JP2017159685A - 冷風ユニット - Google Patents

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Abstract

【課題】蒸発器に均等に空気を通過させるとともに、小型化を図ることが可能な冷風ユニットを提供する。
【解決手段】ケースは、Z方向に分割された下ケース6及び上ケースを有する。下ケース6及び上ケースは、互いに接続されることにより、遠心ファン301〜304を配置するスクロール部421〜424と、X方向においてスクロール部421〜424と隣り合うとともにスクロール部421〜424を通過した空気を蒸発器2に導くガイド部431〜434と、を形成する。ガイド部431〜434には、ガイド部431〜434を流れる空気の一部を、X方向に沿う方向であってガイド部431〜434から遠心ファン301〜304に向かう方向に方向付ける整流部91〜94が設けられる。下ケース6及び上ケースは、整流部91〜94において互いに接続されている。
【選択図】図4

Description

本発明は、車両の天井に設置され、冷却した空気を車室内に供給する冷風ユニットに関する。
車両に搭載され、車室内に空気を供給する車両用空調装置が広く普及している。このような車両用空調装置では、温度調整した空気を車室内に吹き出すことにより、車室内の温度を快適な値に調整することが可能になる。
下記特許文献1には、圧縮機、凝縮器、蒸発器等からなる冷凍サイクルを備えた車両用空調装置が記載されている。冷凍サイクルは、冷媒を循環させるとともに、当該冷媒の圧縮及び膨張を繰り返し行う。車室内に吹き出される空気は、この冷凍サイクルの冷媒と熱交換を行うことによってその温度が調整される。
下記特許文献1に記載の車両用空調装置は、車両の天井に設置されるエバポレータユニットを有している。当該エバポレータユニットの内部には、蒸発器及びブロアが配置されている。ブロアは、車室内の空気を循環させるとともに、蒸発器に当該空気を通過させる。蒸発器を通過する空気は、蒸発器の内部を流れる冷媒と熱交換を行うことによって冷却される。下記特許文献1に記載の車両用空調装置は、このような熱交換によって温度を低下させた空気を車室内に供給することにより、車室内の冷房を行う。
特開2010−274828号公報
車室内に設置される機器には、その小型化が強く要求される。下記特許文献1に記載のエバポレータユニットを小型化するためには、蒸発器とブロアとを近接配置する必要がある。
しかしながら、蒸発器とブロアとを近接配置すると、蒸発器に空気を均等に通過させることが困難になるという課題があった。蒸発器を通過する空気に偏りが生じると、蒸発器と空気との熱交換の効率低下を招いてしまう。
また、蒸発器の表面には、通過する空気に含まれていた水分が結露し、凝縮水となって付着することがある。蒸発器を通過する空気に偏りが生じると、空気の流速が大きい部位において、この凝縮水が空気とともに車室内に吹き出してしまうという課題があった。
本発明はこのような課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、蒸発器に均等に空気を通過させるとともに、小型化を図ることが可能な冷風ユニットを提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明に係る本発明に係る冷風ユニットは、車両(100)の天井(120)に設置され、冷却した空気を車室(110)内に供給する冷風ユニット(15)であって、内部に冷媒を流すとともに、通過する空気と冷媒とで熱交換を行わせて空気を冷却する蒸発器(2)と、車室内の空気を吸引し、空気を吹き出す遠心ファン(301〜304)と、遠心ファンを収容し、遠心ファンが吹き出した空気を熱交換に導くケース(4)と、を備える。遠心ファンは、第1方向において蒸発器と隣り合い、その回転軸が第1方向と交差する第2方向に沿うように配置され、ケースは、第2方向に分割された第1ケース(6)及び第2ケース(5)を有する。第1ケース及び第2ケースは、互いに接続されることにより、遠心ファンを配置するスクロール部(421〜424)と、第1方向及び第2方向と交差する第3方向においてスクロール部と隣り合うとともにスクロール部を通過した空気を蒸発器に導くガイド部(431〜434)と、を形成する。ガイド部には、ガイド部を流れる空気の一部を、第1方向に沿う方向であってガイド部から遠心ファンに向かう方向に方向付ける整流部(91〜94)が設けられる。第1ケース及び第2ケースは、整流部において互いに接続されている。
上記構成によれば、スクロール部に配置されている遠心ファンが吹き出した空気は、第3方向において当該スクロール部と隣り合うガイド部によって蒸発器に導かれる。スクロール部からガイド部に流入する空気は、第3方向に沿う方向であって遠心ファンからガイド部に向かう方向に方向付けられている。
ガイド部には整流部が設けられている。当該整流部は、ガイド部を流れる空気の一部を、第3方向に沿う方向であってガイド部から遠心ファンに向かう方向に方向付けるように機能する。これにより、遠心ファンが吹き出した空気を、ガイド部において第3方向に亘って均等に流すことができる。
また、ケースは第1ケース及び第2ケースを有しており、両者は整流部において互いに接続されている。すなわち、整流部によって空気の方向付けを用いつつ、当該整流部を第1ケースと第2ケースとの接続にも用いている。これにより、第1ケースと第2ケースとの接続の為だけに設けられる部位を減らし、ケース並びに冷風ユニットの小型化を図ることが可能となる。
本発明によれば、蒸発器に均等に空気を通過させるとともに、小型化を図ることが可能な冷風ユニットを提供することができる。
実施形態に係る冷風ユニットを搭載した車両を示す模式図である。 図1の車両が搭載する冷凍サイクルを示す説明図である。 図1の冷風ユニットを示す斜視図である。 図1の冷風ユニットの内部を示す模式図である。 図4の一部を拡大した模式図である。 下ケースの一部を拡大して示す斜視図である。 上ケースの一部を拡大して示す斜視図である。 整流部を示す断面図である。
以下、添付図面を参照しながら本発明の実施形態について説明する。説明の理解を容易にするため、各図面において同一の構成要素に対しては可能な限り同一の符号を付して、重複する説明は省略する。
まず、図1及び図2を参照しながら、実施形態に係る冷風ユニット15の概要について説明する。図1に示されるように、冷風ユニット15は車両100に搭載される。車両100は、マイクロバスやミニバスと称され、不図示のエンジンを原動機として走行する移動体である。冷風ユニット15は、車室110内の天井120に設置されている。
後述するように、冷風ユニット15は、車室110内の空気を吸引し、当該空気を冷却した後に車室110内に供給する。車室110内の空気は、冷風ユニット15を介して循環することによって温度が低下し、この結果、車室110内の冷房が行われる。
尚、理解を容易にするため、図1に示されるように、車両100の前進方向をY方向とし、乗員がY方向を向いた場合の右方向をX方向とし、鉛直上方向をZ方向とする直交座標を用いて説明する。図3以降においても、当該直交座標と対応するものを用いる。
図2に示されるように、冷風ユニット15は、車両100に搭載された車両用空調装置10の一部を構成している。車両用空調装置10は、冷凍サイクル11を用いて空気を冷却し(以下、冷却された空気を「冷風」とも称する)、車室110内の冷房を行う装置である。
冷凍サイクル11は、圧縮機12と、凝縮器13と、膨張弁14と、蒸発器2とを備えている。圧縮機12、凝縮器13、膨張弁14、及び蒸発器2は冷媒配管19を介して環状に接続されている。
圧縮機12は、流体を圧縮する流体機器である。圧縮機12は、車両100のエンジンルーム内に配置されている。圧縮機12は、エンジン、もしくは不図示の電動モータの出力を受けることで駆動する。冷媒配管19の冷媒は、圧縮機12の駆動によって圧縮され、比較的高温且つ高圧の状態で凝縮器13に供給される。
凝縮器13は、内部を流れる冷媒と空気との間で熱交換を行わせる熱交換器である。凝縮器13は、車両100のエンジンルーム内のうち、車両100の走行時に取り込まれる空気が供給され易い部位に配置されている。凝縮器13は、当該空気と、圧縮機12から供給される冷媒との間で熱交換を行わせることによって当該冷媒を冷却し、凝縮液化させる。
膨張弁14は、凝縮器13から冷媒の供給を受けるとともに、当該冷媒を膨張させる機器である。この膨張弁14を通過する冷媒は、当該膨張によって温度が低下する。
蒸発器2は、不図示の複数のチューブ及び複数のフィンを有する熱交換器である。各チューブは管状の部材であり、その内部に流路が形成されている。各フィンは所謂コルゲートフィンであり、金属製の薄板を折り曲げことによって形成されている。蒸発器2は、このような複数のチューブ及び複数のフィンを所定方向に交互に積層することによって構成されている。蒸発器2は、膨張弁14から冷媒の供給を受けるとともに、当該冷媒をチューブ内の流路に流すように構成されている。
冷風ユニット15は、この蒸発器2を構成の一部として備えている。冷風ユニット15は、蒸発器2の他にも、遠心ファン301〜304と、ケース4と、を備えている。
遠心ファン301〜304は、いずれも不図示の複数の翼を有する送風機である。遠心ファン301〜304は、不図示の電動モータの出力軸に接続されている。当該電動モータが回転駆動すると、遠心ファン301〜304は車室110内の空気の吸引及び吹き出しを行う。
ケース4は、冷風ユニット15の筐体であり、その内部に空間が形成されている。ケース4は、その内部に遠心ファン301〜304及び蒸発器2を収容している。後述するように、ケース4の内部は、遠心ファン301〜304が吹き出した空気を蒸発器2に導くように構成されている。
ケース4には、ダクトD1〜D4の一端が接続されている。ダクトD1〜D4は、いずれも管状の部材であり、その内部に流路が形成されている。ダクトD1〜D4の他端は、それぞれ車室110内の異なる位置に配置されている。
遠心ファン301〜304が吹き出し、ケース4によって蒸発器2の一端部21に導かれた空気は、蒸発器2の隣り合うチューブ間に流入する。当該空気は、チューブ間を流れる際に、チューブ内の流路を流れる冷媒と、チューブの管壁を介した熱交換を行う。このとき、隣り合うチューブ間に配置されているフィンは、冷媒と空気とが熱交換を行う面積を増加させ、当該熱交換を促進させるように機能する。
前述したように、膨張弁14を通過して蒸発器2に供給される冷媒は比較的低温である。このため、蒸発器2の隣り合うチューブ間を流れる空気は、冷媒との熱交換によって冷却され、その温度が低下する。一方、チューブ内の流路を流れる冷媒は、熱交換の際の受熱に伴って蒸発気化する。隣り合うチューブ間を流れた空気は、蒸発器2の他端部22から流出する。
このようにして、遠心ファン301〜304が吹き出した空気は、一端部21から他端部22にかけて蒸発器2を通過することによって冷風となる。当該冷風は、ケース4から分配されて流出するとともに、ダクトD1〜D4内に流入する。さらに、当該冷風は、ダクトD1〜D4内の流路を流れ、その他端から車室110内の異なる位置に供給されることで、車室110内の冷房が行われる。
次に、図3〜図5を参照しながら、冷風ユニット15の構成について詳述する。図3に示されるように、ケース4は、樹脂材料によって形成された上ケース5と下ケース6とに分割されている。上ケース5と下ケース6とは、それらの周縁がZ方向に接続されることによって、両者の間に空間を形成するように構成されている。図4は、このうち上ケース5を取り除いた状態の冷風ユニット15を上面視した図である。また、図5は、図4のうち遠心ファン302近傍の一部を拡大して示している。
図3及び図4に示されるように、ケース4は、蒸発器収容部4A及びファン収容部4B及びを有している。
蒸発器収容部4Aは、その内部に蒸発器2を収容する部分である。蒸発器2の外形は略直方体形状を呈している。図4に示されるように、蒸発器2は、その長手方向がX方向に沿うとともに、その一端部21をY方向に向け、他端部22を−Y方向に向けるように、蒸発器収容部4Aに収容されている。すなわち、蒸発器2は、空気を−Y方向に通過させることができるように収容されている。
また、−Y方向における蒸発器収容部4Aの端部には、吹出口411〜414が独立して形成されている。吹出口411〜414は、蒸発器収容部4Aの内外を連通する開口であり、蒸発器2と対向する位置に形成されている。吹出口411〜414には前述したダクトD1〜D4が接続されるが、図3〜図5ではそれらの図示を省略している。
ファン収容部4Bは、その内部に遠心ファン301〜304を収容する部分である。ファン収容部4Bにおいて、遠心ファン301〜304は、X方向に沿って直線状に並ぶとともに、Y方向において蒸発器2と隣り合うように配置されている。また、図4に示されるように、遠心ファン301〜304は、それぞれの回転軸311〜314が、Z方向に沿うように配置されている。図3に示されるように、上ケース5の外側面のうち遠心ファン301〜304の吸込口321〜324(図4参照)と対応する部位には、オリフィス51〜54が独立して形成されている。オリフィス51〜54は、ファン収容部4Bの内外を連通する開口である。
図3に示されるように、冷風ユニット15は、ブラケット85〜87を有している。ブラケット85〜87は、金属材料によって形成された板状の部材である。また、ブラケット85〜87は、X方向に互いに間隔を空け、且つ、その長手方向がY方向に沿うように配置されており、蒸発器収容部4AのZ方向側の端面に固定されている。このブラケット85〜87を車室110内から天井120に固定することにより、冷風ユニット15が車室110内に設置される。
続いて、ケース4内の構成について詳述する。図4に示されるように、ケース4は、スクロール部421〜424と、ガイド部431〜434と、を有している。
スクロール部421〜424は、遠心ファン301〜304のそれぞれが配置される部分である。スクロール部421〜424は、それぞれ下ケース6のスクロール壁611〜614と、当該スクロール壁611〜614に接続される不図示の上ケース5の壁体と、によって区画形成されている。スクロール壁611〜614は、いずれも湾曲した薄板状の壁体であり、その内側面が遠心ファン301〜304の外周面との間に隙間を形成するように配置されている。また、遠心ファン301〜304とスクロール壁611〜614の内側面との間に形成される隙間は、遠心ファン301〜304の回転方向に沿って漸次大きくなる。
ガイド部431〜434は、X方向においてスクロール部421〜424と隣り合うように設けられ、空気を導く流路を形成する部分である。ガイド部431〜434は、それぞれ下ケース6のガイド壁621〜624と、当該ガイド壁621〜624に接続される不図示の上ケース5の壁体と、によって区画形成されている。ガイド壁621〜624は、いずれも薄板状の壁体であり、スクロール壁611〜614の−X方向側の端部から、−X方向且つ−Y方向に向かって延びるように形成されている。
ガイド部431〜434が形成する各流路は、その下流端441〜444が蒸発器2と対向している。また、各流路の断面積は、スクロール部421〜424側から下流端441〜444側にかけて大きくなるように形成されている。
また、下ケース6のうち、ガイド部431〜434の下流端441〜444に対応する部位には、仕切部96〜98が設けられている。仕切部96〜98は、スクロール壁611〜613から−Y方向に突出するとともに、ガイド部431〜434の下流端441〜444をZ方向に跨ぐように形成された壁体である。下流端441〜444は、この仕切部96〜98によってX方向に互いに仕切られている。後に詳述するように、仕切部96〜98は、下ケース6の一部を突出形成させることで形成された下部分割体631〜633と、上ケース5の一部を突出させることで形成された上部分割体と、から構成されている。
また、ガイド部431〜434には、整流部91〜94が設けられている。後に詳述するように、整流部91〜94は、下ケース6の一部を突出形成させることで形成された下部分割体71〜74と、上ケース5の一部を突出させることで形成された上部分割体と、から構成されている。整流部91〜94は、ガイド部431〜434をZ方向に跨ぐように形成されている。
続いて、ケース4内の空気の流れについて説明する。ここでは、図5に示される遠心ファン302の近傍の空気の流れを例にとって説明するが、空気の流れは他の遠心ファン301,303,304の近傍においても同様となる。
不図示の電動モータが回転駆動すると、その出力軸に接続されている遠心ファン302が回転軸312を中心として回転する。回転する遠心ファン302は、その径方向において外方に空気を吹き出す。これに伴い、遠心ファン302の吸込口322において負圧が発生し、車室110内の空気がオリフィス52(図3参照)を介してケース4内に吸引される。
オリフィス52を介して吸込口322に流入した空気は、遠心ファン302の外周面とスクロール壁612の内側面との間に形成される隙間に吹き出される。当該空気は、スクロール壁612の内側面に沿って、遠心ファン302が回転する方向に流れる。すなわち、スクロール部422において空気が旋回する。
スクロール部422を通過した空気は、次に、当該スクロール部422と隣り合うガイド部432に流入する。スクロール部422における旋回のため、ガイド部432を流れる空気は、ガイド壁622の近傍で流速が大きくなる傾向がある。したがって、ガイド部432では、矢印F1で示されるように、ガイド壁622の内側面に沿って−X方向且つ−Y方向に向かって空気が流れる。
ここで、ガイド部432のガイド壁622は、ガイド部432と隣り合うスクロール部421を区画形成するスクロール壁611と接続されている。換言すれば、ガイド部432の下流端442近傍の一部は、隣り合うスクロール部421の外側面によって構成されている。このため、矢印F2で示されるように、ガイド部432を流れる空気の一部は、隣り合うスクロール壁611の外側面に沿って流れ、さらに−X方向に方向付けられる。
前述したように、ガイド部432の下流端442と、ガイド部431の下流端441とは、仕切部96によってX方向に仕切られ、互いに独立している。したがって、矢印F2で示されるように、スクロール壁611の外側面に沿って流れた空気が、下流端442から下流端441に流入することはない。
また、ガイド部432に設けられた整流部92の下部分割体72は、第1湾曲面721及び第2湾曲面722を有している。第1湾曲面721は、遠心ファン302に向けて配置されるとともに、遠心ファン302の回転軸312から離間する方向に突出するように湾曲している。第2湾曲面722は、第1湾曲面721の反対側で、遠心ファン302の回転軸312から離間する方向に突出するように湾曲している。
ガイド部432を流れる空気の他の一部は、下部分割体72の第1湾曲面721側に供給される。当該空気は、矢印F4で示されるように、第1湾曲面721に沿って、その進行方向を漸次X方向に変化させながら流れる。これにより、当該空気がX方向に方向付けられる。
また、ガイド部432を流れる空気の他の一部は、下部分割体72の第2湾曲面722側に供給される。この空気は、矢印F3で示されるように第2湾曲面722に沿って、その進行方向を漸次X方向に変化させる。これにより、当該空気がX方向に方向付けられる。
また、ガイド部432を流れる空気の他の一部は、矢印F5で示されるように、矢印F4で示される空気の流れによって誘引される。これにより、矢印F5で示される空気は、矢印F4で示される空気とともに、その進行方向を漸次X方向に変化させながら流れる。これにより,当該空気がX方向に方向付けられる。
これにより、ガイド部432の下流端442では、矢印F1〜F4で示されるように、X方向に亘って空気が均等に分配される。この結果、下流端442においてX方向に亘って空気を均等に流し、蒸発器2に通過させることができる。
続いて、図5〜図8を参照しながら、整流部91〜94と、仕切部96〜98の構成について詳述する。前述したように、整流部91〜94及び仕切部96〜98は、いずれも下部分割体と上部分割体とから構成されている。ここでは、整流部92と仕切部96の構成を例にとって説明するが、当該構成は他の整流部91,93,94や仕切部97,98においても同様となる。
図5及び図6に示されるように、整流部92の下部分割体72は、ガイド部432に対応する部位において、下ケース6の一部をZ方向に突出させることによって形成されている。また、下部分割体72のZ方向側の端部には、その周縁部をさらにZ方向に突出させた環状リブ723が形成されている。このように突出した下部分割体72の側面が、第1湾曲面721及び第2湾曲面722となる。
環状リブ723が突出形成されることにより、下部分割体72のZ方向側の端部には凹部725が形成される。凹部725は、その周囲が環状リブ723によって囲われた空間であり、その底面には貫通孔727が形成されている。貫通孔727は、凹部725の底面をZ方向に貫通する孔であり、その断面は円形状を呈している。
また、仕切部96の下部分割体631は、下ケース6の一部をZ方向に突出させるとともに、スクロール壁611から−Y方向に突出させることによって形成されている。
図7に示されるように、整流部92の上部分割体82は、ガイド部432に対応する部位において、上ケース5の一部を−Z方向に突出させることによって形成されている。また、上部分割体82の−Z方向側の端部の一部には、さらに−Z方向に突出する凸部825が形成されている。このように突出した上部分割体82の側面が、第1湾曲面821及び第2湾曲面822となる。
凸部825には固定孔827が形成されている。固定孔827は、Z方向に沿うように延びる孔であり、その断面は円形状を呈している。
また、仕切部96の上部分割体831は、上ケース5の一部を−Z方向に突出させるとことによって形成されている。また、上ケース5には、下ケース6のスクロール壁611と接続されるスクロール壁511が形成されている。上部分割体831は、このスクロール壁511から−Y方向に突出させることによって形成されている。
ケース4を構成するように、上ケース5と下ケース6とをZ方向に接続すると(図3参照)、下部分割体72のZ方向側の端部と上部分割体82の−Z方向側の端部とが接続される。図8は、このようにして接続された下部分割体72と上部分割体82との断面図である。図8は、貫通孔727及び固定孔827の中心を通りY方向に垂直な平面における断面を示している。
図8に示されるように、上部分割体82の凸部825は、下部分割体72の凹部725内に嵌入している。凸部825は、凹部725内においてその周囲を環状リブ723によって囲まれることにより、X方向及びY方向への移動が規制される。凸部825が凹部725内に嵌入すると、凸部825の固定孔827と凹部725の貫通孔727とがZ方向視で重畳する位置に配置される。
貫通孔727及び固定孔827には螺子200が配置されている。螺子200は、貫通孔727をZ方向に貫通するとともに、その螺子山が固定孔827の内側面と螺合している。鍔状に形成された螺子200の頭部201は、貫通孔727の−Z方向側の端部周縁と当接している。また、頭部201は、下部分割体72の内部に形成された頭部配置空間729に配置されている。これにより、頭部201がケース4の外部に突出しないように格納されている。
このような螺子200によって下部分割体72と上部分割体82とが締結され、一体となることにより、整流部92が構成される。整流部92においては、下部分割体72の第1湾曲面721は、上部分割体82の第1湾曲面821と連接し、一つの湾曲面を形成する。同様に、下部分割体72の第2湾曲面722は、上部分割体82の第2湾曲面822と連接し、一つの湾曲面を形成する。これらの湾曲面は、ガイド部432内の空気を沿わせて流すように機能する。
また、ケース4を構成するように、上ケース5と下ケース6とをZ方向に接続すると、下部分割体631のZ方向側の端部と上部分割体831の−Z方向側の端部とが接続される。この接続により、仕切部96が構成される。整流部92と同様に、この仕切部96においても、螺子によって下部分割体631と上部分割体831とを締結する。
本実施形態に係る冷風ユニット15の構成によれば、スクロール部421〜424に配置されている遠心ファン301〜304が吹き出した空気は、X方向において当該スクロール部421〜424と隣り合うガイド部431〜434によって蒸発器2に導かれる。スクロール部421〜424からガイド部431〜434に流入する空気は、X方向に沿う方向であって遠心ファン301〜304からガイド部431〜434に向かう方向に方向付けられている。
ガイド部431〜434には整流部91〜94が設けられている。当該整流部91〜94は、ガイド部431〜434を流れる空気の一部を、X方向に沿う方向であってガイド部431〜434から遠心ファン301〜304に向かう方向に方向付けるように機能する。これにより、遠心ファン301〜304が吹き出した空気を、ガイド部431〜434においてX方向に亘って均等に流すことができる。
また、ケース4は下ケース6及び上ケース5を有しており、両者は整流部91〜94において互いに接続されている。すなわち、整流部91〜94によって空気の方向付けを用いつつ、当該整流部91〜94を下ケース6と上ケース5との接続にも用いている。これにより、下ケース6及び上ケース5との接続の為だけに設けられる部位を減らし、ケース4並びに冷風ユニット15の小型化を図ることが可能となる。
また、整流部92は、下ケース6から上ケース5側に向かって延びる下部分割体72と、上ケース5から下ケース6側に向かって延びる上部分割体82と、が互いに接続されることによって構成されている。この構成によれば、下部分割体72と上部分割体82とを接続することにより、ガイド部432においてケース4の剛性を高めることが可能となる。すなわち、互いに接続された下部分割体72と上部分割体82とは、ガイド部432において下ケース6と上ケース5との距離を保つように両者を支持するため、ケース4の剛性が向上する。
また、整流部92は、下部分割体72と上部分割体82とが螺子部材である螺子200で互いに締結されることによって構成される。下部分割体72の内部に、螺子200の頭部201を配置する頭部配置空間729が形成されている。この構成によれば、螺子200の頭部201がケース4の外部に突出しないように格納することができる。
遠心ファン301〜304、スクロール部421〜424及びガイド部431〜434は複数設けられる。スクロール部421〜424及びガイド部431〜434はX方向に沿って交互に配置されている。複数のガイド部431〜434の下流端441〜444は、複数の仕切部96〜98によってX方向に互いに仕切られている。仕切部96は、下ケース6から上ケース5側に向かって延びる下部分割体631と、上ケース5から下ケース6側に向かって延びる上部分割体831と、が互いに接続されることによって構成されている。この構成によれば、下部分割体631と上部分割体831とを接続することにより、ガイド部432の下流端442においてケース4の剛性を高めることが可能となる。すなわち、互いに接続された下部分割体631と上部分割体831とは、ガイド部432の下流端442において下ケース6と上ケース5との距離を保つように両者を支持するため、ケース4の剛性が向上する。
以上、具体例を参照しつつ本発明の実施の形態について説明した。しかし、本発明はこれらの具体例に限定されるものではない。すなわち、これら具体例に、当業者が適宜設計変更を加えたものも、本発明の特徴を備えている限り、本発明の範囲に包含される。前述した各具体例が備える各要素及びその配置、材料、条件、形状、サイズなどは、例示したものに限定されるわけではなく適宜変更することができる。
2:蒸発器
4:ケース
5:上ケース(第2ケース)
6:下ケース(第1ケース)
15:冷風ユニット
71〜74:下部分割体(第1分割体)
82:上部分割体(第2分割体)
91〜94:整流部
631〜633:下部分割体(第3分割体)
96〜98:仕切部
100:車両
110:車室
120:天井
200:螺子
201:頭部
301〜304:遠心ファン
311〜314:回転軸
421〜424:スクロール部
431〜434:ガイド部
441〜444:下流端
831:上部分割体(第4分割体)

Claims (4)

  1. 車両(100)の天井(120)に設置され、冷却した空気を車室(110)内に供給する冷風ユニット(15)であって、
    内部に冷媒を流すとともに、通過する空気と該冷媒とで熱交換を行わせて該空気を冷却する蒸発器(2)と、
    車室内の空気を吸引し、該空気を吹き出す遠心ファン(301〜304)と、
    前記遠心ファンを収容し、前記遠心ファンが吹き出した空気を前記熱交換に導くケース(4)と、を備え、
    前記遠心ファンは、第1方向において前記蒸発器と隣り合い、その回転軸(311〜314)が前記第1方向と交差する第2方向に沿うように配置され、
    前記ケースは、前記第2方向に分割された第1ケース(6)及び第2ケース(5)を有し、
    前記第1ケース及び前記第2ケースは、互いに接続されることにより、前記遠心ファンを配置するスクロール部(421〜424)と、前記第1方向及び前記第2方向と交差する第3方向において前記スクロール部と隣り合うとともに前記スクロール部を通過した空気を前記蒸発器に導くガイド部(431〜434)と、を形成し、
    前記ガイド部には、前記ガイド部を流れる空気の一部を、前記第1方向に沿う方向であって前記ガイド部から前記遠心ファンに向かう方向に方向付ける整流部(91〜94)が設けられ、
    前記第1ケース及び前記第2ケースは、前記整流部において互いに接続されている、冷風ユニット。
  2. 前記整流部は、前記第1ケースから前記第2ケース側に向かって延びる第1分割体(72)と、前記第2ケースから前記第1ケース側に向かって延びる第2分割体(82)と、が互いに接続されることによって構成されている、請求項1に記載の冷風ユニット。
  3. 前記整流部は、前記第1分割体と前記第2分割体とが螺子部材で互いに締結されることによって構成され、
    前記第1分割体及び前記第2分割体の少なくとも一方の内部に、前記螺子部材の頭部を配置する頭部配置空間(729)が形成されている、請求項2に記載の冷風ユニット。
  4. 前記遠心ファン、前記スクロール部及び前記ガイド部は複数設けられるとともに、前記スクロール部及び前記ガイド部は前記第3方向に沿って交互に配置され、
    前記複数のガイド部の下流端(441〜444)は、複数の仕切部(96〜98)によって前記第3方向に互いに仕切られており、
    前記仕切部は、前記第1ケースから前記第2ケース側に向かって延びる第3分割体(631)と、前記第2ケースから前記第1ケース側に向かって延びる第4分割体(831)と、が互いに接続されることによって構成されている、請求項3に記載の冷風ユニット。
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