JPH0730045Y2 - スロットマシン用リール装置 - Google Patents

スロットマシン用リール装置

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JPH0730045Y2
JPH0730045Y2 JP14292989U JP14292989U JPH0730045Y2 JP H0730045 Y2 JPH0730045 Y2 JP H0730045Y2 JP 14292989 U JP14292989 U JP 14292989U JP 14292989 U JP14292989 U JP 14292989U JP H0730045 Y2 JPH0730045 Y2 JP H0730045Y2
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JP
Japan
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reel
frame
motor
slot machine
rotation
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JP14292989U
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JPH0380773U (ja
Inventor
正春 白沢
Original Assignee
ユニバーサル販売株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、スロットマシン用リール装置に関するもので
ある。
〔従来の技術〕
最近のスロットマシンではリール駆動用にパルスモータ
を利用したものが多くなってきている。パルスモータで
リールを駆動すると、パルスモータの回転角によってシ
ンボルの判定ができるようになり、非常に便利である。
しかし、パルスモータの回転トルクは小さいのが普通で
あるから、リールの起動時や停止時の応答性を向上さ
せ、しかも十分な耐久性をもたせておくためには、リー
ルの強度を損なうことなく、しかもその軽量化を図る必
要がある。このため、例えば実開昭60−83679号公報の
ように、リール本体をフレーム構造にしてこれにシンボ
ルシートを貼付する等の工夫が行われている。
また、スロットマシンは3リールのものが多いが、4リ
ール式あるいは5リール式のものもある。そして、リー
ルの数が増えてくると、そのスロットマシンに組み込ま
れるリールの幅は狭くなってくるのが普通である。した
がって、スロットマシンに組み込むリールの数に応じ
て、それぞれ幅が異なるリールを組み立てるようにして
いる。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかし、幅が異なる何種かのリールを組み立てようとす
る場合には、リール組み立て用の部品のいくつかをリー
ルの幅に応じて変えなくてはならない。例えば上記公報
記載のリールの場合、シンボルシートはともかく、リン
グ状の2つのリールフレームを連結している連結棒をリ
ールの幅に対応して変えなくてはならない。このよう
に、リールの幅に対応して異なった部品を用いること
は、部品管理の点で好ましくない。
〔考案の目的〕
本考案は、リールの幅が異なっても、共通の部品でリー
ルを組み立てることができるようにしたスロットマシン
用リール装置を提供することを目的とするものである。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は上記目的を達成するために、円筒状のリール本
体の一方の側端縁を構成し、モータの回転軸に直結され
る第1リールフレームと、前記リール本体の他方の側端
縁を構成する第2リールフレームと、これらのリールフ
レームに巻きつけられ、シンボルマークが配列されたシ
ンボルシートと、前記モータが固定された支持台に設け
られ、第2リールフレームを複数個所で回転自在に支持
する回転支持手段とからスロットマシン用リール装置を
構成している。
上記回転支持手段としては、第2リールフレームの内周
縁に接して従動回転するローラーを利用するのが好適で
ある。
〔作用〕
モータの回転軸に直結され、リール本体の一方の側端縁
を構成する第1リールフレームに対し、他方の側端縁を
構成する第2リールフレームは支持台に設けた複数の回
転支持手段で支持される。第1リールフレームと第2リ
ールフレームとの間にはシンボルシートが介在するだけ
であるから、第1,第2リールフレームの間隔はシンボル
シートの幅に対応して自在に調節することができるよう
になる。
第2リールフレームを回転自在に支持するために、第2
リールフレームの内周縁に接して転動するローラを利用
することによって、第2リールフレームが確実に支持さ
れるとともに、リール装置全体をコンパクトにまとめる
ことができる。
以下、図示した実施例にしたがって本考案について詳し
く説明する。
〔実施例〕
第1図に分解して示したように、本考案のリール装置
は、リール台2,モータ3,取付板4,リール本体5とからな
る。モータ3はネジ6によってリール台2に固定され
る。取付板4には貫通穴4aが形成され、モータ3の回転
軸3aをこの貫通穴4aに挿入した後、取付板4はネジ7に
よって回転軸3aに対して回転ずれ及び軸方向へのずれが
ないように固定される。なお、回転軸3aの軸方向におけ
る取付板4の位置は、ネジ7を緊締する前であれば適宜
調節することができる。
リール本体5は、プラスチック成形で作られた左右のフ
レーム10,11と、薄いプラスチックシートに適宜のシン
ボルマークを一定ピッチで印刷して配列したシンボルシ
ート12とからなる。左フレーム10は幅広のリング状に形
成されている。右フレーム11は、左フレーム10の外周縁
と同じ径の外周縁をもつリング状部分の他、4本のブリ
ッジ部とともに一体に形成された取付部11aを備え、こ
の取付部11aの中央には穴11bが設けられている。シンボ
ルシート12は、リール本体5の組み立て前には帯状のも
のであるが、リール本体5の組み立て時にはその両側縁
が左フレーム10,右フレーム11の各々の外周縁に接着さ
れ円筒状になる。
右フレーム11の取付部11aは、ネジ13によって取付板4
に固定される。これにより、リール本体5の一方の側端
縁を構成する右フレーム11は取付板4にしっかりと固定
されるが、左フレーム10はシンボルシート12を介して右
フレーム11に連結された状態となる。
リール台2には、モータ3の回転軸3aを中心とする円周
上に位置し、回転軸3aと平行に突出するように4個のピ
ン15が設けられている。これらのピン15には、それぞれ
フランジ16a,17aを有する2個のローラー16,17が回転自
在に取り付けられ、抜け止めリング18で止められる。そ
してローラー16,17は、左フレーム10の内周縁10aの内側
から左フレーム10を回転自在に支持するようになってい
る。
以上の各部品からなるリール装置を組み立てるには、モ
ータ3をリール台2に固定した後、モータ3の回転軸3a
に取付板4をネジ7で固定する。このとき、回転軸3aの
軸方向における取付板4の取付位置は、組み立ての対象
となっているリール本体5の幅に対応して決めておく。
なお、回転軸3aに予めリール本体5の幅に応じて何種か
の目印を付けておき、これらの目印の中からリール本体
5の幅に対応した適切なものを選択して取付板4の位置
決めを行うようにすると組み立てが簡単になる。
次に、リール台2のそれぞれのピン15にフランジ16aが
ピン15の根元にくるようにローラー16を取り付ける。そ
して、それぞれのローラー16を内周縁10aで取り囲むよ
うにして左フレーム10を嵌め込み、各ピン15にさらにロ
ーラー17を取り付けた後、抜け止めリング18が嵌められ
る。これにより、左フレーム10の内周縁10aは、各ロー
ラー16,17のフランジ16a,17aによって位置規制され、左
フレーム10は軸方向には移動しない状態でリール台2に
回転自在に保持される。
続いて右フレーム11が取付板4にネジ13で固定される。
右フレーム11の取付部11aの中央部には回転軸3aよりも
径の大きい穴11bが設けられているから、取付板4の貫
通穴4aから回転軸3aが突出していても不都合なく右フレ
ーム11を取付板4に固定することができる。こうして右
フレーム11を固定した状態では、右フレーム11が回転軸
3aに直結され、左フレーム10はリール台2に保持される
ことになる。そして、このときの両フレーム10,11の間
隔は、回転軸3aに取付板4を固定するときに決めた軸方
向での位置に応じた所定の間隔になっている。
こうして左右のフレーム10,11を取り付けた後、これら
の外周縁にシンボルシート12を巻きつけて接着すること
によって、第2図に示したようにリール装置の組み立て
が完了する。そして、モータ3が回転すると取付板4を
介してリール本体5が回転される。左フレーム10は、右
フレーム11とシンボルシート12を介して連結されている
だけで、十分な強度をもって右フレーム11と連結されて
はいないが、左フレーム10はリール台2に回転自在に取
付られたローラー16,17で保持されているから、リール
本体5の支持が不安定になることはない。
リール本体5の幅を変えるには、幅が異なったシンボル
シート12を用意し、回転軸3aに対する取付板4の取付位
置を調節するだけで対応できる。すなわち、左フレーム
10と右フレーム11とは単にシンボルシート12を介して連
結されているだけであるから、軸方向での位置がリール
台2に対して決まっている左フレーム10に合わせて右フ
レーム11の位置を決めればよい。
なお、ローラー16,17のフランジ16a,17aは、左フレーム
10の内周縁10aを両側から位置規制しており、リール本
体5が軸方向に移動することを補助的に防ぐ作用を行っ
ているが、これらのフランジ16a,17aについては省略す
ることも可能である。また、左フレーム10の内周縁10a
との摩擦が小さく、しかも耐摩耗性に優れた材質であれ
ば、ローラー16,17を用いずにピン15だけで左フレーム1
0を支持させることもでき、この場合にはリール本体5
を最初に組み立ててからリール台2,取付板4にこのリー
ル本体5を取り付けるようにしてもよい。
さらに、左フレーム10を回転自在に支持するにあたって
は、必ずしもその内周縁10aを用いるだけに限定されな
い。例えば、左フレーム10のリール台2側の端面に円弧
状に溝を形成し、この溝にリール台2に転動自在に設け
た従動用のローラーやボールを入り込ませたり、また前
記端面に円弧状のリブを一体に形成し、このリブをリー
ル台2に設けられた突起やローラー等で支持する手法等
を利用することができる。
〔考案の効果〕
以上詳細に説明したように、本考案のスロットマシン用
リール装置によれば、第1リールフレームと第2リール
フレームとはシンボルシートだけを介して連結されてい
るから、シンボルシートの幅を変えることによってリー
ル本体の幅を任意に変更することができ、他の部品交換
は一切不要である。したがって、種々の幅のリール本体
を組み立てる場合でも部品管理が楽になり、コストダウ
ンを図ることができる。しかも、上記第2リールフレー
ムはモータを固定した支持台に設けた回転支持手段で保
持されているから、リール本体の駆動時や停止時に生じ
る衝撃にも強度的に十分耐え得るものとなり、実用上の
価値は高い。
また、回転支持手段として第2リールフレームの内周縁
に接して従動回転するローラーを利用することによっ
て、リール本体の回転を円滑にし、しかもリール装置全
体をコンパクトにまとめる上で非常に有利である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案を用いたスロットマシン用リール装置
の分解斜視図である。 第2図は、第1図に示したリール装置の組み立て状態に
おける中央縦断面図である。 2……リール台 3……モータ 4……取付板 5……リール本体 10……左フレーム 11……右フレーム 12……シンボルシート 16,17……ローラー。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】モータの回転軸に固着され、円筒状のリー
    ル本体の一方の側端縁を形成する第1リールフレーム
    と、リール本体の他方の側端縁を形成する第2リールフ
    レームと、これらのリールフレームに筒状に巻きつけら
    れ、表面にシンボルマークが配列されたシンボルシート
    と、前記モータが固定された支持台と、この支持台にモ
    ータの回転軸と平行に突出するとともに各々同一円周上
    に配設され、第2リールフレームを複数個所で回転自在
    に支持する回転支持手段とからなることを特徴とするス
    ロットマシン用リール装置。
  2. 【請求項2】前記回転支持手段は、支持台に突設された
    複数のピンと、これらのピンにそれぞれ回転自在に取り
    付けられ、第2リールフレームの内周縁に接して従動回
    転するローラーであることを特徴とする実用新案登録請
    求の範囲第1項記載のスロットマシン用リール装置。
JP14292989U 1989-12-11 1989-12-11 スロットマシン用リール装置 Expired - Lifetime JPH0730045Y2 (ja)

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JP14292989U JPH0730045Y2 (ja) 1989-12-11 1989-12-11 スロットマシン用リール装置

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JPH0380773U JPH0380773U (ja) 1991-08-19
JPH0730045Y2 true JPH0730045Y2 (ja) 1995-07-12

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