
特徴とするので、吸音部材(82)を別体に成形する場
合に比べて部品点数を少なくできる。
【0017】また、請求項9に記載の発明では、本発明
の空調装置を計器盤の内側のうち車両左右方向の略中央
部に搭載している。
【0018】ところで、計器盤の内側のうち車両左右方
向の略中央部は、オーディオ装置等のセンタクラスタを
構成する装置が密集する部分であるため、この部分に搭
載された従来の空調装置では、市場における仕様変更作
業の作業性が悪かった。これに対し、本発明の空調装置
は、前述のように市場での仕様変更が容易である効果を
有するものであるため、計器盤の内側のうち車両左右方
向の略中央部に搭載した場合には、本発明の効果を有効
に発揮でき、好適である。
【0019】なお、上記各手段の括弧内の符号は、後述
する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示す一
例である。
【0020】
【発明の実施の形態】(第1実施形態)以下、本発明を
図に示す実施形態について説明する。
【0021】図1は本実施形態の車両用空調装置におけ
る空調ユニット(室内ユニット)部の正面図であり、図
2は図1のX−X断面図である。この空調ユニット1
は、車室内前部に配置される計器盤(図示せず)の内側
において、車両左右方向(幅方向)の概略中央部に搭載
される。図1、図2の前後、上下、左右の矢印は車両搭
載状態での方向を示す。なお、本実施形態は右ハンドル
車への搭載例を示している。
【0022】空調ユニット1は、樹脂材料(例えば、ポ
リプロピレン等)で成形されたケース10を有してい
る。このケース10は図1に示すように車両左右方向に
2分割された分割ケース10a、10bをネジ、金属バ
ネクリップ等の締結手段により一体に締結して構成され
るものであって、その内部に空調空気の通路を形成して
いる。本例の空調ユニット1は後述するように送風機
部、熱交換器部、吹出モード切替部等をケース10内に
一体構成する。
【0023】空調ユニット1のうち、車両左右方向の中
央部の車両後方側部分に送風機20が配置されている。
この送風機20は、遠心式多翼送風ファン(シロッコフ
ァン)21、ファン駆動用モータ22、およびスクロー
ルケーシング23から構成されている。このスクロール
ケーシング23はケース10(分割ケース10a、11
0b)に一体成形されている。
【0024】ここで、送風ファン21と駆動用モータ2
2の軸方向が車両左右方向に向いており、そして、車両
左側に送風ファン21を配置し、車両右側に駆動用モー
タ22を配置している。スクロールケーシング23の車
両左側の端部に吸入口23aが配置され、この吸入口2
3aは後述の接続ダクト80により内外気切替箱70と
接続され、内気又は外気が吸入口23aに吸入されるよ
うになっている。
【0025】そして、スクロールケーシング23の出口
側から車両前方へ向かって斜め下方に傾斜する空気通路
11が空調ケース10内の底面部に形成されている。そ
して、ケース10内の最も下方側の部位には、空気通路
11全体を横切るように蒸発器30が配置されている。
この蒸発器30は冷房用熱交換器であって、図示しない
圧縮機により冷媒が循環する冷凍サイクルの膨張弁(図
示せず)により減圧された低圧冷媒が蒸発器30に流入
し、この低圧冷媒が送風空気から吸熱して蒸発すること
により空気を冷却する。
【0026】蒸発器30は空気通路11の傾斜方向に沿
って水平面より所定角度だけ傾斜配置されている。すな
わち、蒸発器30は車両後方側より車両前方側が低くな
るように傾斜している。ここで、蒸発器30は、周知の
ように偏平チューブ(図示せず)と、複数のコルゲート
状の伝熱フィン(図示せず)とを交互に並列的に多数積
層して接合した熱交換部を有し、空気通路11から蒸発
器30の下側空間に流入した送風空気は図2の矢印Aの
ように熱交換部を下方から上方へ通過するようになって
いる。
【0027】蒸発器30で発生する凝縮水が空気流れに
沿って傾斜下端部に集まり、この傾斜下端部近傍の下方
位置に配置された図示しない凝縮水排出口より凝縮水を
外部へスムースに排出できる。
【0028】そして、ケース10内において、蒸発器3
0の空気流れ下流側、すなわち、蒸発器30の上方側
で、且つ、蒸発器30の傾斜上端側(車両後方側)の部
位にヒータコア40が略直角状に垂直方向(上下方向)
に配置されている。ここで、ヒータコア40は、車両エ
ンジン(図示せず)からの温水により空気を加熱する暖
房用熱交換器である。
【0029】このヒータコア40も蒸発器30と同様に
偏平チューブ(図示せず)と、複数のコルゲート状の伝
熱フィン(図示せず)とを交互に並列的に多数積層して
接合した熱交換部を有しており、この熱交換部を送風空
気が矢印Bのように車両前方から後方へ通過するように
なっている。
【0030】上記のようなヒータコア40の配置によ
り、蒸発器30の上方側でヒータコア40の車両前方側
に、ヒータコア40をバイパスして冷風を矢印Cのよう
に流す冷風バイパス通路13が形成されている。ヒータ
コア40の上方端部付近で、冷風バイパス通路13側
(車両前方側)の部位に、板状のエアミックスドア50
の回転軸51が配置されている。
【0031】この回転軸51の軸方向は車両左右方向に
向いている。回転軸51の両端部はケース10の壁面の
軸受孔(図示せず)に回転可能に保持される。回転軸5
1には板状のエアミックスドア50の一端部が一体に連
結され、エアミックスドア50は回転軸51を中心とし
て図2の点線位置と2点鎖線位置との間で回転可能にな
っている。
【0032】ここで、エアミックスドア50の実線位置
はヒータコア40の熱交換部の通風路を全閉する最大冷
房位置であって、2点鎖線位置は冷風バイパス通路13
を全閉する最大暖房位置である。エアミックスドア50
がヒータコア40の熱交換部の通風路を開けると、蒸発
器30通過後の空気が矢印Bのように熱交換部を車両前
方側から後方側へと通過する。また、エアミックスドア
50は周知のごとくヒータコア40の熱交換部を通過す
る温風(矢印B)とヒータコア40をバイパスして冷風
バイパス通路13を通過する冷風(矢印C)との風量割
合を調整して車室内への吹出空気温度を調整する温度調
整手段である。
【0033】また、冷風バイパス通路13は、ヒータコ
ア40の上方に向かって車両前方から後方へ湾曲してい
る。そして、ヒータコア40の上方部に、ヒータコア4
0からの温風と冷風バイパス通路13からの冷風とを混
合する空気混合部14を形成している。
【0034】また、空気混合部14の上方に、吹出モー
ド切替ドアとしてロータリドア60を回転可能に配置し
ている。このロータリドア60の回転軸61も車両左右
方向に向くように配置されている。ロータリドア60の
ドア面62は回転軸61の径方向外方の所定部位で、回
転軸61と一体に回転する半円筒状の部材である。この
ドア面62はその軸方向(車両前後方向)の両端部で側
板63により回転軸61と一体に連結されている。ま
た、ドア面62には連通穴62aが開けてある。
【0035】空調ケース10において、ロータリドア6
0の外周側の部位にデフロスタ開口部15、フェイス開
口部16およびフット開口部17が開口している。ここ
で、デフロスタ開口部15は空調ケース10の上面部で
車両前方側に位置し、フェイス開口部16はデフロスタ
開口部15の後方側に位置している。そして、フット開
口部17はフェイス開口部16の下側に位置している。
【0036】そして、デフロスタ開口部15には図示し
ないデフロスタダクトが接続され、このデフロスタダク
トには車両前面窓ガラスに向けて風を吹き出すデフロス
タ吹出口が設けてある。また、フェイス開口部16には
図示しないフェイスダクトが接続され、このフェイスダ
クトには車室内の乗員の顔部側へ風を吹き出すフェイス
吹出口が設けてある。また、フット開口部17には図示
しないフットダクトが接続され、このフットダクトには
車室内の乗員の足元に向けて風を吹き出すフット吹出口
が設けてある。
【0037】また、空調ケース10のうちロータリドア
60の車両前方側かつ冷風バイパス通路13の湾曲部の
上方側の部位には、内気および外気を空調ユニット1内
に導入する内外気切換箱70が一体に形成されている。
内外気切換箱70のうち、車両右側の面には内気を導入
する内気導入口71が形成され、車両上側の面には外気
を導入する外気導入口72が形成され、車両右側の面に
は接続ダクト80と連通する連通口73が形成されてい
る。そして、連通口73と前述のスクロールケーシング
23の吸入口23aとが接続ダクト80により接続され
ている。
【0038】また、内外気切換箱70内には内気導入口
71と外気導入口72とを切替開閉する内外気切換ドア
74が配置されている。この内外気切替ドア74のドア
本体74aは、車両前後方向には半円状の円周面を形成
し、且つ、車両上下方向には、下側から上側に行くにつ
れて面積が三角状に拡大する形状になっている。そし
て、ドア本体74aの車両前後方向の両端部には回転軸
74bが樹脂にて一体成形されている。この回転軸74
bの軸方向は車両前後方向に向いており、回転軸74b
の両端部は内外気切換箱70の壁面の軸受孔(図示せ
ず)に回転可能に保持される。よって、内外気切替ドア
74は回転軸74bを中心として回転可能になってい
る。
【0039】図3は接続ダクト80単体を示す斜視図で
ある。この接続ダクト80は、空調ケース10の車両左
側面に沿って上下方向に延びる形状であり、車両右側面
の全面に開口部80aが形成されている。そして、この
開口部80aは空調ケース10の車両左側面により閉塞
されるようになっている。また、開口部80aの上端部
分80bは内外気切換箱70の連通口73と連通し、開
口部80aの下端部分80cは送風機20の吸入口23
aと連通する。これにより、内外気切換箱70と送風機
20とが連通されることとなる。
【0040】接続ダクト80には、吸音部材82、フィ
ルタ90、電気ヒータ100およびパワートランジスタ
110が組み付けられている。そして、接続ダクト80
は、図3中の符号Dに示す分割面で車両左右方向に2分
割されて構成されている。
【0041】接続ダクト80のうち車両右側部分は、フ
ィルタ90、電気ヒータ100およびパワートランジス
タ110を保持可能な強度を有する樹脂製部材(例えば
ポリプロピレンをインジェクション成形した部材)であ
るハード部材81を構成し、車両左側部分は、送風機2
0で発生する騒音を吸収する発泡性(例えば25倍発
泡)の樹脂(例えばポリプロピレン)で成形された吸音
部材82を構成している。ここで、接続ダクト80のう
ち車両左側部分は、送風機20の吸入口23aから内外
気切換箱70の連通口73までの送風経路のうち風の曲
がり(偏向部)部に相当する部分であるため、この部分
に吸音部材82を配置することにより、効果的に送風騒
音を低減することができる。
【0042】なお、ハード部材81と吸音部材82とは
一体化(例えば溶着による一体化)されている。このよ
うに接続ダクト80の一部を発泡性の樹脂により構成す
るので、本実施形態では接続ダクト80の軽量化を図る
ことができる。
【0043】フィルタ90は、内外気切換箱80から導
入された空気を浄化するためのものであり、接続ダクト
80の上下方向の略中央部にて、接続ダクト80の通風
路全面を横切るように傾斜して配置されている。すなわ
ち、図1に示すように、フィルタ90は車両左方側より
車両右方側が高くなるように傾斜している。また、接続
ダクト80の車両左側面にはフィルタ90を挿入するた
めの挿入口82aが形成されており、空調ユニット1の
組み立てが完了した状態において、フィルタ90を接続
ダクト80に脱着できるようにしている。
【0044】図4は接続ダクト80を車両左側から見た
斜視図であり、吸音部材82には挿入口82aを開閉す
る樹脂製部材(例えばポリプロピレンをインジェクショ
ン成形した部材)であるフィルタカバー83がヒンジ状
に一体化されている。本実施形態では、フィルタカバー
83の上端部分を吸音部材82の挿入口82a部分に溶
着して一体化させている。この一体化により部品点数を
削減できるので、フィルタカバー83を別体にした場合
に生じるフィルタカバー83の接続ダクト80への組付
け作業を廃止できる。
【0045】また、図1、図3に示すように、接続ダク
ト80のうちハード部材81の内面には、フィルタ90
の挿入を案内する樹脂製の挿入ガイド84が一体に成形
されている。この挿入ガイド84はフィルタ90の車両
右側(図1の右側)部分のうち上面および下面に沿って
車両前後方向に延びる形状であり、下面の挿入ガイド8
4はフィルタ90の荷重を受けるようになっている。ま
た、フィルタカバー83にもフィルタ90の挿入を案内
する樹脂製の挿入ガイド85が一体に成形されている。
この挿入ガイド85はフィルタ90の車両左側(図1の
左側)部分のうち上面および下面に沿って車両前後方向
に延びる形状であり、下面の挿入ガイド85はフィルタ
90の荷重を受けるようになっている。
【0046】電気ヒータ(例えばPTCヒータ)100
は、ハード部材81の車両後方側の面のうち送風機20
の吸入口23a近傍に開口する挿入口から挿入されて取
り付けられている。そして、通電により発熱する発熱部
101を接続ダクト80内に配置させており、接続ダク
ト80内を流通する空気を加熱して、ヒータコア40に
よる加熱を補助するようになっている。例えば、寒冷地
仕様の空調装置などにこの電気ヒータ100を用いて好
適である。
【0047】パワートランジスタ110は送風機20の
電動モータ22に供給する電力を制御する電子制御部品
であり、ハード部材81の車両後方側の面のうち電気ヒ
ータ100の下方に開口する挿入口から挿入されて取り
付けられている。そして、パワートランジスタ110に
取り付けられた冷却フィン111を接続ダクト80内に
配置させており、接続ダクト80内を流通する空気によ
り冷却フィン111を冷却して、パワートランジスタ1
10の温度上昇を抑制するようになっている。
【0048】以上のように、電気ヒータ100およびパ
ワートランジスタ110は接続ダクト80のうちハード
部材81に取り付けられるので、電気ヒータ100およ
びパワートランジスタ110の接続ダクト80への保
持、組付、交換が可能となっている。
【0049】ところで、上述の送風機20、蒸発器3
0、ヒータコア40、エアミックスドア50、ロータリ
ドア60および内外気切換箱70は、空調ユニット1の
仕様のバリエーションに関わらず共通の機能を発揮する
部品であり、以下、これらの部品を共通機能部品20〜
70と呼ぶ。一方、上述の吸音部材82、フィルタ9
0、電気ヒータ100およびパワートランジスタ110
は、空調ユニット1の仕様のバリエーションを生じさせ
るオプションの機能を発揮する部品であり、以下、これ
らの部品をオプション機能部品82、90〜110と呼
ぶ。
【0050】次に、空調ユニット1の組み立て手順を簡
単に説明すると、空調ケース10内に共通機能部品20
〜70を組み付けて1つの組付け体としてモジュール化
する。一方、接続ダクト80内にオプション機能部品8
2、90〜110を組み付けて1つの組付け体としてモ
ジュール化する。そして、共通機能部品20〜70から
なる組付け体にオプション機能部品82、90〜110
からなる組付け体をタッピングスクリュー(図示せず)
等により締結して空調ユニット1を組み立てる。
【0051】これにより、図1に示す如く、共通機能部
品20〜70は空調ユニット1の車両右側部分(標準共
通部)1aに集中して配置され、オプション機能部品8
2、90〜110は空調ユニット1の車両左側部分(バ
リエーション対応部)1bに集中して配置されることと
なる。すなわち、空調ユニット1は、共通機能部品20
〜70からなる標準共通部1aと、オプション機能部品
82、90〜110からなるバリエーション対応部1b
とに分けて構成されている。よって、バリエーション対
応部1bで、各オプション機能部品82、90〜110
の有無による仕様のバリエーションを生じさせることが
できる。
【0052】ここで、本実施形態の他の仕様のバリエー
ションについて説明すると、図3のバリエーション対応
部1bは、全てのオプション機能部品82、90〜11
0を有するフルオプション仕様のものであるのに対し、
図5に示すバリエーション対応部1cは、オプション機
能部品82、90〜110を1つも有さないベーシック
仕様のものである。
【0053】このベーシック仕様のバリエーション対応
部1cの接続ダクト80は、吸音部材82を用いること
なくハード部材81のみから構成されており、フィルタ
カバー83、挿入ガイド84、85および電気ヒータ1
00を挿入取付するための挿入口を廃止している。ま
た、ベーシック仕様のバリエーション対応部1cでは、
送風機20の電動モータ22に供給する電力を制御する
電子制御部品として、パワートランジスタ110の替わ
りに電気抵抗器(レジスタ)120が取り付けられてい
る。
【0054】ここで、一般的に電気抵抗器120はパワ
ートランジスタ110より小型であるため、電子制御部
品を挿入取付するために接続ダクト80に形成された挿
入口の大きさは、ベーシック仕様では小さい形状とな
る。すなわち、オプション機能部品としてパワートラン
ジスタ110を取り付ける場合と、電気抵抗器120を
取り付ける場合とでは接続ダクト80の挿入口形状が異
なる。
【0055】そして、このベーシック仕様のバリエーシ
ョン対応部1cに対して、各オプション機能部品82、
90〜110の有無を選択することにより、多種の仕様
のバリエーションを生じさせるようになっている。
【0056】これにより、標準共通部1aを仕様のバリ
エーションに関わらず1種類とすることができるので、
空調装置のうち標準共通部1aの量産性を向上でき、コ
ストダウンを図ることができる。
【0057】また、標準共通部1aおよびバリエーショ
ン対応部1bはそれぞれモジュール化されているので、
例えば、空調ユニット1を車両に組み付けるラインのサ
イドにて、各オプション機能部品82、90〜110を
接続ダクト80に組み付ける作業を行うようにすれば、
空調ユニット1を車両に組み付ける時点で発注に対応し
た種類の仕様のバリエーションを生じさせることができ
る。よって、各オプション機能部品82、90〜110
の在庫量を減少させることができ、多品番の在庫管理に
ともなう物流管理コストの増大を抑制できる。
【0058】なお、計器盤と空調ユニット1とを1つの
組付体としてコクピットモジュールを形成させる場合に
おいては、コクピットモジュールを組み立てるラインの
サイドにて、各オプション機能部品82、90〜110
を接続ダクト80に組み付ける作業を行うようにすれ
ば、上述の在庫量減少を同様に図ることができる。
【0059】また、市場においても、バリエーション対
応部1bのみを変更することにより空調ユニット1の仕
様を変更することができるので、市場における仕様変更
を容易にできる。
【0060】次に、上記構成において本実施形態の作動
を説明する。モータ22により送風ファン21を作動さ
せると、内外気切替箱70から内気または外気が吸入さ
れ、この吸入空気は接続ダクト80を介してスクロール
ケーシング23の吸入口23aに吸入される。
【0061】そして、この吸入空気は、送風ファン21
によりスクロールケーシング23内を送風され、その
後、車両後方側から車両前方側へ向かって送風されて蒸
発器30の下側へ導入され、その後、蒸発器30を矢印
Aのごとく下方から上方へ通過して冷却され、冷風とな
る。
【0062】この冷風は、次に、エアミックスドア50
の開度により冷風バイパス通路13を通過する冷風Cと
ヒータコア40を通過する温風Bとに振り分けられるの
で、エアミックスドア50により冷風Cと温風Bの風量
割合を調整することにより、この冷風Cと温風Bが空気
混合部14付近で混合して所望の温度の空気が得られ
る。
【0063】そして、ロータリドア60を操作して、フ
ット開口部17とフェイス開口部16とデフロスタ開口
部15の開閉を選択することにより、所定の1つの開口
部または複数の開口部から車室内へ空気を吹き出すこと
ができる。
【0064】(第2実施形態)第1実施形態のバリエー
ション対応部1bでは、吸音部材82として発泡性の樹
脂を用い、この吸音部材82をハード部材81に溶着す
る構造であるのに対し、本実施形態のバリエーション対
応部1dでは、図6に示すように、接続ダクト80をハ
ード部材81のみから構成し、吸音部材82として吸音
ウレタン材を用い、このウレタン材82をハード部材8
1に貼り付ける構造としている。
【0065】(第3実施形態)第1実施形態では、内外
気切換箱70を空調ケース10に一体に形成して、内外
気切換箱70を標準共通部1aに含ませているのに対
し、本実施形態では、図7、図8に示すように、内外気
切換箱70を接続ダクト80に一体に形成して、内外気
切換箱70をバリエーション対応部1bに含ませるよう
にしている。なお、図7、図8の内外気切換箱70に配
置された内外気切換ドア74は板状のドアであり、ドア
本体74aの車両左右方向の両端部には回転軸74bが
樹脂にて一体成形されている。この回転軸74bの軸方
向は車両左右方向に向いており、回転軸74bの両端部
は内外気切換箱70の壁面の軸受孔(図示せず)に回転
可能に保持される。よって、内外気切替ドア74は回転
軸74bを中心として回転可能になっている。
【0066】(他の実施形態)上記第1〜第3実施形態
では、空調ユニット1に送風機20を備えるレイアウト
の空調装置に本発明を適用させているが、本発明は、こ
のようなレイアウトの空調装置への適用に限られるもの
ではなく、複数の共通機能部品20〜70を1つの組付
体としてモジュール化された標準共通部1aと、複数の
オプション機能部品82、90〜110が1つの組付体
としてモジュール化されたバリエーション対応部1bと
に分けて構成した空調装置であれば適用できる。例え
ば、図9に例示するような、送風機ユニット2と、空調
ユニット3とこれらのユニット2、3を接続する接続ダ
クト4とから構成されるレイアウトの空調装置であって
も、内外気切換箱70と送風機20との間にオプション
機能部品82、90〜110を集中して配置し、標準共
通部1aとバリエーション対応部1bとに分けてモジュ
ール化した構造にすればよい。
【0067】また、第1実施形態ではフィルタカバー8
3および挿入ガイド84、85を接続ダクト80に一体
に構成しているが、別体構成であっても本発明を適用で
きることは勿論である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態の空調ユニットを示す正
面図である。
【図2】図1のX−X断面図である。
【図3】第1実施形態の接続ダクト単体を示す斜視図で
ある。
【図4】第1実施形態の接続ダクトを車両左側から見た
斜視図である。
【図5】第1実施形態の空調ユニットとは別の仕様の空
調ユニットにおけるバリエーション対応部を示す斜視図
である。
【図6】本発明の第2実施形態のバリエーション対応部
を示す斜視図である。
【図7】本発明の第3実施形態の空調ユニットを示す正
面図である。
【図8】図7のY−Y断面図である。
【図9】従来の空調装置における、各オプション機能部
品の取り付け位置を示す正面図である。
【符号の説明】
1…空調ユニット、1a…標準共通部、1b…バリエー
ション対応部、20…送風機、30…蒸発器、40…ヒ
ータコア、80…接続ダクト、82…吸音部材、90…
フィルタ、100…電気ヒータ、110…パワートラン
ジスタ。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 仕様のバリエーションに関わらず共通の
    機能を発揮する複数の共通機能部品(20〜70)と、 仕様のバリエーションを生じさせるオプションの機能を
    発揮する複数のオプション機能部品(82、90〜11
    0)とを備え、 前記複数の共通機能部品(20〜70)が1つの組付体
    としてモジュール化された標準共通部(1a)と、前記
    複数のオプション機能部品(82、90〜110)が1
    つの組付体としてモジュール化されたバリエーション対
    応部(1b)とに分けて構成されていることを特徴とす
    る車両用空調装置。
  2. 【請求項2】 車室内に空調風を送風する送風機(2
    0)と、 前記送風機(20)による送風空気を冷却する冷房用熱
    交換器(30)と、 前記冷房用熱交換器(30)を通過した空気を加熱する
    暖房用熱交換器(40)とを備え、 これらの送風機(20)、冷房用熱交換器(30)およ
    び暖房用熱交換器(40)のそれぞれが前記共通機能部
    品(20〜70)であることを特徴とする請求項1に記
    載の車両用空調装置。
  3. 【請求項3】 内気を導入する内気導入口(71)およ
    び外気を導入する外気導入口(72)を有する内外気切
    替箱(70)と、 車室内に空調風を送風する送風機(20)と、 前記送風機(20)の吸込口(23a)と前記内外気切
    換箱(70)とを接続する接続ダクト(80)とを備
    え、 前記バリエーション対応部(1b)は、前記接続ダクト
    (80)に前記複数のオプション機能部品(82、90
    〜110)を組み付けてモジュール化されていることを
    特徴とする請求項1または2に記載の車両用空調装置。
  4. 【請求項4】 前記複数のオプション機能部品(82、
    90〜110)の1つは、空気浄化用のフィルタ(9
    0)であることを特徴とする請求項3に記載の車両用空
    調装置。
  5. 【請求項5】 前記フィルタ(90)は前記接続ダクト
    (80)内部に挿入配置されており、 前記接続ダクト(80)の内面には、前記フィルタ(9
    0)の挿入を案内する樹脂製の挿入ガイド(84)が一
    体に成形されていることを特徴とする請求項4に記載の
    車両用空調装置。
  6. 【請求項6】 前記接続ダクト(80)には、前記フィ
    ルタ(90)を内部に挿入するための挿入口(82a)
    を開閉する樹脂製のフィルタカバー(83)がヒンジ状
    に一体成形されていることを特徴とする請求項4または
    5に記載の車両用空調装置。
  7. 【請求項7】 前記複数のオプション機能部品(82、
    90〜110)の1つは、吸音性を有する材質の吸音部
    材(82)であることを特徴とする請求項3ないし6の
    いずれか1つに記載の車両用空調装置。
  8. 【請求項8】 前記接続ダクト(80)を、前記複数の
    オプション機能部品(82、90〜110)を保持可能
    な強度を有する樹脂で成形し、 前記吸音部材(82)を発泡性の樹脂で成形し、 前記吸音部材(82)を前記接続ダクト(80)と一体
    に成形したことを特徴とする請求項7に記載の車両用空
    調装置。
  9. 【請求項9】 請求項1ないし8のいずれか1つに記載
    の車両用空調装置を、計器盤の内側のうち車両左右方向
    の略中央部に搭載したことを特徴とする車両用空調装
    置。
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