JPH10289084A - 情報処理装置および読み出し専用の記憶媒体 - Google Patents

情報処理装置および読み出し専用の記憶媒体

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JPH10289084A
JPH10289084A JP9343797A JP9343797A JPH10289084A JP H10289084 A JPH10289084 A JP H10289084A JP 9343797 A JP9343797 A JP 9343797A JP 9343797 A JP9343797 A JP 9343797A JP H10289084 A JPH10289084 A JP H10289084A
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JP9343797A
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English (en)
Inventor
Koichi Hibi
浩一 日比
Akira Naito
彰 内藤
Katsumi Ikuta
克己 生田
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】APの多機能化・高機能化により、GUIとし
て表示されるメニューも階層化などにより複雑化し、ユ
ーザの負担が増大している。また、特定の条件下でのみ
使用される機能が常時メニューに登録されているため、
メニューの複雑化を助長している。 【解決手段】AP1が実行する処理の手順をスクリプト
として保存しておく手段、メニューの各項目とスクリプ
トとの関連付けを行なう手段3、選択されたメニューの
項目に対応するスクリプトに記述された処理の手順を解
析して実行する手段12、環境条件とメニューの項目と
スクリプトとの関連付けの情報を保存しておく手段6、
現在の環境と保存しておいた環境条件とを比較する手段
7、メニューの項目に関連付けさせるスクリプトを、保
存しておいた情報をもとに変更する手段8を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は情報処理装置および
読み出し専用の記憶媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】グラフィカルユーザインターフェース
(以下GUI)を持つ情報処理装置のアプリケーション
プログラム(以下AP)では、表示装置に表示されるメ
ニューの項目を選択することによって処理を選択して実
行することができる。メニューは階層化することにより
多くの項目を処理の内容別に分類して配置することがで
き、ユーザが項目を選択するときの負担を軽減できる。
さらにメニューの構成をユーザがカスタマイズすること
ができるアプリケーションも存在し、ユーザが自分で使
いやすいようにメニューを作り替える事で操作の負担を
軽減できる。項目が選択できない状態にある場合には、
例えば、その項目を半輝度表示にするなどして、ユーザ
に分からせるようにしている。
【0003】また、頻繁に使う項目はメニューとは別に
アイコンに登録され、そのアイコンを選択することによ
り、階層化されたメニューを使用する場合よりも容易に
処理を選択できるようしている場合もある。さらに、ア
イコンの登録はユーザによって変更することが可能にな
っており各ユーザが自分の使い勝手に合わせて登録する
ことができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記に示したように、
メニューを階層化することによりユーザにとって分かり
易いGUIを構成することができる。しかし、APが多
機能化・高機能化するに従いメニューの項目数が増えた
り過剰な階層化が進む事でGUIが複雑化してきてい
る。このような状況では、複雑な構成のメニューがかえ
ってユーザを混乱させるという問題がある。
【0005】一方、メニューの構成(項目の内容と数)
が実行時の環境(日付,曜日,ユーザ名その他)に応じ
て柔軟に変更できない点も問題である。例えば特定の期
間(週の始め,週末,月末等)や日付,曜日に限定して
行なわれる処理がある場合は、従来の技術ではそれら全
項目をメニューに表示し、使用しないものを半輝度表示
にしている。その結果、メニューには選択できない項目
が多数表示されることになり、メニューの複雑化を助長
している。
【0006】本発明の目的は、複雑化するGUIを簡素
化する手段を提供し、より使いやすいGUIを提供する
ことにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の問題点を解決する
ため、本発明の処理切替方式を採用する情報処理装置で
はメニューで選択された項目に対応する処理の手順をス
クリプトファイルとして記憶する手段と、メニューの項
目とファイル名との対応をスクリプトテーブルとして記
憶する手段、スクリプトファイルに記憶された処理の手
順に基づいて処理を実行する手段を持つ。メニューの項
目を選択すると、選択された項目に対応するファイルを
読み出し、ファイルの記述に基づき処理が実行される。
【0008】さらに本発明の情報処理装置では、実行時
の環境情報を取得する手段、環境条件とその条件が満た
されているときに設定するメニューの項目とそれに対応
するスクリプトファイル名のリストを設定ファイルとし
て記憶する手段、現在の環境情報と設定ファイルに記憶
された条件とを比較する手段、設定ファイルの内容に基
づいてスクリプトテーブルを更新する手段を持つ。
【0009】その結果、情報処理装置は任意のタイミン
グで環境情報を取得し、その時の条件に合ったスクリプ
トをメニューの項目に対応づけすることにより処理の切
り替えを実現する。
【0010】さらに、メニューの項目として表示する文
字列やシンボルの内容をAPが実行中に変更できるよう
なものであれば、メニューの項目として表示する内容を
変更するスクリプトファイルの内容に合わせて変更する
ことが可能である。そのために、設定ファイルの中に更
新するスクリプトファイル名に加えてメニューに表示す
る文字列やシンボルを記憶しておき、スクリプトテーブ
ルの更新と同時にメニューの表示内容を更新する手段を
設ける。
【0011】これらの手段を実現するためのプログラム
は、情報処理装置内部の記憶装置にプリインストールし
ておくか、フロッピディスク,メモリカード等の記憶媒
体に記憶させ、情報処理装置の記憶装置にインストール
させるようにする方法で提供される。
【0012】
【発明の実施の形態】図1に本発明の実施例であるAP
1の構成を、図11にAP1を搭載する情報処理装置1
01の構成を示す。
【0013】情報処理装置はCPU102、表示装置1
03、入力装置104、記憶装置(ROM105,RA
M106)等から構成される。また、補助記憶装置とし
てフロッピディスク装置107を持つ。入力装置104
としてキー入力装置のほか、GUIを実現するためにマ
ウス,タッチパネル等の座標入力装置を持つ。
【0014】AP1および関連するデータファイルはフ
ロッピディスク108に記憶されている。実行時にはフ
ロッピディスク装置107によって情報処理装置101
のRAM106にプログラムをロードして実行する。
【0015】図2にAP1の画面表示の一例を示す。本
発明によるAP1ではウィンドウ20に表示されている
メニューボタン21を選択するとメニユー25が表示さ
れ、選択する項目(22,23,24)が表示されるよ
うになっている。これらの項目のいずれかを選択するこ
とにより処理開始される。
【0016】さらに個々の項目を識別するために、各項
目に固有のID番号が定義されている。ここでは説明の
ため、項目「定型処理1」22のID番号を1001、
「定型処理2」23のID番号を1002、「定型処理
3」24のID番号を1003とする。
【0017】また、メニユー25の項目として表示され
る文字列データ11は、AP1の内部データとして格納
され起動時にGUIに登録されるため、実行中に変更す
ることはできない。
【0018】以下にAP1の動作について説明する。
【0019】メニュー25に表示される項目の一部は、
選択されるとメニュー項目選択処理2を起動する。
【0020】図3にメニユー項目選択処理2の処理の流
れを示す。まず、メニユー25から選択された項目のI
D番号を取得する(301)、このID番号をもとにス
クリプトテーブル4を検索し選択された項目に関連付け
られたスクリプトファイル5のファイル名を取得する
(302)、取得したファイル名を引数としてスクリプ
トインタプリタ3を実行する(303)。
【0021】スクリプトテーブル4はメニユー25の各
項目とそれらの項目が選択されたときに実行されるスク
リプトファイル5との関連付けを定義する。図7にスク
リプトテーブル4の構成を示す、項目のID番号701
とその項目を選択したときに実行するスクリプトファイ
ル5のファイル名702のリストが格納されている。図
7に示す例ではID番号が1001である項目を選択す
ると″NORMAL_1″、1002である項目なら″
EVERYDAY″、1005である項目なら″NOR
MAL_2″という名前のスクリプトファイルが関連付
けられている。したがって、図2において、項目「定型
処理1」22はスクリプトファイル″NORMAL_
1″と関連付けられていることになる。
【0022】ここに示す例ではスクリプトテーブル4は
AP1の内部データとして情報処理装置101のRAM
106に格納される。スクリプトテーブル4の格納位置
としてはこのほかに情報処理装置101に接続されたフ
ロッピディスク装置107にセットされたフロッピディ
スク108にファイルの形式で格納するようにしてもよ
い。
【0023】スクリプトファイル5はAP1が実行する
処理の手順(スクリプト)をあらかじめ定義された文法
にしたがって記述したファイルで、メニユー25の項目
に関連付けられている。
【0024】スクリプトはスクリプトテーブル4と同様
に、AP1の内部データとして格納するようにしてもよ
いが、ここに示す例ではスクリプトの変更・修正が容易
にできるようにファイルの形式で格納する。
【0025】スクリプトインタプリタ3はメニュー項目
選択処理2から受け取ったファイル名をもとにスクリプ
トファイル5を読み込み、そこに記述された処理の手順
を解析し、適当な命令に変換して実行する機能を持つ。
【0026】スクリプトインタプリタ3の実現方法とし
ては、この例に示すようにAP1の一部として構成する
方法の他に、オペレーティングシステム10上の別のア
プリケーションとして構成してAP1の子プロセスとし
て実行させるようにしてもよい。
【0027】環境取得処理6はAP1の初期化処理12
から呼び出される処理で、オペレーティングシステム1
0等から実行中の環境に関する情報を取得する。環境の
情報としては例えば、現在の日付・時刻・曜日、ユーザ
名、情報処理装置101のソフトウエア・ハードウェア
環境等を取得する。
【0028】条件比較処理7では環境情報取得処理6に
よって取得された環境情報と設定ファイル9に記述され
る環境条件との比較を行ない、条件が適合すればスクリ
プトテーブル更新処理8を呼び出す。
【0029】設定ファイル9はメニューの項目のIDと
それに関連付けられるスクリプトファイル5のファイル
名、および関連付けを行なうための環境条件を記述した
ファイルである。
【0030】環境条件は上記のように日付・時刻・曜
日、ユーザ名、ソフト・ハードウェア環境などである。
例えば、月初めや月末、週末の様に特定の日に限って行
なわなければいけない処理や、ある権限を持ったユーザ
のみが行なえる処理をメニューに設定したり、現在のメ
モリ環境に合わせて処理を最適化する等の操作を設定フ
ァイル9に定義することができる。
【0031】設定ファイル9はスクリプトファイル5と
同様に変更・修正が容易にできるようにファイルの形式
で格納するが、AP1の内部データとして情報装置のメ
モリ上に格納するようにしてもよい。
【0032】スクリプトテーブル更新処理8は、既に説
明したように環境情報が設定ファイル9に記述された環
境条件に適合する場合に実行され、スクリプトテーブル
4を設定ファイル9に記述された関連付けの情報にした
がって更新する。
【0033】AP1ではスクリプトテーブル4の更新を
効率よく行なうため、構成の異なる2種類の設定ファイ
ル9を使用する。図4、および図5に設定ファイル9の
構成例を示す。
【0034】図4に示す構成の設定ファイル9では、設
定ファイル9がどのAPを対象にしているかを識別する
ための情報と設定ファイル9自身のデータ構成を示す情
報であるアプリケーション識別情報401、環境情報と
比較する条件の種別402、具体的な条件のデータ40
3の後に、条件に適合した環境のときに設定を変更され
る項目のID番号404とスクリプトファイル名405
のリストが続く。条件の種別402は、例えば特定の日
付・曜日であるか、ある期間なのか、ユーザ名なのか、
情報処理装置のハードウェア環境なのかを指定するため
の情報である。条件403には、例えば設定を行なう日
付といった具体的な情報が格納される。このような構成
の設定ファイルでは同一の条件で多数の項目の設定を変
更することが容易になる。図4に示した例の設定ファイ
ルでは、金曜日にアプリケーションを実行すると、ID
番号が1001であるメニューの項目を選択すると″F
RIDAY″、ID番号が1002の項目を選択する
と″WEEKEND″という名前のスクリプトファイル
に記述された処理が実行されるようになる。
【0035】図5に示す構成の設定ファイル9は、アプ
リケーション識別情報501のあとに、条件の種別50
2、条件503、項目のID504、スクリプトファイ
ル名505が一組となったリストが続く。それぞれの情
報が持つ意味は図4に示したものと同じである。このよ
うな構成の設定ファイルは少数の項目の設定を様々な条
件で変更したいときに有効である。図5に示した設定フ
ァイルでは、項目のID番号が1001であるメニュー
の項目を選択したときに実行されるスクリプトファイル
名は、4月1日には″APRILFOOL″、1月1日
には″NEWYEAR″に設定される。
【0036】図6にAP1の初期化処理12からスクリ
プトテーブル4が更新されるときの処理の流れを示す。
ここでは図4に示した構成の設定ファイル9をタイプ
A、図5に示したものをタイプBとし、二種類の構成の
設定ファイルが混在している中から適切なものを選択し
て、スクリプトテーブル4の更新を行なう。
【0037】また、AP1はスクリプトテーブルの更新
を行なう際に、どのような種別の条件で更新を行なうか
を選択しておくことができる。
【0038】まず始めに現在の環境に関する情報を取得
する(601)、次いで設定ファイルの検索を行ない
(602)、ファイルを発見したら読み込みを行なう
(604)。アプリケーション識別情報401または5
01を読み込み、対象アプリケーションを確認(60
5)したあと、設定ファイル9のデータ構成を調べ処理
の分岐を行なう(606)。
【0039】タイプAの設定ファイルの場合は、条件の
種別402とAP1が選択した種別が同じかを確認し
(606)、具体的な条件が適合した場合(608)に
は、スクリプトテーブル4の更新を行なう。条件が適合
しなかった場合には、次の設定ファイルの検索を行な
う。
【0040】タイプBの設定ファイルの場合は条件と設
定が一組になっているため、これらの組み合わせを一組
づつ読み込み(610)、条件の種別の確認(61
2)、具体的な条件の確認(613)ができた場合にの
みスクリプトテーブル4の更新を行なう(614)。
【0041】ここで例として示すAP1では上記の処理
を軌道時の初期化処理12の一部として実行し、以後は
実行しない。アプリケーション実行中にスクリプトテー
ブル4を変更してメニューの項目とスクリプトとの関連
付けが変わるとユーザが混乱し、誤操作をする可能性が
あるためである。
【0042】ただし、ユーザの誤操作の恐れがないので
あれば、スクリプトテーブル4の更新処理は任意のタイ
ミングで複数回実行できるようにしてもよい。
【0043】また、これらの処理を自動的に起動させる
のではなく、ユーザからの指示入力により起動するよう
にしてもよい。
【0044】既に説明したようにAP1およびスクリプ
トファイル5、設定ファイル9等の情報は、フロッピデ
ィスク108に記憶された状態で提供される。実行する
ときには情報処理装置101のRAM106上にロード
されて実行される。ただしAP1を記憶させておく記憶
媒体はフロッピディスクだけでなくメモリカード、光デ
ィスク等の記憶媒体であってもよい。
【0045】または、AP1および関連するデータファ
イルの全てあるいは一部を外部からインストールせず
に、情報処理装置101のROM105にあらかじめ記
憶させておくような形で提供するようにしてもよい。
【0046】本発明の実施例では、メニューの項目とし
て表示されるすべての文字列はAP起動時にGUIに登
録され、変更はできない。したがって、メニューの項目
として表示される文字列は、その項目を選択されたとき
に実行される処理が変化してもよいような曖昧な内容に
限られてしまう。
【0047】しかし、これらの文字列の定義をメニュー
が表示されるたびにAPからGUIに登録するような構
成のオペレーティングシステムであれば、スクリプトテ
ーブルの更新に合わせて項目に表示される内容も更新す
ることができる。
【0048】以下に、メニューの項目を更新できるよう
な構成を持つ、本発明の第二実施例のAPについて説明
する。APとその表示画面の構成は図1および図2に示
したものと基本的には変わらない。ただし、先に示した
例とはオペレーティングシステムが異なり、メニュー2
5の項目として表示する文字列をメニュー25を表示す
る直前にGUIに登録するようになっている。したがっ
て、メニュー25の項目とスクリプトファイル5との関
連付けを更新すると同時に、内部データとして格納され
ている文字列データ11を更新する処理を設けることに
より、より使い勝手の良いメニューを構成することがで
きる。
【0049】図8および図9に、本発明の第二実施例に
おける設定ファイル9の構成例を示す。
【0050】図8に示す設定ファイルの構成例では、図
4に示した例と同様の構成を加え、メニューの項目に表
示する文字列801が格納される。スクリプトテーブル
更新処理8がスクリプトテーブル4を更新するととも
に、メニューの項目として表示する文字列データ11を
文字列801で更新する。その結果、金曜日にアプリケ
ーションを実行すると、ID番号が1001であるメニ
ューの項目を選択すると″FRIDAY″、ID番号が
1002の項目を選択すると″WEEKEND″という
名前のスクリプトファイルに記述された処理が実行され
るようになる。同時に文字列データ11が更新され、メ
ニューの項目は図10に示すように、それぞれ「金曜日
の処理」、「週末の処理」と表示されるようになる。
【0051】図9に示す設定ファイルの構成例では、図
5に示した例と同様の構成に加えメニューの項目に表示
する文字列801が格納される。図8の説明と同様にス
クリプトテーブル更新処理8がスクリプトテーブル4を
更新するとともに、メニューの項目として表示する文字
列データ11を文字列801で更新する。その結果、項
目のID番号が1001であるメニューの項目を選択し
たときに実行されるスクリプトファイル名は、4月1日
には″APRILFOOL″、1月1日には″NEWY
EAR″に設定される。同時に文字列データ11が更新
され、メニューの項目はそれぞれ「4月1日の処理」、
「初仕事」と表示されるようになる。
【0052】
【発明の効果】本発明の方式によるAPをインストール
した情報処理装置では、実行時の環境に応じてメニュー
の項目を選択したときに行われる処理を自動的に切り替
えることができる。その結果、作業の内容やユーザ名に
よってメニューの構成をカスタマイズすることができメ
ニュー操作の際のユーザの負担を軽減できる。さらに、
日付・曜日等により変化する処理を纏めてメニューに登
録することができるので、メニューに表示される選択で
きない項目の数を削減でき、メニューを簡素化すること
ができる。
【0053】また、本発明の方式によるAPを情報処理
装置の記憶装置にあらかじめ記憶させておくことによ
り、メニュー構成が簡素化されたGUIを持つ情報処理
装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例であるAPのブロック図。
【図2】APのGUIの構成を示す説明図。
【図3】メニューの項目を選択した場合の処理のフロー
チャート。
【図4】設定ファイルの構成例を示す説明図。
【図5】設定ファイルのもう一つ別の構成例を示す説明
図。
【図6】スクリプトテーブル変更処理の処理のフローチ
ャート。
【図7】スクリプトテーブルの構成例を示す説明図。
【図8】本発明の第二実施例における設定ファイルの構
成例を示す説明図。
【図9】本発明の第二実施例における設定ファイルのも
う一つ別の構成例を示す説明図。
【図10】本発明の第二実施例におけるメニュー項目の
更新の例を示す説明図。
【図11】情報処理装置の構成例を示すブロック図。
【符号の説明】
1…AP、2…メニュー項目選択処理、3…スクリプト
インタプリタ、4…スクリプトテーブル、5…スクリプ
トファイル、6…環境取得処理、7…条件比較処理、8
…スクリプトテーブル更新処理、9…設定ファイル、1
0…オペレーティングシステム、11…文字列データ、
12…初期化処理。
フロントページの続き (72)発明者 生田 克己 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地株式 会社日立製作所マルチメディアシステム開 発本部内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】表示手段、座標入力手段、情報記憶手段、
    外部の記憶媒体へ情報の書き込み・読み出しを行なう手
    段を持ち、グラフィカルユーザインターフェースを有す
    る情報処理装置上のアプリケーションプログラムにおい
    て、前記アプリケーションプログラムの利用者に処理の
    選択を行なわせるためのメニューを前記表示手段に表示
    させる命令と、処理の手順を記述した第一の種類の情報
    およびメニューの項目の識別情報と前記メニューの項目
    に対応する前記第一の種類の情報の記憶位置とを記憶し
    た第二の種類の情報とをそれぞれ少なくとも一つ記憶
    し、利用者がメニューから項目を選択した際に選択され
    た項目に対応する前記第一の種類の情報の記憶位置を前
    記第二の種類の情報を参照して取り出させる命令と、前
    記命令により取り出された記憶位置に記憶された前記第
    一の種類の情報を取り出す命令と、前記第一の種類の情
    報に記述された手順にしたがって処理を実行させる命令
    と、前記アプリケーションプログラムを実行中の情報処
    理装置の環境に関する情報を取得させる命令と、前記メ
    ニューの項目の識別情報とこれに対応する第一の種類の
    情報の記憶位置と前記第二の情報の書き換えを実行する
    ための環境条件とを記憶した第三の種類の情報を少なく
    とも一つ記憶し、取得する命令により取得された前記環
    境に関する情報と前記第三の種類の情報に記述された環
    境条件とを比較させる命令と、前記比較命令により条件
    が適合すると判断された場合に前記第二の種類の情報を
    条件が適合した前記第三の種類の情報の記述にしたがっ
    て書き換えさせる命令とが記憶されたことを特徴とする
    読み出し専用の記憶媒体。
  2. 【請求項2】請求項1に記載された前記記憶媒体に記憶
    された命令に関して、前記アプリケーションプログラム
    を実行中の情報処理装置の環境に関する情報を取得させ
    る命令、取得した環境に関する情報と前記第三の種類の
    情報に記述された環境条件とを比較させる命令、条件が
    適合すると判断された場合に前記第二の種類の情報を条
    件が適合した前記第三の種類の情報の記述にしたがって
    変更させる命令を前記アプリケーションプログラムの起
    動時に自動的に実行するように記憶された読み出し専用
    の記憶媒体。
  3. 【請求項3】請求項1に記載された前記記憶媒体に記憶
    された命令に加え、前記第三の種類の情報とは異なる構
    成で、メニューの項目とこれに対応する前記第一の種類
    の情報の記憶位置と環境条件とを記憶した第四の種類の
    情報を記憶し、環境情報を取得後に前記第三,第四の種
    類の情報の双方に対して条件の比較を行なわせる命令
    と、前記第四の種類の情報に記述された条件が適合した
    場合に前記第二の種類の情報を前記第四の種類の情報の
    記述に従って変更させる命令が記憶された読み出し専用
    の記憶媒体。
  4. 【請求項4】請求項1に記載された前記記憶媒体に記憶
    された命令に加え、前記第三の種類の情報の中にメニュ
    ーの項目として表示装置に表示する文字列またはシンボ
    ルを記憶し、前記第二の種類の情報を書き換える際にあ
    らかじめ前記アプリケーションプログラムに登録されて
    いるメニューの項目として表示する文字列またはシンボ
    ルを前記第三の種類の情報に記憶されている文字列また
    はシンボルに置き換える命令が記憶された読み出し専用
    の記憶媒体。
  5. 【請求項5】表示手段、座標入力手段、情報記憶手段、
    外部の記憶媒体へ情報の書き込み・読み出しを行う手段
    を持ち、グラフィカルユーザインターフェースを有する
    情報処理装置において、前記アプリケーションプログラ
    ムの利用者に処理の選択を行なわせるためのメニューを
    表示手段に表示させる命令と、処理の手順を記述した第
    一の種類の情報およびメニューの項目の識別情報と前記
    メニューの項目に対応する前記第一の種類の情報の記憶
    位置とを記憶した第二の種類の情報とを記憶する手段
    と、利用者がメニユーから項目を選択した際に選択され
    た項目に対応する前記第一の種類の情報の記憶位置を前
    記第二の種類の情報を参照して取り出す手段と、前記手
    段により取り出された記憶位置に記憶された前記第一の
    種類の情報を取り出す手段と、前記第一の種類の情報に
    記述された手順にしたがって処理を実行する手段と、処
    理を実行中の情報処理装置の環境に関する情報を取得す
    る手段と、メニューの項目の識別情報とこれに対応する
    第一の種類の情報の記憶位置と前記第二の情報の書き換
    えを実行するための環境条件とを記憶した第三の種類の
    情報を記憶する手段と、前記環境に関する情報を取得す
    る手段により取得した環境に関する情報と第三の種類の
    情報に記述された環境条件とを比較する手段と、前記比
    較手段により条件が適合すると判断された場合に前記第
    二の種類の情報を条件が適合した第三の種類の情報の記
    述にしたがって書き換える手段とを持つ事を特徴とする
    情報処理装置。
  6. 【請求項6】前記処理を実行中の情報処理装置の環境に
    関する情報を取得する手段、取得した環境に関する情報
    と前記第三の種類の情報に記述された環境条件とを比較
    する手段、条件が適合すると判断された場合に前記第二
    の種類の情報を条件が適合した前記第三の種類の情報の
    記述にしたがって変更する手段を情報処理装置が開始す
    るときに自動的に実行させる手段を持つ請求項5に記載
    の情報処理装置。
  7. 【請求項7】前記第三種類の情報とは異なる構成で、メ
    ニューの項目とこれに対応する前記第一の種類の情報の
    記憶位置と環境条件とを記憶した前記第四の種類の情報
    を記憶する手段と、環境情報を取得後に前記第三,第四
    の種類の情報の双方に対して条件の比較を行なう手段
    と、前記第四の種類の情報に記述された条件が適合した
    場合に前記第二の種類の情報を第四の種類の情報の記述
    に従って変更する手段を持つ請求項5に記載の情報処理
    装置。
  8. 【請求項8】前記第三の種類の情報の中にメニューの項
    目として表示装置に表示する文字列またはシンボルを記
    憶し、前記第二の種類の情報を書き換える際にあらかじ
    め情報処理装置の記憶装置に記憶されているメニューの
    項目として表示する文字列またはシンボルを前記第三の
    種類の情報に記憶されている文字列またはシンボルに置
    き換える手段を持つ請求項5に記載の情報処理装置。
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