JP5611360B2 - 室外ユニットの送風機、室外ユニット及び冷凍サイクル装置 - Google Patents

室外ユニットの送風機、室外ユニット及び冷凍サイクル装置 Download PDF

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Description

本発明は、プロペラファンとベルマウスとを有する送風機を有する室外ユニット等に関するものである。
羽根(プロペラ)を有するプロペラファンを回転させて空気の流れを発生させて、送風(冷却、排熱等)を行う送風機(ファンユニット)がある。このようなプロペラファンを有する送風機は、冷凍空気調和装置の室外機(室外ユニット)、冷蔵庫、換気扇、コンピュータ等の冷却装置等、幅広い分野で使われている。
このような送風機において、例えばプロペラファンの回転方向に沿って壁面を形成するベルマウスを有するものがある。このようなベルマウスは、空気の吹き出しが円滑に行えるように開口部分を拡げていることが多い(例えば特許文献1、2参照)。
特許3087876号公報 特許3199931号公報
例えば、上記のような送風機において、単に開口部分を拡げるだけでは、騒音となる音が大きくなり、またファン効率が小さくなる。例えば、上述のような送風機を空気調和装置の室外ユニットに搭載して用いる場合、プロペラファンの回転により室外ユニットから発生する騒音が近隣住民へ迷惑をかけることがある。このため、室外ユニットの低騒音化が求められている。一方で、近年、地球温暖化防止のために空気調和装置の省エネルギー化が求められている。省エネルギー化をはかるためには室外ユニットにおける風量を多くすることが有効な手段である。しかしながら、基本的には風量に基づいて騒音も増加する。また、空気調和装置等では、運転を停止させない又は運転時間が長いことが多いので、送風機自体の低電力化も重要となる。
そこで、本発明の目的は、さらに騒音、電力増加を抑制する送風機を有する冷凍サイクル装置の室外ユニット等を得ることにある。
本発明に係る室外ユニットの送風機は、重力方向に沿うような回転軸を中心に回転し、重力方向と逆方向の気体の流れを発生させる複数の羽根を有するプロペラファンと、プロペラファンの羽根の回転方向に沿って、羽根の外周端より外側に環状の壁面を形成し、気体を整流するためのベルマウスとを備え、プロペラファンの動作点がサージング領域よりも開放側に位置する場合において、ベルマウスは、吹出側の風路が拡大するように形成された、斜面となる壁面を有し、斜面の吸込側及び吹出側の終端間における回転軸方向の長さHとプロペラファンのファン径DとがH/D≧0.04となる関係、斜面の両終端を結ぶ直線が回転軸となす角度θが0<θ≦60°となる関係、及び、吸込側の開口部分から斜面の吸込側終端部分までの回転軸方向における長さLと回転軸方向におけるプロペラファンの羽根の長さLとがL/L≧0.5となる関係を条件として満たす形状を一体成型するものである。
本発明に係わる室外ユニットの送風機では、吹出側の風路が拡大するように形成された斜面を有し、さらにL/L0 ≧0.5、0<θ≦60°、H/D≧0.04の関係を満たす形状で、プロペラファンに対してベルマウスを形成した室外ユニットの送風機を構成するようにしたので、ファン径を大きくせずに、開放側における静圧と風量との関係を、サージング領域における静圧と風量の関係に近づけることができ、例えば、最大風量駆動時の動作点における比騒音、ファン効率と最小比騒音、最大ファン効率との差が少なくなり、これにより、ファン入力の低減、低騒音化を図ることができる。
この発明の実施の形態1に係る送風機の概略を表す図である。 プロペラファン1単体のP−Q特性及びK−Q特性を表す図である。 プロペラファン1単体のP−Q特性及びη−Q特性を表す図である。 P−Q特性及びK−Q特性と径との関係を表す図である。 P−Q特性及びη−Q特性と径との関係を表す図である。 ベルマウス2の寸法パラメータの一例を表す図である。 寸法パラメータにおけるP−Q特性を示す図である。 L/Lを変化させたときのP−Q特性を示す図である。 風量Q時の比騒音KとL/Lの値との関係を表す図である。 斜め部角度θを変化させたときの、P−Q特性を示す図である。 風量Qのファン効率η、比騒音Kと角度θの関係を表す図である。 H/Dの値を変化させたときのP−Q特性を表す図である。 風量Qのときの、静圧PとH/Dの値との関係を示す図である。 風量Qのファン効率η、比騒音KH/Dの関係を表す図である。 ベルマウス2の別の形状を表す斜視図である。 斜め部5aの別形状例を表す図である。 上吹きタイプの室外ユニットの構成を表す図である。 横吹きタイプの室外ユニットの構成を表す図である。 横吹きタイプのベルマウスの分解斜視図である。 ベルマウス2の形状と空気の流れとの関係を表す図である。 実施の形態2に係るベルマウス2の形状と空気の流れを表す図である。 ベルマウス2及びファンガードの関係を表す図である。 ファン入力、騒音と角度αとの関係を示す図である。 実施の形態4に係るプロペラファン1を表す図である。 リブ6を有さない場合の翼端渦の流跡線を表す図である。 リブ6を有する場合の翼端渦の流跡線を表す図である。 ベルマウス2の吸込開口部3を表す図である。 P−Q特性とR/D値との関係を表す図である。 風量Qにおける比騒音KsとR/D値の関係を表す図である。 風量Qにおけるファン効率ηとR/D値の関係を表す図である。 本発明の実施の形態に係る冷凍空気調和装置の構成図である。
実施の形態1.
図1は本発明の実施の形態1に係る送風機の概略を表す図である。図1では、プロペラファン1とベルマウス2の断面図により表している。本実施の形態の送風機は、例えば空気調和装置等の冷凍サイクル装置の室外ユニットに搭載するものである。
プロペラファン1は、電力を受けたモータ等(図示せず)の駆動により複数の羽根(プロペラ、翼)が回転軸を中心に回転して空気(流体)の流れを発生させる軸流ファンである。特に限定するものではないが、ここではプロペラファン1は前進翼形状のファンであるものとして説明する。また、回転軸がほぼ重力方向(鉛直方向。以下、送風機の高さ方向という場合もある)に沿うようにし、重力方向と逆方向に空気を吹き出す、上吹きの送風機となるように、室外ユニットにおいてプロペラファン1(送風機)を配置する。
ベルマウス2は、プロペラファン1の周方向(回転方向)に沿ってプロペラファン1を覆い(プロペラファン1の周囲を囲み)、プロペラファン1の回転によってできる空気の流れについて整流をはかる。このため、プロペラファン1の周囲に、円管状に壁面が形成されることになる。図1に示すように、本実施の形態のベルマウス2は、プロペラファン1の回転軸方向(高さ方向)の約50%を覆っている。
吸込開口部3はベルマウス2の上流側(吸込側)において、空気を吸い込むために開口している部分である。本実施の形態のベルマウス2では、プロペラファン1の回転軸と吸込開口部3の終端部分との間の距離(開口部分の径)が、回転軸と直管部4の面との間の距離(直管部4の径)よりも長い(吸込開口部3終端が拡がりを有している)。そして、直管部4の吸込側終端部分から吸込開口部3終端に到る内壁面(プロペラファン1との対向面)を湾曲面としている(断面形状は円弧状になる)。湾曲面は曲率半径Rを有しているものとし、吸込開口部3の湾曲面部分をR部3aとする。
直管部4は、ベルマウス2の内壁面が、プロペラファン1の回転軸と並行になっている部分である。特に限定するものではないが、送風機の高さ方向における、直管部4における吹出側終端部分の位置とプロペラファン1の吹出側における羽根の位置との並びがほぼ同じとなるようにする。
吹出開口部5はベルマウス2の下流側(吹出側)において、空気を吹き出すために開口している部分である。吹出開口部5についても、プロペラファン1の回転軸と吹出開口部5の終端部分との間の距離(開口部分の径)が、回転軸と直管部4の面との間の距離(直管部4の径)よりも長い。そして、直管部4の吹出側終端(吹出開口部5吸込側終端)から吹出開口部5吹出側終端にいたる内壁面が拡がりを有する斜面となっており、断面形状がテーパ状(ラッパ状)になるように形成している。このテーパ状の部分を斜め部5aとする。ここで、本実施の形態のベルマウス2は直管部4を有しているが、斜め部5aとR部3aとにより内壁面を形成するようにしてもよい。
図2はプロペラファン1単体のP−Q特性及びKs −Q特性を表す図である。また、図3はプロペラファン1単体のP−Q特性及びη−Q特性を表す図である。ここで、Pは静圧、Qは風量、Ks は比騒音[dB]、ηはファン効率(静圧効率)[%]を表す。また、比騒音Ks 及びファン効率ηは、静圧P及び風量Qと次式(1)、(2)を満たす関係となる。ここで、SPLはプロペラファン1から所定の距離離れた位置での騒音[dB]、Tはトルク[Nm]、ωは角速度[rad/s]を表す。また、(1)式における静圧P1 の単位は[mmAq]、風量Q1 の単位は[m3 /min]である。一方、(2)式における静圧P2 の単位は[Pa]、風量Q2 の単位は[m3 /s]である。
s =SPL−10log10(P1・Q1 2.5) …(1)
η=100×P2・Q2/Tω …(2)
図2及び図3に基づいて、静圧P、風量Q、比騒音Ks 、ファン効率ηの関係について説明する。P−Q特性はプロペラファン1のファン回転数を一定として、通風抵抗である静圧Pと風量Qとの関係を表したものである。ここで、低風量、高静圧側を締切側、高風量、低静圧側を開放側と呼ぶ。一般的に、通風抵抗が小さいほど風は流れやすくなり(静圧Pが低いほど風量Qは多くなり)、通風抵抗が大きいほど風は流れにくくなる(静圧Pが高いほど風量Qは少なくなる)。
しかし、風量Qと静圧Pとの間は常にこの関係を有しているわけではなく、風量Qに対して静圧Pの変化が小さくなる領域がある。この領域をサージング領域と呼び、どのプロペラファン1を回転させても、サージング領域付近では比騒音Ks が最小となり、ファン効率ηが最大となる。
図4はP−Q特性及びKs −Q特性とプロペラファン1のファン径(ファン回転直径)との関係を表す図である。また、図5はP−Q特性及びη−Q特性とプロペラファン1の径との関係を表す図である。図4及び図5に示すように、サージング領域はファン径を大きくすると開放側へ移動する。また、ファン径を大きくすると、サージング領域よりも開放側の領域においてP−Q特性の勾配が緩やかになり、逆にファン径を小さくすると、サージング領域よりも開放側の領域においてP−Q特性の勾配が急になる。
次に動作点について説明する。プロペラファン1(送風機)を備えた空気調和装置の室外ユニットにおいて、所定風量Q0 のときの、プロペラファン1のファン回転数をN0 とする。そして、ファン回転数N0 のときのプロペラファン1単体のP−Q特性から、風量Q0 のときの静圧P0 を求め、(P0 ,Q0 )を動作点とする。
送風機において、動作点がサージング領域よりも開放側にある場合、動作点における比騒音Ks は最小比騒音点における比騒音よりも大きく、ファン効率ηは最大ファン効率点におけるファン効率よりも小さくなる。この場合、ファン径を大きくすれば、前述したようにサージング領域が開放側へ移動し、動作点に近づくため、動作点における比騒音Ks 、ファン効率ηは、最小比騒音点における比騒音、最大ファン効率点におけるファン効率に近づき、騒音、ファン入力(電力供給)を抑えることができる。
しかし、ファン径を大きくすると送風機のサイズが大きくなる。ひいては送風機を搭載する機器のサイズを大きくしなければならなくなる。このため、サイズアップによるコスト増加、意匠性の低下、設置スペース増大等の問題が生じる。
そこで、ファン径を大きくできず、動作点がサージング領域よりも開放側にある場合に、動作点における比騒音Ks 、ファン効率ηを最小比騒音、最大ファン効率に近づけるためには、サージング領域よりも開放側の領域においてP−Q特性の勾配を緩やかにするようにして、開放側の静圧を大きくするとよい。この場合、Ks −Q特性、η−Q特性の勾配も緩やかになり、勾配が急な場合に比べて、動作点における比騒音Ks 、ファン効率ηと、最小比騒音点の比騒音、最大ファン効率点のファン効率との乖離が少なくなるため、騒音、ファン入力を抑えることができる。また、Ks −Q特性、η−Q特性の勾配が緩やか場合、例えば、送風機の風量設定を変更等して動作点が変化した場合でも、比騒音Ks 、ファン効率ηの変化を小さくすることができるため、効率的な運転をすることができる。ここで、最小比騒音、最大ファン効率はファン径が支配的である。ファン径が大きいほど、最小比騒音は小さくなり、最大ファン効率は大きくなり、ファン径が小さいほど、最小比騒音は大きくなり、最大ファン効率は小さくなる。そして、P−Q特性の勾配はファン径が大きいほど緩やかになり、ファン径が小さいほど急になる、という特性がある。
例えば、プロペラファン1を備えた空気調和機では風量を複数段階に変化するような設定がある場合がある。ファン径を大きくできない場合、Ks−Q特性、η−Q特性において、最大風量運転時の動作点と、最小比騒音点、最大ファン効率点とが乖離し、騒音、ファン入力が増加しやすくなる。これは上述のようにファン径を十分大きくできない場合、サージング領域は締切側にあり、最大風量運転時の動作点は開放側にあるためである。
図6はベルマウス2の寸法パラメータの一例を表す図である。図6に示すように、プロペラファン1の径(ファン径)をDとする。また、吸込開口部3終端から直管部4の吹出側終端部分までのベルマウス2の回転軸方向における長さ(ベルマウス高さ)をLとし、プロペラファン1の回転軸方向における羽根の長さ(ファン高さ)をL0 とする。また、吹出開口部5における斜め部5aの、プロペラファン1の回転軸方向の長さ(高さ。以下、斜め部高さという)をHとし、ファン径D方向の長さ(以下、斜め部長さという)をWとする。そして、斜め部5aのテーパ形状をなす方向が、プロペラファン1の回転軸方向との間でなす角度を斜め部角度θとする。
図7は図6の寸法パラメータにおけるP−Q特性を示す図である。図6に示す送風機のパラメータにおいて、D=700mm、L/L0 =0.1、H/D=0.01、θ=45°、ファン回転数をNA としたときのP−Q特性を示している。図7において、風量Q1 はサージング領域付近における風量を表し、風量Q2 はサージング領域よりも開放側にある動作点における風量を表す。
次にサージング領域よりも開放側にある動作点における静圧Pが大きくなるようにし、P−Q特性においてサージング領域よりも開放側における勾配を緩やかになるような構造を有する送風機について説明する。以下、開放側という場合には、サージング領域よりも開放側における動作点をいうものとする。
図8はL/L0 を変化させたときのP−Q特性を示す図である。ここでは、ファン高さL0 を一定とし、ベルマウス高さLを変化させるようにしてL/L0 を変化させている。図8に示すように、風量Q1 となるサージング領域付近ではL/L0 の値に依らず、静圧Pはほぼ同一となる。一方、L/L0 が大きいほど、風量Q1 よりも開放側となる風量Q2 の動作点においては、L/L0 <0.5の場合は静圧Pは大きくなり、L/L0 ≧0.5の場合は静圧Pがほぼ同一となる。
図9はファン回転数NA 、風量Q2 時の送風機における比騒音Ks [dB]とL/L0 の値との関係を表す図である。図9に示すように、L/L0 <0.5では、L/L0 の値が大きいほど、開放側の比騒音Ks の低減を図ることができる。一方、L/L0 ≧0.5になると開放側の比騒音Ks はほぼ変わらなくなる。
この理由は、ベルマウス高さLが短い場合、ベルマウス2により覆われていないプロペラファン1の羽根において、翼端渦が発生しやすく、翼端渦による騒音が発生するからである。一方、ベルマウス高さLが長い場合、翼端渦にとって流路が狭まるため、翼端渦による騒音は低減するが、ベルマウス2の、ファン側の壁面において静圧変動が大きくなる。このため、L/L0 <0.5の場合は、ベルマウス高さLが長くなるほど、翼端渦による騒音が低減し、L/L0 ≧0.5の場合は、両者の影響が同程度で変わらなくなるため、比騒音Ks が変わらなくなる。以上のことから、プロペラファン1とベルマウス2との高さ方向の関係においては、L/L0 ≧0.5とすることが望ましい。
次に図6に示すパラメータにおいて、L/L0 =0.5、W/D=0.15とし、斜め部角度θを変化させた場合について説明する。この場合、H=W/tanθとなる。W=0、かつファン径Dが大きい場合と区別するために斜め部長さWを一定とする。
図10はファン回転数をNA とし、斜め部角度θを変化させたときの、P−Q特性を示す図である。サージング領域付近は斜め部角度θに依らず、静圧Pはほぼ同一である。一方、θ≧60°の場合は、斜め部角度θが大きいほど、サージング領域より開放側における静圧Pは小さくなり、0<θ≦60°の場合は、開放側の静圧Pはほぼ同一となる。
図11はファン回転数NA 、風量Q2 におけるファン効率η、比騒音Ks と角度θとの関係を表す図である。図11において、サージング領域付近はθに依らず、ファン効率η、比騒音Ks はほぼ同一であるが、θ≧60°の場合は、θが大きいほど、ファン効率ηは低下し、比騒音Ks は増大している。一方、0<θ≦60°の場合は、開放側のファン効率η、比騒音Ks は増加の変化率は小さくほぼ同じと考えられる(ただ、45°と60°との間では若干ではあるがファン効率η、比騒音Ks が増加しているため、より好ましくは0<θ≦45°にする方がよいと考えられる)。
θ≧60°の場合に比べて、0<θ≦60°における開放側のファン効率η、比騒音Ks が改善した理由は、吹出開口部5における吹出し風路の面積が拡大したことにより、吹き出される空気の速度が低下し、静圧Pが上昇したためである。また、吹出開口部5が拡がりを有することで、吹出し風路がディフューザーの働きをすることとなる。このとき、0<θ≦60°では、斜め部5aに近い空気は、斜め部5aに沿うように流れて吹き出されることでディフューザーの機能が発揮されるためである。
図12は、ファン回転数をNA とし、H/Dの値を変化させたときのP−Q特性を表す図である。また、図13は、ファン回転数NA 、風量Q2 のときの、静圧PとH/Dの値との関係を示す図である。ここで、図6に示す送風機のパラメータにおいて、L/L0 =0.5、θ=60°としている。
図12より、サージング領域付近ではH/Dの値に依らず、静圧Pはほぼ同一である。一方、サージング領域よりも開放側において、H/D<0.04の場合は、H/Dの値が大きくなるほど、静圧Pは大きくなる。一方、H/D≧0.04の場合は、開放側の静圧Pはほぼ同一となる。
また、図13に示すように、H/Dの値が大きいほど開放側の静圧Pは大きくなるが、H/D<0.04の場合に比べると、H/Dの値に対する静圧Pの増加は小さい。
図14はファン回転数NA 、風量Q2 におけるファン効率η、比騒音Ks とH/Dとの関係を表す図である。図14において、サージング領域付近はH/Dの値に依らず、ファン効率η、比騒音Ks はほぼ同一である。一方、H/D<0.04の場合は、H/Dの値が小さいほど、ファン効率ηは低下し、比騒音Ks は増大している。一方、H/D≧0.04の場合は、H/Dの値の増加に対して、開放側のファン効率η、比騒音Ks の改善効果は相対的に小さくなる。
H/D<0.04の場合に比べて、H/D≧0.04の場合において、開放側のファン効率、比騒音が改善した理由は、吹出し風路の面積が拡大したことにより、吹き出される空気の速度が低下し、静圧Pが上昇したためであり、吹出開口部5が拡がりを有することで、吹き出し風路がディフューザーの働きをする。このとき、H/D≧0.04ではディフューザーとしての機能が効率よく行われるためである。
ここで、上述したように、ファン径Dが小さいと、前述したようにサージング領域が締切側に移動するため、ファン径Dについては所定の大きさを確保する必要がある(例えば室外ユニットにおいては600mm以上となるようにすることが望ましい)。このため、H/Dの値を大きくしようとすると、斜め部高さHを大きくすることになるが、ベルマウス2の下流側におけるサイズアップを伴うこととなる。
図14に示すように、例えばH/D≧0.04の場合には、H/Dの値が増加しても開放側のファン効率η、比騒音Ks の改善効果は相対的に小さくなる。このため、H/D≧0.04であれば、例えば熱源ユニットの筐体との関係において、ベルマウス2がとりうるサイズの範囲内において余裕がある場合は、H/Dの値を大きくするように形成する。逆に余裕がない場合は、少なくともH/D=0.04を確保するように形成すれば、開放側のファン効率η、比騒音Ks の改善を図ることができる。
室外ユニットに搭載する本実施の形態の送風機においては、以上のように、H/D≧0.04、0<θ≦60°、L/L0 ≧0.5の関係となる設定条件(パラメータ)を満たすように、プロペラファン1、ベルマウス2を形成している。ただ、上述の各結果が示すように、各関係からなる設定条件に基づいて送風機を形成すれば、騒音、電力(ファン入力)増加に対する抑制効果をそれぞれ奏することができる。ここで、例えば、各条件中、騒音、電力増加に対する抑制効果が最も高いのは、H/D≧0.04を満す場合である。そして、0<θ≦60°、L/L0 ≧0.5の順になる。このため、すべての設定条件を満たせない場合であっても、各設定条件を1つ又は組み合わせて満たすことで、本発明に係る効果を奏することができる。
図15はベルマウス2の別の形状を表す斜視図である。例えば、ここで、ベルマウス2(特に吹出開口部5)の径が、室外ユニットの筐体の幅、奥行き部分の少なくとも一方よりも長いと、ベルマウス2がはみ出して、他の室外ユニットとのベルマウス同士が接触し、複数の室外ユニットを近接させて設置させることが困難となる場合がある。そこで、ベルマウス2の径の長さが室外ユニットの筐体の幅及び奥行き部分よりも短くなるように、部分的に形状を変更するようにしてもよい。例えば、図16のベルマウス2では、斜め部角度θを全周一定にせず、一部を異ならせている。これにより、ベルマウス2がはみ出さないようにしつつ、上記の設定条件を満たすようにしている。
図16は斜め部5aの別形状例を表す図である。例えば図1等では、斜め部5aを断面形状で直線となるように形成している。ただ、製造、意匠、寸法制約等の理由により、直線にできない場合もある。このような場合でも斜め部5aの両端を結んだ直線がなす角度が約0<θ≦60°であれば、斜め部5aが直線となっている場合と同様の効果を発揮することができる。例えば図16(a)に示す凹状の略円弧形状、図16(b)に示す凸状の略円弧形状等にすることができる。
図17は上吹きタイプの室外ユニットの構成を表す図である。図17(a)は、筐体内において冷媒と空気との熱交換を行う室外側熱交換器をコ字に配置した室外ユニットを表す。また、図17(b)は、室外側熱交換器をV字、W字に配置した室外ユニットを表す。図17に示すように、上吹きタイプの室外ユニットにおいては、コ字、V字、W字のような多段曲げの配置となる。そして、送風機は重力方向と反対の方向(上吹き方向)に空気を吹き出す。
図18は横吹きタイプの室外ユニットの構成を表す図である。図18に示すように、横吹き室外ユニットの送風機は、重力方向に対して垂直方向に空気を吹き出す。横吹きタイプの室外ユニットにおいては、室外側熱交換器はL字配置となる。
ここで、図17(a)に示す上吹きタイプのコ字配置の熱交換器と横吹きタイプのL字配置の熱交換器とを比較すると、コ字配置が3面で空気を吸込むこととなり、L字配置が2面で吸込むこととなる。このため、コ字配置の方がL字配置よりも熱交換器の搭載容積を確保しやすくなる。
また、図17(b)に示した上吹きタイプの多段曲げの配置の場合、プロペラファン(送風機)1台当たりで考えると、熱交換器はV字配置となる。このとき、L字配置と同じ2面で吸い込むことになる。また、2つの熱交換器は同じ長さになる。一方、横吹きタイプの室外ユニットのようなL字配置では、片方の吸込み面の熱交換器の長さが短くなる。このため、上吹きタイプの室外ユニットにおけるV字配置の方がL字配置よりも熱交換器の搭載容積を確保しやすくなる。したがって、熱交換器の前面面積が大きくなり、熱交換器を通過する前面速度が低下するため、熱交換器の通風抵抗が小さくなり、室外ユニット全体の通風抵抗も小さくすることができる。
また、動作点が締切側、開放側のどちらにあるかを表す指標として損失係数ξを用いて説明する。動作点の静圧をP、風量をQとすると、損失係数ξは、ξ=P/Q2 で表される。ここで、動作点はξが小さいほど開放側、ξが大きいほど締切側になる。
従って、上述したように、一般に上吹きタイプの室外ユニットの方が横吹きタイプの室外ユニットよりも、熱交換器の通風抵抗が小さいため、損失係数ξが小さくなり、動作点が開放側に位置する。このため、サージング領域を動作点に近づけるためには、上吹きタイプの方が横吹きタイプよりも大きなファン径Dが必要となる。設置面積等により、室外ユニットサイズの設計上の制約があって、ファン径Dを大きくできない場合は、動作点がサージング領域よりも開放側に位置して比騒音Ks が大きくなり、ファン効率ηが低下してしまう。
このことから、ファン径Dを大きくせずにサージング領域に近づけるための本発明の構成は、横吹きタイプの室外ユニットに比べて、上吹きタイプの室外ユニットに対して、より必要となる構成であり、その効果をさらに発揮させることができる。
次に上吹きタイプに係るベルマウスと横吹きタイプに係るベルマウスとの違いについて説明する。上吹きタイプに係るベルマウスについて、例えば図15のような形状のベルマウス2は、樹脂製で一体成型することができ、図1のL/L0 に依らず一体成型可能である。
図19は横吹きタイプのベルマウスの分解斜視図である。横吹きタイプの室外ユニットでは、一般的に、図19に示すようなベルマウス板金10を一体成型して、ベルマウスを作製することとなる。この場合、ベルマウス2のL/L0 を長くする(例えばL/L0 =1)ことができず、長くするためには別部品が必要となる。
従って、横吹きタイプの室外ユニットにおいて、本発明の構成を有するベルマウス形状を適用することは、上吹きタイプの室外ユニットに適用する場合よりも比較的適用し難く、実用的とはいえない。
以上のように、実施の形態1の送風機によれば、L/L0 ≧0.5、0<θ≦60°、H/D≧0.04を設定条件として、室外ユニットの送風機を構成するようにしたので、ファン径Dを大きくせずに、開放側における静圧Pと風量Qとの関係を、サージング領域における静圧Pと風量Qの関係に近づけることができ、ファン効率η、比騒音Ks の改善を図ることができる。このため、ファン入力の低減及び騒音の抑制を図ることができる。
実施の形態2.
図20はベルマウス2の形状と空気の流れとの関係を表す図である。図20では空気の流れを流線により表している。ベルマウス下流側において吹出開口部5から吹き出す空気は、斜め部5aの壁面に近いほど斜め部5aに沿って斜め方向に流れる。このとき、空気調和装置の室外ユニットが、例えばビルの屋上に複数台設置されているような場合、隣接する室外ユニットのプロペラファン1の吸引力や、外風の影響により、斜め方向に吹出された風が隣接する室外ユニットに吸い込まれる、ショートサイクルが生じるおそれがある。例えば、筐体内において凝縮器として機能している室外側熱交換器を有する室外ユニットから吹き出された高温の空気を吸い込んだ室外ユニットでは、冷媒と空気との温度差が縮まり、熱交換の効率が悪くなってCOPが低下する恐れがある。
図21は実施の形態2に係るベルマウス2の形状と空気の流れを表す図である。図21に示す本実施の形態におけるベルマウス2は、吹出開口部5の下流側出口部分(終端部分)を直管部5bとしたものである。ここで、斜め部5aにおいては、実施の形態1における設定条件(パラメータ)を満たしているものとする。
その上で、ベルマウス2の下流側においては、外周部分の空気は、斜め部5a、直管部5bに沿って流れ、上方(重力方向とは逆の方向に吹き出されるため、隣接する室外ユニットへのショートサイクルを抑制することができる。
また、例えば、吹出開口部5に異物が入り込まないようにしてプロペラファン1等を保護するため、吹出開口部5を覆う格子状のファンガードを設ける場合がある。このような場合に、ベルマウス下流側の終端部分を直管部5bとすることにより、ファンガードを固定しやすくなる。
このように実施の形態2の送風機を有する室外ユニットによれば、吹出開口部5の下流側出口(終端部分)に直管部5bを形成するようにしたので、隣接する室外ユニットへの影響がない上方に空気を送り出すことができるため、ショートサイクルを抑制することができる。また、格子状のファンガードを固定しやすくすることができる。
実施の形態3.
図22は送風機のベルマウス2及び送風機に設置するファンガードの関係を表す図である。図22において、ファンガードは、格子状の網目で吹出開口部5を覆い、プロペラファン1、室外ユニット筐体内の機器等を保護するものである。ここで、格子においては、高さ方向にも長さを有している。このため、角度によっては吹き出す空気が側面に当たる。ここで、ファンガードの格子とファン回転軸とがなす角度をαとする。
図23は例えば室外ユニットから所定風量が吹き出されるようにしたときのファン入力、騒音と角度αとの関係を示す図である。図23に示すように、α=0°のとき、ファン入力、騒音とも最小になる。これは、α=0°の場合に、ファンガードの格子の通風抵抗が最も小さくなるためである。以上のことから、ファンガードの格子は、ファン回転軸となす角度をできる限り0°に近づけるとよい。
以上のように、実施の形態3の送風機を有する室外ユニットによれば、ファンガードの格子とファン回転軸とのなす角度が0°となるようにすることで、空気抵抗を最小にすることができるため、室外ユニットから所定風量、吹出されるときのファン入力、騒音を最小にし、運転効率、省エネルギーの室外ユニットを得ることができる。
実施の形態4.
図24は実施の形態4に係るプロペラファン1を表す図である。本実施の形態ではプロペラファン1の形状について説明する。本実施の形態のプロペラファン1は、プロペラファン1の負圧面外周端から、軸方向上流側へリブ6を備えている。
ここで、プロペラファン1がリブ6を有する送風機と有さない送風機との所定風量時におけるファン入力、騒音に係る値を表1に示す。
Figure 0005611360
表1より、ファン入力はほぼ同一であるが、リブ6を有している方が騒音は小さいことがわかる。以下にこの理由を説明する。まず、ベルマウス2の直管部4壁面における静圧変動のrms値を静圧Ps(t) に基づいて次式(3)及び(4)のように定義する。静圧変動のrms値が大きいほど壁面から発生する騒音が大きくなる。
Figure 0005611360
静圧変動のrms値は、静圧差によりプロペラファン1の外周端付近で生じる、圧力面から負圧面への漏れ流れである翼端渦の渦度が大きいほど大きくなり、騒音源となる。翼端渦の、圧力面から負圧面への漏れ流れにとって、リブ6は通風抵抗となり、流路が狭まるため、翼端渦の生成を抑制することができる。
図25はリブ6を有さない場合のプロペラファン1回転による翼端渦の流跡線を表す図である。また、図26はリブ6を有する場合の翼端渦の流跡線を表す図である。そして、リブ6の有無における静圧変動のrms値を表2に示す。
Figure 0005611360
図26に示すように、リブ6を有する場合、翼端渦の渦度がリブ6を有さない場合に比べて小さくなる。このため、表2に示すように、実施の形態4の室外ユニットにおける送風機によれば、ベルマウス2の壁面における静圧変動のrms値が小さくなり、騒音を小さくすることができる。
実施の形態5.
図27は実施の形態5に係るベルマウス2の吸込開口部3におけるR部3aの曲率半径Rについて表す図である。図27では曲率半径Rが異なる2つの吸込開口部3の形状について示している。
図28はP−Q特性とR/Dとの関係を表す図である。ここではファン径D、回転数N0 を一定とし、ベルマウス2の吸込開口部3の終端位置を固定した状態で、R部3aの曲率半径Rの大きさを変えていったときのR/Dの値(以下、R/Dという)に基づくものとする。図28では、P−Q特性については、風量Q1 、Q2 におけるR/Dを表す。
図28に示すように、風量Q1 においては、R/Dに依らず静圧Pは大差がない。また、特に図示しないものの、Q1 における比騒音Ks 、ファン効率ηについても、R/Dが変化してもあまり差がない。
図29は風量Q2 における比騒音Ks とR/Dの関係を表す図である。また、図30は風量Q2 におけるファン効率ηとR/Dの関係を表す図である。図28〜図30に示すように、風量Q2 においては、R/Dを大きくするほど、静圧P、ファン効率ηは高くなり、比騒音Ks は小さくなる。また、P−Q特性、Ks −Q特性、η−Q特性の開放側における勾配が緩やかになる。従って、ベルマウス2において、R部3aの曲率半径Rが大きいほど、開放側の動作点における静圧P、ファン効率ηは向上し、比騒音Ks は小さくなるため、回転数、ファン入力、騒音の低減を図ることができる。
このように、吸込開口部3のR部3aにおける曲率半径Rが大きいほど、ファン効率ηは向上し、比騒音Ks は小さくなる。しかし、例えば室外ユニットの寸法制約等により、幅と奥行き(縦横)の長さ(サイズ)が異なる筐体では、全周均一にR部3aの曲率半径Rを定めようとすると、全体的に曲率半径Rが小さくなってしまう。
そこで、室外ユニットの筐体における縦横の比率が異なる場合は、拡げられる部分のR部3aを拡げるようにして吸込開口部3の終端位置が異なるようにし、吸込開口部3の全周にわたるR部3aの曲率半径Rの積算値が最大になるようにするとよい。
実施の形態6.
図31は本発明の実施の形態6に係る冷凍空気調和装置の構成図である。本実施の形態では、上述した送風機を有する冷凍サイクル装置の一例として冷凍空気調和装置について説明する。図31の冷凍空気調和装置は、前述した室外ユニット(室外機)100と負荷ユニット(室内機)200とを備え、これらが冷媒配管で連結され、主となる冷媒回路(以下、主冷媒回路という)を構成して冷媒を循環させている。冷媒配管のうち、気体の冷媒(ガス冷媒)が流れる配管をガス配管300とし、液体の冷媒(液冷媒。気液二相冷媒の場合もある)が流れる配管を液配管400とする。
室外ユニット100は、本実施の形態においては、圧縮機101、油分離器102、四方弁103、室外側熱交換器104、室外側送風機105、アキュムレータ(気液分離器)106、室外側絞り装置(膨張弁)107、冷媒間熱交換器108、バイパス絞り装置109及び室外側制御装置110の各装置(手段)で構成する。
圧縮機101は、吸入した冷媒を圧縮して吐出する。ここで、圧縮機101は、インバータ装置等を備え、運転周波数を任意に変化させることにより、圧縮機101の容量(単位時間あたりの冷媒を送り出す量)を細かく変化させることができるものとする。
油分離器102は、冷媒に混じって圧縮機101から吐出された潤滑油を分離させるものである。分離された潤滑油は圧縮機101に戻される。四方弁103は、室外側制御装置110からの指示に基づいて冷房運転時と暖房運転時とによって冷媒の流れを切り換える。また、室外側熱交換器104は、冷媒と空気(室外の空気)との熱交換を行う。例えば、暖房運転時においては蒸発器として機能し、室外側絞り装置107を介して流入した低圧の冷媒と空気との熱交換を行い、冷媒を蒸発させ、気化させる。また、冷房運転時においては凝縮器として機能し、四方弁103側から流入した圧縮機101において圧縮された冷媒と空気との熱交換を行い、冷媒を凝縮して液化させる。室外側熱交換器104には、冷媒と空気との熱交換を効率よく行うため、上述の実施の形態1〜4で説明した送風機となる室外側送風機105が設けられている。室外側送風機105についても、インバータ装置によりファンモータの運転周波数を任意に変化させてプロペラファン1の回転速度を細かく変化させるようにしてもよい。
冷媒間熱交換器108は、冷媒回路の主となる流路を流れる冷媒と、その流路から分岐してバイパス絞り装置109(膨張弁)により流量調整された冷媒との間で熱交換を行う。特に冷房運転時において冷媒を過冷却する必要がある場合に、冷媒を過冷却して負荷ユニット200に供給するものである。バイパス絞り装置109を介して流れる液体は、バイパス配管を介してアキュムレータ106に戻される。アキュムレータ106は例えば液体の余剰冷媒を溜めておく手段である。室外側制御装置110は、例えばマイクロコンピュータ等からなる。負荷側制御装置204と有線又は無線通信することができ、例えば、冷凍空気調和装置内の各種検知手段(センサ)の検知に係るデータに基づいて、インバータ回路制御による圧縮機101の運転周波数制御等、冷凍空気調和装置に係る各手段を制御して冷凍空気調和装置全体の動作制御を行う。
一方、負荷ユニット200は、負荷側熱交換器201、負荷側絞り装置(膨張弁)202、負荷側送風機203及び負荷側制御装置204で構成される。負荷側熱交換器201は冷媒と空気との熱交換を行う。例えば、暖房運転時においては凝縮器として機能し、ガス配管300から流入した冷媒と空気との熱交換を行い、冷媒を凝縮させて液化(又は気液二相化)させ、液配管400側に流出させる。一方、冷房運転時においては蒸発器として機能し、負荷側絞り装置202により低圧状態にされた冷媒と空気との熱交換を行い、冷媒に空気の熱を奪わせて蒸発させて気化させ、ガス配管300側に流出させる。また、負荷ユニット200には、熱交換を行う空気の流れを調整するための負荷側送風機203が設けられている。この負荷側送風機203の運転速度は、例えば利用者の設定により決定される。負荷側絞り装置202は、開度を変化させることで、負荷側熱交換器201内における冷媒の圧力を調整するために設ける。
また、負荷側制御装置204もマイクロコンピュータ等からなり、例えば室外側制御装置110と有線又は無線通信することができる。室外側制御装置110からの指示、居住者等からの指示に基づいて、例えば室内が所定の温度となるように、負荷ユニット200の各装置(手段)を制御する。また、負荷ユニット200に設けられた検知手段の検知に係るデータを含む信号を送信する。
以上のように実施の形態5の冷凍空気調和装置では、実施の形態1〜4において説明した送風機である室外側送風機105を室外ユニット100に用い、重力方向と逆向きに空気を吹き出すようにすることで、低騒音を実現しつつ、風量を多くすることができ、冷凍空気調和装置(冷凍サイクル装置)の省エネルギー化をはかることができる。
1 プロペラファン、2 ベルマウス、3 吸込開口部、3a R部、4 直管部、5 吹出開口部、5a 斜め部、5b 直管部、6 リブ、10 ベルマウス板金、100 室外ユニット、101 圧縮機、102 油分離器、103 四方弁、104 室外側熱交換器、105 室外側送風機、106 アキュムレータ、107 室外側絞り装置、108 冷媒間熱交換器、109 バイパス絞り装置、110 室外側制御装置、200 負荷ユニット、201 負荷側熱交換器、202 負荷側絞り装置、203 負荷側送風機、204 負荷側制御装置、300 ガス配管、400 液配管。

Claims (8)

  1. 重力方向に沿うような回転軸を中心に回転し、前記重力方向と逆方向の気体の流れを発生させる複数の羽根を有するプロペラファンと、
    該プロペラファンの羽根の回転方向に沿って、前記羽根の外周端より外側に環状の壁面を形成し、前記気体を整流するためのベルマウスとを備え、
    前記プロペラファンの動作点がサージング領域よりも開放側に位置する場合において、
    該ベルマウスは、
    吹出側の風路が拡大するように形成された、斜面となる壁面を有し、
    前記斜面の吸込側及び吹出側の終端間における回転軸方向の長さHと前記プロペラファンのファン径DとがH/D≧0.04となる関係、
    前記斜面の両終端を結ぶ直線が前記回転軸となす角度θが0<θ≦60°となる関係、及び、
    吸込側の開口部分から前記斜面の吸込側終端部分までの前記回転軸方向における長さLと前記回転軸方向における前記プロペラファンの羽根の長さLとがL/L≧0.5となる関係
    を条件として満たす形状を一体成型することを特徴とする室外ユニットの送風機。
  2. 前記ベルマウスは、前記斜面の吹出側終端部分から前記回転軸方向に延びる壁面を、前記吹出側の開口部分に有することを特徴とする請求項1記載の室外ユニットの送風機。
  3. 前記吹出側の開口部分を覆う格子を有するファンガードをさらに備え、
    前記回転軸方向における格子の向きが前記回転軸と平行となるようにすることを特徴とする請求項1又は2記載の室外ユニットの送風機。
  4. 前記プロペラファンは、各羽根の外周端の全体又は外周端の両端を除く部分から前記回転軸と略平行に前記吸込側に延びるリブを有することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の室外ユニットの送風機。
  5. 室外ユニットの筐体の寸法により規定される範囲に合わせて、前記ベルマウスの前記吹出側の開口部分の一部を変形させることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の室外ユニットの送風機。
  6. 前記ベルマウスは、吸込側の開口部分に形成された湾曲面における曲率半径を全周にわたって積算した値が、搭載又は設置に係る条件の範囲内において最大となるような前記湾曲面を有することを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の室外ユニットの送風機。
  7. 冷媒を圧縮する圧縮機と、
    冷媒と空気との熱交換を行う室外熱交換器と、
    該室外側熱交換器に前記空気を通過させるための、請求項1〜6のいずれかに記載の送風機と
    を備えることを特徴とする室外ユニット。
  8. 熱交換対象と冷媒とを熱交換する複数の負荷側熱交換器及び該負荷側熱交換器に流入させる冷媒の流量を調整するための流量調整手段を有する負荷ユニットと、
    請求項7に記載の室外ユニットと
    を配管接続して冷媒回路を構成することを特徴とする冷凍サイクル装置。
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