JPH0825369B2 - キヤスタ - Google Patents

キヤスタ

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JPH0825369B2
JPH0825369B2 JP61266078A JP26607886A JPH0825369B2 JP H0825369 B2 JPH0825369 B2 JP H0825369B2 JP 61266078 A JP61266078 A JP 61266078A JP 26607886 A JP26607886 A JP 26607886A JP H0825369 B2 JPH0825369 B2 JP H0825369B2
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JP
Japan
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shaft
rotary yoke
yoke
slide member
fixed bracket
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JP61266078A
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健造 葛西
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Aprica Kassai KK
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Aprica Kassai KK
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、移動する物体の方向転換を容易にするた
めに該物体は取付けられるキャスタに関するものであ
る。
[従来の技術] 方向転換を容易にするために、キャスタが乳母車、シ
ョッピングカー、荷物運搬車などの手押車、あるいは移
動されるべき対象物に取付けられることがある。たとえ
ば、乳母車の一対の前脚の下端部にはキャスタが取付け
られる。このキャスタは、回転軸心のまわりを回転可能
とされており、また回転軸心から水平方向にずれた位置
で水平方向に延びる車軸を介して前輪を回転自在に支持
している。
平坦な道路上にて乳母車を背面押しの状態で移動操作
する場合、前輪の車軸は進行方向に対してキャスタの回
転軸心よりも後方に位置する。そして、乳母車を方向転
換する際にはキャスタが適当に旋回動作をし、方向転換
を容易に行なうことができるようになる。こうして、乳
母車などの手押車は、キャスタを備えることによって、
操作性に優れたものとなる。
[発明が解決しようとする問題点] しかし、キャスタが自由に旋回動作をし得るものであ
るならば、そのキャスタは、たとえば道路上の凹凸や傾
斜面に対してあまりにも敏感に反応する。そのため、乳
母車などの手押車を直進走行させるように操作している
ときでも、その乳母車は道路上の凹凸などに敏感に反応
して走行軌道が蛇行したり、意図せぬ方向に進んだりす
ることもある。このようなことは、安全上および操作上
好ましくない。
それゆえに、この発明の目的は、道路上の凹凸や傾斜
面に対してあまり敏感に反応せず、安定した直進走行状
態を維持し得るようなキャスタを提供することである。
[問題点を解決するための手段] この発明に従ったキャスタは、当該キャストによって
移動される対象物に固定される固定ブラケットと、鉛直
方向に延び上記固定ブラケットに保持されるシャフト
と、上記シャフトに保持されその上端部が固定ブラケッ
トの下端部に嵌合した状態で上記シャフトのまわりを回
転可能に設けられている回転ヨークと、上記シャフトに
沿って上下動可能となるように固定ブラケット内に配置
され、その下端部が回転ヨークの上端部に当接するスラ
イド部材と、固定ブラケット内に配置されスライド部材
を常に下方へ移動するように付勢するばねと、上記シャ
フトから水平方向にずれた位置で水平方向に延びる車軸
を介して回転ヨークに回転自在に支持される車輪とを備
えている。そして、シャフトのまわりを囲み、かつ上下
から互いに当接するスライド部材および回転ヨークの下
向面および上向面には、上記シャフトを中心とする円に
沿って互いに係合し得る凹凸部が形成されている。凹凸
部は、当該キャスタによって移動される対象物が直進走
行状態にあるときに互いに係合するように、その位置関
係が選ばれている。回転ヨークの上向面における最凸部
と最凹部とは傾斜面によって連結されている。
[発明の作用効果] シャフトのまわりを囲み、かつ上下から互いに当接す
るスライド部材および回転ヨークの下向面および上向面
には、シャフトを中心とする円に沿って互いに係合する
凹凸部が形成されている。回転ヨークの上向面における
最凸部と最凹部とは傾斜面によって連結されている。ス
ライド部材および回転ヨークの凹部と凸部とが係合して
いる状態が最も安定した状態である。そして、この係合
状態を解除するには、回転ヨークに所定以上の回転力を
付与する必要がある。小さな回転力付与では、回転ヨー
クは固定ブラケットに対して回転することはない。道路
上の凹凸や傾斜面によって回転ヨークに与えられる回転
力は、比較的小さい。したがって、この発明に従ったキ
ャスタは、道路上の凹凸や傾斜面に対してあまり敏感に
反応しない。
たとえば、この発明に従ったキャスタが、乳母車、シ
ョッピングカーなどの手押車に取付けられた場合を想定
してみる。この場合、スライド部材および回転ヨークの
下向面および上向面に形成される凹凸部は、手押車が直
進走行状態にあるときに互いに係合するように、その位
置関係が選ばれている。凹凸部の係合状態は最も安定し
ているので、手押車を安定した状態で直進走行させるこ
とができる。そして、この手押車は、道路上の凹凸や傾
斜面に対してあまり敏感に反応しない。また、車輪およ
び回転ヨークは道路上の凹凸に対応して上下に移動する
が、回転ヨークの上下動はスライド部材と固定ブラケッ
トとの間に収納されたばねによって吸収されるので、手
押車の上下の動きを抑制することができる。
一方、手押車を方向転換するように操作したとき、回
転ヨークには所定以上の回転力が付与される。したがっ
て、凹凸部の係合状態は解除され、回転ヨークは固定ブ
ラケットに対して相対的に回転する。こうして、手押車
の方向転換を容易に行なうことができる。
さらに、スライド部材と回転ヨークとの間の係合状態
が解除されている状態では、ばねによって下向きに付勢
されているスライド部材の最下端は回転ヨークの傾斜面
に当接しているので、回転ヨークに作用する所定以上の
回転力が解放されれば、ばねおよび傾斜面の相互作用に
よってキャスタは自動的に安定した直進走行状態に復帰
する。
以上のように、この発明によれば、安全性および操作
性に優れたキャスタを得ることができる。
[実施例] 第1図には、改良されたキャスタが示されている。図
示するキャスタ1は、乳母車、ションピングカーなどの
手押車の方向転換を容易にするために手押車の前脚2に
取付けられる。このキャスタ1は、前脚2にピン3を介
して固定される固定ブラケット4と、鉛直方向に延び固
定ブラケット4に保持されるシャフト5と、シャフト5
に保持され該シャフト5のまわりを回転可能に設けられ
ている回転ヨーク6と、シャフト5から水平方向にずれ
た位置で水平方向に延びる車軸7を介して回転ヨーク6
に回転自在に支持される車輪8とを備えている。
固定ブラケット4の下端部分には、円柱状の開口が形
成され、この開口内に円筒形状の回転ヨーク6の上端部
が嵌め込まれている。シャフト5を挿通させる回転ヨー
ク6の中心穴には、スリーブ9が固定して装着されてい
る。シャフト5は、このスリーブ9を貫通して延びてい
る。
第2図には、第1図に示されている回転ヨーク6の平
面図が示され、第3図にはその正面図が示されている。
また、第4図には第2図の円IVに沿って見た断面図を展
開して示し、それによって回転ヨーク6の上端面の形状
を明らかにしている。
これらの図から明らかなように、回転ヨーク6の上端
面には、中央開口を挿通するシャフト5を中心とする円
に沿って凹凸部が形成されている。第2図〜第4図にお
いて、Aで示す部分は平面の形態となっている山部であ
り、Bで示す部分は円弧状の凹部である。
第5図には、第1図に示されている固定ブラケットの
正面断面図が示されている。固定ブラケット4は、前述
したように、その下端部が回転ヨーク6の上端部を受入
れているが、ここでは回転ヨーク6の上端面に当接する
下向きの面に注目する。この下向面には、中央を挿通す
るシャフト5を中心とする円に沿って凹凸部が形成され
ている。固定ブラケット4の下向面に形成される凹凸部
の形状は、回転ヨーク6の上端面に形成される凹凸部の
形状に対応し得るようになっている。第5図において、
Cで示す部分は平面の形態となっている谷部であり、D
で示す部分は円弧状凸部である。通常の走行時すなわち
手押車が直進している状態においては、固定ブラケット
4の谷部Cと回転ヨーク6の山部Aとが当接し、固定ブ
ラケット4の円弧状凸部Dが回転ヨーク6の円弧状凹部
Bに当接している。
このように、この改良されたキャスタにおいては、固
定ブラケット4と回転ヨーク6との嵌合部において、シ
ャフト5のまわりを囲み、かつ上下から互いに当接する
固定ブラケット4および回転ヨーク6の下向面および上
向面には、シャフト5を中心とする円に沿って互いに係
合する凹凸部が形成されている。凹凸部が係合している
状態が最も安定した状態である。この安定状態は、固定
ブラケット4から回転ヨーク6に与えられる下向きの重
力によって比較的強固に維持される。したがって、凹凸
部の係合状態を解除して回転ヨーク6を固定ブラケット
4に対して相対的に回転させるためには、回転ヨーク6
に所定以上の回転力を付与する必要がある。そのため、
図示するキャスタ1は、道路上の凹凸や傾斜面に対して
は敏感に反応せず、安定した直進走行状態を維持する。
一方、手押車を方向転換させるように操作したときに
は、回転ヨーク6に所定以上の回転力が付与される。そ
のため、回転ヨーク6は回転し、回転ヨーク6の山部A
が固定ブラケット4の円弧状凹部Bに当接するようにな
る。つまり、回転ヨーク6の回転に応じて回転ヨーク6
は固定ブラケット4をわずかに上方へ持ち上げるように
動作する。なお、シャフト5は、この固定ブラケット4
の上方への移動を許容し得る長さとされている。
固定ブラケット4および回転ヨーク6の下向面および
上向面に形成される凹凸部は、固定ブラケット4に対す
る回転ヨーク6の回転を妨げないような形状に選ばれな
ければならない。互いに係合する凹凸部の高低差が多け
れば多いほど、キャスタ1は安定した直進進行状態を維
持する。しかし、その反面、回転ヨーク6の回転を阻害
する度合が大きくなってくるので、方向転換が困難なも
のになってくる。そこで、好ましくは、図示した実施例
においては、互いに係合する凹凸部の高低差は2mm以下
とされる。この程度の高低差であれば、回転ヨーク6の
回転に対してそれほど支障を来たすことはなく、キャス
タ本来の機能を損なわない。
以上のように、図示したキャスタ1は、安全性および
操作性に優れているが、さらに以下のような利点も具備
する。第1図を参照して説明する。
今、固定ブラケット4と回転ヨーク6との嵌合部に注
目してみる。回転ヨーク6の上端部は固定ブラケット4
の下端部に形成されている開口内に嵌め込まれている
が、回転ヨーク6の上端部の外周面と固定ブラケット4
の開口の内周面とがあまりにも密着していると、回転ヨ
ーク6の回転に支障を来たす。そのめ、回転ヨーク6の
上端部の外周面と固定ブラケット4の開口の内周面との
間には、或る程度の隙間10が形成されている。この隙間
10は、製造上の誤差によってかなり大きくなることもあ
る。従来のキャスタでは、この隙間10が存在しているた
め、回転ヨーク6が固定ブラケット4の開口部内を相対
的に水平方向に横滑りしていた。言い換えれば、その移
動量はわずかであるが、従来のキャスタでは、回転ヨー
ク6の上端部が固定ブラケット4の開口部内を水平方向
に無秩序に移動する構造となっていた。この回転ヨーク
6の相対的な横滑りは、固定ブラケット4と回転ヨーク
6との間のガタつきとなって表われ、使用時においては
固定ブラケット4または回転ヨーク6の水平方向の振動
となって表われていた。
ところが、上述したキャスタでは、固定ブラケット4
と回転ヨーク6との嵌合部において、シャフト5のまわ
りを囲み、かつ上下から互いに当接する固定ブラケット
4および回転ヨーク6の下向面および上向面には、シャ
フト5を中心とする円に沿って互いに係合する凹凸部が
形成されている。したがって、回転ヨーク6の上端部外
周面と、この上端部を受入れる固定ブラケット4の開口
部内周面との間に隙間10があったとしても、上記凹凸部
が互いに係合することによって、固定ブラケット4と回
転ヨーク6との間の水平方向における相対的な横滑りが
禁じられ、両者間におけるガタつきや振動の発生が防止
される。
第1図〜第5図に示したキャスタにおいても、改良す
べき点がある。すなわち、固定ブラケットと回転ヨーク
とが上下に直接接触しているので、道路上の凹凸に対応
して回転ヨークが上下に移動すると、手押車などの移動
対象物も上下に移動してしまう。
そこで、この発明は、第1図〜第5図に示したキャス
タをさらに改良しようとするものである。第6図は、こ
の発明の実施例を示す正面断面図である。図示するキャ
スタ20は、乳母車やショッピングカーなどの手押車の前
脚21にピン22を介して固定される固定ブラケット23と、
鉛直方向に延び固定ブラケット23に保持されるシャフト
27と、シャフト27に保持され該シャフト27のまわりを回
転可能に設けられている回転ヨーク24と、シャフト27か
ら水平方向にずれた位置で水平方向に延びる車軸25を介
して回転ヨーク24に回転自在に支持される車輪26とを備
えている。
さらに、図示するキャスタ20の固定ブラケット23内に
は、シャフト27に沿って上下動可能とされたスライド部
材28と、このスライド部材28を常に下方へ移動するよう
付勢するばね29とが収納されている。スライド部材28
は、ばね29の付勢力によって、常に回転ヨーク24の上端
部と当接している。
第7図〜第10図には、スライド部材28が図示されてい
る。図示するように、スライド部材28の外周面には、上
下方向に延びたリブ30が形成されている。これに対応し
て、第11図に示すように、固定ブラケット23の内周面に
は、リブ30を受入れるための案内溝31が形成されてい
る。こうして、スライド部材28は、固定ブラケット23に
対して相対的に回転することなく上下動し得るものとな
る。
さらに、スライド部材28は、下方に突出した垂下壁32
を有している。垂下壁32は、その先端に位置する平坦部
分Eと、この平坦部分Eに連なった傾斜部分Fとを有し
ている。
第12図〜第14図には、回転ヨーク24が図示されてい
る。回転ヨーク24は、その上端部分において、上方に突
出した上方突出壁33と、斜面を介してこの上方突出壁33
は連なった谷部34とを有している。谷部34は、最も低い
上端面であり、平坦な形状とされている。また、上方突
出壁33の上端面も平坦な形状とされている。さらに、図
示するように、回転ヨーク24は、車軸25を受入れる筒状
部35を有している。
第15図は、スライド部材28の下向面と回転ヨーク24の
上向面とが接触している部分を図解的に示す平面図であ
る。また、第16図は、第15図に対応した正面断面図であ
る。手押車が直進走行状態にあるときには、第15図およ
び第16図に示す状態となっている。
第15図において、スライド部材28の垂下壁32(E,F)
には左下がりの斜線を施し、回転ヨーク24の上方突出壁
33および谷部34には右下がりの斜線を施している。
手押車が直進走行状態にあるときには、第15図および
第16図に示すように、スライド部材28の垂下壁32の平坦
部分Eが、回転ヨーク24の谷部34に当接している。そし
て、垂下壁32の傾斜部分Fは、回転ヨーク24の傾斜面に
当接している。つまり、スライド部材28の下向面の中で
最も下方に位置する平坦部分Eは、回転ヨーク24の上向
面の中で最も下方に位置する谷部34に当接している。し
たがって、第15図および第16図に示した状態が最も安定
した状態でであり、この安定状態は第6図に示している
ばね29の作用によって比較的強固に維持される。こうし
て、手押車を直進走行させるように操作しているときに
は、キャスタ20は、道路上の凹凸や傾斜面に対してあま
り敏感に反応せず、直進走行状態を安定して維持する。
また、車輪および回転ヨークは道路上の凹凸に対応し
て上下に移動するが、この回転ヨークの上下動はスライ
ド部材と固定ブラケットとの間に収納されたばねによっ
て吸収されるので、手押車の上下の動きを抑制すること
ができる。
一方手押車の方向変換を行なうときには回転ヨーク24
に所定以上の回転力が付与される。その結果、回転ヨー
ク24は回転し、それに応じてスライド部材28がばね29の
力に逆らって上方に移動する。その状態が、第17図およ
び第18図に示されている。図示するように、スライド部
材28の下向面のうち最も下方に位置する平坦部分Fは、
回転ヨーク24の傾斜面に当接している。なお、回転ヨー
ク24の回転範囲は、スライド部材28の垂下壁32と回転ヨ
ーク24の上方突出壁33とが当接することによってその終
端が規定される。
さらに、スライド部材と回転ヨークとの間の係合状態
が解除されている状態では、ばねによって下向きに付勢
されているスライド部材の最下端は回転ヨークの傾斜面
に当接しているので、回転ヨークに作用する所定以上の
回転力が解放されれば、ばねおよび傾斜面の相互作用に
よってキャスタは自動的に安定した直進走行状態に復帰
する。
第1図〜第18図を用いて、この発明の実施例を説明し
たが、それらは、この発明を例示的に具体化したものに
すぎない。したがって、この発明の均等の範囲内におい
て種々の修正や変形が可能である。たとえば、固定ブラ
ケットまたはスライド部材の下向面、および回転ヨーク
の上向面に形成される凹凸部の形状は適当に変えられ
る。また、図示した実施例では、回転ヨークの上端部が
固定ブラケットの下端部に形成されている開口に受入れ
られていたが、その逆の構造、すなわち回転ヨークの上
端部に開口を設け、この開口内に固定ブラケットの下端
部を受入れるようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
第1図は、改良されたキャスタを示す正面断面図であ
る。第2図は、第1図に示されている回転ヨーク6の平
面図である。第3図は、回転ヨーク6の正面図である。
第4図は、第2図の円IVに沿って見た断面を展開して示
した図である。第5図は、第1図に示されている固定ブ
ラケット4の正面断面図である。 第6図は、この発明の実施例を示す正面断面図である。
第7図は、第6図に示されているスライド部材28の正面
図である。第8図は、スライド部材28の平面図である。
第9図は、スライド部材28の底面図である。第10図はス
ライド部材28の正面断面図である。第11図は、第6図の
線XI−XIに沿って見た端面図である。 第12図は、第6図に示されている回転ヨーク24の正面図
である。第13図は、回転ヨーク24の平面図である。第14
図は、回転ヨーク24の正面断面図である。 第15図は、スライド部材28の下向面と回転ヨーク24の上
向面とが当接している部分を図解的に示す平面図であ
る。第16図は、第15図に対応した正面断面図である。 第17図は、第15図に示す状態から回転ヨーク24が回転し
た後の状態を示す図解的平面図である。第18図は、第17
図に対応した正面断面図である。 図において、1はキャスタ、2は固定ブラケット、5は
シャフト、6は回転ヨーク、7は車軸、8は車輪、Aは
山部、Bは円弧状凹部、Cは谷部、Dは円弧状凸部を示
す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】当該キャスタによって移動される対象物に
    固定される固定ブラケットと、 鉛直方向に延び、前記固定ブラケットに保持されるシャ
    フトと、 前記シャフトに保持され、その上端部が前記固定ブラケ
    ットの下端部に嵌合した状態で前記シャフトのまわりを
    回転可能に設けられている回転ヨークと、 前記シャフトに沿って上下動可能となるように前記固定
    ブラケット内に配置され、その下端部が前記回転ヨーク
    の上端部に当接するスライド部材と、 前記固定ブラケット内に配置され、前記スライド部材を
    常に下方へ移動するように付勢するばねと、 前記シャフトから水平方向にずれた位置で水平方向に延
    びる車軸を介して前記回転ヨークに回転自在に支持され
    る車輪とを備え、 前記シャフトのまわりを囲み、かつ上下から互いに当接
    する前記スライド部材および前記回転ヨークの下向面お
    よび上向面には、前記シャフトを中心とする円に沿って
    互いに係合し得る凹凸部が形成されており、 前記凹凸部は、当該キャスタによって移動される対象物
    が直進走行状態にあるときに互いに係合するように、そ
    の位置関係が選ばれており、 前記回転ヨークの上向面における最凸部と最凹部とは傾
    斜面によって連結されている、キャスタ。
JP61266078A 1986-08-27 1986-11-07 キヤスタ Expired - Lifetime JPH0825369B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61-202413 1986-08-27
JP20241386 1986-08-27

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63154401A JPS63154401A (ja) 1988-06-27
JPH0825369B2 true JPH0825369B2 (ja) 1996-03-13

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ID=16457093

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP61266078A Expired - Lifetime JPH0825369B2 (ja) 1986-08-27 1986-11-07 キヤスタ

Country Status (1)

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JP (1) JPH0825369B2 (ja)

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JPS63154401A (ja) 1988-06-27

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