JPH0240976Y2 - - Google Patents

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JPH0240976Y2
JPH0240976Y2 JP5176184U JP5176184U JPH0240976Y2 JP H0240976 Y2 JPH0240976 Y2 JP H0240976Y2 JP 5176184 U JP5176184 U JP 5176184U JP 5176184 U JP5176184 U JP 5176184U JP H0240976 Y2 JPH0240976 Y2 JP H0240976Y2
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JP
Japan
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pedal
case
operating table
floor surface
stopper
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JP5176184U
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JPS60163917U (ja
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  • Accommodation For Nursing Or Treatment Tables (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は手術台を所定の位置で床面に固定さ
せるストツパ機構に関するものである。
従来、第1図に示すように、その脚部ケース1
に設けられている車輪2…により床面3上を移動
可能な手術台4を床面3に対し固定状態にするス
トツパ機構として、第2図ないし第5図に示すよ
うな構造のものが知られている。このストツパ機
構は上記脚部ケース1に組付けられてなるもの
で、その固定動作は、第2図および第3図に示す
ように、上記ケース1の内側下部に床面3に対し
出没自在に取りつけられているストツパ部材5が
床面2に向かつて突出し、床面3に当接すること
により行なわれるようになつている。
上記ストツパ部材5は、上記ケース1の内壁に
固定されている保持筒体6により保持されてお
り、第2図および第3図に示すように、この保持
筒体6中に上下方向に摺動自在に嵌入されている
摺動軸7と、この摺動軸7の下部突出端に軸方向
に直交するように固定されている板状脚部8と、
この板状脚部8の両端下面に固定されているゴム
製接地部材9a,9bとから構成されている。上
記摺動軸7は、上記保持筒体6内のスプリング1
0によつて常に図の上方に付勢されており、その
上端7aは半球状に形成されている。
一方、上記ケース1の上部側壁には回動軸11
がその両端をそれぞれケース1の外部および内部
に突出するようにして回動自在に貫入されてい
る。この回動軸11のケース1内側にはカム部材
12が一体的に固定されており、このカム部材1
2先端のカム部13が上記摺動軸7の上端7aに
当接している。上記カム部材12の先端のカム部
13は、円柱状部材の下側部が円弧状に切欠かれ
た形状に成形されており、通常(手術台を固定し
ていない時)はその切欠凹部13aが上記摺動軸
7の上端7aに当接するようになつている。
また、上記回動軸11のケース1外方には、第
4図および第5図に示すように、連結部材14が
一体的に取りつけられている。この連結部材14
は略円柱状に形成されており、その一側部(図の
左側)には凹部14aが設けられている。この凹
部14aにはペダル15の基部が挿入され、ペダ
ル15が所定角度水平方向回動自在となるように
軸支されている。
しかして、上記構成において、ペダル15は、
通常上動位置にあり、スプリング10の付勢力に
よつてこの位置に安定している。このペダル15
を第4図中矢印A方向に回動し、図中一点鎖線で
示すように、ケース1から離間させ、この位置か
ら下方へ踏み込むと、回動軸11が回動され、そ
れに伴なつてカム部材12が第3図中矢印B方向
に回動する。すると、カム部13は、摺動軸7の
上端7aへの当接部分をその係止凹部13aか
ら、その外周面に移動させる。上記カム部13に
おいては、その外周面はその係止凹部13aより
カム部13の中心軸からの距離が遠いので、上記
カム部材12の回動によつて、上記摺動軸7はス
プリング10の付勢力に抗して下方に変位させら
れることになる。この摺動軸7の下方への変位に
伴なつてゴム製接地部材9a,9bが床面3に当
接する。この状態、すなわち、ペダル14を踏み
込んだ状態で、ペダル15を第4図中矢印Aと逆
方向に回動し、ケース1の側壁に平行とした後、
踏み込み力を解除する。すると、ペダル15は上
動しようとするが、ケース1の外側部に突設され
ている係止突起16によつて係止され、上記下動
位置に保持される。これによつて、ストツパ部材
5はそのゴム製接地部材9a,9bを床面3に当
接させた状態で固定されるので、手術台1は床面
3に対し固定されることになる。
ところで、上記構成の手術台のストツパ機構に
おいては、下記のような欠点があり、その解決が
望まれている。
すなわち、上記ストツパ機構においては、手術
台1の固定および固定解除のためにペダル15を
付勢力に抗して下方に踏み込みながら水平方向に
回動させなければならないため、操作者は不安定
な姿勢になりやすい。従つて、上記ストツパ機構
は、操作しにくく、悪くすると、操作中にペダル
15を踏みはずしてしまう危険もある。
この考案は上記事情に鑑みてなされたもので、
簡単な操作で容易、確実に動作させることのでき
る手術台のストツパ機構を提供することを目的と
するものである。
以下、この考案を図面を参照して説明する。第
6図および第7図はこの考案の一実施例を示すも
ので、図中、第2図および第3図と共通する部分
には同一符号を付して説明を簡略化する。図中、
符号20a,20bは、ストツパ部材を示すもの
で、これらストツパ部材20a,20bは、ケー
ス1の内壁に固定されている保持筒体21aおよ
び21bに上下摺動自在に嵌入されている摺動軸
22aおよび22bと、これら摺動軸22aおよ
び22bの下端にそれぞれ固定されているゴム製
接地部材23aおよび23bとから構成されてい
る。上記摺動軸22aおよび22bは、前述の従
来品と同様に保持筒体21aおよび22b内のス
プリング(付勢部材)24aおよび24bによつ
て常に上方に付勢されており、それらの上端には
コロ25aおよび25bが取りつけられている。
また、上記ストツパ部材20a,20bの上方
には、回動軸26がケース1の内壁に軸受27a
および27bを介して水平かつ回転自在に取りつ
けられている。この回動軸26の両端部には、上
記摺動軸22a,22bの上端のコロ25a,2
5bにそれぞれ当接するカム板28aおよび28
bが一体的に嵌着されている。これらカム板28
a,28bは、第7図に示すように、それらの外
周上に各々交互に4つの係止突出部29…と、凹
部30…とが形成されてなるものであり、上記係
止突出部29の先端には係止凹部29aが形成さ
れている。そして、上記コロ25a,25bが上
記凹部30に当接、係合した時は、上記摺動軸2
2a,22bは上動位置にあり、同じくコロ25
a,25bが上記係止突出部29に当接、係合し
た時は、上記摺動軸22a,22bは下動位置に
あり、ゴム製接地部材23a,23bが床面3に
当接するように構成されている。
また、上記回動軸26の中央部分には、つめ車
31が一体的に嵌着され、このつめ車31の側部
には、ペダル32が回動軸26に対して回動自在
に取りつけられている。このペダル32は、第8
図および第9図に示すように、ケース1の外方に
突出しており、図示しない付勢部材により上動方
向に付勢されている。また、第6図および第8図
に示すように、上記ペダル32の基端部の上記つ
め車31側には、このつめ車31と係合する引き
づめ33が回動自在に取りつけられている。この
引きづめ33は、図示しない付勢部材により常に
上記つめ車31に向かつて付勢されている。
しかして、上記構成において、ペダル32を下
方に踏み込んで、ペダル32を下方に回動させる
と、引きづめ33とつめ車31との係合により回
動軸26が、第7図中矢印C方向に回動される。
それに伴なつて、カム板28a,28bも回動
し、それらの係止突出部29がコロ25a,25
bと係合して摺動軸22a,22bを下動させ、
ゴム製接地部材23a,23bを床面3に当接さ
せる。上記係止突出部29とコロ25a,25b
との係合は、係止突出部29の係止凹部29aに
より安定状態となり、しかも、ペダル32の踏み
込みを解除し、ペダル32を上動位置に戻して
も、この時は引きづめ33とつめ車31との係合
はないので、上記下動位置で安定し、ゴム製接地
部材23a,23bにより確実に手術台4を床面
3に対し固定状態におくことができる。また、こ
の固定状態を解除するには、再度ペダル32を踏
み込めばよい。それによつて、カム板28a,2
8bが回動され、今度は凹部30がコロ25a,
25bに当接し、ゴム製接地部材23a,23b
の床面3への当接が解除される。
以上説明したように、この発明に係る手術台の
ストツパ機構は、ペダルとストツパ部材を上下動
させるカム板との間に引きづめとつめ車とを介装
し、この引きづめとつめ車とによつて上記カム板
をペダルの踏み込みに伴なつて間歇的に回動させ
るようにしたものなので、手術台の床面に対する
固定動作を簡単な操作で容易、確実に行なうこと
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第5図は従来の手術台のストツパ
機構を説明するためのもので、第1図は手術台の
斜視図、第2図は要部の側断面図、第3図は第2
図−線に沿う断面図、第4図はペダルおよび
その周辺の平面図、第5図は同ペダルおよびその
周辺の側面図、第6図ないし第9図はこの考案の
一実施例を示すもので、第6図は要部の側断面
図、第7図は第6図−線に沿う断面図、第8
図は第6図−線に沿う断面図、第9図はこの
考案のストツパ機構を内蔵した手術台の斜視図で
ある。 1……脚部ケース、2……床面、4……手術
台、20a,20b……ストツパ部材、24a,
24b……スプリング(付勢部材)、26……回
動軸、28a,28b……カム板、29……係止
突出部、31……つめ車、32……ペダル、33
……引きづめ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 手術台の脚部ケース内に床面に向かつて出没自
    在に取りつけられるとともに、付勢部材により前
    記ケース上方に付勢され、突出時に床面に当接し
    て手術台を固定するストツパ部材と、 前記ケース内部に取りつけられている回動軸に
    一体的に嵌着され、その係止突出部が前記ストツ
    パ部材に当接することによりこのストツパ部材を
    前記床面に向かつて突出させるカム板と、 前記回動軸に回動自在に嵌着されるとともに、
    上動方向に付勢されているペダルと、 前記回動軸に一体的に嵌着され、前記ペダルの
    基端部に回動自在に取りつけられている引きづめ
    と係合し、前記ペダルの下動方向への回動に伴な
    つて前記回動軸を回動させるつめ車とを具備して
    なる手術台のストツパ機構。
JP5176184U 1984-04-09 1984-04-09 手術台のストツパ機構 Granted JPS60163917U (ja)

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JP5176184U JPS60163917U (ja) 1984-04-09 1984-04-09 手術台のストツパ機構

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JP5176184U JPS60163917U (ja) 1984-04-09 1984-04-09 手術台のストツパ機構

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Publication Number Publication Date
JPS60163917U JPS60163917U (ja) 1985-10-31
JPH0240976Y2 true JPH0240976Y2 (ja) 1990-10-31

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DE10352707A1 (de) * 2003-11-12 2005-06-16 Maquet Gmbh & Co. Kg Fußteil für einen Operationstisch

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JPS60163917U (ja) 1985-10-31

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