JPH0755206Y2 - 角度をつける連結間仕切用パネル - Google Patents

角度をつける連結間仕切用パネル

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JPH0755206Y2
JPH0755206Y2 JP7094490U JP7094490U JPH0755206Y2 JP H0755206 Y2 JPH0755206 Y2 JP H0755206Y2 JP 7094490 U JP7094490 U JP 7094490U JP 7094490 U JP7094490 U JP 7094490U JP H0755206 Y2 JPH0755206 Y2 JP H0755206Y2
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道晴 田崎
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共栄工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、事務所内等を仕切る場合に利用する角度をつ
けて連結することができる間仕切用パネルに関するもの
で、パネル枠体のうち左右の縦枠部材に凹凸部を形成
し、下部に連結具を設け、該連結具に設けた係合孔部と
係合する連結具兼用パネル受けと、コーナーカバーとに
より、各間仕切用パネル主体を角度をつけて簡易に連結
できるようにしたものである。
(従来の技術) 従来、この種の間仕切用パネルは、種々存在している
が、例えば各構成部材の組合せ連結を容易確実にして部
屋を区画したり分割したりする間仕切ユニットの側縁枠
部材の側面には合成樹脂の特殊形状の被覆部材を設け、
該被覆部材の両コーナー部分には、それぞれ凸状体と凹
状溝とが形成されてあり、連結される間仕切ユニットの
被覆部材の少なくとも凸状体または凹状溝と合致して位
置合わせを容易にできるようにした間仕切用パネルが存
在している(実公昭63-41460号公報参照)。
(本考案が解決しようとする課題) しかしながら、前記の従来技術において、間仕切用ユニ
ットは、角部をつけて連結する場合、角部は露出したま
まであり、しかも、被覆部材の形状が特殊なものであ
り、この被覆部材を係止するために導通路管部材の両端
の開口部に係止部材を収容保持し、この係止部材により
被覆部材でパネル板の側端面部を覆っているものであ
り、しかも、強固に連結する構造にはなっていない。ま
た、コーナー部の上記被覆部材が露出したままであると
いう問題があった。
本考案は、この点に鑑み簡単な構成により、左右の縦枠
部材に縦の凹凸を形成して各々の該凹凸部が係合するよ
うになっていて、しかも該縦枠部材の下部には、係止用
孔を穿設した連結具と、該係止用孔を利用して、連結具
兼用パネル受けとコーナーカバー取付用係止具とコーナ
ーカバーによって角度をつけて連結するのを簡単に行え
るようにした間仕切用パネルを提供することを目的とす
るものである。
(課題を解決するための手段) 本考案は、前記課題の解決を図るためのものとして、左
右の縦枠部材、上部枠、及び幅木でパネル枠体を形成
し、このパネル枠体の中に芯材を挿入し、表裏面からパ
ネル板を係合固定してなる間仕切用パネルにおいて、断
面が略コ字形で、かつ組み立てた状態において、側面に
なる部分の上下方向に凹凸部を形成した左右の縦枠部材
と、該縦枠部材の下部に配設され、かつ幅木を介してア
ジャスターを取り付ける孔部及び連結具兼用パネル受け
の突片を挿入できる係合孔部を持った連結具と、底部か
ら立ち上がる三片のうち二片が所望の角度になるように
設けられ、そのうちの一片には下向きの突片を設け、残
りの一片には上記二片の間に対向するように、コーナー
カバーをガイドできるように片を上向きに突出形成した
連結具兼用パネル受けと、一片が縦枠部材に設けた凹凸
部にビス等の固定具で固定され、他片に係止具が取り付
けられ、パネル主体とコーナーカバーとの取付用係止具
と、コーナーカバーとによって連結間仕切用パネルを構
成するという解決手段を採用した。
(作用) 本考案は、以上の構成を採用することにより、簡単な構
成で、部品点数も少なく、組み立ても簡易であり、しか
も、左右の縦枠部材に各々係合できる凹凸部を形成し、
該凹凸部を利用して、コーナーカバーを取り付けるよう
にし、また、この凹凸部の係合により、前後の衝撃に対
して、従来の単に上下の連結具だけで取り付けているも
のと比較して、十分堅牢なものであり、しかも下端部の
連結は連結具と連結具兼用パネル受けとによりワンタッ
チで行える簡易な連結間仕切用パネルを提供することが
できた。
(実施例) 以下、本考案の実施例を添付図面で詳細に説明する。
第1図〜第9図に示すように、左右の縦枠部材1、上部
枠2、及び幅木3とでパネル枠体を形成し、このパネル
枠体に芯材8、パネル板4、笠木11、アジャスター12等
でパネル主体を組み立てて完成させるものである。これ
は従来公知の構成を適用しているので詳細な説明は省略
する。ところで、本考案の間仕切用パネルは、左右の縦
枠部材1を新規な構成にすると同時に、該縦枠部材の下
端に、別体で形成した連結具7を固定、あるいは一体的
に形成し、この連結具7に設けた係止孔部10に係合する
連結具兼用パネル受け6を、該左右の縦枠部材1の下部
に取り付けられるよう構成し、さらにコーナーカバー17
と、コーナーカバー17を取り付ける係止具18を上記縦枠
部材1に係合し、角度をつけた連結をすることができる
ものである。
次に、新規な構成である左右の縦枠部材1、ならびに連
結具兼用パネル受け6と連結具7とコーナーカバー17の
係止具18について具体的に説明する。先ず左右の縦枠部
材1について説明すると、少なくとも一対の凹凸部5が
側面に上から下まで形成されている。この凹凸部5の形
状は、パネル主体を連結する際、鋭利な山形とか、波形
が形成され、この凹凸部5の一面を利用して、第3図に
示すようにパネル主体とコーナーカバー17とを取り付け
る係止具18を設けてある。
また、縦枠部材1の上部は、上部枠2、笠木11が取り付
けられるように切り欠き、下部には連結具兼用パネル受
け6を取り付ける連結具7を設け、さらに連結具兼用パ
ネル受け6を取り付ける係止孔部10が露出するように切
り欠いてある。上記連結具兼用パネル受け6と連結具7
は、第2図、第7図、第9図に示すように金属板を折り
曲げ溶接等で製作したもの、合成樹脂により一体成形し
たもの等がある。ここで先ず連結具兼用パネル受け6の
形状について第7図に基づいて説明すると、底部24から
立ち上がる三片25,26,27のうち二片26,27が所望の角度
になるように設けられ、そのうちの一片27には、連結具
7に設けた係止孔部10に係合できる上から下に向かう下
向きの突片28を立ち上がり片27に切り起こし折り曲げて
設けてあり、残りの一片は上記二片26,27の間に対向す
るように、コーナーカバー17をガイドできるように上向
きの突出片25となるように形成されている。なお、上記
所望の角度になるように立ち上がる二片26,27のうち、
突片28を設けた一片27と他の垂直に立ち上がった一片26
とでパネル主体の縦枠部材1の下部に設けた係止孔部10
と係合して連結するものである。
次に連結具7について説明すると、該連結具7は左右の
縦枠部材1の下部に一体的に設けたり、別体に取り付け
るものである。その構造は、底面部に幅木3を介してア
ジャスターを取り付ける孔19と縦枠部材1のパネル連結
部に相当する側面に連結具兼用パネル受け6の下向き係
合突片28と垂直に立ち上げた突片26とを係合できる係合
孔部10を設けたものである。これは金属板等で折り曲げ
形成したもの、合成樹脂等で縦枠部材1と一体成形した
ものが考えられる。なお、別体で製作した連結具7の場
合は、縦枠部材1にボルト等の固定具で固定することは
いうまでもない。
コーナーカバー17について説明すると、金属板、合成樹
脂板等を第6図に示すようにパネル板4を適宜の角度を
つけて曲げ状態に合わせて折り曲げ、両端23は、パネル
板4に合致するようになっている角度に相当する部分を
面取りしたようになった部分の内面の適宜の場所に数箇
所マジックテープ21(登録商標)等の固定具を設けたも
のである。
また、パネル主体とコーナーカバー17を取り付ける係止
具18について説明すると、例えばコーナーカバー17とパ
ネル主体の縦枠部材1との形状に合わせてZ字形のよう
に板材を折り曲げ、一片にマジックテープ(登録商標)
等の固定具をコーナーカバーと固定できるように設け、
他片はボルト等の固定具で縦枠部材1に固定するもので
ある。
該連結具兼用パネル受け6と連結具7を利用して各パネ
ル主体を例えば直角に連結する際、第1図、第3図、第
4図、第8図、第9図で示すように、パネル主体の左右
の縦枠部材1に下部に設けた連結具7の係止孔部10と、
上記連結具兼用パネル受け6を係合組み立て、この連結
具兼用パネル受け6に、次に連結するパネル主体の縦枠
部材1の下部に設けた連結具7の係止孔部10を係合させ
て順次直角に連結組み立てていけるものである。上記説
明のように直角に連結するのを繰り返すことにより、種
々の曲がった間仕切パネルが形成できる。なお、連結し
た際、両端部にはエンドカバー22を設けることはいうま
でもない。
なお、第1図、第4図に示してあるように上部は平板で
対応角度に曲げた連結板20をプッシュリベット(図示し
ていない)等の固定具で連結固定することは、従来公知
の構成を適用するものであるので、詳細な説明は省略す
る。
(考案の効果) 本考案は以上の構成に基づき次の効果を得ることができ
る。
(1)従来のものと比較して連結部の部品点数は大幅に
減少し、組立工数、解体する手間も減少して経済的で実
用上の効果は甚大である。
(2)直列に連結していくパネル板を利用して、直角に
曲げたり任意の角度に曲げる間仕切パネルを簡単な構成
で可能にしたものである。
(3)左右の縦枠部材の凹凸部により強度を高めると同
時に、該凹凸部を利用してコーナーカバーの取付用係止
具を固定できるので、体裁のよい間仕切用パネルが完成
する。
(4)縦枠部材に凹凸部を形成したので板厚を薄くで
き、パネル板全体の重量を軽くすることが可能となっ
た。
(5)連結具と連結具兼用パネル受けのワンタッチの係
合で概ねの連結組立が完了する極めて簡単な組立が可能
である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の一実施例で、直角に曲げて連結した
間仕切用パネル全体を示す概略斜視図、第2図は、本考
案の間仕切用パネルの各要部を分解して示した分解斜視
図、第3図は、本考案の要部の一つである間仕切用パネ
ルとコーナーカバーとの関係を示す概略平面図、第4図
は、直角に曲げて連結したパネル主体同志の上部の取付
関係説明図、第5図は、間仕切用パネル主体端部のエン
ドカバーを取り付けた状態を示す概略説明図、第6図
は、コーナーカバーの一実施例を示す概略斜視図、第7
図は、本考案の要部の一つである連結具兼用パネル受け
の斜視図、第8図は、縦枠部材とコーナーカバーと、こ
れらを係止する係止具との係合状態を表す説明斜視図、
第9図は、縦枠部材と係止具と連結具兼用パネル受けと
の取付状態を示す説明斜視図である。 1……縦枠部材 2……上部枠 3……幅木 4……パネル板 5……凹凸部 6……連結具兼用パネル受け 7……連結具 8……芯材 17……コーナーカバー 18……係止具 20……対応角度に曲げた平板連結板

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】左右の縦枠部材1、上部枠2、及び幅木3
    でパネル枠体を形成し、このパネル枠体の中に芯材8を
    挿入し、表裏面からパネル板4を係合固定してなる間仕
    切用パネルにおいて、断面が略コ字形で、かつ組み立て
    た状態において、側面になる部分の上下方向に凹凸部5
    を形成した左右の縦枠部材1と、該縦枠部材1の下部に
    配設され、かつ幅木3を介してアジャスターを取り付け
    る孔部19及び連結具兼用パネル受け6の突片27を挿入で
    きる係合孔部10を持った連結具7と、底部24から立ち上
    がる三片25,26,27のうち二片26,27が所望の角度になる
    ように設けられ、そのうちの一片27には、下向きの突片
    28を設け、残りの一片25には上記二片26,27の間に対向
    するように、コーナーカバー17をガイドできるように片
    を上向きに突出形成した連結具兼用パネル受け6と、一
    片15が縦枠部材1に設けた凹凸部5にビス等の固定具で
    固定され、他片16に係止具21が取り付けられ、パネル主
    体とコーナーカバー17との取付用係止具18と、コーナー
    カバー17とによって構成されたことを特徴とする角度を
    つける連結間仕切用パネル。
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