JPH0757179B2 - 支持細菌組成物とその製造方法及び使用方法 - Google Patents

支持細菌組成物とその製造方法及び使用方法

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JPH0757179B2
JPH0757179B2 JP63143427A JP14342788A JPH0757179B2 JP H0757179 B2 JPH0757179 B2 JP H0757179B2 JP 63143427 A JP63143427 A JP 63143427A JP 14342788 A JP14342788 A JP 14342788A JP H0757179 B2 JPH0757179 B2 JP H0757179B2
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クレンプ ユルゲン
バン レー レーニー
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    • A21BAKING; EDIBLE DOUGHS
    • A21DTREATMENT, e.g. PRESERVATION, OF FLOUR OR DOUGH, e.g. BY ADDITION OF MATERIALS; BAKING; BAKERY PRODUCTS; PRESERVATION THEREOF
    • A21D8/00Methods for preparing or baking dough
    • A21D8/02Methods for preparing dough; Treating dough prior to baking
    • A21D8/04Methods for preparing dough; Treating dough prior to baking treating dough with microorganisms or enzymes
    • A21D8/045Methods for preparing dough; Treating dough prior to baking treating dough with microorganisms or enzymes with a leaven or a composition containing acidifying bacteria
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C12BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
    • C12NMICROORGANISMS OR ENZYMES; COMPOSITIONS THEREOF; PROPAGATING, PRESERVING, OR MAINTAINING MICROORGANISMS; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING; CULTURE MEDIA
    • C12N1/00Microorganisms, e.g. protozoa; Compositions thereof; Processes of propagating, maintaining or preserving microorganisms or compositions thereof; Processes of preparing or isolating a composition containing a microorganism; Culture media therefor
    • C12N1/04Preserving or maintaining viable microorganisms

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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は支持細菌組成物とその製造方法及び使用方法に
関する。更に詳しくは支持体とミクロフローラから成
る、接種物として使用するのに適した支持細菌組成物、
その製造方法、及びこれら支持細菌組成物を使用して酸
性生地方法により改良パンを製造する方法に関する。
従来の技術と問題点 醗酵は動物飼料の製造を含む多くの食品工業で主要な役
割を演ずる。各種の微生物が種々の要求に従って利用さ
れる。例えば、酵母細胞はパン製造およびビール醸造に
適用される。
一般的にパンを小麦粉から焼き上げる前に、生地は生地
中の気泡の中に捕集され生物学的又は化学的作用により
発生したガスにより通気される。通例パン酵母はこの醗
酵工程に使用。焼成の際、ガスはさらに膨張し、一方継
続して与えられる熱によってそれ以上のガス形成を抑制
し、がす泡を取り巻く生地層は焼成したパンが実質的に
膨脹した生地の形を保有する効果により硬化する。酵母
はセルロース細胞壁の存在により与えられた丈夫な構造
に基づく成熟核微生物であり、長期の保存寿命を有し、
使用に対し容易に活性化する即席乾燥酵母の形で容易に
提供することができる。
生地を製造するためのねり粉に酵母を加えることは醗酵
目的に対しては二酸化炭素の十分な発生源となるが、あ
るタイプのパンは味および/又は質感の理由により酸を
必要とする。特にライ麦パン又は小麦およびライ麦混合
パンのベーキングでは、酸の生成および特にpH5以下のp
Hの低下は生地のアミラーゼ活性を抑圧し、製品の味を
改良するために必要である。しかし、酵母は酸を生成し
ない。伝統的にライ麦パンは酸性−生地方法により焙焼
される。従って多くの酪農および他の食品の製造におい
て通常醗酵作用を供する主として乳酸細菌の範囲から成
る細菌フローラの発生による。多くの他の例では食品お
よび動物飼料産業において保存料、風味および製品の物
理構造は活性乳酸細菌の利用に依存する。
乳酸細菌は酵母と全く順応しない。これらは原核生物で
あり、細胞は極めて小さく、それぞれ生長条件が異な
り、細胞壁構造が基本的に異なる。技術的に包含する問
題の一つは乾燥酵母又は圧搾酵母と同形の乳酸菌をこれ
まで入手することができなかったことであり、例えば遠
心分離により乳酸菌細胞を高密度に濃縮することは非常
に困難である。
伝統的な酸性−生地焼成方法におけるこれらの相違の結
果として、古いバッチの酸性−生地の一部は各連続する
次の生地バッチに添加される。この方法で酸性−生地の
連続世代の使用は醗酵性乳酸菌フローラの組成に予期で
きない変動をもたらす。これは原料の組成の変化、環境
温度の変動、および不注意な取り扱いによりさらに助長
される。醗酵に変動が起きるとパンの風味および外観に
有害に作用し、工程全般に支障を来す。
通常、乳酸細菌醗酵はいわゆるスタータ培養物の添加に
より開始する。スタータ培養物は乳酸細菌の濃縮物であ
り、これらは直接食品に添加して、又は工場で継代培養
し、増加後使用できる。スタータ培養物は通例2つの形
のいずれかで提供される。
(1)1gにつき1010又はそれ以上の細胞を含有する深凍
結濃縮物としての提供。
これは−30℃以下の極端な低温で分配および貯蔵を必要
とする。特別タイプの冷凍庫が最終使用者の構内に必要
である。これは近代酪農業として大規模使用に対する適
用を限定する。
(2)凍結乾燥粉末としての提供。
凍結乾燥は高価な方法であり、限定数の菌株に対しての
み適用できる。従って凍結乾燥粉末は限定した範囲にの
み使用することができる。
噴霧乾燥は適用する高温で細菌が損傷し又は死滅するの
で満足できる方法ではない。実際に凍結乾燥はこの目的
に対しては高価すぎる。乾燥コストは酵母の場合より乳
酸菌の場合一層臨界的でさえある。これはこれらの生理
学的性質および生長条件のため同量の乳酸細菌生物量を
生育させることは費用がかかるからである。
乳酸細菌の湿性濃縮物と粉末担体、例えば脱脂粉乳又穀
粉とを混合し、乾燥後水分レベルを十分に減少させるこ
とがEP0131114号に提案されている。
この開示によれば細胞はしばらくの間比較的高温に暴露
される。これによる損傷効果を最少限にするために乾燥
温度を低くしようとするとコストが上昇する。これは十
分な乾燥活性を得るために非常に低い露点を有する空気
が必要となるからである。
酸性−生地製造における上記の公知のスタータ培養物を
使用する方法によれば、1週に対する焼成作業の前にそ
の週の供給に対する十分な酸性−生地のバッチをまず製
造しなければならない。醗酵した酸性−生地のその日の
部分はその週の為に予め製造した供給物から採取する。
この予備操作は48時間を要する程緩慢であり、酸性−生
地の1週バッチを製造するのに十分の大きさがあり、醗
酵条件の管理を維持できる特別の醗酵容器を要する。細
菌フローラはその週に発展し、後半に製造するパンのバ
ッチの品質を低下させる可能性を伴なう。
水分活性はどんな微生物の生長挙動に対しても重要であ
る。細胞活性は高水分活性により有利となる。低水分活
性は代謝活性を低下させる。極端な条件に設定すると、
実際に乾燥した場合長期間生き残る細胞を死滅させる。
すなわち極端な条件下で細胞は休眠し、新陳代謝は全く
起こらない。
任意の乾燥方法中、細胞は非常に湿った状態から非常に
乾燥した状態に変わる。水分活性の中間段階は細胞に負
の効果を有する。従って湿潤状態から乾燥までの移行は
できるだけ早いことが重要である。さらに、温度の上昇
又は低温(噴霧乾燥中のように)および氷結晶(凍結乾
燥)のような他の不利な条件は避けるべきである。
最初にスラリーに導入された高い生育菌数にも拘らず、
温暖雰囲気における乾燥効果は不可避的に生育菌数を減
少させ、包装には十分な注意を払い使用前の過大な生育
能力の損失を避けることが必要である。
課題を解決するための手段 本発明によれば、細分した不活性の支持体と生育可能な
ミクロフローラから成る、接種物として使用するのに適
した支持細菌組成物において、 前記支持細菌組成物は食品級の前記細分した不活性の支
持体と、濃度1〜20重量%の水性サスペンジョンの前記
ミクロフローラとから成り、これにより前記支持細菌組
成物は0.3以下の水分活性を有することを特徴とする、
前記支持細菌組成物得られる。
さらに本発明によれば、接種物として使用するのに適し
た支持細菌組成物の製造方法であって、 (1)濃度1〜20重量%を有するミクロフローラの水性
サスペンジョンを調整し、(2)食品級の持体材料を水
分含量5%未満まで乾燥し、(3)前記(1)のミクロ
フローラの水性サスペンジョンを前記(2)の乾燥支持
体材料と混合し、これにより0.3以下の水分活性を有す
る支持細菌組成物を得ることを特徴とする、前記製造方
法が得られる。
又本発明によれば、酸性生地方法による改良パン製造方
法において、焼成するパンの各バッチに対し、醗酵した
生地の連続するバッチは特許請求の範囲第1項から第6
項のいずれか1項に記載の支持Lactobacillus組成物を
接種することにより新たに製造することを特徴とする、
前記パン製造方法が得られる。
本発明は小規模食品会社、さらに農場および大規模製パ
ン所で貯蔵条件で生存しうる乳酸菌の乾燥した環境安定
性調製品、特にパン製造の酸性生地方法における近代乾
燥パン酵母と同様に容易に取扱いうる安定な生育性乾燥
接種物の製造に対する要求を充足することができる。
従って本発明によれば濃度の高い水性スラリーを、この
スラリーが予備乾燥した穀粉又は他の食品として使用可
能な不活性粉末材料、すなわち食品級の支持体上に十分
に吸収されるような割合で使用し、乾燥操作をせずに許
容しうる低水分活性を有する生成物を得ることができ
る。
上記のように予備乾燥すると生物学的な利点として、多
くの場合中温性を有する細胞がどの段階でも約30℃を超
える熱を受けず、したがって熱による損傷が避けられ、
致死効果による細胞の死も避けられ、酵素の失活および
膜透過性により細胞の機能を低下させる致死までには到
らない効果を得ることができる。好ましくは穀粉、例え
ばライ麦粉、又は他の食品級の支持体を5%以下、一層
好ましくは1%以下の水分含量に予備乾燥する。
通例の乾燥方法を使用する他の方法においては、支持微
生物が中程度の高温においても生育菌数が大幅に減少す
る傾向があるのに対し、本発明方法によれば、穀粉およ
び他の多くの食品級の粉末支持体材料をその組成又は物
理的条件を劣化せずに基体を提供するために強く加熱す
ることができる利点を有する。不活性粉末材料を予備乾
燥する工程は高温においても経済的である。
実際本発明によれば、生成物中、1gにつき1010の生育菌
数を得ることができる。スラリー中で約20%、好ましく
は予備乾燥した支持体の重量に対し2〜10%の濃度がよ
い。特に乳酸菌菌株の場合109−2×1011/gの生育菌数
を得るには、生成物中、0.1〜20%のミクロフローラの
乾燥濃度とするのがよい。
本発明で使用する支持乳酸菌は保存寿命および/又は醗
酵活性を増進する促進材、例えば酵素主成分、マルトー
ス、グルコース、蔗糖を含む糖および糖含有抽出物、例
えば麦芽抽出物、デキストリンおよび糖蜜を有するパン
改良剤を含むことができる。促進剤は生成物の0.1〜10
重量%、又は1モル乃至2モル濃度含むことが好まし
く、支持培養物を有する既混合組成物に予め添加するこ
とができる。支持培養物は酵母を含むこともでき、本発
明はこれらの促進剤および添加物を添加した酸性生地調
製物に使用する支持フローラを提供する。
本発明の支持フローラ生成物の水分活性、すなわちAw値
は好ましくは0.3以下或いは0.2以下である。改良貯蔵生
命は0.15以下であり、驚くべきことに砂糖が存在する
と、混合および再水和の工程における細胞の安定性を促
進する。
貯蔵目的に対しては本発明の生成物は好ましくは気密包
装として密封するのがよい。しかし、空気を透過するが
耐水性である包装であれば保存寿命を延ばすことができ
る。包装は容易な日毎の消費を提供する測定量である。
この方法により醗酵の実質的な一定条件を毎日享受し、
例えば酸性−生地パン製造における醗酵は通常の毎日の
作業内で完結できる。の理由は比較的少量が必要であ
り、支持した乳酸菌フローラを使用する酸性−生地醗酵
の大量の週バッチの製造を管理する特別の装置はもはや
必要としないからである。
従って本発明はライ麦パン焼成における酸性−生地醗酵
の管理を改良することができる。この方法は醗酵酸性−
生地のバッチは好ましくは本発明方法により製造した、
支持した乳酸菌調製物を接種することにより、焼成する
パンの各バッチに対し毎日新鮮に製造される点に特徴が
ある。
醗酵工程はできるだ速く行なうのが好ましい。このため
に酸性−生地の各バッチの製造に使用する接種物の量は
24時間で醗酵を完了するために好ましくはこれまでの推
奨量より実質的に多くすべきである。例えば1〜20乾物
重量%の接種物を酸性−生地スタータ材料の製造に使用
する穀粉に添加する。接種物は支持体1gにつき少なくと
も109、好ましくは1gにつき1010以上の生育菌数を有す
べきである。醗酵温度は好ましくは培養物の温度感受性
により25〜40℃に維持すべきである。酸性−生地の製造
に使用する水量は、1〜2重量部の穀粉に対し水1重量
部が好ましい。醗酵は好ましくは1工程で完了し、成分
の割合は予め決定し、1操作で添加し、すなわちすべて
の穀粉およびすべての水はすべての接種物と共に1段階
で添加する。この方法により酸性−生地醗酵は十分に管
理され、操作は1工程で高接種物レベルおよび一層良好
な温度調整により完了し、その所用全醗酵時間は短かく
3〜18時間である。
従って本発明により製造した生成物を使用することは、
パン酵母醗酵のパン製造における適用と類似した方法、
及び酪農産業で例えばヨーグルトの製造に適用される醗
酵において、生長および酸形成を行なう接種物からの日
々の新鮮な調製物が採用できることを意味する。
本発明で使用する乳酸菌菌株はパンの所望の風味/又は
味および保存性に基づいて選択することができる。
本発明の酸性生地製造方法は他の支持乳酸菌組成物と共
に、又は酸性−生地パン製造の実施で使用するために入
手した凍結又は凍結乾燥スタータ培養物と共に使用する
のに適している。しかし、乳酸菌は産業規模で凍結乾燥
することは困難で、凍結材料はパン製造業者の構内に深
凍結設備を必要とする。
本発明の支持生成物は他の食品処理、例えば長期保存寿
命を有する肉製品、例えばセルベラート・モルタデラお
よびサラミのようなコンチネンタル−タイプのソーセー
ジ、ピックルスおよびザウエルクラウトの製造に適用す
るに適する。本発明の生成物が適用できる乳酸細菌の他
の応用については、スタインクラウスの自然発酵食品ハ
ンドブックを参照されたい。さらに乳酸細菌を使用する
家畜飼料の製造への適用を含み、他の乳酸細菌例えばPe
diococci,Streptococci,LenconostocsおよびBifidobact
eriaの適用も可能である。特に酵母種および乳酸菌の混
合菌株は使用することができる。
実施例 実施例1 乳酸菌種(NRRL B−18,368May11,1988)の群体(Stoc
k)を500mlのデマン(De Man)、ロゴサ(Rogosa)およ
びシャープ(Sharp)液体培地に接種した。これは一夜3
0℃で1mlにつき約2×109の細胞密度に培養した。生成
容量は順次使用して第1表に示す組成物を有するLactob
acillus培養基を含有する撹拌醗酵容器に接種し、32℃
の温度で窒素下にpH5.8でUmax=0.7h1により培養し、生
育菌数5×109〜2×1010/mlの生育菌数範囲を有する8g
/lの生物量を得た。
生成培養物液体培地は遠心分離して2×1011/gの生育菌
数まで細胞密度の約20倍の増加を得た。0〜5℃に冷却
した場合、濃縮物は劣化せずに数日間貯蔵できた。
砂糖を濃縮物に添加して約2の最終モル濃度となるよう
加えた。組成物は西独ヴェルナー・プフレイダラーのラ
セン形乾燥機と冷却器ユニットで予め1%未満の水分と
なるよう予備乾燥したライ麦粉と間欠的に混合し、活性
値(Aw値)が0.2の生成物を得た。次に生成物は気密性
プラスチック袋に包装し、数ヵ月満足できる活性を保有
することが分った。
第1表 乳酸菌培養基の組成 無水グルコース 60g 酵母抽出物 15g 牛肉抽出物 30g クエン酸ジアンモニウム 6g MgSO4・7H2O 0.3g MnSO4・H2O 0.2g Na2HPO4・2H2O 6.0g 水道水,1000mlまで 滅菌条件120℃,20分 pH=6.3 実施例2 酸性−生地バッチを灰分含量1.1%を有する500gのライ
麦粉、及び実施例(1)に記載のように製造し、1mlに
つき6×109の生育菌数を有する200gの乾燥粉末乳酸菌
スタータ並びに560gの水から製造した。生成生地は30〜
32℃で4時間ホイロで醗酵させ、それによって初めのpH
約6〜約4に低下し、全滴定酸度は約2.5〜約10に増加
した。pHは10gの生地を100mlの水に分散して測定し、全
滴定酸度は100mlの水に分散した10gの生地をpH8.5まで
滴定するのに必要な0.1N NaOH量により測定した。
パン生地は次の成分を混合して製造した: 1260g 上記のように製造した酸性生地 700g ライ麦粉 600g 小麦粉 30g 圧搾酵母 40g 塩 780g 水 生地は27〜28℃に維持し、使用した混合物に応じて8〜
14分間、連続的に混捏し、30分間第1プルーフ(Proo
f)で静置した。成形し、パン塊に丸めた後30℃の温度
および70%の相対湿度で約1時間の最終プルーフで静置
した。パン塊は焼成中260℃〜220℃に徐々に温度を下げ
て60分焼成した。
生成パンは良好なパン質感およびpH=4.4およびTTA=7.
5を有するすぐれた酸味を有した。
満足できるパン塊は製品に必要な酸度により酸性生地に
総ライ麦粉の半分までを使用して焼成した。
実施例3 本発明に従って製造した支持細胞の貯蔵時の生存に及ぼ
す蔗糖の効果を製品の水分およびサスペンジョンの蔗糖
の各種レベルで観察した。支持生成物は実施例1に記載
のように製造した。ライ麦粉は支持媒体として1%水分
まで予備乾燥し、その上に実施例1におけるように同じ
乳酸菌菌株の2%の水性サスペンジョンを噴霧した。蔗
糖は細胞サスペンジョンの異なる濃度に対し各種モル濃
度でサスペンジョンに加えた。蔗糖を添加しない対照シ
リーズも試験に加えた。得た生成物の水分含量は約0.1
の水分活性(Aw値)に等しい低蔗糖および細胞濃度に対
する約2%から、徐々に0.39の水分活性(Aw値)に等し
い7%水分まで増加した。
生育菌株は2.3〜3.0×1011の対照試料間と約1.3〜3.0×
1011の試験試料に対する範囲までサスペンジョンにはほ
とんど変化がなかった。支持試料に対する数は対照試料
に対する4.5〜13×109の範囲であった。糖含有試料に対
しては2.5〜28×109の範囲であった。これらの後者のシ
リーズの徐々の増加は細胞濃度の増加につれて観察され
る。
新鮮な数は空気および窒素中で35℃で9週の貯蔵および
12および26週の25℃での貯蔵後生成物上の反復数と比較
した。比較はそれぞれの場合生存%として表わした。50
%又はそれ以上の生存%は満足できるものとみなされ
る。結果は第2表に示す。
この結果から以下のような事実が判明した。
空気の存在で25℃における良好な貯蔵安定性に対しては
1モルの蔗糖は明かに不十分である。1.5モルの蔗糖は1
2.5%までの細胞−蔗糖混合物の用量レベルで良好な貯
蔵安定性を与えた。これは1010細胞/gを含有する調製物
を形成する6.5%の初めの細胞サスペンジョンである。
蔗糖モル濃度が増加すると、N2の存在下で貯蔵した試料
と空気中で貯蔵した試料間の生存%の差は減少し、2モ
ルの蔗糖の存在では、生存%の差は消滅した。
同じ水分活性(Aw値)においてさえ生存%は蔗糖モル濃
度の増加につれて増加した。蔗糖の役割はAw低下剤の役
割のみより大きい。
実施例4 混合物に蔗糖を導入する異なる方法の影響を試験するた
めに実施例2を反復した。これは2モルの蔗糖を有する
組成物により、7.5および20%の用量レベルで行った。
試験方法は: A.2モルの蔗糖(細胞サスペンジョンの最終濃度)を細
胞サスペンジョンに添加し、次に混合サスペンジョンを
ライ麦粉担体上に噴霧した。
B.細胞サスペンジョンはライ麦粉上に噴霧し、次に乾燥
蔗糖を重量基準でAに添加した蔗糖量に等しい量で穀粉
と混合した。
C.重量基準でAに添加した蔗糖量に等しい蔗糖量をライ
麦粉と混合し、その後細胞サスペンジョンは穀粉/蔗糖
混合物上に噴霧した。
同量の蔗糖により製造した生成物中の最良の生存は方法
Aにより得たことを結果は示した。他の2方法により得
た生存%は蔗糖を使用せずに製造した生成物の生存%よ
り高かった。
実施例5 培養し、濃縮した乳酸菌菌株(実施例1におけるよう
に)を使用して次の化合物を試験した:グルコース、ラ
クトース、マルトース、蔗糖、マンニトール、ソルビト
ール、グリセロール、ジエチレングリコール(DEG)お
よびグルタミン酸モノナトリウム(MSG)。濃縮細胞に
適当量を添加して所要のモル濃度を得た。試験したモル
濃度の強さはマンニトール、および溶解度が低いために
1モル強度のみに対し試験したラクトースの場合を除い
てすべての化合物について1Mおよび2モルであった。細
胞+化合物の量はすべての場合に2%の初めの細胞濃縮
物を予備乾燥したライ麦粉と混合するような方法で投与
した。すべての試料で水分含量および水分活性、すなわ
ちAwを測定した。試料は25℃、および35℃で空気の存在
で貯蔵し、生育菌数は25℃で12週および26週後に、35℃
で4週および9週後に測定した。
結果は第3表に示す。生産後測定した生育菌数(V.C.)
はそのまま示し、貯蔵後測定したV.C.は生産後のV.C.を
100%としてその生存%として表わした、2モルの存在
で保護(>50%)はグルコース、マルトースおよび蔗糖
について認められ、僅かな保護はソルビトールおよびMS
Gについて認められたが、グリセロールおよびDEGは全く
保護効果を示さなかった。1モルの存在で、マンニトー
ルおよびラクトースはいくらか保護効果を示した。
実施例6 細胞濃縮物の製造:2500mlの無菌MRS液体培地に一夜35℃
のMRSに培養したL.acidohlylusの2.5mlを接種し、35℃
で一夜培養した。カルチャーは7000rpmで10分遠心分離
することにより濃縮し、細胞は上澄の部分に懸濁させて
115gの細胞濃縮物を得た。濃縮物の水性相は90%であっ
た。
生成物の製造。Ldigeミキサーを使用して本発明によ
る3バッチの生成物を次のように製造した: 1)30gの細胞濃縮物を35.8gの蔗糖(約2モルの蔗糖)
と混合し、4℃で1時間の貯蔵後1.5kgの予備乾燥粉乳
と混合した。
2)30gの細胞濃縮物を1.5kgの予備乾燥粉乳と混合し、
次に35.8gの蔗糖と混合した。
3)1.5kgの予備乾燥粉乳を35.8gの蔗糖と混合し、次に
30gの細胞縮物と混合した。
貯蔵試験:試料について貯蔵試験を空気の存在および窒
素下の双方で25℃および35℃で行った。生育菌数(V.
C.′S)は生産後、および25℃で4、12および26週の貯
蔵後および35℃で4および9週の貯蔵後測定した。
結果は第4表に示す。L.acidohlylusは空気の存在およ
び窒素下の双方で25℃および35℃で貯蔵中試料1でもっ
とも良く生存した(>50%の生存)。試料2および3に
おいては空気の存在で貯蔵中よりもN2下の貯蔵中が一層
好結果であった。
実施例7 微生物: 1)Saccharomyces cerevi siae、Bckerスタータ単
離物 2)Candida kruzoi、酸性生地単離物 3)S.cerevisiae、RZ−スタータ−DHW単離物 4)S.cerevisiae、パン酵母 細胞濃縮物の製造。各菌株について1の無菌酵母抽出
物−グルコース−麦芽抽出物−液体培地105細胞/mlを接
種した。液体培地は3個の1エルレンマイヤーフラス
コに分配し、25℃で振盪条件下で培養した。48時間後カ
ルチャーは10分間6000rpmで遠心分離して濃縮し、上澄
部分に細胞を懸濁させ80gの細胞濃縮物を得た。濃縮物
の水性相はそれぞれ83、78、84および90%であった 生成物の製造。
細胞濃縮物生成物については30gの細胞濃縮物を1.5kgの
予備乾燥ライ麦粉と、糖を含まない場合および2Mの糖の
含む場合の双方で、混合して製造した。すなわち、 試料1:菌株番号1:30g濃縮物 試料2:菌株番号1:30g濃縮物+33g蔗糖 試料3:菌株番号2:30g濃縮物 試料4:菌株番号2:30g濃縮物+31g蔗糖 試料5:菌株番号3:30g濃縮物 試料6:菌株番号3:30g濃縮物+28g蔗糖 試料7:菌株番号4:30g濃縮物 試料8:菌株番号4:30g濃縮物+35.8g蔗糖 貯蔵試験: 貯蔵試験は空気の存在および窒素下の双方で25℃および
35℃で行った。生育菌数は生産後および25℃で貯蔵の12
週および26週後および35℃で4週および9週後に測定し
た。
結果は第5表に示す。測定数値は生産後それ自体測定し
たV.C.′Sおよび生産後のV.C.を100%して貯蔵中測定
したV.C.′Sを生存%として表わして示す。
結論:これらの結果から本発明によれば空気の存在下、
環境温度で貯蔵中、蔗糖は酵母の生存に対して正の効果
を有することが明かである。
方法および培養基 細胞濃縮物の水性相%の測定 10gの3個のガラス広口びんに10gの細胞濃縮物試料を秤
量し、すべての水分が細胞を燃焼させずに蒸発するよう
に振盪しながらマイクロ波で加熱する。
水性相量を測定し、3つの分析の平均を計算する。
細胞濃縮物中で或るモル濃度に調整するためにAw低下剤
量の計算 上記方法に従って細胞濃縮物の水性相%を測定し、これ
をWとする。100gのこの濃縮物をあるモル濃度(a)に
調整するために溶質(s)の所要量は式から計算でき
る: (式中、W=細胞濃縮物の水性相% S.W.=比重量 a=溶質の所要モル濃度 M.W.=分子量) 全滴定酸度の測定(TTA) 定義:生成物のTTAは10gの生成物中に存在する酸量をpH
8.5に中和するのに必要な0.1N NaOH溶液のml数である。
方法:約10gの量を秤量し蒸留水を添加して10-1溶液を
得る。45秒間均質化し、50gのサスペンジョンを採取
し、別の50gの蒸留水を添加する。サスペンジョンをpH
8.5まで0.1N NaOHにより滴定する。0.1N NaOH ml×2は
生成物のTTAである。
発明の効果 本発明によれば、小規模の食品製造工場の貯蔵条件で生
存しうる乳酸菌の乾燥した環境に安定な調製品、特に現
代の乾燥パン酵母と同様に容易に取扱いうる安定な生育
性乾燥接種物の製造に対する要求が満たされる。
そして高濃度の水性スラリーを、食品級の支持体上に十
分に吸収されるような割合で使用して乾燥操作をせずに
許容しうる低水分活性を有する生成物を得ることがで
き、中温性を有する細胞が約30℃を超える熱を受けず、
致死効果による細胞の死を避けることができる効果を得
ることができる。
本発明方法によれば、穀粉および他の多くの食品級の粉
末支持体材料をその組成又は物理的条件を劣化せずに基
体を提供するために強く加熱することができる利点を有
する。
本発明の支持フローラ生成物の水分活性は好ましくは0.
3以下であり、改良貯蔵生命は0.15以下である。
又本発明はライ麦パン焼成における酸性−生地醗酵の管
理を改良することができる。この方法は醗酵酸性−生地
のバッチは好ましくは本発明方法により製造した、支持
した乳酸菌調製物を接種することにより、焼成するパン
の各バッチに対し毎日新鮮に製造される特徴を有する。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 米国特許2938794(US,A)

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】細分した不活性の支持体と生育可能なミク
    ロフローラから成る、接種物として使用するのに適した
    支持細菌組成物において、 前記支持細菌組成物は食品級の前記細分した不活性の支
    持体と、 濃度1〜20重量%の水性サスペンジョンの前記ミクロフ
    ローラとから成り、 これにより前記支持細菌組成物は0.3以下の水分活性を
    有することを特徴とする、前記支持細菌組成物。
  2. 【請求項2】前記支持体の水分含量は5%未満であり、
    前記支持体は好ましくは1%以下の水分含量を有する小
    麦粉である、特許請求の範囲第1項記載の前記支持細菌
    組成物。
  3. 【請求項3】前記水性サスペンジョンは促進剤、好まし
    くは蔗糖、ラクトース、マルトース、グルコース又はこ
    れらの抽出物を含有し、促進剤の濃度は0.1〜10%であ
    る、特許請求の範囲第1項又は第2項記載の前記支持細
    菌組成物。
  4. 【請求項4】前記ミクロフローラは水性サスペンジョン
    中に109〜2×1011/gの生育菌数を有する中温性細菌細
    胞を含む、特許請求の範囲第1項から第3項のいずれか
    1項に記載の前記支持細菌組成物。
  5. 【請求項5】前記ミクロフローラはLactobacillus、好
    ましくはPediococci、Streptococci、Brevis、Leuconos
    tocs、Bifidoを含む、特許請求の範囲第1項から第4項
    のいずれか1項に記載の前記支持細菌組成物。
  6. 【請求項6】前記ミクロフローラは酵母種を含む、特許
    請求の範囲第1項から第5項のいずれか1項に記載の前
    記支持細菌組成物。
  7. 【請求項7】接種物として使用するのに適した支持細菌
    組成物の製造方法であって、 1)濃度1〜20重量%を有するミクロフローラの水性サ
    スペンジョンを調整し、 2)食品級の持体材料を水分含量5%未満まで乾燥し、 3)前記1)のミクロフローラの水性サスペンジョンを
    前記2)の乾燥支持体材料と混合し、これにより0.3以
    下の水分活性を有する支持細菌組成物を得ることを特徴
    とする、前記製造方法。
  8. 【請求項8】蔗糖、マルトース、グルコースから成る群
    より選んだ少なくとも1種の砂糖を前記(1)のミクロ
    フローラの水性サスペンジョンに加え、これにより濃度
    0.1−10重量%の砂糖をさらに含む前記支持細菌組成物
    を得ることを特徴とする、特許請求の範囲第7項記載の
    製造方法。
  9. 【請求項9】酸性生地方法による改良パン製造方法にお
    いて、焼成するパンの各バッチに対し、醗酵した生地の
    連続するバッチは特許請求の範囲第1項から第6項のい
    ずれか1項に記載の支持Lactobacillus組成物を接種す
    ることにより新たに製造することを特徴とする、前記パ
    ン製造方法。
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