JP2668279B2 - キャスタ - Google Patents

キャスタ

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JP2668279B2
JP2668279B2 JP2052188A JP5218890A JP2668279B2 JP 2668279 B2 JP2668279 B2 JP 2668279B2 JP 2052188 A JP2052188 A JP 2052188A JP 5218890 A JP5218890 A JP 5218890A JP 2668279 B2 JP2668279 B2 JP 2668279B2
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pedal
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upper connecting
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信房 斉藤
英文 小林
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NANSIN CO Ltd
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NANSIN CO Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本発明はキャスタに係わり、特にキャスタの車輪の走
行方向を一定方向に固定することが可能なキャスタに関
する。
【従来の技術】
従来、キャスタは走行時において路面表面の凹凸等に
より容易に回動し、方向性がきわめて不安定になるなど
の問題があった。 そのため、キャスタの走行方向を一定に維持するた
め、車輪の旋回をロックする機構が種々提案されてい
る。 しかし、これらの構成では、旋回する支持ヨーク側に
ペダルが設けられているので、操作に際して車輪が旋回
方向に動いているとペダルが操作しづらい欠点がある。
【発明が解決しようとする問題点】
本発明は上記事情に鑑みて創案されたものであって、
その主たる課題は、構造的に簡単であり、操作性にも優
れ、既存のキャスタに対しても簡単に取着することがで
きるロック機構とを備えたキャスタを提案することを目
的とする。
【問題点を解決するための手段】
本発明は上記課題を解決するため、 被取付体に固定される取付盤と、その下方に旋回自在
に取着された旋回体と、該旋回体から下方に向けて突設
され車輪を軸支する支持ヨークと、上記旋回体の旋回を
拘束するロック機構とを具備してなるキャスタにおい
て、 支持ヨークの上部に略円筒状の周壁からなる上部連設
片を一体に有しており、 ロック機構が、取付盤の一側緑に外方に向けて突設さ
れたホルダと、該ホルダに枢支され、上部連接片に向か
って突出する係合片と該ホルダから外方に延出する操作
片部とを有するベダルと、前記上部連接片の上下に延び
る周壁に形成されて上記ペダルの係合片と係脱可能な開
口部と、前記ペダルの係合片を係合または係合解除方向
に付勢するバネ機構とからなる、 という技術的手段を講じている。
【作用】
ペダルを上から踏み込む係合片を傾動させる。 この際に係合片とそれを受ける開口部とが整合してい
ないときは、係合片は支持ヨークの上部連設片の周壁に
衝合しており、旋回体が回動してペダルの係合片が開口
部に合致整合すると、係合片を開口部へ突入させ両者を
係合させることができる。 これにより上部連設片および支持ヨークを介して旋回
体の旋回を拘束させることができ、これにより車輪の走
行方向を一定にすることが可能となる。
【実施例】
以下にこの発明のキャスタの好適実施例を図面を参照
しつつ説明する。 第1図乃至第3図中、1は平面略四角板体からなる取
付盤であって、その下面に一対のボールベアリング2,3
が支軸4によって固定されている。 このボールベアリング2,3の間に円環状の旋回体5が
回転自在に取着されている。 すなわち、旋回体5な内側周緑部5aがボールベアリン
グ2,3の各ボール2a,3a間に挟持されるようにして回転自
在に取着されている。 この旋回体5の下面から下方に向けて、一対の支脚片
6aを有する支持ヨーク6が旋回体5と一体的に突設され
ている。 この一対の支脚片6aの下端部間に支持された車軸を介
してこれら支脚片6aに狭まれるようにして車輪7が回転
自在に取着されている。 上記取付盤1の一側緑にはホルダ8が外方に向けて突
設されている。 このホルダ8は第4図に示す如く基部8aから延出した
突出先端部8bは三方緑部が下方に折り曲げている。 従って、この突出先端部8bの両側にそれぞれ側壁8cが
互いに対向して形成されている。 さらに、これら側壁8cには後述するカムペダル9を枢
支すための軸受孔10がそれぞれ互いに対向して穿設され
ている。 この軸受孔10に隣接して後述する可動軸を回動自在に
嵌合させる長孔11が同じくこれら側壁8cにそれぞれ互い
に対向させて穿設されている。 このホルダ8は例えばその基部8aに設けられた取付孔
11bと取付盤1の一側緑部に設けられた取付孔11aとを整
合してボルトあるいはリベットを通して両者を固着し、
取付盤1にホルダ8を装着する。 このホルダ8の先端部8bにはカムペダル9が枢支され
ている。 このカムペダル9は第5図に明示する如く両側に上方
に向かって互いに平行に立設された一対の側壁部9aを有
する基部9bと、この基部9bから外方に延出する操作片9c
と、同じく基部9bから内方(旋回体5の周面方向)に延
出する係合片9dとを具備してなる。 このカムペダル9の各側壁部9aの操作片9c側の緑部9e
は図示の如く傾斜面をなしていて、この傾斜面に一対の
円弧9f,9gが階段上に隣接して設けられている。 さらにこれら側壁部9aにはカムペダル9の回転時の枢
点となる孔9hがそれぞれ設けられている。 このカムペダル9は、ホルダ8の一対の軸受孔10間と
上記孔9hとを整合させてピン12を挿通することによりホ
ルダ8に枢支されている(第1図参照)。 ホルダ8の一対の長孔11間にも別のピン13が回動自在
に挿通されていて、このピン13の両端近傍がカムペダル
9の上記傾斜面の円弧9f,9gのいずれかと圧着、嵌合し
ている。 即ち、このピン13はカムペダル9の係合片9dが後述の
開口部に係合した時に円弧9fに嵌合されており、係合片
9dが開口部から離脱した時に円弧9gに嵌合されている。
このピン13と円弧9fまたは9gとの嵌合はピン12とピン13
との間に跨設されたバネ体14のピン12方向への付勢力に
よってなされている。 次に旋回体5は前述のように支持ヨーク6が連接され
ている。 本実施例では第6図(a)〜(c)に示すように支持
ヨーク6は、一対の支脚片6aと該一対の支脚片6aの前方
を上方部分で環状に覆って円筒状となる前方連設片6bと
を一体に有している。 この前方連接片6bの中央部(即ち、車輪7の周面上に
位置する部分)には、上記カムペダル9の係合片9dが係
合可能な開口部15aが穿設されている。 なお、上記係合片9dと係合(または嵌挿)される開口
部は更に支持ヨーク6a上部に設けてもよい。 即ち、支脚片6aの左右両側(即ち、旋回体5の回転軸
を中心として上記中央の開口部15aから、それぞれ90゜
をなる角度に当たる位置)にも上記係合片9dの嵌挿可能
な開口部15b,15cが穿設されている。 なお、この発明において取付口は前記前方連接片6bだ
けに形成し、または支脚片6aの一方または双方だけに設
けてもよい。 この開口部の数、間隔は本実施例に限定されず任意に
設定することができる。更に、前方連接片6bに対向する
支持ヨークの支脚片6aの後方側間を連設する後方連設片
(図示せず)を設けて、そこに開口部を設けてもよい。 この場合には支持ヨーク6の全周(360゜)にわたっ
て係止片9dをガイドすることができ、旋回体5がどの位
置であってもカムペダル9を踏み込むことができる。 次に上記構成からなる走行方向ロック機構の動作につ
いて説明する。 第1図中、仮想線で示す如く、カムペダル9の操作片
9cが上方位置にある場合、カムペダル9の係合片9dは開
口部15a(15bまたは15cの場合も同じ)から離脱した状
態にあるため、車輪7は任意の方向に向かって走行する
ことができる。 次に、この車輪7を一定方向に走行される場合、まず
カムペダル9の操作片9cを下方に押し下げる。 このとき、バネ体14の付勢力に抗し、かつ、ピン13を
長孔11内にて摺動させながら、カムペダル9が第1図中
に実線で示す位置に回動し、最終的に係合片9dが近くの
開口部15a(または15bあるいは15c)内に係合されるこ
とになる。 このとき、同時に、ピン13もカムペダル9の緑部9cの
一方の円弧9gから他方の円弧9fにカム運動で移動、係合
し、バネ体14のピン12方向への付勢力によってその状態
にてロックされる。 これによって旋回体の回転(旋回)が阻止されるから
車輪7は一定方向に確実に走行することになる。 なお、この走行方向の固定を解除する場合は操作片9c
を上方に回動させればよく、これによって開口部15aか
ら係合片9dが離脱される。 ここで、前記ピン13は円弧9fから9gにカム運動で戻
り、その位置に移動、係合されるのでカムペダル9はそ
の係合片9dが開口部15a(および15b,15c)から離脱した
位置にロックされる。 従って、旋回体5は回転自在となり、またキャスタの
走行中に係合片9dが開口部15a(および15b,15c)に掛止
められることがない。
【発明の効果】
本発明に係わるキャスタは、ペダルが被取付物に取り
付けられて一定位置にある取付盤にホルダを介して枢着
されているので、使用者が操作する位置は車輪の旋回に
拘わらず常に一定位置となり、ロック乃至ロック解除の
操作が容易となる。 また、支持ヨークの上部連設片を形成して開口部を設
けるので、開口部のための特別の部材を必要とせず、キ
ャスタが大型化したり、構造が複雑化することがない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係わるキャスタの断面図、第2図は第
1図の正面図、第3図は第1のキャスタを上から見たと
きの平面図、第4図はホルダの取付状態を示す斜視図、
第5図はカムペダルの斜視図、第6図は本実施例に用い
る支持ヨークを示すもので(a)はその平面図、(b)
は側面図、(c)は正面図である。 1……取付盤 5……旋回体 6……支持ヨーク 6b……前方連設片 7……車輪 8……ホルダ 9……カムペダル 14……バネ体 15a……開口部

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被取付体に固定される取付盤と、その下方
    に旋回自在に取着された旋回体と、該旋回体から下方に
    向けて突設され車輪を軸支する支持ヨークと、上記旋回
    体の旋回を拘束するロック機構とを具備してなるキャス
    タにおいて、 支持ヨークの上部に略円筒状の周壁からなる上部連設片
    を一体に有しており、 ロック機構が、取付盤の一側緑に外方に向けて突設され
    たホルダと、 該ホルダに枢支され、上部連接片に向かって突出する係
    合片と該ホルダから外方に延出する操作片部とを有する
    ペダルと、 前記上部連接片の上下に延びる周壁に形成されて上記ペ
    ダルの係合片と係脱可能な開口部と、 前記ペダルを係合片の係合方向または係合解除方向に付
    勢するバネ機構とからなることを特徴とするキャスタ。
  2. 【請求項2】開口部が、支持ヨークの上部連設片の周壁
    に一または複数形成されてなることを特徴とする請求項
    1に記載のキャスタ。
  3. 【請求項3】開口部が、上部連設片の中央部と該中央部
    から左右に90度離間した位置との3個所に形成されてい
    ることを特徴とする請求項2に記載のキャスタ。
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