JP2721491B2 - 手 摺 - Google Patents

手 摺

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JP2721491B2
JP2721491B2 JP16203795A JP16203795A JP2721491B2 JP 2721491 B2 JP2721491 B2 JP 2721491B2 JP 16203795 A JP16203795 A JP 16203795A JP 16203795 A JP16203795 A JP 16203795A JP 2721491 B2 JP2721491 B2 JP 2721491B2
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健一 金澤
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、手摺に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来、廊下やバルコニー等に設けられる
手摺は、1枚の腰壁パネルで構成していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の手摺は、上記の
ように構成されているので仕様を変更する場合にはパネ
ル全体を取り替える必要があり、外観バリエーションに
多様性をもたらすのが困難であった。また、これに伴い
メンテナンス作業を行う場合にもパネル全体を取外して
点検する必要があった。また、手摺の内部に配線、配管
を施工することが困難であった。
【0004】したがって、この発明の目的は、仕様の変
更、メンテナンスが容易にでき、内部に配線、配管を容
易に行える手摺を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の手摺は、
腰壁パネルとこの腰壁パネルの上に設けられた上部手摺
パネルとを備えた手摺であって、前記腰壁パネルの上枠
材を上向きに開口した溝形材で形成するとともに、前記
上部手摺パネルの下枠材を下向きに開口した溝形材で形
成し、前記下枠材を前記上枠材に着脱自在に取付けたこ
とを特徴とするものである。
【0006】請求項2記載の手摺は、前記上部手摺パネ
ルの下枠材は前記腰壁パネルの上枠材より幅広であり、
前記下枠材の両側フランジは前記上枠材の両側フランジ
より外側に位置するものである。請求項3記載の手摺
は、前記腰壁パネルの縦枠材の上端は、前記上枠材のフ
ランジの上端と略同じ高さに位置し、前記上枠材のウエ
ブより上方の前記縦枠材の位置に接合孔を形成したもの
である。
【0007】
【作用】請求項1の構成によれば、上部手摺パネルが腰
壁パネルとは別に着脱することができるため、仕様の変
更、メンテナンスが容易にできる。腰壁パネルの上枠材
を上向きに開口した溝形材で形成するとともに、上部手
摺パネルの下枠材を下向きに開口した溝形材で形成した
ので、上部手摺パネルの下枠材と腰壁パネルの上枠材で
囲まれた空間を利用して配線、配管を行うことができ
る。
【0008】請求項2の構成によれば、上部手摺パネル
の下枠材は腰壁パネルの上枠材より幅広であり、下枠材
の両側フランジは上枠材の両側フランジより外側に位置
するので、上記上枠材と下枠材で囲まれた空間内への雨
水等の浸入を防止することができる。請求項3の構成に
よれば、腰壁パネルの縦枠材の上端は、上枠材のフラン
ジの上端と略同じ高さに位置し、上枠材のウエブより上
方の縦枠材の位置に接合孔を形成したので、腰壁パネル
の上部の接合が容易にできる。
【0009】
【実施例】この発明の一実施例の手摺を図1ないし図1
1に基づいて説明する。この手摺は、図6に示すような
集合住宅の廊下やバルコニー等に設けられ、図1に示す
ように、腰壁パネル2の上に上部手摺パネル3を着脱自
在に取付けていてる。
【0010】腰壁パネル2は、4本の溝形材で矩形に枠
組された枠体4と、この枠体4の外面に取付けた外装材
5とを備えている。枠体4の上枠材7は、図2に示すよ
うに、配線・配管6を収納可能なように上向きに開口し
ている。この上枠材7の両端部に縦枠材8,8の上端部
を嵌合してある。縦枠材8の上端は、上枠材7のフラン
ジ7aの上端と略同じ高さに位置し、上枠材7のウエブ
7bより上方の縦枠材8の位置に接合孔9を形成してい
る。この接合孔9は、ボルト22を挿通可能な孔である
が、ねじ孔でもよい。また、縦枠材8,8の下端部に下
枠材10の両端部を嵌合してある。嵌合箇所では、一方
の枠材を絞り加工し、段差が生じないようにしている。
また、上枠材7と下枠材10の間には中桟11が適宜設
けられる。また、外装材5は施工状況に応じて枠体4と
略同じ大きさ(図1)、または下縁部を下方へ延出する
(図3等)。
【0011】上部手摺パネル3は、枠体12と、この枠
体12の外面に取付けたガラス板13とを備えている。
枠体12の下枠材14は、図2に示すように、下向きに
開口した溝形材で形成され、腰壁パネル2の上枠材7よ
り幅広である。取付状態では、下枠材14の両側フラン
ジ14a,14aは上枠材7の両側フランジ7a,7a
より外側に位置する。また、枠体12の上枠材16は上
向きに開口した溝形材で形成され、その端部16aを側
方へ突出させてある。この上部手摺パネル3の上には笠
木17が取付けられる。
【0012】腰壁パネル2と上部手摺パネル3は、図
1、図3および図4に示すように、廊下柱18および複
数の廊下柱18の間に架設された廊下梁19に固定され
る。図3は入隅部、図4は出隅部である。廊下柱18は
角筒形で、腰壁パネル2の接合孔9に対応する位置にボ
ルト22を挿通可能な挿通孔20が設けてある。この挿
通孔20に近接した廊下柱18の側面に開口部21が設
けてあり、接合孔9および挿通孔20に挿通されるボル
ト22を操作できるようにしている。これにより、溶接
ナットが不要になる。また、廊下梁19は側方に開口し
た溝形材であり、上フランジに腰壁パネル2が載置さ
れ、ボルト23で固定される。24はそのボルト挿通孔
であり、腰壁パネル2の下枠材10にも設けられる。ま
た、廊下梁19の下フランジに、本体25aにZ形の金
物25bを取付けた下見切受25がボルト27で固定さ
れる(図8)。下見切受25には桁見切28が取付けら
れる。
【0013】つぎに、施工手順について図7ないし図1
1に基づいて説明する。図7に示すように、腰壁パネル
2の下枠材10を廊下梁19の上フランジに載置すると
ともに、縦枠材8を廊下柱18の側面に当接させた状態
で、ボルト22を接合孔9および挿通孔20に挿通し、
ボルト23をボルト挿通孔24に挿通し、座金、ナット
を用いて固定する。図8に示すように、下見切受25を
廊下梁19の下フランジにボルト27および座金、ナッ
トを用いて固定する。つぎに、図9に示すように、廊下
柱18の開口部21を含む外面に防水テープ32を貼着
し、腰壁パネル2と下見切受25の外面にコーキング材
29を塗布する。この状態で外装材5を貼着し、スクリ
ューネイル等の固着具31で固定する。配線・配管6が
必要な場合には腰壁パネル2の上枠材7の内部に施工し
(図2)、図10に示すように、上枠材7の上面に防水
テープ32を貼着する。
【0014】この後、上部手摺パネル3を腰壁パネル2
の上に取付ける。このとき、上部手摺パネル3の下枠材
14の両側フランジ14a,14aが、腰壁パネル2の
上枠材7の両側フランジ7a,7aより外側に位置す
る。また、上部手摺パネル3の上枠材16の端部16a
を廊下柱18の上端面に載置しビス等の固着具34で固
定する。最後に、図11に示すように、上部手摺パネル
3の上端に笠木17を取付け、外装材5の下端を桁見切
28で覆う。この桁見切28はビス等の固着具35で下
見切受25に取付ける。下枠材14、笠木17、桁見切
28の接合部はジョイント部材14a,17a,18a
で接合する。
【0015】また、手摺の周辺の構造については、図5
に示すように、廊下継ぎ梁36が廊下梁19と建物本体
側の梁37との間に架設され、その上面にパネル37が
設けられる。38は廊下化粧柱カバー、39は廊下軒天
井である。この実施例によれば、上部手摺パネル3が腰
壁パネル2とは別に着脱することができるため、仕様の
変更、メンテナンスが容易にできる。例えば、腰壁パネ
ル2はそのままで、図12に示すような格子仕様の上部
手摺パネル3′に変更することが容易にできる。また、
腰壁パネル2の上枠材7を上向きに開口した溝形材で形
成するとともに、上部手摺パネル3の下枠材14を下向
きに開口した溝形材で形成したので、上部手摺パネル3
の下枠材14と腰壁パネル2の上枠材7で囲まれた空間
を利用して配線・配管6を行うことができる。
【0016】また、上部手摺パネル3の下枠材14は腰
壁パネル2の上枠材7より幅広であり、下枠材14の両
側フランジ14a,14aは上枠材7の両側フランジ7
a,7aより外側に位置するので、上記上枠材7と下枠
材14で囲まれた空間内への雨水等の浸入を防止するこ
とができる。また、腰壁パネル2の縦枠材8の上端は、
腰壁パネル2の上枠材7のフランジの上端と略同じ高さ
に位置し、上枠材7のウエブより上方の縦枠材8の位置
に接合孔9を形成したので、腰壁パネル2の上部の接合
が容易にできる。この接合孔9は、腰壁パネル2どうし
を連結ときにも用いられる。また、図1等では縦枠材8
のウエブに接合孔9を形成したが、図13に示すような
構成では、フランジに接合孔を設けてボルト22で廊下
柱18に接合する。
【0017】
【発明の効果】請求項1の手摺によれば、上部手摺パネ
ルが腰壁パネルとは別に着脱することができるため、仕
様の変更、メンテナンスが容易にできる。腰壁パネルの
上枠材を上向きに開口した溝形材で形成するとともに、
上部手摺パネルの下枠材を下向きに開口した溝形材で形
成したので、上部手摺パネルの下枠材と腰壁パネルの上
枠材で囲まれた空間を利用して配線、配管を行うことが
できる。
【0018】請求項2では、上部手摺パネルの下枠材は
腰壁パネルの上枠材より幅広であり、下枠材の両側フラ
ンジは上枠材の両側フランジより外側に位置するので、
上記上枠材と下枠材で囲まれた空間内への雨水等の浸入
を防止することができる。請求項3では、腰壁パネルの
縦枠材の上端は、腰壁パネルの上枠材のフランジの上端
と略同じ高さに位置し、上枠材のウエブより上方の縦枠
材の位置に接合孔を形成したので、腰壁パネルの上部の
接合が容易にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例の手摺の分解斜視図であ
る。
【図2】手摺の断面側面図である。
【図3】入隅部の手摺の分解斜視図である。
【図4】出隅部の手摺の分解斜視図である。
【図5】廊下の断面側面図である。
【図6】建物の概念図である。
【図7】腰壁パネルを取付ける施工説明図である。
【図8】下見切受を取付ける施工説明図である。
【図9】外装材を取付ける施工説明図である。
【図10】上部手摺パネルを取付ける施工説明図であ
る。
【図11】笠木および桁見切を取付ける施工説明図であ
る。
【図12】格子仕様の上部手摺パネルの斜視図である。
【図13】腰壁パネルを廊下柱に取付ける別の例を示す
断面平面図である。
【符号の説明】
2 腰壁パネル 3 上部手摺パネル 7 上枠材 7a フランジ 7b ウエブ 9 接合孔 14 下枠材 14a フランジ

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 腰壁パネルとこの腰壁パネルの上に設け
    られた上部手摺パネルとを備えた手摺であって、前記腰
    壁パネルの上枠材を上向きに開口した溝形材で形成する
    とともに、前記上部手摺パネルの下枠材を下向きに開口
    した溝形材で形成し、前記下枠材を前記上枠材に着脱自
    在に接合したことを特徴とする手摺。
  2. 【請求項2】 前記上部手摺パネルの下枠材は前記腰壁
    パネルの上枠材より幅広であり、前記下枠材の両側フラ
    ンジは前記上枠材の両側フランジより外側に位置する請
    求項1記載の手摺。
  3. 【請求項3】 前記腰壁パネルの縦枠材の上端は、前記
    上枠材のフランジの上端と略同じ高さに位置し、前記上
    枠材のウエブより上方の前記縦枠材の位置に接合孔を形
    成した請求項1記載の手摺。
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