JP4385951B2 - 携帯型情報処理装置および携帯型情報処理装置の情報処理方法、並びにプログラム - Google Patents

携帯型情報処理装置および携帯型情報処理装置の情報処理方法、並びにプログラム Download PDF

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Description

本発明は、携帯型情報処理装置および情報処理方法、並びにプログラムに関し、特に、携帯型情報処理装置の表示部に、操作を入力させるための画像を動的に表示させるようにした携帯型情報処理装置および情報処理方法、並びにプログラムに関する。
例えば、特許文献1には、音声案内のサービスごとに対応するレイアウトを有することで、音声案内サービスに固有のレイアウトを表示させる音声案内対応通信端末装置が提案されている。
しかしながら、一般的な携帯型のCD(Compact Disc)プレーヤなどの携帯型情報処理装置においては、操作を入力するための操作部の配列やデザインがハード的に固定されており、そのレイアウトは変化しないものとされている。
特開2000−165521号公報
このような携帯型のCDプレーヤなどの携帯型情報処理装置では、操作部の動的な変化が要望されているが、操作を入力するための操作部がハード的に固定されているので、操作部の動的な変化が実現できないという課題があった。
本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであり、携帯型情報処理装置の表示部に、操作を入力させるための画像を動的に表示させるようにするものである。
本発明の携帯型情報処理装置は、携帯型情報処理装置の内部または外部の所定状態を検知する検知手段と、ユーザからの操作入力を受け付けるタッチパネルと、タッチパネルに重ねて設けられている表示部に、画像を表示させるよう制御する表示制御手段と、記録媒体から、複数の画像データと、各画像データの画像が表示される表示部上の位置を示す位置データと、各画像データに対応する処理を示す処理データと、各画像を表示する条件であって、検知手段により検知される状態が満たすべき条件と、各前記画像データに対応する複数の音楽ファイルとが対応付けられたテーブルを読み出す読み出し手段と、読み出し手段により読み出されたテーブルを参照して、検知手段によりその時点で検知されている状態が満たしている条件を認識し、認識された条件に対応付けられている画像データを、認識された前記に対応付けられている位置データに基づいて配置し、表示部に表示させるための表示用画像データを生成する生成手段とを備え、検知手段は、携帯型情報処理装置の内部または外部の所定状態として、再生中の音楽ファイルを検知して、音楽ファイルの再生位置を検知し、条件は、複数の音楽ファイルのうち、再生対象の音楽ファイルの再生位置の範囲として決定されており、生成手段は、複数の音楽ファイルのうち再生対象の音楽ファイルを認識し、検知手段によりその時点で検知されている再生位置が満たしている条件を認識し、認識された音楽ファイルに対応付けられている各画像データのうち、認識された条件に対応付けられている画像データを、認識された条件に対応付けられている位置データに基づいて配置し、表示部に表示させるための表示用画像データを生成し、表示制御手段は、生成手段により生成された表示用画像データに基づく画像を表示部に表示させるよう制御し、タッチパネルにより表示部に表示された画像に対するユーザからの操作入力が受け付けられた場合、生成手段により認識された条件に対応付けられている処理データに基づいて、受け付けられた操作入力に対応する処理が実行されることを特徴とする。
記録媒体にはTOC(Table Of Contents)が記録されており、テーブルは、TOCに関連付けられて記録されているものとすることができる。
検知手段は、携帯型情報処理装置の内部または外部の所定状態として、さらに、携帯型情報処理装置の外部の温度を検知し、条件は、再生位置の範囲として決定されている条件に加えてさらに、外部の温度が取り得る範囲として決定されていることを特徴とする。
テーブルには、複数の画像データに対応する、記録媒体に記録されている複数の音楽ファイルがさらに対応付けられており、検知手段は、音楽ファイルの再生位置を検知し、条件は、音楽ファイルの再生位置の範囲として決定されており、生成手段は、再生される音楽ファイルおよび、その時点の再生位置が満たしている条件を認識し、認識された音楽ファイルに対応付けられている複数の画像データのうち、認識された条件に対応付けられている画像データを、認識された条件に対応付けられている位置データに基づいて配置し、表示部に表示させるための表示用画像データを生成し、表示制御手段は、生成手段により生成された表示用画像データに基づく画像を表示部に表示させるよう制御するものとすることができる。
テーブルには、複数の画像データのそれぞれが選択された場合に再生される音楽データがさらに対応付けられており、タッチパネルにより表示部に表示された画像に対するユーザからの操作入力が受け付けられた場合、音楽データが再生されるものとすることができる。
本発明の情報処理方法は、携帯型情報処理装置の内部または外部の所定状態を検知する検知ステップと、タッチパネルに重ねて設けられている表示部に、画像を表示させるよう制御する表示制御ステップと、記録媒体から、複数の画像データと、各画像データの画像が表示される表示部上の位置を示す位置データと、各画像データに対応する処理を示す処理データと、各画像を表示する条件であって、検知部により検知される状態が満たすべき条件と、各画像データに対応する複数の音楽ファイルとが対応付けられたテーブルを読み出す読み出しステップと、読み出しステップの処理により読み出されたテーブルを参照して、検知部によりその時点で検知されている状態が満たしている条件を認識し、認識された条件に対応付けられている画像データを、認識された条件に対応付けられている位置データに基づいて配置し、表示部に表示させるための表示用画像データを生成する生成ステップとを含み、検知ステップは、携帯型情報処理装置の内部または外部の所定状態として、再生中の音楽ファイルを検知して、音楽ファイルの再生位置を検知するステップを含み、条件は、複数の音楽ファイルのうち、再生対象の音楽ファイルの再生位置の範囲として決定されており、生成ステップは、複数の音楽ファイルのうち再生対象の音楽ファイルを認識し、検知ステップの処理によりその時点で検知されている再生位置が満たしている条件を認識し、認識された音楽ファイルに対応付けられている各画像データのうち、認識された条件に対応付けられている画像データを、認識された条件に対応付けられている位置データに基づいて配置し、表示部に表示させるための表示用画像データを生成するステップを含み、表示制御ステップは、生成ステップの処理により生成された表示用画像データに基づく画像を表示部に表示させるよう制御するステップを含み、タッチパネルにより表示部に表示された画像に対するユーザからの操作入力が受け付けられた場合、生成ステップにより認識された条件に対応付けられている処理データに基づいて、受け付けられた操作入力に対応する処理が実行されることを特徴とする。
本発明のプログラムは、記録媒体に記録されている情報に基づく処理を実行する、ユーザからの操作入力を受け付けるタッチパネルと、タッチパネルに重ねて設けられている表示部と自身の内部または外部の所定状態を検知する検知部とを備える携帯型情報処理装置のコンピュータに情報処理を実行させるプログラムであって、携帯型情報処理装置の内部または外部の所定状態を検知する検知ステップと、タッチパネルに重ねて設けられている表示部に、画像を表示させるよう制御する表示制御ステップと、記録媒体から、複数の画像データと、各画像データの画像が表示される表示部上の位置を示す位置データと、各画像データに対応する処理を示す処理データと、各画像を表示する条件であって、検知部により検知される状態が満たすべき条件と、各画像データに対応する複数の音楽ファイルとが対応付けられたテーブルを読み出す読み出しステップと、読み出しステップの処理により読み出されたテーブルを参照して、検知部によりその時点で検知されている状態が満たしている条件を認識し、認識された条件に対応付けられている画像データを、認識された条件に対応付けられている位置データに基づいて配置し、表示部に表示させるための表示用画像データを生成する生成ステップとを含み、検知ステップは、携帯型情報処理装置の内部または外部の所定状態として、再生中の音楽ファイルを検知して、音楽ファイルの再生位置を検知するステップを含み、条件は、複数の音楽ファイルのうち、再生対象の音楽ファイルの再生位置の範囲として決定されており、生成ステップは、複数の音楽ファイルのうち再生対象の音楽ファイルを認識し、検知ステップの処理によりその時点で検知されている再生位置が満たしている条件を認識し、認識された音楽ファイルに対応付けられている各画像データのうち、認識された条件に対応付けられている画像データを、認識された条件に対応付けられている位置データに基づいて配置し、表示部に表示させるための表示用画像データを生成するステップを含み、表示制御ステップは、生成ステップの処理により生成された表示用画像データに基づく画像を表示部に表示させるよう制御するステップを含み、タッチパネルにより表示部に表示された画像に対するユーザからの操作入力が受け付けられた場合、生成ステップにより認識された条件に対応付けられている処理データに基づいて、受け付けられた操作入力に対応する処理が実行されることを特徴とする。
本発明によれば、記録媒体から、複数の画像データと、各画像データの画像が表示される表示部上の位置を示す位置データと、各画像データに対応する処理を示す処理データと、各画像を表示する条件であって、検知部により検知される状態が満たすべき条件と、各画像データに対応する複数の音楽ファイルとが対応付けられたテーブルが読み出され、テーブルが参照され、検知部によりその時点で検知されている状態が満たしている条件が認識され、認識された条件に対応付けられている画像データが、配置する位置のデータに基づいて配置され、表示部に表示させるための表示用画像データが生成され、携帯型情報処理装置の内部または外部の所定状態として、再生中の音楽ファイルが検知され、音楽ファイルの再生位置が検知され、条件は、複数の音楽ファイルのうち、再生対象の音楽ファイルの再生位置の範囲として決定され、複数の音楽ファイルのうち再生対象の音楽ファイルが認識され、その時点で検知されている再生位置が満たしている条件が認識され、認識された音楽ファイルに対応付けられている各画像データのうち、認識された条件に対応付けられている画像データが、認識された条件に対応付けられている位置データに基づいて配置され、表示部に表示させるための表示用画像データが生成され、表示用画像データに基づく画像が表示部に表示され、タッチパネルにより表示部に表示された画像に対するユーザからの操作入力が受け付けられた場合、認識された条件に対応付けられている処理データに基づいて、受け付けられた操作入力に対応する処理が実行される。
第1の本発明によれば、携帯型情報処理装置の表示部に、操作を入力させるための画像を表示させることができる。特に、第1の本発明によれば、優先順位に従って、画面要素の要素を示す画像を表示させることができる。
第2の本発明によれば、携帯型情報処理装置の表示部に、操作を入力させるための画像を表示させることができる。特に、第2の本発明によれば、操作を入力するための画像条件に合わせて表示させることができる。
以下に本発明の実施の形態を説明するが、本明細書に記載の発明と、発明の実施の形態との対応関係を例示すると、次のようになる。この記載は、本明細書に記載されている発明をサポートする実施の形態が、本明細書に記載されていることを確認するためのものである。したがって、発明の実施の形態中には記載されているが、発明に対応するものとして、ここには記載されていない実施の形態があったとしても、そのことは、その実施の形態が、その発明に対応するものではないことを意味するものではない。逆に、実施の形態が発明に対応するものとしてここに記載されていたとしても、そのことは、その実施の形態が、その発明以外の発明には対応しないものであることを意味するものでもない。
さらに、この記載は、本明細書に記載されている発明の全てを意味するものでもない。換言すれば、この記載は、本明細書に記載されている発明であって、この出願では請求されていない発明の存在、すなわち、将来、分割出願されたり、補正により出現、追加される発明の存在を否定するものではない。
以下、図を参照して、本発明を適用した一実施の形態について説明する。
最初に、図1乃至図6を参照して、本発明を適用した第1の実施の形態について説明する。
図1は、本発明を適用した携帯型情報処理装置1の構成例を示すブロック図である。携帯型情報処理装置1は、例えば、CD(Compact Disc)プレーヤなどの、携帯型の情報処理装置である。本実施の形態においては、記録媒体として光ディスク60が使用される。
図1の携帯型情報処理装置1のデータバス11には、CPU(Central Processing Unit)12、SDRAM(Synchronous DRAM(Dynamic Random Access Memory))13、再生制御部14、オーディオデコーダ15、表示制御部16、タッチセンサ17、フラッシュメモリ18、および温度センサ19が接続されている。
CPU12は、データバス11を介して接続されている各部を制御する。また、CPU12は、光ディスク60から読み出され、SDRAM13に保持されたキー情報ファイル(詳細は図3を用いて後述する)に基づいて、表示用画像データを生成する。SDRAM13は、携帯型情報処理装置1が処理を実行する上で必要なデータを適宜記憶する。例えば、SDRAM13は、データバス11を介して再生制御部14から供給された、光ディスク60から読み出されたデータを記憶する。また、SDRAM13には、LCD31の画面に表示させる画像を生成するために用いられる記憶領域が確保されており、その記憶領域に、LCD31の画面に表示させるための画像のデータなどが適宜記憶される。
再生制御部14は、ディスクドライブ50と接続されており、ディスクドライブ50を介して、光ディスク60の再生を制御する。例えば、再生制御部14は、CPU12からの指令に基づいて、ディスクドライブ50に光ディスク60の再生を指令し、これに対してディスクドライブ50から供給されてきた光ディスク60の再生データ(オーディオデータなど)を取得する。
オーディオデコーダ15は、エンコードされているオーディオデータをデコードする。例えば、オーディオデコーダ15は、データバス11を介して再生制御部14から供給されてきた、エンコードされているオーディオデータ(光ディスク60に記録されていた音楽ファイル(例えば、後述する図2の音楽ファイル83−1))をデコードする。また、オーディオデコーダ15は、D/A(Digital / Analog)変換部41と接続されており、D/A変換部41はスピーカ42に接続されている。D/A変換部41は、オーディオデコーダ15によりデコードされたオーディオデータ(ディジタルデータ)をアナログのオーディオデータに変換し、これを、スピーカ42に出力する。スピーカ42は、アナログのオーディオデータに基づく音声を出力する。
表示制御部16は、表示部であるLCD(Liquid Crystal Display)31への表示を制御する。例えば、表示制御部16は、データバス11を介して再生制御部14から供給されたデータに基づく画像を表示させるようLCD31への表示を制御する。LCD31は、表示制御部16からの制御に基づいて画像を表示する。また、LCD31には、タッチパネル32が重ねて設けられている。すなわちLCD31とタッチパネル32は、一体型とされている。タッチセンサ17は、タッチパネル32に対して入力された操作を検出し、対応する信号を、データバス11を介してCPU12に供給する。
フラッシュメモリ18には、光ディスク60に記憶されているデータ(例えば、音楽ファイルのデータ)の再生回数などの情報が記憶される。温度センサ19は、携帯型情報処理装置1が設けられている外気の温度を検出(検知)し、検出した温度を、データバス11を介してCPU12に供給する。
ディスクドライブ50は、光ディスク60に記録されているデータを、再生制御部14からの制御に基づいて読み出す。
具体的には、ディスクドライブ50には、RFアンプ51、モータドライブ52、モータ53、およびピックアップ部54が設けられている。ディスクドライブ50では、ターンテーブル(図示せず)に装着された光ディスク60をモータ53によって回転駆動させる。モータドライブ52は、再生制御部14からの制御に基づいて、モータ53を駆動する。ピックアップ部54は、光ディスク60に対してレーザを照射することで、光ディスク60に記録されたデータを読み取り、これをRFアンプ51に供給する。
次に、図2を参照して、図1の光ディスク60に記録されている情報について説明する。
図2の光ディスク60には、TOC(Table Of Contents)81、キー情報ファイル82、および音楽ファイル83−1乃至83−n(nは任意の自然数)が記録されている。
TOC81は、光ディスク60内に記録されている情報の一覧である。TOC81は、例えば、光ディスク60の最内周に記録されている。キー情報ファイル82は、表示部としてのLCD31(図1)に操作のためのアイコン(操作キー)を表示させるための情報が書き込まれているファイルである。本実施の形態においては、TOC81とキー情報ファイル82とは、対応付けられて光ディスク60に記録されている。例えば、光ディスク60からTOC81が読み出された場合に、キー情報ファイル82もまた読み出される。音楽ファイル83−1乃至83−nは、それぞれが1曲(1トラック)分の音楽データに対応する。図2の例では、トラック(Track)#1が音楽ファイル83−1に対応し、トラック#2が音楽ファイル83−2に対応し、トラック#3が音楽ファイル83−3に対応し、同様にして、トラック#nが音楽ファイル83−nに対応する。すなわち、音楽ファイル83−1を読み出せば、曲を1曲分(1トラック)再生することができる。
このように、光ディスク60に記録されているディスクコンテンツ情報の一部に、キー情報ファイル82が含まれている。
ここで、キー情報ファイル82の詳細な例を、図3を参照して説明する。
図3のキー情報ファイル82には、インデックス番号、トラック(Track)番号、キーの機能、デザイン、位置、サウンド(操作音)、条件、およびキーワードが対応付けられたテーブルが含まれている。これらの情報の格納方法は、例えば、光ディスク60の規格で定めておくことができる。
インデックス番号「0」には、トラック番号として「disc」、キーの機能(各画像データに対応する処理を示すデータ)として「Play」、「Stop」、および「Pause」、キーの機能のそれぞれに対応するデザイン(画像データ)として「a0.bmp」、「b0.bmp」、および「c0.bmp」、デザインのそれぞれが配置される位置の情報(各画像データの画像が表示されるLCD31上の位置を示す位置データ)として(Xa0,Ya0)、(Xb0,Yb0)、および(Xc0,Yc0)、キーの機能のそれぞれに対応するサウンド(複数の画像データのそれぞれが選択された場合に再生される音楽データ)として「a0.snd」、「b0.snd」、および「c0.snd」、その画像データに対する画像を表示する条件(画像を表示する条件)として「なし」、並びに、キーワード(画像を表示する条件)として「なし」が対応付けられている。
インデックス番号「0」は、いずれのトラックも再生していないデフォルトの条件に対応している。すなわち、光ディスク60をディスクドライブ50(図1)に装着した場合、まだトラック(音楽ファイル)を再生していない状態における場合に対応する。そのため、トラック番号も「disc」に対応している。キーの機能は、そのキー(例えば、図1のLCD31に表示されるアイコン)の機能を示している。この例の場合、キーの機能の種類は、「Play」(再生)、「Stop」(停止)、および「Pause」(一時停止)とされている。デザインは、それぞれ対応するキーの機能の画像(画像ファイル)を示している。すなわち、LCD31に表示させるキー(アイコン)の画像データのファイルが、各キーの機能に対応付けられている。図3の例の場合、「Play」に「a0.bmp」が対応しており、「Stop」に「b0.bmp」が対応しており、「Pause」に「c0.bmp」が対応している。また、位置は、それぞれ対応する画像データをLCD31の画面上に表示させる場合の配置情報を、横軸をX、縦軸をYとして座標軸で示している。図3の例の場合、「a0.bmp」に(Xa0,Ya0)が対応しており、「b0.bmp」に(Xb0,Yb0)が対応しており、「c0.bmp」に(Xc0,Yc0)が対応している。また、サウンドは、それぞれ対応するキーの機能の操作音の音声データ(音声ファイル)を示している。すなわち、LCD31に表示されたキー(アイコン)が選択された場合に出力される音声のデータが、各キーの機能に対応付けられている。図3の例の場合、「Play」に「a0.snd」が対応しており、「Stop」に「b0.snd」が対応しており、「Pause」に「c0.snd」が対応している。条件は、それぞれ対応する画像(キー)や音声などを表示させる場合の条件を示している。図3の例の場合、それぞれ対応するキー(キーの画像)を表示させる条件は「なし」とされている。キーワードは、設定されているキーワードと一致したキーワードが入力された場合にそのインデックスを使用させるための言葉を示している。図3の例の場合、キーワードは「なし」とされている。このキーワードは、例えば、コンテンツプロバイダなどにより設定されており、ユーザは、コンテンツプロバイダから入手することで、設定されたキーワードに対応するアイコン(キー)を表示させることができる。換言すれば、キーワードもまた、表示するための条件のひとつである。
インデックス番号「1」は、トラック#1(図2の例の場合、音楽ファイル83−1)を再生している状態に対応している。すなわち、トラック#1に対応する音楽ファイル83−1が再生されている場合に、表示(出力)するために使用される情報が、インデックス番号「1」に格納されている。キーの機能、デザイン、サウンド、条件の説明は、インデックス番号「0」と同様であるのでその説明は省略する。また、インデックス番号「2」についても、インデックス番号「1」と同様であるので、その説明は省略する。
インデックス番号「3」は、トラック#3(図2の例の場合、音楽ファイル83−3)を再生している状態に対応している。すなわち、トラック#3に対応する音楽ファイル83−3が再生されている場合に、表示(出力)するために使用される情報が、インデックス番号「3」に格納されている。ここで、キーの機能が「Stop」に対応するデザイン、サウンド、条件が異なっている。具体的には、条件が1から50s(秒)である場合、「Stop」のキーの機能に対応するデザインは「b3-1.bmp」であり、位置は(Xb3-1,Yb3-1)であり、サウンドは「b3-1.snd」である。また、条件が50から90s(秒)である場合、「Stop」のキーの機能に対応するデザインは「b3-2.bmp」であり、位置は(Xb3-2,Xb3-2)であり、サウンドは「b3-2.snd」である。すなわち、トラック#3の1秒目から50秒目までを再生している場合には、「b3-1.bmp」の画像ファイルが、LCD31の画面上の(Xb3-1,Yb3-1)の位置に表示され、この画像ファイル(アイコン)が選択された場合には、「b3-1.snd」の音声ファイルがサウンドとして出力される。また、トラック#3の50秒目から90秒目までを再生している場合には、「b3-2.bmp」の画像ファイルが、LCD31の画面上の(Xb3-2,Yb3-2)の位置に表示され、この画像ファイル(アイコン)が選択された場合には、「b3-2.snd」の音声ファイルがサウンドとして出力される。なお、その他の項目については、インデックス番号「1」などと同様であるので、その説明は省略する。
インデックス番号「N1」は、トラック#1(図2の例の場合、音楽ファイル83−1)を再生している状態に対応している。ここで、条件として「T>25℃」が設定されている。このことは、図1の温度センサ19により検出された温度が25℃より高い場合に、このインデックス番号「N1」の情報を用いて、トラック#1を再生することを示している。なお、キーの機能、デザイン、サウンド、およびキーワードの説明は、インデックス番号「1」と同様であるのでその説明は省略する。
インデックス番号「N2」は、トラック#2(図2の例の場合、音楽ファイル83−2)を再生している状態に対応している。ここで、キーワードとして「key1」が設定されている。このことは、ユーザによりタッチパネル32を介して入力されたキーワードが「key1」であった場合に、このインデックス番号「N2」の情報を用いて、トラック#2を再生することを示している。なお、キーの機能、デザイン、サウンド、および条件の説明は、インデックス番号「1」と同様であるのでその説明は省略する。
このように、キー情報ファイル82には、インデックス番号、トラック番号、キーの機能、デザイン、サウンド、条件、およびキーワードがそれぞれ対応付けられたテーブルとして含まれている。
なお、キー(アイコン)のデザインに対応する画像ファイルの拡張子は「bmp」に限定されない。また、サウンドに対応する音声ファイルの拡張子も「snd」に限定されない。
次に、図4のフローチャートを参照して、図1の携帯型情報処理装置1における表示処理を説明する。なお、この処理は、携帯型情報処理装置1の電源がオンされた場合に開始される。
ステップS11において、CPU12は、データバス11および再生制御部14を介して、ディスクドライブ50に光ディスク60が装着されたか否かを判定し、光ディスク60が装着されるまで待機する。
ステップS11において、光ディスク60が装着されたと判定された場合、ステップS12において、再生制御部14は、ディスクドライブ50を制御して、光ディスク60に記録されているTOC81(図2)を読み込む。再生制御部14は、読み込んだTOC81を、データバス11を介してSDRAM13に供給し、記憶させる。
ステップS13において、再生制御部14は、光ディスク60に(TOC81に関連付けられて)記録されているキー情報ファイル82を読み込む。具体的には、再生制御部14は、CPU12からの制御に基づいて、光ディスク60からキー情報ファイル82(TOC81に関連付けられているキー情報ファイル82)を読み込む。再生制御部14は、読み込んだキー情報ファイル82を、データバス11を介してSDRAM13に供給し、記憶させる。このように、TOC81とキー情報ファイル82とは関連づけられているので、TOC81が読み込まれるときに、キー情報ファイル82もまた読み込まれ、SDRAM13に記憶(保持)される。
ステップS14において、CPU12は、SDRAM13に記憶されたキー情報ファイル82に従って、表示する画像ファイルを選択する。例えば、CPU12は、1回目のステップS14の処理では、図3のインデックス番号「0」に対応する画像ファイル「a0.bmp」、「b0.bmp」、および「c0.bmp」の3つを選択する。すなわち、CPU12は、図3のキー情報ファイル82(テーブル)の条件にあうインデックス番号の画像ファイルを、表示する画像ファイルとして選択する。
このように、読み込まれたキー情報ファイル82に基づいて、条件にあてはまるキー(アイコン)の画像ファイルが選択される。なお、所定のトラック番号に対応するインデックス番号がひとつしかない場合、そのキー情報(対応するインデックス番号の画像ファイル)が使用されるが、所定のトラック番号に対応するインデックス番号が複数あった場合、すなわち、1つのトラック番号に対してキー情報が複数種類設けられていた場合(例えば、図4ではトラック#1に対して、インデックス番号「1」とインデックス番号「N1」がある場合)には、CPU12は、各インデックス番号に対応する条件を参照し、その条件に応じて画像ファイルを選択する。なお、条件が特に設けられていないのに、複数のキー情報が設定されているような場合には、CPU12がランダムにキー情報を選択するようにする。
ステップS15において、CPU12は、選択した画像ファイルに基づいて、表示用画像を生成する。いまの例の場合、CPU12は、「a0.bmp」、「b0.bmp」、および「c0.bmp」の画像ファイルを、それぞれ対応する配置情報(Xa0,Ya0)、(Xb0,Yb0)、および(Xc0,Yc0)に基づいて配置して、表示用画像(表示用画像データ)を生成する。具体的には、CPU12は、LCD31の仮想画面を想定して、(Xa0,Ya0)の位置に「a0.bmp」の画像ファイルを展開し、(Xb0,Yb0)の位置に「b0.bmp」の画像ファイルを展開し、(Xc0,Yc0)の位置に「c0.bmp」の画像ファイルを展開して重ね合わせることで、LCD31の画面に表示させるための表示用画像のデータを生成する。CPU12は、生成した表示用画像のデータを、データバス11を介して表示制御部16に供給する。
ステップS16において、表示制御部16は、データバス11を介してCPU12から供給されてきた表示用画像データに基づく画像を、LCD31の画面上に表示させるよう制御する。この処理により、LCD31の画面には、例えば、図5に示されるような画像が表示される。
図5の例において、LCD31の画面には、「Play」と表示されたアイコン(操作キー)111、「STOP」と表示されたアイコン112、および「Pause」と表示されたアイコン113が示されている。アイコン111は、例えば、図3のインデックス番号「0」の「Play」のキー機能に対応する「a0.bmp」に基づくものであり、アイコン112は、同じくインデックス番号「0」の「Stop」のキー機能に対応する「b0.bmp」に基づくものであり、アイコン113は、同じくインデックス番号「0」の「Pause」のキーに対応する「c0.bmp」に基づくものである。また、LCD31の画面において、アイコン111の中心座標は(Xa0,Ya0)とされ、アイコン112の中心座標は(Xb0,Yb0)とされ、アイコン113の中心座標は(Xc0,Yc0)とされる。
ステップS17において、タッチセンサ17は、ユーザにより操作が入力されたか否かを判定する。具体的には、タッチセンサ17は、LCD31の画面上に表示されたいずれかのアイコンがユーザにより選択(指またはタッチペンなどにより選択)された場合、タッチパネル32を介してこれを検出する。
ステップS17において、ユーザにより操作が入力されたと判定された場合、処理はステップS18に進み、CPU12は、操作に対応する処理を実行する。具体的には、ユーザにより操作が入力された場合、タッチセンサ17は、ユーザにより選択されたアイコンを、データバス11を介してCPU12に通知する。例えば、選択されたアイコンがアイコン111である場合、すなわち、「Play」に対応するアイコンである場合、CPU12は、「Play」に対応するサウンドを出力させるとともに、再生が指令されたトラック(音楽データ)の再生を開始するよう制御する。1回目のステップS19の処理では、初期状態(インデックス番号「0」の状態)であるので、トラック#1に対応するサウンド(「a0.snd」に対する音声)が出力され、音楽ファイル83−1の再生が開始される。より具体的には、CPU12からの制御に基づいて、「a0.snd」のファイルがオーディオデコーダ15によりデコードされ、D/A変換部41によりD/A変換され、スピーカ42を介して出力された後、再生制御部14により光ディスク60から音楽ファイル83−1が読み出され、オーディオデコーダ15によりデコードされ、D/A変換部41によりD/A変換されて、スピーカ42を介して出力される。また、例えば、選択されたアイコンがアイコン112である場合、すなわち、「Stop」に対応するアイコンである場合、CPU12は、「b0.snd」のファイルをオーディオデコーダ15にデコードさせ、D/A変換部41によりD/A変換させ、スピーカ42を介して出力させた後、現在再生しているトラック(音楽データ)の再生を停止するよう制御する。さらに、例えば、選択されたアイコンがアイコン113である場合、すなわち、「Pause」に対応するアイコンである場合、CPU12は、「c0.snd」のファイルをオーディオデコーダ15にデコードさせ、D/A変換部41によりD/A変換させ、スピーカ42を介して出力させた後、現在再生しているトラック(音楽データ)の再生を一時停止するよう制御する。
このように、携帯型情報処理装置1のLCD31の画面に、操作を入力させるための画像を表示させることができる。
ステップS17において、操作が入力されていないと判定された場合、ステップS18の処理はスキップされる。
ステップS17において、操作が入力されていないと判定された場合、またはステップS18の処理の後、処理はステップS19に進み、CPU12は、処理を終了するか否かを判定する。例えば、CPU12は、ユーザにより電源オフが指令された場合や、光ディスク60に記録されているすべての音楽ファイル83の再生が終了した場合などに、処理を終了すると判定する。ステップS19において、処理を終了すると判定された場合、処理は終了される。ステップS19において、処理を終了しないと判定された場合、処理はステップS14に戻り、それ以降の処理が繰り返される。具体的には、再びキー情報ファイル82に従って、表示する画像ファイルが選択され、表示用画像データが生成され、表示される。例えば、2回目の処理でトラック#1の音楽ファイル83−1が再生される場合には、図3のインデックス番号「1」の各キーの機能に対応するデザインと位置情報に基づいて表示用画像データが生成され、表示用画像がLCD31の画面上に表示される。なお、このとき、携帯型情報処理装置1の温度センサ19が25度以上を計測した場合には、インデックス番号「N1」のキー情報に基づいて、表示用画像が生成され、表示される。以下、同様の処理が繰り返される。
このように、再生されているトラック番号(インデックス番号)に対して、キーのデザインやサウンドを設定し、キー情報ファイル82として光ディスク60に記録されているので、トラック番号(インデックス番号)ごとに、異なるデザインのアイコンを操作キーとしてLCD31の画面に表示させることができる。また、各表示されたアイコンにそれぞれサウンドが設定されているので、そのデザインに対応するアイコンが選択された場合に、対応する異なるサウンドを出力させることができ、ユーザは、アイコンや音声の変化を楽しむことができる。
また、図4のインデックス番号「1」とインデックス番号「N1」は、いずれも同じトラック番号#1に対応している。これは、同じトラック番号であっても、そのインデックス番号を使用するには条件が設けられているためである。この例では、携帯型情報処理装置1の温度センサ19が25度より高い温度を計測した場合に、インデックス番号「N1」のキー情報が使用され、25度以下を計測した場合には、インデックス番号「1」のキー情報が使用される。このことは、インデックス番号「2」とインデックス番号「N2」でも同様である。例えば、キーワードとして「key1」がユーザからの操作により入力された場合(例えば、ステップS17で入力された場合)、インデックス番号「N2」のキー情報が使用される。
なお、LCD31の画面上に「Play」、「Stop」、および「Pause」に対応するアイコン以外の各種アイコンを表示させるようにしてもよい。この場合、図3のキー情報ファイルのキーの機能に、その他の各種キーの機能に対応する項目を追加することで、例えば、図6に示されるような画面をLCD31に表示させることができる。
図6には、「Play」の機能に対応するアイコン111、「Stop」の機能に対応するアイコン112、および「Pause」の機能に対応するアイコン113に加えて、REW(巻き戻し)の機能に対応するアイコン131、FF(早送り)の機能に対応するアイコン132、ボリューム(大きさ)の機能に対応するアイコン133、およびMENU(メニュー)の機能に対応するアイコン134がさらに表示されている。
このように、キー情報ファイル82に基づいて、再生するトラック番号や条件(温度やキーワード)に応じて、操作を入力するためのアイコン(操作キー)に変化を持たせるようにしたので、操作キーの動的な変化を実現することができる。すなわち、携帯型情報処理装置1のLCD31に、操作を入力するためのアイコンを動的に表示させることができる。
また、再生するトラック番号や条件(温度やキーワード)に応じて、操作を入力するためのアイコン(操作キー)に変化を持たせるようにしたので、ユーザは、そのアイコンの変化を楽しむことができる。
以上のように、第1の本実施の形態によれば、タッチパネルインターフェース(タッチパネル32とタッチセンサ17)を有する携帯型情報処理装置1が、光ディスク60に記録されているキーの機能、キーの配列情報(位置)、およびデザイン情報を読み出して、LCD31の画面上に操作キー(アイコン)として表示させ、ユーザからの操作を受け付けるようにしたので、アイコン(操作キー)のデザイン性を向上させるとともに、アイコンに変化をつけることができる。
また、キー情報ファイル82がTOC81と関連付けられて光ディスク60に記憶されているので、キー情報ファイル82の読み出しを容易に行うことができる。なお、TOC81に関連付けられなくても、ディスクコンテンツ情報の一部として記録されていればよい。
さらに、操作キー(アイコン)のデザインや配列などを、音楽のプレイバック経過時間などにより変化させるようにしたので、より、ユーザにとって面白みのある操作系を実現することができる。
また、装着される光ディスク60が異なったり、曲が変わるごとに、ユーザインターフェース(UI)に変化を持たせることができる。
さらに、ユーザが使用する環境に応じてユーザインターフェースに変化を持たせることができる。
また、コンテンツ作成者(すなわち、光ディスク60の提供者)は、その再生するコンテンツ(以上の例では、各トラック)にふさわしいユーザインターフェースをデザインし、設定することができる。
なお、図1のフラッシュメモリ18に、光ディスク60の再生回数、または、光ディスク60内の各トラックの再生回数などを記録させるようにしてもよい。この場合、再生回数に応じてアイコン(操作キー)に変化を設けるようにしてもよい。
また、以上の例では、温度やキーワードなどの条件によってアイコンの表示に変化を持たせるようにしたが、その他の外部環境などの条件を設けるようにしてもよい。例えば、湿度、気圧、加速度、マイク集音、カメラ入力などの条件を設けて、アイコンの表示に変化を持たせるようにしてもよい。
さらに、以上の例では、操作キー(アイコン)、サウンド(操作音)に変化を持たせるようにしたが、これとあわせて、その背景(LCD31の画面上におけるアイコンが表示される部分以外の背景)などを入れておきセットで表示するようにしてもよい。
また、光ディスク60を書き換え可能な記録媒体として、キー情報ファイル82をユーザに作成させたり、編集させたり、登録させるようにしてもよい。
さらに、以上の例では、記録媒体として光ディスク60を用いるようにしたが、情報を記録する記録媒体であれば、他の記録媒体でもよい。さらに、携帯型情報処理装置1としては、MD(Mini Disc(商標))プレーヤ、Movieプレーヤ、Still画プレーヤおよびレコーダ、ROM(Read Only Memory)/RAM(Random Access Memory)ディスク/シリコンメモリを再生する携帯型情報処理装置に適用することもできる。
また、以上の例では、音楽ファイルに対する操作について説明したが、音楽ファイルに限らず動画、静止画のスライドショーに対する操作の場合に適用することもできる。この場合、動画や静止画の再生時間によってアイコンに変化が生じることになる。
さらに、キー情報ファイル82の中のインデックス番号を、ユーザに選択させるようにしてもよい。これにより、ユーザは、トラックの再生時に、所望のアイコン(キー)を操作入力のためにLCD31に表示させることができる。
次に、本発明を適用した第2の実施の形態について説明する。
図7は、本発明を適用した携帯型情報処理装置の他の構成例を示すブロック図である。図7を図1と比較して明らかなように、図7の携帯型情報処理装置201は、図1の携帯型情報処理装置1と、基本的に同様の構成とされている。
すなわち、図1の携帯型情報処理装置1のデータバス11、CPU12、SDRAM13、再生制御部14、オーディオデコーダ15、表示制御部16、タッチセンサ17、LCD31、タッチパネル32、D/A変換部41、スピーカ42、およびディスクドライブ50に対応して、図7の携帯型情報処理装置201は、データバス211、CPU212、SDRAM213、再生制御部214、オーディオデコーダ215、表示制御部216、タッチセンサ217、LCD231、タッチパネル232、D/A変換部241、スピーカ242、およびディスクドライブ250を有している。ここで、対応する名称のものは対応する機能を有している。
ただし、図1の携帯型情報処理装置1のフラッシュメモリ18と温度センサ19は必要がないので、図7の携帯型情報処理装置201には設けられていない。また、この実施の形態においては、光ディスク260に記録されている情報が、図1の光ディスク60に記録されている情報とは異なってくる。
また、図1の携帯型情報処理装置1と異なる処理を実行するものとして、CPU212は、光ディスク260から読み出され、SDRAM213に保持された画面要素情報ファイル(詳細は図9を用いて後述する)に基づいて、読み出す画面要素画像ファイルを選択する。そして、CPU212は、この選択に基づいて光ディスク260からさらに読み出され、SDRAM213に保持された画面要素画像ファイル(詳細は、図8を用いて後述する)と、あらかじめ読み出しておいた画面要素情報ファイルとに基づいて、表示用画像データを生成する。
次に、図8を参照して、図7の光ディスク260に記録されている情報について説明する。
図8の光ディスク260には、TOC281、画面要素情報ファイル282、音楽ファイル283−1乃至283−n(nは任意の自然数)、並びに、画面要素画像ファイル284−1乃至284−8が記録されている。
図8において、TOC281と音楽ファイル283−1乃至283−nについては、それぞれ図2のTOC81と音楽ファイル83−1乃至83−nと同様であるので、その説明は省略する。
画面要素情報ファイル282は、表示部としてのLCD231(図7)に、操作のための画像(例えば、画面上に表示された画像やアイコン)を画面上に表示させるための情報が含まれるファイルである。
画面要素画像ファイル284−1乃至284−8は、それぞれLCD231の画面上の領域に表示される画面の要素となる画像のファイルである。図8の例の場合、画面要素画像ファイル284−1のファイルの名称は「F1.bmp」とされ、画面要素画像ファイル284−2のファイルの名称は「F2.bmp」とされ、画面要素画像ファイル284−3のファイルの名称は「F3.bmp」とされ、画面要素画像ファイル284−4のファイルの名称は「F4.bmp」とされ、画面要素画像ファイル284−5のファイルの名称は「F5.bmp」とされ、画面要素画像ファイル284−6のファイルの名称は「F6.bmp」とされ、画面要素画像ファイル284−7のファイルの名称は「F7.bmp」とされ、画面要素画像ファイル284−8のファイルの名称は「F8.bmp」とされる。なお、以下において、画面要素画像ファイル284−1乃至284−8のそれぞれを個々に区別する必要がない場合、単に、画面要素画像ファイル284と称する。
図9は、図8の画面要素情報ファイル282の詳細な例を説明する図である。図9の画面要素情報ファイル282には、画面要素情報301と配置情報302が含まれている。
画面要素情報301には、画面要素画像ファイルの優先順位(各画面要素画像ファイルの優先順位)と、各画面要素画像ファイルに対応する機能(画面要素画像ファイルのそれぞれに対応する処理を示すデータ)と、9個の画面要素画像ファイルの画面要素画像ファイル名(画面の要素となる情報を含む画像ファイルの名称、すなわち、画面要素画像ファイルのそれぞれを特定するデータ)とが対応付けられたテーブルが含まれている。優先順位は、各画面要素画像ファイル名に対応する画面要素画像ファイルを表示する優先的な順位を示しており、機能は、各画面要素画像ファイル名に対応する画面要素画像ファイルがLCD231の画面上に表示されて選択(操作)された場合に実行される処理を示している。
具体的には、優先順位1(優先順位が1位)の画面要素画像ファイル名が「F1.bmp」とされ、その機能が「再生・停止」とされ、優先順位2の画面要素画像ファイル名が「F2.bmp」とされ、その機能が「ボリューム」とされ、優先順位3の画面要素画像ファイル名が「F3.bmp」とされ、その機能が「早送り・巻き戻し」とされ、優先順位4の画面要素画像ファイル名が「F4.bmp」とされ、その機能が「一時停止」とされ、優先順位5の画面要素画像ファイル名が「F5.bmp」とされ、その機能が「繰り返し・シャッフル」とされ、優先順位6の画面要素画像ファイル名が「F6.bmp」とされ、その機能が「音声効果」とされ、優先順位7の画面要素画像ファイル名が「F7.bmp」とされ、その機能が「メニュー」とされ、優先順位8の画面要素画像ファイル名が「F8.bmp」とされ、その機能が「ブライトネス」とされている。ここで、この画面要素情報ファイル282のそのものには、8つの画面要素画像ファイル284−1乃至284−8そのものは含まれておらず、画面要素画像ファイル284−1乃至284−8を特定するための画面要素画像ファイルの名称(画面要素画像ファイル名)が含まれているものとされる。すなわち、単に、画面要素画像ファイルを特定する名称(例えば、「F1.bmp」)に対応する機能と優先順位が定められたテーブルが画面要素情報301に含まれている。
また、配置情報302には、画枠サイズ(LCD231の大きさ)と画面要素配列(優先順位に対応する画面要素画像ファイルの画像のLCD上の配列)とが対応付けられたテーブルが含まれている。画枠サイズは、横単位数と縦単位数を規定するサイズを示している。また、画面要素配列は、対応する画枠サイズに配列される画面要素の順番を、画面要素情報301の優先順位に対応付けて示している。
例えば、画枠サイズ(2,4)((2,4)は、横単位数が2であり、縦単位数が4であることを示す)の場合、(8,5,4,1,3,2,7,6)の優先順位の順番で画面に配列されることを示している。具体的には、LCD231の画面を2×4(縦が2、横が4)の領域に分割し、分割した8つの領域のそれぞれに、(8,5,4,1,3,2,7,6)の優先順位の順番で、画面要素(画像)が配列されることを示している。また、例えば、画枠サイズ(2,2)(横単位数が2であり、縦単位数が2であることを示す)の場合、(2,1,3,4,6,5,8,7)の優先順位の順番で画面に配列されることを示している。具体的には、LCD231の画面を2×2(縦が2、横が2)の領域に分割し、分割した4つの領域と、LCD231の画面上には表示されない仮想的な領域(この例の場合、画面要素の数が8個であるので、残りの画面要素の数である(8−4=)4つの領域)とに、(8,5,4,1,3,2,7,6)の優先順位の順番で、画面要素(画像)が配列されることを示している。
図8と図9に示されるように、図8の画面要素画像ファイル284−1乃至284−8のそれぞれは、図9の画面要素情報ファイル282と関連付けられている。具体的には、図9の画面要素情報ファイル282の画面要素情報301の画面要素画像ファイル名を参照することで、図8の画面要素画像ファイル284−1乃至284―8を特定することができる。
例えば、画面要素情報ファイル282と、それに関連付けられた画面要素画像ファイル284により、操作のためにLCD231の画面上に表示された画像要素画像(いわゆるアイコンのようなもの)を表示させることができる。また、本実施の形態においては、TOC281と画面要素情報ファイル282とは、関連付けられて光ディスク260に記録されている。例えば、光ディスク260からTOC281が読み出された場合に、画面要素情報ファイル282もまた読み出される。このように、光ディスク260に記録されているディスクコンテンツ情報の一部に、画面要素情報ファイル282が含まれている。
なお、図8に示される情報の格納方法は、例えば、光ディスク260の規格で定めておくことができる。また、画面要素画像ファイル284の形式はビットマップ形式に限定されなくともよい。
このように、画面要素情報ファイル282には、画面要素情報301と配置情報302が含まれる。また、画面要素情報ファイル282には、画面要素画像ファイル名、機能、その優先順位がそれぞれ対応付けられたテーブルが含まれ、配置情報302には、画枠サイズと画面配列が対応付けられたテーブルが含まれる。
次に、図10を参照して、図8の画面要素画像ファイル284−1乃至284−8を展開した場合の画像の例について説明する。
図10において、画面要素画像351−1乃至351−8のそれぞれは、図8の画面要素画像ファイル284−1乃至284−8をそれぞれ展開した場合の画像を示している。すなわち、画面要素画像ファイル281−1(F1.bmp)を展開した画像が画面要素画像351−1とされ、画面要素画像ファイル281−2(F2.bmp)を展開した画像が画面要素画像351−2とされ、画面要素画像ファイル281−3(F3.bmp)を展開した画像が画面要素画像351−3とされ、画面要素画像ファイル281−4(F4.bmp)を展開した画像が画面要素画像351−4とされ、画面要素画像ファイル281−5(F5.bmp)を展開した画像が画面要素画像351−5とされ、画面要素画像ファイル281−6(F6.bmp)を展開した画像が画面要素画像351−6とされ、画面要素画像ファイル281−7(F7.bmp)を展開した画像が画面要素画像351−7とされ、画面要素画像ファイル281−8(F8.bmp)を展開した画像が画面要素画像351−8とされる。なお、以下において、画面要素画像351−1乃至351−8のそれぞれを個々に区別する必要がない場合、単に、画面要素画像351と称する。
LCD231の画面が、2×2の画枠サイズに対応する画面の大きさである場合、LCD231の画面には、例えば、図11に示されるような画像が表示される。
図11の例の場合、LCD231の画面は2×2の4つの領域381乃至384に分割されている。各領域381乃至384には、それぞれ、画面要素情報ファイル282の画面要素画像ファイル名に基づいて、対応する画面要素画像ファイル351が展開され、表示されている。具体的には、領域381に画面要素画像351−3が表示され、領域382に画面要素画像351−4が表示され、領域383に画面要素画像351−6が表示され、領域384に画面要素画像351−5が表示されている。また、LCD231の画面の右側には、LCD231の画面の上側に仮想的に配置されている画面要素画像を表示させるためのスクロールボタン391と、LCD231の画面の下側に仮想的に配置されている画面要素画像を表示させるためのスクロールボタン392とが表示されている。
ユーザが、LCD231に重ねて設けられたタッチパネル232を選択(タッチパネル232に接触)した場合、タッチセンサ217は、ユーザにより選択されたタッチパネル232上の位置(例えば、タッチパネル232上の位置を、座標軸を用いて指定した位置)を検出し、これを、データバス211を介してCPU212に通知する。CPU212は、ユーザにより選択されたLCD231の画面上の位置がどの領域(領域381乃至384のうちのどの領域)に該当するかを特定し、特定した領域に表示されている画面要素画像の画面要素画像ファイル名を検出する。そして、CPU212は、検出した画面要素画像ファイル名に対応する機能を、図9の画面要素情報301を参照して特定し、その機能に対応する処理を実行するよう、各部を制御する。このように、LCD231の画面上に表示された、画面要素画像は、いわゆるアイコンのような機能を有する。すなわち、LCD231の画面上に表示されたその画面要素画像が選択された場合には、その画面要素画像に対する画面要素画像ファイル名に図9のテーブルで対応付けられた機能の処理が実行される。
図11に示されるように、複数の(1つ以上の)画面要素画像ファイル351によりLCD231の画面全体に画像が表示される。そして、表示された画面要素画像が選択された場合には、図9の画面要素情報ファイル282により定められた、対応する処理が実行される。
次に、図12と図13のフローチャートを参照して、図7の携帯型情報処理装置201における表示処理を説明する。なお、この処理は、携帯型情報処理装置201の電源がオンされた場合に開始される。
ステップS51において、CPU212は、データバス211および再生制御部214を介して、ディスクドライブ250に光ディスク260が装着されたか否かを判定し、光ディスク260が装着されるまで待機する。
ステップS51において、光ディスク260が装着されたと判定された場合、ステップS52において、再生制御部214は、ディスクドライブ250を制御して、光ディスク260に記録されているTOC281(図8)を読み込む。再生制御部214は、読み込んだTOC281を、データバス211を介してSDRAM213に供給し、記憶させる。
ステップS53において、再生制御部214は、光ディスク260に(TOC281に関連づけられて)記録されている画面要素情報ファイル282を読み込む。具体的には、再生制御部214は、CPU212からの制御に基づいて、光ディスク260から図8を用いて上述した画面要素情報ファイル282(TOC281に関連付けられている画面要素情報ファイル282)を読み込む。再生制御部214は、読み込んだ画面要素情報ファイル282を、データバス211を介してSDRAM213に供給し、記憶させる。このように、TOC281と画面要素情報ファイル282とは関連付けられているので、TOC281が読み込まれるときに、画面要素情報ファイル282もまた読み込まれ、SDRAM213に記憶(保持)される。
ステップS54において、CPU212は、SDRAM213に記憶された画面要素情報ファイル282を参照し、LCD231の画面に表示させる画枠サイズ(画面要素画像ファイルの画像のLCD231上の配列)を決定する。具体的には、CPU212は、図9の画面要素情報ファイル282の配置情報302に基づいて、自分自身(図7の携帯型情報処理装置201)のLCD231の画面に表示させることが可能な画枠サイズを決定する。例えば、CPU212は、図9の画面要素情報ファイル282の配置情報302を参照し、LCD231の画面の大きさやLCD231の画面の縦横比などに基づいて、画枠サイズを(2,4)に決定する。
ステップS55において、CPU212は、画面要素情報ファイル282に従って、新たに読み込む画面要素画像ファイル名を選択(決定)する。CPU212は、ステップS54の処理で決定した画枠サイズと、その画枠サイズ内に含まれる画面要素画像ファイルのファイル名(画面要素画像ファイルを特定するデータ)とを、図9の画面要素情報ファイル282の画面要素情報301で規定されている優先順位に従って決定し、決定した画面要素画像ファイル名に対応する画面要素画像ファイルのうち、まだ読み込んでいない画面要素画像ファイルのファイル名を、新たに読み込む画面要素画像ファイル名として選択(決定)する。1回目のステップS55の処理では、まだ図8の画面要素画像ファイルは1つも読み込まれていないので、ステップS54の処理で決定した画枠サイズと、その画枠サイズ内に含まれる画面要素画像ファイルのファイル名を、図9の画面要素情報ファイル282の画面要素情報301で規定されている優先順位に従って決定し、決定した画面要素画像ファイル名のすべてを読み込む画面要素画像ファイルのファイル名として選択する。
例えば、CPU212がステップS54の処理で画枠サイズを(2,2)に決定した場合、CPU212は、図14に示されるような仮想画面411を想定する。図14の例では、CPU212は、図9の配置情報301の(2,2)の画枠サイズに従って、2×4の仮想画面配列を有する仮想画面411(すなわち、2×4の領域431乃至438に分割された仮想画面)の各領域431乃至438のそれぞれに、配置情報301の画面配列に示される優先順位を当てはめている。ここで、実際のLCD231の画面上の表示領域は(2,2)であるので、実画面への仮想的な表示領域が、表示領域412として設けられている。すなわち、2×4の仮想画面411が想定されるが、実際にLCD231の画面上に表示される領域は、表示領域412の部分とされている。
また、図14の領域431乃至438のそれぞれに記載されている数字「2,1,4,3,6,5,8,7」は、配置情報301(図9)の画面配列で示されている配列(2,2)に対応する画面配列と同じとなっている。このように、CPU212は、仮想画面411の向かって左下から右上に配列を当てはめる。図14のような仮想画面411を想定することで、対応する優先順位の画面要素画像ファイル名を特定することができる。例えば、優先順位1は画面要素画像ファイル名「F1.bmp」に対応しているので、CPU212は、画面要素画像ファイル名として「F1.bmp」を特定する。図14の例の場合、CPU212は、図12のステップS55の処理で、画面要素画像ファイル名「F1.bmp」、「F2.bmp」、「F3.bmp」、および「F4.bmp」を、新たに読み込む画面要素画像ファイル名として選択する。
図12に戻って、ステップS56において、再生制御部214は、CPU212によりステップS55の処理で選択された画面要素画像ファイル名の画面要素画像ファイル284を、光ディスク260から読み込む。図14の例の場合、画面要素画像ファイル名「F1.bmp」、「F2.bmp」、「F3.bmp」、および「F4.bmp」が新たに読み込む画面要素画像ファイル名として選択されたので、再生制御部214は、画面要素画像ファイル名「F1.bmp」、「F2.bmp」、「F3.bmp」、および「F4.bmp」にそれぞれ対応する画面要素画像ファイル284−1乃至284−4を、光ディスク260(図8)から読み込む。再生制御部214は、読み込んだ画面要素画像ファイル284−1乃至284−4を、データバス211を介してCPU212に供給する。
ステップS57において、CPU212は、光ディスク260から読み込まれた画面要素画像ファイルに基づいて、LCD231の画面に表示するための画像を示す表示用画像を生成する。具体的には、CPU212は、光ディスク260から読み込まれた画面要素画像ファイル284を、図9の画面要素情報ファイル282の配置情報302に基づいて、LCD231の画面に表示するための仮想画面の領域に展開することで、表示用画像データを生成する。1回目のステップS57の処理では、CPU212は、ステップS56の処理で読み込まれた(1つ以上の)画面要素画像ファイル284のみを用いて表示用画像を生成するが、2回目以降のステップS57の処理では、既に読み込み済みの画面要素画像ファイル(以前読み込みを行った画面要素画像ファイル)と、今回ステップS56の処理で新たに読み込んだ画面要素画像ファイル284とに基づいて、表示用画像を生成する。
具体的には、図14の例に対応するステップS56の処理では、画面要素画像ファイル284−1乃至284−4が読み込まれたので、CPU212は、画面要素画像ファイル284−1乃至284−4を、図14の仮想画面の領域431乃至438のなかの対応する領域に当てはめて展開することで、表示用画像データを生成する。すなわち、CPU212は、画面要素画像ファイル284−1を仮想画面の領域432に展開し、画面要素画像ファイル284−2を仮想画面の領域431に展開し、画面要素画像ファイル284−3を仮想画面の領域433に展開し、画面要素画像ファイル284−4を仮想画面の領域433に展開することで、表示用画像データを生成する。CPU212は、生成した表示用画像データを、データバス211を介して表示制御部216に供給する。
ステップS58において、表示制御部216は、データバス211を介してCPU212から供給されてきた表示用画像データに基づく表示用画像を、LCD231の画面上に表示させるよう制御する。この処理により、例えば、図14の例に対応して、図15に示されるような画像(表示用画像)が表示される。
図15の例において、LCD231の画面は、領域451乃至454に分割されており、各領域451乃至454のそれぞれには、対応する画面要素画像ファイル284の画面要素画像351−2,351−1,351−3,351−4がそれぞれ表示されている。すなわち、これまでの処理により図14のLCD231の仮想画面411上で配置され、展開された画面要素画像ファイルの画像が、実際のLCD231の画面上に表示されている。また、この場合、図14の仮想画面411を参照するとわかるように、まだ表示していない画面要素画像もあるので、CPU212は、上の方向に画面を遷移するためのスクロールキー471をLCD231の画面に表示させる(すなわち、CPU212が表示用画像データを生成する場合に、スクロールキー471とスクロールキー472の情報も含めて生成している)。このように、実際にLCD231の画面上に表示させる画面要素画像のファイルのみを、ステップS54の処理で選択し、ステップS55の処理で読み込むようにしたので、光ディスク260の情報の読み込みを少なく抑えることができる。換言すれば、この処理で表示する必要がない領域のデータ、すなわち、図14の領域435乃至438に対応する画像データ(画面要素画像ファイル284−5乃至284−8)の読み込みをしなくても済む。
図13に戻って、ステップS59において、タッチセンサ217は、ユーザにより操作が入力されたか否かを判定する。具体的には、タッチセンサ217は、LCD231の画面上に表示されたいずれかの画面要素画像(領域451乃至454のうちのいずれかの領域)や、スクロールキー471がユーザにより選択(指またはタッチペンなどにより選択)された場合、LCD231に重ねて設けられたされているタッチパネル232を介してこれを検出する。タッチセンサ217は、検出したLCD231の画面上の位置(実際にはタッチパネル232上の位置)を、データバス211を介してCPU212に通知する。
ステップS59において、ユーザにより操作が入力されたと判定された場合、ステップS60において、CPU212は、ユーザにより入力された操作はスクロールの操作であるか否かを判定する。具体的には、CPU212は、タッチセンサ217により検出されたタッチパネル232上の位置に基づいて、ユーザにより入力された操作を特定し、これがスクロールキー471を選択するものであるか否かを判定する。
ステップS60において、入力された操作がスクロールであると判定された場合、処理はステップS61に進み、CPU212は、スクロールの方向を検出する。例えば、CPU212は、ユーザからのスクロールの指令の方向が、上であるか下であるかを判定する。図15の例において、スクロールキー47を選択する操作が入力された場合、スクロールの指令の方向が上であると判定する。その後、処理はステップS55に戻り、それ以降の処理が繰り返される。
具体的には、2回目のステップS55において、画面要素情報ファイル282に従って、新たに読み込む画面要素を選択する。図15においてスクロールキー471が選択された場合には、CPU212は、対応する仮想画面411(図14)上の領域435と領域436の優先順位を確認し、その優先順位の画面要素画像ファイル名を図9の画面要素情報301を参照することで特定する。この例の場合、領域435の優先順位は6であるのでその画面要素画像ファイルの名称は「F6.bmp」とされ、領域436の優先順位は5であるのでその画面要素画像ファイルの名称は「F5.bmp」とされる。「F5.bmp」と「F6.bmp」とはまだ読み込まれていないので、CPU212は、2回目のステップS55の処理で、新たに読み込む画面要素画像ファイル名として、「F5.bmp」と「F6.bmp」を選択する。CPU212は、2回目のステップS56の処理で選択した画面要素画像ファイル名の画面要素画像ファイル284−5と画面要素画像ファイル284−6とを読み込み、ステップS57において、読み込んだ画面要素画像ファイルに基づいて表示用画像データを生成する。このとき、CPU212は、図16に示されるような仮想画面411を想定する。すなわち、1回目のスクロールの操作によって、実際の表示領域412の位置が図16に示されるように変更されている。具体的には、領域433乃至436を囲む領域に、表示領域412が想定される。CPU212は、表示用画像データを生成するにあたり、既に1回目のステップS56の処理で読み込まれていた「F3.bmp」および「F4.bmp」の画面要素画像ファイルと、2回目のステップS56の処理で新たに読み込んだ「F5.bmp」および「F6.bmp」の画面要素画像ファイルとに基づいて、表示用画像データを生成する。このとき、今回の処理で表示用画像データとして用いられなかった画面要素画像ファイル284−1と284−2は、SDRAM213から削除される。そして、2回目のステップS58の処理では、図17に示されるような画面がLCD231の画面上に表示される。図17の例では、図16の仮想画面411を参照するとわかるように、まだ表示していない画面要素画像が上下にあるので、上の方向に画面を遷移するためのスクロールキー471とともに、下の方向に画面を遷移するためのスクロールキー472が表示されている(すなわち、CPU212が表示用画像データを生成する場合に、スクロールキー471とスクロールキー472の情報も含めて生成している)。
そして、2回目のステップS59で操作が入力され、その操作がスクロールであった場合、2回目のステップS61でスクロールの方向が検出される。ここで、スクロールの方向が下、すなわち、図17のスクロールキー472が選択された場合には、3回目のステップS55で、新たに読み込む画面要素画像ファイルとして、(2回目の処理で削除されてしまった)画面要素画像ファイル284−1と284−2とが決定され、3回目のステップS57において、表示用画像データが生成され、3回目のステップS58で、1回目のステップS58の処理で表示された表示用画像と同じ表示用画像が、図15に示されるようにLCD231の画面上に表示される。
なお、SDRAM213の記憶容量に余裕がある場合には、一度読み込んだ画面要素画像ファイル284−1と284−2と、また、画面要素画像ファイル284−1乃至284−4を用いて生成した表示用画像データ(1回目のステップS57で生成した表示用画像データ)とを、SDRAM213に保持させておくようにしてもよい。このようにした場合には、CPU212による表示用画像データ生成処理の回数を減らしたり、画面要素画像ファイル284の読み出し回数を減らすことができる。
一方、ステップS61で検出されたスクロールの方向が上、すなわち、図17のスクロールキー471が選択された場合には、3回目のステップS55で、新たに読み込む画面要素画像ファイル名として「F7.bmp」と「F8.bmp」が選択され、ステップS56の処理で画面要素画像ファイル284−7と画面要素画像ファイル284−8とが読み込まれ、ステップS57で読み込まれた画面要素画像ファイル284−7,284−8に基づいて表示用画像データが生成される。このとき、CPU212は、図18に示されるような仮想画面411を想定する。すなわち、実際の表示領域412の位置が図18に示されるように変更されている。具体的には、領域435乃至438を囲む領域に、表示領域412が想定される。CPU212は、表示用画像データを生成するにあたり、既に2回目のステップS56の処理で読み込まれていた「F5.bmp」および「F6.bmp」の画面要素画像ファイルと、3回目のステップS56の処理で新たに読み込んだ「F7.bmp」および「F8.bmp」の画面要素画像ファイルとに基づいて、表示用画像データを生成する。そして、3回目のステップS58の処理では、図19に示されるような画面がLCD231の画面上に表示される。図19例では、図18の仮想画面411を参照するとわかるように、まだ表示していない画面要素画像が下のみにあるので、下の方向に画面を遷移するためのスクロールキー472が表示されている(すなわち、CPU212が表示用画像データを生成する場合に、スクロールキー472も含めて生成している)。
このように、「2×8」の仮想画面411より、実際に表示されるLCD231の画面サイズが小さい場合には、すべての画面要素画像を表示した場合の仮装画面配列(2x4)の一部分を、適宜、LCD231の画面上に表示させるようにする。その結果、この例の場合では、表示パターンとしては3パターン(図15のパターン(表示優先順位1のパターン)、図17のパターン(表示優先順位2のパターン)、図19のパターン(表示優先順位3のパターン)の3パターン)あることになり、そのパターン間の表示の切り替えを、ユーザは、スクロールキー471,472を用いて指定することができる。また、最初にLCD231の画面上に表示される画像を、より、優先順位の高いものとすることができる(図15では、優先順位が、1,2,3,4の画面要素画像が表示されている)。
このように、LCD231の画面上に表示させるための画面要素画像ファイルのみを、画面要素情報ファイル282に従って読み出すようにしたので、表示させない画面要素画像ファイルの無駄な読み出しを防ぐことができる。
図13に戻って、ステップS60において、入力された操作がスクロールではない、すなわち、いずれかの画面要素画像が選択されたと判定された場合、処理はステップS62に進み、CPU212は、ユーザにより入力された操作に対応するよう、動作を遷移させる。例えば、図14の領域452がユーザにより選択された場合、CPU212は、タッチセンサ217からの位置情報に基づいて、対応する機能を画面要素情報ファイル282(図9)から取得し、まだ音楽ファイル283が再生されていない場合には、音楽ファイルの再生を開始するなどの処理を実行するよう、各部を制御する。
ステップS62の処理の後、またはステップS59で操作が入力されていないと判定された場合、処理はステップS63に進み、CPU212は、処理を終了するか否かを判定する。CPU212は、例えば、ユーザにより電源オフが指令されたか否かを判定する。処理を終了しないと判定された場合、処理はステップS59に戻り、それ以降の処理が繰り返される。ステップS63において、処理を終了すると判定された場合、処理は終了される。
図12と図13の処理により、新たに読み込む画面要素画像ファイルのファイル名を選択して、選択した画面要素画像ファイル名の画面要素画像ファイルのみを読み込むようにしたので、光ディスク260に記録されている情報の読み込みを少なくすることができる。
すなわち、携帯型情報処理装置201のSDRAM213の表示用画像を生成するための記憶容量がLCD231の表示画面サイズであった場合であっても、スクロールの指令がなされる度に、対応する画面要素画像ファイルを光ディスク260から読み込んで表示を行うことができる。
図12と図13の処理では、ステップS53の処理により読み出された画面要素情報ファイル282に含まれる配置情報302と、携帯型情報処理装置201のLCD231の大きさとに基づいて、画面要素画像ファイル283の画像のLCD231上の配列(画枠サイズ)がステップS54の処理で決定され、画面要素情報301に基づいて、新たに読み込む画面要素画像ファイル283がステップS55の処理で決定(選択)され、ステップS56で決定された画面要素画像ファイル283が、画面要素情報301の画面要素画像ファイル名(画面要素画像ファイルを特定するデータ)に基づいて、光ディスク260から読み出され、ステップS57で、読み出された画面要素画像ファイル283が、決定された画面要素画像ファイル283の画像のLCD231上の配列に従って配置され、LCD231に表示させるための表示用画像データが生成され、これに基づく表示用画像がステップS58でLCD231に表示される。
これにより、必要な画面要素情報ファイル282のみが適宜読み出されるため、LCD231に表示させるための表示用画像データの生成に要するメモリ容量や処理能力を低く設定することができる。
なお、図14乃至図19では、画枠サイズが(2,2)である場合を例して説明したが、画枠サイズは他のサイズも考えられる。この具体例を、以下に説明する。
図20Aは、画枠サイズが(1,1)であり、配置情報302が規定されていない場合に想定される仮想画面411の例である。ここでは、複数の画面要素を1つの画面に表示することはないので、配列情報が必要なく、画面要素情報ファイル名に対応する優先順位に従って表示を行う。図20Aの例では、(1,1)の画枠サイズに従って、1×8の仮想画面配列を有する仮想画面501(すなわち、1×8の領域521乃至528に分割された仮想画面)の各領域521乃至528のそれぞれに優先順位が1乃至8の順番で当てはめられている。ここで、実際のLCD231の画面上の表示領域は(1,1)であるので、実画面への仮想的な表示領域が、表示領域502として設けられている。すなわち、1×8の仮想画面501が想定されるが、実際にLCD231の画面上に表示される領域は、表示領域502の部分とされている。すなわち、図20Aの例の場合において、LCD231の画面上に実際に表示される画像は、図20Bに示されるような画像となる。図20Bにおいては、LCD231の画面上に画面要素画像351−1が表示されている。また、画面要素画像351−1に重畳されて、上方向にスクロールするためのスクロールキー541が表示されている。
図20Bの画面において、スクロールキー541が選択された場合、新たに画面要素画像ファイル284−2が読み込まれ、画面は、図21Aに遷移する。図21Aに示されるLCD231の画面には、画面要素画像351−2が表示されるとともに、上方向にスクロールするためのスクロールキー541の他、下方向にスクロールするためのスクロールキー542がさらに表示されている。
そして、図21Aの画面において、スクロールキー541が選択された場合、新たに画面要素画像ファイル284−3が読み込まれ、画面は、図21Bに遷移する。図21Bに示されるLCD231の画面には、画面要素画像351−3が表示されるとともに、スクロールキー541とスクロールキー542とが表示される。
また、図21Bの画面において、スクロールキー541が選択された場合、新たに画面要素画像ファイル284−4が読み込まれ、画面は、図21Cに遷移する。図21Cに示されるLCD231の画面には、画面要素画像351−4が表示されるとともに、スクロールキー541とスクロールキー542とが表示される。
さらに、図21Cの画面において、スクロールキー541が選択された場合、新たに画面要素画像ファイル284−5が読み込まれ、画面は、図21Dに遷移する。図21Dに示されるLCD231の画面には、画面要素画像351−5が表示されるとともに、スクロールキー541とスクロールキー542とが表示される。
また、図21Dの画面において、スクロールキー541が選択された場合、新たに画面要素画像ファイル284−6が読み込まれ、画面は、図21Eに遷移する。図21Eに示されるLCD231の画面には、画面要素画像351−6が表示されるとともに、スクロールキー541とスクロールキー542とが表示される。
さらに、図21Eの画面において、スクロールキー541が選択された場合、新たに画面要素画像ファイル284−7が読み込まれ、画面は、図21Fに遷移する。図21Fに示されるLCD231の画面には、画面要素画像351−7が表示されるとともに、スクロールキー541とスクロールキー542とが表示される。
また、図21Fの画面において、スクロールキー541が選択された場合、新たに画面要素画像ファイル284−8が読み込まれ、画面は、図21Gに遷移する。図21Gに示されるLCD231の画面には、画面要素画像351−8が表示されるとともに、スクロールキー542とが表示される。この場合、これより上に表示すべき画面要素画像がないため、上方向のスクロールキー541は表示されない。
このように、画面要素情報ファイル282に基づいて、適宜、表示に必要最低限の画面要素画像ファイルを光ディスク260から読み出すことにより、携帯型情報処理装置201などの携帯型機器、すなわち、表示デバイスサイズが小さく、また、表示デバイスへ表示させるためのバッファメモリが少ないなどの制約がある機器においても、動作可能とすることができる。
なお、光ディスク260がパーソナルコンピュータなどの情報処理装置によって再生される場合、すなわち、携帯型情報処理装置と比較して大きな表示デバイスを有し、表示デバイスへ表示させるためのバッファメモリが大きい機器により再生される場合には、図22に示されるように、画枠サイズを(2,4)として、仮想画面611を想定するようにすればよい。
図22の例では、(2,4)の画枠サイズに従って、2×4の仮想画面配列を有する仮想画面611の各領域631乃至638のそれぞれに、配置情報301の画面配列に示される優先順位を当てはめている。この場合、画枠サイズと仮想画面611の画面配列(2×4)が同一とされている。また、図22の領域631乃至638のそれぞれに記載されている数字「8,5,4,1,3,2,7,6」は、配置情報301(図9)の画面配列で示されている配列と同じである。すなわち、仮想的な表示領域と、情報処理装置のLCDの画面上に実際に表示される領域が一致している。換言すれば、LCD(図示せぬ情報処理装置)の表示サイズと全画面要素の表示サイズが同一である。このため、LCDの画面上への表示は配列情報のとおり行うことができ、全ての画面要素画像をLCDの画面上に表示させることができる。
具体的には、LCD(図示せぬ情報処理装置)の画面上には、図23に示されるような画像が表示される。図23においては、LCDの画面上で分割された領域651乃至658のそれぞれに、配置情報301で規定された画面要素画像351−8,351−5,351−4,351−1,351−3,351−2,351−7,および351−6の順番で画面要素画像が表示されている。この場合、すべての画面要素画像ファイルが読み込まれているので、スクロールキーは表示されない。このように、画面領域が大きいLCDを有する情報処理装置で光ディスク260を再生する場合には、すべての画面要素画像ファイル284を1つの画面に表示させるようにすればよい。
なお、図22のように、LCDの画面領域がすべての画面要素画像ファイル284を表示できるような場合や、画像を表示するためのバッファメモリの記憶容量が十分あるような情報処理装置(図示せず)においては、あらかじめ、動作の最初の段階(例えば、図12のステップS55の段階)で、光ディスク260から全ての画面要素画像ファイル284をバッファメモリ(図示せず)に読み込んでおいてもよい。このような場合、操作が入力された場合、その操作に対応する動作(処理)では、音楽ファイル283の読み出しなどが適宜実行される。
第2の本実施の形態によれば、携帯型情報処理装置201が、画面の要素を示す複数の画面要素画像ファイルを特定する画面要素画像ファイル名と、複数の画面要素画像ファイルのそれぞれに対応する処理を示す機能と、各画面要素ファイルの優先順位とが対応付けられた画面要素情報301と、複数の画枠サイズ、および、優先順位に対応する画面要素画像ファイル284の画像のLCD上の画面配列が対応付けられた配置情報302とを含む画面要素情報ファイル282を読み出し、画面要素情報ファイル282に含まれる配置情報302と、携帯型情報処理装置201のLCD231の大きさとに基づいて、画面要素画像ファイル283の画像のLCD231上の配列(画枠サイズ)を決定し、画面要素情報301に基づいて、新たに読み込む画面要素画像ファイル283を選択し、画面要素画像ファイル283を、画面要素情報301の画面要素画像ファイル名に基づいて、光ディスク260から読み出し、読み出した画面要素画像ファイル283を、決定された画面要素画像ファイル283の画像のLCD231上の配列に従って配置し、LCD231に表示させるための表示用画像データを生成し、表示用画像をLCD231に表示させるようにしたので、携帯型情報処理装置201の表示部に、操作を受け付けるための画像を動的に表示させることができる。
すなわち、タッチパネルインターフェース(タッチパネル232とタッチセンサ217)を有する携帯型情報処理装置201が、光ディスク260に記録されている画面要素画像(いわゆるアイコン(キー))の機能、画面要素画像の優先順位(画面上に表示させる位置を特定するための情報)、および画面要素画像ファイル(デザイン)を読み出して、LCD31の画面上に操作を受け付けるための画像(いわゆるアイコンのような画像)を表示させ、ユーザからの操作を受け付けるようにしたので、操作を受け付ける画面に変化を付けることができる。換言すれば、携帯型情報処理装置201の操作性を動的にすることができる。
また、画面要素情報ファイル282がTOC281と関連付けられて光ディスク260に記憶されているので、画面要素情報ファイル282の読み出しを容易に行うことができる。なお、TOC281に関連付けられなくても、ディスクコンテンツ情報の一部として記録されていればよい。
さらに、携帯型情報処理装置201のLCD231の表示画面のサイズに応じて画面に変化を持たせることができる。
また、各画面要素画像ファイルに優先順位を設け、その優先順位に応じた表示をするようにしたので、優先度の高い画面要素画像を、より優先的にLCD231の画面に表示させることができる。
さらに、画面要素画像が、LCD231の画面上にすべて表示仕切れない場合には、表示の切り替えのためのスクロールキーを設けるようにしたので、よりユーザにとって操作しやすい構成とすることができる。なお、このスクロールキーは、携帯型情報処理装置201にハード的なキーとして設けるようにしてもよいし、表示画面の決まった位置に矢印のようなボタンとして表示させてもよい。
一般的に、携帯型情報処理装置201としては、様々な形状の表示部(例えば、LCD231)を有する機器が考えられるが、典型的な画面サイズに応じた推奨配列(図9)を決めておくことで、異なる機器間でのユーザインターフェースに統一感を取ることができる。
このように、画面要素情報ファイル282を利用することで、画面要素の情報がディスクに記録されている場合には、スクロールが指令されるたびに、表示に必要最低限の画面要素画像ファイルを光ディスク260から読み出すようにすればよいので、バッテリ動作前提の携帯機器に設けられているハードウェアのように、表示デバイスのサイズが小さく、表示デバイスへ表示させるためのバッファメモリが少ないなどの制約がある機器において動作が可能となる。
なお、以上の例では、記録媒体として光ディスク260を用いるようにしたが、情報を記録する記録媒体であれば、他の記録媒体でもよい。さらに、携帯型情報処理装置201としては、Movie プレーヤ、Still画プレーヤおよびレコーダ、ROM(Read Only Memory)/RAM(Random Access Memory)ディスク/シリコンメモリを再生する携帯型情報処理装置に適用することもできる。
なお、第1の実施の形態と第2の実施の形態を、適宜組み合わせるようにしてもよい。具体的には、LCD231の画面に、図15に示されるような画面要素画像351−1乃至351−4を表示させ、これらの画面要素画像351−1乃至351−4を、第1の実施の形態で上述したように、再生している音楽ファイル83のトラック番号や、条件(温度や、再生時間などの条件)に従って、変化させるようにしてもよい。この場合、図9の優先順位と機能と画面要素画像ファイル名とが対応付けられたテーブル(画面要素情報301)に、さらに、条件が付加される。
次に、上述した光ディスク60と光ディスク260とを配布(提供)する情報提供者側の処理について説明する。
情報提供者は、例えば、図24に示されるようなパーソナルコンピュータ800を用いて、光ディスク60に図2を用いて上述した情報を記録させたり、光ディスク260に図8を用いて上述した情報を記録させる処理を実行する。
図24において、CPU801は、ROM802に記憶されているプログラム、または、記憶部808からRAM803にロードされたプログラムに従って各種の処理を実行する。RAM803にはまた、CPU801が各種の処理を実行する上において必要なデータなどが適宜記憶される。
CPU801、ROM802、およびRAM803は、内部バス804を介して相互に接続されている。この内部バス804にはまた、入出力インターフェース805も接続されている。
入出力インターフェース805には、キーボード、マウスなどよりなる入力部806、CRT,LCDなどよりなるディスプレイ、スピーカなどよりなる出力部807、ハードディスクなどより構成される記憶部808、並びに、モデム、ターミナルアダプタなどより構成される通信部809が接続されている。通信部809は、電話回線やCATVを含む各種のネットワークを介しての通信処理を行う。
入出力インターフェース805にはまた、必要に応じてドライブ810が接続され、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、あるいは半導体メモリなどによりなるリムーバブルメディア821が適宜装着され、それから読み出されたコンピュータプログラムが、必要に応じて記憶部808にインストールされる。
このパーソナルコンピュータ800では、ユーザ(情報提供者)からの入力部806への操作入力に基づいて、図3を用いて上述したキー情報ファイル82が生成され、ドライブ810に装着されている図示せぬ光ディスク60に、このキー情報ファイル82が記録される。具体的には、ユーザからの入力部806への操作入力に基づいて、CPU801が、各トラック番号に対応するキーのデザイン、位置、サウンド、条件、キーワードを対応付けてテーブル(キー情報ファイル82)とし、これを、ドライブ810に装着された光ディスク(図24では図示せず)に記録させるよう制御する。
また、同様にして、パーソナルコンピュータ800では、ユーザ(情報提供者)からの入力部806への操作入力に基づいて、図9を用いて上述した画面要素情報ファイル282が生成され、ドライブ810に装着されている図示せぬ光ディスク260に、この画面要素情報ファイル282が記録される。具体的には、ユーザからの入力部806への操作入力に基づいて、CPU801が、各機能に対応する画面要素画像ファイルを生成するとともに、この画面要素画像ファイルのファイル名と、各機能と、優先順位とを対応付けたテーブル(画面要素情報ファイル282)を生成する。そして、CPU801は、ドライブ810に装着された光ディスク260(図24では図示せず)に記録させるよう制御する。例えば、CPU801は、入力部806への操作入力に基づいて、出力部807に表示された各機能に対応する画像をブロックに分割する。また、CPU801は、入力部806への操作入力に基づいて、分割した画像のそれぞれに優先順位を付ける。CPU801は、それぞれのブロックに対応する機能と、それぞれのブロック上に表示されている画像と、その画像の名称とを対応付けたテーブルを生成し、これを画面要素情報ファイル282とする。そして、CPU801は、ドライブ810に装着された光ディスク260に、この画面要素情報ファイル282を記録させるよう制御する。
このように、情報提供者側では、出力部807に表示された画像をブロックに分割し、分割された各ブロックのそれぞれに対応する機能に対して優先順位を付けることで、図9に示されるような画面要素情報ファイル282を、光ディスク260に記録させ、携帯型情報処理装置に提供することができる。すなわち、情報提供者は、携帯型情報処理装置の表示部に、操作を入力させるための画像を動的に表示させることができる情報を光ディスク260に記録して携帯型情報処理装置に配布することができる。
上述した一連の処理は、ハードウェアにより実行させることもできるし、ソフトウェアにより実行させることもできる。この場合、上述した一連の処理は、図24に示されるようなパーソナルコンピュータ800により実行される。一連の処理をソフトウェアにより実行させる場合には、そのソフトウェアを構成するプログラムが、ネットワークや記録媒体からインストールされる。
この記録媒体は、図24に示されるように、コンピュータとは別に、ユーザにプログラムを提供するために配布される、プログラムが記録されているリムーバブルメディア421よりなるパッケージメディアにより構成されるだけでなく、装置本体に予め組み込まれた状態でユーザに提供される、プログラムが記録されているROM802や記憶部808が含まれるハードディスクなどで構成される。
なお、本明細書において、コンピュータプログラムを記述するステップは、記載された順序に従って時系列的に行われる処理はもちろん、必ずしも時系列的に処理されなくとも、並列的あるいは個別に実行される処理をも含むものである。
本発明を適用した携帯型情報処理装置の構成例を示すブロック図である。 図1の光ディスクに記録されている情報の例を説明する図である。 図2のキー情報ファイルに含まれるデータを説明する図である。 図1の携帯型情報処理装置における表示処理を説明するフローチャートである。 図1のLCDに表示される画面例を示す図である。 図1のLCDに表示される他の画面例を示す図である。 本発明を適用した携帯型情報処理装置の他の構成例を示すブロック図である。 図7の光ディスクに記録されている情報の例を説明する図である。 図8の画面要素情報ファイルに含まれるデータを説明する図である。 図8の画面要素画像ファイル名に対応する画面要素画像の例を示す図である。 図7のLCDに表示される画面例を示す図である。 図7の携帯型情報処理装置における表示処理を説明するフローチャートである。 図7の携帯型情報処理装置における表示処理を説明するフローチャートである。 想定される仮想画面の例を示す図である。 図14の仮想画面の想定に対して、図7のLCDに実際に表示される画面例を示す図である。 想定される仮想画面の例を示す図である。 図16の仮想画面の想定に対して、図7のLCDに実際に表示される画面例を示す図である。 想定される仮想画面の例を示す図である。 図18の仮想画面の想定に対して、図7のLCDに実際に表示される画面例を示す図である。 想定される仮想画面の例と、仮想画面の想定に対して図7のLCDに実際に表示される画面例を示す図である。 図20の仮想画面の想定に対して、図7のLCDに実際に表示される画面例を示す図である。 情報処理装置の表示部への表示で想定される仮想画面の例を示す図である。 図22の仮想画面の想定に対して、情報処理装置の表示部に実際に表示される画面例を示す図である。 パーソナルコンピュータの構成例を示すブロック図である。
符号の説明
1 携帯型情報処理装置, 12 CPU, 13 SDRAM, 14 再生制御部, 16 表示制御部, 17 タッチセンサ, 31 LCD, 32 タッチパネル, 60 光ディスク, 81 TOC, 82 キー情報ファイル, 83 音楽ファイル, 111乃至113 アイコン, 201 携帯型情報処理装置, 212 CPU, 213 SDRAM, 214 再生制御部, 216 表示制御部, 217 タッチセンサ, 231 LCD, 232 タッチパネル, 260 光ディスク, 281 TOC, 282 画面要素情報ファイル, 283 音楽ファイル, 284 画面要素画像ファイル, 301 画面要素情報, 302 配置情報, 351 画面要素画像, 411 仮想画面, 412 表示領域, 431乃至438 領域, 451乃至454 領域

Claims (6)

  1. 記録媒体に記録されている情報に基づく処理を実行する携帯型情報処理装置において、
    前記携帯型情報処理装置の内部または外部の所定状態を検知する検知手段と、
    ユーザからの操作入力を受け付けるタッチパネルと、
    前記タッチパネルに重ねて設けられている表示部に、画像を表示させるよう制御する表示制御手段と、
    前記記録媒体から、複数の画像データと、各前記画像データの画像が表示される前記表示部上の位置を示す位置データと、各前記画像データに対応する処理を示す処理データと、各前記画像を表示する条件であって、前記検知手段により検知される前記状態が満たすべき条件と、各前記画像データに対応する複数の音楽ファイルとが対応付けられたテーブルを読み出す読み出し手段と、
    前記読み出し手段により読み出された前記テーブルを参照して、前記検知手段によりその時点で検知されている状態が満たしている条件を認識し、認識された前記条件に対応付けられている前記画像データを、認識された前記条件に対応付けられている前記位置データに基づいて配置し、前記表示部に表示させるための表示用画像データを生成する生成手段と
    を備え、
    前記検知手段は、前記携帯型情報処理装置の内部または外部の所定状態として、再生中の前記音楽ファイルを検知して、前記音楽ファイルの再生位置を検知し、
    前記条件は、前記複数の音楽ファイルのうち、再生対象の音楽ファイルの再生位置の範囲として決定されており、
    前記生成手段は、前記複数の音楽ファイルのうち再生対象の音楽ファイルを認識し、前記検知手段によりその時点で検知されている再生位置が満たしている前記条件を認識し、認識された前記音楽ファイルに対応付けられている各前記画像データのうち、認識された前記条件に対応付けられている前記画像データを、認識された前記条件に対応付けられている前記位置データに基づいて配置し、前記表示部に表示させるための表示用画像データを生成し、
    前記表示制御手段は、前記生成手段により生成された前記表示用画像データに基づく画像を前記表示部に表示させるよう制御し、
    前記タッチパネルにより前記表示部に表示された前記画像に対するユーザからの操作入力が受け付けられた場合、前記生成手段により認識された前記条件に対応付けられている前記処理データに基づいて、受け付けられた操作入力に対応する処理が実行される
    ことを特徴とする携帯型情報処理装置。
  2. 前記記録媒体にはTOC(Table Of Contents)が記録されており、前記テーブルは、前記TOCに関連付けられて記録されている
    ことを特徴とする請求項1に記載の携帯型情報処理装置。
  3. 前記検知手段は、前記携帯型情報処理装置の内部または外部の所定状態として、さらに、前記携帯型情報処理装置の外部の温度を検知し、
    前記条件は、前記再生位置の範囲として決定されている条件に加えてさらに、前記外部の温度が取り得る範囲として決定されている
    ことを特徴とする請求項1に記載の携帯型情報処理装置。
  4. 前記テーブルには、複数の画像データのそれぞれが選択された場合に再生される音楽データがさらに対応付けられており、
    前記タッチパネルにより前記表示部に表示された前記画像に対するユーザからの操作入力が受け付けられた場合、前記音楽データが再生される
    ことを特徴とする請求項1に記載の携帯型情報処理装置。
  5. 記録媒体に記録されている情報に基づく処理を実行する、ユーザからの操作入力を受け付けるタッチパネルと、前記タッチパネルに重ねて設けられている表示部と、自身の内部または外部の所定状態を検知する検知部とを備える携帯型情報処理装置の情報処理方法において、
    前記所定状態を検知する検知ステップと、
    前記表示部に、画像を表示させるよう制御する表示制御ステップと、
    前記記録媒体から、複数の画像データと、各前記画像データの画像が表示される前記表示部上の位置を示す位置データと、各前記画像データに対応する処理を示す処理データと、各前記画像を表示する条件であって、前記検知部により検知される前記状態が満たすべき条件と、各前記画像データに対応する複数の音楽ファイルとが対応付けられたテーブルを読み出す読み出しステップと、
    前記読み出しステップの処理により読み出された前記テーブルを参照して、前記検知部によりその時点で検知されている状態が満たしている条件を認識し、認識された前記条件に対応付けられている前記画像データを、認識された前記条件に対応付けられている前記位置データに基づいて配置し、前記表示部に表示させるための表示用画像データを生成する生成ステップと
    を含み、
    前記検知ステップは、前記携帯型情報処理装置の内部または外部の所定状態として、再生中の前記音楽ファイルを検知して、前記音楽ファイルの再生位置を検知するステップを含み、
    前記条件は、前記複数の音楽ファイルのうち、再生対象の音楽ファイルの再生位置の範囲として決定されており、
    前記生成ステップは、前記複数の音楽ファイルのうち再生対象の音楽ファイルを認識し、前記検知ステップの処理によりその時点で検知されている再生位置が満たしている前記条件を認識し、認識された前記音楽ファイルに対応付けられている各前記画像データのうち、認識された前記条件に対応付けられている前記画像データを、認識された前記条件に対応付けられている前記位置データに基づいて配置し、前記表示部に表示させるための表示用画像データを生成するステップを含み、
    前記表示制御ステップは、生成ステップの処理により生成された前記表示用画像データに基づく画像を前記表示部に表示させるよう制御するステップを含み、
    前記タッチパネルにより前記表示部に表示された前記画像に対するユーザからの操作入力が受け付けられた場合、前記生成ステップにより認識された前記条件に対応付けられている前記処理データに基づいて、受け付けられた操作入力に対応する処理が実行される
    ことを特徴とする情報処理方法。
  6. 記録媒体に記録されている情報に基づく処理を実行する、ユーザからの操作入力を受け付けるタッチパネルと、前記タッチパネルに重ねて設けられている表示部と、自身の内部または外部の所定状態を検知する検知部とを備える携帯型情報処理装置のコンピュータに情報処理を実行させるプログラムであって、
    前記所定状態を検知する検知ステップと、
    前記表示部に、画像を表示させるよう制御する表示制御ステップと、
    前記記録媒体から、複数の画像データと、各前記画像データの画像が表示される前記表示部上の位置を示す位置データと、各前記画像データに対応する処理を示す処理データと、各前記画像を表示する条件であって、前記検知部により検知される前記状態が満たすべき条件と、各前記画像データに対応する複数の音楽ファイルとが対応付けられたテーブルを読み出す読み出しステップと、
    前記読み出しステップの処理により読み出された前記テーブルを参照して、前記検知部によりその時点で検知されている状態が満たしている条件を認識し、認識された前記条件に対応付けられている前記画像データを、認識された前記条件に対応付けられている前記位置データに基づいて配置し、前記表示部に表示させるための表示用画像データを生成する生成ステップと
    を含み、
    前記検知ステップは、前記携帯型情報処理装置の内部または外部の所定状態として、再生中の前記音楽ファイルを検知して、前記音楽ファイルの再生位置を検知するステップを含み、
    前記条件は、前記複数の音楽ファイルのうち、再生対象の音楽ファイルの再生位置の範囲として決定されており、
    前記生成ステップは、前記複数の音楽ファイルのうち再生対象の音楽ファイルを認識し、前記検知ステップの処理によりその時点で検知されている再生位置が満たしている前記条件を認識し、認識された前記音楽ファイルに対応付けられている各前記画像データのうち、認識された前記条件に対応付けられている前記画像データを、認識された前記条件に対応付けられている前記位置データに基づいて配置し、前記表示部に表示させるための表示用画像データを生成するステップを含み、
    前記表示制御ステップは、前記生成ステップの処理により生成された前記表示用画像データに基づく画像を前記表示部に表示させるよう制御するステップを含み、
    前記タッチパネルにより前記表示部に表示された前記画像に対するユーザからの操作入力が受け付けられた場合、前記生成ステップにより認識された前記条件に対応付けられている前記処理データに基づいて、受け付けられた操作入力に対応する処理が実行される
    ことを特徴とするプログラム。
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