JPH1149039A - 自動車のスポイラ - Google Patents
自動車のスポイラInfo
- Publication number
- JPH1149039A JPH1149039A JP22551897A JP22551897A JPH1149039A JP H1149039 A JPH1149039 A JP H1149039A JP 22551897 A JP22551897 A JP 22551897A JP 22551897 A JP22551897 A JP 22551897A JP H1149039 A JPH1149039 A JP H1149039A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- spoiler
- carrier
- base
- cover
- automobile
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 キャリアのベース部分の機能を果たす自動車
のスポイラを提供する。 【解決手段】 車両後方へ向けて下降するように傾斜し
たバックドアの上端部及び下端部に取付けられた自動車
のスポイラの上下のスポイラ本体２ａの両端部分の少な
くとも上面を切り欠く。スポイラ本体２ａと同一面状に
なるカバー３を着脱自在に設けた中空内部２ｂに、スポ
イラ本体２ａ上に載置させた荷物を支持するキャリアロ
ッドの基端部をカバー３が外された状態でねじ止めする
キャリアベース１０をそれぞれ設けた。
のスポイラを提供する。 【解決手段】 車両後方へ向けて下降するように傾斜し
たバックドアの上端部及び下端部に取付けられた自動車
のスポイラの上下のスポイラ本体２ａの両端部分の少な
くとも上面を切り欠く。スポイラ本体２ａと同一面状に
なるカバー３を着脱自在に設けた中空内部２ｂに、スポ
イラ本体２ａ上に載置させた荷物を支持するキャリアロ
ッドの基端部をカバー３が外された状態でねじ止めする
キャリアベース１０をそれぞれ設けた。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両後方へ向けて
下降するように傾斜した車両後部で開閉可能なバックド
アの上端部及び下端部に取付けられた自動車の荷物搭載
機能付スポイラに関するものである。
下降するように傾斜した車両後部で開閉可能なバックド
アの上端部及び下端部に取付けられた自動車の荷物搭載
機能付スポイラに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】自動車の車室外に荷物を搭載する場合、
ルーフ上面に車幅方向へ横断するフレーム状キャリアを
取付けるのが通常である。
ルーフ上面に車幅方向へ横断するフレーム状キャリアを
取付けるのが通常である。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】したがって、この種の
キャリアは不使用時に取付けたままの場合体裁が良くな
く、取り外すには広い保管場所が必要となる。また、荷
物の積降も高所になるために容易でなく、走行時には荷
物による空気抵抗の増大につながる。
キャリアは不使用時に取付けたままの場合体裁が良くな
く、取り外すには広い保管場所が必要となる。また、荷
物の積降も高所になるために容易でなく、走行時には荷
物による空気抵抗の増大につながる。
【０００４】本発明は、このような点に鑑みて、キャリ
アのベース部分の機能を果たす自動車のスポイラを提供
することを目的とする。
アのベース部分の機能を果たす自動車のスポイラを提供
することを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は、この目的を達
成するために、請求項１により、車両後方へ向けて下降
するように傾斜したバックドアの上端部及び下端部に取
付けられた自動車のスポイラにおいて、上下のスポイラ
本体の両端部分の少なくとも上面を切り欠き、かつスポ
イラ本体と同一面状になるカバーを着脱自在に設けた中
空内部に、スポイラ本体上に載置させた荷物を支持する
キャリアロッドの基端部をカバーが外された状態でねじ
止めするキャリアベースをそれぞれ設けたことを特徴と
する。
成するために、請求項１により、車両後方へ向けて下降
するように傾斜したバックドアの上端部及び下端部に取
付けられた自動車のスポイラにおいて、上下のスポイラ
本体の両端部分の少なくとも上面を切り欠き、かつスポ
イラ本体と同一面状になるカバーを着脱自在に設けた中
空内部に、スポイラ本体上に載置させた荷物を支持する
キャリアロッドの基端部をカバーが外された状態でねじ
止めするキャリアベースをそれぞれ設けたことを特徴と
する。
【０００６】キャリアの不使用時には、スポイラは中空
内部がキャリアベースを収納した状態でカバーでスポイ
ラ本体と同一面状に覆われて本来のスポイラ機能を果た
す。キャリアの使用時には、カバーを外してキャリアベ
ースにキャリアロッドの基端部をねじ止めする。
内部がキャリアベースを収納した状態でカバーでスポイ
ラ本体と同一面状に覆われて本来のスポイラ機能を果た
す。キャリアの使用時には、カバーを外してキャリアベ
ースにキャリアロッドの基端部をねじ止めする。
【０００７】
【発明の実施の形態】図１乃至図３を基に本発明の実施
の形態の一例による自動車のスポイラを説明する。図３
において、２はハッチバック型の自動車の車両後方へ向
けて下降するように傾斜したバックドア１の上端部及び
下端部に取付けられ、かつ後方へ向けて徐々に高さ幅が
広くなる断面三角形状のスポイラである。
の形態の一例による自動車のスポイラを説明する。図３
において、２はハッチバック型の自動車の車両後方へ向
けて下降するように傾斜したバックドア１の上端部及び
下端部に取付けられ、かつ後方へ向けて徐々に高さ幅が
広くなる断面三角形状のスポイラである。
【０００８】図１に示すように、その上下のスポイラ本
体２ａの両端部分の上面及び背面を切り欠いて開口され
た中空内部２ｂには、スポイラ本体２ａ上に載置させた
荷物を支持するキャリアロッド２０のコの字形の基端部
２１をねじ止めするためのキャリアベース１０が収納さ
れている。このキャリアベースとキャリアロッド２０と
で金属製のキャリアを構成する。キャリアベース１０の
基部１２には植込みボルト１９が下設され、ナット１９
ａでスポイラ本体２ａをバックドア１にねじ止めしてい
る。基部１２の両側面間には箱形のキャリアベース本体
１１が溶接されると共に、ボルト挿通孔１１ａが形成さ
れている。
体２ａの両端部分の上面及び背面を切り欠いて開口され
た中空内部２ｂには、スポイラ本体２ａ上に載置させた
荷物を支持するキャリアロッド２０のコの字形の基端部
２１をねじ止めするためのキャリアベース１０が収納さ
れている。このキャリアベースとキャリアロッド２０と
で金属製のキャリアを構成する。キャリアベース１０の
基部１２には植込みボルト１９が下設され、ナット１９
ａでスポイラ本体２ａをバックドア１にねじ止めしてい
る。基部１２の両側面間には箱形のキャリアベース本体
１１が溶接されると共に、ボルト挿通孔１１ａが形成さ
れている。
【０００９】キャリアロッド２０を使用しない状態で中
空内部２ｂは、スポイラ本体２ａと同一面状のカバー３
で着脱自在に覆われるようになっている。即ち、カバー
３の前端部には、クリップ爪３ｂが突設され、図２に示
すように、基部１２の前面１４に設けられた係止穴１４
ａに係止されるようになっている。さらに、カバー３の
背面の下端部には、逆Ｌ字形の引掛け爪３ａが形成さ
れ、スポイラ本体２ａの切り欠かれた残部の背面２ｄと
で溝を構成する切欠１２ａに引掛けられるようになって
いる。
空内部２ｂは、スポイラ本体２ａと同一面状のカバー３
で着脱自在に覆われるようになっている。即ち、カバー
３の前端部には、クリップ爪３ｂが突設され、図２に示
すように、基部１２の前面１４に設けられた係止穴１４
ａに係止されるようになっている。さらに、カバー３の
背面の下端部には、逆Ｌ字形の引掛け爪３ａが形成さ
れ、スポイラ本体２ａの切り欠かれた残部の背面２ｄと
で溝を構成する切欠１２ａに引掛けられるようになって
いる。
【００１０】スポイラ２に荷物を搭載しない場合、カバ
ー３の引掛け爪３ａを切欠１２ａに引掛け、次いでクリ
ップ爪３ｂを係止穴１４ａに係止させることにより、中
空内部２ｂは同一面状に覆われ、通常のスポイラとして
機能する。その際、保管するのは、主に４本のキャリア
ロッド２０のみであり、トランクに収納でき、車室外に
保管するとしても広い場所は不要である。
ー３の引掛け爪３ａを切欠１２ａに引掛け、次いでクリ
ップ爪３ｂを係止穴１４ａに係止させることにより、中
空内部２ｂは同一面状に覆われ、通常のスポイラとして
機能する。その際、保管するのは、主に４本のキャリア
ロッド２０のみであり、トランクに収納でき、車室外に
保管するとしても広い場所は不要である。
【００１１】例えば、スノーボード９及びスキー９ａを
搭載したい場合には、カバー３を撓みを利用して外し、
キャリアベース本体１１にキャリアロッド２０の基端部
２１を上方からセットし、ボルト２５をボルト挿通孔１
１ａに通しナット２６で固定する。そして、図３に示す
ように、スポイラ本体２ａ上でキャリアロッド２０と相
手方のプレート２０ａとでスノーボード９及びスキー９
ａをそれぞれ挟持してボルトで固定する。この状態で、
基端部２１はスポイラ本体２ａの表面と同一面状にな
る。
搭載したい場合には、カバー３を撓みを利用して外し、
キャリアベース本体１１にキャリアロッド２０の基端部
２１を上方からセットし、ボルト２５をボルト挿通孔１
１ａに通しナット２６で固定する。そして、図３に示す
ように、スポイラ本体２ａ上でキャリアロッド２０と相
手方のプレート２０ａとでスノーボード９及びスキー９
ａをそれぞれ挟持してボルトで固定する。この状態で、
基端部２１はスポイラ本体２ａの表面と同一面状にな
る。
【００１２】キャリアロッドは、前述の汎用のものに替
えて、基端部２１の構造を共通に構成することを前提に
搭載物の形状に適合する専用構造のものを用意してお
き、適宜選択的に使用することも考えられる。この場合
も、キャリアロッドを用意するだけであり、嵩ばらずに
済む。
えて、基端部２１の構造を共通に構成することを前提に
搭載物の形状に適合する専用構造のものを用意してお
き、適宜選択的に使用することも考えられる。この場合
も、キャリアロッドを用意するだけであり、嵩ばらずに
済む。
【００１３】
【発明の効果】請求項１の発明によれば、通常はスポイ
ラとして本来の機能を果たすスポイラに、荷物の搭載時
にキャリアロッドのみを装着すれば良い。ルーフ上に搭
載するのに対して荷物の積降作業も容易になり、荷物の
搭載に伴う空気抵抗の増加も軽減できる。不使用時に
は、キャリアベース部分が同一面状のカバーで着脱自在
に覆われるために見掛けが損なわれることはない。保管
場所も狭くて済む。
ラとして本来の機能を果たすスポイラに、荷物の搭載時
にキャリアロッドのみを装着すれば良い。ルーフ上に搭
載するのに対して荷物の積降作業も容易になり、荷物の
搭載に伴う空気抵抗の増加も軽減できる。不使用時に
は、キャリアベース部分が同一面状のカバーで着脱自在
に覆われるために見掛けが損なわれることはない。保管
場所も狭くて済む。
【図１】本発明の実施の形態による自動車のスポイラの
要部斜視図である。
要部斜視図である。
【図２】同自動車のスポイラに装着されるキャリアロッ
ドの使用時及び不使用時の状態を示す断面図である。
ドの使用時及び不使用時の状態を示す断面図である。
【図３】同キャリアロッドの使用状態を説明する斜視図
である。
である。
１ バックドア ２ スポイラ ２ａ スポイラ本体 ３ カバー １０ キャリアベース １１ キャリアベース本体 ２０ キャリアロッド
Claims (1)
- 【請求項１】 車両後方へ向けて下降するように傾斜し
たバックドアの上端部及び下端部に取付けられた自動車
のスポイラにおいて、 上下のスポイラ本体の両端部分の少なくとも上面を切り
欠き、かつ前記スポイラ本体と同一面状になるカバーを
着脱自在に設けた中空内部に、前記スポイラ本体上に載
置させた荷物を支持するキャリアロッドの基端部を前記
カバーが外された状態でねじ止めするキャリアベースを
それぞれ設けたことを特徴とする自動車のスポイラ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22551897A JPH1149039A (ja) | 1997-08-08 | 1997-08-08 | 自動車のスポイラ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22551897A JPH1149039A (ja) | 1997-08-08 | 1997-08-08 | 自動車のスポイラ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1149039A true JPH1149039A (ja) | 1999-02-23 |
Family
ID=16830574
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP22551897A Pending JPH1149039A (ja) | 1997-08-08 | 1997-08-08 | 自動車のスポイラ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1149039A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0629906A3 (en) * | 1993-06-15 | 1995-07-26 | Noritsu Koki Co Ltd | Control system by an image printer. |
-
1997
- 1997-08-08 JP JP22551897A patent/JPH1149039A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0629906A3 (en) * | 1993-06-15 | 1995-07-26 | Noritsu Koki Co Ltd | Control system by an image printer. |
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