JPH0755202Y2 - ユニットハウスの連結構造 - Google Patents

ユニットハウスの連結構造

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JPH0755202Y2
JPH0755202Y2 JP1988098903U JP9890388U JPH0755202Y2 JP H0755202 Y2 JPH0755202 Y2 JP H0755202Y2 JP 1988098903 U JP1988098903 U JP 1988098903U JP 9890388 U JP9890388 U JP 9890388U JP H0755202 Y2 JPH0755202 Y2 JP H0755202Y2
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JP
Japan
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panel
wall panel
gable
roof
attached
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JP1988098903U
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JPH0221205U (ja
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治夫 小澤
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Subaru Corp
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Fuji Jukogyo KK
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  • Load-Bearing And Curtain Walls (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、工事現場などに仮設されるユニットハウスの
連結構造に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、この種のユニットハウスは、移転、撤去を前提と
して設置されるものであることから、予め工場生産され
た床パネル、屋根パネル、壁パネルなどの部材を現場で
組み合わせることにより構成されるようにしていた。そ
して搬入作業や移転作業などが効率よく行えるように、
各部材が分解状態にあるときには、床パネルと屋根パネ
ルとの間に壁パネルなどを介在させ、これらの部材を積
み重ねて一つのまとまりとして取り扱えるようにしてい
る。
これらのユニットハウスにおいては、実公昭61-2726号
公報に示されているように、支柱材を床パネルに立設し
たのち四周の壁パネルなどを取り付け、屋根パネルを取
り付けるようにしたものや、第3図から第13図に示すよ
うに、床パネル1の妻側の端部に予め妻壁パネル2(窓
やドアを備えたものがある)が起伏可能に連結され、こ
の妻壁パネル2に屋根パネル3を取り付け、その後、桁
壁パネル4を嵌め込むようにして取り付けてユニットハ
ウスAを構成するタイプのものがある。例えば後述のユ
ニットハウスAを組み立てる手順を説明すると、積重状
態となった床パネル1と妻壁パネル2と屋根パネル3が
クレーンBにて設置され(第3図)、屋根パネル3を引
き上げた状態で妻壁パネル2を建て起こし(第4図)、
その後屋根パネル3を降ろして起立している前記妻壁パ
ネル2に取り付け(第5図)、床パネル1と屋根パネル
3との間に桁壁パネル4(窓やドアを備えたものがあ
る)を嵌め込むようにして取り付けていた(第6図)。
そして特にこのタイプのものにあっては、第7図から第
11図に示すように連棟とすることもでき、床パネル1の
下部ブラケット1a相互および屋根パネル3の上部ブラケ
ット3a相互をボルト締めし、前記床パネル1の突き合わ
せ部分に床ジョイント部材aを配するとともに、屋根パ
ネル3の突き合わせ部分には外方から桁方向に亘って連
棟屋根キャップbを冠着し、室内側からは同じく桁方向
に亘って室内カバーcがボルト止めされる。
また同様に第12図と第13図に示すように、2階建てとし
て構成することも可能であって、この場合は屋根パネル
3の上部ブラケット3aと床パネル1の下部ブラケット1a
とをボルト締めして上下のユニットが連結されるように
なる。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしながら、上述した支柱を立設したのち四周壁パネ
ルを取り付けるタイプを含めて一般的に壁パネルを取り
付けた後に壁パネルを垂直に立設するように調整するタ
イプのものが多いが、上述した後者の床パネルに妻壁パ
ネルが予め連結されていてこの妻壁パネルを建て起こし
て屋根パネルを取り付けるものにあっては、屋根パネル
を取り付けた後に桁壁パネルを嵌め込むようにすること
から、前記屋根パネルを妻壁パネルに取り付けた時点で
この妻壁パネルと屋根パネルとが確実に直角を呈した状
態で連結固定されなければならず、屋根パネルを取り付
けた時点で歪んでいる状態であっては桁壁パネルが取り
付けられないという不都合があった。また窓やドアの取
付箇所を限定し勝ちな対角線上に張る引長部材を用いる
ことなく水平外力(風、地震など)を妻壁パネルと屋根
パネルとの連結部分で負担しなければならず、連結部分
の構造が複雑になって連結作業を煩雑なものにしてしま
うという問題点もあった。
そこで構造が簡単であり、妻壁パネルと屋根パネルとの
直角出しを容易に行えるとともに、水平外力をも負担す
る構造を開発することが課題となされていた。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は、上記した課題を考慮してなされたもので、床
パネルと、前記床パネルの妻側端部に起伏可能に連結さ
れた妻壁パネルと、前記床パネル側に伏した状態の妻壁
パネル上に積み重ね可能に設けられ、妻壁パネルの起立
時に該妻壁パネルに取り付けられる屋根パネルと、前記
床パネルと起立状態の妻壁パネルに取り付けた屋根パネ
ルとの間に取り付けられる桁壁パネルとを備えたユニッ
トハウスにおいて、前記屋根パネルの桁梁部に、自由端
側にナットが螺合してなる締付具を備えた連結部材を回
動可能に設け、かつ妻壁パネルの前記桁梁部に対応する
側端部の内側面に、前記妻壁パネルと屋根パネルとがほ
ぼ直角に付き合った時点で前記締付具が位置する箇所に
締付具と係脱可能に係止具を設けて、前記連結部材の締
付具を前記係止具に螺合締結することにより前記両パネ
ルを略直角に締結可能とすることを特徴とするユニット
ハウスの連結構造を提供して、上記課題を解消するもの
である。
〔実施例〕
つぎに、本考案を第1図と第2図に示す一実施例に基づ
いて詳細に説明する。なお、第3図から第13図に示す従
来例と構造が重複する部分は同一符号を付してその説明
を省略する。
すなわち、本考案においては、屋根パネル3の桁梁部30
の内側面に角柱状の連結部材5を回動可能に取り付ける
とともに、妻壁パネル2において柱状に形成され前記桁
梁部30に対応する側端部20の内側面には、妻壁パネル2
と屋根パネル3とがほぼ直角に付き合った時点で回動さ
せた前記連結部材5の端部(後述する締付部)が位置す
る箇所に、断面略L字型状の係止具6が溶着固定されて
いて、建て起こされた妻壁パネル2の上端に屋根パネル
3を上方から降ろし、前記連結部材5を桁梁部30と側端
部20とに架設するものである。前記連結部材5は、第1
図に示すように、自由端側にボルト7aとこのボルト7aに
螺合するナット7bとからなる締付具7を備えていて、妻
壁パネル2への取り付け前においては、桁梁部材30に設
けられている止め具31に前記締付具7を係止させて仮固
定されている。そして妻壁パネル2の側端部上端に突設
されているガイド21に屋根パネル3を当てがいながらこ
の屋根パネル3を載置した後は、前記連結部材5を止め
具31から外し、前記係止具6に設けた装着口60にナット
7bを係止させるようにして締付具7を掛け、その後前記
ナット7bの螺合調節によって妻壁パネル2と屋根パネル
3とが直角に突き合うように調整し、締付固定して妻壁
パネル2と屋根パネル3とを連結する。
また上記係止具6の装着口60は片開きしていて締付具7
が係脱可能に係止することから、屋根パネル3を取り外
す場合には、上記締付具7を緩めた後装着口60に沿って
横方向にズラせばよく、容易に妻壁パネル2から屋根パ
ネル3を取り外すことができるようになる。
なお、上記した実施例においては、連結部材が角柱状の
部材から構成されているが、これに限定されるものでは
なく、一端側にネジが切られてナットが螺合する棒状の
部材から形成してもよい。また、妻壁パネルに屋根パネ
ルを載せた時点で回動させた連結部材の締付部が前記係
止具部分に達するようにすればよいものであることか
ら、連結部材の長さ、連結部材の取り付け位置、係止具
の位置は設計の時点で適宜に変更できる。
〔考案の効果〕
以上説明したように、本考案によれば、床パネルと、前
記床パネルの妻側端部に起伏可能に連結された妻壁パネ
ルと、前記床パネル側に伏した状態の妻壁パネル上に積
み重ね可能に設けられ、妻壁パネルの起立時に該妻壁パ
ネルに取り付けられる屋根パネルと、前記床パネルと起
立状態の妻壁パネルに取り付けた屋根パネルとの間に取
り付けられる桁壁パネルとを備えたユニットハウスにお
いて、前記屋根パネルの桁梁部に、自由端側にナットが
螺合してなる締付具を備えた連結部材を回動可能に設
け、かつ妻壁パネルの前記桁梁部に対応する側端部の内
側面に、前記妻壁パネルと屋根パネルとがほぼ直角に突
き合った時点で前記締付具が位置する箇所に締付具と係
脱可能に係止具を設けて、前記連結部材の締付具を前記
係止具に螺合締結することにより前記両パネルを略直角
に締結可能とするので、妻壁パネルと屋根パネルとの突
き合わせ状態を螺合調節で容易に直角とすることがで
き、後に嵌め込む桁壁パネルの取り付け作業に支障を来
すことがなくなり、ユニットハウスの組立作業が不整地
であっても容易に行えるようになる。そして連結部分の
構造を複雑なものとすることなく連結部材で水平外力を
受けることができ、ユニットハウス全体の剛性を高める
ことができる。さらに移動、組立、分解が繰り返し行わ
れても連結部材が屋根パネルと一体となり紛失すること
がないなど、実用性にすぐれた効果を奏するものであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るユニットハウスの連結構造の一実
施例を示す説明図、第2図は一実施例における係止具を
示す説明図、第3図から第6図は従来例における組立順
序を示す説明図、第7図は従来例における連棟状態を示
す説明図、第8図から第11図は第7図に示す連棟状態の
細部を示す説明図、第12図は従来例における2階建ての
状態を示す説明図、第13図は第12図に示す2階建て状態
の細部を示す説明図である。 1……床パネル 2……妻壁パネル 3……屋根パネル 4……桁壁パネル 5……連結部材 6……係止具

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】床パネルと、前記床パネルの妻側端部に起
    伏可能に連結された妻壁パネルと、前記床パネル側に伏
    した状態の妻壁パネル上に積み重ね可能に設けられ、妻
    壁パネルの起立時に該妻壁パネルに取り付けられる屋根
    パネルと、前記床パネルと起立状態の妻壁パネルに取り
    付けた屋根パネルとの間に取り付けられる桁壁パネルと
    を備えたユニットハウスにおいて、 前記屋根パネルの桁梁部に、自由端側にナットが螺合し
    てなる締付具を備えた連結部材を回動可能に設け、かつ
    妻壁パネルの前記桁梁部に対応する側端部の内側面に、
    前記妻壁パネルと屋根パネルとがほぼ直角に突き合った
    時点で前記締付具が位置する箇所に締付具と係脱可能に
    係止具を設けて、前記連結部材の締付具を前記係止具に
    螺合締結することにより前記両パネルを略直角に締結可
    能とすることを特徴とするユニットハウスの連結構造。
JP1988098903U 1988-07-26 1988-07-26 ユニットハウスの連結構造 Expired - Lifetime JPH0755202Y2 (ja)

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JPH0221205U JPH0221205U (ja) 1990-02-13
JPH0755202Y2 true JPH0755202Y2 (ja) 1995-12-20

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JPS6317202U (ja) * 1986-07-17 1988-02-04

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