JPH075595A - 画像プリンタ用モニタシステム - Google Patents
画像プリンタ用モニタシステムInfo
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- JPH075595A JPH075595A JP5143849A JP14384993A JPH075595A JP H075595 A JPH075595 A JP H075595A JP 5143849 A JP5143849 A JP 5143849A JP 14384993 A JP14384993 A JP 14384993A JP H075595 A JPH075595 A JP H075595A
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- G03B—APPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
- G03B27/00—Photographic printing apparatus
- G03B27/72—Controlling or varying light intensity, spectral composition, or exposure time in photographic printing apparatus
- G03B27/73—Controlling exposure by variation of spectral composition, e.g. multicolor printers
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- G—PHYSICS
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- G03B27/462—Projection printing apparatus, e.g. enlarger, copying camera for automatic sequential copying of different originals, e.g. enlargers, roll film printers in enlargers, e.g. roll film printers
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- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
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- H04N1/46—Colour picture communication systems
- H04N1/56—Processing of colour picture signals
- H04N1/60—Colour correction or control
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- Spectroscopy & Molecular Physics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Multimedia (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Control Of Exposure In Printing And Copying (AREA)
- Projection-Type Copiers In General (AREA)
- Color Image Communication Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 画像表示の較正作業を能率良く行える画像プ
リンタ用モニタシステムを提供する点にある。 【構成】 モニタモードと較正モードとを切り換えるよ
うに構成し、較正モードにおいては、多数色が多数領域
に分割配置されたカラーチャート画像が記録されたカラ
ー較正用フィルム(2) を読取手段(A) にて読み取らせ、
表示制御手段(103) にてカラー画像として画像表示手段
(M）に表示させ、表示補正情報入力手段(105) から入力
される補正を要する色、及び、その補正内容に基づいて
画像表示演算情報を補正し、表示制御手段(103) にて、
補正された画像表示演算情報を用いて、カラーチャート
画像に対応するカラー画像を画像表示手段(M）に表示さ
せるように構成した画像プリンタ用モニタシステム。
リンタ用モニタシステムを提供する点にある。 【構成】 モニタモードと較正モードとを切り換えるよ
うに構成し、較正モードにおいては、多数色が多数領域
に分割配置されたカラーチャート画像が記録されたカラ
ー較正用フィルム(2) を読取手段(A) にて読み取らせ、
表示制御手段(103) にてカラー画像として画像表示手段
(M）に表示させ、表示補正情報入力手段(105) から入力
される補正を要する色、及び、その補正内容に基づいて
画像表示演算情報を補正し、表示制御手段(103) にて、
補正された画像表示演算情報を用いて、カラーチャート
画像に対応するカラー画像を画像表示手段(M）に表示さ
せるように構成した画像プリンタ用モニタシステム。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、露光手段にて感光材料
に露光されるフィルムのカラー画像情報を多数の領域に
分割して読み取る読み取り手段と、その読み取り手段の
読取画像情報と露光条件演算情報とに基づいて前記露光
手段の露光条件を求める露光条件演算手段と、前記読取
画像情報を前記露光条件に基づいて補正して、露光条件
付き画像情報を生成する露光条件付き画像情報補正手段
と、前記露光条件付き画像情報と画像表示演算情報とに
基づいて表示画像情報を生成して、カラー画像として画
像表示手段に表示させる表示制御手段と、前記露光条件
演算情報の補正情報を入力する露光補正情報入力手段
と、前記画像表示演算情報の補正情報を入力する表示補
正情報入力手段と、前記露光補正情報入力手段の入力に
より前記露光条件演算情報を補正するモニタモードと、
前記表示補正情報入力手段の入力により画像表示演算情
報を補正する較正モードとの切り換えを指示するモード
指示手段とを備えた画像プリンタ用モニタシステムに関
する。
に露光されるフィルムのカラー画像情報を多数の領域に
分割して読み取る読み取り手段と、その読み取り手段の
読取画像情報と露光条件演算情報とに基づいて前記露光
手段の露光条件を求める露光条件演算手段と、前記読取
画像情報を前記露光条件に基づいて補正して、露光条件
付き画像情報を生成する露光条件付き画像情報補正手段
と、前記露光条件付き画像情報と画像表示演算情報とに
基づいて表示画像情報を生成して、カラー画像として画
像表示手段に表示させる表示制御手段と、前記露光条件
演算情報の補正情報を入力する露光補正情報入力手段
と、前記画像表示演算情報の補正情報を入力する表示補
正情報入力手段と、前記露光補正情報入力手段の入力に
より前記露光条件演算情報を補正するモニタモードと、
前記表示補正情報入力手段の入力により画像表示演算情
報を補正する較正モードとの切り換えを指示するモード
指示手段とを備えた画像プリンタ用モニタシステムに関
する。
【０００２】
【従来の技術】上記画像プリンタ用モニタシステムは、
フィルムのカラー画像情報を露光手段にて印画紙に露光
するに先立って、その露光の結果をＣＲＴ等の画像表示
手段に表示させることによって、露光条件を適正に補正
できるようにすることを目的とするものであり、そし
て、そのような補正を適正に実行させるために、画像表
示手段にて表示される画像が露光手段による露光結果と
同じになるように較正できるようにしたものである。つ
まり、モード指示手段にてモニタモードが指示された場
合には、フィルム（一般にはネガフィルム）のカラー画
像情報が読取手段に読み取られると、露光条件を求める
露光条件演算手段にて、読取画像情報と露光条件演算情
報とに基づいて露光手段の露光条件が求められ、画像情
報補正手段が、読取画像情報を露光条件に基づいて補正
して、露光条件付き画像情報を生成する。次に、表示制
御手段が、露光条件付き画像情報と画像表示演算情報と
に基づいて表示画像情報を生成して、カラー画像として
画像表示手段に表示させることになる。従って、オペレ
ータは、画像表示手段に表示されたカラー画像を見るこ
とによて、適正な露光を行えるか否かを判別できること
になり、不適正な露光と判別されるときには、カラーや
濃度の補正情報をキーボード等の露光補正情報入力手段
にて入力して、露光条件演算情報を補正することにな
る。尚、一般には、露光条件演算情報が補正されると、
その補正に基づいて表示画像情報が再度生成され、カラ
ー画像として画像表示手段に表示されることになり、オ
ペレータは、露光条件演算情報の補正の正否をも認識で
きることになる。ちなみに、モニタシステムが画像プリ
ンタに組み付けられている場合には、露光条件演算手段
にて求められた露光条件は露光手段に直接出力されて、
露光手段の露光に使用されることになる。又、モニタシ
ステムが画像プリンタとは別個に設置されて使用される
場合等においては、露光条件演算手段にて求められた露
光条件はフロッピーディスク等の記憶媒体に記憶された
のち、この記憶媒体を用いて露光手段に与えられること
になる（例えば特開平１−１４９０３９号、特開平１−
２００３４８号参照）。又、モード指示手段にて較正モ
ードが指示された場合には、一般には、人物や風景等の
リファレンス画像が記録された較正用フィルムを読取手
段に読み取らせると、上記モニタモード同様に、リファ
レンス画像に対応するカラー画像が画像表示手段に表示
されることになる。従って、オペレータは、画像表示手
段に表示されたカラー画像を見ることによって、画像表
示手段の表示状態が適正であるか否かを判別できること
になり、不適正な表示と判別するときには、カラーや濃
度の補正情報をキーボード等の表示補正情報入力手段に
て入力して、画像表示演算情報を補正することになる。
尚、このモードにおいても、一般には、画像表示演算情
報が補正されると、その補正に基づいて表示画像情報が
再度生成され、カラー画像として画像表示手段に表示さ
れることになり、オペレータは、画像情報演算情報の補
正の正否をも認識できることになる。さらに、一般に
は、較正用フィルムを適正露光条件で印画紙に露光した
リファレンスプリントが用意され、画像表示手段の表示
状態の判別に利用される。
フィルムのカラー画像情報を露光手段にて印画紙に露光
するに先立って、その露光の結果をＣＲＴ等の画像表示
手段に表示させることによって、露光条件を適正に補正
できるようにすることを目的とするものであり、そし
て、そのような補正を適正に実行させるために、画像表
示手段にて表示される画像が露光手段による露光結果と
同じになるように較正できるようにしたものである。つ
まり、モード指示手段にてモニタモードが指示された場
合には、フィルム（一般にはネガフィルム）のカラー画
像情報が読取手段に読み取られると、露光条件を求める
露光条件演算手段にて、読取画像情報と露光条件演算情
報とに基づいて露光手段の露光条件が求められ、画像情
報補正手段が、読取画像情報を露光条件に基づいて補正
して、露光条件付き画像情報を生成する。次に、表示制
御手段が、露光条件付き画像情報と画像表示演算情報と
に基づいて表示画像情報を生成して、カラー画像として
画像表示手段に表示させることになる。従って、オペレ
ータは、画像表示手段に表示されたカラー画像を見るこ
とによて、適正な露光を行えるか否かを判別できること
になり、不適正な露光と判別されるときには、カラーや
濃度の補正情報をキーボード等の露光補正情報入力手段
にて入力して、露光条件演算情報を補正することにな
る。尚、一般には、露光条件演算情報が補正されると、
その補正に基づいて表示画像情報が再度生成され、カラ
ー画像として画像表示手段に表示されることになり、オ
ペレータは、露光条件演算情報の補正の正否をも認識で
きることになる。ちなみに、モニタシステムが画像プリ
ンタに組み付けられている場合には、露光条件演算手段
にて求められた露光条件は露光手段に直接出力されて、
露光手段の露光に使用されることになる。又、モニタシ
ステムが画像プリンタとは別個に設置されて使用される
場合等においては、露光条件演算手段にて求められた露
光条件はフロッピーディスク等の記憶媒体に記憶された
のち、この記憶媒体を用いて露光手段に与えられること
になる（例えば特開平１−１４９０３９号、特開平１−
２００３４８号参照）。又、モード指示手段にて較正モ
ードが指示された場合には、一般には、人物や風景等の
リファレンス画像が記録された較正用フィルムを読取手
段に読み取らせると、上記モニタモード同様に、リファ
レンス画像に対応するカラー画像が画像表示手段に表示
されることになる。従って、オペレータは、画像表示手
段に表示されたカラー画像を見ることによって、画像表
示手段の表示状態が適正であるか否かを判別できること
になり、不適正な表示と判別するときには、カラーや濃
度の補正情報をキーボード等の表示補正情報入力手段に
て入力して、画像表示演算情報を補正することになる。
尚、このモードにおいても、一般には、画像表示演算情
報が補正されると、その補正に基づいて表示画像情報が
再度生成され、カラー画像として画像表示手段に表示さ
れることになり、オペレータは、画像情報演算情報の補
正の正否をも認識できることになる。さらに、一般に
は、較正用フィルムを適正露光条件で印画紙に露光した
リファレンスプリントが用意され、画像表示手段の表示
状態の判別に利用される。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術では、較
正モードにおいて、画像表示手段に表示された、人物や
風景等のリファレンス画像に対応するカラー画像を見な
がら、カラーや濃度の補正を行うことになるが、画像表
示手段に表示されるカラー画像が、多数の色が混在して
いる人物や風景等のリファレンス画像に対応するもので
あるため、カラーバランスの悪いことに気付いても、未
熟練者では、多数色のうちのいずれの色に対応する表示
が不適正であるかを的確に判断しにくいものであり、較
正作業が手間取る不利があり、改善が望まれていた。ち
なみに、例えば特開昭６１−１３８９４３号公報に開示
されるように、人物や風景等のリファレンス画像に対応
するカラー画像に並べて、所定濃度差の階調からなるグ
レイステップ画像に対応するカラー画像を画像表示手段
に表示させるようにする技術も提案されているが、この
技術の場合にも、単にグレイステップを見るだけでは、
不適正なカラーバランスであると気付いても、適正なカ
ラーバランスにするための具体的な調整が分かりにくい
ものであり、較正作業の能率化を充分に図り難いもので
あった。本発明は、上記実情に鑑みてなされたものであ
って、その目的は、上記不利を解消して、較正作業を能
率良く行えるようにする点にある。
正モードにおいて、画像表示手段に表示された、人物や
風景等のリファレンス画像に対応するカラー画像を見な
がら、カラーや濃度の補正を行うことになるが、画像表
示手段に表示されるカラー画像が、多数の色が混在して
いる人物や風景等のリファレンス画像に対応するもので
あるため、カラーバランスの悪いことに気付いても、未
熟練者では、多数色のうちのいずれの色に対応する表示
が不適正であるかを的確に判断しにくいものであり、較
正作業が手間取る不利があり、改善が望まれていた。ち
なみに、例えば特開昭６１−１３８９４３号公報に開示
されるように、人物や風景等のリファレンス画像に対応
するカラー画像に並べて、所定濃度差の階調からなるグ
レイステップ画像に対応するカラー画像を画像表示手段
に表示させるようにする技術も提案されているが、この
技術の場合にも、単にグレイステップを見るだけでは、
不適正なカラーバランスであると気付いても、適正なカ
ラーバランスにするための具体的な調整が分かりにくい
ものであり、較正作業の能率化を充分に図り難いもので
あった。本発明は、上記実情に鑑みてなされたものであ
って、その目的は、上記不利を解消して、較正作業を能
率良く行えるようにする点にある。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明による画像プリン
タ用モニタシステムは、露光手段にて感光材料に露光さ
れるフィルムのカラー画像情報を多数の領域に分割して
読み取る読取手段と、その読取により読み取られた読取
画像情報を記憶する読取画像情報記憶手段と、その読取
画像情報記憶手段の前記読取画像情報と露光条件演算情
報とに基づいて前記露光手段の露光条件を求める露光条
件演算手段と、前記読取画像情報を前記露光条件に基づ
いて補正して、露光条件付き画像情報を生成する画像情
報補正手段と、前記露光条件付き画像情報と画像表示演
算情報とに基づいて表示画像情報を生成して、カラー画
像として画像表示手段に表示させる表示制御手段と、前
記露光条件演算情報の補正情報を入力する露光補正情報
入力手段と、前記画像表示演算情報の補正情報を入力す
る表示補正情報入力手段と、前記露光補正情報入力手段
の入力により前記露光条件演算情報を補正するモニタモ
ードと、前記表示補正情報入力手段の入力により画像表
示演算情報を補正する較正モードとの切り換えを指示す
るモード指示手段とを備えるものであり、その第１の特
徴構成は、前記表示制御手段は、前記モード指示手段に
て較正モードが指示されたときには、前記読取手段にて
読み取られる、多数色が多数領域に分割配置されたカラ
ーチャート画像が記録されたカラー較正用フィルムの読
取画像情報に対応する前記表示画像情報を生成して、前
記画像表示手段に表示させ、前記補正情報入力手段にて
入力される、表示されたカラー画像のうちの補正を要す
る色、及び、その補正内容に基づいて、前記画像表示演
算情報を補正すると共に、補正された前記画像表示演算
情報にて生成される前記表示画像情報を前記画像表示手
段に表示させように構成されている点にある。本発明の
第２の特徴構成は、上記第１の特徴構成に加えて、前記
表示制御手段は、前記モード指示手段にて較正モードが
指示されたときには、前記読取手段にて読み取られる、
前記カラー較正用フィルムの読取画像情報、及び、リフ
ァレンス画像が記録された補助較正用フィルムの読取画
像情報から、前記カラーチャート画像と前記リファレン
ス画像とを並べて表示させるための前記表示画像情報を
生成して、前記画像表示手段に表示させるように構成さ
れている点にある。本発明の第３の特徴構成は、上記第
１又は第２の特徴構成に加えて、前記表示補正情報入力
手段にて入力された補正を要する色に対応する実情報、
及び、補正内容情報を、前記画像表示手段に表示させる
ように構成されている点にある。本発明の第４の特徴構
成は、上記第１、第２又は第３の特徴構成に加えて、前
記モード指示手段が、前記較正モードとしてカラー較正
モードと濃度較正モードとを選択できるように構成さ
れ、前記表示制御手段は、前記モード指示手段にて濃度
較正モードが指示されたときには、前記読取手段にて読
み取られる、標準濃度に対応する濃度画像が記録された
濃度較正用フィルムの読取画像情報及び、リファレンス
画像が記録された補助較正用フィルムの読取画像情報か
ら、前記濃度画像と前記リファレンス画像とを並べて表
示させるための前記表示画像情報を生成して、前記画像
表示手段に表示させ、前記表示補正情報入力手段にて入
力される、濃度補正情報に基づいて、前記画像表示制御
情報を補正すると共に、補正された前記画像表示制御情
報にて生成される前記表示画像情報を前記画像表示手段
に表示させるように構成されている点にある。
タ用モニタシステムは、露光手段にて感光材料に露光さ
れるフィルムのカラー画像情報を多数の領域に分割して
読み取る読取手段と、その読取により読み取られた読取
画像情報を記憶する読取画像情報記憶手段と、その読取
画像情報記憶手段の前記読取画像情報と露光条件演算情
報とに基づいて前記露光手段の露光条件を求める露光条
件演算手段と、前記読取画像情報を前記露光条件に基づ
いて補正して、露光条件付き画像情報を生成する画像情
報補正手段と、前記露光条件付き画像情報と画像表示演
算情報とに基づいて表示画像情報を生成して、カラー画
像として画像表示手段に表示させる表示制御手段と、前
記露光条件演算情報の補正情報を入力する露光補正情報
入力手段と、前記画像表示演算情報の補正情報を入力す
る表示補正情報入力手段と、前記露光補正情報入力手段
の入力により前記露光条件演算情報を補正するモニタモ
ードと、前記表示補正情報入力手段の入力により画像表
示演算情報を補正する較正モードとの切り換えを指示す
るモード指示手段とを備えるものであり、その第１の特
徴構成は、前記表示制御手段は、前記モード指示手段に
て較正モードが指示されたときには、前記読取手段にて
読み取られる、多数色が多数領域に分割配置されたカラ
ーチャート画像が記録されたカラー較正用フィルムの読
取画像情報に対応する前記表示画像情報を生成して、前
記画像表示手段に表示させ、前記補正情報入力手段にて
入力される、表示されたカラー画像のうちの補正を要す
る色、及び、その補正内容に基づいて、前記画像表示演
算情報を補正すると共に、補正された前記画像表示演算
情報にて生成される前記表示画像情報を前記画像表示手
段に表示させように構成されている点にある。本発明の
第２の特徴構成は、上記第１の特徴構成に加えて、前記
表示制御手段は、前記モード指示手段にて較正モードが
指示されたときには、前記読取手段にて読み取られる、
前記カラー較正用フィルムの読取画像情報、及び、リフ
ァレンス画像が記録された補助較正用フィルムの読取画
像情報から、前記カラーチャート画像と前記リファレン
ス画像とを並べて表示させるための前記表示画像情報を
生成して、前記画像表示手段に表示させるように構成さ
れている点にある。本発明の第３の特徴構成は、上記第
１又は第２の特徴構成に加えて、前記表示補正情報入力
手段にて入力された補正を要する色に対応する実情報、
及び、補正内容情報を、前記画像表示手段に表示させる
ように構成されている点にある。本発明の第４の特徴構
成は、上記第１、第２又は第３の特徴構成に加えて、前
記モード指示手段が、前記較正モードとしてカラー較正
モードと濃度較正モードとを選択できるように構成さ
れ、前記表示制御手段は、前記モード指示手段にて濃度
較正モードが指示されたときには、前記読取手段にて読
み取られる、標準濃度に対応する濃度画像が記録された
濃度較正用フィルムの読取画像情報及び、リファレンス
画像が記録された補助較正用フィルムの読取画像情報か
ら、前記濃度画像と前記リファレンス画像とを並べて表
示させるための前記表示画像情報を生成して、前記画像
表示手段に表示させ、前記表示補正情報入力手段にて入
力される、濃度補正情報に基づいて、前記画像表示制御
情報を補正すると共に、補正された前記画像表示制御情
報にて生成される前記表示画像情報を前記画像表示手段
に表示させるように構成されている点にある。
【０００５】
【作用】本発明の第１特徴構成によれば、較正モードに
おいて、多数の色が多数の領域に分割配置されたカラー
チャート画像が記録されたカラー較正用フィルムを読取
手段に読み取らせることにより、カラーチャート画像に
対応するカラー画像が、画像表示手段に表示されること
になる。従って、オペレータは、カラーチャート画像に
対応するカラー画像を見る際において、多数色の夫々に
ついて各別に適否を判別できることになる。そして、不
適正な色の表示があった場合には、その色を補正する色
として、そして、その補正内容（色相や彩度）を表示補
正情報入力手段により入力する。表示補正情報入力手段
の入力に伴って、画像表示演算情報が補正され、その補
正された画像表示演算情報にて生成される表示画像情報
のカラー画像、つまり、補正されたカラーチャート画像
に対応するカラー画像が、画像情報表示手段に表示され
る。従って、オペレータは、補正後において表示され
る、カラーチャート画像に対応するカラー画像を見るこ
とによって、補正の適否を判別することができるものと
なる。勿論、再度補正を要するときには、表示補正情報
入力手段にて、補正を要する色、及び、補正内容を入力
することによって適正な表示にすることができる。
おいて、多数の色が多数の領域に分割配置されたカラー
チャート画像が記録されたカラー較正用フィルムを読取
手段に読み取らせることにより、カラーチャート画像に
対応するカラー画像が、画像表示手段に表示されること
になる。従って、オペレータは、カラーチャート画像に
対応するカラー画像を見る際において、多数色の夫々に
ついて各別に適否を判別できることになる。そして、不
適正な色の表示があった場合には、その色を補正する色
として、そして、その補正内容（色相や彩度）を表示補
正情報入力手段により入力する。表示補正情報入力手段
の入力に伴って、画像表示演算情報が補正され、その補
正された画像表示演算情報にて生成される表示画像情報
のカラー画像、つまり、補正されたカラーチャート画像
に対応するカラー画像が、画像情報表示手段に表示され
る。従って、オペレータは、補正後において表示され
る、カラーチャート画像に対応するカラー画像を見るこ
とによって、補正の適否を判別することができるものと
なる。勿論、再度補正を要するときには、表示補正情報
入力手段にて、補正を要する色、及び、補正内容を入力
することによって適正な表示にすることができる。
【０００６】本発明の第２特徴構成によれば、カラー較
正用フィルムに併せて、人物や風景等のリファレンス画
像が記録された補助較正用フィルムを読取手段にて読み
取らせると、カラーチャート画像とリファレンス画像と
を並べて表示させるための表示画像情報が生成されて、
画像表示手段に表示されることになる。勿論、表示補正
情報入力手段の入力に伴って、画像表示演算情報が補正
され、その補正された画像表示演算情報にて生成される
表示画像情報のカラー画像、つまり、補正されたカラー
チャート画像並びにリファレンス画像に対応するカラー
画像が、画像情報表示手段に表示される。従って、オペ
レータは、補正後において表示される、カラーチャート
画像に対応するカラー画像に併せて、リファレンス画像
に対応するカラー画像を見ることによって、補正の結果
がリファレンス画像に対応するカラー画像に与える影響
の適否をも確認しながら、一層明確に補正の適否を判別
することができるものとなる。
正用フィルムに併せて、人物や風景等のリファレンス画
像が記録された補助較正用フィルムを読取手段にて読み
取らせると、カラーチャート画像とリファレンス画像と
を並べて表示させるための表示画像情報が生成されて、
画像表示手段に表示されることになる。勿論、表示補正
情報入力手段の入力に伴って、画像表示演算情報が補正
され、その補正された画像表示演算情報にて生成される
表示画像情報のカラー画像、つまり、補正されたカラー
チャート画像並びにリファレンス画像に対応するカラー
画像が、画像情報表示手段に表示される。従って、オペ
レータは、補正後において表示される、カラーチャート
画像に対応するカラー画像に併せて、リファレンス画像
に対応するカラー画像を見ることによって、補正の結果
がリファレンス画像に対応するカラー画像に与える影響
の適否をも確認しながら、一層明確に補正の適否を判別
することができるものとなる。
【０００７】本発明の第３特徴構成によれば、表示補正
情報入力手段にて入力された補正を要する色に対応する
実情報、例えば読取手段の読取画像情報から求められる
色相や彩度等の計測値と、補正内容情報、例えば色相や
彩度の補正量が表示されるから、オペレータは、補正内
容を定量的に認識しながら、較正作業を行える。
情報入力手段にて入力された補正を要する色に対応する
実情報、例えば読取手段の読取画像情報から求められる
色相や彩度等の計測値と、補正内容情報、例えば色相や
彩度の補正量が表示されるから、オペレータは、補正内
容を定量的に認識しながら、較正作業を行える。
【０００８】本発明の第４特徴構成によれば、カラーバ
ラスの較正を行う際には、カラー較正モードを指示する
ことにより、上述の第１〜第３特徴構成の作用で述べた
ように、多数の色の表示を補正できる。そして、濃度較
正を行う際においては、濃度較正モードを指示して、標
準濃度に対応する濃度画像が記録された濃度較正用フィ
ルムと人物や風景等のリファレンス画像が記録された補
助較正用フィルムを読取手段にて読み取らせ、濃度画像
とリファレンス画像とを並べて表示させるための表示画
像情報が生成されて、画像表示手段に表示されることに
なる。勿論、表示補正情報入力手段の入力に伴って、画
像表示演算情報が補正され、その補正された画像表示演
算情報にて生成される表示画像情報のカラー画像、つま
り、補正された濃度画像並びにリファレンス画像に対応
するカラー画像が、画像情報表示手段に表示される。従
って、オペレータは、補正後において表示される、濃度
画像に対応するカラー画像に併せて、リファレンス画像
に対応するカラー画像を見ることによって、補正の結果
がリファレンス画像に対応するカラー画像に与える影響
の適否をも確認しながら、濃度補正の適否を明確に判別
し、適正な濃度に補正できるものとなる。
ラスの較正を行う際には、カラー較正モードを指示する
ことにより、上述の第１〜第３特徴構成の作用で述べた
ように、多数の色の表示を補正できる。そして、濃度較
正を行う際においては、濃度較正モードを指示して、標
準濃度に対応する濃度画像が記録された濃度較正用フィ
ルムと人物や風景等のリファレンス画像が記録された補
助較正用フィルムを読取手段にて読み取らせ、濃度画像
とリファレンス画像とを並べて表示させるための表示画
像情報が生成されて、画像表示手段に表示されることに
なる。勿論、表示補正情報入力手段の入力に伴って、画
像表示演算情報が補正され、その補正された画像表示演
算情報にて生成される表示画像情報のカラー画像、つま
り、補正された濃度画像並びにリファレンス画像に対応
するカラー画像が、画像情報表示手段に表示される。従
って、オペレータは、補正後において表示される、濃度
画像に対応するカラー画像に併せて、リファレンス画像
に対応するカラー画像を見ることによって、補正の結果
がリファレンス画像に対応するカラー画像に与える影響
の適否をも確認しながら、濃度補正の適否を明確に判別
し、適正な濃度に補正できるものとなる。
【０００９】
【発明の効果】上記第１特徴構成によれば、画像情報表
示手段に表示されたカラーチャート画像に対応するカラ
ー画像を見ながら、多数の色のうちのいずれの色の表示
が不適正であるかを適切に確認しながら、しかも、補正
の結果を確認しながら、画像表示演算情報を補正して、
適正な表示状態に較正できるので、カラーバランスの較
正作業を未熟練者でも迅速に行わせることができるよう
になった。
示手段に表示されたカラーチャート画像に対応するカラ
ー画像を見ながら、多数の色のうちのいずれの色の表示
が不適正であるかを適切に確認しながら、しかも、補正
の結果を確認しながら、画像表示演算情報を補正して、
適正な表示状態に較正できるので、カラーバランスの較
正作業を未熟練者でも迅速に行わせることができるよう
になった。
【００１０】上記第２特徴構成によれば、上記第１特徴
構成による効果に加え、カラーチャート画像に対応する
カラー画像に並べて、人物や風景等のリファレンス画像
に対応するカラー画像を表示させて、補正の結果がリフ
ァレンス画像に対応するカラー画像に与える影響の適否
をも確認しながら、較正作業を行えるので、肌色等特に
重要な色をも良好に表示し適正状態に適切に較正できる
ようになった。
構成による効果に加え、カラーチャート画像に対応する
カラー画像に並べて、人物や風景等のリファレンス画像
に対応するカラー画像を表示させて、補正の結果がリフ
ァレンス画像に対応するカラー画像に与える影響の適否
をも確認しながら、較正作業を行えるので、肌色等特に
重要な色をも良好に表示し適正状態に適切に較正できる
ようになった。
【００１１】上記第３特徴構成によれば、上記第１又は
第２特徴構成による効果に加え、補正内容を定量的に認
識しながら、較正作業を行えるものとなるから、補正内
容の入力を過不足なく行いやすいものとなって、較正作
業の一層の能率向上を図ることが可能となる。
第２特徴構成による効果に加え、補正内容を定量的に認
識しながら、較正作業を行えるものとなるから、補正内
容の入力を過不足なく行いやすいものとなって、較正作
業の一層の能率向上を図ることが可能となる。
【００１２】上記第４特徴構成によれば、上記第１、第
２又は第３特徴構成による効果に加え、濃度の較正を、
濃度画像に対応するカラー画像に並べて、人物や風景等
のリファレンス画像に対応するカラー画像を表示させ
て、補正の結果がリファレンス画像に対応するカラー画
像に与える影響の適否をも確認しながら、濃度の較正作
業を行えるので、単に濃度画像に対応するカラー画像を
表示させるのに比べて、適正な濃度で表示する状態に、
迅速較正できるものとなった。
２又は第３特徴構成による効果に加え、濃度の較正を、
濃度画像に対応するカラー画像に並べて、人物や風景等
のリファレンス画像に対応するカラー画像を表示させ
て、補正の結果がリファレンス画像に対応するカラー画
像に与える影響の適否をも確認しながら、濃度の較正作
業を行えるので、単に濃度画像に対応するカラー画像を
表示させるのに比べて、適正な濃度で表示する状態に、
迅速較正できるものとなった。
【００１３】
【実施例】以下、本発明の画像プリンタ用モニタシステ
ムの実施例を図面に基づいて説明する。図１に示すよう
に、モニタシステムを備えた画像プリンタ１は、装填さ
れたフィルム（ネガフィルム）２の画像情報を読み取る
読取手段Ａ、前記フィルム２の画像情報を感光材料とし
ての印画紙３に投影露光する露光手段Ｂ、露光された印
画紙３を現像する現像処理部Ｄ、画像プリンタ１の各部
の作動を制御するコントローラＥ、コントローラＥに各
種の情報を入力する操作卓Ｆ、及び、前記読取手段Ａの
読取画像情報から生成される表示画像情報をカラー画像
として表示する画像表示手段としての、ＣＲＴ等からな
るモニタＭを、主要部として備える。
ムの実施例を図面に基づいて説明する。図１に示すよう
に、モニタシステムを備えた画像プリンタ１は、装填さ
れたフィルム（ネガフィルム）２の画像情報を読み取る
読取手段Ａ、前記フィルム２の画像情報を感光材料とし
ての印画紙３に投影露光する露光手段Ｂ、露光された印
画紙３を現像する現像処理部Ｄ、画像プリンタ１の各部
の作動を制御するコントローラＥ、コントローラＥに各
種の情報を入力する操作卓Ｆ、及び、前記読取手段Ａの
読取画像情報から生成される表示画像情報をカラー画像
として表示する画像表示手段としての、ＣＲＴ等からな
るモニタＭを、主要部として備える。
【００１４】前記フィルム２は、挿入部４から装填され
ると、搬送用ローラ５等にて構成されるフィルム搬送手
段Ｇによって、画像情報の読み取りのために読取手段Ａ
を経由して露光手段Ｂに搬送され、露光の終了に伴って
排出部６から排出される。前記印画紙３は、印画紙ホル
ダ７にロール状に収納され、搬送用ローラ８等にて構成
される印画紙搬送手段Ｈによって、印画紙ホルダ４から
引き出されて露光手段Ｂにおいて露光された後、現像処
理部Ｄにて現像され、１枚分の画像情報を含む大きさに
切断されて排出される。
ると、搬送用ローラ５等にて構成されるフィルム搬送手
段Ｇによって、画像情報の読み取りのために読取手段Ａ
を経由して露光手段Ｂに搬送され、露光の終了に伴って
排出部６から排出される。前記印画紙３は、印画紙ホル
ダ７にロール状に収納され、搬送用ローラ８等にて構成
される印画紙搬送手段Ｈによって、印画紙ホルダ４から
引き出されて露光手段Ｂにおいて露光された後、現像処
理部Ｄにて現像され、１枚分の画像情報を含む大きさに
切断されて排出される。
【００１５】前記露光手段Ｂは、投影露光用光源１０、
フィルム２に照射する光の色バランスを調整する調光フ
ィルタ１１、調光フィルタ１１を通過した光を均一に混
色するミラートンネル１２、フィルム２の画像を印画紙
３上に結像させる焼き付けレンズ１３及びシャッタ１４
を、同一光軸上に備えている。そして、読取手段Ａにて
読み取ったフィルム２の画像情報に基づいて、コントロ
ーラ７が調光フィルタ１１を制御して投影露光用光源１
０の放射光をフィルム２の画像の色濃度に応じた色バラ
ンスに調整し、その調整後の光でフィルム２を照射し、
フィルム２の画像を印画紙３に焼き付けるように構成さ
れている。
フィルム２に照射する光の色バランスを調整する調光フ
ィルタ１１、調光フィルタ１１を通過した光を均一に混
色するミラートンネル１２、フィルム２の画像を印画紙
３上に結像させる焼き付けレンズ１３及びシャッタ１４
を、同一光軸上に備えている。そして、読取手段Ａにて
読み取ったフィルム２の画像情報に基づいて、コントロ
ーラ７が調光フィルタ１１を制御して投影露光用光源１
０の放射光をフィルム２の画像の色濃度に応じた色バラ
ンスに調整し、その調整後の光でフィルム２を照射し、
フィルム２の画像を印画紙３に焼き付けるように構成さ
れている。
【００１６】前記読取手段Ａは、フィルム２のカラー画
像情報を多数の領域に分割して読み取る画像センサ１５
を主要部として備えるものであって、フィルム２に白色
光を光源１６によって照射して、その透過光の強度を赤
色，緑色，青色の３原色に分解して画像センサ１５にて
読み取るように構成されている。
像情報を多数の領域に分割して読み取る画像センサ１５
を主要部として備えるものであって、フィルム２に白色
光を光源１６によって照射して、その透過光の強度を赤
色，緑色，青色の３原色に分解して画像センサ１５にて
読み取るように構成されている。
【００１７】前記現像処理部Ｄは、図示を省略するが、
露光後の印画紙３を現像するための処理液を充填した複
数のタンクを備えるものであって、印画紙３はその複数
のタンクを順次通過して行き現像処理されるようになっ
ている。
露光後の印画紙３を現像するための処理液を充填した複
数のタンクを備えるものであって、印画紙３はその複数
のタンクを順次通過して行き現像処理されるようになっ
ている。
【００１８】コントローラＥは、図２に示すように、読
取手段Ａの画像センサ１５の読取画像情報をＡ／Ｄ変換
する変換部１７、その変換部１７からのディジタル画像
情報を記憶する読取画像情報記憶手段としての画像メモ
リ１８、制御情報を記憶する制御メモリ１９、操作卓Ｆ
の入力情報や制御メモリ１９の記憶情報に基づいてプリ
ンタ全体の運行を管理する制御手段１００、変換部１７
からのディジタル画像情報と露光条件演算情報とに基づ
いて露光手段Ｂの露光条件をフィルム２のコマ毎に求め
る露光条件演算手段１０１、変換部１７からのディジタ
ル画像情報を前記露光条件に基づいて補正して、露光条
件付き画像情報を生成する画像情報生成手段１０２、及
び、前記露光条件付き画像情報と画像表示演算情報とに
基づいて表示画像情報を生成して、カラー画像としてモ
ニタＭに表示させる表示制御手段１０３を備えている。
そして、前記操作卓Ｆが、前記露光条件演算情報の補正
情報を入力する露光補正情報入力手段１０４、前記画像
表示演算情報の補正情報を入力する表示補正情報入力手
段１０５、及び、モニタモードと較正モードとの切り換
えを指示するモード指示手段１０６として機能するよう
になっている。
取手段Ａの画像センサ１５の読取画像情報をＡ／Ｄ変換
する変換部１７、その変換部１７からのディジタル画像
情報を記憶する読取画像情報記憶手段としての画像メモ
リ１８、制御情報を記憶する制御メモリ１９、操作卓Ｆ
の入力情報や制御メモリ１９の記憶情報に基づいてプリ
ンタ全体の運行を管理する制御手段１００、変換部１７
からのディジタル画像情報と露光条件演算情報とに基づ
いて露光手段Ｂの露光条件をフィルム２のコマ毎に求め
る露光条件演算手段１０１、変換部１７からのディジタ
ル画像情報を前記露光条件に基づいて補正して、露光条
件付き画像情報を生成する画像情報生成手段１０２、及
び、前記露光条件付き画像情報と画像表示演算情報とに
基づいて表示画像情報を生成して、カラー画像としてモ
ニタＭに表示させる表示制御手段１０３を備えている。
そして、前記操作卓Ｆが、前記露光条件演算情報の補正
情報を入力する露光補正情報入力手段１０４、前記画像
表示演算情報の補正情報を入力する表示補正情報入力手
段１０５、及び、モニタモードと較正モードとの切り換
えを指示するモード指示手段１０６として機能するよう
になっている。
【００１９】つまり、画像プリンタ１は、モニタモード
が指示された場合には、次に述べるように作動される。
フィルム２が装填されると、フィルム搬送手段Ｇによっ
て、そのフィルム２が読取手段Ａを経由して露光手段Ｂ
に搬送される。フィルム２の搬送に伴って、読取手段Ａ
によってフィルム２のカラー画像情報を読み取り、露光
条件演算手段１０１にて、読取画像情報と露光条件演算
情報とに基づいて露光手段Ｂの露光条件を求める。画像
情報補正手段１０２が、読取画像情報を露光条件に基づ
いて補正して、露光条件付き画像情報を生成する。表示
制御手段１０３が、露光条件付き画像情報と画像表示演
算情報とに基づいて表示画像情報を生成して、カラー画
像としてモニタＭに表示させることになる。このモニタ
Ｍの表示は、図３に示すように、例えばフィルム２の６
コマ分をまとめて表示するようになっている。
が指示された場合には、次に述べるように作動される。
フィルム２が装填されると、フィルム搬送手段Ｇによっ
て、そのフィルム２が読取手段Ａを経由して露光手段Ｂ
に搬送される。フィルム２の搬送に伴って、読取手段Ａ
によってフィルム２のカラー画像情報を読み取り、露光
条件演算手段１０１にて、読取画像情報と露光条件演算
情報とに基づいて露光手段Ｂの露光条件を求める。画像
情報補正手段１０２が、読取画像情報を露光条件に基づ
いて補正して、露光条件付き画像情報を生成する。表示
制御手段１０３が、露光条件付き画像情報と画像表示演
算情報とに基づいて表示画像情報を生成して、カラー画
像としてモニタＭに表示させることになる。このモニタ
Ｍの表示は、図３に示すように、例えばフィルム２の６
コマ分をまとめて表示するようになっている。
【００２０】従って、オペレータは、モニタＭに表示さ
れたカラー画像を見ることにより、６コマ分の各コマに
ついて適正な露光を行えるか否かを判別できることにな
り、不適正な露光と判別されるコマがあるときには、そ
のコマを操作卓Ｆにて指定して、そのコマについてのカ
ラーや濃度の補正情報を操作卓Ｆにて入力する。不適正
な露光と判別されるコマの補正情報が入力されると、そ
れに基づいて露光条件演算情報が補正される。そして、
露光条件演算情報が補正されると、その補正に基づいて
表示画像情報が再度生成され、カラー画像としてモニタ
Ｍに表示されるようになっている。
れたカラー画像を見ることにより、６コマ分の各コマに
ついて適正な露光を行えるか否かを判別できることにな
り、不適正な露光と判別されるコマがあるときには、そ
のコマを操作卓Ｆにて指定して、そのコマについてのカ
ラーや濃度の補正情報を操作卓Ｆにて入力する。不適正
な露光と判別されるコマの補正情報が入力されると、そ
れに基づいて露光条件演算情報が補正される。そして、
露光条件演算情報が補正されると、その補正に基づいて
表示画像情報が再度生成され、カラー画像としてモニタ
Ｍに表示されるようになっている。
【００２１】オペレータが、６コマ分のうちの必要なコ
マに対する補正情報の入力を終了して、その終了を操作
卓Ｆより入力するに伴って、新たな６コマ分のカラー画
像がモニタＭに表示されて、その新たな６コマ分につい
ての補正情報の入力が継続されると共に、それと併行し
て、露光手段Ｂが、露光条件演算手段１０１にて求めら
れた各コマの露光条件に基づいて、各コマについての投
影露光を行う。
マに対する補正情報の入力を終了して、その終了を操作
卓Ｆより入力するに伴って、新たな６コマ分のカラー画
像がモニタＭに表示されて、その新たな６コマ分につい
ての補正情報の入力が継続されると共に、それと併行し
て、露光手段Ｂが、露光条件演算手段１０１にて求めら
れた各コマの露光条件に基づいて、各コマについての投
影露光を行う。
【００２２】尚、この露光作動に伴って、フィルム搬送
手段Ｇや印画紙搬送手段Ｈも適宜作動されることは勿論
である。また、補正前の露光条件演算情報とは、フィル
ム２の画像を印画紙３に適正にプリントするための露光
条件を求めるために用意された演算情報であり、周知の
各種の方式が使用できる。更に、画像表示演算情報と
は、ネガ像をポジ像に変換する情報や、印画紙３の表示
能力とモニタＭの表示能力とを合わせるように画像情報
を補正する情報等を含むものであり、この画像表示演算
情報も周知の各種の方式が使用できる。
手段Ｇや印画紙搬送手段Ｈも適宜作動されることは勿論
である。また、補正前の露光条件演算情報とは、フィル
ム２の画像を印画紙３に適正にプリントするための露光
条件を求めるために用意された演算情報であり、周知の
各種の方式が使用できる。更に、画像表示演算情報と
は、ネガ像をポジ像に変換する情報や、印画紙３の表示
能力とモニタＭの表示能力とを合わせるように画像情報
を補正する情報等を含むものであり、この画像表示演算
情報も周知の各種の方式が使用できる。
【００２３】次に、画像プリンタ１の較正モードについ
て説明する。この較正モードには、カラー較正モードと
濃度較正モードとがあり、これらモードの選択は操作卓
Ｆの入力によって行えるようになっている。そして、カ
ラー較正のために、例えば図４に示す第１較正フィルム
２１が予め用意され、又、濃度較正のために、図６に示
す第２較正フィルム２２が予め用意されている。
て説明する。この較正モードには、カラー較正モードと
濃度較正モードとがあり、これらモードの選択は操作卓
Ｆの入力によって行えるようになっている。そして、カ
ラー較正のために、例えば図４に示す第１較正フィルム
２１が予め用意され、又、濃度較正のために、図６に示
す第２較正フィルム２２が予め用意されている。
【００２４】第１較正フィルム２１は、多数色が多数領
域に分割配置されたカラーチャート画像が記録されたカ
ラー較正用フィルム２１Ａと、人物や風景等のリファレ
ンス画像が記録された補助較正用フィルム２１Ｂとを一
つのフィルムとして作成したものである。尚、カラー較
正用フィルム２１Ａの多数色とは、本実施例において
は、青、緑、赤、黄、マゼンダ、シアン、深緑、赤紫、
赤緑等、１５色が採用され、これらの色が、カラー較正
用フィルム２１Ａに並べられて記録されている。
域に分割配置されたカラーチャート画像が記録されたカ
ラー較正用フィルム２１Ａと、人物や風景等のリファレ
ンス画像が記録された補助較正用フィルム２１Ｂとを一
つのフィルムとして作成したものである。尚、カラー較
正用フィルム２１Ａの多数色とは、本実施例において
は、青、緑、赤、黄、マゼンダ、シアン、深緑、赤紫、
赤緑等、１５色が採用され、これらの色が、カラー較正
用フィルム２１Ａに並べられて記録されている。
【００２５】第２較正フィルム２２は、標準濃度に対応
する濃度画像が円状に記録された濃度較正用フィルム２
２Ａと、人物や風景等のリファレンス画像が記録された
補助較正用フィルム２２Ｂとを一つのフィルムとして作
成したものである。
する濃度画像が円状に記録された濃度較正用フィルム２
２Ａと、人物や風景等のリファレンス画像が記録された
補助較正用フィルム２２Ｂとを一つのフィルムとして作
成したものである。
【００２６】画像プリンタ１は、カラー較正モードが指
示された場合には、次に通り作動する。第１較正フィル
ム２１が挿入部４から装填されると、フィルム搬送手段
Ｇによって、その第１較正フィルム２１を読取手段Ａ及
び露光手段Ｂを経由して排出部６に搬送する。第１較正
フィルム２１の搬送に伴って、読取手段Ａが第１較正フ
ィルム２１のカラー画像情報を読み取り、読取画像情報
の画像メモリ１８に記憶し露光条件演算手段１０１が、
読取画像情報と露光条件演算情報とに基づいて露光手段
Ｂの露光条件を求める。画像情報補正手段１０２が、読
取画像情報を露光条件に基づいて補正して、露光条件付
き画像情報を生成する。表示制御手段１０３が、露光条
件付き画像情報と画像表示演算情報とに基づいて、カラ
ーチャート画像Ｃとリファレンス画像Ｒとを並べて表示
させるための表示画像情報を生成して、図５に示すよう
に、カラーチャート画像Ｃとリファレンス画像Ｒカラー
画像としてモニタＭに表示させることになる。従って、
オペレータは、カラーチャート画像Ｃに対応するカラー
画像を見る際において、多数色の夫々について各別に適
否を判別し、そして、不適正な色の表示があった場合に
は、その色を補正を要する色として、そして、その補正
内容（色相や彩度）を操作卓Ｆより入力する。
示された場合には、次に通り作動する。第１較正フィル
ム２１が挿入部４から装填されると、フィルム搬送手段
Ｇによって、その第１較正フィルム２１を読取手段Ａ及
び露光手段Ｂを経由して排出部６に搬送する。第１較正
フィルム２１の搬送に伴って、読取手段Ａが第１較正フ
ィルム２１のカラー画像情報を読み取り、読取画像情報
の画像メモリ１８に記憶し露光条件演算手段１０１が、
読取画像情報と露光条件演算情報とに基づいて露光手段
Ｂの露光条件を求める。画像情報補正手段１０２が、読
取画像情報を露光条件に基づいて補正して、露光条件付
き画像情報を生成する。表示制御手段１０３が、露光条
件付き画像情報と画像表示演算情報とに基づいて、カラ
ーチャート画像Ｃとリファレンス画像Ｒとを並べて表示
させるための表示画像情報を生成して、図５に示すよう
に、カラーチャート画像Ｃとリファレンス画像Ｒカラー
画像としてモニタＭに表示させることになる。従って、
オペレータは、カラーチャート画像Ｃに対応するカラー
画像を見る際において、多数色の夫々について各別に適
否を判別し、そして、不適正な色の表示があった場合に
は、その色を補正を要する色として、そして、その補正
内容（色相や彩度）を操作卓Ｆより入力する。
【００２７】操作卓Ｆからの入力に伴って、画像表示演
算情報を補正し、その補正された画像表示演算情報にて
再び表示画像情報を生成し、その表示画像情報に対応す
るカラー画像、つまり、補正されたカラーチャート画像
Ｃ並びにリファレンス画像Ｒに対応するカラー画像を、
モニタＭに表示する。従って、オペレータは、補正後に
おいて表示される、カラーチャート画像に対応するカラ
ー画像を見ることによって、補正の適否を判別すること
ができるものとなる。しかも、オペレータは、補正後に
おいて表示される、リファレンス画像Ｒに対応するカラ
ー画像を見ることによって、補正の結果がリファレンス
画像Ｒに対応するカラー画像に与える影響の適否をも確
認しながら、一層明確に補正の適否を判別することがで
きるものとなる。勿論、再度補正を要するときには、操
作卓Ｆにて、補正を要する色、及び、補正内容を入力す
ることによって適正な表示にすることができる。
算情報を補正し、その補正された画像表示演算情報にて
再び表示画像情報を生成し、その表示画像情報に対応す
るカラー画像、つまり、補正されたカラーチャート画像
Ｃ並びにリファレンス画像Ｒに対応するカラー画像を、
モニタＭに表示する。従って、オペレータは、補正後に
おいて表示される、カラーチャート画像に対応するカラ
ー画像を見ることによって、補正の適否を判別すること
ができるものとなる。しかも、オペレータは、補正後に
おいて表示される、リファレンス画像Ｒに対応するカラ
ー画像を見ることによって、補正の結果がリファレンス
画像Ｒに対応するカラー画像に与える影響の適否をも確
認しながら、一層明確に補正の適否を判別することがで
きるものとなる。勿論、再度補正を要するときには、操
作卓Ｆにて、補正を要する色、及び、補正内容を入力す
ることによって適正な表示にすることができる。
【００２８】さらに、図５に明示するように、操作卓Ｆ
にて入力された補正を要する色に対応する実情報、本実
施例では読取手段Ａの読取画像情報から求められる色相
や彩度の計測値と、補正内容情報、本実施例では色相や
彩度の補正量を表示する。加えて、色相については、そ
の補正方向を表示する。従って、オペレータは、補正内
容を定量的に認識しながら、較正作業を行えるようにな
っている。
にて入力された補正を要する色に対応する実情報、本実
施例では読取手段Ａの読取画像情報から求められる色相
や彩度の計測値と、補正内容情報、本実施例では色相や
彩度の補正量を表示する。加えて、色相については、そ
の補正方向を表示する。従って、オペレータは、補正内
容を定量的に認識しながら、較正作業を行えるようにな
っている。
【００２９】画像プリンタ１は、濃度較正モードが指示
された場合には、基本的には、カラー較正モードと同様
に作動することになる。第２較正フィルム２２が挿入部
４から装填されると、フィルム搬送手段Ｇによって、そ
の第１較正フィルム２１を読取手段Ａ及び露光手段Ｂを
経由して排出部６に搬送する。第２較正フィルム２２の
搬送に伴って、読取手段Ａが第２較正フィルム２２のカ
ラー画像情報を読み取り、露光条件演算手段１０１が、
読取画像情報と露光条件演算情報とに基づいて露光手段
Ｂの露光条件を求める。画像情報補正手段１０２が、読
取画像情報を露光条件に基づいて補正して、露光条件付
き画像情報を生成する。表示制御手段１０３が、露光条
件付き画像情報と画像表示演算情報とに基づいて、濃度
画像とリファレンス画像とを並べて表示させるための表
示画像情報を生成して、カラー画像としてモニタＭに表
示させることになる。（図示省略）従って、オペレータ
は、濃度画像とリファレンス画像に対応するカラー画像
を見ながら、濃度の適否を判別し、そして、不適正な濃
度の表示である場合には、その補正内容を操作卓Ｆより
入力する。
された場合には、基本的には、カラー較正モードと同様
に作動することになる。第２較正フィルム２２が挿入部
４から装填されると、フィルム搬送手段Ｇによって、そ
の第１較正フィルム２１を読取手段Ａ及び露光手段Ｂを
経由して排出部６に搬送する。第２較正フィルム２２の
搬送に伴って、読取手段Ａが第２較正フィルム２２のカ
ラー画像情報を読み取り、露光条件演算手段１０１が、
読取画像情報と露光条件演算情報とに基づいて露光手段
Ｂの露光条件を求める。画像情報補正手段１０２が、読
取画像情報を露光条件に基づいて補正して、露光条件付
き画像情報を生成する。表示制御手段１０３が、露光条
件付き画像情報と画像表示演算情報とに基づいて、濃度
画像とリファレンス画像とを並べて表示させるための表
示画像情報を生成して、カラー画像としてモニタＭに表
示させることになる。（図示省略）従って、オペレータ
は、濃度画像とリファレンス画像に対応するカラー画像
を見ながら、濃度の適否を判別し、そして、不適正な濃
度の表示である場合には、その補正内容を操作卓Ｆより
入力する。
【００３０】操作卓Ｆからの入力に伴って、画像表示演
算情報を補正し、その補正された画像表示演算情報にて
再び表示画像情報を生成し、その表示画像情報に対応す
るカラー画像、つまり、補正された濃度画像並びにリフ
ァレンス画像に対応するカラー画像を、モニタＭに表示
する。従って、オペレータは、補正後において表示され
る、濃度画像に対応するカラー画像に併せて、リファレ
ンス画像に対応するカラー画像を見ることによって、補
正の結果がリファレンス画像に対応するカラー画像に与
える影響の適否をも確認しながら、濃度補正の適否を明
確に判別しながら、適正な濃度に補正きるものとなる。
勿論、再度補正を要するときには、操作卓Ｆにて補正内
容を入力することによって適正な表示にすることができ
る。
算情報を補正し、その補正された画像表示演算情報にて
再び表示画像情報を生成し、その表示画像情報に対応す
るカラー画像、つまり、補正された濃度画像並びにリフ
ァレンス画像に対応するカラー画像を、モニタＭに表示
する。従って、オペレータは、補正後において表示され
る、濃度画像に対応するカラー画像に併せて、リファレ
ンス画像に対応するカラー画像を見ることによって、補
正の結果がリファレンス画像に対応するカラー画像に与
える影響の適否をも確認しながら、濃度補正の適否を明
確に判別しながら、適正な濃度に補正きるものとなる。
勿論、再度補正を要するときには、操作卓Ｆにて補正内
容を入力することによって適正な表示にすることができ
る。
【００３１】〔別実施例〕以下、別実施例を列記する。 (1) 露光手段Ｂとしては、上述実施例で述べた投影露
光形式の他、ＰＬＺＴ等のプリントヘッドと用いて印画
紙３にプリントする、いわゆるディジタル露光形式を用
いても良い。
光形式の他、ＰＬＺＴ等のプリントヘッドと用いて印画
紙３にプリントする、いわゆるディジタル露光形式を用
いても良い。
【００３２】(2) 露光手段Ｂとして投影露光形式を用
いる場合において、上記実施例では、読取手段Ａと露光
手段Ｂとを、フィルム搬送方向に間隔を隔てて設置する
場合を例示したが、読取手段Ａの画像センサ１５を、投
影露光用光源１０からフィルムに向けて照射された透過
光又は反射光を検出するように設けて、読取手段Ａと露
光手段Ｂとを近接設置しても良い。尚、この場合、フィ
ルム２を、画像情報の読取のため一旦終端まで往動搬送
させたのち、その始端が露光手段Ｂにおける露光箇所に
位置するように復動させ、その状態から露光を行うよう
にすると良い。
いる場合において、上記実施例では、読取手段Ａと露光
手段Ｂとを、フィルム搬送方向に間隔を隔てて設置する
場合を例示したが、読取手段Ａの画像センサ１５を、投
影露光用光源１０からフィルムに向けて照射された透過
光又は反射光を検出するように設けて、読取手段Ａと露
光手段Ｂとを近接設置しても良い。尚、この場合、フィ
ルム２を、画像情報の読取のため一旦終端まで往動搬送
させたのち、その始端が露光手段Ｂにおける露光箇所に
位置するように復動させ、その状態から露光を行うよう
にすると良い。
【００３３】(3) 上記実施例では、カラーチャート画
像Ｃとリファレンス画像Ｒとを併用する場合について説
明したが、リファレンス画像を使用しないで実施できる
ことは勿論である。又、併用する場合においても、カラ
ー較正用フィルム２１Ａと補助較正用フィルム２１Ｂと
を一つのフィルムとして作成するに代えて、それらカラ
ー較正用フィルム２１Ａと補助較正用フィルム２１Ｂと
を別個のフィルムとして用意して、それらを各別に読取
手段Ａにて読み取らせるようにしてもよい。
像Ｃとリファレンス画像Ｒとを併用する場合について説
明したが、リファレンス画像を使用しないで実施できる
ことは勿論である。又、併用する場合においても、カラ
ー較正用フィルム２１Ａと補助較正用フィルム２１Ｂと
を一つのフィルムとして作成するに代えて、それらカラ
ー較正用フィルム２１Ａと補助較正用フィルム２１Ｂと
を別個のフィルムとして用意して、それらを各別に読取
手段Ａにて読み取らせるようにしてもよい。
【００３４】(4) 濃度の較正においては、グレイステ
ップを用いて較正する等、その他種々の手段が使用でき
る。又、上記実施例で述べた如く、標準濃度に対応する
濃度画像が円状に記録された濃度較正用フィルム２２Ａ
と、人物や風景等のリファレンス画像が記録された補助
較正用フィルム２２Ｂとを用いる場合においても、それ
らを一つのフィルムとして作成するに代えて、それら濃
度較正用フィルム２２Ａと補助較正用フィルム２２Ｂと
を別個のフィルムとして用意して、それらを各別に読取
手段Ａにて読み取らせるようにしてもよい。また、濃度
較正用フィルム２２Ａに記憶される濃度画像は円状に限
定されるものではない。
ップを用いて較正する等、その他種々の手段が使用でき
る。又、上記実施例で述べた如く、標準濃度に対応する
濃度画像が円状に記録された濃度較正用フィルム２２Ａ
と、人物や風景等のリファレンス画像が記録された補助
較正用フィルム２２Ｂとを用いる場合においても、それ
らを一つのフィルムとして作成するに代えて、それら濃
度較正用フィルム２２Ａと補助較正用フィルム２２Ｂと
を別個のフィルムとして用意して、それらを各別に読取
手段Ａにて読み取らせるようにしてもよい。また、濃度
較正用フィルム２２Ａに記憶される濃度画像は円状に限
定されるものではない。
【００３５】(5) 本発明の画像プリンタ用モニタシス
テムは、上述実施例で述べたように、画像プリンタに組
み付けて使用することが便利であるが、別個に設置され
るフィルム検査装置として使用することもできるもので
ある。
テムは、上述実施例で述べたように、画像プリンタに組
み付けて使用することが便利であるが、別個に設置され
るフィルム検査装置として使用することもできるもので
ある。
【００３６】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該入により本発明は限
定されるものではない。
便利にするために符号を記すが、該入により本発明は限
定されるものではない。
【図１】モニタシステムを備えた画像プリンタ構成図
【図２】制御構成を示すブロック図
【図３】モニタモードのモニタ表示画面を示す図
【図４】第１較正用フィルムの平面図
【図５】第１較正用フィルムに対応するモニタ表示画面
を示す図
を示す図
【図６】第２較正用フィルムの平面図
２ フィルム ３ 印画紙 １８ 読取画像情報記憶手段 ２１Ａ カラー較正用フィルム ２１Ｂ 補助較正用フィルム ２２Ａ 濃度較正用フィルム ２２Ｂ 補助較正用フィルム １０１ 露光条件演算手段 １０２ 画像情報補正手段 １０３ 表示制御手段 １０４ 露光補正情報入力手段 １０５ 表示補正情報入力手段 １０６ モード指示手段 Ａ 読取手段 Ｂ 露光手段 Ｍ 画像表示手段
Claims (4)
- 【請求項１】 露光手段(B) にて感光材料(3) に露光さ
れるフィルム(2) のカラー画像情報を多数の領域に分割
して読み取る読取手段(A) と、 その読取手段（Ａ）により読み取られた読取画像情報を
記憶する読取画像情報記憶手段（１８）と、 その読取画像情報記憶手段（１８）の前記読取画像情報
と露光条件演算情報とに基づいて前記露光手段(B) の露
光条件を求める露光条件演算手段(101) と、 前記読取画像情報を前記露光条件に基づいて補正して、
露光条件付き画像情報を生成する画像情報補正手段(10
2) と、 前記露光条件付き画像情報と画像表示演算情報とに基づ
いて表示画像情報を生成して、カラー画像として画像表
示手段(M）に表示させる表示制御手段(103) と、 前記露光条件演算情報の補正情報を入力する露光補正情
報入力手段(104) と、 前記画像表示演算情報の補正情報を入力する表示補正情
報入力手段(105) と、 前記露光補正情報入力手段(104) の入力により前記露光
条件演算情報を補正するモニタモードと、前記表示補正
情報入力手段(105) の入力により画像表示演算情報を補
正する較正モードとの切り換えを指示するモード指示手
段(106) とを備えた画像プリンタ用モニタシステムであ
って、 前記表示制御手段(103) は、 前記モード指示手段(106) にて較正モードが指示された
ときには、 前記読取手段(A) にて読み取られる、多数色が多数領域
に分割配置されたカラーチャート画像が記録されたカラ
ー較正用フィルム(21A) の読取画像情報に対応する前記
表示画像情報を生成して、前記画像表示手段(M）に表示
させ、 前記表示補正情報入力手段(105) にて入力される、表示
されたカラー画像のうちの補正を要する色、及び、その
補正内容に基づいて、前記画像表示演算情報を補正する
と共に、補正された前記画像表示演算情報にて生成され
る前記表示画像情報を前記画像表示手段(M）に表示させ
るように構成されている画像プリンタ用モニタシステ
ム。 - 【請求項２】 前記表示制御手段(103) は、 前記モード指示手段(106) にて較正モードが指示された
ときには、 前記読取手段(A) にて読み取られる、前記較正用フィル
ム(21A) の読取画像情報、及び、リファレンス画像が記
録された補助較正用フィルム(21B) の読取画像情報か
ら、前記カラーチャート画像と前記リファレンス画像と
を並べて表示させるための前記表示画像情報を生成し
て、前記画像表示手段(M）に表示させるように構成され
ている請求項１記載の画像プリンタ用モニタシステム。 - 【請求項３】 前記表示制御手段(103) は、前記表示補
正情報入力手段(105) にて入力された補正を要する色に
対応する実情報、及び、補正内容情報を、前記画像表示
手段(M) に表示させるように構成されている請求項１又
は２記載の画像プリンタ用モニタシステム。 - 【請求項４】 前記モード指示手段(106) が、前記較正
モードとしてカラー較正モードと濃度較正モードとを選
択できるように構成され、 前記表示制御手段(103) は、 前記モード指示手段(106) にて濃度較正モードが指示さ
れたときには、 前記読取手段(A) にて読み取られる、標準濃度に対応す
る濃度画像が記録された濃度較正用フィルム(22A) の読
取画像情報、及び、リファレンス画像が記録された補助
較正用フィルム(22B) の読取画像情報から、前記濃度画
像と前記リファレンス画像とを並べて表示させるための
前記表示画像情報を生成して、前記画像表示手段(M) に
表示させ、 前記表示補正情報入力手段(105) にて入力される、濃度
補正情報に基づいて、前記画像表示制御情報を補正する
と共に、補正された前記画像表示制御情報にて生成され
る前記表示画像情報を前記画像表示手段(M) に表示させ
るように構成されている請求項１、２又は３記載の画像
プリンタ用モニタシステム。
Priority Applications (7)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5143849A JP2914471B2 (ja) | 1993-06-15 | 1993-06-15 | 画像プリンタ用モニタ画像較正システム |
| CA002125211A CA2125211C (en) | 1993-06-15 | 1994-06-06 | Monitor system for image printer |
| DE69413129T DE69413129T2 (de) | 1993-06-15 | 1994-06-07 | Verfahren zur Farbkorrektur für einen Bilddrucker |
| EP94108700A EP0629906B1 (en) | 1993-06-15 | 1994-06-07 | Method of colour correction in an image printer |
| CN94107104A CN1045337C (zh) | 1993-06-15 | 1994-06-15 | 印相机的监视系统 |
| KR1019940013521A KR100188850B1 (ko) | 1993-06-15 | 1994-06-15 | 화상프린터용 모니터 시스템 |
| US08/587,861 US5745215A (en) | 1993-06-15 | 1996-01-11 | Monitor system for image printer |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5143849A JP2914471B2 (ja) | 1993-06-15 | 1993-06-15 | 画像プリンタ用モニタ画像較正システム |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH075595A true JPH075595A (ja) | 1995-01-10 |
| JP2914471B2 JP2914471B2 (ja) | 1999-06-28 |
Family
ID=15348394
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5143849A Expired - Fee Related JP2914471B2 (ja) | 1993-06-15 | 1993-06-15 | 画像プリンタ用モニタ画像較正システム |
Country Status (7)
| Country | Link |
|---|---|
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| EP (1) | EP0629906B1 (ja) |
| JP (1) | JP2914471B2 (ja) |
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| CA (1) | CA2125211C (ja) |
| DE (1) | DE69413129T2 (ja) |
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|---|---|---|---|---|
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| JPH10104761A (ja) * | 1996-10-02 | 1998-04-24 | Noritsu Koki Co Ltd | 面光源の自動補正方法および自動補正装置 |
| US6018381A (en) * | 1997-01-30 | 2000-01-25 | Eastman Kodak Company | Method for calibrating a photofinishing system and components for use in such a method |
| JP3786242B2 (ja) * | 1997-07-14 | 2006-06-14 | 富士写真フイルム株式会社 | 画像処理方法および装置、画像再生方法および装置並びにその方法に使用する画像確認装置 |
| US6628826B1 (en) * | 1999-11-29 | 2003-09-30 | Eastman Kodak Company | Color reproduction of images from color films |
| KR20030049011A (ko) * | 2001-12-13 | 2003-06-25 | 엘지전선 주식회사 | 코일러의 감속 카운터 제어장치 |
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| KR101310216B1 (ko) * | 2009-12-21 | 2013-09-24 | 한국전자통신연구원 | 촬영된 영상의 컬러 변환 장치 및 방법 |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| JPS613133A (ja) * | 1984-06-15 | 1986-01-09 | Fuji Photo Film Co Ltd | 写真焼付機及びその焼付露光量決定方法 |
| US4736244A (en) * | 1984-12-12 | 1988-04-05 | Fuji Photo Film Co., Ltd. | Color film inspection system and data output method therefor |
| JPS61138943A (ja) * | 1984-12-12 | 1986-06-26 | Fuji Photo Film Co Ltd | フイルム検定方法 |
| US4812879A (en) * | 1986-07-29 | 1989-03-14 | Fuji Photo Film Co., Ltd. | Automatic photographic printing apparatus with simulator and method of adjusting simulator of automatic photographic printing apparatus |
| JPH01149039A (ja) * | 1987-12-07 | 1989-06-12 | Fuji Photo Film Co Ltd | オートプリンタ |
| JPH01200348A (ja) * | 1988-02-05 | 1989-08-11 | Copal Co Ltd | 写真焼付濃度決定装置 |
| EP0327112B1 (en) * | 1988-02-05 | 1994-06-15 | Fuji Photo Film Co., Ltd. | Method and apparatus for displaying picture frames of color photograhic films |
| JPH02110535A (ja) * | 1988-10-20 | 1990-04-23 | Fuji Photo Film Co Ltd | 画像表示装置 |
| US5063407A (en) * | 1989-12-21 | 1991-11-05 | Fuji Photo Film Co., Ltd. | Method and apparatus for recording image |
| US5267030A (en) * | 1989-12-22 | 1993-11-30 | Eastman Kodak Company | Method and associated apparatus for forming image data metrics which achieve media compatibility for subsequent imaging application |
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| EP0514909B1 (en) * | 1991-05-23 | 1997-08-20 | Fuji Photo Film Co., Ltd. | Method of determining exposure |
| JP2638700B2 (ja) * | 1991-10-30 | 1997-08-06 | 富士写真フイルム株式会社 | 露光条件決定方法 |
| JPH1149039A (ja) * | 1997-08-08 | 1999-02-23 | Kanto Auto Works Ltd | 自動車のスポイラ |
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-
1994
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- 1996-01-11 US US08/587,861 patent/US5745215A/en not_active Expired - Fee Related
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| CA2125211A1 (en) | 1994-12-16 |
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