JP6600005B2 - 空気調和機の室外機および冷凍サイクル装置 - Google Patents

空気調和機の室外機および冷凍サイクル装置 Download PDF

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Description

本発明は、空気調和機に用いられる室外機および冷凍サイクル装置に関するものである。
空気調和機の室外機は、建築事情などから狭所に設置される場合がある。この場合、室外機の吹出側と建築物の壁面との間に十分な空間が得られない。これにより、室外機の吹出側に十分な吹出風路が無く、通風抵抗が大きくなる。このため、室外機からの吹出流れの径方向速度成分が増大し、軸方向速度成分が減少する。
上記のような狭所に室外機が設置された場合における室外機の構成は、たとえば特開平4−251138号公報(特許文献1参照)に開示されている。特許文献1においては、オリフィスの吹出口にリングが装着されている。このリングは、羽根車の外径寸法よりわずかに大きい内径寸法を有し、かつ水滴状の断面形状を有している。
特許文献1によれば、上記リングにより、羽根車から斜めに吹き出す気流が、リングの内周面とオリフィスの吹出口の壁面とに沿って吹き出すため、送風機の性能の低下および騒音の増加が生じない。
特開平4−251138号公報
しかしながら、特許文献1は、吹出流れの径方向速度成分が吸込側の条件によって周方向で変化することを考慮していない。吸込側の条件によっては、羽根車から吹き出す気流がオリフィスの吹出口の壁面に充分に沿わないため、通風抵抗が大きくなるとともに騒音が増大する。
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、通風抵抗が小さく、かつ低騒音な空気調和機の室外機を提供することである。
本発明の一の空気調和機の室外機は、筐体と、羽根車と、ベルマウスとを備えている。筐体は、空気吹出口を有する。羽根車は、筐体内に配置され、かつ回転軸を中心に回転可能である。ベルマウスは、羽根車の外周を取り囲む。ベルマウスは、直管部と、湾曲部とを有する。直管部は、羽根車の外周を取り囲む。湾曲部は、直管部と空気吹出口との間に位置し、かつ直管部から空気吹出口に向かって拡径する。回転軸の軸方向から見て、筐体は、羽根車を取り囲む壁部を有する。軸方向から見て、壁部は、第1部分と、その第1部分よりも回転軸の回転中心から離れて位置する第2部分とを有する。軸方向から見て、湾曲部は、回転中心と第1部分とを繋ぐ線上に位置する第1曲面部と、回転中心と第2部分とを繋ぐ線上に位置する第2曲面部とを有する。第2曲面部の曲率半径は第1曲面部の曲率半径よりも大きい。
本発明の他の空気調和機の室外機は、筐体と、羽根車と、ベルマウスとを備えている。筐体は、空気吹出口を有する。羽根車は、筐体内に配置され、かつ回転軸を中心に回転可能である。ベルマウスは、羽根車の外周を取り囲む。ベルマウスは、直管部と、フレア部とを有する。直管部は、羽根車の外周を取り囲む。フレア部は、直管部と空気吹出口との間に位置し、かつ羽根車から空気吹出口へ向かって拡径する。回転軸の軸方向から見て、筐体は、羽根車を取り囲む壁部を有する。軸方向から見て、壁部は、第1部分と、その第1部分よりも回転軸の回転中心から離れて位置する第2部分とを有する。軸方向から見て、フレア部は、回転中心と第1部分とを繋ぐ線上に位置する第1延在部と、回転中心と第2部分とを繋ぐ線上に位置する第2延在部とを有する。第1延在部は軸方向に沿う第1寸法を有する。第2延在部は軸方向に沿う第2寸法を有する。第2寸法は第1寸法よりも大きい。
本発明の一の空気調和機の室外機によれば、羽根車の回転中心から筐体の壁面までの距離が大きい部分においては、上記距離が小さい部分よりもベルマウスの湾曲部の曲率半径が大きく設定されている。これにより上記距離が大きい部分において空気の流れを湾曲部に沿わせることができる。よって、通風抵抗および騒音を小さくすることができる。
本発明の他の空気調和機の室外機によれば、羽根車の回転中心から筐体の壁面までの距離が大きい部分においては、上記距離が小さい部分よりもフレア部の軸方向の寸法が大きく設定されている。これにより上記距離が大きい部分において空気の流れを湾曲部に沿わせることができる。よって、通風抵抗および騒音を小さくすることができる。
本発明の実施の形態1に係る空気調和機の室外機の構成を概略的に示す正面図である。 図1に示す室外機の構成を示す断面図である 図1に示す室外機における羽根車の回転中心から筐体の壁面までの距離がL1の部分の部分断面図(A)と、上記距離がL2の部分の部分断面図(B)とである。 ベルマウスの吹出部がフロントパネルから突き出す構成を示す断面図(A)と、ベルマウスの吹出部がフロントパネルから突き出さない構成を示す断面図(B)とである。 本発明の実施の形態1に係る空気調和機の室外機の他の構成を概略的に示す正面図である。 本発明の実施の形態2に係る空気調和機の室外機の構成を概略的に示す正面図である。 本発明の実施の形態2に係る空気調和機の室外機に用いられるベルマウスの構成を概略的に示す斜視図である。 本発明の実施の形態3に係る空気調和機の室外機における羽根車の回転中心から筐体の壁面までの距離がL1の部分の部分断面図(A)と、上記距離がL2の部分の部分断面図(B)とである。 本発明の実施の形態4に係る空気調和機の室外機の構成を概略的に示す正面図である。 本発明の実施の形態4に係る空気調和機の室外機に用いられるベルマウスの構成を概略的に示す斜視図である。 本発明の実施の形態5に係る空気調和機の室外機の構成を概略的に示す部分断面図である。 本発明の実施の形態6に係る空気調和機の室外機の構成を概略的に示す部分断面図である。 本発明の実施の形態7に係る冷凍サイクル装置の構成例を示す図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
なお、参照符号については、図1〜図12において同一の符号を付した要素は同一またはこれに相当するものであり、このことは明細書の全文において共通することである。
実施の形態1
図1および図2に示されるように、本発明の実施の形態1に係る空気調和機の室外機10は、筐体1と、羽根車3と、ベルマウス4と、駆動源5と、回転軸6と、室外側熱交換器7とを主に有している。
筐体1は、フロントパネル1aと、左右1対のサイドパネル1bと、バックパネル1cと、トップパネル1dと、ボトムパネル1eと、セパレータ1fとを有している。各パネル1a〜1eが略直方体状に組み立てられることにより、筐体1は箱形の形状を有している。この内部空間には、セパレータ1fが配置されている。このセパレータ1fにより、筐体1の内部空間は機械室11と送風機室12とに区画されている。
機械室11には、圧縮機(図示せず)などが配置されている。送風機室12には、羽根車3、ベルマウス4、駆動源5、回転軸6、室外側熱交換器7などが配置されている。
室外側熱交換器7は、図2の平面視においてたとえばL字形状を有している。室外側熱交換器7は、筐体1のサイドパネル1bとバックパネル1cとに沿って配置されている。なお平面視とは、トップパネル1dの上面に直交する方向に沿って上方から見た視点を意味する。
筐体1には、少なくとも2面に空気吸込口1ba、1caが設けられている。空気吸込口1baはサイドパネル1bに設けられており、空気吸込口1caはバックパネル1cに設けられている。空気吸込口1ba、1caの各々を通じて、筐体1の外部から筐体1の内部へ空気を吸い込むことが可能である。空気吸込口1ba、1caから筐体1内に吸い込まれた空気は、室外側熱交換器7との間で熱交換を行なうことができる。
筐体1には、空気吹出口1aaが設けられている。この空気吹出口1aaは、フロントパネル1aに設けられている。空気吹出口1aaを通じて、筐体1の内部から筐体1の外部へ空気を吹き出すことが可能である。これにより、室外側熱交換器7との間で熱交換された空気は、空気吹出口1aaから筐体1の外部へ吹き出される。
駆動源5はたとえばファンモータである。駆動源5は、室外側熱交換器7の前方に配置されている。駆動源5は、駆動源支持板(図示せず)を介在して筐体1に取り付けられている。
羽根車3は、駆動源5に回転軸6を介在して取り付けられている。羽根車3は駆動源5の前方に配置されている。羽根車3は、室外側熱交換器7における熱交換を効率的に行うための空気循環を生成するためのものである。羽根車3は、駆動源から駆動力を与えられて、回転軸6の軸線CLを中心に回転可能である。羽根車3は、その回転により、空気吸込口1ba、1caの各々を通じて送風機室12内に外気を導入した後に、空気吹出口1aaを通じて筐体1外へ排出する機能を有する。
ベルマウス4は、フロントパネル1aの後方側の面(背面)に取り付けられている。ベルマウス4は、羽根車3の外周を取り囲むように配置されている。ベルマウス4は、直管部4aと、縮径部4bと、湾曲部4cと、フレア部4dとを有している。直管部4a、縮径部4b、湾曲部4cおよびフレア部4dは、一体的に構成されており、1つの部品を構成している。
直管部4aは、羽根車3の外周を取り囲んでいる。直管部4aは、円筒形状を有しており、円筒の直径を維持しながら前方から後方へ延びている。縮径部4bは、直管部4aの後端に接続されている。縮径部4bは、筒形状を有しており、筒形状の開口径が後端から前端に向かって縮径するように構成されている。縮径部4bは、直管部4aとの接合部において最も小さい開口径を有している。
湾曲部4cは、直管部4aの前端に接続されている。湾曲部4cは、直管部4aと空気吹出口1aaとの間に位置している。湾曲部4cは、直管部4aから空気吹出口1aaに向かって拡径している。これにより湾曲部4cの開口径OD(図2)は、直管部4aから空気吹出口1aaに向かって大きくなっている。湾曲部4cの少なくとも内周側の面は、図2に示す断面において曲線となるように構成されている。図2に示す断面は、回転軸6の軸線CLを含み、かつ軸線CLに平行で面に沿った断面である。
フレア部4dは、湾曲部4cの前端に接続されている。フレア部4dは、湾曲部4cと空気吹出口1aaとの間に位置している。フレア部4dは、湾曲部4cから空気吹出口1aaに向かって拡径している。これによりフレア部4dにおいてベルマウス4の開口径は、湾曲部4cから空気吹出口1aaに向かって大きくなっている。フレア部4dの少なくとも内周側の面は、図2に示す断面において直線となるように構成されている。フレア部4dの前端(フロントパネル側の端部)は、フロントパネルの後方側の面に接続されている。
図1に示されるように、筐体1は、回転軸6の軸方向(図2の軸線CL方向)から見て、羽根車3を取り囲む壁部を有している。この羽根車3を取り囲む壁部は、たとえば図中左側のサイドパネル1bと、トップパネル1dと、ボトムパネル1eと、セパレータ1fとからなっている。羽根車3を取り囲む壁部1b、1d、1e、1fは、回転軸6の軸方向から見て略矩形の形状を有している。
回転軸6の軸方向から見て、羽根車3を取り囲む壁部1b、1d、1e、1fは、羽根車3の回転中心C(図2の軸線CL上の点)からの距離が異なる部分を有している。たとえば、羽根車3を取り囲む壁部1b、1d、1e、1fの部分S1、S2、S3では、羽根車3の回転中心Cから距離が、それぞれL1、L2、L3となっており、それぞれ異なっている。
具体的には、上記部分S1はサイドパネル1b上の部分であり、上記部分S2はサイドパネル1bとトップパネル1dとの交差する部分(角部)であり、上記部分S3はトップパネル1d上の部分である。
回転軸6の軸方向から見て、上記S2と回転中心Cとの距離L2は、上記S1と回転中心Cとの距離L1、および上記S3と回転中心Cとの距離L3よりも大きい。つまり、上記部分S1およびS3よりも、上記部分S2は回転中心Cから離れて位置している。
湾曲部4cは、たとえば曲面部(第1曲面部)P1と、曲面部(第2曲面部)P2と、曲面部(第3曲面部)P3とを有している。曲面部P1は、図2に示されるような回転軸6の軸方向から見て、回転中心Cと上記部分S1とを繋ぐ直線SL1(第1の線)上に位置する部分である。曲面部P2は、回転軸6の軸方向から見て、回転中心Cと上記部分S2とを繋ぐ直線SL2(第2の線)上に位置する部分である。曲面部P3は、回転軸6の軸方向から見て、回転中心Cと上記部分S3とを繋ぐ直線SL3(第3の線)上に位置する部分である。
上記直線SL1に沿った室外機10の断面は図3(A)に示されており、上記直線SL2に沿った室外機10の断面は図3(B)に示されている。
図3(B)に示される曲面部P2の曲率半径R2は、図3(A)に示される曲面部P1の内周面の曲率半径R1よりも大きくなるように設定されている。また曲面部P2の内周面の曲率半径R2は、図1における曲面部P3の曲率半径よりも大きくなるように設定されている。
以上のように本実施の形態のベルマウス4においては、図2に示されるように回転軸6の軸方向から見て、羽根車3を取り囲む壁部1b、1d、1e、1fと回転中心Cとの距離が大きい湾曲部4cの部分(たとえば曲面部P2)の曲率半径は、上記距離の小さい湾曲部4cの部分(たとえば曲面部P1、P3)の曲率半径よりも大きく設定されている。
なお図1に示されるように、湾曲部4cの曲率半径は、回転中心Cを中心とする周方向において連続的に変化していてもよい。
また図4(A)に示されるように、ベルマウス4の前端4eは、吹出グリル8の後方に位置していれば、フロントパネル1aよりも前方に突き出していてもよい。しかし図4(B)に示されるように、ベルマウス4の前端4eは、フロントパネル1aよりも前方に突き出さないことが好ましい。
次に、本実施の形態の作用効果について説明する。
図2に示されるように、羽根車3が回転することにより、室外側熱交換器7側から吸込み流れが発生する。この吸込み流れには動翼の効果が付与されるため、吸込み流れは径方向の速度成分が増大されつつ吹き出される。そのため、ベルマウス4の湾曲部4cの曲率半径の大小を調整することにより、径方向の速度成分が増大した流れをベルマウス4に沿わすことができる。これにより、ベルマウス4における流れの剥離が抑制され、通風抵抗を低減することができる。
しかしながら従来のベルマウスでは、湾曲部4cの曲率半径が回転中心Cを中心とする周方向で一定である。このため従来のベルマウスでは、ベルマウス周方向の各位置毎の吸い込み条件によって、吹き出し流れの流路が変化することが加味されていない。よって、充分にベルマウス4の湾曲部4cおよびフレア部4dに空気の流れを沿わすことができない。
図3(A)に示されるように、距離L1となる部分の断面では、吸い込み流れF1とベルマウス4の直管部4aとが成す角α1は小さくなる。このため、ベルマウス4の湾曲部4cの曲率半径R1が比較的小さくても、流れをその小さい曲率半径R1に沿わすことができる。
しかし図3(B)に示されるように、距離L2となる部分の断面では、吸い込み流れF2とベルマウス4の直管部4aとが成す角α2が大きくなる。これにより、吸い込み流れF1には羽根車3の回転中心Cに向かって慣性が乗る。このため、ベルマウス4の湾曲部4cの曲率半径が全体において一定である場合、その流れを径方向外周側へ十分に誘引することができない。よって、ベルマウス4の湾曲部4cおよびフレア部4dにおいて流れの剥離が発生する。
これに対して本実施の形態においては、図3(A)および図3(B)に示されるように、回転軸6の軸方向から見て、筐体1の壁部と回転中心Cとの距離が大きい湾曲部4cの曲面部P2の曲率半径R2は、上記距離が小さい湾曲部4cの曲面部P1の曲率半径R1よりも大きく設定されている。
このように本実施の形態においては、回転中心Cからの距離L2が大きい断面で湾曲部4cの曲率半径R2が大きく設定されているため、流れを径方向外周側へ大きく誘引させることができる。これにより、湾曲部4cおよびフレア部4dに流れを沿わすことができるため、剥離が抑制され通風抵抗が低減する。
また剥離が抑制されることにより、乱流の発生が抑えられて、乱流音が低減できるため、騒音が低減される。
また図4(A)に示されるように、ベルマウス4の前端4eが筐体1のフロントパネル1aに接続されずにフロントパネル1aよりも前方に突き出している場合にも、回転中心Cからの距離L2が大きい断面で湾曲部4cの曲率半径R2を大きくすることにより、上記と同様の効果を得ることができる。
ここで、ベルマウス4内における流れの風速は、その流れに沿ってベルマウス4の開口径が拡大し始めると、流れが拡散することにより減速していく。しかし図4(A)に示されるように、ベルマウス4の前端4eがフロントパネル1aよりも前方に突出する場合、下流側に位置する吹出グリル8とベルマウス4との間隔が狭くなる。このため、ベルマウス内において流れは充分に減速されず、風速が高いまま吹出グリル8に衝突し騒音が悪化する。
一方、図4(B)に示されるように、ベルマウス4の前端4eは、フロントパネル1aよりも前方に突き出さない場合には、吹出グリル8とベルマウス4との間隔が広くなる。このため、ベルマウス4から吹出された流れは、吹出グリル8とベルマウス4との間で充分に減速される。これにより吹き出し流れは、十分に減速された状態で吹出グリル8に衝突するため、騒音を抑制することができる。
なお本実施の形態においては、ベルマウス4の直管部4aの前端側に湾曲部4cおよびフレア部4dが設けられた構成について説明したが、フレア部4dは設けられていなくてもよい。この場合、図5に示されるように、直管部4aの前端からベルマウス4の前端4eの全体に湾曲部4cが位置することになる。
また図3(B)に示されるように回転中心Cから筐体1の壁部までの距離が大きい距離L2となる部分の断面における直管部4aの軸方向に沿う寸法は、図3(A)に示されるように回転中心Cからの距離L1が小さい断面における直管部4aの軸方向に沿う寸法よりも小さくなっていてもよい。また図3(B)に示されるように回転中心Cからの距離L2が大きい断面におけるフレア部4dの軸方向に沿う寸法は、図3(A)に示されるように回転中心Cからの距離L1が小さい断面におけるフレア部4dの軸方向に沿う寸法よりも大きくなっていてもよい。フレア部4dの軸方向に沿う寸法を大きくすることで、流れを径方向外周側へより大きく誘引させることができるため効果的である。
実施の形態2
本実施の形態の構成は、図1〜図5に示す実施の形態1の構成と比較して、ベルマウス4の湾曲部4cの構成において異なっている。
本実施の形態におけるベルマウス4においては、曲率半径の大きい曲面部および曲率半径の小さい曲面部の少なくとも一方の曲面部の曲率半径が、回転中心Cを中心とした周方向に維持されている。
図6に示されるように、たとえば、回転中心Cを中心とした角度β1の範囲内にある湾曲部4cの曲率半径が周方向に一定とされている。また回転中心Cを中心とした角度β2の範囲内にある湾曲部4cの曲率半径が周方向に一定とされている。
角度β2の範囲は、角度β1の範囲と比較して、筐体1の壁部と回転中心Cとの距離が相対的に大きい範囲である。角度β1の範囲内における湾曲部4cの曲率半径は、たとえば図3(A)に示される曲率半径R1を有している。角度β2の範囲内における湾曲部4cの曲率半径は、たとえば図3(B)に示される曲率半径R2を有している。このように角度β2の範囲内における湾曲部4cの曲率半径は、角度β1の範囲内における湾曲部4cの曲率半径よりも相対的に大きく設定されている。
図7に示されるように、本実施の形態のベルマウス4においては、互いに異なる曲率半径を有する湾曲部4cの境界に境界面4fが設けられている。この境界面4fは、周方向に交差(たとえば直交)するように延びている。
なお、これ以外の本実施の形態の構成は、上述した実施の形態1の構成とほぼ同じであるため同一の要素については同一の符号を付し、その説明を繰り返さない。
本実施の形態においては、上記の実施の形態1と同様の効果を得ることができる。また本実施の形態においては、図7に示されるように湾曲部4cの曲率半径が大きい部分と小さい部分との境界に境界面4fが設けられている。このため、図6に示されるように、曲率半径が大きい湾曲部4cを流れる旋回成分を持つ吹き出し流れFcが、境界面4fに衝突することにより、旋回成分が抑制されるため、風量が増大する。
実施の形態3
本実施の形態の構成は、図1〜図4に示す実施の形態1の構成と比較して、ベルマウス4の構成において異なっている。
図8(A)および図8(B)に示されるように、本実施の形態におけるベルマウス4においては、湾曲部が省略されて直管部4aにフレア部4dが直接接続されている。このため、フレア部4dは、直管部4aと空気吹出口1aaとの間に位置している。フレア部4dは、羽根車3から空気吹出口1aaへ向かって拡径している。また直管部4aとフレア部4dとの接合部は角張っている。
フレア部4dは、図8(A)に示されるように回転中心C(軸線CL)からの距離が相対的に小さい距離L1の断面に位置する部分(第1延在部)Q1と、図8(B)に示されるように回転中心C(軸線CL)からの距離が相対的に大きい距離L2の断面に位置する部分(第2延在部)Q2とを有している。
なお本実施の形態における距離L1の断面とはたとえば図1の距離L1の部分の断面に対応し、かつ本実施の形態における距離L2の断面とはたとえば図1の距離L2の部分の断面に対応する。
図8(B)に示されるように第2延在部Q2の軸方向に沿う寸法Lb2は、図8(A)に示されるように第1延在部Q1の軸方向に沿う寸法Lb1よりも大きくなっている。また図8(B)に示されるように回転中心Cからの距離L2が大きい断面における直管部4aの軸方向に沿う寸法は、図8(A)に示されるように回転中心Cからの距離L1が小さい断面における直管部4aの軸方向に沿う寸法よりも小さくなっている。
図8(A)に示される第1延在部Q1の直管部4aに対する傾斜角度は、図8(B)に示される第2延在部Q2の直管部4aに対する傾斜角度と同じである。ただし、図8(A)に示される第1延在部Q1の直管部4aに対する傾斜角度は、図8(B)に示される第2延在部Q2の直管部4aに対する傾斜角度と異なっていてもよい。またフレア部4dの軸方向に沿う寸法は、回転中心Cを中心とした周方向に連続的に変化していてもよい。
なお、これ以外の本実施の形態の構成は、上述した実施の形態1の構成とほぼ同じであるため同一の要素については同一の符号を付し、その説明を繰り返さない。
次に、本実施の形態の作用効果について説明する。
実施の形態1で説明したように、図8(A)に示されるように回転中心Cからの距離が小さい断面では、吸い込み流れF3と直管部4aとが成す角度α1は小さくなる。一方、図8(B)に示されるように回転中心Cからの距離が大きい断面では、吸い込み流れF4と直管部4aとが成す角度α2は大きくなる。このように角度α2が大きくなる場合、吸い込み流れF4には羽根車3の中心に向かう方向の慣性が作用する。このため、フレア部4dの軸方向の寸法が一定である場合、径方向外周側への誘引が充分でなく、剥離が発生する。
これに対して本実施の形態においては、図8(A)および図8(B)に示されるように、フレア部4dの第2延在部Q2の軸方向に沿う寸法Lb2が、第1延在部Q1の軸方向に沿う寸法Lb1よりも大きく設定されている。これにより、吸い込み流れと直管部4aとの成す角度α2が大きい断面においても、第2延在部Q2の寸法Lb2が大きく設定されているため、流れを径方向外周側へ大きく誘引させることができる。これにより、フレア部4dに流れを沿わすことができるため、剥離が抑制され通風抵抗が低減する。また剥離が抑制されることにより、乱流の発生が抑えられて、乱流音が低減できるため、騒音が低減される。
実施の形態4
本実施の形態の構成は、図8(A)および図8(B)に示す実施の形態3の構成と比較して、ベルマウス4の構成において異なっている。
本実施の形態において、フレア部4dは、回転中心Cを中心とした周方向に、フレア部4dの軸方向に沿う寸法が小さい寸法と大きい寸法との少なくとも一方の寸法を維持するように構成されている。
図9に示されるように、たとえば、回転中心Cを中心とした角度β1の範囲内にあるフレア部4dの軸方向に沿う寸法が周方向に一定とされており、また回転中心Cを中心とした角度β2の範囲内にあるフレア部4dの軸方向に沿う寸法が周方向に一定とされている。
角度β2の範囲は、角度β1の範囲と比較して、筐体1の壁部と回転中心Cとの距離が相対的に大きい範囲である。この角度β2の範囲内におけるフレア部4dの軸方向に沿う寸法は、角度β1の範囲内におけるフレア部4dの軸方向に沿う寸法よりも大きく設定されている。
図10に示されるように、本実施の形態のベルマウス4は、フレア部4dの軸方向に沿う寸法が所定の角度範囲内において周方向に一定とされ、かつ異なる軸方向寸法を有するフレア部4dの境界に境界面4fが設けられた構成を有している。
なお、これ以外の本実施の形態の構成は、上述した実施の形態3の構成とほぼ同じであるため同一の要素については同一の符号を付し、その説明を繰り返さない。
本実施の形態においては、上記の実施の形態3と同様の効果を得ることができる。また本実施の形態においては、図10に示されるようにフレア部4dの軸方向に沿う寸法が大きい部分と小さい部分との境界に境界面4fが設けられている。このため、図9に示されるように、軸方向に沿う寸法が大きいフレア部4dを流れる旋回成分を持つ吹き出し流れFcが、境界面4fに衝突することにより、旋回成分が抑制されるため、風量が増大する。
実施の形態5
本実施の形態の構成は、実施の形態3、4の構成と比較して、直管部4aとフレア部4dとの連接部の構成において異なっている。
図11に示されるように、本実施の形態において、直管部4aとフレア部4dとの連接部が丸味を帯びた形状を有している。具体的には、直管部4aとフレア部4dとの連接部は、軸線に沿う断面において所定の曲率半径Raに沿った円形状を有する湾曲部4cにより構成されている。
なお、これ以外の本実施の形態の構成は、上述した実施の形態3の構成とほぼ同じであるため同一の要素については同一の符号を付し、その説明を繰り返さない。
本実施の形態においては、上記の実施の形態3、4と同様の効果を得ることができる。また直管部4aにフレア部4dが直接接続されていると、直管部4aからフレア部4dに流れが移行する際に、急な角度変化により、図11の矢印Fbで示すように連接部4cにて流れの剥離が発生する可能性がある。これに対して本実施の形態によれば、直管部4aとフレア部4dとが円形状を有する湾曲部4cにより連接されている。このため、直管部4aとフレア部4dとの間で急な角度変化が抑制され、図11の矢印Fdで示すように、直管部4aとフレア部4dとの連接部で生じる剥離を抑制することができる。
実施の形態6
本実施の形態の構成は、実施の形態3〜5の構成と比較して、直管部4aとフレア部4dとの連接部の構成において異なっている。
本実施の形態においては、直管部4aとフレア部4dとの連接部に、丸味を帯びた形状を有する湾曲部が設けられている。さらに回転中心Cから筐体1の壁面までの距離が大きい部分の断面における湾曲部の曲率半径が、上記距離が小さい部分の断面における湾曲部の曲率半径よりも大きく設定されている。
具体的には、図8(A)に示されるように回転中心Cから筐体1の壁面までの距離が小さい部分の断面における直管部4aとフレア部4dとの連接部には、図11に示されるように曲率半径Raの小さい湾曲部4cが配置されている。そして、図8(B)に示されるように回転中心Cから筐体1の壁面までの距離が大きい部分の断面における直管部4aとフレア部4dとの連接部には、図12に示されるように曲率半径Raの大きい湾曲部4cが配置されている。
上記における回転中心Cから筐体1の壁面までの距離が小さい部分の断面における湾曲部とは、たとえば図9の直線SL1上に位置する湾曲部の曲面部である。また回転中心Cから筐体1の壁面までの距離が大きい部分の断面における湾曲部とは、たとえば図9の直線SL2上に位置する湾曲部の曲面部である。
本実施の形態においては、上記の実施の形態3〜5と同様の効果を得ることができる。また湾曲部4cの曲率半径Raが、回転中心Cから筐体1の壁面までの距離に応じて変化しているため、図12の矢印Fdで示すように湾曲部4cとフレア部4dにおける流れの剥離をさらに抑制でき、かつ騒音をさらに低減することができる。
実施の形態7
次に、本発明の実施の形態7の構成について図13を用いて説明する。
図13では冷凍サイクル装置として、実施の形態1で説明した空気調和機(室外機)を有する空気調和装置500が示されている。図13に示されるように、本実施の形態の空気調和装置500は、実施の形態1〜6において説明した室外機10と、室内機200と、冷媒配管300、400とを有している。
室外機10および室内機200は、冷媒配管300、400により互いに連結されている。これにより冷媒回路が構成されて、室外機10および室内機200を冷媒が循環する。冷媒配管300は、気体の冷媒(ガス冷媒)が流れるガス配管である。冷媒配管400は、液体の冷媒(液冷媒、気液二相冷媒の場合もある)が流れる液配管である。
室外機10は、たとえば圧縮機101と、四方弁102と、室外側熱交換器7と、羽根車3と、絞り装置(膨張弁)105とを有している。
圧縮機101は、吸入した冷媒を圧縮して吐出する。ここで、圧縮機101は、インバータ装置などを有し、運転周波数を任意に変化させることにより、圧縮機101の容量(単位時間あたりの冷媒を送り出す量)を細かく変化させることができるものとする。四方弁102は、制御装置(図示せず)からの指示に基づいて冷房運転時と暖房運転時とによって冷媒の流れを切り換える。
また、室外側熱交換器7は、冷媒と空気(室外の空気)との熱交換を行う。室外側熱交換器7は、たとえば冷房運転時においては凝縮器として機能する。このとき、室外側熱交換器7は、圧縮機101により圧縮された冷媒と空気との熱交換を行い、冷媒を凝縮させて液化させる。
また室外側熱交換器7は、たとえば暖房運転時においては蒸発器として機能する。このとき、室外側熱交換器7は、絞り装置105により減圧された低圧の冷媒と空気との熱交換を行い、冷媒を蒸発させて気化させる。
室外側熱交換器7の付近には、冷媒と空気との熱交換を効率よく行うため、羽根車3が設けられている。羽根車3においては、インバータ装置により駆動源(ファンモータ)5の運転周波数を任意に変化させることにより羽根車3の回転速度が細かく変化されてもよい。
絞り装置105は、その開度を変化させることで、冷媒の圧力などを調整するために設けられている。この絞り装置105により、凝縮器により凝縮された冷媒が減圧されて膨張する。
一方、室内機200は、負荷側熱交換器201と、負荷側送風機202とを有している。負荷側熱交換器201は、たとえば暖房運転時においては凝縮器として機能する。このとき、負荷側熱交換器201は、圧縮機101により圧縮された冷媒と空気との熱交換を行い、冷媒を凝縮させて液化(又は気液二相化)させる。
また、負荷側熱交換器201は、たとえば冷房運転時においては蒸発器として機能する。このとき、負荷側熱交換器201は、絞り装置105により減圧された低圧の冷媒と空気との熱交換を行い、冷媒蒸発させて気化させる。
負荷側送風機202は、負荷側熱交換器201にて熱交換を行う空気の流れを調整するために設けられている。この負荷側送風機202の運転速度は、たとえば利用者の設定により決定される。
次に、本実施の形態の冷凍サイクル装置における冷房運転と暖房運転とについて説明する。
図13に示されるように、冷房運転においては、実線で示す接続関係となるように四方弁102が切り替えられる。圧縮機101により圧縮されて吐出された高温、高圧のガス冷媒は、四方弁102を通過して、室外側熱交換器7に流入する。この室外側熱交換器7に流入した冷媒は、羽根車3により送られた室外の空気と熱交換することで凝縮、液化されて液冷媒となる。この液冷媒は、絞り装置105へ流入し、絞り装置105で減圧されて気液二相状態となった後に、室外機10から流出する。
室外機10を流出した気液二相冷媒は、液配管400を通過して室内機200内の負荷側熱交換器201に流入する。この負荷側熱交換器201に流入した冷媒は、負荷側送風機202により送られた室内の空気と熱交換することで蒸発、ガス化されてガス冷媒となる。このガス冷媒は、室内機200から流出する。
室内機200から流出したガス冷媒はガス配管300を通過して室外機10に流入する。この後、ガス冷媒は四方弁102を通過して圧縮機101に再度吸入される。以上のようにして冷凍サイクル装置500の冷媒が循環し、空気調和(冷房)が行われる。
暖房運転においては、点線で示す接続関係となるように四方弁102が切り替えられる。圧縮機101により圧縮されて吐出された高温、高圧のガス冷媒は、四方弁102を通過し、室外機10から流出する。室外機10から流出したガス冷媒は、ガス配管300を通過して室内機200内の負荷側熱交換器201に流入する。負荷側熱交換器201に流入したガス冷媒は、負荷側送風機202により送られた室内の空気と熱交換することで凝縮、液化されて液冷媒となり、室内機200から流出する。
室内機200から流出した液冷媒は液配管400を通過して室外機10に流入する。この後、液冷媒は、絞り装置105で減圧されて気液二相状態となった後に、室外側熱交換器7に流入する。そして、室外側熱交換器7に流入した冷媒は、羽根車3により送られた室外の空気と熱交換することで蒸発、ガス化されてガス冷媒となる。このガス冷媒は、四方弁102を通過して圧縮機101に再度吸入される。以上のようにして冷凍サイクル装置500の冷媒が循環し、空気調和(暖房)が行われる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて請求の範囲によって示され、請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 筐体、1a フロントパネル、1aa 空気吹出口、1b サイドパネル、1ba,1ca 空気吸込口、1c バックパネル、1d トップパネル、1e ボトムパネル、1f セパレータ、3 羽根車、4 ベルマウス、4a 直管部、4b 縮径部、4c 湾曲部、4d フレア部、4e 前端、4f 境界面、5 駆動源、6 回転軸、7 室外側熱交換器、8 吹出グリル、10 室外機、11 機械室、12 送風機室、101 圧縮機、102 四方弁、105 絞り装置、200 室内機、201 負荷側熱交換器、202 負荷側送風機、300 ガス配管、400 液配管、500 冷凍サイクル装置(空気調和装置)、C 回転中心、CL 軸線、P1,P2,P3 曲面部、Q1 第1延在部、Q2 第2延在部、S1,S2,S3 部分、SL1,SL2,SL3 直線。

Claims (8)

  1. 空気吹出口を有する筐体と、
    前記筐体内に配置され、かつ回転軸を中心に回転可能な羽根車と、
    前記羽根車の外周を取り囲むベルマウスとを備え、
    前記ベルマウスは、
    前記羽根車の外周を取り囲む直管部と、
    前記直管部と前記空気吹出口との間に位置し、かつ前記直管部から前記空気吹出口に向かって拡径する湾曲部とを有し、
    前記回転軸の軸方向から見て、前記筐体は、前記羽根車の外周を取り囲む壁部を有し、
    前記軸方向から見て、前記壁部は、第1部分と、前記第1部分よりも前記回転軸の回転中心から離れて位置する第2部分とを有し、
    前記軸方向から見て、前記湾曲部は、前記回転中心と前記第1部分とを繋ぐ線上に位置する第1曲面部と、前記回転中心と前記第2部分とを繋ぐ線上に位置する第2曲面部とを有し、
    前記第2曲面部の曲率半径は前記第1曲面部の曲率半径よりも大きい、空気調和機の室外機。
  2. 前記湾曲部は、前記回転中心を中心とした周方向に、前記第1曲面部および前記第2曲面部の少なくとも一方の曲面部の曲率半径を維持するように構成されている、請求項1記載の空気調和機の室外機。
  3. 空気吹出口を有する筐体と、
    前記筐体内に配置され、かつ回転軸を中心に回転可能な羽根車と、
    前記羽根車の外周を取り囲むベルマウスとを備え、
    前記ベルマウスは、
    前記羽根車の外周を取り囲む直管部と、
    前記直管部と前記空気吹出口との間に位置し、かつ前記羽根車から前記空気吹出口へ向かって拡径するフレア部とを有し、
    前記回転軸の軸方向から見て、前記筐体は、前記羽根車を取り囲む壁部を有し、
    前記軸方向から見て、前記壁部は、第1部分と、前記第1部分よりも前記回転軸の回転中心から離れて位置する第2部分とを有し、
    前記軸方向から見て、前記フレア部は、前記回転中心と前記第1部分とを繋ぐ線上に位置する第1延在部と、前記回転中心と前記第2部分とを繋ぐ線上に位置する第2延在部とを有し、
    前記第1延在部は前記軸方向の距離である第1寸法を有し、前記第2延在部は前記軸方向の距離である第2寸法を有し、前記第2寸法は前記第1寸法よりも大きい、空気調和機の室外機。
  4. 前記フレア部は、前記回転中心を中心とした周方向に前記第1寸法および前記第2寸法の少なくとも一方の寸法を維持するように構成されている、請求項3記載の空気調和機の室外機。
  5. 前記ベルマウスは、前記直管部と前記フレア部との間に位置する湾曲部をさらに有し、
    前記湾曲部は曲面を有し、前記曲面は前記直管部の壁面と前記フレア部の壁面とを繋いでいる、請求項3または4記載の空気調和機の室外機。
  6. 前記軸方向から見て、前記湾曲部は、前記回転中心と前記第1部分とを繋ぐ線上に位置する第1曲面部と、前記回転中心と前記第2部分とを繋ぐ線上に位置する第2曲面部とを有し、
    前記第2曲面部の曲率半径は前記第1曲面部の曲率半径よりも大きい、請求項5記載の空気調和機の室外機。
  7. 前記筐体は、前記空気吹出口を有するフロントパネルを有し、
    前記ベルマウスの端部は前記フロントパネルに接続されている、請求項1〜6のいずれか1項記載の空気調和機の室外機。
  8. 吸入した冷媒を圧縮して吐出する圧縮機と、前記圧縮機により圧縮された冷媒を凝縮する凝縮器と、前記凝縮器により凝縮された冷媒を減圧する絞り装置と、前記絞り装置により減圧された冷媒を蒸発させる蒸発器とを含む冷凍サイクル装置であって、
    請求項1〜7のいずれか1項記載の空気調和機の室外機は、前記凝縮器および前記蒸発器の一方を含む、冷凍サイクル装置。
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