JPH10193957A - 車両用天井置きクーラユニット - Google Patents

車両用天井置きクーラユニット

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JPH10193957A
JPH10193957A JP332997A JP332997A JPH10193957A JP H10193957 A JPH10193957 A JP H10193957A JP 332997 A JP332997 A JP 332997A JP 332997 A JP332997 A JP 332997A JP H10193957 A JPH10193957 A JP H10193957A
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JP
Japan
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hose
drain
fixing
vehicle
fixing hole
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JP332997A
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English (en)
Inventor
Takaharu Watanabe
敬治 渡辺
Kouji Fujii
好児 藤井
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Denso Corp
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Denso Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 車両用天井置きクーラユニット1において、
ホースの製造時および組付け作業時におけるばらつきの
発生を抑え、ドレインホース5を最適ルートに設定しド
レイン水漏れを防止する。 【解決手段】 ドレインホース5は、ユニットケース2
の排水口2bに接続される接続部51、接続部51から
のドレイン水が流れる中空円形のホース本体部50、配
管が集合して1本化する集合部52、および車室壁面の
固定穴6にホースを固定する固定部53を有している。
これら各部はエラストマーを用いて吹込み成形により一
体成形されている。固定部53は、ホース本体部50か
ら上方に突起した突出部53aおよび突出部53a上部
に形成された切欠部53bとから構成され、切欠部53
bが固定穴6に装着されて弾性力によりホース本体部5
0は固定穴6に固定される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両用天井置きク
ーラユニットに関するものであって、特にこのクーラユ
ニットに用いられるドレインホースに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の技術に関するものとし
て、実開昭61−64012号公報に記載のものがあ
る。これは、自動車用後部座席の冷房装置として用いら
れる車両用天井置きクーラユニットにおいて、ユニット
ケース内部のエバポレータにて発生するドレイン水の車
両傾斜時における排水性を確保するために、排水口をユ
ニットケースの左右に2か所ずつ計4か所設けたもので
ある。そして、これら排水口にはドレイン水を車両下方
へ案内するドレインホースが接続されている。
【0003】図5および図6に、従来のドレインホース
部分(ユニットケース左側面部)を示す。ドレインホー
ス5はユニットケース2と車室側壁面上部の車両側壁カ
バーとの間に配置されている。ユニットケース2の2つ
の排水口2bと接続された2本のクーラ側ホース5a
が、Y字型コネクタ52に接続されて集合して1本化
し、さらに、Y字型コネクタ52には車両側ホース5b
が接続されている。そして、図6に示すように、車両側
ホース5bは、車両側壁カバーに設けられた固定穴6を
貫通しており、車両側ホース5bに通されたゴム製の固
定リング53によって固定穴6に固定されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来において
は、ドレインホース製造時のホース単品寸法(図5の
B)ばらつき、Y字型コネクタおよび排水口へのホース
組付け時の挿入寸法(図5のaおよびb)ばらつき、車
両への搭載時に発生する取付けばらつき(固定リングの
位置等)等が考慮されておらず、このため、ドレインホ
ースは、ユニットケースと車体側壁カバーの固定穴との
間において最適の設定ルート(配策ルート)に配置され
ず、排水性が悪化するという問題が生じていた。
【0005】例えば、ホース単品寸法が短すぎると、ホ
ース挿入寸法が短かくなったりホースが引っ張り力を受
けたりして、Y字型コネクタからホースが抜けて水漏れ
を起こす。また、逆にホース単品の寸法が長すぎたりホ
ースにねじれがあったりするとたるみが発生し、水がホ
ース内に溜まり車両傾斜時等に水飛びが発生し、ユニッ
トケースの冷風の吹出口等から水漏れを生じる。また、
固定リングの車両側ホースへの取付け位置がばらついて
も、上記と同様のホース抜けやたるみが生じる。当然、
このようなドレイン水漏れの発生は、顧客の信頼を損な
うこととなる。
【0006】本発明は上記点に鑑みて、車両用天井置き
クーラユニットにおいて、ホースの製造時および組付け
作業時におけるばらつきの発生を抑え、ドレインホース
を最適ルートに設定しドレイン水漏れを防止することを
目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するため、以下の技術的手段を採用する。すなわち、請
求項1の発明によれば、車両用天井置きクーラユニット
(1)に用いられ、このクーラユニット(1)の排水口
(2b)に接続されドレイン水を車両下方へ案内するド
レインホース(5)において、このドレインホース
(5)は、排水口(2b)に接続され排水口(2b)よ
りドレイン水が導入される接続部(51)と、接続部
(51)からのドレイン水が内部を流れるホース本体部
(50)と、ホース本体を車両に固定する固定部(5
3)と備え、接続部(51)、ホース本体部(50)お
よび固定部(53)が一体成形されているものであるこ
とを特徴とする。
【0008】それによって、ドレインホース(5)は、
接続部(51)によって排水口(2b)に接続固定さ
れ、固定部(53)によって車体に固定される。ここ
で、ホースは一体成形されているため、従来生じていた
ホース製造時およびホース組付け時における各種の寸法
(ホース単品寸法、ホース挿入寸法、固定部(53)の
取付け寸法)ばらつきが無くなり、全長ばらつきが小さ
くなる。また、ホースのねじれの恐れも無くなる。よっ
て、ドレインホース(5)の設定ルートは最適決定され
て狙い通りの排水性が確保できるため、ドレイン水漏れ
が防止できる。
【0009】ここで具体的には、固定部(53)として
は、請求項2の発明のように車体の車室壁面部に設けら
れた固定穴(6)にドレインホース(5)が貫通して、
固定部(53)がこの固定穴(6)に装着されてホース
本体部(50)が車両に固定されるものにすることがで
きる。また、固定部(53)は、請求項3の発明のよう
に、冷却器(3)に冷媒を循環する冷媒配管(7、8)
を固定するホース固定部材(9)に設けられた固定穴
(6)にドレインホース(5)が貫通して、固定部(5
3)がこの固定穴(6)に装着されてホース本体部(5
0)がホース固定部材(9)に固定されるものとしても
よい。
【0010】さらに、請求項4の発明によれば、ドレイ
ンホース(5)は弾性を有する樹脂材料からなり、その
固定部(53)は、ホース本体部(50)から上方に突
き出した突出部(53a)およびこの突出部(53a)
の上部に設けられた切欠部(53b)によって構成され
たものにできる。それによって、突出部(53a)が固
定穴(6)内に位置するようにホース本体部(50)が
貫通され、切欠部(53b)が固定穴(6)の端面部に
弾性的に狭着されることにより、ホース本体部(50)
および突出部(53a)が固定穴(6)に弾性力により
押し付けられて、ホース本体部(50)が固定穴(6)
に固定されるので、請求項1に記載の効果が達成される
ことに加えて、ホースの車両への取付けおよび固定が簡
単にできる。
【0011】
【発明の実施の形態】
(第1実施形態)図1は、本発明に係るドレインホース
を車両用天井置きクーラユニットに取り付けた状態を示
すものである。車両用天井置きクーラユニット1は、車
室内の天井部に設置され、車室内の後部座席側を冷房す
るものであるため、一般にリアクーラと称されている。
【0012】クーラユニット1は、車室天井付近に配設
されるユニットケース2を有しており、このユニットケ
ース2は車両前後方向に対して図1のように配置されて
おり、図1はユニットケース2の車両左側の側面部分を
示している。車両前方側のユニットケース2側面には、
車室内の空気を吸入する吸込グリル(吸入口)2cが設
けられている。
【0013】ユニットケース2内部の車両前方側部位に
は、蒸発器3が設けられており、図示しない冷凍サイク
ルと接続されている。この蒸発器3の入口側の冷媒回路
には温度作動式の膨張弁3aが設けられており、膨張弁
3aは、冷凍サイクルの冷媒配管の一部である高圧液配
管7からの高圧液冷媒を減圧して蒸発器3へ送る減圧手
段として機能する。そして蒸発器3は、膨張弁3aで減
圧された冷媒の蒸発潜熱を空気から吸熱して空気を冷
却、除湿する冷却器として作用する。
【0014】そして、ユニットケース2内部の蒸発器3
下流部位には、空気を送風する送風機として電動式のフ
ァン4が設けられており、図示しない電気回路からなる
制御装置によって作動制御される。そして、車両後方側
のユニットケース2側面には、蒸発器3で冷却された冷
風を車室内へ吹き出す吹出グリル(吹出口)2aが設け
られている。
【0015】また、車両左側のユニットケース2側面に
は、蒸発器3で発生するドレイン水(凝縮水)をユニッ
トケース2外へ排出する複数(本実施形態では2つ)の
排水口2bが設けられている。なお、ユニットケース2
内部には排水口2bにドレイン水が集まるように図示し
ない排水路が形成されている。また、本実施形態におい
ては、車両右側のユニットケース2側面(図示しない)
にも同形状、同位置に複数(本実施形態では2つ)の排
水口が設けられている。そして、これらすべての排水口
2bには、ドレイン水を車両下方へ案内するドレインホ
ース5が接続されている。
【0016】このドレインホース5は、内部をドレイン
水が流れる中空円形のホース本体部50を有しており、
このホース本体部50には、排水口2bに接続される複
数(2本)の接続部51、複数(2本)のホースが合流
して1本化する集合部52、および車両にホース本体部
50を固定する固定部53を有している。そして、これ
らは、弾性を有する樹脂材料である軟質のエラストマー
等の吹込み成形適合材を用いて、吹込み成形によって一
体成形されている。
【0017】ここで、図2に接続部51の部分拡大図を
示す。図2は接続部51と排水口2bとの嵌合前の状態
である。接続部51の挿入部位はホース本体部50の径
よりも拡径しており、排水口2cに挿入しやすいように
なっている。それとともに、挿入部位のうち拡径開始部
は段差を形成してストッパ51aを構成しており、これ
以上排水口2cが挿入されないため挿入寸法を一定に維
持できるようになっている。
【0018】そして、この拡径した構成により、挿入嵌
合された状態では、排水口2b内面とホース内面とは段
差を生じないので、ドレイン水がスムーズに導入され
る。また、挿入部位(拡径部位とストッパ51aとの
間)のホース内面は、内面加工にて真円度が確保され、
排水口2aとの密着性を向上させている。さらに、ホー
ス本体部50のうち集合部52下流の1本化した部位に
は、固定部53が設けられている。図3(a)および
(b)に示すように、車室側壁面の上部に設けられてい
る車室側壁カバーには、ドレインホース5が貫通する略
円形の固定穴6が設けられており、ホース本体部50は
固定部53が固定穴6内に位置するように貫通してい
る。
【0019】この固定部53は、ホース本体部50から
上方に突き出した突出部53aを有しており、この突出
部53aの上部には略U字状の切欠部53bが設けられ
ている。この切欠部53bが固定穴6の円端面部に弾性
的に狭着されることにより、ホース本体部50および位
置規制部53aが固定穴6に弾性力により押し付けられ
て、ホース本体部50が固定穴6に固定されるようにな
っている。
【0020】なお、接続部51から集合部52、固定部
53へとホース本体部50はなだらかに垂下するように
設置されており、ユニットケース2からのドレイン水が
流れやすいようになっている。ここで、図3(a)のA
−A断面を図3(b)に示す。固定穴6の内径は、ホー
スの貫通作業性のためホース本体部50の外径に比して
大きくなっているが、ドレイン水の排水性のためには、
ホースを固定穴6の下方に配置するのが望ましいため、
固定部53はホース本体部50の上部に突起板状の位置
規制部53aが張り出した形となっている。
【0021】なお、固定部53より下流のホース本体部
50は、車外へドレイン水を排出するように車両下方へ
配管されており、その長さは、車両の形体や生産数等の
設計上の事情に応じて適宜決められるものであり、別体
ホースを接続してもよい。以上のように、ドレインホー
ス5は、接続部51によって排水口2bに固定され、固
定部53によって車両に固定され、本実施形態において
は略Y字型に配策ルートが決定されている。尚、ドレイ
ンホースの各部分のサイズは、車室の形状あるいはクー
ラユニット1の配置位置および形状等によって、適宜最
適設計される。
【0022】次に、上記構成の作用について述べる。ク
ーラユニット1の図示しない運転スイッチを投入する
と、図示しない冷凍サイクルの運転が開始され、ユニッ
トケース2内の蒸発器3およびファン4が作動する。そ
して、図1に示すように、車室内空気が吸込グリル(図
示しない)からユニットケース2内に吸入され、蒸発器
3で冷却、除湿された冷風が吹出グリル2aから、車室
内の後部座席側に送り出される。
【0023】ところで、蒸発器3の冷却、除湿作用によ
り発生するドレイン水は、ユニットケース2の下部に落
下し、ユニットケース2内の図示しない排水路を流れ
て、排水口2bに集まる。そして、排水口2bはユニッ
トケース2側からドレインホース5側に向かって低くな
っているので、ドレイン水はドレインホース5のホース
本体部50内を流れ集合部52にて1本に合流し、固定
穴6を貫通するホース本体部50内を流れて車両下方へ
案内され車外へ排出される。
【0024】ところで、本実施形態によれば、ホースは
一体成形されているため、従来生じていたホース製造時
およびホース組付け時における各種の寸法(ホース単品
寸法、ホース挿入寸法、固定部53の取付け寸法)ばら
つきが無くなり、全長ばらつきが小さくなる。また、ホ
ースのねじれの恐れも無くなる。よって、ドレインホー
ス5の設定ルートは最適決定されるため、ホース抜けに
よる水漏れが防止でき、また、たるみ発生部分に溜まっ
た水が車両傾斜時等に吹出グリル2aから飛び出すこと
は無くなる。
【0025】さらに、上記の各種の寸法ばらつきが無く
なることにより、寸法管理および組付け作業指示の徹底
等の手間が無くなる。また、本実施形態によれば、ドレ
インホース5は、弾性を有するエラストマーからなるた
め、固定穴6へのホース本体部50の固定は、固定部5
3の切欠部53bが穴の端面部を弾性的に狭着すること
により、ホースの弾性力が穴端面に働くことによりなさ
れる。このためホースの固定穴6への取付け固定が、特
に取付け部材を要せず、また作業上も簡単に行うことが
できる。
【0026】また、本実施形態によれば、位置規制部5
3aは、ホース本体部50から上方に張り出した突起板
状のものであるため、これを目印にすれば、例えば対称
なリング状のものに比べてドレインホース5の天地を間
違えにくくなり、組付け作業性が向上する。 (第2実施形態)本発明の第2実施形態を図4に示す。
本実施形態は、上記第1実施形態において述べたクーラ
ユニット1のユニットケース2の右側面部分を示すもの
である。主として上記第1実施形態と異なっている点に
ついて述べる。尚、第1実施形態と同一部分には同符号
を付して説明を省略する。また、上記第1実施形態にて
述べた構成要素のうち、吸込グリル(吸入口)、蒸発
器、膨張弁、ファンおよび吹出グリル(吹出口)につい
ては、図4中では省略している。
【0027】本実施形態では、ユニットケース2内部の
膨張弁(図示しない)に高圧の液冷媒を導入する金属製
の高圧液配管7、ユニットケース2内部の蒸発器(図示
しない)の冷媒出口からの冷媒を図示しない冷凍サイク
ルの圧縮機へ送る金属製の低圧ガス配管8がユニットケ
ース2を貫通して設けられている。これら高圧液配管7
および低圧ガス配管8は、ホース固定部材9によってひ
とまとめに固定されている。
【0028】このホース固定部材9は、ゴム又は樹脂製
の偏平円板形状をなしており、図示しない取付け部が形
成されており、ねじ等によって車室側壁上部に取り付け
られるようになっている。そして、高圧液配管7が通る
固定穴10、断熱部材8aによって被覆された低圧ガス
配管8が通る固定穴11およびドレインホース5が貫通
する固定穴6がホース固定部材9に形成されている。
【0029】固定穴6におけるドレインホース5の固定
状態は、上記第1実施形態と同様でありここでは省略す
る。なお、高圧液配管7および低圧ガス配管8は、粘着
テープあるいはホース固定部材9と配管との摩擦力によ
って固定されている。そして、このような複数本の配管
が集中した複雑でホース取付け作業のしにくい配管構成
においても、本発明によれば、ホースとコネクタとの組
付け作業がなくなるので作業が簡単になり作業性が向上
するとともに、設定ルートばらつきが抑えられ水漏れが
防止できる。
【0030】なお、ユニットケースの排水口は複数個で
なくとも良く1つでもよく、また、減圧手段としての膨
張弁はユニットケースの外に設置されていてもよい。ま
た、ユニットケースの吸入口および吹出口、あるいはユ
ニットケース内部の蒸発器および送風機の設置位置はユ
ニットケースの形状に応じて適宜変更してよいことは勿
論である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態におけるドレインホース
のクーラユニットへの取付け構造を示す斜視図である。
【図2】上記第1実施形態におけるドレインホースの接
続部の断面図である。
【図3】(a)は上記第1実施形態におけるドレインホ
ースの固定部の断面図、(b)はこの固定部のA−A断
面図である。
【図4】本発明の第2実施形態におけるドレインホース
のクーラユニットへの取付け構造を示す斜視図である。
【図5】従来におけるドレインホースのクーラユニット
への取付け構造を示す斜視図である。
【図6】図5に示す構造の断面図である。
【符号の説明】
1…クーラユニット、2…ユニットケース、2a…吹出
グリル、2b…排水口、2c…吸入グリル、3…蒸発
器、4…ファン、5…ドレインホース、6…固定穴、7
…高圧液配管、8…低圧ガス配管、9…ホース固定部、
10…固定穴、11…固定穴、50…ホース本体部、5
1…接続部、52…集合部、53…固定部、53a…突
出部、53b…切欠部。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車室天井付近に配設されるユニットケー
    ス(2)と、このユニットケース(2)に設けられ車室
    内の空気を吸入する吸入口(2c)と、前記ユニットケ
    ース(2)内に配置され空気を送風する送風機(3)
    と、前記ユニットケース(2)内に配置されこの送風機
    (3)の送風空気を冷却する冷却器(4)と、前記ユニ
    ットケース(2)に設けられ前記冷却器(3)で冷却さ
    れた冷風を車室内へ吹き出す吹出口(2a)と、前記ユ
    ニットケース(2)に設けられ前記冷却器(4)にて発
    生したドレイン水を前記ユニットケース(2)外へ排出
    する排水口(2b)と、この排水口(2b)に接続され
    ドレイン水を車両下方へ案内するドレインホース(5)
    とを備えるクーラユニット(1)において、 前記ドレインホース(5)は、前記排水口(2b)に接
    続され前記排水口(2b)よりドレイン水が導入される
    接続部(51)と、前記接続部(51)からのドレイン
    水が流れるホース本体部(50)と、前記ホース本体部
    (50)を車両に固定する固定部(53)とを備え、 前記接続部(51)、前記ホース本体部(50)および
    前記固定部(53)は一体成形されていることを特徴と
    する車両用天井置きクーラユニット。
  2. 【請求項2】 車体の車室壁面部には、前記ドレインホ
    ース(5)が貫通する固定穴(6)が設けられており、 前記固定部(53)が前記固定穴(6)に装着されて前
    記ホース本体部(50)を車体に固定することを特徴と
    する請求項1に記載の車両用天井置きクーラユニット。
  3. 【請求項3】 前記冷却器(3)に冷媒を循環する冷媒
    配管(7、8)と、この冷媒配管(7、8)を固定する
    ホース固定部材(9)とが備えられており、 前記ホース固定部材(9)には、前記冷媒配管(7、
    8)が貫通する固定穴(10、11)と前記ドレインホ
    ース(5)が貫通する固定穴(6)とが設けられてお
    り、 前記固定部(53)が前記固定穴(6)に装着されて前
    記ホース本体部(50)を前記ホース固定部材(9)に
    固定することを特徴とする請求項1に記載の車両用天井
    置きクーラユニット。
  4. 【請求項4】 前記ドレインホース(5)は弾性を有す
    る樹脂材料からなり、前記固定部(53)は、前記ホー
    ス本体部(50)から上方に突き出した突出部(53
    a)およびこの突出部(53a)の上部に設けられた切
    欠部(53b)によって構成され、 前記突出部(53a)が前記固定穴(6)内に位置する
    ように前記ホース本体部(50)が貫通され、前記切欠
    部(53b)が前記固定穴(6)の端面部に弾性的に狭
    着されることにより、前記ホース本体部(50)および
    前記突出部(53a)が前記固定穴(6)に弾性力によ
    り押し付けられて、前記ホース本体部(50)が前記固
    定穴(6)に固定されることを特徴とする請求項2また
    は3に記載の車両用天井置きクーラユニット。
JP332997A 1997-01-10 1997-01-10 車両用天井置きクーラユニット Pending JPH10193957A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2189312A1 (en) * 2008-11-24 2010-05-26 Dometic, LLC Condensate pump for roof-top air conditioner
KR20150076842A (ko) * 2013-12-27 2015-07-07 현대자동차주식회사 차량용 드레인 유닛

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