JP2003267030A - 車両用空調装置 - Google Patents

車両用空調装置

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JP2003267030A
JP2003267030A JP2002072182A JP2002072182A JP2003267030A JP 2003267030 A JP2003267030 A JP 2003267030A JP 2002072182 A JP2002072182 A JP 2002072182A JP 2002072182 A JP2002072182 A JP 2002072182A JP 2003267030 A JP2003267030 A JP 2003267030A
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JP
Japan
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air
opening
vent
defrost
side opening
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Application number
JP2002072182A
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English (en)
Inventor
Takao Koike
隆夫 小池
Hirotaka Kojo
浩隆 古城
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Valeo Thermal Systems Japan Corp
Original Assignee
Zexel Valeo Climate Control Corp
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Publication date
Application filed by Zexel Valeo Climate Control Corp filed Critical Zexel Valeo Climate Control Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 デフロスト側開口部とベント側開口部との両
方からの送風を可能とする車両用空調装置において、ベ
ント側開口部から送風される空気の温度とデフロスト側
開口部から送風される空気の温度との差を小さくし、違
和感のない快適な空調状態を得る。 【解決手段】 エアミックスドア8の下流側において空
調ケース3の上部に開口されたデフロスト開口部9とサ
イドベント開口部10bとの両方から送風する状態が形
成される場合に、エアミックスドア8の下流側からデフ
ロスト開口部9へ流入する空気の一部を連通路32を介
してサイドベント開口部10bへ導く。連通路32は、
デフロスト開口部9とサイドベント開口部10bとの境
界を形成する空調ケース3に形成された仕切部16に形
成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、デフロスト開口
部とベント開口部との両方から同時に送風する状態を可
能としている車両用空調装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の車両用空調装置として、車室上方
へ空調空気を供給するベント開口部をセンタベント開口
部とサイドベント開口部とに分けて形成し、吹出モード
に拘わらず、サイドベント開口部から空調空気を吹き出
すようにした構成が考えられている(特開平9−263
120号公報参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな構成を、空調ケース内に配設される加熱用熱交換器
の上方側にバイパス通路が形成され、その下流側におい
てデフロスト開口部とベント開口部とが空調ケースの上
部に形成される一般的な車両用空調装置に適用すると、
吹出モードがデフロストモードに設定された場合に、デ
フロスト開口部から吹き出す空気の温度よりサイドベン
ト開口部から吹き出す空気の温度が高くなり、窓ガラス
の曇りを晴らしたいだけであるのに、乗員の顔が火照っ
てしまい、乗員に違和感や不快感を与えてしまう不都合
が指摘されている。これは、一般的な車両用空調装置に
おいては、デフロスト開口部がベント開口部よりもバイ
パス通路寄りに形成されているため、デフロスト開口部
にはバイパス通路を通過した空気が流入しやすくなり、
また、サイドベント開口部には温度の高い空気が流入し
やすくなるという構造上の問題であると考えられてい
る。
【0004】そこで、この発明においては、デフロスト
側開口部とベント側開口部との両方からの送風を可能と
する車両用空調装置において、ベント側開口部から吹き
出す空気温度がデフロスト側開口部から吹き出す空気温
度よりも高くなることによる上述した不都合を解消し、
ベント側開口部から送風される空気の温度とデフロスト
側開口部から送風される空気の温度との差を小さくし、
違和感のない快適な空調状態を得ることができる車両用
空調装置を提供することを課題としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を達成するため
に、この発明に係る車両用空調装置は、内部に空気流路
が形成された空調ケースと、前記空調ケース内に配され
て該空調ケース内に導入された空気を加熱可能とする加
熱用熱交換器と、前記加熱用熱交換器の上方をバイパス
して下流側へ導かれる空気と前記加熱用熱交換器を通過
して下流側へ導かれる空気との割合を調節するエアミッ
クスドアと、前記エアミックスドアの下流側において前
記空調ケースの上部に開口されたデフロスト側開口部お
よびベント側開口部と、これら開口部の開度を調節する
モードドアとを有して構成され、前記デフロスト側開口
部と前記ベント側開口部との両方から送風する状態が形
成可能である構成において、前記デフロスト側開口部と
前記ベント側開口部との両方から送風する状態が形成さ
れている場合に、前記エアミックスドアの下流側から前
記デフロスト側開口部へ流入する空気の一部を前記ベン
ト側開口部へ導く連通路を設けるようにしたことを特徴
としている(請求項1)。
【0006】したがって、デフロスト側開口部とベント
側開口部との両方から送風する状態が形成された場合に
は、連通路を介してエアミックスドアの下流側からベン
ト側開口部へ流入する空気の一部がベント側開口部へ導
かれるので、このベント側開口部へ導かれた空気によ
り、ベント側開口部から送風される空気の温度を低下さ
せることが可能となり、デフロスト側開口部から送風さ
れる空気の温度とベント側開口部から送風される空気の
温度との差を小さくすることが可能となる。
【0007】ここで、ベント側開口部は、センタベント
開口部と、その脇に設けられたサイドベント開口部とを
有して構成される車両用空調装置にあっては、デフロス
ト側開口部とベント側開口部との両方から送風する状態
を、デフロスト側開口部とサイドベント開口部とから送
風する状態とすることで、吹出モードに拘わらず、サイ
ドベント開口部から空調空気を吹き出すようにしている
空調装置に適用することが可能となる。
【0008】また、デフロスト側開口部とベント側開口
部とは、空調ケースの隣り合う位置に形成される構成に
おいては、連通路を、デフロスト側開口部とベント側開
口部との境界を形成する空調ケースに形成された仕切部
に形成することが好ましい(請求項3)。
【0009】特に、仕切部が空調ケースを構成するケー
ス部材を契合させるために形成された中空部分を有して
いる場合には、連通路を中空部分を閉塞して該中空部分
を過ぎるように形成するようにしてもよい(請求項
4)。
【0010】さらに、モードドアを、デフロスト側開口
部の開度を調節するデフロストドアと、ベント側開口部
の開度を調節するベントドアとを有して構成する場合に
おいては、連通路を、デフロストドアが仕切部にシート
するシート部よりも上流側の部分とベントドアが仕切部
にシートするシート部よりも下流側の部分とを連通させ
るように形成するとよい(請求項5)。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面により説明する。図1及び図2おいて、車両のセンタ
ーコンソール部に搭載されるセンター置きタイプの空調
装置1が示されている。この空調装置1は、エンジンル
ームと車室とを区画する仕切板よりも車室側に配されて
いるもので、内部に空気流路2が形成された空調ケース
3に、エバポレータ4、温水ヒータ5が車幅方向のほぼ
同位置に収納されており、図示しない送風機から供給さ
れる空気が空調ケース3の最上流側に設けられた空気導
入口6を介して導入されるようになっている。
【0012】エバポレータ4は、空調ケース3内におい
て導入される全ての空気が通過するように立設して配置
され、また、温水ヒータ5は、エバポレータ4よりも下
流側(車室側)に位置する空調ケース3の下部に立設さ
れている。空調ケース3内には、エバポレータ4を通過
した空気を温水ヒータ5をバイパスして下流側へ導くバ
イパス通路2aが形成されており、このバイパス通路2
aを通過する空気と、温水ヒータ5を通過する空気との
割合が該温水ヒータ5の上方に設けられたエアミックス
ドア8によって調節されるようになっている。
【0013】エアミックスドア8の下流側には、バイパ
ス通路2aを通過した空気と温水ヒータ5を通過した空
気との混合を可能にする混合エリア2bが形成され、こ
の混合エリア2bを介して、フロントガラスへ向けて空
気を吹き出すデフロスト開口部9、車室上方へ空気を吹
き出すベント開口部10(車両の前方中程から車室上方
へ空気を吹き出すセンタベント開口部10a、及びセン
タベント開口部10aよりも車両の両側部から車室上方
へ空気を吹き出すサイドベント開口部10b)、車室下
方へ空気を吹き出すフット開口部11が形成されてい
る。
【0014】ここで、デフロスト開口部9とベント開口
部10とは、空気流路2の最下流端に位置する空調ケー
ス3の上部に形成されている。デフロスト開口部9は、
ベント開口部10よりもバイパス通路寄りとなる空調ケ
ース3の前方側に形成されており、混合エリア2bから
前方側へ分岐したデフロスト通路2cを介して混合エリ
ア2bの空気が流入されるようになっている。また、ベ
ント開口部10は、混合エリア2bから後方側へ分岐し
たベント通路2dを介して混合エリア2bから供給され
る空気が流入されるようになっている。フット開口部1
1は、空調ケース3の車室側に向けられる側面の下端部
に形成されており、空調ケース3の車室側に向けられる
側面に沿って上方へ延びる隔壁14で画定されるフット
通路2eを介して混合エリア2bに連通されている。
【0015】前記空調ケース3は、エバポレータ4及び
温水ヒータ5を載置するように設けられたロアケース部
材3aと、このロアケース部材3aの上部に着脱自在に
組み付けられた左右縦割りの2分割構造をなすアッパー
ケース部材3b,3cとを有して構成され、これらケー
ス部材3a,3b,3cをタッピングスクリューなどを
用いて契合するようにしている。特に、アッパーケース
部材3b,3cのデフロスト開口部9とベント開口部1
0との間に位置する部分には、これら開口部の境界を形
成する仕切部16が形成されている。この仕切部16
は、図3にも示されるように、それぞれのアッパーケー
ス部材3b, 3cの車幅方向に形成されているもので、
それぞれのアッパーケース部材3b, 3cの側面に開口
された中空部分16aを有する有底の筒状体によって構
成され、それぞれの底部16bを突き合わせると共にタ
ッピングスクリュー17によって契合することで車巾方
向に一体的に形成されている。
【0016】そして、デフロスト開口部9の開度は、こ
の開口部の手前に設けられたデフロストドア20によっ
て調節され、センタベント開口部10a及びサイドベン
ト開口部10bの開度は、この開口部の手前に設けられ
たベントドア21によって調節され、フット開口部11
の開度は、この開口部の手前に設けられたフットドア2
2によって調節されるようになっている。
【0017】これらデフロストドア20、ベントドア2
1、フットドア22によって吹出モードを切り換えるモ
ードドアが構成されており、デフロストドア20は、空
調ケース3の内面に形成されたシート部23と前記仕切
部16の車両前方側の端部に形成されたシート部24と
に当接してデフロスト開口部9を閉塞する位置からデフ
ロスト通路2cを流れる空気と略平行となる位置にかけ
て回動するようになっている。
【0018】また、ベントドア21は、センタベント開
口部10aの開口量を調節するセンタドア部21aと、
サイドベント開口部10bの開口量を調節するサイドド
ア部21bとによって構成され、これらセンタドア部2
1aとサイドドア部21bとは同じ回転軸21cに位相
を一致させて固装されており、一体に回動するようにな
っている。ここで、センタドア部21aは、周縁に緩衝
材25が施されてセンタベント開口部10aを完全に閉
塞できる大きさに形成されているのに対し、サイドドア
部21bは、吹出モードに拘わらず、サイドベント開口
部10bから空調空気を吹き出すことができるよう、サ
イドベント開口部10bの開口面積よりも小さい面積に
形成されている。このため、センタドア部21aは、空
調ケース3の後方側の側壁の内面に形成されたシート部
26と仕切部16の下端部に形成されたシート部27と
に当接してセンタベント開口部10aを閉塞する位置か
らベント通路2dを流れる空気と略平行となる位置にか
けて回動するようになっており、また、サイドドア部2
1bは、センタドア部21aに伴って動くものの、セン
タドア部21aがセンタベント開口部10aを閉塞する
場合でも、サイドベント開口部10bが完全に閉塞され
ることはなく、隙間28が形成されるようになってい
る。
【0019】さらに、フットドア22は、フット通路2
eの内壁に形成されたシート部29と当接してフット開
口部11を閉塞する位置からフット通路2eを流れる空
気と略平行となる位置にかけて回動するようになってい
る。
【0020】したがって、送風機から送られる空気は、
エバポレータ4を通過する際に冷却され、エアミックス
ドア8の開度に応じて、温水ヒータ5を通過して流れる
空気とバイパスして流れる空気との割合が調節され、エ
アミックスドア8の下流側において適宜混合された後に
吹出モードに応じて開放された開口部から吹き出される
ようになり、また、吹出モードに拘わらず、サイドベン
ト開口部10bから送風されるようになっている。
【0021】前記仕切部16には、デフロストドア20
がシートする部分よりも上流側の部分でデフロスト通路
2cと中空部分16aとを連通する開口部30と、ベン
トドア10がシートする部分よりも下流側の部分でベン
ト通路2dと中空部分16aとを連通する開口部31と
が形成され、デフロストドア20のシート部24よりも
上流側の部分とベントドア21のシート部27よりも下
流側の部分との間に、デフロスト開口部9へ流入する空
気の一部をベント開口部10へ導く連通路32を形成す
るようにしている。そして、この仕切部16の中空部分
16aは、図4にも示されるように、空調ケース3の側
方から装着される蓋体33によって閉塞されるようにな
っている。
【0022】尚、上述の構成において、各吹出モードと
各開口部から送風される全送風量に対する風量割合は、
概ね図5に示されるように設定されている。即ち、ベン
トモード時においては、センタベント開口部10aから
送風される風量割合を約50%、サイドベント開口部1
0bから送風される風量割合を約50%とし、デフロス
ト開口部9及びフット開口部11から送風される風量割
合を0%とする。また、バイレベルモード時において
は、センタベント開口部10aから送風される風量割合
を約30%、サイドベント開口部10bから送風される
風量割合を約30%、フット開口部11から送風される
風量割合を約40%とし、デフロスト開口部9から送風
される風量割合を0%とする。ヒートモード時において
は、サイドベント開口部10bから送風される風量割合
を約25%、フット開口部11から送風される風量割合
を約55%とし、デフロスト開口部9から送風される風
量割合を約20%とし、センタベント開口部10aから
送風される風量割合を0%とする。デフフットモード時
においては、サイドベント開口部10bから送風される
風量割合を約25%、フット開口部11から送風される
風量割合を約45%とし、デフロスト開口部9から送風
される風量割合を約30%とし、センタベント開口部1
0aから送風される風量割合を0%とする。デフロスト
モード時においては、サイドベント開口部10bから送
風される風量割合を約25%、デフロスト開口部9から
送風される風量割合を約75%とし、センタベント開口
部10a及びフット開口部11から送風される風量割合
を0%とする。
【0023】上述の構成において、吹出モードがデフロ
ストモードに設定されると、図1に示されるように、デ
フロストドア20が全開位置に設定され、フットドア2
2が全閉位置に設定され、センタドア部21aも全閉位
置に設定される。この状態においては、サイドドア部2
1bは、サイドベント開口部10bの開度が最も小さく
なる位置に設定されるが、サイドドア部21bと空調ケ
ース3の内面との間に形成される隙間28を介して、エ
アミックスドア8の下流側からの空気がサイドベント開
口部10bから送出されることとなる。このような状態
においては、仕切部16に形成された連通路32を介し
てデフロスト開口部9へ流入する空気の一部がサイドベ
ント開口部10bへ導かれるので、バイパス通路2aか
ら回り込む温度の低い空気がサイドベント開口部10b
へ導かれやすくなる。このため、デフロストモード時に
おいて、サイドベント開口部10bから送風される空気
の温度を低下させることができ、デフロスト開口部9か
ら送風される空気の温度とサイドベント開口部10bか
ら送風される空気の温度との差を小さくすることが可能
となる。
【0024】実際、上述の構成の空調装置において、デ
フロスト開口部9の左右から吹き出す空気温度と左右の
サイドベント開口部10bから吹き出す空気温度とを、
仕切部16に連通路32を設けなかった場合と設けた場
合とでエアミックスドア8の位置を変化させて測定する
と、図6及び図7に示される結果が得られた。尚、図
中、▼はデフロスト開口部9から送出されてフロントガ
ラスの右側(右ハンドル車であれば運転席側)寄りに吹
き出す空気の温度、▽はデフロスト開口部9から送出さ
れてフロントガラスの左側(右ハンドル車であれば助手
席側)寄りに吹き出す空気の温度、●は右側(右ハンド
ル車であれば運転席側)のサイドベント開口部10bか
ら送出される空気の温度、○は、左側(右ハンドル車で
あれば助手席側)のサイドベント開口部10bから送出
される空気の温度をそれぞれ示す。また、これらの測定
結果は、上述の空調装置において、運転席側に送風機を
配置し、運転席側から空調ケースの最上流側に空気を導
入するようにした構成に関するものである。
【0025】この結果から明らかなように、連通路32
を設けた場合には、連通路32を設けない場合に比べ
て、エアミックスドア8の位置がフルホット側にある場
合(温水ヒータを通過する空気量がバイパス通路2aを
通過する空気量よりも多くなる場合)において、サイド
ベント開口部10bから送風される空気の温度が低くな
り、サイドベント開口部10bから送風される空気とデ
フロスト開口部9から送風される空気との温度差が小さ
くなる傾向にある。また、この結果から判るように、連
通路32を設けたことにより、エアミックスドア8の位
置がフルホット側にある場合に、デフロスト開口部9か
ら送風される空気の平均温度が高められる傾向にある。
本来、デフロスト開口部9から送風する空気は、窓ガラ
スの曇りを晴らすために温度が高い方が好ましく、上述
の結果は、連通路32を設けたことで、曇り晴らしの性
能を向上させることができることをも示している。
【0026】したがって、上述した連通路32をデフロ
スト開口部9とサイドベント開口部10bとの間に設け
たことにより、デフロスト性能の向上を図ることができ
ると共に、乗員へ向って送風される空気の温度を低下さ
せ、乗員に違和感や不快感を与える不都合を低減できる
ことが確認された。
【0027】尚、上述の構成例においては、特に、セン
ター置きの車両用空調装置に採用した場合の例を示した
が、空調ケース内に配設される温水ヒータの上方側にバ
イパス通路が形成され、その下流側においてデフロスト
開口部とベント開口部とが空とつ調ケースの上部に形成
され、デフロスト開口部がベント開口部よりもバイパス
通路寄りに形成されている他の空調装置においても、同
様の構成として、デフロスト側開口部とベント側開口部
との両方から送風する状態において、デフロスト側開口
部から送風される空気の温度とベント側開口部から送風
される空気の温度との差を小さくするようにしてもよ
い。
【0028】
【発明の効果】以上、述べたように、この発明によれ
ば、デフロスト側開口部とベント側開口部との両方から
送風する状態が形成可能である車両用空調装置におい
て、デフロスト側開口部とベント側開口部との両方から
送風する状態が形成されている場合に、エアミックスド
アの下流側からデフロスト側開口部へ流入する空気の一
部をベント側開口部へ導く連通路を設けるようにしたの
で、デフロスト側開口部から送風される空気の温度とベ
ント側開口部から送風される空気の温度との差を小さく
することが可能となり、違和感のない快適な空調状態を
得ることが可能となる。
【0029】特に、車室上方へ空調空気を供給するベン
ト側開口部を、センタベント開口部とサイドベント開口
部とに分けて形成し、吹出モードに拘わらず、サイドベ
ント開口部から空調空気を常時吹き出すようにしている
場合には、デフロスト側開口部とサイドベント開口部と
の両方から送風する状態が形成される場合でも、デフロ
スト側開口部から送風される空気の温度とサイドベント
開口部から送風される空気の温度との差を小さくするこ
とが可能となり、デフロストの要請を満たしつつ、乗員
への顔の火照りを緩和することができるなど、違和感の
ない快適な空調状態を形成することが可能となる。
【0030】また、デフロスト側開口部とベント側開口
部とを空調ケースの隣り合う位置に形成する構成におい
ては、連通路をデフロスト側開口部とベント側開口部と
の境界を形成する空調ケースに形成した仕切部に形成す
ることで、連通路を形成するために格別な構造体を設け
る必要がなくなる。特に、仕切部が空調ケースを構成す
るケース部材を契合するために形成された中空部分を有
する場合には、連通路を中空部分を閉塞した上でこの中
空部分を過ぎるように形成するようにしてもよく、この
ような構成とすることで、既存の構成を利用して連通路
を形成することが可能となると共に、空調ケースのデッ
ドスペースの有効利用を図ることが可能となる。
【0031】さらに、モードドアを、デフロスト側開口
部の開度を調節するデフロストドアと、ベント側開口部
の開度を調節するベントドアとを有して構成する場合に
おいては、連通路を、デフロストドアが仕切部にシート
するシート部よりも上流側の部分とベントドアが仕切部
にシートするシート部よりも下流側の部分とを連通させ
るように形成することで、デフロスト側開口部をデフロ
ストドアによって閉塞する場合において、ベント側から
デフロスト側開口部へ空気が導かれてしまう不都合を避
けることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明に係る車両用空調装置の構成例を
示す断面図である。
【図2】図2は、図1に係る車両用空調装置の平面図で
ある。
【図3】図3は、図1に係る車両用空調装置のデフロス
ト開口部、及び、ベント開口部の部分を示すもので、図
1のA−A線で切断した断面図である。
【図4】図4は、図1に係る車両用空調装置のデフロス
ト開口部、及び、ベント開口部の部分を示す斜視図であ
る。
【図5】図5は、図1に係る車両用空調装置の吹出モー
ドと各開口部から吹き出す空気の風量割合との関係を示
す線図である。
【図6】図6は、図1で示す車両用空調装置において、
連通路32を設けなかった場合のデフロスト開口部の左
右から吹き出す空気温度と左右のサイドベント開口部か
ら吹き出す空気温度とをエアミックスドア位置を変化さ
せて測定した結果を示す線図である。
【図7】図7は、図1に係る車両用空調装置において、
連通路32を設けた場合のデフロスト開口部の左右から
吹き出す空気温度と左右のサイドベント開口部から吹き
出す空気温度とをエアミックスドア位置を変化させて測
定した結果を示す線図である。
【符号の説明】
2 空気流路 2a バイパス通路 3 空調ケース 3a ロアケース部材 3b,3c アッパケース部材 5 温水ヒータ 8 エアミックスドア 9 デフロスト開口部 10 ベント開口部 10a センタベント開口部 10b サイドベント開口部 16 仕切部 16a 中空部分 20 デフロストドア 21 ベントドア 21a センタドア部 21b サイドドア部 24,27 シート部 32 連通路 33 蓋体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 古城 浩隆 埼玉県大里郡江南町大字千代字東原39番地 株式会社ゼクセルヴァレオクライメート コントロール内 Fターム(参考) 3L011 BP02 BR00

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部に空気流路が形成された空調ケース
    と、前記空調ケース内に配されて該空調ケース内に導入
    された空気を加熱可能とする加熱用熱交換器と、前記加
    熱用熱交換器の上方をバイパスして下流側へ導かれる空
    気と前記加熱用熱交換器を通過して下流側へ導かれる空
    気との割合を調節するエアミックスドアと、前記エアミ
    ックスドアの下流側において前記空調ケースの上部に開
    口されたデフロスト側開口部およびベント側開口部と、
    これら開口部の開度を調節するモードドアとを有して構
    成され、前記デフロスト側開口部と前記ベント側開口部
    との両方から送風する状態が形成可能である車両用空調
    装置において、 前記デフロスト側開口部と前記ベント側開口部との両方
    から送風する状態が形成されている場合に、前記エアミ
    ックスドアの下流側から前記デフロスト側開口部へ流入
    する空気の一部を前記ベント側開口部へ導く連通路を設
    けるようにしたことを特徴とする車両用空調装置。
  2. 【請求項2】 前記ベント側開口部は、センタベント開
    口部と、その脇に設けられたサイドベント開口部とを有
    して構成され、前記デフロスト側開口部と前記ベント側
    開口部との両方から送風する状態は、前記デフロスト側
    開口部と前記サイドベント開口部とから送風する状態で
    あることを特徴とする車両用空調装置。
  3. 【請求項3】 前記デフロスト側開口部と前記ベント側
    開口部とは、前記空調ケースの隣り合う位置に形成され
    ており、前記連通路は、前記デフロスト側開口部と前記
    ベント側開口部との境界を形成する前記空調ケースに形
    成された仕切部に形成されていることを特徴とする請求
    項1記載の車両用空調装置。
  4. 【請求項4】 前記仕切部は、前記空調ケースを構成す
    るケース部材を契合させるために形成された中空部分を
    有しており、前記連通路は、前記中空部分を閉塞した上
    でこの中空部分を過ぎるように形成されていることを特
    徴とする請求項1記載の車両用空調装置。
  5. 【請求項5】 前記モードドアは、前記デフロスト側開
    口部の開度を調節するデフロストドアと、前記ベント側
    開口部の開度を調節するベントドアとを有して構成さ
    れ、前記連通路は、前記デフロストドアが前記仕切部に
    シートするシート部よりも上流側と前記ベントドアが前
    記仕切部にシートするシート部よりも下流側とを連通さ
    せるものである請求項3又は4記載の車両用空調装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011131887A (ja) * 2011-04-07 2011-07-07 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 車両用空気調和機
JP2017159685A (ja) * 2016-03-07 2017-09-14 株式会社デンソー 冷風ユニット

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