JPH0754353Y2 - マンホールの横穴と管渠間の継手用ゴム輪構造 - Google Patents

マンホールの横穴と管渠間の継手用ゴム輪構造

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JPH0754353Y2
JPH0754353Y2 JP6842693U JP6842693U JPH0754353Y2 JP H0754353 Y2 JPH0754353 Y2 JP H0754353Y2 JP 6842693 U JP6842693 U JP 6842693U JP 6842693 U JP6842693 U JP 6842693U JP H0754353 Y2 JPH0754353 Y2 JP H0754353Y2
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JP
Japan
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manhole
pipe
joint
rubber ring
corrugated
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JP6842693U
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JPH0734052U (ja
Inventor
優 村瀬
▲きょう▼阜 星川
弘 榎並
Original Assignee
羽田ヒューム管株式会社
株式会社信明産業
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案はマンホールの横穴と管
渠間の継手用ゴム輪構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種のゴム輪は出願人等において実開
平5−64228号公報にて提案している。該公報はつ
なぎ材を挟んで横長形の内側部片と外側部片とを一体に
接続形成し、前記内側部片と外側部片の外面に水膨張性
ゴムまたは柔軟質のゴム層を設け、且つ該外側部片の一
側外面に突条を突出し形成し、他側外面に先細傾斜面を
設けて、断面形を倒置U形において形成するゴム輪にお
いて、前記外側部片の中間部に外側に向けて膨出する曲
面を複数個有す金属リングを埋込みしたことを特徴とす
るマンホールの横穴と管渠間の継手用ゴム輪の構造を記
載している。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、該公報
はゴム輪を倒置U形の固定形状としていて、該形状によ
る施工に施工手段が限定されるため、現場での施工の適
合性に欠け、また施工能率を妨げているという課題があ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案は屈伸自在に形成
するテーパー筒部の広口端側の外面にマンホールの横穴
外口に鉤当てする突環と該突環の先部に金属リング埋込
みのゴム環部を延長形成し、該ゴム環部の外面に水膨張
性ゴムからなるマンホールの横穴に圧接する波形継手部
を設け、前記テーパー筒部の狭口端側の内外両面に波形
を付した水膨張性ゴムからなる管渠継手部を接続し、該
管渠継手部をテーパー筒部の屈伸により前記波形継手部
の内側位置と外側の伸展位置に切替可能とし、且つ管継
手部の外側からバンド締めするようにして、かかる課題
を解決するようにしたのである。
【0005】
【作用】本考案は屈伸自在なテーパー筒部の屈曲により
管渠継手部を波形継手部の内側に位置させておいて、マ
ンホールの横穴外口に突環を鉤当てする要領にて波形継
手部をマンホールの横穴に内当て挿入し、次いで管渠を
管渠継手部内に通してマンホールの横穴に挿込みバンド
締めして接続し、または管渠継手部をテーパー筒部の伸
展により波形継手部と対称する外側位置に展開して管渠
を挿込み、バンド締めして接続するのである。
【0006】波形継手部はゴム環部に埋込みした外側に
張り圧を持つ金属リングによりマンホールの横穴に適度
に圧接し、また管渠継手部を波形継手部の内側に位置さ
せるときは一旦管渠をマンホール内に引き入れてバンド
締めしてから横穴内に戻すようにしてバンド締めを容易
にして且つ確実さを期せるようにする。
【0007】なお波形継手部と管渠継手部は水分を含浸
することによって膨張してマンホールの横穴と管渠に益
々圧接して完全水密を全うすることとなる。
【0008】
【実施例】以下図面に基づいて実施例を説明する。
【0009】図1乃至図4は本考案の第1実施例を示す
もので、一端を広口とし他端を狭口として屈伸自在に形
成するテーパー筒部1の広口端の外面にマンホール2の
横穴3の外口に鉤当てする突環4を設けるとともに、該
突環4の先部に金属リング5aを埋込んでなるゴム環部5
を延長形成し、該ゴム環部5の外面に水膨張性ゴムから
なるマンホールの横穴に圧接する波形継手部6を貼付け
形成し、テーパー筒部1の狭口端の内外両面に波形を付
した管渠継手部7を接続する。なおゴム環部5および波
形継手部6は図1(a)(b)に示すように、マンホール2の
横穴3のR形状に沿って弯曲しており、これにより突環
4は漸次上下部分が薄く、左右部分が厚くなるようにな
っている。
【0010】管渠継手部7の接続の要領は図5(a)に示
すように斜面による貼合わせ8aと、図5(b)に示すよう
に芯体8bの内外両面に貼付け8c,8dする要領にて行う。
【0011】しかして本考案の継手用ゴム輪は施工条件
によってテーパー筒部1を中間から屈曲して波形継手部
6の内側に管渠継手部7を位置させておいてマンホール
2の横穴に波形継手部6を外側から内当て嵌付けして外
口に突環4を鉤当てし、次いで管渠9を管渠継手部7内
に通して横穴3内に挿入し、図2に示すように一旦管渠
端をマンホール2内に引き入れて解放された位置にて管
渠継手部7の外面にバンド10掛けして締め付けた後、図
3のように横穴3内の位置に戻すのである。
【0012】また図4に示すように施工条件によっては
テーパー筒部1を伸展させて管渠継手部7を波形継手部
6の対称する外側位置に展開させて管渠9を挿入しバン
ド10締めすることもできる。
【0013】図6は本考案の第2実施例を示し、テーパ
ー筒部1の中間部周面に伸縮性および屈曲性を促進する
数列のウェーブ11を設けたもので、このウェーブ11を附
すことにより管渠9の偏心への追従性をより向上すると
ともに屈曲使用時における屈曲の作業を容易にすること
ができることとなるほかは前例に同じである。
【0014】
【考案の効果】本考案は以上のようにして、テーパー筒
部を屈曲,伸展自在に形成し、また管渠継手部を屈曲,
伸展のいずれにも適応するように両面に波形を付して形
成し、1種のゴム輪でもって施工条件に応じてテーパー
筒部を屈曲して管渠継手部を波形継手部の内側に位置さ
せ、またはテーパー筒部を伸展して波形継手部と対称す
る外側位置に管渠継手部を位置させて、マンホールの横
穴に管渠を接続することができるようにしたので、現場
に適合した施工を採用し得ることにより、施工を容易に
して且つ確実を期すことができるという効果を生ずる。
【0015】またテーパー筒部の中間部周面に伸縮性お
よび屈曲性を促進する数列のウェーブを設けるときは、
伸縮性能によって管渠の偏心への追従性をより高め、さ
らに屈曲を容易ならしめて作業能率を向上することがで
きるという効果を生ずる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 (a)は本考案実施例を示す平面図、(b)は同、
側面図である。
【図2】 締付バンドを掛けるときのマンホール内引き
入れ状態を示す上部部分の側断面図である。
【図3】 同、バンド締付後の納まり状態を示す側断面
図である。
【図4】 テーパー筒部を展開させた使用状態を示す上
部部分の側断面図である。
【図5】 管渠継手部の接続要領を示す図で、(a)は斜
面による貼あわせ、(b)は芯体の両面への貼付け例を示
すものである。
【図6】 ウェーブを附した第2実施例を示す部分断面
図である。
【符号の説明】
1はテーパー筒部 2はマンホール2 3は横穴 4は突環 5はゴム環部 6は波形継手部 7は管渠継手部 8aは貼合わせ 8bは芯体 8c,8dは貼付け 9は管渠 10は締付用のバンド 11はウェーブ
フロントページの続き (72)考案者 榎並 弘 新潟県南蒲原郡中之島町字中条新田(番地 なし) 株式会社信明産業新潟工場内 (56)参考文献 特開 平4−62240(JP,A) 特開 平5−64228(JP,A) 実開 昭63−1089(JP,U)

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 屈伸自在に形成するテーパー筒部の広口
    端側の外面にマンホールの横穴外口に鉤当てする突環と
    該突環の先部に金属リング埋込みのゴム環部を延長形成
    し、該ゴム環部の外面に水膨張性ゴムからなるマンホー
    ルの横穴に圧接する波形継手部を設け、前記テーパー筒
    部の狭口端側の内外両面に波形を付した水膨張性ゴムか
    らなる管渠継手部を接続し、該管渠継手部をテーパー筒
    部の屈伸により前記波形継手部の内側位置と外側の伸展
    位置に切替可能とし、且つ管継手部の外側からバンド締
    めするようにしたことを特徴とするマンホールの横穴と
    管渠間の継手用ゴム輪構造。
  2. 【請求項2】 テーパー筒部の中間部周面に伸縮性およ
    び屈曲性を促進するウェーブを設けた請求項1記載のマ
    ンホールの横穴と管渠間の継手用ゴム輪構造。
JP6842693U 1993-11-30 1993-11-30 マンホールの横穴と管渠間の継手用ゴム輪構造 Expired - Lifetime JPH0754353Y2 (ja)

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JPH0734052U JPH0734052U (ja) 1995-06-23
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KR101639322B1 (ko) * 2015-10-05 2016-07-14 주식회사 청정씨앤씨 원형맨홀에 부합하는 타원형 커넥터

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JPH0734052U (ja) 1995-06-23

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