JPH0756206Y2 - 残量検出装置 - Google Patents

残量検出装置

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JPH0756206Y2
JPH0756206Y2 JP7968488U JP7968488U JPH0756206Y2 JP H0756206 Y2 JPH0756206 Y2 JP H0756206Y2 JP 7968488 U JP7968488 U JP 7968488U JP 7968488 U JP7968488 U JP 7968488U JP H0756206 Y2 JPH0756206 Y2 JP H0756206Y2
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JP
Japan
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pulse
remaining amount
transfer paper
platen roller
supply roll
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JP7968488U
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JPH022155U (ja
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進 鈴木
清二 佐藤
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Victor Company of Japan Ltd
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Victor Company of Japan Ltd
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  • Handling Of Continuous Sheets Of Paper (AREA)
  • Impression-Transfer Materials And Handling Thereof (AREA)
  • Controlling Rewinding, Feeding, Winding, Or Abnormalities Of Webs (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は熱転写型のプリンタ装置に用いられる転写紙の
残量を検出する残量検出装置に関する。
(従来の技術) 従来から、転写紙のベースフィルムに塗布されたカラー
インクをサーマルヘッドの熱で溶かしたり昇華させたり
して記録紙に転写する動作を各色毎に繰返してカラー画
像印刷を行う熱転写型のプリンタ装置が一般的に知られ
ている。
この種のプリンタ装置は第4図に示すように、給紙トレ
イ7から送出された記録紙Kの端部がクランパ1によっ
て保持されるプラテンローラ2と、イエロー、マゼン
タ、シアン等の各色のカラーインクが長手方向に所定の
幅で順次塗布れた上記転写紙Tが巻装された一対のロー
ル3,4及び軸5にて枢支され上記転写紙Tと記録Kを介
して上記プラテンローラ2と対向するサーマルヘッド6
とを備えて大略構成されている。
このようなプリンタ装置においては、印刷時に上記給紙
トレイ7から1枚ずつ取出された記録紙Kが取付けられ
た上記プラテンローラ2を一定速度で回転させて記録紙
K及び転写紙Tを送るとともに、巻取りロール4を回転
させて転写紙Tを巻取りつつ上記サーマルヘッド6に通
電してこのサーマルヘッド6の発熱部6aを発熱させるこ
とにより転写紙Tに塗布されたカラーインクを記録紙K
に転写する。
そして、一色の印刷が終了すると上記プラテンローラ2
を高速で回転されて記録Kを記録開始位置に再度位置さ
せるとともに、上記巻取りロール4にて転写紙Tを巻き
取って新たな色のカラーインクが塗布された部分を記録
紙Kに当接させて再度印刷を行う。
以後、このような動作を繰り返して各色毎の印刷を面順
次で行うことによってカラー画像印刷を行う。
そして、各色のカラー画像印刷がすべて終了すると、上
記給紙トレイ7の上部に配置された排紙トレイ8に印刷
された記録紙Kが排紙される。
なお、上記サーマルヘッド6は、印刷が行われない時に
は上記軸5を中心として図中時計方向に回転されて転写
紙Tから離間するようになっている。
また、このような従来のプリンタ装置には、プラテンロ
ーラ2に対して一定速度で移動される転写紙Tの残量に
応じて変化する上記供給ロール3の回転速度を検出して
転写紙Tの残量を検出する残量検出装置が設けられてい
る。
この残量検出装置は、上記供給ロール3の回転速度が転
写紙Tの残量、すなわち巻径に反比例して変化すること
に着目し、この供給ロール3の回転速度の変化を例えば
FGパルスの周波数の変化として検出することによって転
写紙Tの残量を検出するものである。
(考案が解決すべき課題) ところで、この転写紙Tの厚さが数μm程度であるため
通常の印刷時での供給ロール3における転写紙Tの巻径
の変化は極めて小さい。
よって、この転写紙Tの巻径の変化に伴なう供給ロール
3の回転速度の変化も極めて小さいため、この回転速度
の変化に基づく残量検出の精度には限界があった。
なお、上記供給ロール3の回転速度の変化を検出する検
出装置として検出能力の高いものを用いることにより高
精度な残量検出を行うことができるが、コストアップの
原因となるため好ましくない。
また、上記供給ロール3の回転速度を増速機構によって
増速させて検出器に伝えることによっても高精度な残量
検出を可能とするが、この場合には機構が複雑になるた
め好ましくない。
(課題を解決するための手段) 本考案は上述のような実情に鑑みてなされたものであ
り、簡単な構成であるにもかかわらず、転写紙の残量を
高精度に検出することができる残量検出装置を提供する
ことを目的とする。
そして、本考案はこの目的を達成するために、 プラテンローラに圧接されながら巻取りロールに巻き取
られる転写紙が巻装された供給ローラにおける転写紙の
残量を検出する残量検出装置であって、 上記供給ロールの回転に対応した第1のパルスを出力す
る第1のパルス発生器と、 上記プラテンローラの回転に対応するとともに、上記第
1のパルスの出力周波数よりも十分に高い出力周波数の
第2のパルスを出力する第2のパルス発生器と、 上記第1のパルスのパルス間隔内における第2りのパル
ス数に基づいて上記供給ロールに巻装された転写紙の残
量を算出する演算手段とを備えたことを特徴とする残量
検出装置を提供するものである。
(実施例) 以下、本考案に係る残量検出装置の好適な一実施例を第
1図ないし第3図を用いて詳細に説明する。
本実施例は、本考案を熱転写型のプリンタ装置に適用し
たものであり、このプリンタ装置は第1図に示すように
先に説明したような一般的なプラテンローラ2,供給ロー
ル3,巻取りロール4及びサーマルヘッド6を備えて構成
されている。
そして、上記プラテンローラ2には、一端がクランパ1
にて保持された状態で記録紙Kが巻き付けられており、
このプラテンローラ2は第2図に示すようなプラテンロ
ーラ軸10に嵌着されたタイミングプーリ11がベルト12を
介して駆動モータ13のタイミングプーリ14に連結されて
いる。これにより印刷時にはこの駆動モータ13の定速駆
動により第1図矢印A方向に一定速度で回転駆動される
ようになっている。
また、上記供給ロール3及び巻取りロール4間には転写
紙Tが掛け回されており、これらロール3,4を図示しな
い駆動モータにて適宜回転させることによってこの転写
紙Tを走行させるようになっている。
そして、上記転写紙Tは、上記サーマルヘッド6によっ
て上記プラテンローラ2上の記録紙Kに圧接されるよう
になっている。
一方、上記供給ロール3及び巻取りロール4にはカセッ
トフランジ15,16が装着されており、供給ロール3に装
着されたカセットフランジ15の周方向には所定の等ピッ
チで検出孔17が穿設されている。
そして、これら検出孔17は、上記カセットフランジ15を
介して対向する発光素子と受光素子とから成る第1のパ
ルス発生器18にて検出され、この第1のパルス発生器18
は供給ロール3の回転に対応した第3図(A)に示すよ
うな第1のパルスP1を出力する。
なお、上記供給ロール3の回転速度は転写紙Tの残量に
応じて変化するため、この第1のパルスP1の出力周波数
も転写紙Tの残量に応じて変化するものであり、本実施
例においてはプラテンローラ2の1回転あたり最大12発
のパルスが出力されるものである。
また、上記プラテンローラ2のプラテン軸10には、一般
的なFGパルス発生器のような第2のパルス発生器19が取
り付けられており、この第2のパルス発生器19は第3図
(B)に示すような第2のパルスP2を出力する。
なお、本実施例における第2のパルスP2は、プラテンロ
ーラ1の1回転あたり6000発出力されるものであり、上
記第1のパルスP1に対して十分に高い出力周波数のもの
である。
また、印刷時におけるプラテンローラ1の回転速度は常
に一定であるため、この第2のパルスP2の出力周波数は
一定である。
そして、上述のような第1のパルスP1及び第2のパルス
P2はCPUを用いた演算処理回路20に各々供給され、この
演算処理回路20は供給された各パルスP1,P2に基づいて
上記供給ロール3における転写紙Tの残量を算出する。
すなわち、この演算処理回路20は、まず上記第1のパル
スP1の各パルス間(パルスの立下りから次のパルスの立
上りの間)における第2のパルスP2のパルス数Cnをカウ
ントし、これを記憶する。
そして、このパルス数Cnに基づいて、各パルス間の時間
内で走行した転写紙Tの長さSnを次式にて算出する。
なお、この(1)式におけるPLはプラテンローラ2の外
周長さ[mm]、REはプラテンローラ21回転あたりの上記
第2のパルスP2のパルス数(本実施例では6000発)であ
る。
次に、この(1)式にて求められたSnに基づいて転写紙
Tを含めた供給ロール3の巻径rnを次式で求める。
なお、この(2)式におけるθnは第1のパルスP1の間
における供給ロール3の角度位置(red)である。
そして、このrnを用いて、供給ロール3の半径をro,転
写紙Tの厚さをtとすると、転写紙Tの残量長Lnは、 なる式にて求めることができる。
このように、本実施例に係る残量検出装置によれば、転
写紙Tの残量(巻径)に応じて出力周波数が変化する第
1のパルスP1の各パルス間内における固定周波数の第2
のパルスP2のパルス数Cnを検出し、このパルス数Cnに基
づいて上記(1)〜(3)式によって転写紙Tの残量を
求めることにより、この残量をmm単位の精度で求めるこ
とができる。
特に、上記第2のパルスP2の出力周波数は、第1のパル
スP1の出力周波数に比して十分に高いため、第1のパル
スP1の出力周波数のわずかな変化、すなわち、パルス間
隔の変化によって第2のパルスP2のパルス数Cnが大きく
変化するため、上記供給ロール3の巻径の変化、すなわ
ち転写紙Tの残量を正確かつ高精度に算出することがで
きる。
なお、上記第2のパルス発生器19として、上記駆動モー
タ13に設けられたFGパルス発生器21を用いてもよく、そ
の場合にはこのFGパルス発生器21がプラテンローラ2の
1回転あたり数万発のパルスを出力するものであるた
め、より高精度な残量検出を行うことができる。
また、第2のパルス発生器19は、プラテンローラ2の動
作制御を行うために一般的に設けられており、上記カセ
ットフランジ15も一般的に設けられているものである。
よって、この残量検出装置のために特別に新たに設ける
部材が少ないため廉価に構成することができる。
(考案の効果) 上述の説明から明らかなように、本考案に係る残量検出
装置によれば、転写紙の残量を極めて高精度に求めるこ
とができる。
また、この残量検出装置を構成する各部材としては、特
にこの残量検出装置のみに用いられる部材が少ないた
め、この装置が搭載されたプリンタ装置を廉価に構成す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る残量検出装置の一実施例を模式的
に示す側面図、第2図はプラテンローラの駆動系を示す
図、第3図(A)(B)は同じく動作状態を示すタイム
チャート、第4図は一般的なプリンタ装置の構成を示す
概略側面図である。 2……プラテンローラ、3……供給ロール、15……カセ
ットフランジ、17……検出孔、18……第1のパルス発生
器、19……第2のパルス発生器、20……演算処理回路
(演算手段)、21……FGパルス発生器(第2のパルス発
生器)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】プラテンローラに圧接されながら巻取りロ
    ールに巻き取られる転写紙が巻装された供給ローラにお
    ける転写紙の残量を検出する残量検出装置であって、 上記供給ロールの回転に対応した第1のパルスを出力す
    る第1のパルス発生器と、 上記プラテンローラの回転に対応するとともに、上記第
    1のパルスの出力周波数よりも十分に高い出力周波数の
    第2のパルスを出力する第2のパルス発生器と、 上記第1のパルスのパルス間隔内における第2りのパル
    ス数に基づいて上記供給ロールに巻装された転写紙の残
    量を算出する演算手段とを備えたことを特徴とする残量
    検出装置。
JP7968488U 1988-06-16 1988-06-16 残量検出装置 Expired - Lifetime JPH0756206Y2 (ja)

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JP7968488U JPH0756206Y2 (ja) 1988-06-16 1988-06-16 残量検出装置

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JP7968488U JPH0756206Y2 (ja) 1988-06-16 1988-06-16 残量検出装置

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JPH022155U JPH022155U (ja) 1990-01-09
JPH0756206Y2 true JPH0756206Y2 (ja) 1995-12-25

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6095229U (ja) * 1983-06-20 1985-06-28 日本精工株式会社 複列ころ軸受用プラスチツク保持器
JPH05280682A (ja) * 1992-04-01 1993-10-26 Kazuo Yano 屈曲自在なプラグイン・ワンタッチ接続型管継手装置
JP2601577Y2 (ja) * 1995-05-11 1999-11-22 和男 矢野 屈曲自在なプラグイン・ワンタッチ接続型管継手装置
JP6539991B2 (ja) 2014-11-14 2019-07-10 沖電気工業株式会社 媒体処理装置及び媒体取引装置

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JPH022155U (ja) 1990-01-09

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