JPH0756198Y2 - プラテン支持装置 - Google Patents

プラテン支持装置

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JPH0756198Y2
JPH0756198Y2 JP1987161987U JP16198787U JPH0756198Y2 JP H0756198 Y2 JPH0756198 Y2 JP H0756198Y2 JP 1987161987 U JP1987161987 U JP 1987161987U JP 16198787 U JP16198787 U JP 16198787U JP H0756198 Y2 JPH0756198 Y2 JP H0756198Y2
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JP
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platen
release lever
bearing
side plate
shaft
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昭 縫田
豊 日良
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Tec Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は、プラテン支持装置に関する。
従来の技術 印字装置においては、プラテン4の軸方向の動きを固定
しないと記録紙が幅方向に微動し、印字位置が不揃いに
なり、消字の場合は位置がずれる等の支障がある。しか
し、部品の組立上のバラツキによりプラテンの動きを調
整することは極めて煩わしい。
そこで、プラテンの動きを固定するために第4図に示す
従来例が存する。すなわち、相対向する側板1に鍔付き
の軸受3が外側から嵌合されて側板1により内方への動
きが固定されている。そして、これらの軸受3にプラテ
ン4の両端から突出するプラテン軸21が回転自在に嵌合
されている。また、右側のプラテン軸21には軸受3の外
側に位置するリリースレバー22が回転自在に嵌合されて
いるとともに、このリリースレバー22の両側に位置して
一方が軸受3に当接する止め輪14が止着されている。さ
らに、左方のプラテン軸21にはモータに駆動されるギヤ
12とノブ13と軸受3の外側の近傍に位置する止め輪14と
が止着されているとともに、止め輪14と軸受3との間に
位置するばね座金23が嵌合されている。
したがつて、プラテン4はばね座金23により左方へのス
ラスト荷重を受け右方の軸受3と止め輪14との当接によ
り軸方向の動きが固定されている。
考案が解決しようとする問題点 しかし、プラテン4を軸方向へ付勢するために、ばね座
金23或いはコイルスプリング等の類似のばね部材を用い
なければならない。また、このばね座金23を含むばね部
材を固定するための止め輪14や、プラテン4の軸方向の
動きを固定する止め輪14等の複数の止着部材をプラテン
軸21に止着しなければならず、部品点数及び組立工数が
増大する問題がある。
問題点を解決するための手段 両端にプラテン軸を有するプラテンを設け、相対向する
側板に前記プラテン軸を回転自在に支承する軸受を設
け、一方の前記プラテン軸に前記軸受又は前記側板の内
面に当接する当接部を設け、他方の前記プラテン軸に前
記側板の内方に位置させてリリースレバーを回転自在に
嵌合し、このリリースレバーの内側面に対向する拡開部
を前記プラテン軸に形成するとともに前記拡開部に弾発
的に当接する弾性片を前記リリースレバーに一体的に形
成する。
作用 したがつて、弾性片によりプラテンに軸方向への荷重が
付与され、プラテン軸の当接部が一方の軸受又は側板の
内面に当接されるため、プラテンの軸方向への動きが固
定され、また、弾性片自身はプラテンからピンチローラ
を離反するための既存のリリースレバーに一体的に形成
されているため、弾性片を保持する止着部材を用いる必
要がなく、したがつて、部品点数および組立工数が低減
される。
実施例 この考案の一実施例を第1図ないし第3図に基づいて説
明する。第4図において説明した部分は同一符号を用い
て説明する。相対向する側板に形成された軸受嵌合孔2
に鍔付きの軸受3が内方から嵌合され、これらの軸受3
はその鍔が側板1の内面に当接されて外側方向への動き
が阻止されている。4は両側にプラテン軸5,9を有する
プラテンで、右方のプラテン軸5には拡開部6とこの拡
開部6から突出する小径部7とが形成され、この小径部
7が軸受3とその内方に位置するリリースレバー8とに
回転自在に嵌合されている。右方のプラテン軸9には溝
14aと拡開部10とこの拡開部10から突出する小径部11と
が形成され、この小径部11には拡開部10に当接するギヤ
12とノブ13とが止着され、溝14aには軸受3の鍔に当接
する当接部である止め輪14が止着されている。
しかして、リリースレバー8は弾性を有する合成樹脂等
の材料により形成され、このリリースレバー8には内側
面から突出してプラテン軸5の拡開部6に弾発的に当接
する屈撓自在の複数の弾性片15が一体的に形成されてい
る。これらの弾性片はプラテン軸5の軸心廻りに略等間
隔で配列されている。
また、第2図に示すように、ピンチローラ16を保持する
ペーパーパン17とホールドプレート18とが設けられてい
る。このホールドプレート18はその下方に配置された支
持部材の突起(図示せず)に係合される係止孔19を有
し、スプリング20に付勢されて係止孔19を支点に回動し
て両側部18aをもつてペーパーパン17をプラテン4側に
押圧するものである。したがつて、ピンチローラ16はプ
ラテン4に圧接されている。そして、リリースレバー8
には回動することによりホールドプレート18に干渉して
このホールドプレート18を回動させてペーパーパン17か
ら退避させるカム部8aが形成されている。
このような構成において、側板1へのプラテン4の組立
に際しては、右方のプラテン軸5の小径部7にリリース
レバー8と軸受3とを嵌合し、左方のプラテン軸9に軸
受3を嵌合し、左側の軸受3をプラテン4の中央寄りに
寄せてプラテン軸9を左側の側板1の軸受嵌合孔2に嵌
合し、プラテン4を一旦左側に寄せて右側の小径部7を
右側の側板1の内方に位置させ、続いて、プラテン4を
右側に移動させて右側の軸受3を軸受嵌合孔2に嵌合
し、左側の軸受3を左側に摺動させながら軸受嵌合孔2
に嵌合し、溝14aに止め輪14を止着する。この時、側板
1の対向間隔、プラテン4軸5,9の長さ等のバラツキに
よりプラテン4の軸方向の遊びがある時は、第3図
(a)に示すように、弾性片15プラテン軸5の拡開部6
を押圧する。これにより、プラテン4は左方に移動し止
め輪14が左側の軸受3の鍔を側板1に圧接した位置で停
止され、リリースレバー8の内側面と拡開部6との間に
隙間xが形成される。第3図(b)に示す状態は、プラ
テン軸5の拡開部6とリリースレバー8の内側面との間
に隙間が形成される余地がなく、プラテン4の軸方向の
遊びがない時で、この遊びxが少なくなるに従い弾性片
15が拡開部6に押圧された時の内方への屈撓量が大きく
なる。
このようにして、プラテン4の軸方向のxの遊びは何等
調整を加えることなく固定される。また、弾性片15自身
はプラテン4からピンチローラ16を離反するための既存
のリリースレバー8に一体的に形成されているため、弾
性片15を保持する止着部材を用いる必要がない。これに
より、部品点数及び組立工数を少なくすることができ
る。
しかも、リリースレバー8はプラテン軸5の拡開部6と
側板1に位置決めされた軸受3との間に挾持されている
ため、リリースレバー8の軸方向の動きを固定するため
の止着部材を使用する必要もない。したがつて、部品点
数および組立工数がより一層低減される。
なお、プラテン軸5をストレートな形状とした場合に
は、そのプラテン軸5の付け根の部分を弾性片15に当接
する拡開部としても良い。また、軸受3をその軸心と直
交する方向から嵌合する切欠を側板1に形成することに
より、プラテン4を軸方向に移動させることなくプラテ
ン軸5,9を軸受3とともに側板1に取付けることができ
る。この場合には、止め輪14に代えてプラテン軸9に段
部を形成し、この段部を軸受3又は側板1の内面に当接
する当接部としても良い。これにより、さらに、組立作
業が簡略化される。
考案の効果 この考案は上述のように構成したので、弾性片によりプ
ラテンに軸方向への荷重が付与され、プラテン軸の当接
部が一方の軸受又は側板の内面に当接されるため、組立
調整作業をすることなくプラテンの軸方向への動きを固
定することができ、また、弾性片自身はプラテンからピ
ンチローラを離反するための既存のリリースレバーに一
体的に形成されているため、弾性片を保持する止着部材
を用いる必要がなく、したがつて、部品点数および組立
工数を低減することができる等の効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図はこの考案の一実施例を示すもの
で、第1図は縦断正面図、第2図は分解斜視図、第3図
は一部を拡大した縦断正面図、第4図は従来例を示す縦
断正面図である。 1……側板、3……軸受、4……プラテン、5……プラ
テン軸、6……拡開部、8……リリースレバー、9……
プラテン軸、14……止め輪(当接部)、15……弾性片

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】両端にプラテン軸を有するプラテンを設
    け、相対向する側板に前記プラテン軸を回転自在に支承
    する軸受を設け、一方の前記プラテン軸に前記軸受又は
    前記側板の内面に当接する当接部を設け、他方の前記プ
    ラテン軸に前記側板の内方に位置させてリリースレバー
    を回転自在に嵌合し、このリリースレバーの内側面に対
    向する拡開部を前記プラテン軸に形成するとともに前記
    拡開部に弾発的に当接する弾性片を前記リリースレバー
    に一体的に形成したことを特徴とするプラテン支持装
    置。
JP1987161987U 1987-10-22 1987-10-22 プラテン支持装置 Expired - Lifetime JPH0756198Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987161987U JPH0756198Y2 (ja) 1987-10-22 1987-10-22 プラテン支持装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987161987U JPH0756198Y2 (ja) 1987-10-22 1987-10-22 プラテン支持装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0167053U JPH0167053U (ja) 1989-04-28
JPH0756198Y2 true JPH0756198Y2 (ja) 1995-12-25

Family

ID=31445407

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JP1987161987U Expired - Lifetime JPH0756198Y2 (ja) 1987-10-22 1987-10-22 プラテン支持装置

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