JP2006171529A - フィルムのベース濃度検出方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 コマ間が殆ど無い場合やオーバーシーンの影響でコマ間に濃度が載る様な場合であっても、ほぼ正確にベース濃度値を求めることのできるフィルムのベース濃度検出方法を提供する。
【解決手段】 1本の現像済みフィルムを撮像素子で読み取りRGB色成分毎の画素値を得るフィルム画像入力工程と、得られた画素値から各コマ画像のエッジを検出し、検出されたエッジに基づいて隣接するコマ画像エッジの中間に位置する画素ラインを未露光領域として認識する未露光領域認識工程と、前記未露光領域認識工程で認識された未露光領域の各画素値に対して互いに異なる複数の演算処理を施して複数のベース濃度値を導出し、導出された複数のベース濃度値のうちの最も高い値を真のベース濃度値として採用するベース濃度検出工程とからなる。
【選択図】 図3

Description

本発明は、フィルムスキャナにより読み取られたネガフィルム等の写真フィルムのベース濃度検出方法及びその装置に関し、詳述すると、1本の現像済みフィルムを撮像素子で読み取りRGB色成分毎の画素値を得るフィルム画像入力工程と、前記フィルム画像入力工程で読み取られた画素値から各コマ画像のエッジを検出し、検出されたエッジに基づいて隣接するコマ画像エッジの中間位置を未露光領域として認識する未露光領域認識工程と、前記未露光領域認識工程で認識された未露光領域の各画素値に対して所定の演算処理を施してフィルムのベース濃度値を求めるベース濃度検出工程とからなるフィルムのベース濃度検出方法に関する。
ネガフィルムに記録された画像を色合いよく感光材料である印画紙に焼き付けるために、フィルムスキャナに代表される画像入力系及び写真プリンタに代表される出力系の夫々の固有の特性に基づいて対象画像データを補正する必要がある。例えば、フィルムスキャナによって現像済みネガフィルムから読み取られたカラー画像データには当該カラースキャナの入力特性によるバイアスが掛かっているため、通常はスキャナに用いられる光源の強度や波長の調整、さらには撮像素子のシャッタ速度(電荷蓄積時間)等の初期調整が行なわれた上で、読み取られたカラー画像データに対して所定のカラー補正データや濃度補正データに基づいた補正処理が実行されている。
さらに、メーカーや感度等フィルムの種類による変動や変退色等による変動に対しても適切に補正するために、フィルムのベース濃度を検出し当該ベース濃度を原点として上述の各種の補正が行なわれることが好ましい。
そこで、従来は、図8(a)に示すように、例えば、1本の現像済みフィルムの画像を撮像素子を介してRGB色成分毎の画素値として読み取るフィルム画像入力工程と、前記フィルム画像入力工程で読み取られた画素値から各コマ画像の左右何れかのエッジを検出し、検出されたエッジから所定画素数だけ離間した画素ラインを隣接するコマ画像との中間位置、例えばセンター位置にある未露光領域として認識する未露光領域認識工程と、前記未露光領域認識工程で認識されたフィルム1本分の全ての未露光領域に存在する各画素濃度の平均値をフィルムのベース濃度値として求めるベース濃度検出工程とからなるフィルムのベース濃度検出方法が提案されている。
特開平10−186541号公報
しかし、上述したフィルムのコマ画像エッジの中間位置の平均濃度をベース濃度として検出する方法によれば、図8(b)に示すようにカメラの機種によってはコマ間が極めて狭くなっている場合や、図8(c)に示すようにオーバーシーンの撮影の影響でコマ間に濃度が載る様な場合等、コマ位置にゆらぎが見られる場合に未露光領域と認識された画素ラインが不適切となり、ベース濃度を正確に検出できない場合があった。その結果、カラー補正等にばらつきが生じるという問題があった。
本発明は、上述の従来欠点に鑑み、コマ間が殆ど無い場合やオーバーシーンの影響でコマ間に濃度が載る様な場合であっても、ほぼ正確にベース濃度値を求めることのできるフィルムのベース濃度検出方法を提供する点にある。
上述の目的を達成するため、本発明によるフィルムのベース濃度検出方法の第一の特徴構成は、特許請求の範囲の書類の請求項1に記載した通り、1本の現像済みフィルムを撮像素子で読み取りRGB色成分毎の画素値を得るフィルム画像入力工程と、前記フィルム画像入力工程で読み取られた画素値から各コマ画像のエッジを検出し、検出されたエッジに基づいて隣接するコマ画像エッジの中間に位置する画素ラインを未露光領域として認識する未露光領域認識工程と、前記未露光領域認識工程で認識された未露光領域の各画素値に対して所定の演算処理を施してフィルムのベース濃度値を求めるベース濃度検出工程とからなるフィルムのベース濃度検出方法であって、前記ベース濃度検出工程が、前記未露光領域の各画素値に対して互いに異なる複数の演算処理を施して複数のベース濃度値を導出し、導出された複数のベース濃度値のうちの最も高い値を真のベース濃度値として採用するものである点にある。
上述の構成によれば、未露光領域認識工程によって認識された未露光領域、即ち、隣接するコマ画像エッジの中間に位置する各画素ライン(フィルム1本ではコマ画像の数−1本存在する)の全てに対して、互いに異なる複数の演算処理により複数のベース濃度値が導出され、その結果、最も高い値を示すベース濃度値が真のベース濃度値として採用されるもので、単一の演算処理による方法に比較してより正確なベース濃度が得られる確率が高くなるのである。
同第二の特徴構成は、同請求項2に記載した通り、上述の第一特徴構成に加えて、前記複数の演算処理の一つが、前記未露光領域の各画素値の平均値と標準偏差σをRGB色成分毎に求め、前記平均値から±σの範囲に含まれる画素値に対するRGB色成分毎の平均値をベース濃度値として導出するものである点にある。
第一特徴構成に記載した演算処理の一つが当該平均値導出演算であり、隣接するコマ画像エッジの中間に位置する画素ライン上の画素の平均値と標準偏差σをRGB色成分毎に求め、求めた平均値から±σの範囲に含まれる画素(当該画素ライン上の画素の68パーセントが含まれる)に絞り込んで平均値を求めることで、初期に求めた平均値から離れた特異な画素データ、例えば、オーバーシーンの撮影等によって濃度が載っているような画素データや、パーフォレーションを透過した非常に明るいデータが除外されることになり、より正確にRGBの色成分毎のベース濃度が求まるのである。
同第三の特徴構成は、同請求項3に記載した通り、上述の第一特徴構成に加えて、前記複数の演算処理の一つが、前記未露光領域の画素値に基づいてRGB色成分毎に濃度ヒストグラムを生成し、その最大ピークを含む所定区間に存在する画素値に対する平均値をベース濃度値として導出するものである点にある。
さらに他の演算処理の一つが当該ヒストグラム処理演算であり、隣接するコマ画像エッジの中間に位置する画素ライン上の画素データに基づいてRGB色成分毎に濃度ヒストグラムを生成すれば、その最大ピークに対応する濃度がベース濃度であると認識することができる。そこで、最大ピークを含む所定区間に絞り込んで平均値を求めることで、上述と同様にオーバーシーンの撮影等によって濃度が載っているような画素データや、パーフォレーションを透過した非常に明るいデータが除外されることにより、より正確にRGBの色成分毎のベース濃度が求まるのである。
同第四の特徴構成は、同請求項4に記載した通り、上述の第一特徴構成に加えて、前記複数の演算処理の一つが、前記未露光領域の平均値と標準偏差σをRGB色成分毎に求め、前記平均値から−σ〜σ+σの範囲に含まれる画素値に対するRGB色成分毎の平均値をベース濃度値として導出するものである点にある。
上述の構成によれば、上述の第二特徴構成に加えて、最終の平均値演算の対象画素の上側範囲をσ+σと広げることにより、より明るい方の画素が含まれることになるのである。
同第五の特徴構成は、同請求項5に記載した通り、上述の第一特徴構成に加えて、前記複数の演算処理の一つが、前記未露光領域の画素値に基づいてRGB色成分毎に濃度ヒストグラムを生成し、その最大ピーク及び前記最大ピークより濃度の高い領域に存在する第二ピークに対する所定の関係に基づいて決定される所定区間に存在する画素値に対する平均値をベース濃度値として導出するものである点にある。
上述の構成によれば、上述の第三特徴構成に加えて最大ピークよりも明るい側に存在する第二ピークを考慮して最終の平均値演算の対象画素を明るい方に広げるものであるので、最大ピークがベース濃度に対応していないような場合であっても大きく異なる値とはならないという利点がある。
同第六の特徴構成は、同請求項6に記載した通り、前記複数の演算処理が、上述の第二または第四特徴構成による演算処理、及び、上述の第三または第五特徴構成による演算処理で構成される点にある。
前記ベース濃度検出工程における複数の演算処理として上述した演算処理の組合せが採用されることにより、少なくともベース濃度を演算する際にノイズとなるようなオーバーシーンの撮影等によって濃度が載っているような画素データや、パーフォレーションを透過した非常に明るいデータが除外された後の画素データに基づいてベース濃度が演算されるようになるので、精度が高く実用的なベース濃度の検出方法が得られるようになった。
同第七の特徴構成は、同請求項7に記載した通り、上述の第一から第六の何れかの特徴構成に加えて、前記未露光領域認識工程は、前記フィルム画像入力工程で読み取られた画素値から各コマ画像のエッジを検出し、検出されたエッジに基づいて隣接するコマ画像エッジの中間に位置する特定の画素ラインを仮の未露光領域として当該未露光領域における画素データの平均値を導出するとともに、前記特定の画素ラインから前後何れかに所定量シフトさせた画素ラインにおける画素データの平均値を導出する演算処理を繰り返し、導出された画素データが最大値を採る画素ラインを真の未露光領域であると認識するものである点にある。
上述の構成によれば、フィルムのベース濃度をコマ画像とコマ画像の間の未露光領域の画素データに基づいて演算により検出する場合に、隣接するコマ画像エッジの中間に位置する複数の画素ラインの任意の画素ラインに沿って演算された画素データの平均値が最大値となる画素ラインを未露光領域として認識することにより、より正確にベース濃度を検出できるようになるのである。
以上説明した通り、本発明によれば、コマ間が殆ど無い場合やオーバーシーンの影響でコマ間に濃度が載るような場合であっても、ほぼ正確にベース濃度値を求めることのできるフィルムのベース濃度検出方法を提供することができるようになった。
以下、本発明の実施の形態を説明する。図1に示すように、写真画像処理装置は、フィルムから画像を読み取りメモリに記憶するフィルム画像入力部1と、フィルム画像入力部1から入力されたカラー画像データに対して所定のデータ処理等を施す画像データ処理部2と、処理後の画像データに基づいて印画紙を露光する露光ヘッドを備えた画像露光部3と、露光された印画紙を現像処理する現像処理部4と、現像処理後の印画紙をコマ単位で切断して排紙する排紙部5と、上述した各機能ブロック全体を統合して作動制御するシステム制御部6とを備えて構成される。
前記フィルム画像入力部1は、例えば現像済みの1本分の135カラーネガフィルム10の各コマを読取位置に向かう副走査方向に搬送するフィルム搬送部11と、フィルム10の各コマの画像を副走査方向と直交する主走査方向に1ラインずつ読み取る画像読取部12とからなる。
前記フィルム搬送部11は、巻取ローラ101と、巻取ローラ101を回転駆動するフィルム搬送モータ102と、フィルム搬送モータ102を制御するフィルム搬送制御部103とを備えて構成され、前記画像読取部12は、フィルム10の下部に配置された光源104と、光源104の発光強度を制御する光源制御部105と、リニアCCDでなる撮像素子108と、光源104からのフィルム透過光を撮像素子108を駆動して1ラインずつ読み取る読取制御部109と、フィルム10の各コマ画像を撮像素子108の受光面に結像させるレンズ107と、フィルム10とレンズ107間に設けられ、フィルム10の画像をGRBの3色に分離する光学フィルタ106と、光学フィルタ106を切替駆動するフィルタ駆動モータ110と、フィルタ駆動モータ110を駆動制御するフィルタ切替制御部120と、撮像素子108で読み取った画像信号をデジタルデータとして記憶する画像データ記憶部121とを備えて構成される。
前記画像データ記憶部121は、撮像素子108で読み取られたRGB夫々のアナログ画像信号を12ビットの階調レベルでRGBのデジタル画像データに変換するA/D変換器122と、A/D変換器122により変換されたRGB三色のデジタル画像データを格納するRAM等でなる画像バッファメモリ123とを備えて構成される。
前記画像データ処理部2は、画像バッファメモリ123に格納された画像データに対して後述のカラー補正や階調補正等の各種の補正処理やレイアウト処理等の所定の処理を実行する際に使用するテーブルデータ等を格納するテーブルメモリ20と、前記画像バッファメモリ123に格納された画像データを読み出してカラー補正処理、階調補正処理、変倍処理等のデータ変換処理を実行する画像処理用CPUを備えた画像データ変換処理部21と、画像データ変換処理部21による画像データの変換処理に用いられ、変換された画像データがコマ単位の最終画像データとしてRGBの色毎に区画された領域に格納される画像処理メモリ22と、最終画像データの1ライン分の画像データを一時記憶するラインバッファメモリ23等を備えて構成される。
前記画像露光部3は、ロールカセット30に巻回されている長尺状の印画紙31を搬送モータ37により露光ステーション33に向けて所定の搬送速度で搬送する印画紙搬送制御部38を備えた印画紙搬送部32と、露光ステーション33に搬送された印画紙31に対して露光走査するPLZT方式の露光ヘッド34と、露光ヘッド34を駆動制御する露光ヘッド制御部35と、ラインバッファメモリ23からの画像データを印画紙31の搬送速度に同期した所定のタイミングで露光ヘッド制御部35に出力する露光制御部36とを備えて構成される。
前記現像処理部4は、現像液等の現像処理液が充填された処理槽40と、露光済みのロール印画紙31を処理槽40内に搬送して、現像、定着、漂白の各処理がなされたロール印画紙31を前記排紙部5に搬送する搬送制御部を備えて構成され、前記排紙部5は、現像処理部4で現像処理されたロール印画紙31を幅方向に切断して1コマ単位に分割するカッター50と、カッター50を駆動するカッターモータ51に対する駆動制御や、切断された印画紙31を装置外部に排出制御する排紙制御部52とを備えて構成される。
前記システム制御部6は、制御用CPU、制御プログラムが格納されたROM、データ処理用のRAMと、各機能ブロックに対する制御用信号入出力回路を備えて構成され、前記制御プログラムに基づいて各機能ブロックが統合制御される。
前記システム制御部6は、前記フィルム画像入力部1を作動させてフィルム一本分の画像を素抜け部(フィルムベース)をも含めて低解像度で高速に読み取るプレスキャンモードと、同じく前記フィルム画像入力部1を作動させて前記プレスキャンモードで認識されたフィルムのコマ画像のみを高解像度で読み取る本スキャンモードとの2モードに切替えて読取り制御するとともに、前記画像データ処理部2のデータ変換処理部21を作動させて、本スキャンモードで読み取られた画像データに基づいて所定の画像処理を施した後に、前記印画紙搬送制御部38を作動させて前記露光ステーション33に印画紙31を搬送し、前記露光制御部36を作動させて画像データ処理部2により処理された補正後のプリントデータに基づいて前記露光ヘッド34を駆動制御する。
前記プレスキャンモードにおいて、前記システム制御部6により作動される前記画像データ処理部2は、読み取られた画像データに基づいてコマ画像の位置を認識するとともにフィルム10のベース濃度を検出し、検出したベース濃度と規定値(RGBは同値)との差分値を読み取られた全画素値に加算処理することでベース濃度を原点とする画素値に変換処理して図外のモニタに表示する。
モニタに表示されたコマ画像を目視判断したオペレータにより、必要なカラー補正処理や濃度補正処理のための入力操作が行われると(このような操作をフィルム検定と称する)、その補正データが前記テーブルメモリ20に格納され、本スキャンにより読み込まれた高解像度の画像データに反映されるのである。
以下に、前記画像データ処理部2によって実行される本発明によるフィルムのベース濃度検出方法について詳述する。図2に示すように、前記画像データ処理部2には、前記プレスキャン動作により前記フィルム画像入力部1で入力され、前記画像処理メモリ22に格納されたフィルム1本分の画像データに対してコマ画像の配列方向に沿ってコマ画像のエッジを順次検出してコマ画像位置を認識するコマ画像エッジ検出部211と、前記コマ画像エッジ検出部211により検出されたエッジに基づいてフィルムの長手方向に配列されるコマ画像の順に隣接するコマ画像エッジの中間に位置する主走査方向の画素ラインを未露光領域として認識する未露光領域認識部212と、前記未露光領域認識部212で認識された未露光領域の各画素値に対して所定の演算処理を施してフィルムのベース濃度値を求めるベース濃度検出部213と、検出されたベース濃度値を原点とする画素値に変換処理するシフト処理部217が設けられている。
前記ベース濃度検出部213は、前記未露光領域の各画素値に対して第一の演算処理を施して第一のベース濃度を導出する第一ベース濃度演算部214と、前記第一の演算処理とは異なる第二の演算処理を施して第二のベース濃度を導出する第二ベース濃度演算部215と、夫々によって導出された第一及び第二のベース濃度のうち値の高いベース濃度を真のベース濃度として採用するベース濃度判定部216とが設けられている。
図3に示すように、プレスキャン動作時に前記フィルム画像入力部1によってフィルムベースを含めて入力され、前記画像バッファメモリ123に格納された画像データに対して(S1)、前記コマ画像エッジ検出部211により、RGBの色成分毎あるいはRGBの平均値に基づいて副走査方向に沿って画像のエッジを検出する処理が数ライン実施され、コマ画像領域が検出される(S2)。
前記未露光領域認識部212は、図7(a)に示すように、検出されたコマ画像の右側エッジから副走査方向に数画素離間した主走査方向の全ての画素ラインL1が仮の未露光領域として特定される(S3)。ここに、正常なフレーム間隔(コマ画像間隔)は約2mmであり、この間に副走査方向に数画素の幅があるので、その中の任意の画素ライン(図7(a)ではL1,L2,L3等)が未露光領域として特定される。ここに、求められたフレーム間隔の中央位置にある画素ラインが未露光領域として特定されるものであってもよい。
フィルム1本に撮影されている全てのコマ画像の間に存在する仮の未露光領域に含まれる画素の平均値がRGB色成分毎に演算導出される(S4)。このような処理がコマ画像間の全て或いは所定数の画素ライン、ここでは、図6(a)に示すように、初期に設定された仮の未露光領域である画素ラインL1に対して副走査方向に±20ラインの範囲に入る複数の画素ラインに沿って行なわれ(S5)、図6(b)に示すように、導出された平均値が最大値をとる画素ラインLmax、つまり、最も明るい画素ラインが最終の未露光領域として認識される(S6)。
前記未露光領域認識部212によって未露光領域と認識された全ての画素ラインに対して、前記第一ベース濃度演算部214により、その平均値μと標準偏差σがRGB色成分毎に演算導出され(S7)、図4(a)に示すように、未露光領域と認識された全ての画素ラインを構成する画素から平均値μを中心とする±σの範囲に含まれる画素が選択され、それら選択された画素に対する平均値が第一ベース濃度としてRGB色成分毎に演算導出される(S8)。
同様に、前記未露光領域認識部212によって未露光領域と認識された全ての画素ラインに対して、図5(a)に示すように、前記第二ベース濃度演算部215により、RGB色成分毎に濃度ヒストグラムが生成され(S9)、未露光領域と認識された全ての画素ラインを構成する画素から最大ピークP1を示す区間R1を含む所定区間に含まれる画素が選択され、それら選択された画素に対する平均値が第二ベース濃度としてRGB色成分毎に演算導出される(S10)。
ここに、前記フィルム画像入力部1によって入力された画素データは12ビット階調、つまり、0から4095の値で表されるもので、濃度ヒストグラムの一区間の幅は1/4〜1/8絞り程度の刻み、つまり50〜100程度の区間に設定されており、区間の最小値をその区間の代表値とすると、最大ピークを示す区間の代表値を中心として約−1/10〜1/5絞りの範囲が前記所定区間として設定される。尚、本実施形態に示す所定区間の値は好ましい実験値でありこの値に限るものではない。
上述のステップS7からステップS10がRGB各色成分について行なわれると(S11)、第一ベース濃度と第二ベース濃度の比較がRGB色成分毎に行なわれ、値が大なる方のベース濃度が真のベース濃度値としてRGB色成分毎に決定される(S12)。読み込まれたコマ画像の画素値は、前記シフト処理部217によってベース濃度値を原点とする画素値に変換処理され、以後、変換処理された画素値に基づいてカラー補正、階調補正等の種々の画像補正処理が行なわれるのであり、本スキャンにより得られた高解像度の画素値もここで求められたベース濃度に基づいてシフト処理されるのである。
即ち、本発明によるフィルムのベース濃度検出方法は、1本の現像済みフィルムを撮像素子で読み取りRGB色成分毎の画素値を得るフィルム画像入力工程と、前記フィルム画像入力工程で読み取られた画素値から各コマ画像のエッジを検出し、検出されたエッジに基づいて隣接するコマ画像エッジの中間に位置する画素ラインを未露光領域として認識する未露光領域認識工程と、前記未露光領域認識工程で認識された未露光領域の各画素値に対して所定の演算処理を施してフィルムのベース濃度値を求めるベース濃度検出工程とからなり、前記ベース濃度検出工程が、前記未露光領域の各画素値に対して互いに異なる複数の演算処理を施して複数のベース濃度値を導出し、導出された複数のベース濃度値のうちの最も高い値を真のベース濃度値として採用されるものである。即ち、本発明によれば、ベース濃度値としてR成分が第一ベース濃度値、G,B成分が第二ベース濃度値として選択される場合もあり、色成分毎に最も明るい濃度値が求められるようになるのである。
以下、本発明によるフィルムのベース濃度検出方法の別実施形態を説明する。先の実施形態では、第一ベース濃度演算部214が、未露光領域と認識された全ての画素ラインに対してその平均値μと標準偏差σを演算導出し、未露光領域と認識された全ての画素ラインを構成する画素から平均値μを中心とする±σの範囲に含まれる画素を選択して、それら選択した画素に対する平均値を第一ベース濃度として演算導出するものを説明したが、平均値は全ての画素ラインの全ての画素を対象として求める必要は必ずしも無く、処理の高速化のために各画素ラインを構成する画素をいくつか間引いた後の画素について平均値を求めるものであってもよい。
また、図4(b)に示すように、未露光領域と認識された全ての画素ラインに対してその平均値μと標準偏差σを演算導出し、未露光領域と認識された全ての画素ラインを構成する画素から平均値μを中心として、−σ〜σ+σの範囲に含まれる画素を選択して、それら選択画素に対する平均値を第一ベース濃度として演算導出するものであってもよい。この場合には、ベース濃度を求めるための対象画素の範囲が明るい方に広げられるのでより好ましい値が得られる可能性が高くなる。ここで、上限をσ+σとするのはフィルムの上下縁部に形成されたパーフォレーションを素通りした値を排除しながら明るい方の対象画素を増やすためであり、パーフォレーションを素通りした値を排除できる範囲であれば、必ずしもこの値に限定されるものではない。
さらに、前記未露光領域認識部212は、検出されたコマ画像の右側エッジから副走査方向に数画素離間した主走査方向の全ての画素ラインL1(好ましくは中央位置)を仮の未露光領域として特定し、当該全ての画素ラインL1のうちの任意の一の画素ラインL1のみを副走査方向に±20ラインの範囲でシフトさせたときに演算される全画素ラインL1の濃度平均値が最大値となる当該画素ライン位置を当該コマの未露光領域として確定(補正)する処理を、全ての画素ラインL1について行ない、夫々確定された未露光領域に対してそれらの平均値μと標準偏差σを演算導出し、平均値μを中心とする±σの範囲、または、−σ〜σ+σの範囲に含まれる画素を選択して、その平均値を第一ベース濃度としてRGB色成分毎に演算導出するように構成するものであってもよい。この場合には、カメラに起因する問題やフィルム先頭等のカブリにより特定のコマ位置がずれているような場合であっても、図7(b)に示すように、正確なコマ位置情報が得られるようになる。
先の実施形態では、前記第二ベース濃度演算部215が、RGB色成分毎に濃度ヒストグラムを生成し、未露光領域と認識された全ての画素ラインを構成する画素から最大ピークを示す区間を含む所定区間に含まれる画素を選択して、それら選択画素に対する平均値を第二ベース濃度として演算導出するものを説明したが、図5(b)に示すように、前記未露光領域の画素値に基づいてRGB色成分毎に濃度ヒストグラムを生成し、その最大ピークP1及び前記最大ピークP1より濃度の高い領域に存在する第二ピークP2に対する所定の関係に基づいて決定される所定区間に存在する画素値に対する平均値をベース濃度値として導出するものであってもよい。この場合には、第二のピークを加味することで最大ピークがベース濃度に対応していない値である場合に緩和させることができる。
ここに、前記フィルム画像入力部1によって入力された画素データは12ビット階調、つまり、0から4095の値で表されるもので、濃度ヒストグラムの一区間の幅は1/4〜1/8絞り程度の刻み、つまり50〜100程度の区間に設定されており、区間の最小値をその区間の代表値とすると、最大ピーク及び第二ピークが含まれる二つの区間の代表値から所定の比例演算で最終の代表値を求め、その代表値を中心として約−1/10〜1/5絞りの範囲が前記所定区間として設定される。上述の最終の代表値は二つのピークの度数の比に基づいてその中間の値に決定されるものであるが、実験によれば、第二ピークが最大ピークの40%以下のときには最大ピークの代表値が選択され、第二ピークが最大ピークの80%以上のときには第二ピークの代表値が選択され、第二ピークが最大ピークの40%から80%の間で比例演算により求められるのが好ましい。
前記第二ベース濃度演算部215が、RGB色成分毎に濃度ヒストグラムを生成し、未露光領域と認識された全ての画素ラインを構成する画素から最大ピークを示す区間を含む所定区間に含まれる画素を選択して、それら選択画素に対する平均値を第二ベース濃度として演算導出するものを説明したが、以下のように演算導出するように構成するものであってもよい。つまり、図5(c)に示すように、前記未露光領域の画素値に基づいてRGB色成分毎に濃度ヒストグラムを生成し、その最大濃度値(最も明るい値)を示す位置P4から低濃度側(暗い側)の所定範囲(好ましくは2〜4区間の幅)を、ベース濃度を検出する有効領域R2として設定する。次に、濃度ヒストグラムの最大ピークP1を示す区間より高濃度(明るい)側で前記有効領域に存在する所定度数(画素数)以上の度数(好ましくは、1ラインの画素数の1/2程度の画素数)を有する最も明るい区間R3を求める。その区間の最小値を代表値として、その値から約−1/10〜1/5絞りの範囲に含まれる画素値の平均値をベース濃度として演算導出するのである。ここで、濃度ヒストグラムの最大ピークを示す区間より高濃度(明るい)側で前記有効領域に存在する所定度数(画素数)以上の度数(好ましくは、1ラインの画素数の1/2程度の画素数)を有する最も明るい区間が存在しないときには、フィルムの取り得る最大濃度値をベース濃度値として採用する。
さらに、前記ベース濃度演算部214,215におけるベース濃度演算は、上述した標準偏差に基づく二方法、濃度ヒストグラムに基づく三方法の何れかの組合せで実現することができることはいうまでも無く、それら以外の演算方法が採用されるものであってもよい。
上述の実施形態では、ベース濃度検出工程の前に未露光領域認定工程において、仮の未露光領域としての画素ラインを設定してその領域内画素の平均値を求める処理を複数の画素ラインにわたって行ない、平均値が最大値を示す画素ラインを最終の未露光領域として認定するものを説明したが、このような処理は必須のものではなく、単に、コマ画像のエッジから副走査方向に設定数だけずらせた画素ラインを未露光領域と認定するようなものであってもよい。
本発明は、上述した実施形態に示す方法のみに限定されるものではなく、課題を解決するための構成の欄に記載された特徴構成及びそれらの組合せの範囲で同様の作用効果を奏する限りにおいて適宜変更して構成することができるものである。
本発明によるフィルムのベース濃度検出方法が使用される写真処理装置の機能ブロック構成図 ベース濃度検出部の機能ブロック構成図 ベース濃度検出方法を説明するフローチャート 第一ベース濃度演算の説明図 第二ベース濃度演算の説明図 コマ画像間の未露光領域の認定手順の説明図 コマ画像間の未露光領域(画素ライン)の説明図 コマ画像間の適正、不適正状態を示す説明図
符号の説明
1:フィルム画像入力部
21:データ変換処理部
211:コマ画像エッジ検出部
212:未露光領域認識部
213:ベース濃度演算部
214:第一ベース濃度演算部
215:第二ベース濃度演算部
216:ベース濃度判定部
217:シフト処理部

Claims (7)

  1. 1本の現像済みフィルムを撮像素子で読み取りRGB色成分毎の画素値を得るフィルム画像入力工程と、前記フィルム画像入力工程で読み取られた画素値から各コマ画像のエッジを検出し、検出されたエッジに基づいて隣接するコマ画像エッジの中間に位置する画素ラインを未露光領域として認識する未露光領域認識工程と、前記未露光領域認識工程で認識された未露光領域の各画素値に対して所定の演算処理を施してフィルムのベース濃度値を求めるベース濃度検出工程とからなるフィルムのベース濃度検出方法であって、
    前記ベース濃度検出工程が、前記未露光領域の各画素値に対して互いに異なる複数の演算処理を施して複数のベース濃度値を導出し、導出された複数のベース濃度値のうちの最も高い値を真のベース濃度値として採用するものであるフィルムのベース濃度検出方法。
  2. 前記複数の演算処理の一つが、前記未露光領域の各画素値の平均値と標準偏差σをRGB色成分毎に求め、前記平均値から±σの範囲に含まれる画素値に対するRGB色成分毎の平均値をベース濃度値として導出するものである請求項1記載のフィルムのベース濃度検出方法。
  3. 前記複数の演算処理の一つが、前記未露光領域の画素値に基づいてRGB色成分毎に濃度ヒストグラムを生成し、その最大ピークを含む所定区間に存在する画素値に対する平均値をベース濃度値として導出するものである請求項1記載のフィルムのベース濃度検出方法。
  4. 前記複数の演算処理の一つが、前記未露光領域の平均値と標準偏差σをRGB色成分毎に求め、前記平均値から−σ〜σ+σの範囲に含まれる画素値に対するRGB色成分毎の平均値をベース濃度値として導出するものである請求項1記載のフィルムのベース濃度検出方法。
  5. 前記複数の演算処理の一つが、前記未露光領域の画素値に基づいてRGB色成分毎に濃度ヒストグラムを生成し、その最大ピーク及び前記最大ピークより濃度の高い領域に存在する第二ピークに対する所定の関係に基づいて決定される所定区間に存在する画素値に対する平均値をベース濃度値として導出するものである請求項1記載のフィルムのベース濃度検出方法。
  6. 前記複数の演算処理が、請求項2または4記載の演算処理、及び、請求項3または5記載の演算処理で構成される請求項1記載のフィルムのベース濃度検出方法。
  7. 前記未露光領域認識工程は、前記フィルム画像入力工程で読み取られた画素値から各コマ画像のエッジを検出し、検出されたエッジに基づいて隣接するコマ画像エッジの中間に位置する特定の画素ラインを仮の未露光領域として当該未露光領域における画素データの平均値を導出するとともに、前記特定の画素ラインから前後何れかに所定量シフトさせた画素ラインにおける画素データの平均値を導出する演算処理を繰り返し、導出された画素データが最大値を採る画素ラインを真の未露光領域であると認識するものである請求項1から6の何れかに記載のフィルムのベース濃度検出方法。
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