JP2006264383A - アジャスタ付きキャスタ、アジャスタ付きキャスタの製造方法、移動装置 - Google Patents

アジャスタ付きキャスタ、アジャスタ付きキャスタの製造方法、移動装置 Download PDF

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豊 新井
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Abstract

【課題】アジャスタ位置を常に一定にし、車輪の着地からアジャスタボルトの着地に変わっても移動装置を回転移動させることがなく、移動装置の荷重を直に受け止めること。
【解決手段】取付フランジと、車輪を回転自在に軸支する車輪フレームと、車輪フレームの上下面に配される第一および第二スラスト球軸受け部と、取付用の頭部を有するアジャスタボルト用ねじ支柱と、アジャスタボルト用ねじ支柱に螺合されるアジャスタボルトとを備え、アジャスタボルト用ねじ支柱の頭部に、第二スラスト球軸受け部、車輪フレーム、第一スラスト球軸受け部、取付フランジの順で組み付け、アジャスタボルト用ねじ支柱の頭部をかしめて固定するとともに、車輪フレームを、第一および第二スラスト球軸受け部により、アジャスタボルト用ねじ支柱に対して旋回自在として成る。
【選択図】 図1

Description

本発明は、アジャスタ付きキャスタおよびその製造方法並びにアジャスタ付きキャスタを備えた移動装置に関する。
従来、例えば、搬送テーブル、家具、陳列什器、複写機、プリンター、テレビ、冷蔵庫、各種通信機器、精密機器、自動機械、計測機器、理化学機器、コンピュータ、OA機器、医療機器、その他一般産業機械などの移動装置には、移動と位置決めを行うために、キャスタとアジャスタとを個別に取り付けたり、キャスタとアジャスタとを一体化したアジャスタ付きキャスタを取り付けたりしている。
例えば、特許文献1,2には、キャスタとアジャスタとを個別に取り付ける例が示されている。非特許文献1には、キャスタとアジャスタとを一体化したアジャスタ付きキャスタが示されている。
しかし、特許文献1,2に記載されたように、キャスタとアジャスタとを個別に取り付けた場合には、組み付け操作が面倒である。また、特許文献1の場合には、移動装置側からアジャスタを操作するため、アジャスタボルトの調整作業が面倒である。一方、特許文献2の場合には、移動装置の設置場所にアジャストフットを別途設置する必要があるため、装置が複雑となるとともに、アジャスタボルトの調整作業が面倒である。
これに対し、非特許文献1に記載されたアジャスタ付きキャスタは、キャスタとアジャスタとが一体化されているため、特許文献1,2のようにアジャスタとキャスタとを分離したものに比し、組み付けおよび操作が容易である。
図5に示すように、従来のアジャスタ付きキャスタ1は、移動装置に固定される取付フランジ2と、車輪4を回転自在に軸支する車輪フレーム3とを、軸5を介して組み付けるとともに、車輪フレーム3が軸5に対して旋回できるように、2つのスラスト球軸受け6,7を介挿している。そして、車輪フレーム3には、アジャスタボルト用ねじ支柱8が取り付けられている。アジャスタボルト用ねじ支柱8にはアジャスタボルト9が螺合されている。
斯くして、従来のアジャスタ付きキャスタ1を取り付けた移動装置は、移動時には、アジャスタボルト9の設置部9aを車輪4より上方に旋回することによって、車輪4による移動を可能とし、固定時には、アジャスタボルト9の設置部9aを車輪4より下方に突出して、移動装置を固定することができる。
特開2001−50642号公報 特開平11−351210号公報 A.F(アジャスターフット)付パッキングキャスター(TOCHIGIYAのカタログNo.52 8−20,8−21記載)
しかし、図5に示す従来のアジャスタ付きキャスタ1では、車輪4を取り付けている車輪フレーム3にアジャスタボルト用ねじ支柱8を取り付けているので、設置時の車輪4に応じてアジャスタ位置が決まり、アジャスタボルト9の設置部9aの位置が一定しない。
また、図6に示すように、図5に示す従来のアジャスタ付きキャスタ1を取り付けた移動装置10は、軸5の軸芯とアジャスタボルト9の軸芯との間に間隔Lがあるため、アジャスタボルト9により所定の位置に固定すると、車輪4の着地からアジャスタボルト9の着地に変わる。そこで、移動装置10の外部から力が加わると、図6(a)(b)に示すように、アジャスタボルト9の着地点9bを基点に間隔Lを回転半径として移動装置10が回転移動を起し、目的の位置に移動装置10を設置することが困難になる。
また、従来のアジャスタ付きキャスタ1は、軸5の軸芯とアジャスタボルト9の軸芯との間に間隔Lがあるため、アジャスタボルト9により移動装置10を保持する場合、移動装置10の荷重がアジャスタボルト9に直接掛からず、車輪フレーム3を介して間接的に掛かる。従って、移動装置10を確実に保持するだけの強度を十分に発揮することができなかった。
本発明は斯かる従来の問題点を解決するために為されたもので、その目的は、アジャスタ位置を常に一定にすることができるアジャスタボルト付きキャスタを提供することにある。
本発明の別の目的は、車輪の着地からアジャスタボルトの着地に変わっても移動装置を回転移動させることがないアジャスタボルト付きキャスタを提供することにある。
本発明の別の目的は、移動装置の荷重を直に受け止めることが可能なアジャスタボルト付きキャスタを提供することにある。
本発明の別の目的は、確実にアジャスタボルト付きキャスタを製造する方法を提供することにある。
本発明の別の目的は、車輪の着地からアジャスタボルトの着地に変わっても回転移動することがない移動装置を提供することにある。
請求項1に係る発明は、移動装置に固定される取付フランジと、車輪フレームと、前記車輪フレームに回転自在に軸支される車輪と、前記車輪フレームの上下面に配される第一スラスト球軸受け部および第二スラスト球軸受け部と、取付用の頭部を有するアジャスタボルト用ねじ支柱と、前記アジャスタボルト用ねじ支柱に螺合されるアジャスタボルトとを備え、前記取付フランジ、前記車輪フレーム、前記第一スラスト球軸受け部および前記第二スラスト球軸受け部は、それぞれ前記アジャスタボルト用ねじ支柱の頭部に嵌入する穴を有し、前記アジャスタボルト用ねじ支柱の頭部に、前記第二スラスト球軸受け部、前記車輪フレーム、前記第一スラスト球軸受け部、前記取付フランジの順で組み付け、前記アジャスタボルト用ねじ支柱の頭部をかしめることによって前記取付フランジ、前記第一スラスト球軸受け部および前記第二スラスト球軸受け部を前記アジャスタボルト用ねじ支柱の頭部に固定するとともに、前記車輪フレームを、前記第一スラスト球軸受け部および前記第二スラスト球軸受け部により、前記アジャスタボルト用ねじ支柱に対して旋回自在として成ることを特徴とする。
請求項2に係る発明は、請求項1に記載のアジャスタ付きキャスタにおいて、前記取付フランジ、前記第一スラスト球軸受け部および前記第二スラスト球軸受け部に設けた穴は、前記アジャスタボルト用ねじ支柱の頭部の外径と近似し、前記車輪フレームに設けた穴は、前記アジャスタボルト用ねじ支柱の頭部の外径より大きいことを特徴とする。
請求項3に係る発明は、請求項1に記載のアジャスタ付きキャスタにおいて、前記車輪フレームは、軸を介して2つの車輪が組み付けられていることを特徴とする。
請求項4に係る発明は、請求項1に記載のアジャスタ付きキャスタにおいて、前記取付用の頭部を有するアジャスタボルト用ねじ支柱は、支柱本体の一端部に前記取付用の頭部を備えるとともに、他端部に軸方向に刻設したねじ穴を備えていることを特徴とする。
請求項5に係る発明は、請求項1に記載のアジャスタ付きキャスタにおいて、前記アジャスタボルトは、前記アジャスタボルト用ねじ支柱に螺合されるボルトと、前記ボルトの頭部に螺合される止めねじと、前記ボルトと前記止めねじとの間に配される設置部材とを備え、前記設置部材は、カップ状のカバーと、前記カバーの内面側に配される円筒状のゴム部材と、前記カバーの上面側に配される摩擦防止板とで構成されていることを特徴とする。
請求項6に係る発明は、請求項1に記載されたアジャスタ付きキャスタにおいて、前記アジャスタボルト用ねじ支柱の頭部の外周には、軸方向に平目ローレット加工が施されていることを特徴とする。
請求項7に係る発明は、請求項1ないし請求項6の何れか1項に記載されたアジャスタ付きキャスタの製造方法において、前記アジャスタボルト用ねじ支柱の頭部に、前記第二スラスト球軸受け部、前記車輪フレーム、前記第一スラスト球軸受け部、前記取付フランジの順で組み付ける工程と、前記アジャスタボルト用ねじ支柱の頭部にかしめ用ポンチと押し込んで前記頭部を外方に押し広げて前記アジャスタボルト用ねじ支柱の頭部に、前記第二スラスト球軸受け部、前記第一スラスト球軸受け部および前記取付フランジをかしめ付ける工程とを備えていることを特徴とする。
請求項8に係る発明は、請求項7に記載されたアジャスタ付きキャスタの製造方法において、前記アジャスタボルト用ねじ支柱の頭部の頂点には、すり鉢状の溝を設け、前記かしめ用ポンチは、先端から裾野に沿って広がる複数の斜面を形成した円錐形状の押圧面を設けているを備えていることを特徴とする。
請求項9に係る発明は、請求項1ないし請求項6の何れか1項に記載されたアジャスタ付きキャスタを備えたことを特徴とする。
本発明によれば、アジャスタ位置を常に一定にすることができる。
また、本発明によれば、車輪の着地からアジャスタボルトの着地に変わっても移動装置を回転移動させることがなく、設置したい場所への位置決めが容易に行える。
さらに、本発明によれば、移動装置の荷重を直に受け止めることができる。
以下、本発明を図面に示す実施形態に基づいて説明する。
図1〜図3は、本発明の一実施形態に係るアジャスタ付きキャスタ20を示す。
本実施形態に係るアジャスタ付きキャスタ20は、移動装置40に固定される取付フランジ21と、2つの車輪23を取り付けた軸23aを回転自在に軸支する車輪フレーム22と、車輪フレーム22の上下面に配される第一スラスト球軸受け部24および第二スラスト球軸受け部25と、取付用の頭部27を有するアジャスタボルト用ねじ支柱26と、アジャスタボルト用ねじ支柱26に螺合されるアジャスタボルト28とを備えている。
取付フランジ21は、正方形状の金属製板の中心部にアジャスタボルト用ねじ支柱26の外径より大きい円形状の凹面21bを設け、その中心部に穴21aを設けている。穴21aは、アジャスタボルト用ねじ支柱26の頭部27の外径とほぼ同じ大きさとしてある。また、取付フランジ21には、4個の取付用の穴21cが設けてある。
車輪フレーム22は、金属製の板を門型形状に加工し、天井面22bの中央部に取付フランジ21の凹面21bより大きい経の穴22aを設けている。また、車輪フレーム22の両側片22cは、軸23aを回転自在に軸支し、軸23aにそれぞれ2つの車輪23を取り付けている。
アジャスタボルト用ねじ支柱26は、金属製の支柱本体の一端部に取付用の頭部27を設けるとともに、他端部に軸方向に刻設したねじ穴26aを設けている。また、頭部27の外周には、軸方向に平目ローレット27aが施されている。また、頭部27の頂点には、すり鉢状の溝27bを設けている。
アジャスタボルト28は、アジャスタボルト用ねじ支柱26のねじ穴26aに螺合されるボルト28aと、ボルト28aの頭部28bに螺合される止めねじ28cと、ボルト28aと止めねじ28cとの間に配される設置部材28dとを備えている。設置部材28dは、カップ状のカバー28eと、カバー28eの内面側に配される円筒状のゴム部材28fと、カバー28eの上面側に配される摩擦防止板28gとで構成されている。
第一スラスト球軸受け部24および第二スラスト球軸受け部25は、円形状の金属製板の中心部にアジャスタボルト用ねじ支柱26の外径とほぼ同じ大きさの穴24a,25aを設けている。第一スラスト球軸受け部24は、取付フランジ21の凹面21bの輪郭に沿って湾曲する球24bの保持部24cを設けている。また、第二スラスト球軸受け部25は、保持部24cとほぼ相似形状を為す球25bの保持部25cを設けている。
次に、図4に基づいて本実施形態に係るアジャスタ付きキャスタ20の製造方法について説明する。
先ず、図4(a)に示すように、アジャスタボルト用ねじ支柱26を頭部27を上にして図示しない固定装置に固定する。
次に、図4(a)、(b)に示すように、取付フランジ21、車輪フレーム22、第一スラスト球軸受け部24および第二スラスト球軸受け部25を、各穴21a,22a,24a,25aの中心を一致させ、その状態を保持しながら、第二スラスト球軸受け部25、車輪フレーム22、第一スラスト球軸受け部24および取付フランジ21の順でアジャスタボルト用ねじ支柱26の頭部27に組み付ける。
次に、図4(b)に示すように、アジャスタボルト用ねじ支柱26の頭部27の上方にかしめ用ポンチ30を油圧シリンダ、空気圧シリンダ、アクチュエータなどの押圧装置に組み付ける。かしめ用ポンチ30は、先端から裾野に沿って広がる複数の斜面を形成した円錐形状の押圧面を設けている。
次に、図4(c)に示すように、アジャスタボルト用ねじ支柱26の頭部27の溝27bにかしめ用ポンチ30と押し込んで頭部27を外方に押し広げてアジャスタボルト用ねじ支柱26の頭部27に、第二スラスト球軸受け部25、第一スラスト球軸受け部24および取付フランジ21をかしめ付ける。ここで、車輪フレーム22の穴24aは、アジャスタボルト用ねじ支柱26の頭部27の外径より大きくしてあるので、車輪フレーム22は、アジャスタボルト用ねじ支柱26の頭部27と一体的に固定されておらず、第一スラスト球軸受け部24の球24aおよび第二スラスト球軸受け部25の球25aにより、アジャスタボルト用ねじ支柱26に対して旋回自在となっている。
次に、図1に示すように、アジャスタボルト用ねじ支柱26のねじ穴26aにアジャスタボルト28を螺合することによって、アジャスタ付きキャスタ20を得ることができる。
次に、斯くして構成された本実施形態に係るアジャスタ付きキャスタ20の作用を説明する。
図1に示すように、移動装置40の底面に本実施形態に係るアジャスタ付きキャスタ20を4個取り付ける。
図1に示すように、移動装置40を走行する場合には、アジャスタボルト用ねじ支柱26にアジャスタボルト28をねじ込み、アジャスタボルト28が車輪23の走行に支障を与えないようにする。
そして、移動装置40を所定の位置に固定する場合には、その位置において、図1に示すように、アジャスタボルト28をアジャスタボルト用ねじ支柱26より引き出し、車輪23の高さより高い位置に調整する。この時点で、アジャスタボルト28の設置部材28dが移動装置40の着地点となる。そして、車輪フレーム22は、アジャスタボルト用ねじ支柱26を回転軸としてその周りを自由に旋回することができる。
ところで、アジャスタ付きキャスタ20は、1つの軸であるアジャスタボルト用ねじ支柱26に車輪フレーム22とアジャスタボルト28とが取り付けられているので、アジャスタボルト28の設置部材28dが移動装置40の着地点となる。
従って、着地点が車輪23から設置部材28dに変わっても、移動装置40に対する支え軸は、アジャスタボルト用ねじ支柱26であるため、従来の移動装置のように、着地点の変更に伴う回転力を発生することがない。
以上のように、本実施形態によれば、アジャヤスタボルト用ねじ支柱26を車輪フレーム22の回転軸芯にすることにより、移動装置40の目的場所への設置後において外部応力での回転移動がなくなる。また、アジャスタの位置を常に一定にすることが可能となる。
また、本実施形態によれば、アジャスタボルト用ねじ支柱26の取付フランジ21ヘの固定時に、アジャスタボルト28の高さ調整時にアジャスタボルト28の回転トルク負けを起こさないように頭部27に平目ローレット27aを施し、第二スラスト球軸受け部25、第一スラスト球軸受け部24および取付フランジ21を圧入しているので、これらの回転が防止され、かつ頭部27をプレスによりかしめ付け加工により回転防止強度がさらに強化されている。
また、本実施形態によれば、アジャスタ付きでないキャスタの取付フランジ面積に近づけるためには、アジャスタと車輪を近接する必要があるが、車輪23を二分割にすることにより車輪間にアジャスタと車輪を可能な限り近づけることを可能にした。
また、本実施形態によれば、1つの軸であるアジャスタボルト用ねじ支柱26に車輪フレーム22とアジャスタボルト28とが取り付けられているので、移動装置40の荷重をアジャスタボルト用ねじ支柱26が直に受けることが可能となり、従来のアジャスタ付きキャスタに比し、移動装置40の荷重を確実に保持することが可能となる。
なお、本発明において、移動装置40としては、例えば、搬送テーブル、家具、陳列什器、複写機、プリンター、テレビ、冷蔵庫、各種通信機器、精密機器、自動機械、計測機器、理化学機器、コンピュータ、OA機器、医療機器、その他一般産業機械などの移動装置であれば如何なるものであっても良い。
また、本実施形態では、アジャスタボルト用ねじ支柱26の頭部27を円柱形状にするとともにその外周面に平目ローレット27aを施した場合について説明したが、断面を多角形状としても良い。その場合には、取付フランジ21、車輪フレーム22、第一スラスト球軸受け部24および第二スラスト球軸受け部25に設けた各穴21a,22a,24a,25aを同様に多角形状とする。
本発明の一実施形態に係るアジャスタ付きキャスタの図2のX−X線に沿った断面図である。 本発明の一実施形態に係るアジャスタ付きキャスタの正面図である。 本発明の一実施形態に係るアジャスタ付きキャスタの側面図である。 本発明の一実施形態に係るアジャスタ付きキャスタの製造方法を示す説明図である。 従来のアジャスタ付きキャスタの断面図である。 従来のアジャスタ付きキャスタの車輪着地点とアジャスタフット着地点との関係を示す説明図である。
符号の説明
20 アジャスタ付きキャスタ
21 取付フランジ
21a,22a,23a,24a,25a 穴
22 車輪フレーム
23 車輪
24 第一スラスト球軸受け部
25 第二スラスト球軸受け部
26 アジャスタボルト用ねじ支柱
26 ねじ穴
27 頭部
28 アジャスタボルト
28a ボルト
28b 頭部
28c 止めねじ
28d 設置部材
28e カップ状のカバー
28f 円筒状のゴム部材28
28g 摩擦防止板
28gとで構成されている。
30 かしめ用ポンチ
40 移動装置

Claims (9)

  1. 移動装置に固定される取付フランジと、
    車輪フレームと、
    前記車輪フレームに回転自在に軸支される車輪と、
    前記車輪フレームの上下面に配される第一スラスト球軸受け部および第二スラスト球軸受け部と、
    取付用の頭部を有するアジャスタボルト用ねじ支柱と、
    前記アジャスタボルト用ねじ支柱に螺合されるアジャスタボルトと
    を備え、
    前記取付フランジ、前記車輪フレーム、前記第一スラスト球軸受け部および前記第二スラスト球軸受け部は、それぞれ前記アジャスタボルト用ねじ支柱の頭部に嵌入する穴を有し、前記アジャスタボルト用ねじ支柱の頭部に、前記第二スラスト球軸受け部、前記車輪フレーム、前記第一スラスト球軸受け部、前記取付フランジの順で組み付け、前記アジャスタボルト用ねじ支柱の頭部をかしめることによって前記取付フランジ、前記第一スラスト球軸受け部および前記第二スラスト球軸受け部を前記アジャスタボルト用ねじ支柱の頭部に固定するとともに、前記車輪フレームを、前記第一スラスト球軸受け部および前記第二スラスト球軸受け部により、前記アジャスタボルト用ねじ支柱に対して旋回自在として成る
    ことを特徴とするアジャスタ付きキャスタ。
  2. 請求項1に記載のアジャスタ付きキャスタにおいて、
    前記取付フランジ、前記第一スラスト球軸受け部および前記第二スラスト球軸受け部に設けた穴は、前記アジャスタボルト用ねじ支柱の頭部の外径と近似し、
    前記車輪フレームに設けた穴は、前記アジャスタボルト用ねじ支柱の頭部の外径より大きい
    ことを特徴とするアジャスタ付きキャスタ。
  3. 請求項1に記載のアジャスタ付きキャスタにおいて、
    前記車輪フレームは、軸を介して2つの車輪が組み付けられている
    ことを特徴とするアジャスタ付きキャスタ。
  4. 請求項1に記載のアジャスタ付きキャスタにおいて、
    前記取付用の頭部を有するアジャスタボルト用ねじ支柱は、支柱本体の一端部に前記取付用の頭部を備えるとともに、他端部に軸方向に刻設したねじ穴を備えている
    ことを特徴とするアジャスタ付きキャスタ。
  5. 請求項1に記載のアジャスタ付きキャスタにおいて、
    前記アジャスタボルトは、前記アジャスタボルト用ねじ支柱に螺合されるボルトと、前記ボルトの頭部に螺合される止めねじと、前記ボルトと前記止めねじとの間に配される設置部材とを備え、前記設置部材は、カップ状のカバーと、前記カバーの内面側に配される円筒状のゴム部材と、前記カバーの上面側に配される摩擦防止板とで構成されている
    ことを特徴とするアジャスタ付きキャスタ。
  6. 請求項1に記載されたアジャスタ付きキャスタにおいて、
    前記アジャスタボルト用ねじ支柱の頭部の外周には、軸方向に平目ローレット加工が施されている
    ことを特徴とするアジャスタ付きキャスタ。
  7. 請求項1ないし請求項6の何れか1項に記載されたアジャスタ付きキャスタの製造方法において、
    前記アジャスタボルト用ねじ支柱の頭部に、前記第二スラスト球軸受け部、前記車輪フレーム、前記第一スラスト球軸受け部、前記取付フランジの順で組み付ける工程と、
    前記アジャスタボルト用ねじ支柱の頭部にかしめ用ポンチと押し込んで前記頭部を外方に押し広げて前記アジャスタボルト用ねじ支柱の頭部に、前記第二スラスト球軸受け部、前記第一スラスト球軸受け部および前記取付フランジをかしめ付ける工程と
    を備えていることを特徴とするアジャスタ付きキャスタの製造方法。
  8. 請求項7に記載されたアジャスタ付きキャスタの製造方法において、
    前記アジャスタボルト用ねじ支柱の頭部の頂点には、すり鉢状の溝を設け、
    前記かしめ用ポンチは、先端から裾野に沿って広がる複数の斜面を形成した円錐形状の押圧面を設けている
    を備えていることを特徴とするアジャスタ付きキャスタの製造方法。
  9. 請求項1ないし請求項6の何れか1項に記載されたアジャスタ付きキャスタを備えたことを特徴とする移動装置。
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