JP2002287260A - レーザ出力装置及びレーザ露光装置 - Google Patents

レーザ出力装置及びレーザ露光装置

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JP2002287260A
JP2002287260A JP2001089591A JP2001089591A JP2002287260A JP 2002287260 A JP2002287260 A JP 2002287260A JP 2001089591 A JP2001089591 A JP 2001089591A JP 2001089591 A JP2001089591 A JP 2001089591A JP 2002287260 A JP2002287260 A JP 2002287260A
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laser
photosensitive material
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laser light
signal
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JP2001089591A
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English (en)
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Atsushi Hirooka
淳 廣岡
Yasutaka Kayama
泰孝 加山
Fumihiro Nakahara
文博 中原
Hiroshi Hayashi
博史 林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Noritsu Koki Co Ltd
Original Assignee
Noritsu Koki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 感光材の感光特性(種類)に関わらず均一な
画像濃度を得る。 【解決手段】 レーザ光発生部101R(101G、1
01B)からのレーザ光を画像の濃度信号に対応したレ
ベルに光変調し、この変調光により感光材P面を露光す
るためのAOM102R(102G、102B)を備え
たレーザ出力装置において、感光材Pの感光特性に応じ
た複数の比率データの1つが選択的に出力可能な比率デ
ータ出力部15R(14G、14B)及び比率データ出
力部16と、画像の濃度信号を比率データに対応させて
レベル変更処理を行うレベル変更部143Rとを備え、
レベル変更部143Rからの出力信号をAOM102R
(102G、102B)に導くようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像の濃度信号に
対応したレベルに光変調されたレーザ光で出力するレー
ザ出力装置及び写真処理装置等に適用可能なレーザ露光
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、レーザ光発生部から出力されたレ
ーザ光を画像の濃度信号に応じてレーザ光変調部で変調
し、変調後のレーザ光で写真印画紙である感光材の感光
面を露光して画像を形成する写真処理装置が知られてい
る。
【0003】かかる写真処理装置の場合、感光材の種類
すなわち感光特性が種類により必ずしも同一でないこと
から、感光材が別の種類に交換されたときでも、形成さ
れる画像が常に適正な濃度となるように感光材の感光特
性(性能)に対応させるべくレーザ出力を調整すること
が望まれる。従来、感光材の種類別にレーザ出力と露光
濃度との関係(光変調データ)を設定したルックアップ
テーブル(LUT)を用意しておき、これらを使い分け
ることで、上記濃度調整を行っていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来では、例えば高感
度な感光材に交換された場合、LUTの光変調データの
最高濃度から最低濃度に亘る各階調のうちの最高濃度に
近い部分が飽和状態となれば、この飽和した部分が不使
用とされるため、階調が不足してしまい、画像の分解能
が犠牲になるという問題があった。
【0005】また、レーザ光発生部の光源の経年的な劣
化、光学系の汚れ等に起因して、LUTの内容が変更さ
れなくても、露光濃度が経年的に変化してしまうことが
考えられ、そのため、全てのLUTに対してその内容を
変更するといったデータ書き換え作業が必要となる。
【0006】本発明は、上記従来の問題点を解決するも
ので、感光材の感光特性(種類)に関わらず均一な画像
濃度を得、ひいては濃度の高い分解能を維持し得るレー
ザ出力制御装置及び写真処理装置を提供することを目的
とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
レーザ光発生部からのレーザ光を画像の濃度信号に対応
したレベルに光変調し、この変調光により感光材面を露
光するためのレーザ光変調部を備えたレーザ出力装置で
あって、感光材の感光特性に応じた複数の比率信号の1
つが選択的に出力可能な比率信号出力手段と、前記濃度
信号を前記比率信号に対応させてレベル変更処理を行う
処理手段とを備え、前記処理手段からの出力信号を前記
レーザ光変調部に導くものである。
【0008】上記構成によれば、画像の濃度信号が感光
材の感光特性に応じた比率信号に対応してレベル変更さ
れ、このレベル変更された信号がレーザ光変調部に導か
れることにより、レーザ光発生部からのレーザ光が変調
される。このため、レーザ出力が抑制されて飽和レベル
まで圧縮されるので、高感度の感光材に露光を行うとき
でも必要な階調が確保され、画像の解像度が確保され
る。
【0009】請求項2記載の発明は、請求項1記載のレ
ーザ出力装置において、感光材の種類を検出する感光材
種類検出手段を備え、前記比率信号出力手段は前記感光
材種類検出手段により検出された感光材の種類に応じて
対応する比率信号を出力するものである。この構成によ
れば、感光材種類検出手段により感光材の種類が検出さ
れ、検出された感光材の種類に応じた比率信号が自動的
に選択されて出力される。
【0010】請求項3記載の発明は、請求項2記載のレ
ーザ出力装置において、前記感光材種類検出手段は感光
材を収納するマガジンの表面適所に設けられた識別標識
を検出する識別標識検出手段であることを特徴とする。
この構成によれば、感光材マガジンの表面適所に設けら
れた識別標識が検出されることで、自動的に感光材の種
類が検出される。
【0011】請求項4記載の発明は、請求項1〜3のい
ずれかに記載のレーザ出力装置において、前記処理手段
は演算増幅器からなり、前記比率信号出力手段からの出
力が前記演算増幅器の帰還抵抗の抵抗値を可変するもの
であることを特徴とする。この構成によれば、帰還抵抗
を電子ボリューム等で構成するときは比率信号としてア
ナログ信号に代えてデジタル(パルス)信号が適用可能
となるので、耐ノイズ性が向上する。
【0012】請求項5記載の発明は、請求項1〜4のい
ずれかに記載のレーザ出力装置において、前記レーザ光
発生部は3原色の波長光のそれぞれを出力する3個から
なり、前記レーザ光変調部は各レーザ光発生部に対応し
て設けられていることを特徴とする。この構成によれ
ば、フルカラーのレーザ光を生成し得、例えばカラープ
リントに適用可能となる。
【0013】請求項6記載の発明は、請求項1〜5のい
ずれかに記載のレーザ出力装置と、レーザ光を露光用に
走査する走査部と、走査中のレーザ光を受光することに
より感光材面への走査タイミングと濃度信号に基づいて
変調されたレーザ光の出力タイミングとの同期を取る同
期センサとを備え、前記レーザ光変調部は前記同期セン
サが走査中のレーザ光を適切に検出するための所定の強
度にてレーザ光を出力することを特徴とするレーザ露光
装置である。この構成によれば、レーザ出力装置からの
レーザ光が感光材面上を走査されることにより感光材上
に画像が生成される。このとき、同期センサはレーザ光
変調部からのレーザ光を適切に検出するための所定の強
度に設定されたレーザ光を受光することで、感光材面へ
の走査タイミングと濃度信号に基づいて変調されたレー
ザ光の出力タイミングとの同期が好適に取られる。
【0014】請求項7記載の発明は、請求項6記載のレ
ーザ露光装置において、前記比率信号出力手段は同期用
のレーザ光として、専用の比率信号を有していることを
特徴とする。この構成によれば、比率信号出力手段から
の専用の比率信号により、同期センサは好適にレーザ出
力を検出し得ることとなる。
【0015】請求項8記載の発明は、請求項7記載のレ
ーザ露光装置において、前記専用の比率信号は前記画像
の露光を行う比率信号とは別の比率として設定されたも
のであることを特徴とする。この構成によれば、同期セ
ンサの受光能力に合ったすなわち確実に受光を感知でき
る範囲で好ましくは低いレベルに設定することが可能と
なり、これにより不必要に強力な光をセンサに照射させ
てセンサが飽和し、反応しなくなる等の不都合が防止さ
れる。
【0016】
【発明の実施の形態】図1は、本発明に係るレーザ露光
装置が適用される写真処理装置の一実施形態を示す全体
構成図である。
【0017】写真処理装置1は、図略のスキャナより取
り込まれたフィルムの各コマの画像データ、あるいは図
外のコンピュータ等から入力される画像データを音響光
学変調素子(Acousto-Optic Modulator;以下、AOM
という)102R、102G、102B(図2、3参
照)で光変調して、例えば写真印画紙である感光材P面
を走査露光し、感光材P上に潜像を形成するレーザ露光
装置10を備えるとともに、ロール状に巻回された感光
材Pを収納する感光材収納装置20と、レーザ露光装置
10で露光された感光材Pを処理(現像処理、漂白定着
処理、安定処理)する現像装置30及び安定処理された
感光材Pを乾燥させる乾燥装置40等から構成され、さ
らに感光材Pを搬送する各構成要素間に亘って配設され
たローラ対等から構成される搬送装置50を有する。な
お添え字のRは赤色、Gは緑色、Bは青色を示してい
る。
【0018】感光材収納装置20はレーザ露光装置10
の上方の所定のマガジン載置部に設けられており、2台
の感光材マガジン21、22が装備されている。各感光
材マガジン21、22はロール状に巻回された感光材P
を遮光状態で内蔵するマガジンカバー211、212を
有する。2台の感光材マガジン21、22には例えば幅
が10インチ、6インチサイズといういわゆる種類の異
なる感光材Pを収容することができ、種類の異なる感光
材Pを収納する感光材マガジン21、22が交換可能と
なっている。感光材Pはメーカや材質など乃至はサイズ
等の種類によって感光特性(性能)が異なるものがあ
る。
【0019】マガジン載置部には、セットされたマガジ
ン21、22の種別を検出する識別標識検出手段として
のセンサ211、221が設けられている。センサ21
1、221はそれぞれ発光素子と受光素子とが所定箇所
において対向する所定数のフォトインタラプタ(図略)
が所定ピッチで配列して設けられたものである。マガジ
ン21、22には、マガジン載置部にセットされた状態
でセンサ211、221を構成する各フォトインタラプ
タと対応する位置に、識別標識としての遮光部材21
3、223が設けられている。従って、マガジン21、
22がマガジン載置部にセットされた状態で、遮光部材
213、223がセンサ211、221を構成する各フ
ォトインタラプタの発光素子と受光素子との間に挿入さ
れ、各フォトインタラプタは感光材Pの種類等に関する
情報が読み取られるようになる。センサ212、222
には、図略の信号出力ラインがそれぞれ結線されてお
り、CPU11はこれらの信号出力ラインを介して読み
取られた感光材Pの種類等に関する情報を取り込むよう
になっている。
【0020】現像装置30はレーザ露光装置10で露光
された感光材Pを現像槽31内に貯留された処理液32
に浸漬することにより現像、漂白定着及び安定化させる
ものである。乾燥装置40は現像装置30で現像、漂白
定着及び安定処理された感光材Pを乾燥処理するもので
ある。乾燥装置40の上部には排出されてきた感光材P
すなわち写真を積層状態で支持するソータ等の排出部4
1が設けられている。
【0021】図2は、レーザ露光装置の構成の一例を示
す制御ブロック図である。写真処理装置1は、各構成要
素を統括的に制御するコンピュータ(以下、CPUとい
う)11と、各種の処理プログラムが記憶されたROM
110、オペレータによる各種情報、指令の入力手段と
してのマウス、キーボード、さらに入力内容確認や処理
内容の提示を行うモニタとしてのCRT等から構成され
る入出力部19、及び各部の動作のために供給されるタ
イミング信号を出力するタイミングコントローラ120
とを備えている。
【0022】レーザ露光装置10は遮光された筐体内の
適所に内蔵された3原色用の3個のレーザ光源(レーザ
光発生部)101R、101G、101Bを有してな
る。レーザ光源101Rは例えば波長680nmのR
(赤色)のレーザ光を射出する半導体レーザ(LD)で
構成されている。レーザ光源101Gは半導体レーザ
と、この半導体レーザから射出されたレーザ光を例えば
波長532nmのG(緑色)のレーザ光に変換する第2
高調波発生器(SHG)とで構成され、レーザ光源10
1Bは半導体レーザと、この半導体レーザから射出され
たレーザ光を例えば波長473nmのB(青色)のレー
ザ光に変換する第2高調波発生器(SHG)とで構成さ
れている。
【0023】レーザ出力ドライバ13R、13G、13
Bは各レーザ光源101R、101G、101Bから出
力されるレーザ光のレベル設定を行うものである。
【0024】レーザ光源101R、101G、101B
のレーザ射出側には、AOM102R、102G、10
2Bと、図略の遮光用の筺体内適所に形成されたスリッ
ト103R、103G、103Bがそれぞれ対応して配
設されるとともに、走査光学系を構成するミラー104
R、104G、104B、反射ミラー105、レンズ1
06、及び図中のA方向に回転して入射レーザ光を所定
範囲でS方向に走査させるポリゴンミラー107とが順
に配置されている。
【0025】AOMドライバ14R、14G、14Bは
画像データに基づきAOM102R、102G、102
Bを駆動制御し、レーザ光を変調するものである。AO
M102R、102G、102Bはレーザ光の出力をほ
ぼ100%〜0%の範囲内で調整可能なものである。
【0026】ミラー104Rは全反射ミラー、ミラー1
04G、104Bはハーフミラーであって、上記配置は
AOM102Rから射出されるレーザ光をミラー104
Rで全反射させ、AOM102Gから射出されるレーザ
光とミラー104Gで合波した後、さらにAOM102
Bから射出されるレーザ光とミラー104Bで合波する
ことにより、3色の光を合成する構成を実現するもので
ある。
【0027】ポリゴンミラー107のレーザ射出側に
は、fθレンズ108が配置されている。そして、ポリ
ゴンミラー107の矢符A方向の回転により主走査方向
(S方向)に走査されたレーザ光はfθレンズ108を
介して副走査方向(図面の奥行き方向)に搬送中の感光
材Pに照射され、この感光材Pを露光するようになって
いる。さらに、fθレンズ108の下流側であって、画
像照射領域の直ぐ上流側にはミラー109aが配設さ
れ、かつミラー109aからの反射光を受光する同期セ
ンサ109が配設されている。同期センサ109はレー
ザ光を検知すると、検知信号をタイミングコントローラ
120に出力し、画像データメモリ112R112G、
112Bに画像データの出力を指示する。なお、このと
き、レーザ光の出力は同期センサ109としての受光素
子がレーザ光を確実に受光し、感知し得る範囲であって
好ましくは光量レベルが不必要に高くないレベルに設定
される。これにより、レーザ光が強すぎて受光素子が飽
和し、反応しなくなるという不都合が防止でき、また、
レーザ光が強すぎてミラー類での正反射以外の反射光や
周辺部材の構造等によって生じる迷光が感光材に不用意
に反応するという不都合も防止できる。なお、受光素子
の種類によっては、最大レベルが好適なレベルとして設
定される。
【0028】同期用比率データメモリ115(RGB各
色分を含む)はレーザ光が走査されてミラー109aを
介して同期センサ109で受光されるに先立って、同期
用比率データが出力されるようにタイミングコントロー
ラ120からの指示信号によって読出制御され、これに
よって、レーザ光が同期センサ109で受光されるタイ
ミングでは同期用比率データに基づいて変更されたレベ
ルのレーザ光が出力される。すなわち、画像の露光領域
では、比率データメモリ15R、15G、15Bから出
力される比率データによってレーザ光のレベルが変更さ
れ、次いでレーザ光が予め設定されている露光領域を通
過すると、タイミングコントローラ120により出力が
ゼロに設定され(迷光発生防止のため)、次いでポリゴ
ンミラー107が所定量回転したことをタイミングコン
トローラ120の経時信号に基づいて、同期センサ10
9による受光の角度位置に近づいた時点で、タイミング
コントローラ120により同期用比率データがセットさ
れ、かつレーザ光が出力されるようにしている。
【0029】比率データメモリ15R、15G、15B
は、各レーザ光源101R、101G、101Bから射
出されたレーザ光出力の抑制(調整)量を比率データと
して読み出し可能に記憶するものである。比率データ
は、使用予定の感光材Pの種類(すなわち感光特性に応
じた)としての感光材情報、あるいは感光材Pと現像液
32との組み合わせである感光材情報に関わらず、等し
い露光濃度を得るためのもので、テスト露光の段階で調
整して得られる。
【0030】レーザ出力装置10はレーザ光を出力する
もので、レーザ出力ドライバ13R、13G、13B、
レーザ光発生部101R、101G、101Bの他、後
述するLUT12R、12G、12B、比率データメモ
リ15R、15G、15B、AOMドライバ14R、1
4G、14B及びAOM102R、102G、102B
等を主たる構成要素としている。
【0031】比率データ出力部16は比率データメモリ
15R、15G、15Bに記憶されている感光材情報毎
の各色の比率データをAOMドライバ14R、14G、
14Bに出力させるものである。比率データ判断部17
はテスト露光後に行う実露光の際、感光材情報が前回の
テスト露光時の感光材情報、あるいは初期設定された感
光材情報(初期値)から変更されたか否かを判断(確
認)し、その判断結果に基づいて比率データ出力部16
を制御するものである。具体的には、比率データ判断部
17はセンサ212、222から読み取ったコード情
報、あるいはユーザによる入出力部19から指定される
使用予定のマガジンのコード情報から感光材情報を特定
し、現に出力設定状態にある比率データの設定変更の要
否を判断する。
【0032】メモリ更新部18は感光材情報に対応する
比率データをテスト露光の都度、テスト結果を比率デー
タメモリ15R、15G、15Bに更新して記憶させる
ものである。
【0033】濃度計23は露光、現像後の画像の濃度を
3原色のそれぞれについて濃度として検出可能なデンシ
トメータ等であり、濃度判断部231は濃度計23で読
み取った濃度が予め設定された適正な濃度であるか否か
を判断するものである。なお、濃度計23の代わりに測
色計を用いて測定を行うことも可能である。
【0034】ここで、テスト露光について説明する。テ
スト露光は、例えばグレー色からなるテスト用画像の情
報を用いて行う。すなわちテスト画像を感光材Pに露光
し、現像処理(少なくとも発色処理)を施し、形成され
た画像の濃度を濃度計23で検出し、検出した濃度が予
め設定された適正な濃度であるか否かを濃度判断部23
1で判断し、適正であればこのときの検出濃度情報に対
応した比率データの設定を行う。テスト露光における比
率データの設定方法は以下の通りである。
【0035】所定のテスト画像を出力すると共に、テス
ト露光用の比率データでAOMドライバ104R、10
4G、104Bを駆動し、テスト画像で露光した感光材
PにR、G、Bの3色による発色処理を施す。図4は、
発色処理された感光材Pの一例を示すもので、この例で
は発色処理前にテスト用として比率データを例えば10
0%、75%、50%、25%、0%の5段階に設定し
たものを所定間隔で出力し、露光を行うようにしてい
る。図4に示すように感光材P上に領域1、領域2、領
域3、領域4、領域5が順に階段状に表れている。発色
処理された感光材Pの画像を濃度計23で測定する。濃
度判断部231は予め設定されている所定の(適正な)
濃度が仮に領域4で得られたと判断すると、メモリ更新
部18は領域4を露光したときの比率データを比率デー
タメモリ15R、15G、15Bに感光材情報と関連付
けられて設定値として記憶させる。
【0036】AOM102R、102G、102Bでは
連続的にレーザ出力強度を変更し得るので、テスト露光
を複数回行えばより精度が上がる。特に、最初はラフに
比率データを求め、次に範囲をより狭めて設定した比率
データの範囲内で同様の処理を繰り返せば、効率よく精
度を上げることができる。例えば、1回目はAOM10
2R、102G、102Bに対する各色の比率データを
60〜100%程度としておき、所望値として75%が
得られたとすると、2回目で70乃至80%の範囲で行
えば、高精度で比率データの設定が行える。なお、感光
材情報によっては、比率データが色毎に異なる可能性が
あるが、この場合には、各色毎に好ましい値に設定する
ことも可能である。なお、この場合、合成色がグレー色
となるように調色される必要がある。なお、工場からの
出荷時には、比率データメモリ15R、15G、15B
にはそれぞれ初期値が記憶されているので、テスト露光
の結果によりそれらの初期値を更新することが可能であ
る。
【0037】テスト露光後は、現像液32を変えること
はほとんどないと考えられるので、通常は、現像液32
の種類を固定した状態でセンサ212、222からの検
出情報に対応させて比率データをそれぞれ設定し、これ
らの設定値を各比率データメモリ15R、15G、15
Bに記憶しておけば十分である。そして、テスト露光後
の実露光においては、比率データ出力部16はセンサ2
12、222による情報に従って対応する比率データを
比率データメモリ15R、15G、15Bから読み出す
ようにすればよい。
【0038】図2に戻って、ルックアップテーブル(以
下、LUTという)12R、12G、12Bは、それぞ
れ例えば12ビットデータが記憶可能な容量を有し、画
像データの4096階調(0〜4095階調;フルレン
ジ)に相当する各レベルに対応する出力値を例えば書き
換え可能に記憶するものである。このLUT12R、1
2G、12Bは感光材Pの感光材情報、あるいは現像液
32との組み合わせによる感光材情報のあらゆるパター
ンについてフルレンジに換算されて作成されたものが工
場で用意され、これらの出力値が例えばCD−ROMよ
りLUT12R、12G、12Bに書き込まれるように
なっている。出力値はAOMドライバ14R、14G、
14BからAOM102R、102G、102B内の超
音波振動子(図略)へそれぞれ供給される駆動信号の振
幅制御信号、すなわち光変調信号として作用するもので
ある。LUT12R、12G、12Bは画像データの各
階調がメモリアドレスに対応し、各アドレスの記憶内容
が階調に対応する光変調データとして記憶されているも
のである。従って、画像データメモリ112R、112
G、112Bから各色の画像データが出力されると、そ
れに応じた階調に対応する光変調データがLUT12
R、12G、12Bから出力される。
【0039】図5は、LUTの内部データである入出力
(γ)特性データを示す図である。図中の縦軸は写真の
濃度を、横軸は光変調レベル(階調)を示している。図
5のは、感光材情報に対応付けして設定された入出力
特性で、本実施形態ではフルレンジ(例えば横軸0〜4
095階調において縦軸が最大濃度2.5)で設定され
ている(すなわちフルレンジに置き換えて設定されてい
る)。上記において、この感光材では濃度が、今、例え
ば図5のに示す濃度2.2で飽和しているものとす
る。そして、前記感光材情報におけるLUT12R、1
2G、12Bでテスト露光を実行して、適正な濃度(図
5でいえば濃度2.2)に対する比率データを取得し、
この取得した比率データを比率データメモリ15R、1
5G、15Bに取り込む。この後の、同感光材への実露
光に際しては、取り込んだ比率データをAOMドライバ
14R、14G、14Bに導くことで、感光材面に露光
される画像の濃度を図5のに示す入出力特性と等価に
することができることとなる。
【0040】図3は、レーザ出力装置のブロック図で、
3色のうちの1色分例えば赤色(R)についてのブロッ
ク図を代表して示している。
【0041】図3において、D/A変換器112RはL
UT12Rからのデジタル画像データをアナログ信号に
変換するもので、変換されたアナログ信号はAOMドラ
イバ14Rに入力される。AOMドライバ14Rは所定
レベルの所定周波数信号(以下、キャリー信号)を発振
器等を用いて生成するキャリー発生部141R、ダブル
バランスミキサ(以下、DBMという)142R及びレ
ベル変換部143Rから構成される。DBM142Rは
キャリー信号を画像信号としてのアナログ信号のレベル
に振幅変調するものである。レベル変換部143Rは内
部にオペアンプ等を有して構成され、帰還抵抗器の抵抗
値を調整することでゲイン調整を行うものである。例え
ば、比率データ出力部16が赤色(R)の比率データ値
に対応する個数のパルスを出力するいわゆる電子ボリュ
ームである場合、このパルス数に比例して帰還抵抗器の
抵抗値を段階的に変更することで比率データに対応した
ゲインを得ることができるようにしている。パルスを利
用する方式の場合、耐電気的ノイズ性が高いという利点
がある。
【0042】なお、レベル変更部143Rとしては、こ
れに限定されず、比率データ出力部16からの出力デー
タに応じてレベルが調整されるものであれば具体的構成
は問わず、同じく耐電気的ノイズ性が高いデジタル演算
の処理によってレベルを設定する方式でもよく、さらに
はレベル設定部143Rとしてアナログ回路が採用され
る場合には比率データ出力部16からの比率データをア
ナログに変換して供給するようにしてもよい。また、レ
ベル変更方式も比例式に限定されず、対数処理する方法
でもよく、さらにはレベルシフト方式であってもよい。
更に、このレベル変更部123RはAOMドライバ14
Rの直ぐ後段に介設される構成としてもよい。
【0043】図6は、テスト露光の動作の一例を示すフ
ローチャート、図7は、実露光の動作の一例を示すフロ
ーチャートを示す。なお、テスト露光は実露光の前に行
うが、その手間や現像液2の経時変化等を考慮すれば、
例えば電源オン時に行うようにしてもよいし、定期的、
不定期(例えば処理枚数が所定数に達する毎等)であっ
てもよい。そして、テスト露光に際して、画像の露光、
現像、乾燥の後、濃度計23で自動的に図4に示す各領
域の濃度を読み取れるように濃度計23を配置すれば、
適正な画像濃度に対応する比率データを自動設定(更新
記憶)可能にできる。
【0044】図6において、まず写真処理装置10の電
源が投入されると(S1)、比率データメモリ15R、
15G、15Bからそれぞれ比率データの初期値が設定
され(S3)、さらにLUT12R、12G、12Bの
初期値が設定される(S5)。次いで、テスト画像情報
が読み出され(S7)、使用予定の感光材Pに対して露
光処理が行われ(S9)、次いで現像、乾燥などの一連
の写真処理が行われる(S11)。
【0045】続いて、得られた写真に対して、濃度計2
3により写真画像の濃度測定が行われ(S13)、濃度
判断部231により所定の適正な濃度が得られたか否か
が判断される(S15)。ここで適正な濃度が得られな
かったと判断されたとき(S15でNo)は、比率デー
タの変更か否かの判断が行われる(S17)。比率デー
タの変更と判断されれば(S17のYES)、比率デー
タを変更して(S19)、ステップS7に戻り、再度テ
スト露光を行う。一方、比率データの変更でなければ
(S17のNO)、メモリ更新部18によりLUT12
R、12G、12Bの記憶内容が更新され、この更新後
のLUT12R、12G、12Bから新たなγが作成さ
れて(S21)、ステップS7に戻り、再度テスト露光
を行う。ステップS15で、適正な濃度が得られたと判
断されたときは、その濃度の画像に相当する比率データ
が、そのときの感光材情報と対応付けられて比率データ
メモリ15R、15G、15Bに記憶されるとともに、
そのときのγがそのときの感光材情報と対応付けられて
LUT12R、12G、12Bに記憶される(S2
3)。そして、以上の動作が全ての感光材情報(パター
ン)について繰り返えされたか否かが判断される(S3
1)。例えば感光材マガジン21、22に収納された2
種類の感光材Pと現像槽301に貯留された1種類の現
像液2について、合計2回だけ上記動作が繰り返され
て、終了する。そして、テスト露光が終了すると、実露
光が可能な状態となる。
【0046】図7において、マガジンセンサ21、22
からの出力信号により使用が予定されている感光材Pの
種類等が検出される(S31)。この検出情報を用いて
比率データ判断部17により比率データを変更するか否
かが判断される(S33)。ここで、変更すると判断さ
れると(S33でYES)、比率データメモリ15R、
15G、15Bに記憶されている該当する感光材情報に
対応した比率データが読み出される(S35)。次い
で、LUT12R、12G、12BへのLUTデータの
読み出しが行われる(S37)。一方、ステップS33
で変更なしと判断されると、ステップS39に移行す
る。
【0047】ステップS39では、RGB各色の画像デ
ータが入力され、露光処理、写真処理が施される(S4
1)。 そして、処理終了であれば電源がオフされて本
フローを終了し、そうでなければ、ステップS31に戻
って次の露光手順が開始される。
【0048】以上のように、本実施形態によれば、感光
材Pに形成されたテスト画像の濃度に応じて比率データ
が設定されることにより、AOM102R、102G、
102Bによるレーザ光の出力が抑制され、このレーザ
出力の調整量に応じて各LUT12R、12G、12B
に記憶された光変調データの各階調における飽和状態の
部分がなくなる。そして、この分だけ残りの光変調デー
タが拡大されて元の階調数に復帰させられるので、上記
飽和状態の階調部分が未飽和状態の階調部分に置き換わ
る。その結果、実際に濃度調整に必要なLUT階調が確
保され、良好な濃度の画像が得られるようになる。
【0049】なお、本発明は、以下の変更態様が採用可
能である。
【0050】(1)上記実施形態では、各レーザ光源か
らのレーザ光はポリゴンミラー107の上流側で合波す
る必要は必ずしもなく、各レーザ光を感光材Pにそれぞ
れ走査露光して感光材P上で各色画像を合成するように
してもよい。
【0051】(2)上記実施形態では、基準となるカラ
ーとして、グレーの画像を露光するものとしたが、その
他の色であってもよい。ただし、各色での発色安定性の
観点からグレーを用いるのが好ましい。さらに、画像デ
ータの階調は必ずしも4096階調(0〜4095階
調)でなくてもよく、より多い階調あるいは少ない階調
であっても対応できる。さらに、上記実施形態では、テ
スト露光における発色処理前に段階的に比率データを変
更させているが、発色処理し、濃度測定を行った後に比
率データを変更させてもよい。
【0052】(3)上記実施形態においては、光変調部
の一例としてAOM102R、102G、102Bを適
用し、このAOM102R、102G、102Bにより
レーザ光の変調を行うものとしたが、AOM102R、
102G、102Bに代えて電気光学変調素子(EO
M)、磁気光学変調素子(MOM)を適用してレーザ光
の強度変調を行うことも可能である。このようにすれ
ば、光変調部の適用範囲が拡大される。
【0053】(4)上記実施形態では、レーザ露光装置
10を写真処理装置に適用した場合を説明したが、本発
明の適用範囲はこれに限定されず、例えばプリンタ、画
像形成装置等、レーザ露光装置10を用いるものには容
易に適用できる。
【0054】(5)上記実施形態では、識別標識は、フ
ォトインタラプタで検出される遮光部材213を適用し
たが、これに代えて、表記されたマーク、バーコード
(バーコードリーダで読み取られる)、磁石を配列した
ビットコード(磁気センサで読み取られる)、光障壁材
を配列したビットコード(光センサで読み取られる)を
適用することも可能である。このようにすれば、識別標
識の適用範囲が拡大される。
【0055】(6)上記実施形態では、比率データとし
てデジタルデータとしたが、アナログ信号として作用さ
せることも可能である。このようにすれば、比率信号の
出力部の構成を簡単にできる。
【0056】(7)上記実施形態では、同期センサでの
レーザ光受光として、専用の同期用比率データメモリ1
5を利用したが、かかる構成に代えてAOMドライバ1
4R、14G、14B内に演算増幅器が採用されている
態様では、帰還抵抗器の抵抗値を切り換える変更指示信
号として出力するように構成することができる。切換後
の帰還抵抗値は切り換えられた状態で、所要の同期用比
率データに対応したレベルのゲインが得られるように設
定されているものであればよい。
【0057】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、レーザ出
力が抑制されて飽和レベルまで圧縮されるので、高感度
の感光材に露光を行うときでも必要な階調が確保され、
画像の解像度が確保できる。
【0058】請求項2記載の発明によれば、感光材種類
検出手段により感光材の種類が検出でき、検出された感
光材の種類に応じた比率信号を自動的に選択して出力で
きる。
【0059】請求項3記載の発明によれば、感光材マガ
ジンの表面適所に設けられた識別標識が検出されること
で、自動的に感光材の種類が検出できる。
【0060】請求項4記載の発明によれば、帰還抵抗を
電子ボリューム等で構成するとき等は比率信号としてア
ナログ信号に代えてデジタル(パルス)信号が適用可能
となるので、耐ノイズ性が向上する。
【0061】請求項5記載の発明によれば、フルカラー
プリントに対応できる。
【0062】請求項6記載の発明によれば、感光材面へ
の走査タイミングと濃度信号に基づいて変調されたレー
ザ光の出力タイミングとの同期を好適に取ることが可能
となる。
【0063】請求項7記載の発明によれば、比率信号出
力手段からの専用の比率信号により、同期センサが好適
にレーザ出力を検出し得ることとなる。
【0064】請求項8記載の発明によれば、受光感度が
感光材の感光性能より低い同期センサであっても、同期
センサの受光能力に合ったすなわち確実に受光を感知で
きる範囲で好ましくは低いレベルに設定することが可能
となり、これにより不必要に強力な光をセンサに照射さ
せてセンサが飽和し、反応しなくなる等の不都合が防止
される。また、レーザ光が強すぎてミラー類での正反射
以外の反射光や周辺部材の構造等によって生じる迷光が
感光材に不用意に反応するという不都合も防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るレーザ露光装置が適用される写真
処理装置の一実施形態を示す全体構成図である。
【図2】レーザ露光装置の構成の一例を示す制御ブロッ
ク図である。
【図3】レーザ出力装置のブロック図で、3色のうちの
1色分例えば赤色についてのブロック図を代表して示し
ている。
【図4】テスト画像による露光画像の説明図である。
【図5】LUTの内部データである入出力(γ)特性デ
ータを示す図である。
【図6】テスト露光動作の一例を示すフローチャートで
ある。
【図7】実露光の動作の一例を示すフローチャートであ
る。
【符号の説明】
1 写真処理装置 10 レーザ光走査ユニット 11 CPU 110 ROM 111 RAM 112R、112G、112B 画像データメモリ 120 タイミングコントローラ 12R、12G、12B LUT 14R、14G、14B AOMドライバ 141R キャリー発生部 142R DBM 143R レベル変更部(処理手段) 15R、15G、15B 比率データメモリ 115 同期用比率データメモリ 16 比率データ出力部 17 比率データ判断部 18 メモリ更新部 23 濃度計 231 濃度判断部 101R、101G、101B レーザ光源(レーザ光
発生部) 102R、102G、102B AOM(レーザ光変調
部) 109 同期センサ 211、221 マガジンセンサ(感光材種類検出手
段、識別標識検出手段) 213、223 識別標識 30 現像装置 50 搬送装置 P 感光材
フロントページの続き (72)発明者 中原 文博 和歌山県和歌山市梅原579番地の1 ノー リツ鋼機株式会社内 (72)発明者 林 博史 和歌山県和歌山市梅原579番地の1 ノー リツ鋼機株式会社内 Fターム(参考) 2H045 CA98 DA28 DA41 2H106 AA76 AB04 AB20 AB54 BA49 2H110 AA01 AA25 BA17 CD05 CD13

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レーザ光発生部からのレーザ光を画像の
    濃度信号に対応したレベルに光変調し、この変調光によ
    り感光材面を露光するためのレーザ光変調部を備えたレ
    ーザ出力装置であって、感光材の感光特性に応じた複数
    の比率信号の1つが選択的に出力可能な比率信号出力手
    段と、前記濃度信号を前記比率信号に対応させてレベル
    変更処理を行う処理手段とを備え、前記処理手段からの
    出力信号を前記レーザ光変調部に導くことを特徴とする
    レーザ出力装置。
  2. 【請求項2】 感光材の種類を検出する感光材種類検出
    手段を備え、前記比率信号出力手段は前記感光材種類検
    出手段により検出された感光材の種類に応じて対応する
    比率信号を出力するものであることを特徴とする請求項
    1記載のレーザ出力装置。
  3. 【請求項3】 前記感光材種類検出手段は感光材を収納
    するマガジンの表面適所に設けられた識別標識を検出す
    る識別標識検出手段である請求項2記載のレーザ出力装
    置。
  4. 【請求項4】 前記処理手段は演算増幅器からなり、前
    記比率信号出力手段からの出力が前記演算増幅器の帰還
    抵抗の抵抗値を可変するものであることを特徴とする請
    求項1〜3のいずれかに記載のレーザ出力装置。
  5. 【請求項5】 前記レーザ光発生部は3原色の波長光の
    それぞれを出力する3個からなり、前記レーザ光変調部
    は各レーザ光発生部に対応して設けられていることを特
    徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のレーザ出力装
    置。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5のいずれかに記載のレーザ
    出力装置と、レーザ光を露光用に走査する走査部と、走
    査中のレーザ光を受光することにより感光材面への走査
    タイミングと濃度信号に基づいて変調されたレーザ光の
    出力タイミングとの同期を取る同期センサとを備え、前
    記レーザ光変調部は前記同期センサが走査中のレーザ光
    を適切に検出するための所定の強度にてレーザ光を出力
    することを特徴とするレーザ露光装置。
  7. 【請求項7】 前記比率信号出力手段は同期用のレーザ
    光として、専用の比率信号を有していることを特徴とす
    る請求項6記載のレーザ露光装置。
  8. 【請求項8】 前記専用の比率信号は前記画像の露光を
    行う比率信号とは別の比率として設定されたものである
    ことを特徴とする請求項7記載のレーザ露光装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006113454A (ja) * 2004-10-18 2006-04-27 Noritsu Koki Co Ltd レーザ露光装置
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