JP2001330909A - 写真処理装置 - Google Patents

写真処理装置

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JP2001330909A
JP2001330909A JP2000149521A JP2000149521A JP2001330909A JP 2001330909 A JP2001330909 A JP 2001330909A JP 2000149521 A JP2000149521 A JP 2000149521A JP 2000149521 A JP2000149521 A JP 2000149521A JP 2001330909 A JP2001330909 A JP 2001330909A
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JP
Japan
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image
film
edge
photographic
data
Prior art date
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JP2000149521A
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English (en)
Inventor
Yuuki Tsuji
勇樹 辻
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Noritsu Koki Co Ltd
Original Assignee
Noritsu Koki Co Ltd
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Publication date
Application filed by Noritsu Koki Co Ltd filed Critical Noritsu Koki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】写真フィルムのエッジ領域に予め潜像として付
与されている画像、つまりエッジ画像をさらに有効に利
用する技術を提供する。 【解決手段】写真フィルム1の撮影画像と写真フィルム
の幅方向のエッジ領域に予め記録されているエッジ画像
とを読み取ることによって得られた画像情報を画像処理
する画像処理手段23、24、26を備えた写真処理装
置において、画像処理手段は、エッジ画像と撮影画像と
を個別に画像処理するように構成されると共に、エッジ
画像を読み取って得られたエッジ画像データに対して画
像処理手段が画像処理することにより生成されたプリン
ト用データをプリントするエッジ画像プリント手段5、
26、28;4、29が設けられ、このプリント用デー
タによるプリント画像と前記写真フィルムにおいて存在
位置が対応する前記撮影画像のプリント画像とが、同一
の写真プリントに形成されるように構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、写真フィルムの撮
影画像と写真フィルムの幅方向のエッジ領域に予め記録
されているエッジ画像とを読み取る画像読取手段と、そ
の画像読取手段によって読み取られた画像情報を画像処
理する画像処理手段と、その画像処理手段の処理情報に
基づいて前記撮影画像の写真プリントを作製するプリン
ト部とを備えた写真処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】現在、ネガフィルムやリバーサルフィル
ムなどの写真フィルム(以下、単にフィルムと称す
る)、特に135フィルムのエッジ領域には、フィルム
メーカ名やフィルムタイプなどのフィルム情報を表すD
Xバーコード又はフィルム情報にコマ番号を付加した拡
張DXバーコードが文字の形態でのフィルムメーカ名や
コマ番号とともに潜像として付与されており、現像処理
によって顕像化される。顕像化されたバーコードはスキ
ャナで読み取られコードデータに変換された後、フィル
ム画像のプリント処理に利用される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、写真処
理装置がDXバーコードや拡張DXバーコードを読み取
る機能を備えていなかったり、そのようなバーコードが
付与されていないフィルムを取り扱うにあたって上述し
たようなフィルム情報が必要な場合、オペレータがマニ
ュアルでフィルム情報を入力する必要がある。
【0004】また、ブローニフィルムなどの場合、DX
バーコードは付与されていないが、フィルムメーカ名や
コマ番号などの記号が文字の形態で付与されている。し
かしながら、ブローニフィルムは、6x4. 5、6x
6、6x7、6x8、6x9といったような使用するカ
メラによって異なったサイズで撮影画像が形成されるの
で、現像後顕像化されたコマ番号と実際の撮影画像のコ
マ順はまず一致することはなく、予め潜像の形で付与さ
れているコマ番号は作製された写真プリントを特定する
ためには用いることはできなかった。そのため、同一の
被写体を多数連続して撮影するコマーシャルフォトなど
では、見本としての写真プリントとフィルムコマをつき
合わせる作業はかなりの熟練と忍耐を必要としている。
上記実状に鑑み、本発明の課題は、写真フィルムのエッ
ジ領域に予め潜像として付与されている画像、つまり潜
像画像をさらに有効に利用する技術を提供することであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、写真フィルムの撮影画像と写真フィルムの幅方向の
エッジ領域に予め記録されているエッジ画像とを読み取
る画像読取手段と、その画像読取手段によって読み取ら
れた画像情報を画像処理する画像処理手段と、その画像
処理手段の処理情報に基づいて前記撮影画像の写真プリ
ントを作製するプリント部とを備えた写真処理装置にお
いて、本発明では、前記画像処理手段は、前記エッジ画
像と前記撮影画像とを個別に画像処理するように構成さ
れるとともに、前記エッジ画像を読み取って得られたエ
ッジ画像データに対して前記画像処理手段が画像処理す
ることにより生成されたプリント用データをプリントす
るエッジ画像プリント手段が設けられ、前記プリント用
データによるプリント画像と、前記写真フィルムにおい
て存在位置が対応する前記撮影画像のプリント画像と
が、同一の写真プリントに形成されるように構成されて
いることを特徴とする。
【0006】この構成では、フィルム製造時に予めフィ
ルムの潜像化された文字又は符号(一般的にはフィルム
メーカ名やコマ番号)などの画像であるエッジ画像と被
写体の撮影画像はそれぞれ別々に画像処理手段によって
処理される。画像読取手段によって読み取られ画像処理
を施されたエッジ画像データは、エッジ画像のためのプ
リント用データとして、エッジ画像プリント手段に送ら
れ、そのエッジ画像は前記撮影画像のプリント画像と同
一の写真プリントに形成される。撮影画像は、投影露光
方式、又はデジタル露光方式によって、フィルムにおけ
る互いの存在位置関係が対応するように、エッジ画像が
先に形成された、又はエッジ画像が後から形成される写
真プリントに形成されるか、あるいはエッジ画像と同時
に写真プリントに形成される。いずれにしても、被写体
を写した撮影画像とフィルムメーカ名やコマ番号などの
潜像画像であるエッジ画像の両方が、写真プリントに形
成されることになるので、結果的に、写真プリントには
撮影画像のみならずエッジ画像として付与されていた情
報が与えられることになり、写真プリントとフィルムの
コマとを照合する際にエッジ画像もその照合時の目印と
して利用できる。撮影画像の順番とフィルムに潜像化さ
れていたコマ番号が異なっていても、このように写真プ
リントに与えられたコマ番号は、少なくとも、特定の写
真プリントに対応するフィルムコマを探し出す際の目印
となるからである。
【0007】本発明の最も重要な点は、エッジ画像と撮
影画像の両者がそのフィルムにおける互いの存在位置関
係が対応するように、形成された写真プリントを作製す
ることなので、撮影画像の写真プリント化には従来の手
法を流用できるとしても、エッジ画像の写真プリント化
のためには、本発明により好適な実施形態として提案さ
れるように、前記画像処理手段が、前記エッジ画像に含
まれる文字又は符号の前記エッジ画像における存在位置
を反映した状態で前記プリント用データを生成すること
が重要である。
【0008】本発明の好適な実施形態として、フィルム
から写真画像を読み取る際、エッジ画像と撮影画像を別
々に読み取るように構成するならば、一般に光学的な特
性が異なるエッジ画像と撮影画像とをそれぞれの特性に
マッチングさせたフィルムスキャナで読み取ることがで
き、その読み取り精度の向上が期待できる。逆に、必要
十分な読み取り精度が得られる場合、エッジ画像と撮影
画像の両方を共通のフィルムスキャナでフィルム画像デ
ータとして読み取るならば、読取手段の構成・制御が簡
素化される。この場合、取得されたフィルム画像データ
からエッジ画像データと撮影画像データを切り出す画像
データ切り出し部を備えることになる。
【0009】本発明による好適な実施態様の1つとし
て、前記プリント部が画素毎にプリント濃度が設定され
たデジタル画像データに基づいて画像をプリントするデ
ジタルプリントヘッドを備えて構成されるとともに、前
記エッジ画像と前記撮影画像とを前記画像処理手段によ
って画像処理することによって得られたエッジ画像デー
タと撮影画像データとを所定のレイアウトで合成する画
像合成部が設けられているものがある。この構成は、エ
ッジ画像データと撮影画像データを合成して、同じデジ
タルプリントヘッド、つまりデジタル露光方式でプリン
トして写真プリントを作製するものである。写真処理業
界において、デジタル露光方式が拡大していることを考
慮すれば、この形態は利点が大きい。また、エッジ画像
データと撮影画像データを所定のレイアウトで合成する
機能により、エッジ画像を所望の位置に配置した写真プ
リントを作製することができる。もちろん、フィルムと
同一な位置関係で撮影画像とエッジ画像を配置すること
もできるが、上側と下側のエッジ領域におけるエッジ画
像データを一方のエッジ領域にまとめた写真プリントを
作製することも可能である。
【0010】本発明の別な実施形態の1つとして、画像
処理された前記エッジ画像データから文字コードデータ
を生成する文字認識部が備えられ、前記画像合成部が前
記文字コードデータのビットマップデータと前記撮影画
像データを合成するものもある。なお、この出願で言う
文字には記号等も含まれており、所定のキャラクターコ
ードで表される文字又は記号の総称として用いられてい
る。この構成では、フィルムメーカ名やコマ番号などの
エッジ画像データが、それ自体はよく知られたOCRア
ルゴリズムによって文字コード化されるので、その文字
のスタイルやサイズを変更するのが容易となるばかりで
なく、対応する他の記号や文字に、例えば短縮文字や漢
字に変更することも可能である。そのような任意の変換
を施した後、文字コードデータ(キャラクターコードデ
ータ)をビットマップ化することで撮影画像データとの
自由な合成が可能となり、顧客やオペレータの思いのま
まのエッジ画像データ付きの写真プリントの作製が実現
する。
【0011】さらに、一旦、エッジ画像データを文字コ
ードデータに変換すると、この文字コードデータに基づ
いて写真プリントの裏側に文字や記号をプリントする一
般にバックプリンタに送るだけで、エッジ画像に含まれ
ていた文字や記号を写真プリントの裏側にプリントする
ことができる。一般的にミニラボと呼ばれている写真処
理装置には、ほとんど、バックプリンタが装備されてい
ることから、この実施の形態は容易に実現することがで
きるし、写真プリントの表側には撮影画像以外のものを
表示したくないという顧客の要望にとって好都合であ
る。フィルムメーカ名やコマ番号などのフィルム情報を
表すエッジ画像データが文字認識部によって文字コード
データ化されるならば、DXバーコードなどが付与され
ていないフィルムにおいても、この文字コードデータで
表されるフィルム情報に基づいて撮影画像データに対し
て最適な画像処理を行うことできるという利点が得られ
る。本発明によるその他の特徴及び利点は、以下図面を
用いた実施例の説明により明らかになるだろう。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明による画像処理装置の実施
形態の1つとしての銀塩写真デジタルプリンタの外観斜
視図とブロック図がそれぞれ図1と図2に示されてい
る。この銀塩写真デジタルプリンタは、写真フィルム
(以下、単にフィルムと称す)1を搬送するフィルム搬
送機構8と、フィルム1のコマ画像をデジタル画像デー
タ(以後単に画像データと称す)として取得するフィル
ムスキャナ3と、取得された画像データを処理してプリ
ントデータを作成するコントローラ10と、このプリン
トデータに基づいてプリントサイズに合わせてペーパー
カッタ12によってカットされた写真プリントとしての
印画紙2にコマ画像(撮影画像)に対応する画像を露光
するデジタルプリントヘッドを備えたデジタルプリント
部5と、露光された印画紙2を現像処理する現像処理部
6と、印画紙2をペーパーマガジン11から露光エリア
及び現像処理部6を経て写真プリントとして横送りコン
ベヤ7へ搬送する印画紙搬送機構9と、横送りコンベヤ
7から送り込まれる印画紙2をオーダ単位で区分けする
ソータ14とを備えている。コントローラ10には、画
像や文字を表示させるCRTや液晶ディスプレイによっ
て構成されるモニタ10a、各種の情報入力を行うため
のキーボードを備えた操作卓10bが付帯している。
【0013】印画紙マガジン11から引き出されペーパ
ーカッター12によってプリントサイズにカットされた
カット印画紙2の裏面に、フィルム情報やプリント情報
を印字するバックプリンタを備えたバックプリント部4
が、デジタルプリント部5を配置している露光エリアの
印画紙搬送方向上流側に配置されている。もちろんこの
バックプリント部4は露光エリアの下流側に配置されて
もよい。
【0014】印画紙2に対する比較的短い露光時間と長
い現像時間を考慮して、印画紙搬送機構9は、露光エリ
ア15までは1列の印画紙搬送ラインで、現像処理部6
からは3列で印画紙2を搬送可能な印画紙搬送ラインを
形成している。このため、露光エリアと現像処理部6と
の間には、露光された印画紙2を、1列搬送から、3列
までの複列搬送に振り分ける振り分け装置13が設けら
れている。
【0015】フィルムスキャナ3は、主な構成要素とし
て、照明光学系31、撮像光学系32、ラインCCDセ
ンサを用いた光電変換部33、フィルム1に対する光の
照射範囲を決定するとともにフィルム1をラインCCD
センサによるスキャニングのために副走査方向に搬送す
るオートフィルムマスク80を備えている。このオート
フィルムマスク80は、135フィルムやIXフィルム
(APSフィルム)やブローニフィルムなどのフィルム
の種類毎に用意されており、この実施の形態ではブロー
ニフィルム用のオートフィルムマスク80が装着されて
いるとする。従って、ここでは、フィルム1は、ブロー
ニフィルムを意味している。
【0016】照明光学系31は、白色光源としてのハロ
ゲンランプ31a、調光フィルタ31b、ミラートンネ
ル31cなどから構成され、光源からの光ビームの色分
布や強度分布を整えてフィルム1を照射する。フィルム
2からの透過光ビームを処理する撮像光学系32は、投
射光の方向を変えるミラー32aとレンズユニット32
bから構成されている。
【0017】撮像光学系32によって導かれた光ビーム
を光電変換する光電変換部33は、RGBの各色を検出
するために割り当てられた、3つのCCDセンサ33
a、33b、33cを備えており、各CCDセンサは多
数(例えば5000個)のCCD素子が主走査方向、つ
まりフィルム1の幅方向に配列されるラインセンサーで
あり、センサー駆動回路により主走査時に電荷蓄積動作
や電荷蓄積時間の制御が行われる。赤色用CCDセンサ
33aの撮像面にはフィルム1を透過した光の赤色成分
のみを通過させるカラーフィルタが、緑色用CCDセン
サ33bの撮像面にはフィルム1を透過した光の緑色成
分のみを通過させるカラーフィルタが、青色用CCDセ
ンサ33cの撮像面にはフィルム1を透過した光の青色
成分のみを通過させるカラーフィルタが設けられてお
り、それぞれ、青色成分、赤色成分、緑色成分のみを光
電変換する。それぞれのCCDセンサから出力される各
画素信号はサンプルホールドされ各画素信号が連続した
画像信号となり、この各画素信号は所定のビット数(例
えば12ビット)のデジタル信号に変換される。
【0018】図3に断面図の形で図示されているオート
フィルムマスク80は、搬送されるフィルム1の下側に
位置するベース部材80aと搬送されるフィルム1の上
側に位置するカバー部材80b、及びフィルム搬送機構
8を構成するためにベース部材80aとカバー部材80
bとに分かれて配置されている複数の駆動ローラユニッ
トを備えている。さらに、ベース部材80aには照明光
学系31から発せられフィルム1を透過した光をスリッ
ト光として撮像光学系32に導く通過孔形成ブロック8
1が設けられている。カバー部材80bには、ミラート
ンネル31cを出た光をフィルム面に導くように開口孔
が形成されている。
【0019】余計な光がCCDセンサに入射しないよう
に光を遮蔽する遮蔽部材として機能する通過孔形成ブロ
ック81には、図3と図4から明らかなように、フィル
ム搬送方向に直角な横断方向に沿って、かつ照明光学系
31の光軸に一致するようにスリット状の通過孔81a
が形成されている。この通過孔81aの幅は1mm程度
で、その長さはフィルム1の幅より長く設定されてお
り、フィルム1の画像コマ領域である撮影画像領域1a
及びフィルム1のエッジ領域に位置するフィルムメーカ
名やコマ番号等の潜像画像であるエッジ画像が形成され
ているエッジ画像領域1bを透過してきた光が撮像光学
系32を経て光電変換部33に到達することができる。
通過孔81aの長さがフィルム1の幅より長く設定され
ているのは、場合によっては生じるかもしれない搬送時
のフィルム1の蛇行を考慮してのことであり、これによ
り、フィルム1の撮影画像領域1aより外側に区画され
ているエッジ画像領域1bに記録されている情報(フィ
ルムメーカ名やコマ番号等)を撮影画像とともに確実に
読み取ることができる。
【0020】カールぐせを持っているフィルム1の先端
がスキャニング搬送時にフィルム1の幅より長い通過孔
81aに入り込まないように、図5から明らかなよう
に、通過孔81aの両端領域、特にフィルム1のエッジ
領域1bに対応する箇所にここではガラス製の光透過性
部材82が埋め込まれている。この光透過性部材82は
円板状に加工されており、フィルム搬送面に円形端面を
露出するように、通過孔形成ブロック81に設けられた
円柱凹部にはめ込まれている。光透過性部材82の角部
は面取りされており、その円形端面の一方側はフィルム
搬送面のレベルに一致させられている。光透過性部材8
2の円形端面の他方側、つまりフィルム1と接しない方
の面には銀又はアルミ蒸着によって減光層82aが形成
されている(図3参照)。
【0021】この光透過性部材82はフィルム1のフィ
ルム情報エリア1bに光軸方向で重なり合うように位置
決めされているので、光透過性部材82の減光層82a
はフィルム1の素抜け部分やフィルム1外側を通過した
強い光量をもった光を減光し、過剰な光量の光が光電変
換部33の各CCDセンサに達することを防止してい
る。
【0022】透過光形成ブロック81に形成された通過
孔81a中心線によって定義されるスキャニングライン
SLのフィルム搬送方向上流側と下流側にフィルム1の
下面を支持するガイドローラ8bが配置されている。こ
のガイドローラ8bは通過孔形成ブロック81に設けら
れた溝に埋め込まれるような形でベース部材80に対し
て回転可能に支持されている。このガイドローラ8bに
よってスキャニングラインSLを通過するフィルム1の
走行性が改善される。
【0023】通過孔81aの少なくとも撮影画像エリア
1aに対応する部分は、図3からよく理解できるよう
に、その断面が、小さな逆三角形と大きな三角形のそれ
ぞれの頂点を接続させたような砂時計状断面として構成
されており、最も狭い幅は2つの三角形の接続箇所とな
っている。この断面形状は、光電変換部33を構成する
3つのCCDセンサ33a、33b、33cにちょうど
フィルム透過光が結像するように定めるとよい。この3
つのCCDセンサ33a、33b、33cは、フィルム
1の搬送方向に直交するように3ライン状に配列されて
おり、各CCDセンサを構成するCCD素子の配列方向
にフィルムスキャニングの主走査がなされ、フィルム1
が搬送されることにより副走査がなされるのである。
【0024】フィルム1が所定のスキャン位置に位置決
めされると、フィルム画像の読取処理が開始され、フィ
ルム画像の透過光は、フィルム搬送機構8によるフィル
ム1の送りにより、順次3つのCCDセンサ33a、3
3b、33cによって読み取られるが、各CCDセンサ
がフィルム1の搬送方向に沿って数画素分の間隔を隔て
て配置されているので、同一の画素におけるR、G、G
の各成分色の検出タイミングには時間差が生じるが、こ
れは光電変換部33の後段での信号処理により同一の画
素のR、G、B画像信号が対応づけられてコントローラ
7の所定のメモリに格納される。このような、フィルム
スキャナー3の照明光学系31、撮像光学系32、光電
変換部33の各制御はコントローラ10によって行われ
る。
【0025】デジタルプリント部5として、ここでは、
露光エンジンとしてDMD(デジタルマイクロミラーデ
バイス)方式のデジタルプリントヘッドが採用されてお
り、デジタルマイクロミラーデバイスによって反射され
る主走査方向に列をなした光ビームに対して直交する副
走査方向に印画紙2を正確に搬送するために、印画紙搬
送機構9は副走査搬送部9aを構築している。露光エン
ジンとしては、DMD方式以外に液晶シャッター方式、
PLZTシャッター方式、FOCRT方式、蛍光体発光
方式、レーザビーム方式などが知られており、設計時に
露光仕様に応じて選択される。
【0026】コントローラ10は、CPU、ROM、R
AM、I/Oインタフェース回路などからなるマイクロ
コンピュータシステムを中核部材として構成され、この
プリンタプロセッサに必要な各種機能をハードウエア又
はソフトウエア或いはその両方で実現させている。この
コントローラ10には、フィルム搬送制御部、印画紙搬
送制御部といった各種部材の動作制御を行う機能が構築
されているとともに、デジタルプリント部5によって印
画紙2を露光するために用いられ画像データの各種処理
を行う機能も構築されている。
【0027】特に本発明による写真画像のためのフルデ
ジタル露光システムに関連する主な機能要素としては、
フィルムスキャナ3を制御するスキャナ制御部21、フ
ィルム1のエッジ領域1bに形成されたエッジ画像に対
応するエッジ画像データとフィルム1の画像コマ領域1
aに形成された撮影画像に対応する撮影画像データを含
むフィルム画像データを一時的に格納するワーキングメ
モリ22、フィルム画像データからエッジ画像データと
撮影画像データを区分けして切り出す画像切り出し部2
3、ワーキングメモリ22に展開された画像データに対
して色調補正など各種画像処理を施す画像処理部24、
エッジ画像データから文字データを抽出するOCR機能
を有する文字処理部25、レイアウトテンプレート格納
部26aに格納されたレイアウトテンプレートに基づい
て撮影画像データとエッジ画像データから得られたフィ
ルム情報を合成する画像合成部26、画像データのイメ
ージ及びその他の表示アイテムのイメージをビデオメモ
リー27aに取り込むともにこの表示イメージをビデオ
コントローラ27bによってビデオ信号に変換してモニ
タ10aに送るビデオ制御部27、画像処理された最終
的な画像データに基づいてプリントデータを生成しデジ
タルプリント部5を制御するデジタル露光制御部28、
フィルム情報や色補正情報などプリント情報を印画紙2
の裏面に印字するようにバックプリント部4を制御する
バックプリント制御部29が挙げられる。なお、画像切
り出し部23、画像処理部24、画像合成部26を、画
像データを処理する画像処理手段と総称することができ
る。
【0028】本発明の写真処理装置は、フィルム製造時
に潜像化されたフィルムメーカ名やコマ番号などのエッ
ジ画像と被写体の撮影画像を形成したフィルム1から画
像読取手段としてのフィルムスキャナ3によって取り込
まれたエッジ画像データと撮影画像データの両方を使っ
て写真プリント2を作製するので、仕上がった写真プリ
ント2には撮影画像のみならずエッジ画像として付与さ
れていたフィルムメーカ名やコマ番号など情報が与えら
れる。
【0029】この実施の形態では、フィルム1としてブ
ローニフィルムを扱っているが、この場合、図7の模式
図から明らかなように、現像されたフィルム1の画像コ
マ領域1aには被写体を撮影した撮影画像が、そして上
側のエッジ画像が形成されているエッジ領域1bには、
例えば、「KODAK GA-2 6134 」といったフィルムメーカ
名及びフィルムコードや「41」といった数字が、下側
のエッジ領域1bには、記号としての塗りつぶし三角形
や「1」といったコマ番号が形成されており、このフィ
ルム1の左端のコマを用いて作製されたプリント写真2
も図示されているが、このプリント写真2も撮影画像表
示領域2aとエッジ画像表示領域2bを備えている。撮
影画像表示領域2aには、もちろん撮影画像が復元され
ているが、エッジ画像表示領域2bには上側と下側エッ
ジ領域1bに形成されたエッジ画像に対応する文字(こ
の出願で言う文字には記号等も含まれている、要するに
所定のキャラクターコードで表される文字又は記号の総
称として用いられている)が統合されてプリントされて
いる。
【0030】この目的のために、この実施の形態では、
エッジ画像データは、文字処理部25の機能により、つ
まり、文字認識部25aで文字コード化されてキャラク
ターコード格納部25bに格納された文字データは、必
要に応じて、フォント種やフォントサイズの変更を行っ
た後、画像合成部26によって撮影画像データと合成す
るためにビットマップ展開部25cによってビットマッ
プ化される。
【0031】本発明の写真処理装置を用いることによ
り、一例として図7に示すようなフィルム1からの写真
プリント2が作成されるが、その際の写真処理装置にお
ける画像データの流れを図8を用いて説明する。なお、
キャラクターコード化されたフィルムメーカ名やフィル
ムコードなどのフィルム情報は、画像処理部24による
撮影画像データに対する色補正処理など、写真プリント
作業における種々の制御パラメータの設定に利用するこ
とができる。
【0032】まず、顧客によって持ち込まれたフィルム
1をフィルムスキャナ3に投入して、フィルムスキャナ
3を駆動すると、フィルム1のエッジ領域1bに形成さ
れたエッジ画像に対応するエッジ画像データとフィルム
1の画像コマ領域1aに形成された撮影画像に対応する
撮影画像データを含むフィルム画像データが第1メモリ
22aに転送される(#1)。第1メモリ22aに転送
されたフィルム画像データに対して、画像切り出し部2
3は、フィルム1とCCDセンサ33との位置関係から
得られるエッジ画像データと撮影画像データのおおよそ
のメモリアドレスと、画像コマ領域1a以外の潜像を除
くす抜け部が極めて低い濃度値を表すことを利用して、
フィルム画像データからエッジ画像データと撮影画像デ
ータを区分けして切り出しし、エッジ画像データを第2
メモリ22bに転送し(#2)、撮影画像データを第3
メモリ22cに転送する(#3)。
【0033】第2メモリ22bのエッジ画像データは、
画像処理部24によってOCR処理に備えてコントラス
ト調整や汚れ等を消去する画像処理を施された後、文字
認識部25aによりキャラクターコード化されてキャラ
クターコード格納部25bに格納される(#4)。さら
に、必要な場合、この文字認識部25aはキャラクター
コードで表される文字や記号の属性データとしてのフォ
ント種やフォントサイズを任意に設定することができ
る。そのような処理が完了すると、キャラクターコード
データ(文字コードデータ)はビットマップ展開部25
cに呼び出され(#5)、ビットマップデータ化され
て、再び文字や記号で表されたフィルム情報データとし
て第4メモリ22dに転送される(#6)。
【0034】第3メモリ22cの撮影画像データは、画
像処理部24によってガンマ調整やレベル補正などの所
定の画像処理を施された後、さらに、プレジャッジ作業
として、この撮影画像データをビデオ制御部27に送る
ことによりモニタ10aの画面にプリント後の予想画像
としての疑似プリント画像を表示させ、必要の場合オペ
レータのマニュアル操作による色補正などの画像処理が
行われる。プレジャッジが完了した撮影画像データは第
4メモリ22dに転送される(#7)。
【0035】なお、画像処理部24での撮影画像データ
に対する画像処理プロセスにおいて、処理対象となって
いるフィルム1のメーカ名や感度などのフィルム情報が
キャラクタコード格納部25bに格納されている場合、
適切な写真プリント品質を得るために画像処理部24は
このフィルム情報を参照して色補正調整などを行うこと
も可能である。
【0036】第4メモリ22dに展開されたフィルム情
報データ(エッジ画像データに対応するもの)と撮影画
像データは、画像合成部26により、レイアウトテンプ
レート格納部26bに格納されいるレイアウトテンプレ
ートのうちから選択されたテンプレートを用いて、レイ
アウトされる。もちろん、このレイアウト作業は、ポイ
ンティングデバイスを用いたオペレータによるマニュア
ル操作で行うことも可能である。ここでは、図7に示す
ように、エッジ画像表示領域2bを撮影画像表示領域2
aの下側領域に配置するレイアウトテンプレートを選択
しており、フィルム1の上側と下側エッジ領域1bに形
成されたエッジ画像に対応するデータがまとめられてれ
てエッジ画像表示領域2bにプリントされるようレイア
ウトされる。レイアウトが完了すると、フィルム情報デ
ータと撮影画像データは画像統合され、プリントデータ
としてデジタル露光制御部28に送られる。このプリン
タデータに基づいてデジタル露光制御部28はデジタル
プリント部5を制御することで印画紙2を露光し、露光
された印画紙2は現像処理部6での現像処理を経て、写
真プリント2としてソータ14上に排出される。上述し
たように、この実施形態では、エッジ画像プリント手段
は、主に、画像合成部26とデジタル露光制御部28と
デジタルプリント部5から構成されている。
【0037】上述した例では、フィルム1のエッジ領域
1bに形成されたエッジ画像と画像コマ領域1aに形成
された撮影画像は同じフィルムスキャナ3によって行わ
れる構成を説明したが、エッジ画像と撮影画像を別々の
フィルムスキャナで読み取ることも可能である。この場
合、それぞれのフィルムスキャナから送られてくる画像
データを区分けしてワーキングメモリ22に格納するこ
とで、画像切り出しの手間を省くことが可能となる。
【0038】〔変形例1〕上述した実施の形態では、エ
ッジ画像データは文字処理部25によってキャラクター
コード化されたが、この変形例では、図9に示すよう
に、エッジ画像データはフィルムメーカ名やフィルムコ
ードやコマ番号などを示す画像部分を明確にするコント
ラスト処理やシャープネス処理、あるいは必要に応じて
背景透明化処理が画像処理部24によって行われた後、
第4メモリ22dに転送される(#4)。後は、上述し
たように、撮影画像データとテンプレートを用いてレイ
アウト及び合成処理された後、プリントデータとしてデ
ジタル露光制御部28に渡される。この変形例では、文
字処理部25、つまり文字認識部25a、キャラクター
コード格納部25b、ビットマップ展開部25cが省略
される。
【0039】〔変形例2〕上述した実施の形態では、キ
ャラクターコード化されたエッジ画像データは、ビット
マップ展開された後撮影画像データと合成され、デジタ
ルプリント部5によってプリントされるが、この変形例
では、図10に示すように、文字等の配置位置が反映さ
れた状態でキャラクターコード化されたエッジ画像デー
タをプリントデータとして直接バックプリント制御部2
9に送り(#5)、このプリントデータに基づいてバッ
クプリント制御部29がドットインパクトプリンタ等で
構成されているバックプリント部4を制御して、該当す
る撮影画像データが形成される(又は形成された)印画
紙2の裏面に印字する。この実施の形態では、画像合成
部26や第4メモリ22は省略され、構成が簡素化され
ると言う利点があるが、なによりも、写真プリント2の
表側に撮影画像以外のものがプリントされることを好ま
ない顧客にとって好都合となる。また、変形例1との関
連で、文字認識される前のエッジ画像データを直接バッ
クプリント部4によって印画紙2の裏側にプリントする
ことも可能である。この実施形態では、エッジ画像プリ
ント手段は、主に、バックプリント制御部29とバック
プリント部4から構成されている。
【0040】〔変形例3〕これまでの実施の形態では、
撮影画像はデジタル露光方式で印画紙2に画像形成され
ていたが、もちろん、撮影画像は従来からよく用いられ
ている投影露光方式で印画紙2に画像形成することも可
能である。そのような場合、図11に示すように、フィ
ルムスキャナ3によって取得された撮影画像データは画
像処理部24によって適当な画像処理を施された後、露
光演算部100によって、その撮影画像が有する画像特
性から要求される光源調整や露光時間などの露光条件が
決定される(#107)。なお、この露光条件の決定プ
ロセスにおいて、処理対象となっているフィルム1のメ
ーカ名や感度などのフィルム情報がキャラクタコード格
納部25bに格納されている場合、露光演算部100は
このフィルム情報を受け取って(#108)露光条件の
決定プロセスに反映させことができる。決定された露光
条件は投影露光制御部128に送られ(#109)、よ
く知られた投影露光部105を適正に制御し、印画紙2
の表面に撮影画像を焼き付ける。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による画像処理装置の一実施形態として
の銀塩写真デジタルプリンタを示す外観図
【図2】図1によるデジタルプリンタのブロック図
【図3】フィルムスキャナのスキャニングライン領域の
概略断面図
【図4】フィルムスキャナのスキャニングライン領域の
概略斜視図
【図5】図3の矢視〜Aからみた概略平面図
【図6】コントローラ内に構築される機能要素を示す機
能ブロック図
【図7】エッジ画像付きフィルムとエッジ画像付き写真
プリントの説明図
【図8】エッジ画像付き写真プリント作製時における撮
影画像データとエッジ画像データの流れを説明する模式
【図9】変形例における図8に対応する模式図
【図10】変形例における図8に対応する模式図
【図11】変形例における図8に対応する模式図
【符号の説明】
1 写真フィルム 1a 撮影画像領域 1b エッジ画像領域(エッジ領域) 2 印画紙(写真プリント) 3 フィルムスキャナ(画像読取手段) 4 バックプリント部 5 デジタルプリント部 6 現像処理部 10 コントローラ 23 画像切り出し部 24 画像処理部 25 文字処理部 25a 文字認識部 25b キャラクターコード格納部 25c ビットマップ展開部 26 画像合成部 26a レイアウトテンプレート格納部 27 ビデオ制御部 28 デジタル露光制御部 29 バックプリント制御部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06T 3/00 300 G06T 3/00 300 5C076 400 400A H04N 1/00 H04N 1/00 G 1/387 1/387 Fターム(参考) 2C087 BA14 BB11 BD01 BD07 CA03 CB03 CB13 2H106 AA82 AB12 BA47 BA55 BA62 BA72 BF17 2H109 BA03 BA11 5B057 AA20 BA02 CA01 CA08 CA12 CA16 CB01 CB08 CB12 CB16 CE03 CE08 CE09 CE11 CH20 5C062 AA01 AB03 AB17 AB20 AB22 AB23 AB41 AB43 AB44 AC02 AC04 AC22 AC24 AC58 AE08 5C076 AA02 AA16 AA17 BA02 BA06

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】写真フィルムの撮影画像と写真フィルムの
    幅方向のエッジ領域に予め記録されているエッジ画像と
    を読み取る画像読取手段と、その画像読取手段によって
    読み取られた画像情報を画像処理する画像処理手段と、
    その画像処理手段の処理情報に基づいて前記撮影画像の
    写真プリントを作製するプリント部とを備えた写真処理
    装置において、 前記画像処理手段は、前記エッジ画像と前記撮影画像と
    を個別に画像処理するように構成されると共に、 前記
    エッジ画像を読み取って得られたエッジ画像データに対
    して前記画像処理手段が画像処理することにより生成さ
    れたプリント用データをプリントするエッジ画像プリン
    ト手段が設けられ、前記プリント用データによるプリン
    ト画像と、前記写真フィルムにおいて存在位置が対応す
    る前記撮影画像のプリント画像とが、同一の写真プリン
    トに形成されるように構成されている写真処理装置。
  2. 【請求項2】前記画像処理手段は、前記エッジ画像に含
    まれる文字又は符号の前記エッジ画像における存在位置
    を反映した状態で前記プリント用データを生成するよう
    に構成されている請求項1記載の写真処理装置。
  3. 【請求項3】前記画像読取手段が前記写真フィルムから
    撮影画像を読み取って撮影画像データを取得するフィル
    ムスキャナと前記写真フィルムからエッジ画像を読み取
    ってエッジ画像データを取得するフィルムスキャナとを
    備えていることを特徴とする請求項1又は2に記載の写
    真処理装置。
  4. 【請求項4】前記画像読取手段が前記写真フィルムから
    エッジ画像と撮影画像を同時に読み取ってフィルム画像
    データを取得するフィルムスキャナを備えており、かつ
    得られたフィルム画像データから前記エッジ画像データ
    と撮影画像データを切り出す画像データ切り出し部が備
    えられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の
    写真処理装置。
  5. 【請求項5】前記プリント部が画素毎にプリント濃度が
    設定されたデジタル画像データに基づいて画像をプリン
    トするデジタルプリントヘッドを備えて構成されるとと
    もに、 前記エッジ画像と前記撮影画像とを前記画像処理手段に
    よって画像処理することによって得られたエッジ画像デ
    ータと撮影画像データとを所定のレイアウトで合成する
    画像合成部が設けられている請求項1〜4のいずれかに
    記載の写真処理装置。
  6. 【請求項6】画像処理された前記エッジ画像データから
    文字コードデータを生成する文字認識部が備えられ、前
    記画像合成部が前記文字コードデータのビットマップデ
    ータと前記撮影画像データを合成することを特徴とする
    請求項5に記載の写真処理装置。
  7. 【請求項7】画像処理された前記エッジ画像データから
    文字コードデータを生成する文字認識部が備えられ、前
    記文字コードデータを前記エッジ画像のためのプリント
    データとすることを特徴とする請求項1〜4のいずれか
    に記載の写真処理装置。
  8. 【請求項8】前記エッジ画像プリント手段は、前記文字
    コードデータに基づいて前記写真プリントの裏側に文字
    又は符号をプリントするバックプリンタにて構成されて
    いる請求項1〜4及び7のいずれかに記載の写真処理装
    置。
  9. 【請求項9】前記文字認識部によって生成された文字コ
    ードデータに基づいた画像処理を前記撮影画像データに
    対して行うことを特徴とする請求項6又は7に記載の写
    真処理装置。
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